JP4051352B2 - 中空押出形材 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両や建築物などに使用される中空押出形材に関し、特に接合部の剛性を高めた構造の中空押出形材およびその中空押出形材を使用して構成した鉄道車両構体に関する。
鉄道車両では、高速化の要請が大きく車体の軽量化が求められている一方で、例えばトンネルの出入りや対向車とのすれ違い時に車体室内と外との圧力差によって生じる荷重に耐え得る強度を必要とする。鉄道車両を構成する構体には、アルミなどの軽合金材料を押し出し成形した中空押出形材が使用されている。鉄道車両の構体を構成する中空押出形材は、数百mm幅で車体長手方向に長いパネルであり、それらが幅方向に溶接して構体が構成されている。従って、中空押出形材で構成された高速鉄道車両の車体強度を確保するには、接合部分について剛性を高めることが重要である。
ここで、図9は、下記特許文献1に記載された中空押出形材の接合部構造を示した図である。中空押出形材101,102は、それぞれ2枚の平行な板材からなる第1及び第2の上面板111及び下面板112に対し、斜面板113,113…がそれぞれ斜め方向にトラス状に配置され、端部121,122には両板材に直交する側面板115,115が設けられている。そして、端部121,122には嵌まり合うように形成された突出部123,124が図示するように平行に重ねられている。そして、ここでは端部121,122の突き当て部分が回転工具200を使用した摩擦撹拌溶接によって上面面板111及び下面板112がともに接続されている。
特開平10−328856号公報(第5頁、図2)
しかしながら、従来の中空押出形材では、その接合端部の構造によって剛性が低いという問題があった。すなわち、高速鉄道車両がトンネルの出入りや対向車とのすれ違いの際の圧力変動によって車体室内と外とで高い圧力差を生じると、中空押出形材101,102を繋ぎ合わせた接合部にせん断荷重を受ける。これに対して中空押出形材101,102は全体が斜面板113,113…によってトラス状になっているため、せん断力に対して高い剛性をもっているが、接合部分は上面板111及び下面板112に直交する平行な側面板115,115によって支えられているため、そのせん断力に弱い構造になってしまっている。その一方で、側面板115,115の間に斜面板を入れることはできないため、こうした接合部の形状であって剛性を高くすることが要求されている。
そこで、本発明は、かかる課題を解決すべく、接合部の剛性を高くした中空押出形材及び、その中空押出形材を使用した鉄道車両構体を提供することを目的とする。
本発明の中空押出形材は、押出方向断面がトラス状になるように上面板と下面板との間に複数の斜面板が連結され、前記複数の斜面板が並べられた方向の両端部に前記上面板と下面板とにほぼ直交する側面板が設けられ、前記側面板と略L字形状断面をなすように前記上面板及び下面板の延長方向に突き出して、前記各面板よりも厚肉の接合部が形成されたものであって、前記側面板の隣りに設けられた前記斜面板は、その中心線を延長した線と前記上面板の上面又は前記下面板の下面との交点が、前記側面板の上下延長線上よりも前記接合部側にあることを特徴とする。
また、本発明の鉄道車両構体は、押出方向断面がトラス状になるように上面板と下面板との間に複数の斜面板が連結され、前記複数の斜面板が並べられた方向の両端部に前記上面板と下面板とにほぼ直交する側面板が設けられ、前記側面板と略L字形状断面をなすように前記上面板及び下面板の延長方向に突き出して、前記各面板よりも厚肉の接合部が形成された中空押出形材を、その接合部同士突き合わせて溶接接合して構成したものであって、前記中空押出形材は、前記側面板の隣りに設けられた前記斜面板の中心線を延長した線と、前記上面板の上面又は前記下面板の下面との交点が、前記側面板の上下延長線上よりも前記接合部側にあることを特徴とする。
よって、本発明の中空押出形材によれば、側面板の隣りに設けられた斜面板の中心線を延長した線と、上面板の上面又は下面板の下面との交点が側面板の上下延長線上よりも接合部側にあるようにしたので、例えば、その中空押出形材を利用して構成した鉄道車両構体では、走行中にかかる力に対し、接合部分の側面板に作用する応力を小さくすることができ、接合部分全体の剛性を高めることになった。
次に、本発明に係る中空押出形材の一実施形態について図面を参照しながら以下に説明する。図1は、本実施形態の中空押出形材について押出し方向端面を示した図である。
この中空押出形材1は、従来のものと同様に2枚の平行な上面板11と下面板12との間に、複数の斜面板13,13…が交互に傾きを変えて張り渡されたトラス状のパネルである。そして、図面左右の両端部には上面板11と下面板12とに直交する側面板14,14が設けられ、上面板11及び下面板12の両端延長上には、その側面板14,14から突き出した厚肉の接合部15,15が形成されている。特に、本実施形態の中空押出形材1は、鉄道車両の構体を構成するように数百mm幅で車体長手方向に長いパネルであって、それが図面左右の幅方向に溶接接合されている。
