JP4051049B2 - 被覆部材の製造方法及び製造装置 - Google Patents
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Description
先端に刃を備え前記内面を形成可能にする薄肉の円筒状の切開工具を回転機械に取り付ける工具取付工程と、前記被覆部材の長さ方向である前記被覆部材の原材料であって角形棒状の原材料の長さ方向が前記切開工具の円筒状の円筒方向になるように前記原材料を前記切開工具に対向させて取付可能にする取付装置であって平行な両側板と該両側板に直角な上側及び下側のうちの下側の底板と前記長さ方向に直角な前側及び後側のうちの前記切開工具の位置から遠い側になっている前記後側の後端板とを有する形状に形成されていて、前記上側と前記前側が開いていて、前記後端板と前記両側面と前記底面とに接触するように入れられ前記後端板に平行な前面を持つ形状の緩衝材を備えていて、前記原材料が前記上側から入れられると前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように形成されている取付装置に前記原材料を前記上側から入れて前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように取り付ける材料取付工程と、前記回転機械で前記切開工具を回転させる工具回転工程と、前記刃が前記長さ方向に前記原材料に入り前記原材料を前記円筒状に切開するように前記取付装置又は前記切開工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする移動装置で前記少なくとも何れか一方を移動させる移動工程と、切開された前記円筒状の内側部分を除去する除去工程と、を有することを特徴とする。
を有することを特徴とする。
第1切開面形成工程と第2切開面形成工程と内面形成工程とを有し、
前記第1切開面形成工程は、先端に刃を備え前記内面を形成可能にするように円筒状の第1切開面を形成可能にする薄肉の円筒状の第1切開工具を第1回転機械に取り付ける第1工具取付工程と、前記被覆部材の長さ方向である前記被覆部材の原材料であって角形棒状の原材料の長さ方向が前記第1切開工具の円筒状の円筒方向になって前記長さ方向の片側が前記第1切開工具に対向するように前記原材料を取付可能にする第1取付装置であって平行な両側板と該両側板に直角な上側及び下側のうちの下側の底板と前記長さ方向に直角な前側及び後側のうちの前記第1切開工具の位置から遠い側になっている前記後側の後端板とを有する形状に形成されていて、前記上側と前記前側が開いていて、前記後端板と前記両側面と前記底面とに接触するように入れられ前記後端板に平行な前面を持つ形状の緩衝材を備えていて、前記原材料が前記上側から入れられると前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように形成されている第1取付装置に前記原材料を前記上側から入れて前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように取り付ける第1材料取付工程と、前記第1回転機械で前記第1切開工具を回転させる第1工具回転工程と、前記刃が前記長さ方向に前記原材料の前記片側に入り該片側を前記円筒状に切開するように前記第1取付装置又は前記第1切開工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする第1移動装置で前記少なくとも何れか一方を移動させる第1移動工程と、切開された前記第1切開面の内側の第1内側部分を除去する第1除去工程と、を有し、
