JP4050817B2 - 出入管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IDカードなどを用いて個人を識別し、重量を測定することで出入りしようとする人が識別された個人ただ一人であることを判定して特定区域への出入りを管理する同一人検知機能付き出入管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
磁気カード、非接触カードなどのID(個人識別)カードや、指紋や声紋や網膜パターンなどの生体特長を利用して個人を識別する出入管理システムは、一般の人の出入りを制限したい場所などで、その出入りを管理する目的で広く利用されている。
【0003】
特に、オフィスなどでは、出入管理のためのIDカードを胸に付ける名札と兼ねて使用したり、出入りする人の履歴が残る出入管理システムの特徴を利用して出怠勤管理に利用するなど、そのアプリケーションも広がりつつある。
【0004】
このようなシステムでは、個人識別機器とドアを組み合わせそのドアを通過できるものが来たときにだけドアの電気錠を解錠するなどの方法で出入りの管理が一般的に行われているが、ドアが開いたのを幸いに個人識別機器を通過しない人までもそのドアを通過してしまうことがままある。そこで、特に重要な場所ではドアを2枚にしてその間に人が一人入れる空間を作り、この空間の中で個人の識別を行うという方法が取られることがある。当然、2枚のドアはインターロック動作とし、2枚のドアのうちどちらかが開扉している間は他方は開かないようにして、通り抜けを防いでいる。さらに、2枚のドアの間の空間に、人が一人しかいないことを検出するため、その空間に入つている人の重量を測定したり、空間内に多数の光線を多方向に張り巡らし、その遮光パターンによって一人であることを検出したりする方法が併用される。
【0005】
何となれば、2枚のドアの間の空間は、そこに出入りする人の中で、最も太った大きい人に合わせなければならず、その空間に小柄な人ならば二人以上が容易に入ることが出来るからである。特に、空間に入つている人の重量を測定する方法は、他の一人検知方法に比べて構成が単純で一人と認識するための演算も容易なため、比較的多く用いられている。
【0006】
その一方で、重量による判定の許容範囲を少なくしようと思えば、出入りしようとする人が何か荷物を持っていた場合、荷物の重量によって一人と判定されないことが多くなる。そのため、荷物所持者のための通路を設け、警備員による出入管理を余儀なくされたり、通路にテレビカメラを設け、四六時中警備員がモニターを見ていて、出入者が一人であることを監視するなどの方法が取られているが、せっかくの一人検知システムの機能が十分に生かされないばかリでなく、一般の通路とは別に荷物所持者のための通路を設けなくてはならないため設備が大がかりとなり、また、警備員に過度の責任を負わせることも多く、一人検知機能付きの出入管理システムの普及の妨げになっていた。
【0007】
上述したように個人識別を用いた出入管理システムは、磁気カード、非接触カードなどのIDカードを使用するもの、指紋、声紋、網膜パターンなどの人の生体特長を利用したものなどが実用化されているが、何れも出入りを制限するためのドアなどを持っており、そこに出入りできる者が一人いてドアを開けることができれば、出入りを許されていない者も、ドアが閉まる前に続いて出入り出来てしまうという欠点を持つものが多い。
【0008】
その欠点を補うため、出入管理システムに一人検知と呼ばれる機能を加え、2枚の扉に挟まれた空間に、人が一人しかいないことを検知し、何人もが続いて出入りするのを防いでいる。一人検知の方法には前記空間内にいる者の重量を測定する方法、前記空間内にいる者の投影面積を測定する方法などがある。
【0009】
本発明は、出入りする者の重量を測定することにより、複数の人の同時出入リを防ぐ一人検知機能付き出入管理システムに関する。
【0010】
図7は、一般的に利用されている出入管理システムを上から見た図である。図7で、1はIDカードに書き込まれている個人識別データを読み込むカードリーダ、2は自由な出入りを制限するドアで、電気錠などにより施錠されている。3は、カードリーダ1で読み込まれたカードデータがこのドア2を出入りできる者のデータか否かを判定する制御部、4は出入りが制限されている区域を表す。
【0011】
図8に示すように、制御部3はカードリーダ1に電気的に接続され、ドア2に設けられた電気錠は制御部3に電気的に接続されている。
【0012】