中空押出形材1,1同士を接合する場合、中空押出形材1,1が横に並べられ、図2に示すように接合部15,15の先端が突き当てられる。そして、接合部15,15の突き当て部分Tが摩擦撹拌溶接によって接合される。接合部15は、側面板14より内側の上面板11や下面板12よりも厚肉で形成されているが、それは摩擦撹拌溶接を行う際に回転工具50の荷重がかかるため、その荷重に耐え得る剛性が必要だからである。摩擦撹拌溶接で上面板11,11同士を接合する場合には、接合部15,15の突き当て部分Tに回転工具50の回転する回転軸が押し付けられ、そのまま回転工具50が長手方向(図面を貫く方向)に沿って移動する。このとき、接合部15,15同士の突き当て部分Tが発熱および軟化し、塑性流動を引き起こして固相接合することになる。反対側の下面板12,12側においても、接合部15,15先端の突き当て部分Tが同じように摩擦撹拌溶接される。
次に、こうして接合された本実施形態の中空押出形材1について、その接合部の剛性を従来型の中空押出形材による接合部の剛性と比較して説明する。図3は、本実施形態の中空押出形材や従来型の中空押出形材などの接合部構造を比較して示したものである。このうち図3(a)は、従来型の中空押出形材1mの接合部分を示し、図3(c)には、本実施形態の中空押出形材1の接合部分を示している。そして、図3(b)は、従来型のものから本実施形態のものに移行する中間段階の中空押出形材1nの接合部分を示している。
いずれの中空押出形材1,1m,1nも同じ形をしたものである。そこで、同じ構成部材は同じ番号を付け、図3(a)(b)のものには末尾にm,nを付して区別することとする。そして、全てに共通する構成の説明については、中空押出形材1m,1nの構成部材の符号を省略するが、適宜末尾にm,nを付したものの説明とする。
中空押出形材1,1m,1nによる接合部分は、図示するようにいずれも同じ形をして
いる。すなわち、図3(a)〜(c)に示すように、接合部15,15によって上面板11,11と下面板12,12とがそれぞれ面一になるように連結され、突き当て部分T(図2参照)に重なる接合線Lを挟んだ対称的な位置に、側面板14,14が平行に配置されている。そして、側面板14,14の隣りに設けられた斜面板13,13は左右対称に下面板12,12側に傾いて連結されている。そして、比較する中空押出形材1,1m,1nは、各部材の肉厚や上面板11と下面板12との間隔なども同一寸法で形成されている。
しかし、ほぼ同一形状で形成された中空押出形材1,1m,1nであるが、本実施形態の中空押出形材1は、その接合部分の剛性を高めるため、次の点で従来型の中空押出形材1mと異なっている。すなわち、側面板14の隣りに位置する斜面板13の取り付け方が、図3(a)(b)に示す中空押出形材1m,1nの斜面板13m,13nと異なっている。
そこで、その違いついて、斜面板13の中心線21が下面板12の下面に突き当たった作用点23の位置と、側面板14の外側面(基準線)22との関係で比較する。すなわち、作用点23が、左右の側面板14,14と上下の接合部15,15によって形成される四角形部40の内にあるか外にあるかを確認する。
先ず、従来型の図3(a)に示す中空押出形材1mでは、中心線21mが基準線22mとが交わっていない。すなわち、作用点23m,23mは、その距離Bmが基準線22m,22mの間隔より広く、四角形部40mの外側に位置している。
次に、この従来型と本実施形態との中間例として示した図3(c)の中空押出形材1nでは、中心線21nと基準線22nが下面板12nの下面で丁度重なっている。そのため、作用点23n,23nは、その距離Bnが基準線22n,22nの間隔に一致し、四角形部40n上に位置している。
そして、本実施形態の中空押出形材1では、中心線21と基準線22とが交わっている。そのため、作用点23,23は、その距離Bが基準線22,22の間隔よりも狭く、四角形部40の内側に位置している。
なお、図3(a)の中空押出形材1mの距離Bmは22mm、図3(b)の中空押出形材1nの距離Bnは16mm、そして図3(c)の中空押出形材1の距離Bが10mmであった。
こうした作用点23,23の位置の違いは、斜面板13と上面板11とのなす角度が異なっているからであり、図3(b)の中空押出形材1nの当該角度が図3(a)の中空押出形材1mよりも小さく、更に図3(c)の中空押出形材1の当該角度が図3(b)の中空押出形材1nよりも小さく形成されているからである。
