JP4049265B2 - ルーティング方法及びそれを利用したネットワークシステム - Google Patents

ルーティング方法及びそれを利用したネットワークシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4049265B2
JP4049265B2 JP2003342590A JP2003342590A JP4049265B2 JP 4049265 B2 JP4049265 B2 JP 4049265B2 JP 2003342590 A JP2003342590 A JP 2003342590A JP 2003342590 A JP2003342590 A JP 2003342590A JP 4049265 B2 JP4049265 B2 JP 4049265B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gateway
terminal device
protocol domain
identifier
domain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003342590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005110057A (ja
Inventor
和典 片山
文彦 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2003342590A priority Critical patent/JP4049265B2/ja
Publication of JP2005110057A publication Critical patent/JP2005110057A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4049265B2 publication Critical patent/JP4049265B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、制御機器が、異なるプロトコルドメインに接続される端末機器および該端末機器が具備するサービスを識別し、異なるプロトコルドメインを越えて宛先の端末機器にコマンドをルーティングする方法、及び、それを利用したネットワークシステムに関する。
端末機器をネットワークに接続し、端末機器および端末機器に具備されるサービスを発見・制御するための固有プロトコルとして、Universal Plug and Play(UPnP)やECHONETやJiniといったプロトコルが提案されているが、当面、ホームネットワーク等に接続される端末機器が1つの固有プロトコルにまとまるということは考えにくい。従って、当面はホームネットワーク内に、複数の固有プロトコルが混在する状況が容易に想像できる。このような状況では、ユーザは複数の固有プロトコルを意識する必要があり、非常に不便である。
そこで、ITU−T SG9(SG:Study Group)は、既存の固有プロトコルドメインを、IP(InternetProtocol)を利用する共通的なプロトコルドメインにHomeClient(HC)機能を介して接続し、共通的なプロトコルドメインは、外部ドメインとHomeAccess(HA)機能を介して接続されるというアーキテクチャを勧告化した(非特許文献1)。このアーキテクチャでは、制御は共通化されたプロトコルドメインを介して行われることとされている。
しかしながら、固有プロトコルドメインでは、固有プロトコルドメインごとにアドレス体系は様々であるため、外部ドメインから固有プロトコルドメインに接続された端末機器をユニークに識別する必要があるが、その方法については、前記アーキテクチャでは規定されていない。また、外部ドメインに接続された制御機器(パソコン、携帯端末、携帯電話等)から固有プロトコルドメインに接続された端末機器に制御コマンドを送るためには、HomeAccess機能およびHomeClient機能において、アドレスを解決し、固有プロトコルドメインに接続された端末機器に至るまでコマンドをルーティングする必要があるが、アドレス解決方法およびルーティング方法についても、前記アーキテクチャでは規定されていない。
ITU−T Recommendation J.190 "Architecture of MediaHomeNet that Supports cable-based services"
本発明は、上記のような課題を解決するものであり、共通プロトコルドメインとゲートウェイで接続された固有プロトコルドメインに接続されている端末機器を、共通プロトコルドメインにおいてユニークに識別し、例え、共通プロトコルドメインがゲートウェイを介してツリー状に多段に接続され、かつツリーのリーフのドメインとしてゲートウェイを介して固有プロトコルドメインが接続されるような状況にあっても、ルートとなる共通プロトコルドメインから送信されるコマンドが目的の固有プロトコルドメインに接続される端末機器まで適切にルーティングされるための方法、及び、それを利用したネットワークシステムを提供することにある。
本発明では、制御機器が接続される共通プロトコルドメインに、ゲートウェイを介して、前記制御機器の制御対象である端末機器が接続されている固有プロトコルドメインが接続されてなるネットワークアーキテクチャにおいて、前記ゲートウェイおよび前記固有プロトコルドメインに接続される端末機器および当該端末機器が具備するサービスに対して、各々をユニークに識別する識別子を付与し、前記共通プロトコルドメインに接続される前記制御機器が、前記固有プロトコルドメインに接続される端末機器または当該端末機器の具備するサービスにコマンドを送信する際、当該コマンドの送信対象となる端末機器または当該端末機器の具備するサービスに付与された識別子をコマンドに含ませる情報の1つとする。
固有プロトコルドメインに接続される端末機器に付与される識別子には、当該固有プロトコルドメインと共通プロトコルドメインとを接続するゲートウェイに付与される識別子を含め、さらに当該端末機器の具備するサービスに付与される識別子には、当該端末機器に付与される識別子を含める。
