JP4051192B2 - 水圧マッサージ機のシート固定構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、臥姿勢の人体(=患者)の頸部、体幹及び下肢を、噴流水圧によりマッサージする水圧マッサージ機のシート固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、特開平8−252293号公報に、可撓性シート、水槽、ウォーターベッド、吸水口、吐水口、循環ポンプ、ノズル等を有するウォーターベッド式マッサージ機が開示されている。該ウォーターベッド式マッサージ機の可撓性シートは、水槽のフランジ部に形成された溝部に一旦折り込み、同溝部にシール用枠を嵌合して固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記した従来可撓性シート固定構造は、可撓性シートを溝部に折り込むものであるから、可撓性シートが痛み易く、又、折り込みの手数が掛かり、シール用枠を溝部に嵌合するものであるからこれらの構成部品の精度が要求され、それだけ製作面で経費が嵩むという難点がある。
【0004】
本発明の目的は、上記難点を解決したものであり、製作が容易で、可撓性シートの耐久性の良い水圧マッサージ機のシート固定構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち本発明は、上面に開口部7を有する水槽3の開口部7周囲にフランジ部10を設け、水槽3上側開口部7を可撓性シート2で覆い、固定枠12と該固定枠12を押圧固定する止め具13で可撓性シート2をフランジ部10に押さえ付けて可撓性シート2を固定する構造を有する水圧マッサージ機1において、フランジ部10は段差部24を有し、前記固定枠12を、断面を逆L字形にした逆L字形固定枠26とし、可撓性シート2張設時に、可撓性シート2をフランジ部10に載せ、フランジ部10と可撓性シート2とに止め具13を貫通し、止め具13が仮止め作用を現わすようにし、逆L字形固定枠26をフランジ部10の外壁縦状部10aに取着したことを特徴とする水圧マッサージ機のシート固定構造である。
或いは、固定枠12に可撓性シート2を仮止めする仮止め部11を設け、可撓性シート2の張設時に所定の張力を容易に得られるようにしたものであり、前記固定枠12を、断面がL字形のL字形固定枠25とし、L字形固定枠25の上向き縦部25aの外面には外方に向かって前記仮止め部11が突設される。
或いは、フランジ部10及び固定枠12は段差部24を有し、フランジ部10に可撓性シート2を仮止めする仮止め部11を設け、可撓性シート2の張設時に所定の張力を容易に得られるようにしたものであり、前記固定枠12を断面が伏せ椀形の伏せ椀形固定枠29とする。
【0006】
【作用】
本発明の水圧マッサージ機1に係る水槽3に水を満たし、水槽3の開口部7に張設した可撓性シート2に患者を乗せ、該患者に噴射水圧によるマッサージを施す。
【0007】
上面に開口部7を有する水槽3の開口部7周囲に設けられるフランジ部10に、水槽3上側開口部7を覆う前記可撓性シート2を、止着する。この止着作業の際、フランジ部10にあてがった前記可撓性シート2の外側に、固定枠12をあて、固定枠12を止め具13で押さえ止め、当該可撓性シート2をフランジ部10に固定する。
【0008】
フランジ部10及び/又は固定枠12に設けられた段差部24は、該段差部24に密着載置する可撓性シート2を曲折させ、フランジ部10と可撓性シート2との間に生じる摩擦抵抗を増加させる。更に、可撓性シート2の張設時に段差部24は、該シート2に所定の張力の獲得を容易にする。
【0009】
フランジ部10及び/又は固定枠12が有するシール用突起部33は、前記可撓性シート2と、フランジ部10及び/又は固定枠12の間に生ずる摩擦抵抗を増し、可撓性シート2の固定を確実にする。
【0010】
フランジ部10又は固定枠12に設けられる凹部36は、フランジ部10又は固定枠12に設けられるシール用突起部33に相対する部分に有り、前記可撓性シート2と、凹部36及びシール用突起部33の間に生ずる摩擦抵抗を増し、可撓性シート2の固定を確実にする。
【0011】
水槽3のフランジ部10と可撓性シート2との間に設けられたシール用部材37は、固定枠12で押さえられる可撓性シート2とフランジ部10との間をシールする。
【0012】