そして、こうした違いにより、図3(a)の中空押出形材1mでは、斜面板13mが下面板12m側に連結されているのに対し、図3(c)の中空押出形材1では、斜面板13の下面板12側連結部分は側面板14側にせり上がるようにした位置で連結されている。
次に、図4は、中空押出形材1による接合部分の剛性実験について示した図である。なお、図示しないが中空押出形材1m,1nについても同じ剛性実験を行っている。この剛性実験では、中空押出形材1,1を一つの斜面板13,13で切断して接合部分だけを抽出し、それにブロック31,32を両端に固定した接合試験形材30(中空押出形材1m,1nで形成したものを接合試験形材30m,30nとする。)を使用した。そして、一方のブロック31を剛性壁に固定して接合試験形材30を水平にし、他方のブロック32側に垂直荷重Wを与え、その垂直荷重Wによって接合試験形材30の評価位置Sがどれだけ垂直方向に変位したかを測定した。
図5は、その剛性実験による実験結果を示した図である。つまり、垂直荷重Wによって
変形した接合試験形材30,30m,30nを重ねて示したものであり、分かりやすいように実際の変形量を100倍にして示している。
この実験結果から接合試験形材30,30m,30nの変位量が異なっていることが分かる。そして、それぞれ評価位置Sの垂直方向変位は、従来型の接合試験形材30mが0.227mm、中間例の接合試験形材30nが0.158mmであり、本実施形態の接合試験形材30が0.102mmと、最も値が小さかった。
同じ垂直荷重Wが作用した場合に、接合試験形材30,30m,30nの間で評価位置Sの垂直方向変位がこれだけ違ったのは、トラス状になっていない四角形部40の変形量の違いによると考えられる。そこで、四角形部40の剛性について以下に考察する。
先ず、中空押出形材1,1などを接合した場合の側面板14,14の間隔は、設計上一定の間隔が必要であるので自由に変更させることができ。そのため、中空押出形材1,1m,1nの接合部分は、側面板14,14の間隔がどれも等しく形成されている。従って、接合試験形材30などの四角形部40,40m,40nの形状及び寸法は同一に形成されている。
次に、垂直方向変位量の違いを接合試験形材30,30m,30nの変形形状について比較すると、接合試験形材30の側面板14に対して接合試験形材30m,30nの側面板14m,14nの変形が大きいことが分かる。
そこで、垂直荷重Wがかかって変形しているときの接合試験形材30,30m,30nに生じる応力を検証した。図6乃至図8は、接合試験形材30m,30n,30の応力分布をそれぞれ順番に示した図である。それぞれの図面においては、色が濃くなるに従って相対的に応力が高くなっていることを示している。
図6乃至図8に示されているように、接合試験形材30,30m,30nに垂直荷重Wがかかった場合、色の濃さから側面板14,14m,14nに高い応力がかかっていることが分かる。特に上面板11と下面板12との連結部付近の応力が高くなっている。そこで側面板14,14m,14nの下面板12との連結部付近P,Pm,Pnの応力を測定した。すると、左右の側面板14,14m,14nで多少異なるが、その最大応力は、図6に示す従来の接合試験形材30mが77.6MPaあったのに対し、図7に示す中間例の接合試験形材30nでは55.5MPaで、図8に示す本実施形態の接合試験形材30
は僅かに38.6MPaであった。
ここで、接合試験形材30,30m,30nに垂直荷重Wを作用させた場合の力の加わり方について考える。接合試験形材30(接合試験形材30m,30nについても同じ)のブロック32に垂直荷重Wが作用すると、上面板11や下面板12にはせん断力が作用し、斜面板13には圧縮力が作用する。こうした力によって左右の側面板14,14と上下の接合部15,15によって形成される長方形断面の四角形部40にモーメントが作用して変形が加えられる。
四角形部40,40m,40nにモーメントが作用する場合、厚肉で形成された接合部15は剛性が高いため、図5からも分かるようにほとんど変形していない。それに比べて側面板14,14は薄肉であり、モーメントの影響を大きく受けて変形している。そして、その変形量は側面板14,14にかかる応力に比例し、連結部付近Pm,Pmに最も大きな応力が作用した接合試験形材30mについて側面板14m,14mの変形が最も大きく、それに対して連結部付近P,Pの応力が最も小さかった接合試験形材30が、側面板14,14の変形量も最も小さかった。
つまり、本実施形態の中空押出形材1による接合試験形材30の変形が小さかった、強いては剛性が高かったのは、四角形部40の変形が小さかったからであり、すなわち側面
板14,14へ作用する応力が小さいからであると考えられる。
そして、そのための構成として、本実施形態の中空押出形材1では、側面板14に隣接する斜面板13の連結部の位置に特徴を有し、図3に示す作用点23が基準線22の内側、すなわち四角形部40内に位置するように形成されている。