ゲートウェイは、前記共通プロトコルドメインに接続される制御機器からコマンドを受信すると、当該コマンドに含まれる識別子によって、宛先の端末機器へのルーティングを実現する。
また、ゲートウェイは、前記固有プロトコルドメインに接続される端末機器に付与される識別子と当該端末機器に付与された当該固有プロトコルドメインで適用されるアドレスとの対応を管理し、前記共通プロトコルドメインに接続される制御機器からコマンドを受信すると、当該コマンドに含まれる識別子から、宛先の端末機器のアドレスを抽出することによって、ルーティングを実現する。
更に、本発明では、ツリー状かつ多段にプロトコルドメインがゲートウェイを介して接続され、リーフとなるプロトコルドメインが端末機器の接続される固有プロトコルドメインであって、リーフ以外のプロトコルドメインが共通プロトコルドメインで、ルートとなる共通プロトコルドメインに前記端末機器の制御機器が接続されてなるネットワークアーキテクチャにおいて、前記ゲートウェイおよび前記固有プロトコルドメインに接続される端末機器および当該端末機器が具備するサービスに対して、各々をユニークに識別する識別子を付与し、前記ルートの共通プロトコルドメインに接続される制御機器が、前記固有プロトコルドメインに接続される端末機器または当該端末機器の具備するサービスにコマンドを送信する際、当該コマンドの送信対象となる端末機器または当該端末機器の具備するサービスに付与された識別子をコマンドに含ませる情報の1つとする
ゲートウェイに付与される識別子には、ルートとなる共通プロトコルドメインから、当該ゲートウェイが接続されるルート側の共通プロトコルドメインに至る経路上に存在する全てのゲートウェイに付与される識別子を含め、固有プロトコルドメインに接続される端末機器に付与される識別子には、ルートとなる共通プロトコルドメインから当該固有プロトコルドメインに至る経路上に存在する全てのゲートウェイに付与される識別子を含め、さらに当該端末機器の具備するサービスに付与される識別子には、当該端末機器に付与される識別子を含める
ゲートウェイは、前記ルートとなる共通プロトコルドメインに接続される制御機器からコマンドを受信すると、当該コマンドに含まれる識別子によって、宛先の端末機器へのルーティングを実現する
また、固有プロトコルドメインと接続しないゲートウェイは、接続するリーフ側の共通プロトコルドメインに接続されるゲートウェイに付与される識別子と当該ゲートウェイに付与された当該共通プロトコルドメインで適用されるアドレスとの対応を管理し、前記固有プロトコルドメインと接続するゲートウェイは、当該固有プロトコルドメインに接続される端末機器に付与される識別子と当該端末機器に付与された当該固有プロトコルドメインで適用されるアドレスとの対応を管理し、前記ルートとなる共通プロトコルドメインに接続される制御機器から送信されたコマンドを受信すると、固有プロトコルドメインと接続しないゲートウェイは、当該コマンドに含まれる識別子から、当該ゲートウェイと接続するリーフ側の共通プロトコルドメインに接続されるゲートウェイのアドレスを抽出し、前記固有プロトコルドメインと接続するゲートウェイは当該コマンドに含まれる識別子から、宛先の端末機器のアドレスを抽出することによって、ルーティングを実現する
さらに、本発明は、上記のようなルーティング方法が利用されるネットワークシステムを提供することを特徴とする。
本発明による識別子および識別子を用いたルーティング方法を導入することによって、共通プロトコルドメインと固有プロトコルドメインが、ゲートウェイを介して直接あるいはツリー状かつ多段に接続されるアーキテクチャ(リーフドメインは固有プロトコルドメイン)において、ルートとなる共通プロトコルドメインに接続される制御機器は、固有プロトコルドメインに接続される端末機器および端末機器に具備されるサービスをユニークに識別することが可能となり、また、任意の固有プロトコルドメインに接続される任意の端末機器に対して、共通の表記法で記述される識別子を用いてコマンドを送信し、当該コマンドが経路上のゲートウェイにおいて適切にルーティングされることが可能となる。
また、本発明による識別子は、同一プロトコルドメインに接続されるゲートウェイのうち、ルート側のゲートウェイの識別子を包含する仕組みを採用することから、各ゲートウェイは、隣接するリーフ側のプロトコルドメインに接続されるゲートウェイまたは端末機器または端末機器が具備するサービスについてのみ、識別子およびアドレスの管理を実施すれば、次に命令を転送すべきゲートウェイを判断できる。つまり1つのゲートウェイは、接続するリーフ側のゲートウェイまたは端末機器の情報さえ管理しておけば、プロトコルドメイン全体がどれくらいの規模で接続されているかも、各々のプロトコルドメインでどのようなアドレス体系を適用されているかも、どこのドメインでどんなゲートウェイまたは端末機器が接続されるかも、全く意識する必要はない。
以下に、本発明の実施の形態について図面を用いて具体的に説明する。
図1は第1の実施形態を示す図である。制御機器が接続される共通プロトコルドメイン101には、ゲートウェイ機能を具備するホームエージェント(以下、ゲートウェイと称す)(HC#1)2を介して固有プロトコルドメインのECHONETドメイン201が接続され、同様に、ゲートウェイ機能を具備するホームエージェント(以下、ゲートウェイと称す)(HC#2)3を介して固有プロトコルドメインのUPnPドメイン301が接続されている。ECHONETドメイン201、UPnPドメイン301にはそれぞれ端末機器(エアコン)4、5が接続されている。また、共通プロトコルドメイン101にはディレクトリサーバ6が接続されている。共通プロトコルドメイン101では、IPアドレスが利用され、ECHONETドメイン201では、非IP系のECHONETアドレスが利用され、UPnPドメイン301では、共通プロトコルドメイン101とネットワークアドレスの異なるIPアドレスが利用されているとする。
本実施例においては、ゲートウェイ、端末機器および該端末機器が具備するサービスに付与される識別子には、ゲートウェイおよび端末機器に付与されるアドレスが利用される。具体的には下記の通りである。