フランジ部10又は固定枠12に設けられる仮止め部11は、可撓性シート2の張設作業時に該シート2を浴槽の開口部7へ仮止めする。可撓性シート2の張設時に仮止め部11は前記可撓性シート2に所定の張力の獲得を容易にする。
【0013】
【実施例】
図1に参考例1を示し、図2及び22に本発明に係る水圧マッサージ機1の可撓性シート2を水槽3へ固定するシート固定構造4の第1実施例を示している。参考例1は本発明の基礎となる構成である。
【0014】
参考例1は、内部に水を満たす水槽3と、水槽3内にあって水槽3の長手方向に移動可能に設けられるノズル機構5と、ノズル機構5に水を供給する循環ポンプ6と、水槽3の開口部7を水密に覆う可撓性シート2と、可撓性シート2上に載置される枕8とからなる。
【0015】
水槽3は、筐体9の中に設けてなる平面視長方形の略直方体の容器であり、上面は開口した開口部7である。
【0016】
水槽3の開口部7周囲にはフランジ部10が設けられる。フランジ部10には中央側から端側に向かって下降する段差部24が形成される。
フランジ部10には、開口部7を覆う可撓性シート2を該フランジ部10に押さえ付けて固定するシート固定構造4を有する。
又、フランジ部10の端部に、可撓性シート2を開口部7に張設する時、可撓性シート2を仮止めする仮止め部11が設けられる。
【0017】
前記水槽3の前・後部にはカバー38が取着される。
尚、水槽3の形状は、平面視長方形に限定されるものではなく、平面視楕円形、又は、正方形であってもよい。
【0018】
シート固定構造4は、フランジ部10の表面にあって可撓性シート2に載せる固定枠12と、該固定枠12とフランジ部10の間に可撓性シート2を挟んでおいて固定枠12をフランジ部10側に引き寄せ、可撓性シート2をフランジ部10に押圧固定する止め具13(具体例ではボルトとナット)とからなる。
フランジ部10の外壁縦状部10aの外面には外方に向かって仮止め部11が突設される。固定枠12には適宜な補強曲げ部12aが形成される。
【0019】
前記可撓性シート2は、ゴムその他の伸縮材で製作され、水槽3の全周縁に止め具13で止着される。
【0020】
前記ノズル機構5は、水槽3の底壁14に載置され水槽3の長手方向に移動可能な台車15と、水槽3の長手方向に掛け渡され台車15を移動させる螺子軸16と、台車15の上部に設けられるノズル17とからなる。
【0021】
螺子軸16は、台車15に設けられる雌螺子(図示省略)に螺着される。螺子軸16は、水槽3の外側でモーター18に連結される。
【0022】
ノズル17の側面には取水口19が設けられ、台車15の下部には底壁14上を転動する車輪20が設けられる。
【0023】
循環ポンプ6は、水槽3内の水を底壁14に開設された吸入口21から吸入し、加圧し、加圧した圧力水を前記ノズル17へ付与するものである。
循環ポンプ6の吐出口22に基端が取着されたホース23の先端は底壁14を貫通し台車15の取水口19に接続される。
前記ノズル17から圧力水が噴射される。噴射水は、可撓性シート2を介して、患者に当たり、患者を押圧刺激する。
【0024】
枕8は、可撓性シート2の上に載置され、断熱素材で製作される。尚、断熱素材が吸振作用を有する素材であってもよい。
【0025】
図8に示す第1実施例は、参考例1における固定枠12を、断面を逆L字形にした逆L字形固定枠26に代え、該逆L字形固定枠26をフランジ部10の外壁縦状部10aに取着したものである。
【0026】
参考例1を使用する際は、先ず、水槽3に水を満たす。水槽3の開口部7を覆った可撓性シート2上に患者を乗せる。
開口部7には、張設されている可撓性シート2が患者を支持する。可撓性シート2は可撓性シート2下の水の浮力を受ける。可撓性シート2上の患者体重の大部分は前記浮力で支持される。
【0027】
可撓性シート2は、伸縮性を有しているので、患者に押されて自在に変形し患者外形状によく添うと共に、噴射水を受けて自在に凸状に変形する。
【0028】
循環ポンプ6を駆動させると、循環ポンプ6は吸入口21から水槽3内の水を吸入し、吸入した水をノズル17から噴射する。噴射水は、可撓性シート2に衝突する。
【0029】
可撓性シート2は、伸縮性を有しているので、可撓性シート2上の患者外形状によく添う。更に、噴射水が下から可撓性シート2を押し上げると、可撓性シート2は上方に瞬時突出変形し、患者を押圧しマッサージ刺激を与える。
即ち、可撓性シート2は、噴射水の衝撃に係るエネルギーの減滅を少なくして、当該エネルギーを患者に伝導する。
【0030】
ノズル17は、台車15の移動に伴って縦方向(=水槽3の長手方向)に移動する。
【0031】
参考例1の水槽3の開口部7周囲に設けられるフランジ部10に、水槽3上側開口部7を覆う前記可撓性シート2を止着するという止着作業の際、先ず、フランジ部10に可撓性シート2をあてがう。
当該可撓性シート2を、仮止め部11に引っ掛け仮止めする。前記可撓性シート2の外側(=表側)に、固定枠12を載置し、該固定枠12を止め具13で押さえ止め、当該可撓性シート2をフランジ部10に固定する。
【0032】
フランジ部10に設けられた段差部24は、該段差部24に密着載置する可撓性シート2を、段差部24の曲面に添って曲折させ、フランジ部10と可撓性シート2との間に生じる摩擦抵抗を増加させる。更に、可撓性シート2の張設時に段差部24は、可撓性シート2に所定の張力の獲得を容易にする。
【0033】
第1実施例では、可撓性シート2張設時に、可撓性シート2をフランジ部10に載せ、フランジ部10と可撓性シート2とに止め具13を貫通させれば、止め具13が仮止め作用を現わす。第1実施例では、フランジ部10の平面視幅が狭くても可撓性シート2を確実に取着できるという長所がある。
【0034】
図3に示す第2実施例は、参考例1における固定枠12を、断面がL字形のL字形固定枠25に代えたものである。
L字形固定枠25の上向き縦部25aの外面には外方に向かって仮止め部11が突設される。
【0035】
図6に示す第3実施例は、参考例1における固定枠12を、断面が伏せ椀形の伏せ椀形固定枠29に代えたものである。
【0036】
図4に示す参考例2は、参考例1における固定枠12を、断面が逆L字形の逆L字形固定枠26に代え、参考例1におけるフランジ部10を平坦な平坦フランジ部27に代えたものである。
逆L字形固定枠26の下向き縦部26a内面には段差部24が形成される。
【0037】
図5に示す参考例3は、参考例2における固定枠12を、断面がクランク形のクランク形固定枠28に代えたものである。
クランク形固定枠28の上向き縦部28a外面には外方に向かって仮止め部11が突設される。
【0038】
図7に示す参考例4は、第3実施例における伏せ椀形固定枠29の外側面に仮止め部11が突設されたものである。
【0039】
図9に示す参考例5は、参考例2における平坦フランジ部27を、断面が皿形のテーパ付き凹条が上面に彫設されたテーパ凹条付きフランジ部30に代え、参考例2における逆L字形固定枠26を、断面が逆台形の逆台形固定枠31に代えたものである。
【0040】
参考例5の逆台形固定枠31では、該逆台形固定枠31がテーパ凹条付きフランジ部30に、両部材の精度が粗くても嵌合し易く、しかも、テーパ凹条付きフランジ部30と可撓性シートとのシール性が良好に確保できる。
【0041】
図10に示す参考例6は、参考例2における平坦フランジ部27を、断面が台形の凸条が上面に突設された台形フランジ部32に代え、参考例2における逆L字形固定枠26を、断面が伏せ椀形の伏せ椀形固定枠29に代えたものである。
【0042】
図11に示す参考例7は、参考例1におけるフランジ部10を平坦フランジ部27に代え、該平坦フランジ部27上面にシール用突起部33を突設したものである。
突起部33を設けることにより、従来技術の可撓性シート2の取付時に該シート2を溝へ折り込むような手間が省けると共に、従来技術の枠を溝に勘合させることもないので、構成部品の精度を要求することもなく、簡単な組立でシール性を確保でき、シート2を傷める心配がなく、好都合である。
【0043】
図12に示す参考例8は、参考例1におけるフランジ部10を平坦フランジ部27に代え、固定枠12の下面にシール用突起部33を突設したものである。
【0044】
図13に示す参考例9は、参考例7における固定枠12の下面にシール用突起部33を突設し、平坦フランジ部27と固定枠12の双方にシール用突起部33を設けたものである。
シール用突起部33をフランジ部10と固定枠12の両方に設けたものでは、シール性が向上すると共に、フランジ部10と固定枠12のシール用突起部33が可撓性シート2確実に固定する。即ち、可撓性シート2上に被マッサージ者が横臥するなどして荷重が作用した場合に、シート固定構造4は、シート2がずれることを抑えることができ、好都合である。
【0045】
図14に示す参考例10は、参考例8における固定枠12の下面に設けられるシール用突起部33を無数に増設したものである。
【0046】
図15に示す参考例11は、参考例7における平坦フランジ部27のシール用突起部33を無数に増設したものである。
【0047】
図16に示す参考例12は参考例7における固定枠12を、断面がコ字形のコ字形固定枠34に代えたものである。
コ字形固定枠34の、上辺部34aの下面にはシール用突起部33が設けられ、下辺部34bには上下方向に進退動する止め具13が螺着される。
前記止め具13は上方に進出して平坦フランジ部27を押さえ止めている。
【0048】
コ字形固定枠34は、平坦フランジ部27の縁を銜え込むように取り付ける。即ち、止め具13を進出させて平坦フランジ部27の下面に押し当て、当該コ字形固定枠34の上辺部34aのシール用突起部33で、可撓性シール2を平坦フランジ部27に密着固定させる。
【0049】
図17に示す参考例13は、参考例7における固定枠12を、予め止め具を一体的に固設した止め具付固定枠35に代えたものである。
参考例13では、可撓シート2を水槽3へ張設する作業時に、平坦フランジ部27へ可撓性シート2を載置した後、平坦フランジ部27と可撓性シート2とを止め具部分35aをもって該可撓性シート2をフランジ部10へ仮止めできる。
【0050】
図18に示す参考例14は、参考例7における平坦フランジ部27に止め具を上方に向けて一体的に固設したものである。
可撓性シート2を水槽3へ張設する作業時に、当該可撓性シート2をフランジ部10に一体的に固設された止め具部分27aに掛止することにより仮止めできる。
【0051】
図19に示す参考例15は、参考例8における平坦フランジ部27の、固定枠12に設けたシール用突起部33に相対する部分に、凹部36を彫設したものである。平坦フランジ部27上に載設される可撓性シート2は、固定枠12のシール用突起部33で下方へ押圧されて凹部36で曲折する。
本発明は、フランジ部10又は固定枠12は、シール用突起部33に相対する部分に凹部36を有する。突起部に対して凹部36を設けることにより、シール性を向上させると共に、シート2上に被マッサージ者が横臥するなどして荷重が作用した場合に、シート固定構造4でシート2がずれることを抑えることができ、好都合である。
【0052】
図20に示す参考例16は、参考例7における固定枠12の、フランジ部27に設けたシール用突起部33に相対する部分に、凹部36を彫設したものである。平坦フランジ部27上に載設される可撓性シート2は、平坦フランジ部27のシール用突起部33で上方へ押圧されて凹部36で曲折する。
【0053】
図21に示す参考例17は、参考例7における平坦フランジ部27に設けたシール用突起部33を除去し、除去した該平坦フランジ部27と可撓性シート2の間にシール用部材37を設けたものである。
固定枠12で可撓性シート2を押さえると,シール用部材37は可撓性シート2を平坦フランジ部27にシールする。
本発明は、フランジと可撓性シート2との間にシール用部材37を設けたものである。前記シール用部材37により、フランジ部10と固定枠12にシール用突起部33や凹部36を設けることなく、簡単な構成及び組立で可撓性シート2をフランジ部10へシールでき、シート2を傷める心配がなく、好都合である。
また、従来技術のように、可撓性シート2の取付時に溝へ折り込むような手間が省ける と共に、従来技術のように、枠を溝に勘合させることもないので、簡単な組立でシール性を確保でき、構成部品の精度を要求することもなく、シート2を傷める心配がなく、好都合である。
【0054】
【発明の効果】
本発明は、フランジ部10に可撓性シート2を固定枠12で固定する水圧マッサージ機1において、フランジ部10及び/又は固定枠12に段差部24を有するものである。
【0055】
前記段差部24は、可撓性シート2を仮固定した後、可撓性シート2を固定枠12及び止め具13でフランジ面に押さえ付けると、可撓性シート2に所定の張力が得られる。その為、可撓性シート2の張設作業時に張力を増強調整する手間が不要であり、増強調整作業に熟練を必要とせず、好都合である。
又、フランジ部10と固定枠12の両方に段差部24を設けると、より大きな張力が得られ、シート固定構造4をコンパクトにでき、好都合である。
【0056】
本発明は、フランジ部10又は固定枠12に可撓性シート2を仮止めする仮止め部11を設け、可撓性シート2の張設時に所定の張力を得られるようにしたものである。可撓性シート2を仮固定した後可撓性シート2を固定枠12及び止め具13でフランジ面に押さえ付けると同時に可撓性シート2の所定の張力が得られるため、可撓性シート2の張設作業に張力を調整する手間やその作業の熟練を必要とせず、好都合である。
【0057】
本発明は、逆L字形固定枠26をフランジ部10の外壁縦状部10aに取着したものであり、この構成では、可撓性シート2張設時に、可撓性シート2をフランジ部10に載せ、フランジ部10と可撓性シート2とに止め具13を貫通させれば、止め具13が仮止め作用を現わす。
【0058】
更に、上述の逆L字形固定枠26をフランジ部10の外壁縦状部10aに取着したものでは、フランジ部10の平面視幅が狭くても可撓性シート2を確実に取着できるという長所がある。
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】 本発明の参考例1の部分断面図である。
【図2】 本発明の第1実施例の断面図である。
【図3】 本発明の第2実施例の部分断面図である。
【図4】 本発明の参考例2の部分断面図である。
【図5】 本発明の参考例3の部分断面図である。
【図6】 本発明の第3実施例の部分断面図である。
【図7】 本発明の参考例4の部分断面図である。
【図8】 本発明の第1実施例の部分断面図である。
【図9】 本発明の参考例5の部分断面図である。
【図10】 本発明の参考例6の部分断面図である。
【図11】 本発明の参考例7の部分断面図である。
【図12】 本発明の参考例8の部分断面図である。
【図13】 本発明の参考例9の部分断面図である。
【図14】 本発明の参考例10の部分断面図である。
【図15】 本発明の参考例11の部分断面図である。
【図16】 本発明の参考例12の部分断面図である。
【図17】 本発明の参考例13の部分断面図である。
【図18】 本発明の参考例14の部分断面図である。
【図19】 本発明の参考例15の部分断面図である。
【図20】 本発明の参考例16の部分断面図である。
【図21】 本発明の参考例17の部分断面図である。
【図22】 本発明の第1実施例の平面図である。
【符号の説明】
【0060】
2 可撓性シート
3 水槽
7 開口部
10 フランジ部
10a外壁縦状部
11 仮止め部
12 固定枠
13 止め具
24 段差部
25 L字形固定枠
25a上向き縦部
26 逆L字形固定枠
29 伏せ椀形固定枠
33 シール用突起部
36 凹部
37 シール用部材

Claims (3)

  1. 上面に開口部7を有する水槽3の開口部7周囲にフランジ部10を設け、水槽3上側開口部7を可撓性シート2で覆い、固定枠12と該固定枠12を押圧固定する止め具13で可撓性シート2をフランジ部10に押さえつけて可撓性シート2を固定する構造を有する水圧マッサージ機1において、
    フランジ部10は段差部24を有し、前記固定枠12を、断面を逆L字形にした逆L字形固定枠26とし、可撓性シート2張設時に、可撓性シート2をフランジ部10に載せ、フランジ部10と可撓性シート2とに止め具13を貫通し、止め具13が仮止め作用を現わすようにし、逆L字形固定枠26をフランジ部10の外壁縦状部10aに取着したことを特徴とする水圧マッサージ機のシート固定構造。
  2. 上面に開口部7を有する水槽3の開口部7周囲にフランジ部10を設け、水槽3上側開口部7を可撓性シート2で覆い、固定枠12とこれを押圧固定する止め具13で可撓性シート2をフランジ部10に押さえつけて可撓性シート2を固定する構造を有する水圧マッサージ機1において、
    固定枠12に可撓性シート2を仮止めする仮止め部11を設け、可撓性シート2の張設時に所定の張力を容易に得られるようにしたものであり、前記固定枠12を、断面がL字形のL字形固定枠25とし、L字形固定枠25の上向き縦部25aの外面には外方に向かって前記仮止め部11が突設されることを特徴とする水圧マッサージ機のシート固定構造。
  3. 上面に開口部7を有する水槽3の開口部7周囲にフランジ部10を設け、水槽3上側開口部7を可撓性シート2で覆い、固定枠12とこれを押圧固定する止め具13で可撓性シート2をフランジ部10に押さえ付けて可撓性シート2を固定する構造を有する水圧マッサージ機1において、
    フランジ部10及び固定枠12は段差部24を有し、フランジ部10に可撓性シート2を仮止めする仮止め部11を設け、可撓性シート2の張設時に所定の張力を容易に得られるようにしたものであり、前記固定枠12を断面が伏せ椀形の伏せ椀形固定枠29としたことを特徴とする水圧マッサージ機のシート固定構造。
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