前記第2切開面形成工程は、先端に刃を備え前記内面を形成可能にするように円筒状の第2切開面を形成可能にする薄肉の円筒状の第2切開工具を第2回転機械に取り付ける第2工具取付工程と、前記第1移動工程で前記片側を切開した後の第2原材料の長さ方向が前記第2切開工具の円筒状の円筒方向になって前記片側の反対側が前記第2切開工具に対向するように前記第2原材料を取付可能にする第2取付装置であって平行な両側板と該両側板に直角な上側及び下側のうちの下側の底板と前記長さ方向に直角な前側及び後側のうちの前記第2切開工具の位置から遠い側になっている前記後側の後端板とを有する形状に形成されていて、前記上側と前記前側が開いていて、前記後端板と前記両側面と前記底面とに接触するように入れられ前記後端板に平行な前面を持つ形状の緩衝材を備えていて、前記第2原材料が前記上側から入れられると前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように形成されている第2取付装置に前記第2原材料を前記上側から入れて前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように取り付ける第2材料取付工程と、前記第2回転機械で前記第2切開工具を回転させる第2工具回転工程と、前記刃が前記長さ方向に前記第2原材料の前記反対側に入り該反対側を前記円筒状に切開するように前記第2取付装置又は前記第2切開工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする第2移動装置で前記少なくとも何れか一方を移動させる第2移動工程と、切開された前記第2切開面の内側の第2内側部分を除去する第2除去工程と、を有し、
前記内面形成工程は、ねじ山の頂部から底部の方向に少なくとも一定範囲の部分に微小ダイヤモンド粒を蒸着させ前記内面を形成可能にするねじ状の研削工具を研削工具回転機械に取り付ける研削工具取付工程と、前記第2除去工程で前記第2内側部分を除去した後の研削前材料の長さ方向が前記研削工具のねじの方向になるように前記研削前材料を前記研削工具に対向させて取付可能にする研削前材料取付装置に前記研削前材料を取り付ける研削前材料取付工程と、前記研削工具回転機械で前記研削工具を回転させる研削工具回転工程と、前記研削工具が前記長さ方向に前記研削前材料に入り前記微小ダイヤモンド粒で前記研削前材料を研削して前記内面を形成するように前記研削前材料取付装置又は前記研削工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする研削前移動装置で前記少なくとも何れか一方を移動させる研削移動工程と、を有する、
ことを特徴とする。
先端に刃を備え前記内面を形成可能にする薄肉の円筒状の切開工具と、該切開工具を支持して回転可能にする回転機械と、前記被覆部材の長さ方向である前記被覆部材の原材料であって角形棒状の原材料の長さ方向が前記切開工具の円筒状の円筒方向になるように前記原材料を前記切開工具に対向させて取付可能にする取付装置と、前記刃が前記長さ方向に前記原材料に入り該原材料を前記円筒状に切開するように前記取付装置又は前記切開工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする移動装置と、を有し、
前記取付装置は、平行な両側板と該両側板に直角な上側及び下側のうちの下側の底板と前記長さ方向に直角な前側及び後側のうちの前記切開工具の位置から遠い側になっている前記後側の後端板とを有する形状に形成されていて、前記上側と前記前側が開いていて、前記後端板と前記両側面と前記底面とに接触するように入れられ前記後端板に平行な前面を持つ形状の緩衝材を備えていて、前記原材料が前記上側から入れられると前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように形成されている、ことを特徴とする。
を有することを特徴とする。
第1切開面形成装置と第2切開面形成装置と内面形成装置とを有し、
前記第1切開面形成装置は、先端に刃を備え前記内面を形成可能にするように円筒状の第1切開面を形成可能にする薄肉の円筒状の第1切開工具と、該第1切開工具を支持して回転可能にする第1回転機械と、前記被覆部材の長さ方向である前記被覆部材の原材料であって角形棒状の原材料の長さ方向が前記第1切開工具の円筒状の円筒方向になって前記長さ方向の片側が前記第1切開工具に対向するように前記原材料を取付可能にする第1取付装置と、前記刃が前記長さ方向に前記原材料の前記片側に入り該片側を前記円筒状に切開するように前記第1取付装置又は前記第1切開工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする第1移動装置と、を有し、
