JP4048008B2 - Atv用ドライブアクスル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ATV(All Terrain Vehicle :不整地走行用鞍乗り型車両、四輪バギー車とも呼ばれる)用のドライブアクスルに関する。
【0002】
【従来の技術】
ATVは不整地走行用の四輪ないし三輪の鞍乗り型車両であって、バルーンタイヤを装備して荒れ地や砂浜などの不整地を自在に走破可能にされている。このATVの動力伝達装置は例えば図6に概念的に示すように、エンジン21の動力が内部の変速機構を経てフロント側およびリヤ側の出力軸から出力され、チェーンまたはプロペラシャフト等の動力伝達手段22、23を介してフロント側とリヤ側のディファレンシャル24、25にそれぞれ入力される。そして、ディファレンシャル24、25に入力されたエンジン動力は、ディファレンシャル24、25の機構によって減速され、さらに直角方向の回転動力に変換され、左右のドライブアクスル26、27を介してホイール28、29に伝達される。同図に示す例では、フロント側ドライブアクスル26とディファレンシャル24との連結部A、およびホイール28との連結部Bにそれぞれ等速自在継手を用いている。尚、リヤ側ドライブアクスル27とディファレンシャル25との連結部C、およびホイール29との連結部Dにそれぞれ等速自在継手を用いる場合もある。また、動力伝達手段22、23として、プロペラシャフトを用いる場合は、プロペラシャフトとエンジン(変速機構)21の出力軸との連結部E、F、ディファレンシャル24、25との連結部G、Hにそれぞれ等速自在継手を用いる場合もある。
【0003】
図7は、フロント側のドライブアクスル26を示している。コーナリング走行時や不整地走行時等におけるホイール28の動きに追随して、ドライブアクスル26が角度変位および軸方向変位できるように、ドライブアクスル26の連結には、摺動式等速自在継手(二軸間の角度変位及び軸方向変位を許容する等速自在継手)30と、固定式等速自在継手(二軸間の角度変位を許容する等速自在継手)31を対にして使用する。同図に示す例では、ドライブアクスル26の一端(インボード側)を摺動式等速自在継手(ダブルオフセット型等速自在継手、以下、「DOJ」と称する)30を介してディファレンシャル24に連結し(連結部A)、ドライブアクスル26の他端(アウトボード側)を固定式等速自在継手(ツェッパー型等速自在継手:ボールフィックスドジョイント、以下、「BJ」と称する)31を介してホイール28に連結している(連結部B)。
【0004】
従来では、上記DOJやBJとして、乗用車仕様のものを転用して使用する場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ATV車では車体重量制限が厳しいため、そのドライブアクスルにおいてもさらなる軽量化・コンパクト化が要求されている。また、ATVは小型で車幅が狭く、ドライブシャフトに装備される等速自在継手の使用作動角が乗用車用の概ね二倍にも達するため、乗用車仕様では使用条件等によって等速自在継手の作動安定性が害されるおそれがある。さらに、上記ATV用等速自在継手では、市場実績や保証期間等との兼ね合いで耐久性(寿命)は乗用車用の約1/2で足りるので、乗用車仕様のままでは過剰品質の感がある。使用回転数についても、車速との兼ね合いから乗用車仕様の約1/2で足り、同様のことがいえる。その一方、捩り強度等の強度面では乗用車仕様と同程度のものが要求される。
【0006】
そこで、本発明は、上記ATVに特有の事情を加味し、軽量・コンパクトで良好な作動性を有するATV用ドライブアクスルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、不整地走行用の鞍乗り型車両に装備され、インボード側およびアウトボード側の等速自在継手を介して駆動力をホイールに伝達するドライブアクスルにおいて、インボード側に、ケージオフセット角を6°〜8°にしたダブルオフセット型等速自在継手(DOJ)を、アウトボード側に、ケージオフセット量を0として保持器の肉厚を均一にしたアンダーカットフリー型等速自在継手(UJ)を使用し、アンダーカットフリー型等速自在継手が、トラック溝のうち、開口側の端部の溝底をストレートにすると共に、これよりも奥部側の溝底を円弧状にした外側部材と、トラック溝のうち、奥部側の端部の溝底をストレートにすると共に、これよりも開口側の溝底を円弧状にした内側部材と、トルク伝達ボールと、外側部材の内周面および内側部材の外周面とそれぞれ球面嵌合し、トルク伝達ボールを保持する保持器とを具備すると共に、トラックオフセット角を5°〜7°にしたものであることを特徴とする。
【0008】