ゲートウェイ(HC#1)2には、IPアドレス(IP#1)が付与され、このアドレスが識別子としても利用される(図1のa)。また、ゲートウェイ(HC#2)3には、IPアドレス(IP#2)が付与され、このアドレスが識別子として利用される(図1のb)。
ECHONETドメイン201に接続されるエアコン4には、ECHONETアドレス(EA#1)が付与され、ゲートウェイ(HC#1)2の識別子にエアコン4のECHONETアドレスを付加したIP#1/EA#1が識別子として付与される(図1のc)。さらに、エアコン4には、共通プロトコルの規定により、空調サービスおよび除湿サービスが提供されており、空調サービスには、エアコン4の識別子に該エアコン4においてサービスをユニークに識別する識別子(Serv#1)を付加したIP#1/EA#1/Serv#1が識別子として付与され、除湿サービスについても、空調サービスと同様の方法で、IP#1/EA#1/Serv#2が識別子として付与される(図1の同じくc)。
一方、UPnPドメイン301に接続されるエアコン5には、IPアドレス(IP#3)が付与され、ゲートウェイ(HC#2)3の識別子にエアコン5のIPアドレスを付加したIP#2/IP#3が識別子として付与される(図1のd)。さらに、エアコン5には、共通プロトコルの規定により、空調サービスが提供されており、空調サービスには、エアコン5の識別子にエアコン5においてサービスをユニークに識別する識別子(Serv#1)を付加したIP#2/IP#3/Serv#1が識別子として付与される(図1の同じくd)。
なお、エアコン4およびエアコン5に付与される識別子は、ゲートウェイ(HC#1)2及びゲートウェイ(HC#2)3が固有プロトコル所定の接続検知手段またはゲートウェイ独自に接続検知手段を具備することにより、ゲートウェイ(HC#1)2およびゲートウェイ(HC#2)3が接続を検知した際に付与される。また、これら識別子がディレクトリサーバ6に登録される。
制御機器1からエアコン4、5の空調サービスを遠隔操作したい場合、以下のステップを経て、サービスが制御される。
(i) 共通プロトコルドメイン101に接続された制御機器1は、ディレクトリサーバ6に問い合わせることにより、固有プロトコルドメインのECHONETドメイン201に接続されるエアコン4とUPnPドメイン301に接続されるエアコン5によってサービス提供可能であることを発見する。
(ii) ユーザがECHONETドメイン201に接続されているエアコン4で提供される空調サービスを選択した場合、制御機器1はディレクトリサーバ6より、当該サービス(IP#1/EA#1/Serv#1)の識別子を取得する。
(iii) 制御機器1は、取得した識別子からゲートウェイ(HC#1)2のIPアドレス(IP#1)を抽出する。
(vi) 制御機器1は、共通プロトコル規定のコマンドの引数の一部として、取得した識別子を記述し、抽出したゲートウェイ(HC#1)2のIPアドレス(IP#1)を用いてコマンドを送信する。
(v) ゲートウェイ(HC#1)2は、コマンドを受信すると、該コマンドに記述されている識別子からエアコン4のECHONETアドレス(EA#1)を抽出する。
(vi) ゲートウェイ(HC#1)2は、抽出したECHONETアドレス(EA#1)を用いて、さらにコマンドをECHONET規定のコマンドに変換して送信する。
(vii) エアコン4がコマンドを受信し、付与されている識別子のServ1により空調サービスをコマンドにしたがい実行する。
図2は第2の実施形態を示す図である。制御機器1が接続される共通プロトコルドメイン101には、ゲートウェイ(HC#1)2を介して、固有プロトコルドメインのECHONETドメイン201が接続され、さらにゲートウェイ(HC#2)3を介し、固有プロトコルドメインのUPnPドメイン301が接続されている。ECHONETドメイン201、UPnPドメイン301にはそれぞれ端末機器(エアコン)4、5が接続されている。また、共通プロトコルドメイン101にはディレクトリサーバ6が接続されている。共通プロトコルドメイン101では、IPアドレスが利用され、ECHONETドメイン201では、ECHONETアドレスが利用され、UPnPドメイン301では、共通プロトコルドメイン101とネットワークアドレスの異なるIPアドレスが利用されている。これらの構成は実施例1と同様である。
本実施例においては、端末機器(エアコン)および該端末機器が具備するサービスに付与される識別子は、端末機器および該端末機器が具備するサービスに付与されるアドレスには依存せず共通化される。具体的には下記の通りである。
ゲートウェイ(HC#1)2には、IPアドレス(IP#1)が付与され、このアドレスが識別子としても利用される(図2のa)。また、ゲートウェイ(HC#2)3には、IPアドレス(IP#2)が付与され、このアドレスが識別子として利用される(図2のb)。これは実施例1と同じである。
ECHONETドメイン201に接続されるエアコン4には、ECHONETアドレス(EA#1)が付与され、ゲートウェイ(HC#1)2の識別子にエアコン4をECHONETドメイン201内でユニークに識別する識別子(0001)を付加したIP#1/0001が識別子として付与される(図2のc)。さらに、エアコン4には、共通プロトコルの規定により、空調サービスおよび除湿サービスが提供されており、空調サービスには、エアコン4の識別子に該エアコン4においてサービスをユニークに識別する識別子(Serv#1)を付加したIP#1/0001/Serv#1が識別子として付与され、除湿サービスについても、空調サービスと同様の方法で、IP#1/0001/Serv#2が識別子として付与される(図2の同じくc)。
一方、UPnPドメイン301に接続されるエアコン5には、IPアドレス(IP#3)が付与され、ゲートウェイ(HC#2)3の識別子にエアコン5をUPnPドメイン301内でユニークに識別する識別子(0001)を付加したIP#2/0001が識別子として付与される(図2のd)。さらに、エアコン5には、共通プロトコルの規定により、空調サービスが提供されており、空調サービスには、エアコン5の識別子に該エアコン5においてサービスをユニークに識別する識別子(Serv#1)を付加したIP#2/0001/Serv#1が識別子として付与される(図2の同じくd)。