前記第2切開面形成装置は、先端に刃を備え前記内面を形成可能にするように円筒状の第2切開面を形成可能にする薄肉の円筒状の第2切開工具と、該第2切開工具を支持して回転可能にする第2回転機械と、前記第2切開工具の円筒状の円筒方向になるように前記片側が前記第1切開面にされた後の第2原材料の長さ方向が前記第2切開工具の円筒状の円筒方向になって前記片側の反対側が前記第2切開工具に対向するように前記第2原材料を取付可能にする第2取付装置と、前記刃が前記長さ方向に前記第2原材料の前記反対側に入り該反対側を前記円筒状に切開するように前記第2取付装置又は前記第2切開工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする第2移動装置と、を有し、
前記第1取付装置及び第2取付装置は、それぞれ、平行な両側板と該両側板に直角な上側及び下側のうちの下側の底板と前記長さ方向に直角な前側及び後側のうちの前記第1切開工具又は前記第2切開工具の位置から遠い側になっている前記後側の後端板とを有する形状に形成されていて、前記上側と前記前側が開いていて、前記後端板と前記両側面と前記底面とに接触するように入れられ前記後端板に平行な前面を持つ形状の緩衝材を備えていて、前記原材料又は前記第2原材料が前記上側から入れられると前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように形成されていて、
前記内面形成装置は、ねじ山の頂部から底部の方向に少なくとも一定範囲の部分に微小ダイヤモンド粒を蒸着させ前記内面を形成可能にするねじ状の研削工具と、該研削工具を支持して回転可能にする研削工具回転機械と、前記片側及び前記反対側が切開されて前記第1切開面及び前記第2切開面の内側部分が除去された後の研削前材料の長さ方向が前記研削工具のねじの方向になるように前記研削前材料を前記研削工具に対向させて取付可能にする研削前材料取付装置と、前記研削工具が前記長さ方向に前記研削前材料に入り前記微小ダイヤモンド粒で前記研削前材料を研削して前記内面を形成するように前記研削前材料取付装置又は前記研削工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする研削移動装置と、を有する、
ことを特徴とする。
更に、取付装置が、平行な両側板とこれに直角な上側及び下側のうちの下側の底板と被覆部材の長さ方向に直角な前側及び後側のうちの切開工具の位置から遠い側になっている後側の後端板とを有する形状に形成されていて、上側と前側が開いていて、後端板と両側面と底面とに接触するように入れられ後端板に平行な前面を持つ形状の緩衝材を備えていて、角形棒状の原材料が上側から入れられると両側板と底板と前面とに接触するように形成されているので、材料取付工程では、取付装置に原材料を上側から入れて両側板と底板と前面とに接触させ、それによって生ずる面圧及び摩擦力により、原材料の回転及び軸方向への移動を確実に規制することができる。そしてこのような原材料の取付は、上側からの嵌め込み操作だけであるため、極めて簡単である。
請求項1乃至3の発明を実施して被覆部材を製造すれば、被覆部材を、簡単な工程で生産性を上げて製造され低コストで寸法精度の良いものにすること、切開面が多少波状になっていたような場合にもこれを修正して精度のよい円筒状の内面にしたり、使用される軸の形状にあわせてテーパーを持つ円錐状の内面に仕上げるような内面加工のされたものにすること、及び、薄肉の切開工具の強度上これによって加工される内面の長さに限界があるときに、その限界長さの二倍の長さの内面を加工しこれを備えた長さの長いものにすること、等の効果を得ることができる。
本例の製造装置は、軸方向であるX方向に直角な方向であるY方向の外断面が円形の軸部材として本例ではX方向に同じ直径dを持つ竿100の少なくとも一部分として長さ20cm〜30cm程度までの根元部分の被覆に用いられる被覆部材としてのグリップ1の製造装置であり、切開工具2、回転機械3、取付装置4、移動装置5、等で構成されていて、ゴム等でできた軟質の被覆部材である前記グリップ1を、その長さ方向として竿に取り付けられたときに竿と同じ方向になるX方向に直角なY方向の内断面が竿1の外断面101と同じ円形の内面1aとして本例ではX方向に同じ直径d1 を持つ円筒面に加工する装置である。