図4中の実線は、従来のドライブアクスルのアウトボード側で使用されるBJが最大作動角(例えば46.5°)をとった状態を示す。この状態では、ボール4は外輪2のトラック溝2bの外輪開口側の端部に位置し、この時、ボール4はトラック溝2bに接触角をもってアンギュラコンタクトしており、その接触点は●で表わされる。この場合、接触点●とトラック溝2bの外輪開口側の端部との間の距離LBJを拡大させることができれば、許容最大作動角を増大させることができる。
【0009】
一方、UJでは、同図に破線で示すように、外輪2のトラック溝2bの外輪開口側(および内輪トラック溝の奥側)がストレートに形成される。このUJにおいて、ボール4の軸方向位置を上記BJのボールと同じにした場合、ボール4とトラック溝2bとの接触点○は、BJの接触点●よりも外輪2の奥部側に後退する。従って、接触点○からトラック溝2bの開口端部までの距離LUJもBJよりも大きくなる(LUJ>LBJ)。これは、同じボール径、溝深さであってもUJの方がBJよりも許容最大作動角が大きくなることを意味する。従って、上記のようにアウトボード側の等速自在継手として、従来のBJに代えて許容最大作動角の大きいUJを使用すれば、ATVのように使用作動角が大きい場合にもドライブシャフトの角度変位に対する追従性を余裕をもって確保することができる。
【0010】
従来のUJでは、図5に実線で示すように、保持器5の外球面5aと内球面5bの各球面中心OCO、OCIを継手中心Oに対してそれぞれ軸方向反対側に等距離だけオフセットさせている。これをケージオフセットといい、従来のケージオフセット量fは0.3〜0.7mmであり、また、ケージオフセット角φC は、1°以上である。このケージオフセットにより、開口側(図5の右側)の保持器5の肉厚が厚くなるので、最大作動角をとった際にボール4が保持器5のポケット5cから脱落するのを防止することができる。
【0011】
これに対し、本発明では、UJのケージオフセット量を0にした。このようにケージオフセットを0にすれば、同図に破線で示すように、保持器5の肉厚が均一となるため、加工性の向上、並びに保持器5の方向性がなくなることによる組立性の改善を図ることができる。この場合、保持器5の外輪開口側の肉厚が薄くなるため、最大作動角をとった際のボール4の脱落が懸念されるが、上記のようにATV用では等速自在継手の耐久性を低く設定(例えば乗用車用の70〜80%)できるので、外輪2や内輪3のトラック溝2b、3bの深さを従来より浅く設定することができ、その分だけ保持器5の肉厚を厚くして肉厚減少分を回復させ、ボール4の脱落を確実に防止することができる。
【0012】
従来のBJでは、内外輪のトラック溝中心OTI、OTOと継手中心とが相互に等距離オフセットされており(トラックオフセット)、∠OTOQO(または∠OTIQO)からなるトラックオフセット角φT は8°以上に設定されている(トラック溝中心OTI、OTOおよびトラックオフセット角φT については図2参照)。トラックオフセット角φT が大きい場合、折れ曲がりトルクが軽減されるので作動性は向上するが、その反面、トラックオフセット角φT が大きすぎると、トラック溝の深さが浅くなるため、継手の軸方向幅が大きくなり、軽量化・コンパクト化が要望されているATV用としては好ましくない。これより本発明では、トラックオフセット角φT を7°以下とした。その一方、トラックオフセット角φT が小さすぎると、ATV用として許容される以上に耐久性や強度が低下するおそれがあるので、トラックオフセット角φT は5°以上とする。以上から、UJのトラックオフセット角φT は、5〜7°に設定するのがよい。
【0013】
上述したようにインボード側の等速自在継手には、従来と同様にDOJが使用される。従来では、DOJのケージオフセット角φC を9°以上としているが、本発明では従来より小さいφC =6°〜8°に設定し、軽量化・コンパクト化を図ることとした。このようにケージオフセット角φC を小さくしても、上記のように耐久性を従来よりも低く設定することにより、内外輪のトラック溝深さを浅くし、保持器の肉厚を厚くすることができるので、保持器ポケットからのボールの飛び出しを防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0015】
本発明にかかるATV用ドライブアクスルは、図1に示すように、アウトボード側およびインボード側の等速自在継手J1 、J2 と、両継手J1 、J2 を結合する中間軸1とで構成される。アウトボード側の等速自在継手J1 は図示しないホイールに結合され、インボード側の等速自在継手J2 は図示しないディファレンシャルに結合される。
【0016】
アウトボード側の等速自在継手J1 は、アンダーカットフリー型等速自在継手(UJ)で構成される。UJは、図2に示すように、球面状の内周面2aに複数(通常は6本)の曲線状のトラック溝2bを軸方向に形成した外側部材2(外輪)と、球面状の外周面3aに複数(通常は6本)の曲線状のトラック溝3bを軸方向に形成した内側部材3(内輪)と、外側部材2のトラック溝2bと内側部材3のトラック溝3bとが協働して形成されるボールトラックにそれぞれ配された複数(通常は6個)のトルク伝達ボール4と、トルク伝達ボール4を保持する複数のポケット5cを有するケージ5(保持器)とで構成される。内側部材3の内周にセレーション等を介して上記中間軸1が結合され、外側部材2のステム部2cにホイールが結合される。
【0017】
外側部材2のトラック溝2bの中心OTOと内側部材3のトラック溝3bの中心OTIとは、継手中心Oに対して軸方向に等距離だけ反対側(中心OTOは継手の開口側、OTIは継手の奥部側)にオフセットされている(トラックオフセット)。そのため、ボールトラックは開口側が広く、奥部側に向かって漸次縮小した形状(くさび状)になっている。外側部材2のトラック溝2bの一部領域UO および内側部材3のトラック溝3bの一部領域UI には、それぞれ縦断面で見て溝底が直線状のストレート部2b1,3b1が形成される。外側部材2のストレート部2b1は、トラック溝2bの一端側(継手の開口側の端部)に形成され、内側部材3のストレート部3b1は、トラック溝3bの他端側(継手の奥部側の端部)に形成される。このストレート部2b 1、3b 1の存在により、UJの許容最大作動角は、従来の乗用車用BJのそれ(46.5°)よりも大きくとることができる(例えば50°)。
【0018】
外側部材2のトラック溝中心OTO(または内側部材3のトラック溝中心OTI)、ボール中心Q(継手平面PとPCDの交点)、および継手中心Oで形成されるトラックオフセット角φT (∠OTOQOまたは∠OTIQO)は、5°以上7°以下に設定される。このトラックオフセット角φT は従来の乗用車用BJのトラックオフセット角(8°以上)よりも小さく、これより軽量・コンパクト化と、耐久性(例えば従来の70%)の確保という相反する目的が同時に達成され、かつ良好な作動性も確保される。
【0019】
保持器5の外球面5aの球面中心OCO(外側部材2の内周面2aの球面中心と同じ)と、保持器5の内球面5bの球面中心OCI(内側部材3の外周面の球面中心と同じ)とは、通常のUJでは継手中心Oに対して軸方向に等距離だけ反対側にオフセットされるが(図5実線)、本発明ではこのケージオフセット量fを0に設定する。つまり、保持器5の外球面5aおよび内球面5bの球面中心OCO、OCIを継手中心Oに一致させる。これより、保持器5の肉厚が均一となるため、加工性の向上、並びに保持器5の方向性がなくなることによる組立性の改善を図ることができる。この場合、保持器5の外輪開口側の肉厚が薄くなるため、最大作動角をとった際のボール4の保持器ポケット5cからの脱落が懸念されるが、ATV用では等速自在継手の耐久性を低く設定(例えば乗用車用の70%)できるので、内輪3や外輪2のトラック溝の深さを従来より浅く設定することができ、その分だけ保持器5の肉厚を厚くして肉厚減少分を回復させ、ボール4の脱落を確実に防止することができる。
【0020】
インボード側の等速自在継手J2 は、ダブルオフセット型等速自在継手(DOJ)で構成される。DOJは、図3に示すように、円筒状の内周面12aに複数(例えば6本)の直線状のトラック溝12bを軸方向に形成した外側部材12(外輪)と、球面状の外周面13aに複数(例えば6本)の直線状のトラック溝13bを軸方向に形成した内側部材13(内輪)と、外側部材12のトラック溝12bと内側部材13のトラック溝13bとの協働で形成されるボールトラックに配された複数(例えば6個)のトルク伝達ボール14と、トルク伝達ボール14を保持するケージ15(保持器)とで構成される。外側部材12のステム部12cがディファレンシャルに結合され、内側部材13の内周に上記中間軸1がセレーション等を介して結合される。
【0021】
保持器15は、外側部材12の内周面12aに接触案内される外球面15aと、内側部材13の外周面13aに接触案内される内球面15bと、トルク伝達ボール14を収容する複数(例えば6個)のポケット15cを備えた環体である。外球面15aの球面中心OCOと内球面15bの球面中心OCIとは、それぞれ継手中心Oに対して軸方向に等距離だけ反対側にオフセットされている。
【0022】
この継手が作動角をとりつつ回転トルクを伝達する際、保持器15は、内側部材13の傾きに応じてボールトラック上を移動するトルク伝達ボール15の位置まで回転し、トルク伝達ボール14を作動角の角度二等分面に保持する。これにより、継手の等速性が確保される。また、外側部材12と内側部材13とが軸方向に相対移動すると、保持器15の外球面15aと外側部材12の内周面12aとの間で滑りが生じ、円滑な軸方向移動(プランジング)を可能にする。
