JP4051025B2 - 融雪装置 - Google Patents

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本発明は、融雪装置に関するものである。
従来から、コンクリート製のパネル体の内部に放熱管を埋め込み、この放熱管に水や不凍液に代表される熱媒体を通過させることで融雪を行う構造の無散水融雪装置がある。
ところで、この無散水融雪装置には、前記放熱管に、例えば不凍液を該放熱管に供給する供給管及びこの放熱管を通過した熱交換済み不凍液を排出する排出管が設けられている。
しかしながら、これらの供給管及び排出管は、通常前記放熱管を埋め込んだパネル体とは別に、予めこのパネル体が配設される路盤にして該パネル体の一側に夫々現場コンクリート打設により埋設されるため、これら供給管及び排出管を施工した後、十分な養生期間をおいてから前記パネル体を設置しなければならず、工期が長くなり、また、一時的に交通開放をする時には仮舗装などの処置を行う必要がある等、施工が厄介でコスト高となる問題がある。
本発明は、上述の問題点を解決したもので、供給管及び排出管が設けられたパネル体を採用することにより工期の短縮化及びコストの削減を図れる実用性に秀れる融雪装置を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
管体1に所定温度の融雪流体を流通せしめて融雪する融雪装置であって、前記管体1は所望位置に敷設される複数のパネル体3に夫々設けられ、このパネル体3には、前記管体1の入口と連結され前記融雪流体を管体1に供給する供給管4及び前記管体1の出口と連結され該管体1を流通し終わった前記融雪流体を集める排出管5が夫々一体に設けられ、前記複数のパネル体3を連設して各パネル体3の前記供給管4同士及び前記排出管5同士を連結することで融雪領域を形成するように構成されていることを特徴とする融雪装置に係るものである。
また、請求項記載の融雪装置において、前記供給管4及び前記排出管5の端部にはフレキシブルジョイント6が設けられていることを特徴とする融雪装置に係るものである。
また、請求項1,2いずれか1項に記載の融雪装置において、前記パネル体3には、このパネル体3を設置面8から所定間隔をおいて配設するための複数の足部9が設けられていることを特徴とする融雪装置に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、工期の短縮化及びコストの削減を図れる実用性に秀れた融雪装置となる。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいてその作用を示して簡単に説明する。
供給管4及び排出管5を一体に設けたパネル体3を採用するから、供給管4及び排出管5を別工程により設ける必要はなく、このパネル体3を単に敷設することで融雪設備が実現でき、従って、工期の短縮化及びコストの削減を図れる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、管体1に所定温度の融雪流体を流通せしめて融雪する融雪装置であって、管体1は所望位置に敷設されるパネル体3に設けられ、このパネル体3には融雪流体を管体1に供給する供給管4及び管体1を流通し終わった融雪流体を集める排出管5が設けられているものである。
具体的には、本実施例は現場コンクリート打設により施工するものではなく、予め工場においてコンクリート製の平面視四角形状のパネル体3に、図1〜3に図示したように管体1,供給管4及び排出管5を設けた後、この管体1,供給管4及び排出管5を設けたパネル体3を現場の路盤に複数並設状態に敷設し、所定の融雪領域を形成するものである。尚、複数並設状態に敷設せずに、一のパネル体3により融雪領域を構成しても良い。また、路盤に敷設するのではなく埋設する構成としても良い。
即ち、従来は、管体1を設けたパネル体3とは別工程でこの供給管4及び排出管5を路盤に配設する必要があり、工期が長くなりコスト高となっていたが、この供給管4及び排出管5をパネル体3に予め設けることで、この供給管4及び排出管5もまとめて一工程で配設できることになり、極めて作業性に秀れたものとなる。
各部を具体的に説明する。管体1としては鋼製のものが採用されている。この管体1は、この管体1からの放熱でパネル体3全面をカバーできるように該パネル体3内に蛇行状態に埋設されている。また、融雪効率の点から管体1はパネル体3の表面寄りに設けた方が好ましい。
この管体1の入口はパネル体3の長さ方向側の一端に位置するように設定され、出口はパネル体3の長さ方向側の他端に位置するように設定されている。この管体1の入口及び出口には鋼製の前記供給管4及び排出管5が夫々連結されている。尚、図中符号2は、流量調整用のバルブである。また、管体1,供給管4及び排出管5として鋼製以外のもの、例えば樹脂製のものを採用しても良い。
また、この供給管4及び排出管5の両端には、並設するパネル体3の供給管4及び排出管5と夫々連結するための柔軟性を有するフレキシブルジョイント6が夫々設けられている。フレキシブルジョイント6には、並設するパネル体3の供給管4及び排出管5を連結するための連結管7が連結され、並設するパネル体3の供給管4及び排出管5を夫々連結する。
このフレキシブルジョイント6を介して夫々連設された供給管4と排出管5とは、加熱手段としてのボイラやヒートポンプを介して連結されている。従って、本実施例は、管体1を流通する融雪流体を熱媒体として循環せしめる構成であり、散水が歩行者や車両にかかるおそれがなく、また、路面の凍結を可及的に阻止できることになり、散水型の融雪装置に比べて融雪のサービスレベルが高くなる。
また、フレキシブルジョイント6の柔軟性により、パネル体3の供給管4及び排出管5連結時の前記連結管7の微調整が容易となり、パネル体3の位置決めを精密に行う必要なく簡易にパネル体3を並設できることになる。しかも、この柔軟性が前記連結管7の微動を許容することで、前記パネル体3上を通過する車両等からの負荷が集中しやすいこの連結管7が破損しにくくなる。
また、図4に図示したように、従来、パネル体Aは、現場で施工する際には設置面Bである路盤上にクレーン等を用いて設置作業を行っているが、路盤表面は必ずしも平坦面ではなくある程度の凹凸があるため、設計計画通りの施工が非常に困難であり、複数のパネル体を並設する場合には特に互いのパネル体の間に段差が生じやすくなり、ローラを用いて一旦平坦面を形成する必要がある等施工が厄介である。
そこで、本実施例のパネル体3には、図5に図示したように、このパネル体3を設置する設置面8から所定間隔をおいてパネル体3を配設し得る複数の足部9、具体的には、パネル体3の角部に前記足部9が夫々設けられ、更に、該パネル体3に注入孔10、具体的には、パネル体3の中心と各角部の間にして角部寄りに計4つ設けられている。
従って、本実施例のパネル体3は、この足部9の底面が良好に設置できる面を形成し、該足部9によりパネル体3を設置面8と所定間隔をおいて設置し、注入孔10からモルタル等の充填剤を注入して前記所定間隔(空隙)を充填することで、凹凸が残る設置面8の該凹凸の影響を受けることなくパネル体3を設置でき、また、パネル体3全体を設置する平坦面を形成する必要がないため、従来のようにローラ等による設置面8全体の平坦化を行う必要なく、前記足部9を良好に設置できるスペースだけを平坦化することで、必要最低限の作業でパネル体3を配設できることになり、それだけ施工が容易となる。尚、足部9として所定幅を有する足部9を少なくとも対向状態に一対設けた構成としても良い。
また、本実施例は、パネル体3の長さ方向側の両端に夫々供給管4及び排出管5を設けた構成であるが、図6〜8に図示したように、管体1の入口側と出口側とをこのパネル体3の長さ方向側の一端に位置するように設定し、この一端に前記供給管4及び排出管5を設けた構成としても良い。
この場合には、供給管4及び排出管5を設けない前記パネル体3の長さ方向側の他端同士を当接若しくは近接せしめるように並設することでこの他端同士の間に前記供給管4若しくは排出管5が位置せずに、融雪を一層良好に行えることになる。
本実施例は上述のように構成したから、供給管4及び排出管5を設けたパネル体3を採用するから、供給管4及び排出管5を別工程により設ける必要はなく、このパネル体3を単に敷設することで融雪設備が実現でき、従って、工期の短縮化及びコストの削減を図れる。
また、供給管4及び排出管5の端部に夫々設けたフレキシブルジョイント6により、前記連結管7の微調整が容易となり、パネル体3の位置決めを精密に行う必要なく簡易にパネル体3を並設できることになる。しかも、前記連結管7の微動を許容することで、前記パネル体3上を通過する車両等からの負荷が集中しやすいこの連結管7が破損しにくくなる。
従って、このパネル体3を複数並設状態に配設して簡易に融雪領域を形成できることになり、広い融雪領域を形成する場合にも極めて簡易且つコスト安に施工できることになり、耐久性にも秀れたものとなる。
更に、前記パネル体3に設けた足部9により、従来のようにローラ等による設置面8全体の平坦化を行う必要なく、前記足部9を良好に設置できるスペースだけを平坦化することで、必要最低限の作業でこのパネル体3を敷設することができる。
従って、本実施例は、工期の短縮化及びコストの削減を図れる実用性に秀れる融雪装置となる。
本実施例の概略説明平断面図である。 本実施例の概略説明側面図である。 本実施例のパネル体を並設した状態の概略説明平断面図である。 従来例の概略説明側断面図である。 本実施例の概略説明側断面図である。 別例の概略説明平断面図である。 別例の概略説明側面図である。 別例のパネル体を並設した状態の概略説明平断面図である。
符号の説明
1 管体
3 パネル体
4 供給管
5 排出管
6 フレキシブルジョイント
設置面
足部

Claims (3)

  1. 管体に所定温度の融雪流体を流通せしめて融雪する融雪装置であって、前記管体は所望位置に敷設される複数のパネル体に夫々設けられ、このパネル体には、前記管体の入口と連結され前記融雪流体を管体に供給する供給管及び前記管体の出口と連結され該管体を流通し終わった前記融雪流体を集める排出管が夫々一体に設けられ、前記複数のパネル体を連設して各パネル体の前記供給管同士及び前記排出管同士を連結することで融雪領域を形成するように構成されていることを特徴とする融雪装置。
  2. 請求項記載の融雪装置において、前記供給管及び前記排出管の端部にはフレキシブルジョイントが設けられていることを特徴とする融雪装置。
  3. 請求項1,2いずれか1項に記載の融雪装置において、前記パネル体には、このパネル体を設置面から所定間隔をおいて配設するための複数の足部が設けられていることを特徴とする融雪装置。
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