なお、エアコン4およびエアコン5に付与される識別子は、ゲートウェイ(HC#1)2及びゲートウェイ(HC#2)3が固有プロトコル所定の接続検知手段またはゲートウェイ独自に接続検知手段を具備することにより、ゲートウェイ(HC#1)2およびゲートウェイ(HC#2)3が接続を検知した際に付与される。これら識別子がディレクトリサーバ6に登録される。
本実施例においては、ゲートウェイ(HC#1)2には、図3に示すように、ECHONETドメイン201に接続される端末機器に付与された識別子およびそのECHONETアドレスとの対応を管理するHC#1ルーティングテーブル7が具備されている。また、ゲートウェイ(HC#2)3には、図4に示すように、UPnPドメイン301に接続される端末機器に付与された識別子およびそのIPアドレスとの対応を管理するHC#2ルーティングテーブル8が具備されている。
本実施例では、制御機器1からエアコン4、5の空調サービスを遠隔操作する場合、以下のステップを経て、サービスが制御される。
(i) 共通プロトコルドメイン101に接続された制御機器1は、ディレクトリサーバ6に問い合わせることにより、固有プロトコルドメインのECHONETドメイン201に接続されるエアコン4とUPnPドメイン301に接続されるエアコン5によってサービス提供可能であることを発見する。
(ii) ユーザがECHONETドメイン201に接続されているエアコン4で提供される空調サービスを選択した場合、制御機器1はディレクトリサーバ6より、当該サービスの識別子(IP#1/0001/Serv#1)を取得する。
(iii) 制御機器1は、取得した識別子からゲートウェイ(HC#1)2のIPアドレス(IP#1)を抽出する。
(iv) 制御機器1は、共通プロトコル規定のコマンドの引数の一部として、取得した識別子を記述し、抽出したゲートウェイ(HC#1)2のIPアドレス(IP#1)を用いてコマンドを送信する。
(v) ゲートウェイ(HC#1)2は、コマンドを受信すると、HC#1ルーティングテーブル7(図7)を用いて、コマンドに記述されている識別子のIP#1/0001からエアコン4のECHONETアドレス(EA#1)を抽出する。
(vi) ゲートウェイ(HC#1)2は、抽出したECHONETアドレス(EA#1)を用いて、さらにコマンドをECHONET規定のコマンドに変換して送信する。
(vii) エアコン4がコマンドを受信し、付与されている識別子のServ#1により空調サービスをコマンドにしたがい実行する。
図5は第3の実施形態を示す図である。制御機器1が接続される共通プロトコルドメイン(#1)100には、ゲートウェイ機能を具備するホームアクセス装置(以下、ゲートウェイと称す)(HA#0)9を介してさらに共通プロトコルドメイン(#2)101が接続される。この共通プロトコルドメイン(#2)101に、ゲートウェイ(HC#1)2を介してECHONETドメイン201が接続され、さらにゲートウェイ(HC#2)3を介してUPnPドメイン301が接続されている。そして、ECHONEドメイン201、UPnPドメイン301にそれぞれ端末機器(エアコン)4、5が接続されている。ディレクトリサーバ6は共通プロトコルドメイン(#1)100に接続されている。
共通プロトコルドメイン(#1)100では、グローバルIPアドレスが、共通プロトコルドメイン(#2)101では、プライベートIPアドレスが利用されるとする。また、ECHONETドメイン201では、ECHONETアドレスが利用され、UPnPドメイン301では、共通プロトコルドメイン(#2)101とネットワークアドレスの異なるIPアドレスが利用されるとする。
本実施例においては、多段の各ゲートウェイ、端末機器および各端末機器が具備するサービスに付与される識別子には、各ゲートウェイおよび端末機器に付与されるアドレスが利用される。具体的には下記の通りである。
ゲートウェイ(HA#0)9には、IPアドレス(IP#0)が付与され、このアドレスが識別子としても利用される(図5のa)。ゲートウェイ(HC#1)2には、IPアドレス(IP#1)が付与され、ゲートウェイ(HA#0)9の識別子にこのアドレスを付加したIP#0/IP#1が識別子として付与される(図5のb)。ゲートウェイ(HC#2)3には、IPアドレス(IP#2)が付与され、ゲートウェイ(HA#0)9の識別子にこのアドレスを付加したIP#0/IP#2が識別子として付与される(図5のc)。
ECHONETドメイン201に接続されるエアコン4には、ECHONETアドレス(EA#1)が付与され、ゲートウェイ(HC#1)2の識別子にエアコン4のECHONETアドレスを付加したIP#0/IP#1/EA#1が識別子として付与される(図5のd)。さらに、エアコン4には、共通プロトコルの規定により、空調サービスおよび除湿サービスが提供されており、空調サービスには、エアコン4の識別子に該エアコン4においてサービスをユニークに識別する識別子(Serv#1)を付加したIP#0/IP#1/EA#1/Serv#1が識別子として付与され、除湿サービスについても、空調サービスと同様の方法で、IP#0/IP#1/EA#1/Serv#2が識別子として付与される(図5の同じくd)。
一方、UPnPドメイン301に接続されるエアコン5には、IPアドレス(IP#3)が付与され、ゲートウェイ(HC#2)3の識別子にエアコン5のIPアドレスを付加したIP#0/IP#2/IP#3が識別子として付与される(図5のe)。さらに、エアコン5には、共通プロトコルの規定により、空調サービスが提供されており、空調サービスには、エアコン5の識別子に該エアコン5においてサービスをユニークに識別する識別子(Serv#1)を付加したIP#0/IP#2/IP#3/Serv#1が識別子として付与される(図5の同じくe)。