図7及び図8において、ドア2を出入りすることがシステム上許された者が、カードリーダ1にIDカードデータを読み込ませると、制御部3はカード所持者に対し出入り可の判定を下し、電気錠を一定時間解錠する。許可されたIDカードの所持者は解錠されたドアを開けて制限区域4にはいることができる。当然、IDカードを持たない者がこのドア2を通つて区域内に入ろうとしても、ドア2が施錠されているので入ることはできない。また、IDカードを持っていても、このドア2の出入りがシステム上できない者は、カードリーダ1にカードを読み込ませても、制御部3が出入り不可の判定を下すので、電気錠は解錠せずドア2を開けることはできない。
【0013】
図7及び図8の例では、このドア2の出入りができる者が一人居さえすれば、その者のカードデータをカードリーダ1に読み込ませることでドア2を開け、ドア2を手で抑えておくなどして、本来このドア2の出入りができない人たちを制限区域4の中に入れてしまうことができる。
【0014】
この例では、出入りを制限する個人識別媒体としてIDカードを使用しているが、指紋や声紋などの生体特長を個人識別要素として使用するシステムでも、システムの動作、欠点は同様である。また、図7の例のように手動のドア2を用いたシステムでも、自動ドアのような他の制限手段を使用したシステムでも、基本的な動作は同様である。
【0015】
図9は、一人検知機能を付加した従来の出入り管理システムを上から見た図である。図9で、5は制限区域4にはいるための第1のドア、2は制限区域4にはいるための第2のドア、6は第1のドア5と第2のドア2に挟まれた、人が一人入ることのできる空間、1は前記空間6内に設けられたカードリーダ、7は前記空間6の床に設けられた、出入りする者の重量を測定するための秤、3はカードリーダで読み込まれたカードデータがこのドア2を出入りできる者のデータか否かを判定する第1の制御部、8は秤7により測定された重量が予め定めたある値以下ならば、空間6内の人が一人であると判定する第2の制御部、9はアンド回路、4は制限区域である。
【0016】
図10のように、第1の制御部3はカードリーダ1に電気的に接続され、第2の制御部8は秤7に電気的に接続され、アンド回路9は第1の制御部3及び第2の制御部8に電気的に接続され、ドア2に設けられた電気錠はアンド回路9に電気的に接続されている。
【0017】
図9及び図10において、制限区域4に入ろうとする者Aが第1のドア5の前に立つと、人感センサ(図示せず)により第1のドア5が開いてAは第1のドア5と第2のドア2とに挟まれた空間6に入ることが出来る。第1のドア5が閉まりAがカードリーダ1にカードデータを読み込ませると、第1の制御部3がAのカードデータは制限区域4にはいることが出来るものか否かを判定する。同時にAの重量は秤7によって測定され、第2の制御部8は、その値が予め定めたある値以下ならば、空間6にいる者は一人であると判定する。前記空間6は、人が一人入れ、かつできるだけ小さい面積に設定され、出入り者の重量を測定するための秤7は、空間6の床面積に対し出来るだけ大きく出来れば床の全面とし、重量を測定している以外の者が、空間6内に入ることが出来なくすることが必要である。
【0018】
Aのカードデータが制限区域4に入ることができるものであり、かつ測定された重量が予め定めた値以下ならば、アンド回路9は第2のドア2の電気錠に解錠指令を出し、電気錠は解錠されてAはドア2を開けて制限区域4の中に入ることができる。人感センサとしては、遠赤外線検知センサ、マットスイッチ、光電管など種々のセンサが使用できる。また、センサを使わず出入りする者が押し釦スイッチを押すことで第1のドア5を開けても良いし、第1のドア5は自由に開け締めできるものでも良い。
【0019】
図11は更に改良された一人検知機能付き出入管理システムを上から見た図である。また、図12は、図11の構成要素の電気的接続関係を示す図である。
【0020】
図11及び図12において、5は制限区域4にはいるための第1のドア、2は制限区域4にはいるための第1のドアであり、6は第1のドア5と第2のドア2に挟まれた、人が一人入ることのできる空間であり、1は前記空間6内に設けられたカードリーダであり、7は前記空間6の床に設けられた、出入りする者の重量を測定するための秤である。
【0021】
3´はカードリーダ1で読み込まれたカードデータ(個人識別情報)がドア2を出入りできる人のデータ(個人識別情報)か否かを判定する第1の制御部である。即ち、カードリーダ1は、制限区域4に出入りしようとする人の個人識別情報を、検出された個人識別情報として検出する手段として作用する。また、第1の制御部3´は、予め制限区域4に出入りできる人の個人識別情報を、保存された個人識別情報として保存しており、カードリーダ1からの前記検出された個人識別情報が前記保存された個人識別情報の一つに一致するか否かを判定するものである。即ち、第1の制御部3´は、前記検出された個人識別情報が制限区域4に出入りできる人の個人識別情報であるか否かを判定するものである。そして、第1の制御部3´は、前記検出された個人識別情報が制限区域4に出入りできる人の個人識別情報である場合に、制限区域4に出入りしようとする前記人を特定する個人特定情報を第2の制御部8´に出力するものである。
