JP4049488B2 - トンネル用防水シート布設装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トンネル用防水シート布設装置に関するものである。
詳しくは、トンネル工事における防水シート布設を従来の人力から機械化による施工へ変換させようとするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、トンネル用防水シートの布設は、人力により防水シートをトンネル一次覆工面に釘による打鋲や係り止め等を使用し行われていることが主である。
例えば、特開平6−229198号では、防水シートと通水性を有する緩衝布とを重ね合わせたシートをトンネル一次覆工面に布設するに際し、シートを展張させるための1本の押えローラと緩衝布と防水シートを剥離させるため、押えローラの両端に取付けられたガイド爪により防水シートの両端をめくって緩衝布の両端を露出させた後、作業台上の作業者が釘等により固定させるためのシート移動装置が記載されている。
これは防水シートと緩衝布の両端を剥離させ防水シート固定のための釘打鋲等の際、作業員による防水シートをめくる作業を削減させるための装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。
1.トンネル用防水シートを布設する場合、作業架台などを使用し、人力による施工が行われているが、高所での作業が多く、また作業架台での上り、下りなども伴い、さらに防水シート自体の重量や大きさなどによる施工性などに問題点がある。
2.防水シート幅について、現在は2〜3m程度のものが主流となっているが、防水シートの継ぎ目個所が多く防水性能に問題がある。
【0004】
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、次のようなことのできるものを提供しようとするものである。
従来の人力による施工から機械化システムによる施工に変え、防水の性能・施工性・経済性などを高める。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は下記のようになるものである。すなわち、本発明のものは、トンネル断面と同程度の大きさの一対のガイド走行レールより構成される走行用レール部3と、走行用レール部3の端部よりもう一方の端部まで走行するよう構成されている駆動装置部4と、駆動装置部4で牽引されながら走行用レール部3の端部よりもう一方の端部まで走行するように構成されていると共に、一対のガイド走行レール間の間隔に相当する幅に構成されたロール状の防水シート7の両端を回転自在に支持するように構成されているシートホルダー部5と、シートホルダー部5より引出され防水シート7の一方の面、又は、一次覆工面に、予め、係り止め装置を配置した状態で、押えローラ6A13が回転自在に取り付けられた押えローラアーム単体6Aによって、防水シート7トンネル中央側より一次覆工面に係り止め装置を介して圧着させるように構成されているシート押えローラアーム部6からなるトンネル用防水シート布設装置である。
【0006】
この場合、下記のように構成することができる。
シート押えローラアーム部6が複数の押えローラアーム単体6Aより構成されており、一次覆工面が起伏に富んでいるため分離した形で複数の押えローラアーム単体6Aを設けることにより、防水シート7をより一次覆工面に固着を確実にする。
押えローラアーム単体6Aが押えローラアーム部6A1と押えローラシリンダ部6A2から構成されている。
【0007】
防水シートが布設される工程は下記の通りである。
1.シート布設装置はトンネル断面と同程度の大きさのガイド走行レール(H鋼など)を左右に設置し、レールの一次覆工面側フランジ面にはチェンが取付けられた構造とする。
そのガイド走行レールの端部よりもう一方の端部まで左右2個の駆動モータにより当該シート布設装置自体の走行を行う。
2.防水シートは、初めにトンネル一次覆工面に通水緩衝材としての不織布や無数の突起を有した係り止め装置を釘または接着剤により固着させる。