本例の製造方法は、工具取付工程A、材料取付工程B、工具回転工程C、移動工程D及び除去工程Eを有し、更に外面形成工程Fが加えられた方法である。
本例の装置は、ねじ状の研削工具7、これを支持して回転可能にする研削工具回転機械3A、長さ方向が研削工具7のねじの方向であるX方向になるように前記除去工程Eで切開物1Miを除去した後の研削前材料1Mmを研削工具7に対向させて取付可能にする研削前材料取付装置4A、研削前材料取付装置4A又は研削工具7のうちの少なくとも何れか一方として本例では研削前材料取付装置4Aを移動可能にする研削移動装置5A、等を有する。
本例の方法は、図4と同じA〜Eの工程に加えて、研削工具取付工程G、研削前材料取付工程H、研削工具回転工程I及び研削移動工程Jを有し、これらの工程の後に実施される前記外面加工工程Fを有する方法であり、上記A〜Eの工程で内面1aにされることがある切開面1cが加工された後、この切開面1cを更に精度良く加工して切開面とは別の内面1aに仕上げたり、円筒状の切開面1cをテーパーを持つ円錐状の内面1aに仕上げるために採用される。
本例の製造装置は、それぞれ図11、13、15に示す第1切開面形成装置と第2切開面形成装置と内面形成装置とを有する。
本例の方法は、第1切開面形成工程(イ)と第2切開面形成工程(ロ)と内面形成工程(ハ)とを有する。
(a)乃至(f)のグリップ1は、それぞれ、
(a)切開工具2だけを用いて図4の工程で製造した切開面1cをそのまま軸100に被せる内面1aにしたもの、
(b)図10の工程により、切開面1cを研削工具7で更に研削して研削面を内面1aにしたもの、
(c)上記において円筒状の切開面1cを図9(d)に示すテーパーの付いた研削工具7で更に研削してテーパーの付いた研削面を内面1aにしたもの、
(d)切開工具21 及び22 を用いて図17の工程のうち(イ)及び(ロ)と外面形成工程F1 とにより、図11及び13の装置で切開した切開面1c−1及び1c−2をそのまま内面1aにしたもの、
(e)図17の工程により切開面1c−1及び1c−2を図15の装置で研削工具71 により更に研削して共通の研削面1c−3を内面1aにしたもの、及び
(f)上記において円筒状の切開面1c−1及び1c−2を図9(d)のようにテーパーを付けた研削工具71 で更に研削してテーパーの付いた研削面を内面1aにしたもの
を示す。
1a 円筒面(内面)
1c−1,2 第1,第2切開面
1M、1M-2 原材料、第2原材料
1Mm 、11M-3 研削前材料
1M1 片側
1M2 反対側
1Mi.1Mi1,1Mi2 切開物、第1,第1切開物、(内側部分、第1,第2内側部分)
2,21 ,22 切開工具、第1,第2切開工具
3,31 ,32 回転機械、第1,第2回転機械
3A,3A1 研削工具回転機械
4,41 ,42 取付装置、第1,第2取付装置
4A,4A1 研削前材料取付装置
5,51,52 移動装置、第1,第2移動装置
5A.5A1 研削移動装置
7,71 研削工具
7a ねじ
21 刃
71 頂部
72 底部
73 微小ダイヤモンド粒
100 竿(軸部材)
101 外断面
A,A1,A2 工具取付工程、第1,第2工具取付工程
B,B1,B2 材料取付工程、第1,第2材料取付工程
C,C1,C2 工具回転工程、第1,第2工具回転工程
D,D1,D2 移動工程、第1,第2移動工程
E,E1,E2 除去工程、第1,第2除去工程
(イ) 第1切開面形成工程
(ロ) 第2切開面形成工程
(ハ) 内面形成工程
G,G1 研削工具取付工程
H,H1 研削前材料取付工程
I,I1 研削工具回転工程
J,J1 研削移動工程
X 軸方向、原材料の長さ方向、円筒方向、ねじの方向
Y 軸方向に直角な方向
Claims (7)
- 軸方向に直角な方向の外断面が円形の軸部材の少なくとも一部分の被覆に用いられる被覆部材であって長さ方向に直角な方向の内断面が円形の内面にされる軟質の被覆部材の製造方法において、
先端に刃を備え前記内面を形成可能にする薄肉の円筒状の切開工具を回転機械に取り付ける工具取付工程と、前記被覆部材の長さ方向である前記被覆部材の原材料であって角形棒状の原材料の長さ方向が前記切開工具の円筒状の円筒方向になるように前記原材料を前記切開工具に対向させて取付可能にする取付装置であって平行な両側板と該両側板に直角な上側及び下側のうちの下側の底板と前記長さ方向に直角な前側及び後側のうちの前記切開工具の位置から遠い側になっている前記後側の後端板とを有する形状に形成されていて、前記上側と前記前側が開いていて、前記後端板と前記両側面と前記底面とに接触するように入れられ前記後端板に平行な前面を持つ形状の緩衝材を備えていて、前記原材料が前記上側から入れられると前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように形成されている取付装置に前記原材料を前記上側から入れて前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように取り付ける材料取付工程と、前記回転機械で前記切開工具を回転させる工具回転工程と、前記刃が前記長さ方向に前記原材料に入り前記原材料を前記円筒状に切開するように前記取付装置又は前記切開工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする移動装置で前記少なくとも何れか一方を移動させる移動工程と、切開された前記円筒状の内側部分を除去する除去工程と、を有することを特徴とする被覆部材の製造方法。 - ねじ山の頂部から底部の方向に少なくとも一定範囲の部分に微小ダイヤモンド粒を蒸着させ前記内面を形成可能にするねじ状の研削工具を研削工具回転機械に取り付ける研削工具取付工程と、前記除去工程で前記内側部分を除去した後の研削前材料の長さ方向が前記研削工具のねじの方向になるように前記研削前材料を前記研削工具に対向させて取付可能にする研削前材料取付装置に前記研削前材料を取り付ける研削前材料取付工程と、前記研削工具回転機械で前記研削工具を回転させる研削工具回転工程と、前記研削工具が前記長さ方向に前記研削前材料に入り前記研削工具の前記微小ダイヤモンド粒で前記研削前材料を研削して前記内面を形成するように前記研削前材料取付装置又は前記研削工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする研削移動装置で前記少なくとも何れか一方を移動させる研削移動工程と、
を有することを特徴とする請求項1に記載の被覆部材の製造方法。 - 軸方向に直角な方向の外断面が円形の軸部材の少なくとも一部分の被覆に用いられる被覆部材であって長さ方向に直角な方向の内断面が円形の内面にされる軟質の被覆部材の製造方法において、
第1切開面形成工程と第2切開面形成工程と内面形成工程とを有し、
前記第1切開面形成工程は、先端に刃を備え前記内面を形成可能にするように円筒状の第1切開面を形成可能にする薄肉の円筒状の第1切開工具を第1回転機械に取り付ける第1工具取付工程と、前記被覆部材の長さ方向である前記被覆部材の原材料であって角形棒状の原材料の長さ方向が前記第1切開工具の円筒状の円筒方向になって前記長さ方向の片側が前記第1切開工具に対向するように前記原材料を取付可能にする第1取付装置であって平行な両側板と該両側板に直角な上側及び下側のうちの下側の底板と前記長さ方向に直角な前側及び後側のうちの前記第1切開工具の位置から遠い側になっている前記後側の後端板とを有する形状に形成されていて、前記上側と前記前側が開いていて、前記後端板と前記両側面と前記底面とに接触するように入れられ前記後端板に平行な前面を持つ形状の緩衝材を備えていて、前記原材料が前記上側から入れられると前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように形成されている第1取付装置に前記原材料を前記上側から入れて前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように取り付ける第1材料取付工程と、前記第1回転機械で前記第1切開工具を回転させる第1工具回転工程と、前記刃が前記長さ方向に前記原材料の前記片側に入り該片側を前記円筒状に切開するように前記第1取付装置又は前記第1切開工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする第1移動装置で前記少なくとも何れか一方を移動させる第1移動工程と、切開された前記第1切開面の内側の第1内側部分を除去する第1除去工程と、を有し、
前記第2切開面形成工程は、先端に刃を備え前記内面を形成可能にするように円筒状の第2切開面を形成可能にする薄肉の円筒状の第2切開工具を第2回転機械に取り付ける第2工具取付工程と、前記第1移動工程で前記片側を切開した後の第2原材料の長さ方向が前記第2切開工具の円筒状の円筒方向になって前記片側の反対側が前記第2切開工具に対向するように前記第2原材料を取付可能にする第2取付装置であって平行な両側板と該両側板に直角な上側及び下側のうちの下側の底板と前記長さ方向に直角な前側及び後側のうちの前記第2切開工具の位置から遠い側になっている前記後側の後端板とを有する形状に形成されていて、前記上側と前記前側が開いていて、前記後端板と前記両側面と前記底面とに接触するように入れられ前記後端板に平行な前面を持つ形状の緩衝材を備えていて、前記第2原材料が前記上側から入れられると前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように形成されている第2取付装置に前記第2原材料を前記上側から入れて前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように取り付ける第2材料取付工程と、前記第2回転機械で前記第2切開工具を回転させる第2工具回転工程と、前記刃が前記長さ方向に前記第2原材料の前記反対側に入り該反対側を前記円筒状に切開するように前記第2取付装置又は前記第2切開工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする第2移動装置で前記少なくとも何れか一方を移動させる第2移動工程と、切開された前記第2切開面の内側の第2内側部分を除去する第2除去工程と、を有し、
前記内面形成工程は、ねじ山の頂部から底部の方向に少なくとも一定範囲の部分に微小ダイヤモンド粒を蒸着させ前記内面を形成可能にするねじ状の研削工具を研削工具回転機械に取り付ける研削工具取付工程と、前記第2除去工程で前記第2内側部分を除去した後の研削前材料の長さ方向が前記研削工具のねじの方向になるように前記研削前材料を前記研削工具に対向させて取付可能にする研削前材料取付装置に前記研削前材料を取り付ける研削前材料取付工程と、前記研削工具回転機械で前記研削工具を回転させる研削工具回転工程と、前記研削工具が前記長さ方向に前記研削前材料に入り前記微小ダイヤモンド粒で前記研削前材料を研削して前記内面を形成するように前記研削前材料取付装置又は前記研削工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする研削前移動装置で前記少なくとも何れか一方を移動させる研削移動工程と、を有する、
ことを特徴とする被覆部材の製造方法。 - 軸方向に直角な方向の外断面が円形の軸部材の少なくとも一部分の被覆に用いられる被覆部材であって長さ方向に直角な方向の内断面が円形の内面にされる軟質の被覆部材の製造装置において、
先端に刃を備え前記内面を形成可能にする薄肉の円筒状の切開工具と、該切開工具を支持して回転可能にする回転機械と、前記被覆部材の長さ方向である前記被覆部材の原材料であって角形棒状の原材料の長さ方向が前記切開工具の円筒状の円筒方向になるように前記原材料を前記切開工具に対向させて取付可能にする取付装置と、前記刃が前記長さ方向に前記原材料に入り該原材料を前記円筒状に切開するように前記取付装置又は前記切開工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする移動装置と、を有し、
前記取付装置は、平行な両側板と該両側板に直角な上側及び下側のうちの下側の底板と前記長さ方向に直角な前側及び後側のうちの前記切開工具の位置から遠い側になっている前記後側の後端板とを有する形状に形成されていて、前記上側と前記前側が開いていて、前記後端板と前記両側面と前記底面とに接触するように入れられ前記後端板に平行な前面を持つ形状の緩衝材を備えていて、前記原材料が前記上側から入れられると前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように形成されている、ことを特徴とする被覆部材の製造装置。 - ねじ山の頂部から底部の方向に少なくとも一定範囲の部分に微小ダイヤモンド粒を蒸着させ前記内面を形成可能にするねじ状の研削工具と、該研削工具を支持して回転可能にする研削工具回転機械と、前記内側部分が除去された後の研削前材料の長さ方向が前記研削工具のねじの方向になるように前記研削前材料を前記研削工具に対向させて取付可能にする研削前材料取付装置と、前記研削工具が前記長さ方向に前記研削前材料に入り前記微小ダイヤモンド粒で前記研削前材料を研削して前記内面を形成するように前記研削前材料取付装置又は前記研削工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする研削移動装置と、
を有することを特徴とする請求項4に記載の被覆部材の製造装置。 - 軸方向に直角な方向の外断面が円形の軸部材の少なくとも一部分の被覆に用いられる被覆部材であって長さ方向に直角な方向の内断面が円形の内面にされる軟質の被覆部材の製造装置において、
第1切開面形成装置と第2切開面形成装置と内面形成装置とを有し、
前記第1切開面形成装置は、先端に刃を備え前記内面を形成可能にするように円筒状の第1切開面を形成可能にする薄肉の円筒状の第1切開工具と、該第1切開工具を支持して回転可能にする第1回転機械と、前記被覆部材の長さ方向である前記被覆部材の原材料であって角形棒状の原材料の長さ方向が前記第1切開工具の円筒状の円筒方向になって前記長さ方向の片側が前記第1切開工具に対向するように前記原材料を取付可能にする第1取付装置と、前記刃が前記長さ方向に前記原材料の前記片側に入り該片側を前記円筒状に切開するように前記第1取付装置又は前記第1切開工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする第1移動装置と、を有し、
前記第2切開面形成装置は、先端に刃を備え前記内面を形成可能にするように円筒状の第2切開面を形成可能にする薄肉の円筒状の第2切開工具と、該第2切開工具を支持して回転可能にする第2回転機械と、前記第2切開工具の円筒状の円筒方向になるように前記片側が前記第1切開面にされた後の第2原材料の長さ方向が前記第2切開工具の円筒状の円筒方向になって前記片側の反対側が前記第2切開工具に対向するように前記第2原材料を取付可能にする第2取付装置と、前記刃が前記長さ方向に前記第2原材料の前記反対側に入り該反対側を前記円筒状に切開するように前記第2取付装置又は前記第2切開工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする第2移動装置と、を有し、
前記第1取付装置及び第2取付装置は、それぞれ、平行な両側板と該両側板に直角な上側及び下側のうちの下側の底板と前記長さ方向に直角な前側及び後側のうちの前記第1切開工具又は前記第2切開工具の位置から遠い側になっている前記後側の後端板とを有する形状に形成されていて、前記上側と前記前側が開いていて、前記後端板と前記両側面と前記底面とに接触するように入れられ前記後端板に平行な前面を持つ形状の緩衝材を備えていて、前記原材料又は前記第2原材料が前記上側から入れられると前記両側板と前記底板と前記前面とに接触するように形成されていて、
前記内面形成装置は、ねじ山の頂部から底部の方向に少なくとも一定範囲の部分に微小ダイヤモンド粒を蒸着させ前記内面を形成可能にするねじ状の研削工具と、該研削工具を支持して回転可能にする研削工具回転機械と、前記片側及び前記反対側が切開されて前記第1切開面及び前記第2切開面の内側部分が除去された後の研削前材料の長さ方向が前記研削工具のねじの方向になるように前記研削前材料を前記研削工具に対向させて取付可能にする研削前材料取付装置と、前記研削工具が前記長さ方向に前記研削前材料に入り前記微小ダイヤモンド粒で前記研削前材料を研削して前記内面を形成するように前記研削前材料取付装置又は前記研削工具のうちの少なくとも何れか一方を移動可能にする研削移動装置と、を有する、
ことを特徴とする被覆部材の製造装置。 - 前記移動装置は前記取付装置を移動可能にし、前記取付装置の移動を停止可能なストッパであって前記原材料の長さと前記切開する長さとの差である残部長さの位置を加減することができるように目的とする位置に固定可能にされたストッパを有することを特徴とする請求項4に記載の被覆部材の製造装置。
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