【0022】
このように、カードリーダ1と第1の制御部3´とは、制限区域4に出入りしようとする人の個人識別情報を、検出された個人識別情報として検出して、前記検出された個人識別情報が制限区域4に出入りできる人の個人識別情報であるか否かを判定し、前記検出された個人識別情報が制限区域4に出入りできる人の個人識別情報である場合に、制限区域4に出入りしようとする前記人を特定する個人特定情報を第2の制御部8´に出力する個人識別手段として働く。
【0023】
秤7は、制限区域4に出入りしようとする前記人の重量を、検出された人重量として検出する。第2の制御部8´は、第1の制御部3´に接続されると共に、予め制限区域4に出入りできる人の重量を、保存された人重量として、保存しており、秤7から出力された前記検出された人重量と、第1の制御部3´から出力された前記個人特定情報にて特定された人に対応して保存されている前記保存された人重量との差の絶対値が所定値以下であるか否かを判定し、前記差の絶対値が前記所定値以下である場合に、前記特定区域に出入りしようとする前記人が一人であることを論理“1”として示す信号(一人信号)を出入り許可信号として出力する。
【0024】
ドア2の電気錠は、出入り許可信号に与えられ、その電気錠を開錠し、制限区域4に出入りしようとする前記人の制限区域4への出入りを許可する出入り許可手段として作用する。
【0025】
図1及び図2のシステムを出入りする者Aが使用する場合の動作は、次の通りである。制限区域4に入ろうとする者Aが第1のドア5の前に立つと、人感センサ(図示せず)により第1のドア5が開いてAは第1のドア5と第2のドア2とに挟まれた空間6に入ることが出来る。第1のドア5が閉まりAがカードリーダ1にカードデータを読み込ませると、第1の制御部3´がAのカードデータは制限区域4にはいることが出来るものか否かを判定する。同時にAの重量は秤7によって測定され、第2の制御部8´により予め測定しておいたAの重量と比較し、互いの差の絶対値が所定値以下であるならば空間6にいる者はA一人であると判定する。
【0026】
Aのカードデータが制限区域4に入ることができるものであり、かつ測定された重量と予め測定しておいたAの重量との差の絶対値が所定値以下であれば、前述の出入り許可信号は第2のドア2の電気錠に解錠指令として送出され、電気錠は解錠されてAはドアを開けて制限区域4の中に入ることができる。
【0027】
人感センサとしては、遠赤外線検知センサ、マットスイッチ、光電管など種々のセンサが使用できる。また、センサを使わず出入りする者が押し釦スイッチを押すことで第1のドア5を開けても良いし、第1のドア5は自由に開け締めできるものでも良い。
【0028】
また、秤7によって測定される重量と、予め測定しておいた同一人の重量との差の絶対値が比較される前記所定値は数100グラムから数キログラムの範囲の値が設定される。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
図11及び図12を用いて説明したように、制限区域に入るものが同一人ひとりであることを重量によって判定するシステムが実用化され、更に出入りする者が荷物を所持している場合には、荷物の重量を予め測定して、荷物を所持した出入りする者の重量から荷物の重量を減ずることで、制限区域への荷物の持ち込みや、制限区域からの荷物の持ち出しを把握するシステムも考案されているが、これらは、荷物として秤にのせられたものが本当に荷物であるか否かを判別する手段を持たず、重量だけを荷物の識別要素としているため、制限区域への出入りを許可されない人が荷物と偽つて重量を測定され、制限区域への出入りを許可された者と一緒に出入りしても、人が荷物を持って出入りしていると認識され、不正な出入りを排除できないという欠点があった。
【0030】
そのため、テレビカメラなどを用いて、常に出入りの状況を監視し、不審な者や不審な行動をチェックするなどということが行われているが、設備にかかるコストが増大し、また、監視する警備員の負担も大きいという問題点があった。
【0031】
本発明は、本来、人の計量の際には安定な計量の妨げとなっていた秤量の微細な変化で、荷物として秤にのせられたものが本当に荷物なのか、人を荷物と偽つているのかを判定することによって、人を荷物と偽って不正に制限区域に出入りさせることを防止し、より確度の高い出入管理システムを提供することを目的としたものである。
【0032】