なお、ゲートウェイ(HC#1)2、ゲートウェイ(HC#2)3に付与される識別子は、ゲートウェイが共通プロトコル所定の接続検知手段を具備することによって、ゲートウェイ(HA#0)9から付与される。エアコン4およびエアコン5に付与される識別子は、ゲートウェイ(HC#1)2およびゲートウェイ(HC#2)3が固有プロトコル所定の接続検知手段またはゲートウエイHC独自に接続検知手段を具備することにより、ゲートウェイ(HC#1)2およびゲートウェイ(HC#2)3が接続を検知した際に付与される。これら識別子がディリレクトリサーバ6に登録される。
本実施例では、制御機器1からエアコン4、5の空調サービスを遠隔操作する場合、以下のステップを経て、サービスが制御される。
(i) 共通プロトコルドメイン(#1)100に接続された制御機器1は、ディレクトリサーバ6に問い合わせることにより、固有プロトコルドメインのECHONETドメイン201に接続されるエアコン4とUPnPドメイン301に接続されるエアコン5によってサービス提供可能であることを発見する。
(ii) ユーザがECHONETドメイン201に接続されているエアコン4で提供される空調サービスを選択した場合、制御機器1はディレクトリサーバ6より、当該サービスの識別子(IP#0/IP#1/EA#1/Serv#1)を取得する。
(iii) 制御機器1は、取得した識別子からゲートウェイ(HA#0)9のIPアドレス(IP#0)を抽出する。
(iv) 制御機器1は、共通プロトコル規定のコマンドの引数の一部として、取得した識別子を記述し、抽出したゲートウェイ(HA#0)9のIPアドレス(IP#0)を用いてコマンドを送信する。
(v) ゲートウェイ(HA#0)9は、コマンドを受信すると、該コマンドに記述されている識別子からゲートウェイ(HC#1)2のIPアドレス(IP#1)を抽出する。
(vi) ゲートウェイ(HA#0)9は、共通プロトコル規定のコマンドの引数の一部として、取得した識別子を記述し、抽出したゲートウェイ(HC#1)2のIPアドレス(IP#1)を用いてコマンドを送信する。
(vii) ゲートウェイ(HC#1)2は、コマンドを受信すると、該コマンドに記述されている識別子からエアコン4のECHONETアドレス(EA#1)を抽出する。
(viii) ゲートウェイ(HC#1)2は、抽出したECHONETアドレス(EA#1)を用いて、さらにコマンドをECHONET規定のコマンドに変換して送信する。
(ix) エアコン4が、コマンドを受信し、付与されている識別子のServ#1により空調サービスをコマンドにしたがい実行する。
図6は第4の実施形態を示す図である。制御機器1が接続される共通プロトコルドメイン(#1)100には、ゲートウェイ(HA#0)9を介してさらに共通プロトコルドメイン(#2)101が接続され、この共通プロトコルドメイン(#2)101に、ゲートウェイ(HC#1)2を介してECHONETドメイン201が接続され、また、ゲートウェイ(HC#2)3を介してUPnPドメイン301が接続されている。そして、ECHONEドメイン201、UPnPドメイン301にそれぞれ端末機器(エアコン)4、5が接続されている。ディレクトリサーバ6は共通プロトコルドメイン(#1)100に接続されている。この構成は、実施例4と同じである。
共通プロトコルドメイン(#1)100では、グローバルIPアドレスが、共通プロトコルドメイン(#2)101では、プライベートIPアドレスが利用されるとする。また、ECHONETドメイン201では、ECHONETアドレスが利用され、UPnPドメイン301では、共通プロトコルドメイン(#2)とネットワークアドレスの異なるIPアドレスが利用されるとする。
本実施例においては、ゲートウェイ(HC)および端末機器および該端末機器が具備するサービスに付与される識別子は、ゲートウェイ(HC)および端末機器および該端末機器が具備するサービスに付与されるアドレスには依存せず共通化される。具体的には下記の通りである。
ゲートウェイ(HA#0)9には、IPアドレス(IP#0)が付与され、このアドレスが識別子としても利用される(図6のa)。ゲートウェイ(HC#1)2には、IPアドレス(IP#1)が付与され、ゲートウェイ(HA#0)9の識別子にゲートウェイ(HC#1)2を共通プロトコルドメイン(#2)101内でユニークに識別する識別子(0001)が付与される(図6のb)。また、ゲートウェイ(HC#2)3は、IPアドレス(IP#2)が付与され、ゲートウェイ(HA#0)9の識別子にゲートウェイ(HC#2)3を共通プロトコルドメイン(#2)101内でユニークに識別する識別子(0002)が付与される(図6のc)。
ECHONETドメイン201に接続されるエアコン4には、ECHONETアドレス(EA#1)が付与され、ゲートウェイ(HC#1)2の識別子にエアコン4をECHONETドメイン201内でユニークに識別する識別子(0011)を付加したIP#0/0001/0011が識別子として付与される(図6のd)。さらに、エアコン4には、共通プロトコルの規定により、空調サービスおよび除湿サービスが提供されており、空調サービスには、エアコン4の識別子に該エアコン4においてサービスをユニークに識別する識別子(Serv#1)を付加したIP#0/0001/0011/Serv#1が識別子として付与され、除湿サービスについても、空調サービスと同様の方法で、IP#0/0001/0011/Serv#2が識別子として付与される(図6の同じくd)。
一方、UPnPドメイン301に接続されるエアコン5には、IPアドレス(IP#3)が付与され、ゲートウェイ(HC#2)3の識別子にエアコン5をUPnPドメイン301内でユニークに識別する識別子(0022)を付加したIP#0/0002/0022が識別子として付与される(図6のe)。さらに、エアコン5には、共通プロトコルの規定により、空調サービスが提供されており、空調サービスには、エアコン5の識別子に該エアコン5においてサービスをユニークに識別する識別子(Serv#1)を付加したIP#0/0002/0022/Serv#1が識別子として付与される(図6の同じくe)。