そこにトンネル用防水シートを、トンネル用防水シート布設装置に取付けられた押えローラアーム単体6Aによりトンネル中央側より一次覆工面に圧着させ固定する。
この時、一次覆工面に不織布を釘等により固着させた場合、防水シートの一方の面には任意の点又は線状に係り止め装置を配置し、一次覆工面に係り止め装置を任意の点又は線状に固着させた場合は、遮水層としての防水シートと通水緩衝材としての不織布が一体となったものを使用し、トンネル用防水シートの表面(トンネル中央部側)より圧力をかけ貼り付け固定されるような構造とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
1は本発明のトンネル用防水シート布設装置である。
2は防水シートの布設を所望するトンネルで、2Aは一次覆工面である。
そこで、このトンネル用防水シート布設装置1は、走行用レール部3と、駆動装置部4と、シートホルダー部5と、シート押えローラアーム部6と、防水シート7から構成されている。
【0009】
A.走行用レール部3は、トンネル2における進行方向Yに対する直交方向Xから見て、左右に位置する左方のレール3Aと右方のレール3Bから構成されている。
左方のレール3Aと右方のレール3Bは、H鋼などを素材としてウェブ3A1、3B1を垂直な状態で直交方向Xから見て略逆U字状に構成され、左方のレール3Aと右方のレール3Bは、トンネル2の一次覆工面2Aとは所定間隔を保持すると共に、この一次覆工面2Aに対して、当該左方のレール3Aと右方のレール3Bにおける一次覆工面側に位置する外方フランジ3A2、3B2と、一次覆工面側に対してトンネル中央側に位置する内方フランジ3A3、3B3が平行状態で固定されている。
さらに、左方のレール3Aにおける外方フランジ3A2の表面中央に、当該レールの長手方向をもって左のチェン3A11がボルトなどで固定され、右方のレール3Bにおける外方フランジ3B2の表面中央に、当該レールの長手方向をもって右のチェン3B11がボルトなどで固定されている。
【0010】
B.駆動装置部4は、左方の駆動装置4A、右方の駆動装置4Bと、シンクロシャフト4Cから構成されている。
【0011】
a.左方の駆動装置4Aは、左方のレール3Aの左のチェン3A11に対して外方から対面する縦長方形の基板4A1と、左方のローラ群4A2と、左方の駆動スプロケット部4A3と、左方の連結ブラケット4A4と、駆動モータ4A34から構成されている。
イ.左方のローラ群4A2は、基板4A1の走行レール側の内方面における上端に回転自在に設けた左右の上端サイドローラ4A21と、基板の内方面における下端に回転自在に設けた左右の下端サイドローラ4A22と、基板の内方面における上端近傍に回転自在に設けた左右の上端近傍ローラ4A23と、基板の内方面における下端近傍に回転自在に設けた左右2個の下端近傍ローラ4A24、4A24から構成され、上端サイドローラ4A21と下端サイドローラ4A22は、左方のレール3Aの外方フランジ3A2に側方から当接するよう構成され、上端近傍ローラ4A23は、左方のレール3Aの外方フランジ3A2に内方フランジ側である内方面から当接するよう構成され、2個の下端近傍ローラ4A24、4A24は、左方のレール3Aの外方フランジ3A2を内外から挟持するよう構成されている。
【0012】
ロ.左方の駆動スプロケット部4A3は、基板4A1における側辺の上方部分に、走行レールの外方フランジに向け垂直状態で連設された左右の軸受4A31、4A31と、左右の軸受に水平状態で回転自在に支持されたシャフト4A32と、シャフトに固着された駆動スプロケット4A33と、シャフトの左方端に連結された駆動モータ4A34から構成され、駆動スプロケット4A33は、基板4A1に開設された縦長穴4A11を介して、左方のレール3Aにおける左のチェン3A11と噛合うよう構成されている。
なお、左右の上端近傍ローラ4A23の設置位置は、駆動スプロケットと左のチェンの噛合せを確実にするため、基板に開設された縦長穴4A11の近傍に位置するよう構成されている。
また、当然のことながら、駆動モータ4A34は左の軸受4A31の側面に取付けられている。
ハ.左方の連結ブラケット4A4は、基板4A1外方面における下方位置に外方に向け突設されたブロックに水平な連結穴4A41を開設して構成されている。
【0013】
b.右方の駆動装置4Bは、右方のレール3Bの右のチェン3B11に対して外方から対面する縦長方形の基板4B1と、右方のローラ群4B2と、右方の駆動スプロケット部4B3と、右方の連結ブラケット4B4、駆動モータ4B34から構成されている。
イ.右方のローラ群4B2は、基板4B1の走行レール側の内方面における上端に回転自在に設けた左右の上端サイドローラ4B21と、基板の内方面における下端に回転自在に設けた左右の下端サイドローラ4B22と、基板の内方面における上端近傍に回転自在に設けた左右の上端近傍ローラ4B23と、基板の内方面における下端近傍に回転自在に設けた左右2個の下端近傍ローラ4B24、4B24から構成され、上端サイドローラ4B21と下端サイドローラ4B22は、右方のレール3Bの外方フランジ3B2に側方から当接するよう構成され、上端近傍ローラ4B23は、右方のレール3Bの外方フランジ3B2に内方フランジである内方面から当接するよう構成され、2個の下端近傍ローラ4B24、4B24は、右方のレール3Bの外方フランジ3B2を内外から挟持するよう構成されている。
【0014】
ロ.右方の駆動スプロケット部4B3は、基板4B1における側辺の上方部分に、走行レールの外方フランジに向け垂直状態で連設された左右の軸受4B31、4B31と、左右の軸受に水平状態で回転自在に支持されたシャフト4B32と、シャフトに固着された駆動スプロケット4B33と、シャフトの右方端に連結された駆動モータ4B34から構成され、駆動スプロケット4B33は、基板4B1に開設された縦長穴4B11を介して、右方のレール3Bにおける右のチェン3B11と噛合うよう構成されている。
なお、左右の上端近傍ローラ4B23の設置位置は、駆動スプロケットと右のチェンの噛合せを確実にするため、基板に開設された縦長穴4B11の近傍に位置するよう構成されている。
また、当然のことながら、駆動モータ4B34は右の軸受4B31の側面に取付けられている。
ハ.右方の連結ブラケット4B4は、基板4B1の外方面における下方位置に外方に向け突設されたブロックに水平な連結穴4B41を開設して構成されている。
【0015】
c.シンクロシャフト4Cは、左方の駆動スプロケット部4A3におけるシャフト4A32の右端と、右方の駆動スプロケット部4B3におけるシャフト4B32の左端間にカップリング4C1を介して連結されている。
なお、左右シンクロシャフト4Cは、左右の駆動モータ4A34、4B34の回転誤差を発生させないようにするものである。
【0016】
C.シートホルダー部5は、左方の枠板5Aと、右方の枠板5Bと、連結フレーム5Cと、シート支点ピン5Dと、シート挟みローラ5Eと、シート送りローラ5Fから構成されている。
a.左方の枠板5Aは、走行用レール部3の左方のレール3Aにおける右方側に垂直状態で位置する側面略方形の左方板5A1と、この左方板5A1の左方面下端に外方に突設されたアングル状の突出小枠5A2と、突出小枠5A2における垂直面に設けられたシートホルダー用ガイドローラ5A3、5A3から構成され、これらシートホルダー用ガイドローラは、左方のレール3Aにおける外方フランジ3A2を内外から挟持するよう構成されている。
【0017】
b.右方の枠板5Bは、走行用レール部3の右方のレール3Bにおける左方側に垂直状態で位置する側面略方形の右方板5B1と、この右方板5B1の右方面下端に外方に突設されたアングル状の突出小枠5B2と、突出小枠5B2における垂直面に設けられたシートホルダー用ガイドローラ5B3、5B3から構成され、これらシートホルダー用ガイドローラは、右方のレール3Bにおける外方フランジ3B2を内外から挟持するよう構成されている。
【0018】
c.連結フレーム5Cは、上方フレーム5C1と、下方フレーム5C2より構成されており、左方の枠板5Aと右方の枠板5Bとに挟持され固定されている。イ.上方フレーム5C1はアングル材等で構成され、両端の近傍よりそれぞれ下方フレーム方向に垂直の状態で取付けられた上方左フレーム5C11、上方右フレーム5C12より構成されている。
上方フレーム5C1の左端と右端は左方の枠板5Aと右方の枠板5Bより外方に突出され、左端の上面には左方のシートホルダー側連結ブラケット5C13が突設されていると共に、右端の上面には右方のシートホルダー側連結ブラケット5C14が突設されている。
また、下方フレーム5C2は、上方フレーム5C1に平行な状態で、上方フレーム5C1と共に左方の枠板5Aと右方の枠板5Bに対し直交する状態で固定支持されている。
【0019】
d.シート支点ピン5Dは、ネジ式の左方の支点ピン5D1と右方の支点ピン5D2から構成され、防水用シートが芯材(図示略)を中心にロール状に巻かれている防水シート7を、左方の枠板5Aと右方の枠板5Bの間にセットし、芯材部分を外側より左方の支点ピン5D1と右方の支点ピン5D2により回転自在に支持するよう構成されている。
e.シート挟みローラ5Eは、左方の枠板5Aと右方の枠板5Bの間に水平状態で回転自在に支持されている。
すなわち、シート挟みローラ5Eの両端には、空圧あるいは油圧のシリンダ5E1が取付けられ、このシリンダのストロークにより支点5E2を中心にシート挟みローラアーム5E3が、シート送りローラ5Fに対して接したり離れたりするよう構成されている。
シート挟みローラ5Eは、両端がシート挟みローラシリンダで連結されており、防水シートをローラの間に挿入する時、シート挟みローラが上下の動きをし、シート設置を容易にさせる。
シート挿入後はある程度の圧力がかかり、防水シート送り出し時のしわやたるみなどを防ぐことができる。
【0020】
f.シート送りローラ5Fは、左方の枠板5Aと右方の枠板5Bの間に水平状態で回転自在に支持され、送りローラ5F1と、左方の枠板と右方の枠板より外方に突出された軸に固着された送りローラ用駆動スプロケット5F2、5F3とから構成され、送りローラ用駆動スプロケット5F2、5F3は、左のチェン3A11と右のチェン3B11にそれぞれ噛合うよう構成されている。
なお、送りローラ駆動スプロケット5F2、5F3は、走行レール上の左右のチェン3A11、3B11と噛合い、送りローラ5F1を回転させ防水シートの送り出しを滑らかにするものである。
【0021】
D.シート押えローラアーム部6は、連結フレーム5Cに、当該連結フレームの長手方向に所定間隔をもって取付けられた適数個の押えローラアーム単体6A、6A..から構成されている。
押えローラアーム単体6Aは、押えローラアーム部6A1と、押えローラシリンダ部6A2から構成されている。
a.押えローラアーム部6A1は、取付ブラケット6A11と、アーム6A12と、押えローラ6A13から構成され、取付ブラケット6A11は下方フレーム5C2の一覆工面側に取付けられ、この取付ブラケットに左右方向のピンPでアーム6A12の上端が連結され、アームの下端には左右方向のピンP1で押えローラ6A13が回転自在に取付けられている。
【0022】
b.押えローラシリンダ部6A2は、取付ブラケット6A21と、押えローラシリンダ6A22から構成され、取付ブラケット6A21は下方フレーム5C2のトンネル中心部側に取付けられ、この取付ブラケットに左右方向のピンP2で押えローラシリンダ6A22の上端が連結され、押えローラシリンダの他端は左右方向のピンP3でアーム6A12における内方側に連結されている。
この押えローラシリンダは空気圧又は油圧量により圧力を変化させる。
シート挟みローラ5Eとシート送りローラ5Fの間より引出された防水シートは、シートホルダー部に取付けされたシート押えローラアーム部6の全体を覆い、防水シートの表面(トンネル中心部側)より圧着させる構造となっている。
押えローラシリンダ部は、空圧や油圧となっており、吹付面の起伏や断面変化に追従できるようなフレキシブル性を有している。
E.防水シート7は、芯材(図示略)を中心にロール状に防水用シートが巻かれている。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。
1.機械化システムにより高所作業が削減され、作業の迅速性、確実性などが高まる。
2.広幅の防水シートでの施工により、従来の2〜3m程度の防水シートに比べ、シートの継ぎ目を大幅に減らすことが可能となり、防水性を極めて高いものとすることができる。
3.広幅シートで且つ機械化システムにより作業性が良く、経済性に優れたものとなる。
4.広幅シートによる重量的、大きさ的な問題が機械化システムにより解消される。
5.このほか、安価に製造できる、部品点数が少ないので組立が容易である、経済的である、などの効果をも有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】トンネルの略図的斜視図である。
【図2】本発明のものの略図的斜視図である。
【図3】同上の要部拡大右側面図である。
【図4】左方の駆動装置を外方から見た拡大斜視図である。
【図5】左方の駆動装置を内方から見た拡大斜視図である。
【図6】右方の駆動装置を外方から見た拡大斜視図である。
【図7】右方の駆動装置を内方から見た拡大斜視図である。
【図8】シートホルダー部を左方から見た要部拡大斜視図である。
【図9】同上の1部を切欠いた要部拡大斜視図である。
【図10】シート挟みローラとシート送りローラなどを左方から見た要部拡大斜視図である。
【図11】シートホルダー部を右方から見た要部拡大斜視図である。
【図12】同上の1部を切欠いた要部拡大斜視図である。
【図13】シート挟みローラとシート送りローラなどを右方から見た要部拡大斜視図である。
【図14】シート挟みローラの支持状態を説明する拡大横断面図である。
【図15】走行用レール部と駆動装置部とシートホルダー部の関係を外方から見た正面図である。
【図16】シート挟みローラ、シート送りローラ、押えローラシリンダ部、防水シートなどの関係を説明する略図的縦断面図である。
【図17】走行レールを中心に駆動機構などを説明する外方から見た正面図である。
【図18】同上の側面図である。
【図19】上方フレームと下方フレームの状態を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 トンネル用防水シート布設装置
2 トンネル
3 走行用レール部
4 駆動装置部
5 シートホルダー部
6 シート押えローラアーム部
7 防水シート

Claims (3)

  1. トンネル断面と同程度の大きさの一対のガイド走行レールより構成される走行用レール部(3)と、走行用レール部(3)の端部よりもう一方の端部まで走行するよう構成されている駆動装置部(4)と、駆動装置部(4)で牽引されながら走行用レール部(3)の端部よりもう一方の端部まで走行するように構成されていると共に、一対のガイド走行レール間の間隔に相当する幅に構成されたロール状の防水シート(7)の両端を回転自在に支持するように構成されているシートホルダー部(5)と、シートホルダー部(5)より引出され防水シート(7)の一方の面、又は、一次覆工面に、予め、係り止め装置を配置した状態で、押えローラ(6A13)が回転自在に取り付けられた押えローラアーム単体(6A)によって、防水シート(7)トンネル中央側より一次覆工面に係り止め装置を介して圧着させるように構成されているシート押えローラアーム部(6)からなることを特徴とするトンネル用防水シート布設装置。
  2. シート押えローラアーム部(6)が複数の押えローラアーム単体(6A)より構成されており、一次覆工面が起伏に富んでいるため分離した形で複数の押えローラアーム単体(6A)を設けることにより、防水シート(7)をより一次覆工面に固着を確実にするよう構成されている請求項1記載のトンネル用防水シート布設装置。
  3. 押えローラアーム単体(6A)が押えローラアーム部(6A1)と押えローラシリンダ部(6A2)から構成されている請求項2記載のトンネル用防水シート布設装置。
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