すなわち、本発明は、生物が常に発生してる微細な動作を秤量の変化として検出し、荷物であるとして重量を測定されている物が、人などの生物であるか、荷物などの無生物であるかを判別することにより、人が荷物と偽って許可なく制限区域内に出入りすることを防止しようとするものである。
【0033】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の態様によれば、
特定区域に出入りしようとする人の個人識別情報を、検出された個人識別情報として検出して、前記検出された個人識別情報が前記特定区域に出入りできる人の個人識別情報であるか否かを判定し、前記検出された個人識別情報が前記特定区域に出入りできる人の個人識別情報である場合に、前記特定区域に出入りしようとする前記人を特定する個人特定情報を出力する個人識別手段(1、3´)と、
前記特定区域に出入りしようとする前記人が所持している荷物の重量を、測定された荷物重量として、測定する荷物重量測定手段(10)と、
前記特定区域に出入りしようとする前記人とその人が所持している前記荷物との合計重量を、測定された合計重量として、測定する合計重量測定手段(7)と、
前記個人識別手段、前記荷物重量測定手段、及び前記合計重量測定手段に接続されると共に、予め前記特定区域に出入りできる人の重量を、保存された人重量として、保存しており、前記測定された合計重量から前記測定された荷物重量を減算することにより、前記特定区域に出入りしようとする前記人の重量を、検出された人重量として検出して、前記検出された人重量と、前記個人識別手段から出力された前記個人特定情報にて特定された人に対応して保存されている前記保存された人重量との差の絶対値を所定値に比較し、前記差の絶対値が前記所定値以下である場合に、前記特定区域に出入りしようとする人が一人であると判定する判定手段(8”)とを、有する出入管理システムであって、
前記荷物重量測定手段は、微細な秤量変動を検出する機能を有するものであり、
前記判定手段は、前記荷物重量測定手段が微細な秤量変動を検出した時には、秤量物が荷物ではないと判定することを特徴とする出入管理システムが得られる。
【0034】
本発明の第2の態様によれば、前述の第1の態様による出入管理システムにおいて、
前記判定手段は、前記差の絶対値が前記所定値以下である場合に、前記特定区域に出入りしようとする人が一人であると判定し、前記特定区域に出入りしようとする前記人が一人であることを示す一人信号を出入り許可信号として出力するものであり、
前記判定手段に接続され、前記出入り許可信号を受けた場合にのみ、前記特定区域に出入りしようとする前記人の前記特定区域への出入りを許可する出入り許可手段(2)を更に有することを特徴とする出入管理システムが得られる。
【0035】
本発明の第3の態様によれば、前述の第1又は第2の態様による出入管理システムにおいて、
前記荷物重量測定手段に開閉の制御が可能な扉(12)を設け、
前記荷物重量測定手段が微細な秤量変動を検出した時には、前記扉を閉扉状態に保持し、前記秤量物の回収を不可能とすることを特徴とする出入管理システムが得られる。
【0036】
本発明の第4の態様によれば、
特定区域に出入りしようとする人の個人識別情報を、検出された個人識別情報として検出して、前記検出された個人識別情報が前記特定区域に出入りできる人の個人識別情報であるか否かを判定し、前記検出された個人識別情報が前記特定区域に出入りできる人の個人識別情報である場合に、前記特定区域に出入りしようとする前記人を特定する個人特定情報を出力する個人識別手段(1、3´)と、
前記特定区域に出入りしようとする前記人が所持している荷物の重量を、測定された荷物重量として、測定する荷物重量測定手段と、
前記特定区域に出入りしようとする前記人とその人が所持している前記荷物との合計重量を、測定された合計重量として、測定する合計重量測定手段と、
前記個人識別手段、前記荷物重量測定手段、及び前記合計重量測定手段に接続されると共に、予め前記特定区域に出入りできる人の重量を、保存された人重量として、保存しており、前記測定された合計重量から前記測定された荷物重量を減算することにより、前記特定区域に出入りしようとする前記人の重量を、検出された人重量として検出して、前記検出された人重量と、前記個人識別手段から出力された前記個人特定情報にて特定された人に対応して保存されている前記保存された人重量との差の絶対値を所定値に比較し、前記差の絶対値が前記所定値以下である場合に、前記特定区域に出入りしようとする人が一人であると判定する判定手段(8”)とを、有する出入管理システムであって、
前記荷物重量測定手段及び前記合計重量測定手段として、同一の重量測定手段(7)を切り替えて用い、
前記判定手段は、前記同一の重量測定手段が前記荷物重量測定手段として使用されている時に前記同一の重量測定手段が微細な秤量変動を検出した時には、秤量物が荷物ではないと判定することを特徴とする出入管理システムが得られる。
【0037】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施例について図面を参照して説明する。
【0038】
図1は本発明の第1の実施例による一人検知機能付き出入管理システムを上から見た図である。また、図2は、図1の構成要素の電気的接続関係を示す図である。
【0039】
図1及び図2に示された一人検知機能付き出入管理システムは、以下に述べることを除けば図11及び図12に示した一人検知機能付き出入管理システムと同様である。
【0040】
まず、図1及び図2に示された一人検知機能付き出入管理システムは、制限区域4に出入りしようとする人が荷物を所持している場合に、制限区域4に出入りしようとする前記人が所持している前記荷物の重量を、測定された荷物重量として測定する、荷物の重量を測定する為の秤(荷物重量測定手段)10を有している。
【0041】
また、図1及び図2に示された一人検知機能付き出入管理システムは、制限区域4に出入りしようとする前記人とその人が所持している前記荷物との合計重量を、測定された合計重量として、測定する合計重量測定手段として秤7を用いている。
【0042】
秤(合計重量測定手段)7は、秤量の最小確度は測定重量範囲の100分の1から数100分の1に設定される。これは人の見かけ上の重量が常に微細に変動するため、秤量の最小確度を小さくすると測定重量が常に変動してしまうためである。
【0043】
これに対して、秤(荷物重量測定手段)10は、秤量の変動検出可能な値は周囲の振動などで影響を受けない範囲でできるだけ小さく設定され、通常は測定重量範囲の数1000分の1から数10000分の1以下とされる。
【0044】
このようにして、秤(荷物重量測定手段)10は、秤(合計重量測定手段)7よりも微細な秤量変動を検出する機能を与えられている。
【0045】
更に、図1及び図2に示された一人検知機能付き出入管理システムは、予め制限区域4に出入りできる人の重量を、保存された人重量として、保存しており、秤7における前記測定された合計重量から前記荷物の重量を測定する為の秤10における前記測定された荷物重量を減算することにより、制限区域4に出入りしようとする前記人の重量を、前記検出された人重量として検出して、前記検出された人重量と、前記個人識別手段の第1の制御部3´から出力された前記個人特定情報にて特定された人に対応して保存されている前記保存された人重量との差の絶対値が前記所定値以下であるか否かを判定し、前記差の絶対値が前記所定値以下である場合に、制限区域4に出入りしようとする人が一人であることを論理“1”で示す信号(すなわち、前記一人信号)を出入り許可信号として出力する第2の制御部8”とを有している。
【0046】
加えて、この第2の制御部8”は、秤(荷物重量測定手段)10が微細な秤量変動を検出した時には、秤量物が荷物ではなく人であると判定して、前記差の絶対値が前記所定値以下である場合でも前記第2の信号(すなわち、前記一人信号)を出力しない。
【0047】
以上のことが、図11及び図12に示した一人検知機能付き出入管理システムと異なる。
【0048】
図1及び図2に示されたシステムを荷物を所持しない者Aが使用する場合の動作は、荷物の重量を測定する為の秤10を使用しないので、図11及び図12の場合と同様である。
【0049】
図1及び図2に示されたシステムを荷物を所持する者Bが使用する場合の動作は、次のようになる。制限区域4に入ろうとする者Bが第1のドア5の前に立つと、第1のドア5が開くが、荷物を所持しているBは第1のドア5と第2のドア2とに挟まれた空間6に入る前に荷物を秤10に乗せる。秤10は、荷物の秤量を測定するとともに、荷物の秤量に微細な増減がないかを監視する。もし、載せられた荷物が無生物であるなら、当然荷物の重量は安定し、秤量に変化は無い。一方、荷物として載せられた物が本当は荷物ではなく、人間であれば、常に姿勢のバランスを取らなくてはならないため、秤量に微細な変動が発生する。この微細な秤量変化は、立っているときだけでなく、座っているときも、箱などに入っているときでも発生するものである。第2の制御部8”は秤10で測定している荷物の秤量に微細な変動がないことを確認できると、載せられた物が荷物であると判定し、測定終了を視覚的、あるいは聴覚的手段でBに知らせる。秤10に載せられた物に微細な秤量の変化が認められると、第2の制御部8”は測定している物が荷物ではないと判断して警報を発する。
【0050】
秤10に載せられた物が荷物と判定され、その重量が測定されるとその値は第2の制御部8”に収納される。Bは測定の終わった荷物を取り、第1のドア5と第2のドア2とに挟まれた空間6に入る。第1のドア5が閉まりBがカードリーダ1にカードデータを読み込ませると、第1の制御部3´がBのカードデータは制限区域4にはいることが出来るものか否かを判定する。同時にBの重量は秤7によって測定され、第2の制御部8”により、測定されたBの重量から荷物の重量を減じた値と予め測定しておいたBの重量と比較し、互いの差の絶対値が前記所定値以下ならば空間6にいる者はB一人であると判定する。
【0051】
Bのカードデータが制限区域4に入ることができるものであり,かつ秤7により測定された重量から荷物の重量を減じた値と予め測定しておいたBの重量との差の絶対値が所定値以下であれば、出入り許可信号がドア2の電気錠に解錠指令として送出され、電気錠は解錠されて、Bはドアを開けて制限区域4の中に入ることができる。Bが荷物の重量を測定しないで第1のドア5と第2のドア2とに挟まれた空間6に入つた場合は、Bの重量は荷物の分だけ多く測定されるため、第2の制御部8”は空間6に居る者がB一人ではないと判定するため、出入り許可信号は出力されず、第2のドア2は解錠せず、Bは制限区域4に入ることはできない。
【0052】
このように、本実施例によれば、図11及び図12のシステムの効果に加えて荷物所持者のための特別な通路が不要となり、荷物所持者のための特別な管理も省くことができるだけでなく、出入りする者の荷物の持ち込み、荷物の持ち出しも把握できる出入管理システムを構成することができる。
【0053】
図3は本発明の第2の実施例による一人検知機能付き出入管理システムを上から見た図である。また、図4は、図3の構成要素の電気的接続関係を示す図である。
【0054】
図3及び図4に示された一人検知機能付き出入管理システムは、以下に述べることを除けば図1及び図2に示した一人検知機能付き出入管理システムと同様である。即ち、図3及び図4のように、荷物の重量を測定する秤10に電気錠などの開閉制御が可能な手段を持つ扉12を設けるとともに、秤10が荷物を測定する際は扉12を閉めてから測定を開始するものとし、万一その荷物が人などの生物であると判定した場合には、扉12を閉扉状態に保持して、荷物所持者による秤量物の回収を不可能にすれば、荷物の重量を測定する秤10で測定された人などの生物の捕獲が容易となり、不正の再発を防止する効果が得られる。
【0055】
図5は本発明の第3の実施例による一人検知機能付き出入管理システムを上から見た図である。また、図6は、図5の構成要素の電気的接続関係を示す図である。
【0056】
図5及び図6に示された一人検知機能付き出入管理システムは、以下に述べることを除けば図1及び図2に示した一人検知機能付き出入管理システムと同様である。即ち、図5及び図6に示された一人検知機能付き出入管理システムでは、前記荷物重量測定手段と前記合計重量測定手段として、同一の秤(重量測定手段)7を切り替えて用いる。この切り替えを第2の制御部8”に知らせるために、図5及び図6に示された一人検知機能付き出入管理システムでは、押し釦スイッチ11が設けられている。即ち、図5及び図6に示された一人検知機能付き出入管理システムは、出入りをするものが荷物を所持している場合、秤7を荷物の重量測定に切り替えるための押し釦スイッチ11を有している。以上のことが、図1及び図2に示した一人検知機能付き出入管理システムと異なる。
【0057】
図5及び図6に示されたシステムを荷物を所持しない者Aが使用する場合の動作は、荷物の重量を測定する為の押し釦スイッチ11を使用しないので、図11及び図12の場合と同様である。
【0058】
図5及び図6に示されたシステムを荷物を所持する者Cが使用する場合の動作は、次のようになる。
【0059】
制限区域4に入ろうとする者Cが第1のドア5の前に立つと、第1のドア5が開くが、荷物を所持しているCは第1のドア5と第2のドア2とに挟まれた空間6に入る前に、押し釦スイッチ11を押し、秤7を荷物の重量測定に切り替えた後、荷物を秤7に載せる。
【0060】
秤7は、荷物の秤量を測定するとともに、荷物の秤量に微細な増減がないかを監視する。もし、載せられた荷物が無生物であるなら、当然、荷物の重量は安定し、秤量に変化は無い。一方、荷物として載せられた物が本当は荷物ではなく、人間であれば、常に姿勢のバランスを取らなくてはならないため、秤量に微細な変動が発生する。この微細な秤量変化は、立っているときだけでなく、座つているときも、箱などに入っているときでも発生するものである。第2の制御部8”は秤7で測定している荷物の秤量に微細な変動がないことを確認できると、載せられた物が荷物であると判定し、測定終了を視覚的、あるいは聴覚的手段でCに知らせるとともに、荷物の重量測定の状態から出入りする人の重量を測定する状態に切り替わる。
【0061】
秤7に載せられた物に微細な秤量の変化が認められると、第2の制御部8”は測定している物が荷物ではないと判断して警報を発する。
【0062】
秤7に載せられたものが荷物と判定され、その重量が測定されるとその値は第2の制御部8”に収納される。Cは測定の終わつた荷物を取り、第1のドア5と第2のドア2とに挟まれた空間に入る。第1のドア5が閉まり、Cがカードリーダ1にカードデータを読み込ませると、第1の制御部3´がCのカードデータは制限区域4にはいることが出来るものか否かを判定する。同時に、荷物を持ったCの重量は荷物とともに秤7によって測定され、第2の制御部8”により、測定されたCの重量及び荷物の重量から荷物の重量を減じた値と予め測定しておいたCの重量と比較し、互いの差の絶対値が前記所定値以下ならば空間にいる者はC一人であると判定する。
【0063】
Cのカードデータが制限区域4に入ることができるものであり、かつ秤7により測定されたCの重量及び荷物の重量から荷物の重量を減じた値と予め測定しておいたCの重量との差の絶対値が前記所定値以下であれば、第2の制御部8”は出入り許可信号をドア2の電気錠に、解錠指令として出力し、電気錠は解錠されて、Cはドアを開けて制限区域4内に入ることができる。Cが荷物の重量を測定しないで第1のドア5と第2のドア2とに挟まれた空間6に入った場合は、Cの重量は荷物の分だけ多く測定されるため、第2の制御部8”は空間6に居る者がC一人ではないと判定するため、出入り許可信号は出力されず、第2のドアは解錠せず、Cは制限区域4に入ることはできない。
【0064】
なお、本発明の例としてIDカードを使用した個人識別を行う楊合を示したが、個人識別の方法はこれに限らず指紋や声紋や網膜パターンなどの生体特長を利用してもよく、また個人毎に異なる暗証番号を打ち込むなどの方法をとつても同様の効果が得られる。
【0065】
また、第1のドア5に電気錠などの開閉制御が可能な手段を設けておき、秤7が荷物を測定する際は第1のドア5を閉めてから測定を開始するものとし、万一その荷物が人などの生物であると判定した場合には、第1のドア5を閉扉状態に保持し、荷物所持者による荷物の回収を不可能にすれば、荷物の重量を測定する秤7で測定された人などの生物の捕獲が容易となり、不正の再発を防止する効果が得られる。
【0066】
また、予め測定する出入りできる人の重量、出入り時に測定する出入りする人の重量、荷物の重量とも表示或いは公開しないことで、事前に重量の調整をして許可のない者が出入りしようとする不正な行為を防ぐことができる。
【0067】
このように本発明によれば、簡単な構成で、荷物所持者のための特別な通路が不要で、荷物の出入りも把握でき、制限区域に出入を許可されていない者が荷物と偽つて不正に出入りすることができない、信頼性の高い出入管理システムを構成することができる。
【0068】
なお、第1及び第2の制御部は一つの制御手段(例えば、マイコン)で構成してもよい。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、本来、人の計量の際には安定な計量の妨げとなっていた秤量の微細な変化で、荷物として秤にのせられたものが本当に荷物なのか、人を荷物と偽つているのかを判定することによって、人を荷物と偽って不正に制限区域に出入りさせることを防止し、より確度の高い出入管理システムが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による出入管理システムを上から見た図である。
【図2】図1の出入管理システムの構成要素の電気的接続関係を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例による出入管理システムを上から見た図である。
【図4】図3の出入管理システムの構成要素の電気的接続関係を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例による出入管理システムを上から見た図である。
【図6】図5の出入管理システムの構成要素の電気的接続関係を示す図である。
【図7】一般的な出入管理システムを上から見た図である。
【図8】図7の出入管理システムの構成要素の電気的接続関係を示す図である。
【図9】従来の出入管理システムを上から見た図である。
【図10】図9の出入管理システムの構成要素の電気的接続関係を示す図である。
【図11】改良された出入管理システムを上から見た図である。
【図12】図11の出入管理システムの構成要素の電気的接続関係を示す図である。
【符号の説明】
1 カードリーダ
2 ドア
3´ 第1の制御部
4 制限区域
5 ドア
6 空間
7 秤
8´ 第2の制御部
8” 第2の制御部
9 アンド回路
10 荷物の重量を測定する為の秤
11 押し釦スイッチ

Claims (4)

  1. 特定区域に出入りしようとする人の個人識別情報を、検出された個人識別情報として検出して、前記検出された個人識別情報が前記特定区域に出入りできる人の個人識別情報であるか否かを判定し、前記検出された個人識別情報が前記特定区域に出入りできる人の個人識別情報である場合に、前記特定区域に出入りしようとする前記人を特定する個人特定情報を出力する個人識別手段(1、3´)と、
    前記特定区域に出入りしようとする前記人が所持している荷物の重量を、測定された荷物重量として、測定する荷物重量測定手段(10)と、
    前記特定区域に出入りしようとする前記人とその人が所持している前記荷物との合計重量を、測定された合計重量として、測定する合計重量測定手段(7)と、
    前記個人識別手段、前記荷物重量測定手段、及び前記合計重量測定手段に接続されると共に、予め前記特定区域に出入りできる人の重量を、保存された人重量として、保存しており、前記測定された合計重量から前記測定された荷物重量を減算することにより、前記特定区域に出入りしようとする前記人の重量を、検出された人重量として検出して、前記検出された人重量と、前記個人識別手段から出力された前記個人特定情報にて特定された人に対応して保存されている前記保存された人重量との差の絶対値を所定値に比較し、前記差の絶対値が前記所定値以下である場合に、前記特定区域に出入りしようとする人が一人であると判定する判定手段(8”)とを、有する出入管理システムであって、
    前記荷物重量測定手段は、微細な秤量変動を検出する機能を有するものであり、
    前記判定手段は、前記荷物重量測定手段が微細な秤量変動を検出した時には、秤量物が荷物ではないと判定することを特徴とする出入管理システム。
  2. 請求項1に記載の出入管理システムにおいて、
    前記判定手段は、前記差の絶対値が前記所定値以下である場合に、前記特定区域に出入りしようとする人が一人であると判定し、前記特定区域に出入りしようとする前記人が一人であることを示す一人信号を出入り許可信号として出力するものであり、
    前記判定手段に接続され、前記出入り許可信号を受けた場合にのみ、前記特定区域に出入りしようとする前記人の前記特定区域への出入りを許可する出入り許可手段(2)を更に有することを特徴とする出入管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の出入管理システムにおいて、
    前記荷物重量測定手段に開閉の制御が可能な扉(12)を設け、
    前記荷物重量測定手段が微細な秤量変動を検出した時には、前記扉を閉扉状態に保持し、前記秤量物の回収を不可能とすることを特徴とする出入管理システム。
  4. 特定区域に出入りしようとする人の個人識別情報を、検出された個人識別情報として検出して、前記検出された個人識別情報が前記特定区域に出入りできる人の個人識別情報であるか否かを判定し、前記検出された個人識別情報が前記特定区域に出入りできる人の個人識別情報である場合に、前記特定区域に出入りしようとする前記人を特定する個人特定情報を出力する個人識別手段(1、3´)と、
    前記特定区域に出入りしようとする前記人が所持している荷物の重量を、測定された荷物重量として、測定する荷物重量測定手段と、
    前記特定区域に出入りしようとする前記人とその人が所持している前記荷物との合計重量を、測定された合計重量として、測定する合計重量測定手段と、
    前記個人識別手段、前記荷物重量測定手段、及び前記合計重量測定手段に接続されると共に、予め前記特定区域に出入りできる人の重量を、保存された人重量として、保存しており、前記測定された合計重量から前記測定された荷物重量を減算することにより、前記特定区域に出入りしようとする前記人の重量を、検出された人重量として検出して、前記検出された人重量と、前記個人識別手段から出力された前記個人特定情報にて特定された人に対応して保存されている前記保存された人重量との差の絶対値を所定値に比較し、前記差の絶対値が前記所定値以下である場合に、前記特定区域に出入りしようとする人が一人であると判定する判定手段(8”)とを、有する出入管理システムであって、
    前記荷物重量測定手段及び前記合計重量測定手段として、同一の重量測定手段(7)を切り替えて用い、
    前記判定手段は、前記同一の重量測定手段が前記荷物重量測定手段として使用されている時に前記同一の重量測定手段が微細な秤量変動を検出した時には、秤量物が荷物ではないと判定することを特徴とする出入管理システム。
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