なお、ゲートウェイ(HC#1)2、ゲートウェイ(HC#2)3に付与される識別子は、ゲートウェイ(HC)が共通プロトコル所定の接続検知手段を具備することによってゲートウェイ(HA#0)9から付与される。エアコン4およびエアコン5に付与される識別子は、ゲートウェイ(HC#1)2及びゲートウェイ(HC#2)3が固有プロトコル所定の接続検知手段またはHC独自に接続検知手段を具備することにより、ゲートウェイ(HC#1)2およびゲートウェイ(HC#2)3が接続を検知した際に付与される。これら識別子がディレトクリサーバ6に登録される。
本実施例では、ゲートウェイ(HA#0)9には、図7に示すように、共通プロトコルドメイン(#2)101に接続されるゲートウェイ(HC)に付与された識別子およびそのIPアドレスとの対応を管理するHA#0ルーティングテーブル10が具備されている。ゲートウェイ(HC#1)2には、図8に示すように、ECHONETドメイン201に接続される端末機器に付与された識別子およびそのECHONETアドレスとの対応を管理するゲートウェイ(HC#1)ルーティングテーブル(7)が具備されている。ゲートウェイ(HC#2)3には、図9に示すように、UPnPドメイン301に接続される端末機器に付与された識別子およびそのIPアドレスとの対応を管理するHC#2ルーティングテーブル8が具備されている。
本実施例では、制御機器1からエアコン4、5の空調サービスを遠隔操作する場合、以下のステップを経て、サービスが制御される。
(i) 共通プロトコルドメイン(#1)100に接続された制御機器1は、ディレクトリサーバ6に問い合わせることにより、固有プロトコルドメインのECHONETドメイン201に接続されるエアコン4とUPnPドメイン301に接続されるエアコン5によってサービス提供可能であることを発見する。
(ii) ユーザがECHONETドメイン201に接続されているエアコン4で提供される空調サービスを選択した場合、制御機器1はディレクトリサーバ6より、当該サービスの識別子(IP#0/0001/0011/Serv#1)を取得する。
(iii) 制御機器1は、取得した識別子からゲートウェイ(HA#0)9のIPアドレス(IP#0)を抽出する。
(iv) 制御機器1は、共通プロトコル規定のコマンドの引数の一部として、取得した識別子を記述し、抽出したゲートウェイ(HA#0)9のIPアドレス(IP#0)を用いてコマンドを送信する。
(v) ゲートウェイ(HA#0)9は、コマンドを受信すると、HA#0ルーティングテーブル10(図7)を用いて、コマンドに記述されている識別子のIP#0/0001からゲートウェイ(HC#1)2のIPアドレス(IP#1)を抽出する。
(vi) ゲートウェイ(HA#0)9は、共通プロトコル規定のコマンドの引数の一部として、取得した識別子を記述し、抽出したゲートウェイ(HC#1)2のIPアドレス(IP#1)を用いてコマンドを送信する。
(vii) ゲートウェイ(HC#1)2は、コマンドを受信すると、HC#1ルーティングテーブル7(図8)を用いて、コマンドに記述されている識別子のIP#0/0001/0011からエアコン4のECHONETアドレス(EA#1)を抽出する。
(viii) ゲートウェイ(HC#1)2は、抽出したECHONETアドレス(EA#1)を用いて、さらにコマンドをECHONET規定のコマンドに変換して送信する。
(ix) エアコン4がコマンドを受信し、付与されている識別子のServ#1により空調サービスをコマンドにしたがい実行する。
以上、本発明の実施例を説明したが、実施例1、3は、ゲートウェイ(HC)および端末機器が、自らのアドレスを識別子に用いる場合であって、ゲートウェイ(HC)は識別子から直接転送先のアドレスを抽出できる。一方、実施例2、4は、特に固有プロトコルドメインのアドレスは表記法等が異なることから、識別子を共通化する場合であって、ゲトウェイ(HA)、ゲートウェイ(HC)が隣接するリーフ側のプロトコルドメインに接続されるゲートウェイ(HC)または端末機器の識別子とアドレスを管理するルーティングテーブルを具備することにより、識別子から転送先のアドレスを抽出できる。
本発明の第1の実施形態を示す図である。 本発明の第2の実施形態を示す図である。 図2におけるゲートウェイ(HC#1)が具備するルーティングテーブルを示す図である。 図2におけるゲートウェイ(HC#2)が具備するルーティングテーブルを示す図である。 本発明の第3の実施形態を示す図である。 本発明の第4の実施形態を示す図である。 図6におけるゲートウェイ(HA#0)が具備するルーティングテーブルを示す図である。 図6におけるゲートウェイ(HC#1)が具備するルーティングテーブルを示す図である。 図6におけるゲートウェイ(HC#2)が具備するルーティングテーブルを示す図である。
符号の説明
1 制御機器
2 ゲートウェイ(HC#1)
3 ゲートウェイ(HC#2)
4 端末機器(エアコン)
5 端末機器(エアコン)
6 ディレクトリサーバ
7 HC#1ルーティングテーブル
8 HC#2ルーティングテーブル
9 ゲートウェイ(HA#0)
10 HA#0ルーティングテーブル

Claims (8)

  1. 制御機器が接続される共通プロトコルドメインに、ゲートウェイを介して、前記制御機器の制御対象である端末機器が接続されている固有プロトコルドメインが接続されてなるネットワークアーキテクチャのルーディング方法において、
    前記ゲートウェイおよび前記固有プロトコルドメインに接続される端末機器および当該端末機器が具備するサービスに対して、各々をユニークに識別する識別子を付与し、
    前記共通プロトコルドメインに接続される前記制御機器が、前記固有プロトコルドメインに接続される端末機器または当該端末機器の具備するサービスにコマンドを送信する際、当該コマンドの送信対象となる端末機器または当該端末機器の具備するサービスに付与された識別子をコマンドに含ませる情報の1つとするルーティング方法であって、
    前記固有プロトコルドメインに接続される端末機器に付与される識別子は、当該固有プロトコルドメインと共通プロトコルドメインとを接続するゲートウェイに付与される識別子を含み、さらに当該端末機器の具備するサービスに付与される識別子は、当該端末機器に付与される識別子を含むことを特徴とするルーティング方法。