接合試験形材30mの場合、斜面板13mを圧縮させる圧縮力の反力が作用点23mに作用する。そして、下面板12mに斜面板13mや側面板14mが溶接された剛結された結合部分を介して側面板14mにモーメントが作用し、その側面板14mに応力が作用することになる。
また、接合試験形材30nの場合は、斜面板13nを圧縮させる圧縮力の反力が作用点23nに作用する。そして、下面板12nに斜面板13nや側面板14nが溶接された剛結された結合部分を介して側面板14nにモーメントが作用し、その側面板14nに応力が作用することになる。
その一方、接合試験形材30の場合は、斜面板13を圧縮させる圧縮力の反力が作用点23に作用する。ここで、図6〜図8に示した接合部15,15m,15nに加わる応力状態を比べると、接合試験形材30mではかかる応力が小さいのに対し、作用点23の位置が基準線22を越えるに従い、接合試験形材30nから接合試験形材30にかけて次第に応力が大きくなった。従って、作用点23に作用する力は、その作用点23を接合部15上にもっていくことで、接合部15にかかる応力を大きくする一方で、側面板14を変形させるモーメントを小さくしていた。
よって、本実施形態の中空押出形材1によれば、作用点23が基準線22を越えて接合部15に位置するように、側面板14に隣接する斜面板13を形成したので、中空押出形材1,1同士を接合した接合部分である四角形部40、特に側面板14,14の変形量を小さくすることができた。つまり、本実施形態の中空押出形材1は、その中空押出形材1,1同士を接合した接合部分の剛性を高くすることができた。
また、こうした接合部分の剛性を高めた中空押出形材1を利用して車両構体を構成することで、高速鉄道車両の車体強度を確保することができた。そして、従来から大きく設計変更することなく低コストで車体強度を高めることができた。
以上、本発明に係る中空押出形材の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
前記中空押出形材1では、斜面板13が側面板14側において下面板12に連結された状態の接合部分を示したが、上下を逆にして斜面板13が側面板14側において上面板11に連結されたものであってもよい。
中空押出形材の一実施形態について押出し方向端面を示した図である。 中空押出形材同士の接合について示した図である。 中空押出形材の接合部構造を比較して示したものであり、図(a)は従来型、図(b)は中間、図(c)は本実施形態のそれぞれ中空押出形材の接合部分を示した図である。 中空押出形材による接合部分の剛性実験について示した図である。 剛性実験による実験結果を、垂直荷重による接合試験形材の変形形状を比較した図であり、分かりやすいように実際の変形を100倍にしたものである。 従来型の中空押出形材による接合試験形材の応力分布を示した図である。 中間の中空押出形材による接合試験形材の応力分布を示した図である。 本実施形態の中空押出形材による接合試験形材の応力分布を示した図である。 従来の中空押出形材の接合部構造を示した図である。
符号の説明
1 中押出形材
11 上面板
12 下面板
13 斜面板
14 側面板
15 接合部
21 斜面板の中心線
22 側面板の外側面(基準線)
23 作用点
30 接合試験形材
40 四角形部















Claims (2)

  1. 押出方向断面がトラス状になるように上面板と下面板との間に複数の斜面板が連結され、前記複数の斜面板が並べられた方向の両端部に前記上面板と下面板とにほぼ直交する側面板が設けられ、前記側面板と略L字形状断面をなすように前記上面板及び下面板の延長方向に突き出して、前記各面板よりも厚肉の接合部が形成された中空押出形材において、
    前記側面板の隣りに設けられた前記斜面板は、その中心線を延長した線と前記上面板の上面又は前記下面板の下面との交点が、前記側面板の上下延長線上よりも前記接合部側にあることを特徴とする中空押出形材
  2. 押出方向断面がトラス状になるように上面板と下面板との間に複数の斜面板が連結され、前記複数の斜面板が並べられた方向の両端部に前記上面板と下面板とにほぼ直交する側面板が設けられ、前記側面板と略L字形状断面をなすように前記上面板及び下面板の延長方向に突き出して、前記各面板よりも厚肉の接合部が形成された中空押出形材を、その接合部同士突き合わせて溶接接合して構成した鉄道車両構体において、
    前記中空押出形材は、前記側面板の隣りに設けられた前記斜面板の中心線を延長した線と、前記上面板の上面又は前記下面板の下面との交点が、前記側面板の上下延長線上よりも前記接合部側にあることを特徴とする鉄道車両構体。
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