【0023】
インボード側に配置されるDOJの許容最大作動角は、アウトボード側の等速自在継手(UJ)のそれよりも小さく、例えば30.5°に設定される。
【0024】
上記DOJにおいては、保持器外球面15aの球面中心OCO、ボール中心Q、および継手中心Oで形成されるケージオフセット角φC (∠OCOQOまたは∠OCIQO)は6°以上で8°以下に設定される。このケージオフセット角φC は、従来の乗用車仕様DOJでは9°以上とされていたが、本発明では軽量化・コンパクト化を図るべく、従来より小さく設定したものである。このようにケージオフセット角φC を小さくしても、耐久性を乗用車仕様の70%程度に設定するのであれば、内外輪のトラック溝深さを浅くすることができ、これにより保持器5の肉厚を厚くすることができるので、許容最大作動角をとった際の保持器ポケット5cからのボール14の飛び出しを確実に防止することができる。
【0025】
以上説明したドライブアクスルは、ATVのフロント側のみならずリヤ側にも使用することができる。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、アウトボード側の等速自在継手にアンダーカットフリー型を使用しているので、許容最大作動角を増大させることができる。従って、コーナリング走行時や不整地走行時等によって使用作動角が大きくなるATVにおいても、ホイールの動きに追随したドライブアクスルの角度変位を余裕を持って許容することが可能となる。
【0027】
アンダーカットフリー型等速自在継手のケージオフセット量を0にすることにより、保持器の肉厚が均一となり、保持器の加工性や組立性を向上させることができる。この場合、最大作動角をとった際のボールの保持器ポケットからの脱落が懸念されるが、ATV用では等速自在継手の耐久性を乗用車用よりも低く設定できるので、トラック溝の深さを浅くしてその分だけ保持器の肉厚を厚くすることができ、これよりボールの脱落を確実に防止することができる。
【0028】
アンダーカットフリー型等速自在継手のトラックオフセット角φT を5°以上7°以下に設定すれば、軽量・コンパクト化と、耐久性(従来の70%程度)の確保という相反する目的を同時に達成することができる。
【0029】
インボード側のダブルオフセット型等速自在継手のケージオフセット角φC をφC =6°〜8°に設定すれば、当該等速自在継手を軽量化・コンパクト化することができる。この場合でも、上記のように耐久性を従来よりも低く設定することにより、内外輪のトラック溝深さを浅くし、保持器の肉厚を厚くすることができるので、保持器ポケットからのボールの飛び出しを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるATV用ドライブアクスルの断面図である。
【図2】上記ドライブアクスルのアウトボード側に用いられるUJの断面図である。
【図3】上記ドライブアクスルのインボード側に用いられるDOJの断面図である。
【図4】BJおよびUJの要部拡大断面図である。
【図5】UJの要部拡大断面図である。
【図6】ATVの動力伝達装置の概念図である。
【図7】従来のATV用とライブアクスルの断面図である。
【符号の説明】
1 アウトボード側等速自在継手(UJ)
2 インボード側等速自在継手(DOJ)
ケージオフセット量
φC ケージオフセット角
φT トラックオフセット角

Claims (1)

  1. 不整地走行用の鞍乗り型車両に装備され、インボード側およびアウトボード側の等速自在継手を介して駆動力をホイールに伝達するドライブアクスルにおいて、
    インボード側に、ケージオフセット角を6°〜8°にしたダブルオフセット型等速自在継手を、アウトボード側に、ケージオフセット量を0として保持器の肉厚を均一にしたアンダーカットフリー型等速自在継手を使用し、
    アンダーカットフリー型等速自在継手が、トラック溝のうち、開口側の端部の溝底をストレートにすると共に、これよりも奥部側の溝底を円弧状にした外側部材と、トラック溝のうち、奥部側の端部の溝底をストレートにすると共に、これよりも開口側の溝底を円弧状にした内側部材と、トルク伝達ボールと、外側部材の内周面および内側部材の外周面とそれぞれ球面嵌合し、トルク伝達ボールを保持する保持器とを具備すると共に、トラックオフセット角を5°〜7°にしたものであることを特徴とするATV用ドライブアクスル。
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