JP4051337B2 - ピストンポンプ - Google Patents

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    • F04B11/0016Equalisation of pulses, e.g. by use of air vessels; Counteracting cavitation using accumulators with a fluid spring

Description

背景技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載した形式のピストンポンプに関する。このピストンポンプは、特にスリップコントロールされるハイドロリック式の車両ブレーキ装置のために設けられている。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第4226646号明細書には、ポンプを備えたハイドロリック式の車両ブレーキ装置が開示されている。この車両ブレーキ装置では、ポンプの出口逆止弁の後方の下流側に圧力減衰器が設けられている。圧力管路内に設けられた圧力減衰器が十分な作用を有するように、この圧力減衰器は相応に大きく寸法設定されていなければならない。圧力減衰器のため、公知の車両ブレーキ装置はかなり大きく形成されており、増大された製作手間が必要となる。ブレーキペダルの操作時には、運転者の足を介して押し退けられた圧力媒体の一部が圧力減衰器内に押圧される。この圧力減衰器は十分な作用のために比較的大きく形成されていなければならないので、ブレーキペダルの1回の操作時に比較的多くの圧力媒体が押し退けられなければならない。このことは、この動作に関与した構成部材の相応の寸法設定によって考慮されなければならない。これによって、公知のブレーキ装置はかなり大きく形成されている。
発明の利点
請求項1の特徴を備えた本発明によるピストンポンプは、脈動平滑化装置が、ともかくピストンポンプで発生した圧力脈動および圧力波を極めて有効に除去するという利点を有している。脈動平滑化装置の高い有効性のため、この脈動平滑化装置はかなり小さく形成することができ、にもかかわらず、十分な作用が得られる。脈動平滑化装置をかなり小さく形成することができるので、ピストンポンプが全体的にかなり小さく形成されるという利点が得られる。このことは、全体的に小さく形成された車両ブレーキ装置の利点を有している。脈動平滑化装置はその良好な有効性に基づき小さく形成されるので、特に蓄え容積をかなり小さく保つことができ、ブレーキペダルの1回の操作時に脈動平滑化装置によって、運転者の足により圧力下におかれた圧力媒体の多くともほんの僅かな一部が収容されるので、脈動平滑化装置によって、実際に不都合な影響がブレーキペダルの1回の操作の間に車両ブレーキ装置の機能に生ぜしめられないという利点が得られる。
脈動平滑化装置がかなり小さく形成されており、特に脈動平滑化装置の蓄え容積をかなり小さく保つことができるので、有利には、脈動平滑化装置の後方の下流側に逆止弁が設けられなければならなかったことも不要となる。この不要な逆止弁に基づき、本発明による車両ブレーキ装置の製作手間および構成サイズを小さく保つことができるという利点が得られる。また、不必要に付加的な逆止弁が故障することもあり得ないという利点が得られる。
ばね弾性的なダイヤフラムは、特により高い圧力および高周波の振動に対して適していて、この圧力および振動を特に有効に除去することができる。弾性的にフレキシブルなボディは、特に低い範囲の圧力および低周波の振動に対して適していて、この圧力および振動を特に有効に抑圧することができる。ばね弾性的なダイヤフラムと弾性的にフレキシブルなボディとの組合せ作用に基づき、大きな圧力範囲および大きな周波数範囲で極めて有効な振動減衰および圧力脈動の減衰が達成されるという利点が得られる。したがって、ピストンポンプは、実際にピストンポンプの運転全体の間に有効な脈動減衰および振動減衰が達成されるように設計され得る。
ばね弾性的なダイヤフラムは、確かに比較的剛性的であるものの、しかし、弾性的にフレキシブルなボディ内での支承に基づき、小さな圧力でも低周波の振動でも撓むので、これによって、弾性的にフレキシブルなボディの効果が著しく高められる。なぜならば、小さな圧力脈動および低い圧力では弾性的にフレキシブルなボディしか変形させられないものの、しかし、実際には、ばね弾性的なダイヤフラムはほとんど変形させられないにもかかわらず、低い圧力の範囲でも比較的広幅の撓みが得られ、ひいては弾性的にフレキシブルなボディ自体が全体的に小さな体積しか有していない場合でも、圧力脈動が減少させられる圧力室内の比較的大きな容積変化が得られる。言い換えると、小さな体積を備えた弾性的にフレキシブルなボディの使用時でも、にもかかわらず、全体的に低い圧力で圧力室内の比較的大きな容積変化ひいては振動の有効な減衰を達成することができる。
脈動平滑化装置による圧力振動の良好な減衰のため、ノイズはほとんど生ぜしめられず、ピストンポンプの永続耐久性が著しく改善されるという利点が得られる。
図面には、スリップコントロールされる車両ブレーキ装置のハイドロリックブロックにおける車両ブレーキ装置のピストンポンプの領域の一部が示してある。図示の断面平面はピストンポンプの縦断面として延びている。
実施例の説明
ピストンポンプは、特に車両のブレーキ装置におけるポンプとして設けられていて、ホイールブレーキシリンダ内の圧力を制御する場合に使用される。ブレーキ装置の種類に応じて、このようなブレーキ装置に対して、省略記号「ABS」(アンチロックブレーキシステム)もしくは「ASR」(トラクションコントロールシステム)もしくは「FDR」(ビークルダイナミックコントロールシステム)もしくは「EHB」(エレクトロハイドロリック式のブレーキシステム)が使用される。ブレーキ装置においてピストンポンプは、たとえばブレーキ液を1つのホイールブレーキシリンダまたは複数のホイールブレーキシリンダからマスタブレーキシリンダに戻すために働き(ABS)かつ/またはブレーキ液を蓄え容器から1つのホイールブレーキシリンダまたは複数のホイールブレーキシリンダに圧送するために働く(ASRもしくはFDRもしくはEHB)。ポンプは、たとえばホイールスリップコントロール機能を備えたブレーキ装置(ABSもしくはASR)および/または操舵補助手段として働くブレーキ装置(FDR)および/またはエレクトロハイドロリック式のブレーキ装置(EHB)に必要となる。ホイールスリップコントロール機能(ABSもしくはASR)によって、たとえば制動動作の間にブレーキペダルが強力に踏み込まれた場合に車両のホイールがロックすることを阻止することができ(ABS)、かつ/またはアクセルペダルが強力に踏み込まれた場合に車両の、駆動されるホイールが空転することを阻止することができる(ASR)。操舵補助手段として働くブレーキ装置(FDR)では、ブレーキペダルもしくはアクセルペダルの操作と無関係に1つまたは複数のホイールブレーキシリンダ内のブレーキ圧が増加させられ、これによって、たとえば運転者により所望された車線からの車両の逸脱が阻止される。ポンプはエレクトロハイドロリック式のブレーキ装置(EHB)にも使用することができる。このエレクトロハイドロリック式のブレーキ装置では、電気的なブレーキペダルセンサがブレーキペダルの操作量を検出した場合にポンプがブレーキ液を1つのホイールブレーキシリンダもしくは複数のホイールブレーキシリンダに圧送するか、またはポンプがブレーキ装置のアキュムレータを充填するために働く。
図1には、優先的に選び出された特に有利な第1実施例が示してある。
図1には、ピストンポンプ1が示してある。このピストンポンプ1は、部分的に断面して示した、車両ブレーキ装置のハイドロリックブロックに組み込まれている。このハイドロリックブロックには複数のピストンポンプ1が組み込まれていてよい。ハイドロリックブロックはピストンポンプ1のポンプハウジング2を形成している。このポンプハウジング2は、たとえばハウジングに対して不動の第1のボディ2.1と、ハウジングに対して不動の第2のボディ2.2と、ハウジングに対して不動の第3のボディ2.3と、ハウジングに対して不動の第4のボディ2.4と、ハウジングに対して不動の第5のボディ2.5とから成っている。ハウジングに対して不動の第1のボディ2.1は車両ブレーキ装置のハイドロリックブロックによって形成される。ハウジングに対して不動の第4のボディ2.4は第1のボディ2.1内に挿入されていて、ライナとして働く。
ピストンポンプ1は、ポンプハウジング2内に挿入されたライナと、偏心体6と、流入接続部8と、流出通路10とを有している。ポンプハウジング2内には組込み室12が設けられている。流入接続部8と流出通路10とはハイドロリックブロックもしくはポンプハウジング2を貫いて延びている。流出通路10からは、分岐した管路(図示せず)がハイドロリック弁(図示せず)を介してマスタブレーキシリンダ(図示せず)とホイールブレーキシリンダ(図示せず)とに通じている。
ライナとして働く、ハウジングに対して不動の第4のボディ2.4と、ポンプピストン14とは組込み室12内に挿入されている。ポンプハウジング2内に摺動可能に支承されたポンプピストン14は、偏心体6に面した側の端部14aと、偏心体6と反対の側の端部14bとを有している。ポンプピストン14は偏心体6を介して交互に連続して駆動されて、吸込み行程と吐出し行程とを実施する。
ポンプハウジング2内に設けられた組込み室12は外部に対して、閉鎖片として働く、ハウジングに対して不動の第2のボディ2.2によって閉鎖される。このハウジングに対して不動の第2のボディ2.2は、外方に向けられた端面側の閉鎖片底部17を有している。ライナとして働く第4のボディ2.4は、ハウジングに対して不動の第2のボディ2.2に面した端面側のライナ底部18を有している。このライナ底部18とポンプピストン14とに支持された戻しばね19はポンプピストン14の端部14aを偏心体6に当て付けた状態に保持している。ライナ底部18と、ポンプピストン14の、偏心体6と反対の側の端部14bとの間には、吸込み行程の間に増加しかつ吐出し行程の間に減少する圧縮室20が設けられている。
ピストンポンプ1は入口弁22を有している。この入口弁22は、弁座22aと、閉鎖体22bと、閉鎖ばね22cとを有している。この閉鎖ばね22cは閉鎖体22bを、ポンプピストン14に設けられた弁座22aに向かって負荷する。
ピストンポンプ1は出口弁24を有している。この出口弁24は、弁座24aと、閉鎖体24bと、閉鎖ばね24cとを有している。この閉鎖ばね24cは閉鎖体24bを、たとえばライナ底部18に設けられた、ハウジングに対して不動の弁座24aに向かって負荷する。閉鎖ばね24cの一方の端部は閉鎖体24bに支持されており、閉鎖ばね24cのもう一方の端部は、ハウジングに対して不動の第3のボディ2.3に支持されている。閉鎖ばね24cは板ばね24dの形で実現されている。板ばね24dの外周面は、ハウジングに対して不動の第3のボディ2.3に支持されている。板ばね24dは、同心的にこの板ばね24dに設けられた孔を有している。この孔は、ボールの形で形成された閉鎖体24bをセンタリングする。
閉鎖ばね24cには1つの通過部25が設けられているかまたは複数の通過部25が設けられている。少なくとも1つの通過部25は、有利には、この通過部25が実際に圧力媒体に対する絞り部を形成していないように大きく寸法設定されている。しかし、少なくとも1つの通過部25は、ピストンポンプ1への配置形式および目的に応じて、通過部25が、通流する媒体に対して絞り部25dを形成しているように小さく寸法設定されていてもよい。
流入通過部26は流入接続部8から入口弁22に通じている。通過部28は圧縮室20からライナ底部18を貫いて出口弁24に通じている。弁座24aは通過部28を取り囲んでいる。
閉鎖体24bの、通過部28と反対の側には流出室30が設けられている。または別の表現では、流出室30が、下流側で弁座24aに続く室として形成されている。選び出された実施例では、流出室30が、ライナ底部18と、多かれ少なかれ中間壁として働く板ばね24dとの間に位置している。
通過部25は流出室30を圧力室31に接続する。
ハウジングに対して不動の第2のボディ2.2内にはフレキシブルな壁32が組み込まれている。このフレキシブルな壁32は圧力室31を対向室36に対して分離している。この対向室36内には、容易に圧縮可能な媒体、特にガス、有利には空気が位置している。
本実施例が示すように、フレキシブルな壁32は、弾性的にフレキシブルなボディ32aと、ばね弾性的なダイヤフラム32bとから成っている。このダイヤフラム32bは外側の外周面32cを有している。弾性的にフレキシブルなボディ32aは、全周にわたって延びる、圧力室31に面した側の脚部32dと、全周にわたって延びる、対向室36に面した側の脚部32eと、両脚部32d,32eを結合する背部32fとを有している。両脚部32d,32eの間に弾性的にフレキシブルなボディ32aは、全周にわたって延びるポケット32gを有している。このポケット32g内には、ばね弾性的なダイヤフラム32bがその外周面32cの領域で嵌め込まれている。両脚部32d,32eはダイヤフラム32bの外周面32cを取り囲んでいる。
ハウジングに対して不動の第2のボディ2.2には凹部34が設けられている。ボディ32aとダイヤフラム32bとを備えたフレキシブルな壁32は凹部34内に組み込まれている。弾性的にフレキシブルなボディ32aは、有利にはゴムまたはエラストマ材料から製作されている。ハウジングに対して不動の第3のボディ2.3は段付け部を有している。この段付け部は、完全に組み付けられた状態でフレキシブルな壁32の弾性的にフレキシブルなボディ32aが凹部34内に予荷重もしくはプレロードを伴って組み込まれているように凹部34に係合している。フレキシブルなボディ32aは軸方向でかつ半径方向でプレロードを伴って組み込まれている。ボディ32aの軸方向のプレロードのため、圧力室31から対向室36内にかつ逆に対向室36から圧力室31内にも圧力媒体は、ボディ32aとハウジングに対して不動の第2のボディ2.2との間でも、弾性的にフレキシブルなボディ32aとダイヤフラム32bの外周面32cとの間でも漏れることはあり得ない。
流出室30からは、接続通路38が流出通路10に通じている。接続通路38の途中には絞り39が設けられている。この絞り39は、有利には、接続通路38が圧力媒体を流出室30から導出する場所に直接位置している。言い換えると、絞り39は、有利には極めて密に出口弁24の領域に位置している。
フレキシブルな壁32は、圧力室31内に形成された圧力によって負荷される。圧力室31内のこの圧力は流出室30内の圧力とほぼ同じである。対向室36内には、有利には気密にシールされた閉じ込められたガス体積が位置している。
流出室30は絞り39を介して流出通路10に接続されている。絞り39は出口弁24の領域でこの出口弁24の近くに配置されている。絞り39によって、出口弁24の領域に発生した圧力脈動が圧力室31の内部でフレキシブルな壁32に集中的に作用することが達成される。このフレキシブルな壁32によって、脈動が発生する恐れのある場所で直接圧力脈動の発生が防止されるので、圧力脈動が絞り39を越えて流出通路10内に伝播されることはあり得ない。
図示の実施例では、流出室30と、圧力室31と、弾性的にフレキシブルなボディ32aおよびばね弾性的なダイヤフラム32bを有するフレキシブルな壁32と、対向室36と、絞り39とが互いに協働して、大いに有効な効果的な脈動平滑化装置40を形成している。この脈動平滑化装置40の構成部材は、有利には出口弁24の領域に直接配置されている。これによって、脈動平滑化装置40のハイドロリック的なフレキシビリティもしくは可撓性を比較的小さく保つことができる。このことは、流出通路10内のハイドロリックシステムを、極めて良好な獲得可能な脈動平滑化にもかかわらず、脈動平滑化装置40の後方の下流側での付加的な逆止弁の使用なしでも、かなり剛性的に保つことができるという利点を有している。
フレキシブルな壁32と対向室36とをハウジングに対して不動の第2のボディ2.2内に組み込むことによって、全体的にほとんど構成部材が必要とならず、ピストンポンプ1の組立てを著しく多くの手間をかけることなしに行うことができるという利点が得られる。ハウジングに対して不動の第2のボディ2.2は、自体公知の縁曲げ結合部を介して圧力密に組込み室12内に組み込まれている。第2のボディ2.2はピストンポンプ1の高圧領域を外部に対してシールしている。
ポンプピストン14と出口弁24との作業によって流出室30内に発生した圧力脈動は通過部25を通って圧力室31内にも作用する。
比較的低い圧力の範囲内のかつ低周波の振動の範囲内の圧力脈動は、主として、フレキシブルな壁32の弾性的にフレキシブルなボディ32aによって平滑化される。小さな圧力の範囲内での低周波の振動時には、ダイヤフラム32bが対向室36の方向に変位させられる。この場合、主として、ばね弾性的なダイヤフラム32bは変形させられず、フレキシブルなボディ32aの脚部32eが押し潰される。ダイヤフラム32bは、特に実際により大きな圧力の範囲内でしか変形しないように剛性的に形成されている。脚部32eの変形時には、ばね弾性的なダイヤフラム32bも全体的に運動させられるので、フレキシブルなボディ32aの脚部32eの比較的少ない体積でかつ脚部32eの比較的僅かな変形で極めて大きな容積変化が圧力室31内に得られることが達成される。このことは、比較的小さな圧力でも、比較的低周波の振動でも、すでに極めて小体積のフレキシブルなボディ32aによって、圧力脈動の大いに有効な除去を達成することができるという利点を有している。これによって、ピストンポンプ1を全体的に小さく形成することができることが可能となる。
ダイヤフラム32bは、有利には、ばね弾性的な材料、有利にはばね鋼から成る比較的肉薄のプレート状の板である。ばね弾性的なダイヤフラム32bの弾性およびフレキシビリティは、圧力室31内の大きな圧力、圧力室31内の高周波の圧力脈動および急激な圧力増加でダイヤフラム32bが反りによって対向室36の方向に逃げ、圧力室31内の高周波の急激な圧力減少でダイヤフラム32bが圧力室31の方向にばね弾性的に戻るように設定されている。これによって、高周波の圧力脈動も直接弁座24aのすぐ後方の領域で平滑化されることが達成される。
特に高い圧力の範囲および高周波の振動の範囲では、フレキシブルなボディ32aの脚部32eが圧縮されているので、脚部32eのさらなる変形は主としてもはや付与されておらず、高周波の振動および高い圧力では、対向室36の方向へのばね弾性的なダイヤフラム32bの撓みひいては変形による圧力室31内の容積変化が生ぜしめられる。すなわち、ダイヤフラム32bが対向室36の方向に自動的に撓ませられる。
弾性的にフレキシブルなボディ32aとばね弾性的なダイヤフラム32bとから成る図示のフレキシブルな壁32によって、極めて小さな構成部材で大いに有効な圧力脈動平滑化を達成することができる。
フレキシブルな壁32の弾性的にフレキシブルなボディ32aは、圧力室31と対向室36との間をシールするためにも働くので、対向室36を良好にシールすることができる。このためには、付加的な構成部材は恐らく不要となる。
閉鎖ばね24cとしての板ばね24dの使用は閉鎖体24bの良好なガイドを生ぜしめる。このことは、ポンプピストン1の高圧領域での脈動の付加的な低減のための別の手段である。
ハウジングに対して不動のボディ2.3には、全周にわたって延びる段部41が一体成形されている。この段部41によって、弾性的なボディ32aの脚部32dの良好な閉込めと、ピストンポンプ1の特に小さな構造体積が可能となる。
図2には、優先的に選び出された特に有利な変化実施例の部分拡大図が示してある。
全ての図面において、同じ部材または同様に作用する部材には同一の符号が付してある。特に別記しない限り、1つの図面につき説明した事項は他の図面にも当てはまる。また、特に別記しない限り、個々の実施例および種々異なる図面の詳細は互いに組合せ可能となる。
図1と異なり、図2に示した実施例では、段部41が取り除かれている。
選択的には、対向室36が密に閉鎖されているかまたは図2に破線で示した小さな開口37を介して大気に接続されていることが可能となる。
図3には、優先的に選び出された特に有利な別の変化実施例の部分拡大図が示してある。
図3に示した実施例では、第2のボディ2.2に設けられた凹部34に端面側で、全周にわたって延びる溝42が設けられている。この溝42は、弾性的にフレキシブルなボディ32aの脚部32eを確実に収容するために働く。
付加的には、ハウジングに対して不動の第2のボディ2.2の凹部34の端面側の端部に、ハウジングに対して不動のストッパ44が設けられている。このストッパ44は、有利には全周にわたって延びていて、有利にはフレキシブルなボディ32aの脚部32eがその内周面を有する領域に位置している。圧力室31内の圧力が大きい場合には、ばね弾性的なダイヤフラム32bがストッパ44に支持されている。これによって、圧力室31内の圧力が極めて高い場合でも、弾性的にフレキシブルなボディ32aの脚部32eが過度に大きな圧縮ひいては過負荷に対して防護されていることが達成される。
ストッパ44はダイヤフラム32bの外周面32cの近くに設けられている。ダイヤフラム32bの半径方向内側の領域では、このダイヤフラム32bはストッパ44に接触しない。これによって、高い圧力でも、高周波の振動でも、ダイヤフラム32bがストッパ44によって妨害されないことが達成される。したがって、あらゆる圧力とあらゆる周波数とで脈動減衰が保証され続ける。
図4には、優先的に選び出された特に有利な別の変化実施例の部分拡大図が示してある。
図4に例示的に示したピストンポンプでは、ばね弾性的なダイヤフラム32bがポット状にもしくはハット状に予備成形されている。これによって、出口弁24の閉鎖ばね24cのための良好な収容が行われ、ダイヤフラム32bの、形成された圧力に一層良好に適合される改善された弾性が達成される。
ハイドロリック的に見て、流出室30と圧力室31とは、まとめられたただ1つの室のように考慮することができる。
ハウジングに対して不動の第3のボディ2.3には、閉鎖体24bをガイドする、たとえば3つのガイドリブ46が一体成形されている。
図5には、優先的に選び出された特に有利な別の変化実施例の部分拡大図が示してある。
図5に示した構成では、ばね弾性的なダイヤフラム32bが、半径方向内側の領域32iと、全周にわたって延びる半径方向外側の領域32kとを有している。図面から明確に認知することができるように、全周わたって延びる領域32kはダイヤフラム32bの内側の領域32iよりも著しく肉厚に形成されている。
ダイヤフラム32bの内側の領域32iはかなり肉薄であるので、ダイヤフラム32bは良好に振動することができる。全周わたって延びる外側の領域32kはかなり肉厚であるので、ダイヤフラム32bが弾性的なボディ32aに保持される場所では、ダイヤフラム32bの振動変形が回避される。このことは、良好なシールに貢献している。
図6には、優先的に選び出された特に有利な別の変化実施例の部分拡大図が示してある。
図6に部分的に示したピストンポンプ1の構成では、ダイヤフラム32bの半径方向内側の領域32iが振動方向に前変形加工されている。この振動方向へのダイヤフラム32bの多かれ少なかれ強い前変形加工によって、ダイヤフラム32bの振動能を必要に応じて適合させることができる。
図7には、ピストンポンプ1の、優先的に選び出された特に有利な別の実施例が部分的に示してある。
弾性的にフレキシブルなボディ32aは、たとえばばね弾性的なダイヤフラム32bに加硫被着させることもできる。また、ばね弾性的なダイヤフラム32bが弾性的にフレキシブルなボディ32aの材料の射出成形によって、この弾性的にフレキシブルなボディ32aによって取り囲まれていることも可能である。
図7に示したように、ダイヤフラム32bの、圧力室31に面した側の端面は全て弾性的にフレキシブルなボディ32aによって被覆することができる。ダイヤフラム32bの、圧力室31に面した側の端面は被覆層32mを支持している。この被覆層32mは、選択的には、ダイヤフラム32bの両端面に設けられていてもよいし、しかし、ダイヤフラム32bの、対向室36に面した側の端面にしか設けられていなくてもよい。被覆層32mは弾性的にフレキシブルなボディ32aと一体に形成されていて、ダイヤフラム32bの端面全体にわたって中断なしに脚部32dを結合している。これによって、ダイヤフラム32bと弾性的にフレキシブルなボディ32aとの間に絶対的に密なシールが保証されている。
優先的に選び出された特に有利な実施例の縦断面図である。
変化実施例の部分拡大図である。
別の変化実施例の部分拡大図である。
第4変化実施例の部分拡大図である。
第5変化実施例の部分拡大図である。
第6変化実施例の部分拡大図である。
ピストンポンプの別の変化実施例の部分拡大図である。
符号の説明
1 ピストンポンプ、 2 ポンプハウジング、 2.1 第1のボディ、 2.2 第2のボディ、 2.3 第3のボディ、 2.4 第4のボディ、 2.5 第5のボディ、 6 偏心体、 8 流入接続部、 10 流出通路、 12 組込み室、 14 ポンプピストン、 14a 端部、 14b 端部、 17 閉鎖片端部、 18 ライナ底部、 19 戻しばね、 20 圧縮室、 22 入口弁、 22a 弁座、 22b 閉鎖体、 22c 閉鎖ばね、 24 出口弁、 24a 弁座、 24b 閉鎖体、 24c 閉鎖ばね、 24d 板ばね、 25 通過部、 25d 絞り部、 26 流入通過部、 28 通過部、 30 流出室、 31 圧力室、 32 フレキシブルな壁、 32a 弾性的にフレキシブルなボディ、 32b ダイヤフラム、 32c 外周面、 32d 脚部、 32e 脚部、 32f 背部、 32g ポケット、 32i 半径方向内側の領域、 32k 半径方向外側の領域、 32m 被覆層、 34 凹部、 36 対向室、 37 開口、 38 接続通路、 39 絞り、 40 脈動平滑化装置、 41 段部、 42 溝、 44 ストッパ、 46 ガイドリブ

Claims (14)

  1. ピストンポンプであって、ポンプハウジング(2)内に摺動可能に支承されたポンプピストン(14)と、入口弁(22)と、出口弁(24)と、入口弁(22)と出口弁(24)との間でポンプハウジング(2)内に設けられた圧縮室(20)とが設けられており、該圧縮室(20)が、ポンプピストン(14)の吸込み行程時に増加するようになっていて、ポンプピストン(14)の吐出し行程時に減少するようになっており、出口弁(24)の後方の下流側に圧力室(31)が設けられており、該圧力室(31)を対向室(36)に対して仕切るフレキシブルな壁(32,32a,32b)が設けられており、圧力室(31)内の圧力が、フレキシブルな壁(32,32a,32b)を負荷するようになっている形式のものにおいて、フレキシブルな壁(32,32a,32b)が、弾性的にフレキシブルなボディ(32a)に支承されたばね弾性的なダイヤフラム(32b)を有しており、弾性的にフレキシブルなボディ(32a)が、ゴム弾性的な材料から成っており、ダイヤフラム(32b)が、ばね弾性的な材料から成っており、ゴム弾性的な材料が、ばね弾性的な材料よりも著しく軟質であることを特徴とする、ピストンポンプ。
  2. 圧力室(31)とフレキシブルな壁(32,32a,32b)とが、出口弁(24)の領域に配置されている、請求項1記載のピストンポンプ。
  3. 圧力室(31)が、出口弁(24)の後方の下流側に設けられている、請求項1または2記載のピストンポンプ。
  4. フレキシブルな壁(32,32a,32b)が、ハウジングに対して不動のボディ(2,2.2,2.3)内に支承されており、弾性的にフレキシブルなボディ(32a)が、ばね弾性的なダイヤフラム(32b)とハウジングに対して不動のボディ(2,2.2,2.3)との間をシールしている、請求項1から3までのいずれか1項記載のピストンポンプ。
  5. 弾性的にフレキシブルなボディ(32a)が、ばね弾性的なダイヤフラム(32b)の外周面(32c)に環状に配置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のピストンポンプ。
  6. ばね弾性的なダイヤフラム(32b)が、圧力室(31)に面した側の第1の端面と、対向室(36)に面した側の第2の端面とを有しており、弾性的にフレキシブルなボディ(32a)が、ばね弾性的なダイヤフラム(32b)の外周面(32c)の領域で該外周面(32c)を、ばね弾性的なダイヤフラム(32b)の両端面の少なくとも一方の領域まで取り囲んでいる、請求項5記載のピストンポンプ。
  7. フレキシブルな壁(32,32a,32b)の部分領域が、ハウジングに対して不動のストッパ(44)に当て付けられるようになっている、請求項1から6までのいずれか1項記載のピストンポンプ。
  8. ダイヤフラム(32b)が、弾性的にフレキシブルなボディ(32a)内の支承部以外の領域に、弾性的にフレキシブルなボディ(32a)内の支承部の領域よりも小さな厚さを有している、請求項1から7までのいずれか1項記載のピストンポンプ。
  9. ダイヤフラム(32b)が、振動方向に前変形加工されている、請求項1から8までのいずれか1項記載のピストンポンプ。
  10. 出口弁(24)の後方の下流側に流出室(30)が設けられており、該流出室(30)の後方の下流側に絞り(39)が設けられている、請求項1から9までのいずれか1項記載のピストンポンプ。
  11. 出口弁(24)が、弁座(24a)と、閉鎖体(24b)と、該閉鎖体(24b)を弁座(24a)に向かって負荷する板ばね(24d)とを有している、請求項1から10までのいずれか1項記載のピストンポンプ。
  12. 出口弁(24)と圧力室(31)との間に絞り部(25d)が設けられている、請求項1から11までのいずれか1項記載のピストンポンプ。
  13. 板ばね(24d)が、絞り部(25d)を有している、請求項12記載のピストンポンプ。
  14. 対向室(36)が、圧縮性の媒体を有している、請求項1から13までのいずれか1項記載のピストンポンプ。
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