  2. 請求項1に記載のルーティング方法において、前記ゲートウェイは、前記共通プロトコルドメインに接続される制御機器からコマンドを受信すると、当該コマンドに含まれる識別子によって、宛先の端末機器へのルーティングを実現することを特徴とするルーティング方法。
  3. 請求項1に記載のルーティング方法において、前記ゲートウェイは、前記固有プロトコルドメインに接続される端末機器に付与される識別子と当該端末機器に付与された当該固有プロトコルドメインで適用されるアドレスとの対応を管理し、前記共通プロトコルドメインに接続される制御機器からコマンドを受信すると、当該コマンドに含まれる識別子から、宛先の端末機器のアドレスを抽出することによって、ルーティングを実現することを特徴とするルーティング方法。
  4. ツリー状かつ多段にプロトコルドメインがゲートウェイを介して接続され、リーフとなるプロトコルドメインが端末機器の接続される固有プロトコルドメインであって、リーフ以外のプロトコルドメインが共通プロトコルドメインで、ルートとなる共通プロトコルドメインに前記端末機器の制御機器が接続されてなるネットワークアーキテクチャのルーティング方法において、
    前記ゲートウェイおよび前記固有プロトコルドメインに接続される端末機器および当該端末機器が具備するサービスに対して、各々をユニークに識別する識別子を付与し、
    前記ルートの共通プロトコルドメインに接続される制御機器が、前記固有プロトコルドメインに接続される端末機器または当該端末機器の具備するサービスにコマンドを送信する際、当該コマンドの送信対象となる端末機器または当該端末機器の具備するサービスに付与された識別子をコマンドに含ませる情報の1つとするルーティング方法であって、
    前記ゲートウェイに付与される識別子は、ルートとなる共通プロトコルドメインから、当該ゲートウェイが接続されるルート側の共通プロトコルドメインに至る経路上に存在する全てのゲートウェイに付与される識別子を含み、前記固有プロトコルドメインに接続される端末機器に付与される識別子は、ルートとなる共通プロトコルドメインから当該固有プロトコルドメインに至る経路上に存在する全てのゲートウェイに付与される識別子を含み、さらに当該端末機器の具備するサービスに付与される識別子は、当該端末機器に付与される識別子を含むことを特徴とするルーティング方法。
  5. 請求項4に記載のルーティング方法において、前記ゲートウェイは、前記ルートとなる共通プロトコルドメインに接続される制御機器からコマンドを受信すると、当該コマンドに含まれる識別子によって、宛先の端末機器へのルーティングを実現することを特徴とするルーティング方法。
  6. 請求項4に記載のルーティング方法において、前記固有プロトコルドメインと接続しないゲートウェイは、接続するリーフ側の共通プロトコルドメインに接続されるゲートウェイに付与される識別子と当該ゲートウェイに付与された当該共通プロトコルドメインで適用されるアドレスとの対応を管理し、前記固有プロトコルドメインと接続するゲートウェイは、当該固有プロトコルドメインに接続される端末機器に付与される識別子と当該端末機器に付与された当該固有プロトコルドメインで適用されるアドレスとの対応を管理し、前記ルートとなる共通プロトコルドメインに接続される制御機器から送信されたコマンドを受信すると、固有プロトコルドメインと接続しないゲートウェイは、当該コマンドに含まれる識別子から、当該ゲートウェイと接続するリーフ側の共通プロトコルドメインに接続されるゲートウェイのアドレスを抽出し、前記固有プロトコルドメインと接続するゲートウェイは当該コマンドに含まれる識別子から、宛先の端末機器のアドレスを抽出することによって、ルーティングを実現することを特徴とするルーティング方法。
  7. ツリー状かつ多段にプロトコルドメインがゲートウェイを介して接続され、リーフとなるプロトコルドメインが端末機器の接続される固有プロトコルドメインであって、リーフ以外のプロトコルドメインが共通プロトコルドメインで、ルートとなる共通プロトコルドメインに前記端末機器の制御機器が接続されてなるネットワークアーキテクチャのルーティング方法において、
    前記ゲートウェイおよび前記固有プロトコルドメインに接続される端末機器および当該端末機器が具備するサービスに対して、各々をユニークに識別する識別子を付与し、
    前記ルートの共通プロトコルドメインに接続される制御機器が、前記固有プロトコルドメインに接続される端末機器または当該端末機器の具備するサービスにコマンドを送信する際、当該コマンドの送信対象となる端末機器または当該端末機器の具備するサービスに付与された識別子をコマンドに含ませる情報の1つとするルーティング方法であって、
    前記固有プロトコルドメインと接続しないゲートウェイは、接続するリーフ側の共通プロトコルドメインに接続されるゲートウェイに付与される識別子と当該ゲートウェイに付与された当該共通プロトコルドメインで適用されるアドレスとの対応を管理し、前記固有プロトコルドメインと接続するゲートウェイは、当該固有プロトコルドメインに接続される端末機器に付与される識別子と当該端末機器に付与された当該固有プロトコルドメインで適用されるアドレスとの対応を管理し、前記ルートとなる共通プロトコルドメインに接続される制御機器から送信されたコマンドを受信すると、固有プロトコルドメインと接続しないゲートウェイは、当該コマンドに含まれる識別子から、当該ゲートウェイと接続するリーフ側の共通プロトコルドメインに接続されるゲートウェイのアドレスを抽出し、前記固有プロトコルドメインと接続するゲートウェイは当該コマンドに含まれる識別子から、宛先の端末機器のアドレスを抽出することによって、ルーティングを実現することを特徴とするルーティング方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のルーティング方法が利用されることを特徴とするネットワークシステム。
JP2003342590A 2003-09-30 2003-09-30 ルーティング方法及びそれを利用したネットワークシステム Expired - Fee Related JP4049265B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003342590A JP4049265B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 ルーティング方法及びそれを利用したネットワークシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003342590A JP4049265B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 ルーティング方法及びそれを利用したネットワークシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005110057A JP2005110057A (ja) 2005-04-21
JP4049265B2 true JP4049265B2 (ja) 2008-02-20

Family

ID=34536822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003342590A Expired - Fee Related JP4049265B2 (ja) 2003-09-30 2003-09-30 ルーティング方法及びそれを利用したネットワークシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4049265B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104870908A (zh) * 2012-12-20 2015-08-26 三菱电机株式会社 空调系统和网关装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5175474B2 (ja) * 2005-12-26 2013-04-03 パナソニック株式会社 デバイス制御システム
JP5255993B2 (ja) * 2008-10-29 2013-08-07 沖電気工業株式会社 ゲートウェイ及びルーチング先決定方法
JP2013140529A (ja) 2012-01-06 2013-07-18 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
CN114285852B (zh) * 2021-12-28 2023-12-26 杭州数梦工场科技有限公司 基于多级服务平台的服务调用方法及装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104870908A (zh) * 2012-12-20 2015-08-26 三菱电机株式会社 空调系统和网关装置
CN104870908B (zh) * 2012-12-20 2018-05-01 三菱电机株式会社 空调系统和网关装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005110057A (ja) 2005-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7256704B2 (en) System and method for controlling home appliances
KR101056102B1 (ko) 네트워크 시스템
JP2010178089A (ja) 遠隔管理システム、遠隔管理装置及び接続装置
JP2006262193A (ja) 制御装置、パケット転送方法およびパケット処理装置
WO2006057798A2 (en) Method and apparatus to facilitate universal plug and play interaction between different local networks
US20140169373A1 (en) Relay server and relay communication system
CN101529398B (zh) 网络系统
JP2004208101A (ja) ゲートウェイ及びそれにおける通信方法
JP4925130B2 (ja) 通信制御方法およびシステム
JP4049265B2 (ja) ルーティング方法及びそれを利用したネットワークシステム
JP5174401B2 (ja) ネットワークシステム
JP3649440B2 (ja) クライアント機器への接続をルーティングするためのサーバ
JP4513506B2 (ja) 機器管理システムおよびゲートウェイ装置
JP2004194313A5 (ja)
JP5135422B2 (ja) ゲートウェイ装置
JP4992944B2 (ja) 中継サーバ及び中継通信システム
JP6171443B2 (ja) データ転送制御方法、中継装置、及びデータ転送制御装置
JP2006314000A (ja) ゲートウェイ装置
JP4709607B2 (ja) ネットワーク家電制御システム
JP4079175B2 (ja) ネットワークシステム
KR100662941B1 (ko) 공중망과 사설망간의 데이터 중계시에 네트워크 주소를변환하는 방법
JP3843280B2 (ja) ネットワークシステム、ネットワーク端末装置、及びその制御方法
JP2004201219A (ja) 通信システム
JP2005079987A (ja) ネットワーク間通信方法及び管理サーバ並びにユーザ網管理サーバ
JP2007274601A (ja) 遠隔制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070829

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071121

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4049265

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131207

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees