JP4047263B2 - 有機質資材を用いた植物栽培具 - Google Patents

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Description

本発明は、野菜、花卉、果実、観葉植物等を一般家庭で手軽に栽培することができ、また前記栽培後においては、栽培容器ごと一般可燃ゴミ等として廃棄することが可能な植物栽培具に関する。
近年、精神的なゆとり、癒し、自然志向等を背景に、一般家庭の庭やベランダ、室内等においてガーデニングが盛んに行われている。そして、ガーデニングで栽培される植物も野菜、花卉、果実、観葉植物等、多岐に及んでいる。
植物栽培においては培養土が重要であり、特に、鉢やプランター等を用いた植物栽培では、花壇等の地植えと比べて、根が成長できる容積が制限されるため、植物を健全に生長させるのに、培養土の調整が重要となる。
一般に前記植物栽培に用いられる培養土としては、赤玉土、鹿沼土、黒土等の無機質な基本用土に、腐葉土やバーク等の改良土、或いは更にバーミキュライトやパーライト等の調整用土を混ぜ合わせたものが知られている。
技術監修 杉井明美「ガーデナーズ・バイブル2」草土出版 平成8年
しかしながら、前述したように、赤玉土、鹿沼土、黒土等の無機質な基本用土を主材とした培養土を鉢やプランター等に入れて栽培を行った場合、その栽培終了後において、マンションや団地等の集合住宅では、土をゴミとして廃棄することができないため、その処分に困るという不都合がある。そのため、マンション等のベランダや窓際に不要となった土入りの鉢やプランターが放置され、限られたベランダ等のスペースが有効に利用できないという問題が生じている。また、このような問題を解消するために、一度使った土(古土)を再利用することも考えられるが、長期間栽培に使われた土には活力がないため、ベランダ等で一旦、天日干しを行ったり、前作の根やゴミを除去したりしなければならず、その作業が非常に煩雑である。
また、赤玉土、鹿沼土、黒土等の無機質な基本用土を主材とする鉢植えは、重いため、ガーデニングをよく行う婦人や老人にとっては、鉢植えの持ち運びやハンギングにかなりの体力を要するという不都合もある。
更にまた、近年のガーデニングブームによって、初心者が鉢やプランター等の栽培容器を用いて植物栽培を始めることが多くなっているが、栽培容器内において、前記赤玉土、鹿沼土等の無機質な基本用土を主材とする培養土では微生物の増殖が不十分となり易いために、植物が十分に育たなかったり、病害によって植物が枯れてしまうこともあった。
本発明の目的は、鉢やプランター等の栽培容器を用いて手軽に植物栽培ができ、しかもその栽培終了後においては、栽培容器ごと一般可燃ゴミとして廃棄したり、栽培容器ごと土壌中に捨てて再利用することができる有機質資材製の植物栽培具を提供することにある。
請求項1記載の植物栽培具は、栽培容器と、該栽培容器に入れられた用土と、該用土の上側に敷設されたマルチング材とからなり、前記栽培容器が有機質資材で構成され、前記用土が、樹木を剪定した際に生ずる枝葉を粉砕して堆肥化した剪定枝葉粉砕堆肥化物と樹木を剪定した際に生ずる枝葉を破砕して葉と枝に分別し、その葉を堆肥化した剪定枝葉破砕堆肥化物のうちのいずれか一方、または双方の混合物を主材とし、前記マルチング材が前記剪定枝葉破砕堆肥化物を主材とするものである。
植物栽培具は、野菜、花卉、果実、観葉植物等の定植に用いられる他、播種や育苗にも使用することができる。そして、植物栽培具における用土として使用される剪定枝葉堆肥化物は、栽培しようとする植物の種類や特性に応じて適宜決定される。また、その際、用土の通気性、通水性、保水性等の物理的性質や、窒素、リン、カリウム等の肥料的性質等が基準となるのは勿論である。
なお、本発明の植物栽培具における用土は、保水性、肥効性、保肥性等を備え、比較的細かい形状の有機質資材が好ましく、その具体例を以下に述べる。
この植物栽培具を播種に使用する場合、用土としては、例えば街路樹や公園等の樹木を剪定した際に生ずる枝葉をタブグラインダーで粉砕し、所定目幅(例えば約3cm)のスクリーンを通過した小サイズのチップを堆肥化したもの(以下「剪定枝葉粉砕堆肥化物」という)等が挙げられる。なお、前記堆肥化は、例えば前記小サイズのチップを堆積して適当に切返しを行う等により実行される。
また、この植物栽培具を育苗に使用する場合、用土としては、例えば街路樹や公園等の樹木を剪定した際に生ずる枝葉をチッピングロータリープレスで破砕し、遠心分離により得られた葉を堆肥化したもの(以下「剪定枝葉破砕堆肥化物」という)を前記剪定枝葉粉砕物に約10%混入したもの、或いは前記剪定枝葉粉砕堆肥化物にもみ殻、やし殻、ピートモスまたは炭資材等を約10〜20%程度混入したもの等が挙げられる。なお、前記堆肥化は、例えば前記遠心分離により得られた葉を堆積して適当に切返しを行う等により実行される。
更にまた、この植物栽培具を定植に使用する場合、用土としては、例えば前記剪定枝葉粉砕堆肥化物に前記剪定枝葉破砕堆肥化物を約20〜40%混入したもの、または剪定枝葉、刈草、稲ワラ等の資材に動物糞、食品廃棄物、生ゴミ等の養分濃度の高い資材を混ぜて堆肥化した栄養堆肥を前記剪定枝葉粉砕堆肥化物に約5〜20%混入したもの、或いは剪定枝葉をタブグラインダーで粉砕し、スクリーンを通さずに、そのまま堆肥化したもの等が挙げられる。
また、この植物栽培具において使用される前述した用土は、後述する本発明の他の植物栽培具においても適宜用いられる。
更に、本発明に係る植物栽培具においては、用土として、前述した剪定枝葉を原料としたもの以外に、有機質資材として一般に市販されているもの、例えば落葉を腐食させた腐葉土等も用いられる。
前記マルチング材は、形状が前記用土より若干粗くて固まり難い有機質資材を用いるのが好ましく、また肥効性があった方が更に良く、例えば水苔、もみ殻、ピートモス、落葉を原料とした比較的形状の粗い腐葉土、やし殻活性炭、バーク、稲ワラ等の他、前記剪定枝葉破砕堆肥化物が挙げられる。
請求項2記載の植物栽培具は、栽培容器と、該栽培容器に入れられた用土と、該用土の下側に敷設された鉢底材とからなり、前記栽培容器が有機質資材で構成され、前記用土が、樹木を剪定した際に生ずる枝葉を粉砕して堆肥化した剪定枝葉粉砕堆肥化物と樹木を剪定した際に生ずる枝葉を破砕して葉と枝に分別し、その葉を堆肥化した剪定枝葉破砕堆肥化物のうちのいずれか一方、または双方の混合物を主材とし、前記鉢底材が、樹木を剪定した際に生ずる枝葉を粉砕して所定目幅のスクリーンを通過しなかった粗い形状のもの、または樹木を剪定した際に生ずる枝葉を破砕して葉と枝に分別して得られた枝分、或いはこれらを炭化したものを主材とするものである。
前記鉢底材は、栽培容器内の通気性、排水性を高めるために、栽培容器の底部に敷設するものであり、形状の粗い有機質資材が好ましく、肥効性は必要ない。具体的な鉢底材としては、例えば街路樹や公園等の樹木を剪定した際に生ずる枝葉をチッピングロータリープレスで破砕し、遠心分離により得られた枝、または剪定枝葉をタブグラインダーで粉砕し、スクリーンに通した際に、該スクリーンを通過しなかった粗い形状のもの若しくはこれを炭化させたもの、または一般に市販されているバークややし殻活性炭等が挙げられる。
請求項3記載の植物栽培具は、栽培容器と、該栽培容器に入れられた用土と、該用土の上側に敷設されたマルチング材と、前記用土の下側に敷設された鉢底材とからなり、前記栽培容器が有機質資材で構成され、前記用土が、樹木を剪定した際に生ずる枝葉を粉砕して堆肥化した剪定枝葉粉砕堆肥化物と樹木を剪定した際に生ずる枝葉を破砕して葉と枝に分別し、その葉を堆肥化した剪定枝葉破砕堆肥化物のうちのいずれか一方、または双方の混合物を主材とし、前記マルチング材が前記剪定枝葉破砕堆肥化物を主材とし、前記鉢底材が、樹木を剪定した際に生ずる枝葉を粉砕して所定目幅のスクリーンを通過しなかった粗い形状のもの、または樹木を剪定した際に生ずる枝葉を破砕して葉と枝に分別して得られた枝分、或いはこれらを炭化したものを主材とするものである。
請求項4記載の本発明は、前記請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項記載の植物栽培具について、用土に、動物糞、食品廃棄物および生ゴミのうちの少なくとも一以上と、廃棄植物とを原料とする堆肥が所定割合だけ混入されていることを特徴とするものである。
前記動物糞とは、鶏糞、豚糞および牛糞等であり、また前記廃棄植物とは、剪定枝葉、刈草、稲ワラ等である。
請求項5記載の本発明は、請求項1〜請求項4のうちのいずれか一項記載の植物栽培具について、栽培容器が、樹皮繊維、木質繊維、木材、木紛、穀物、古紙のうちの少なくとも一以上よりなる有機質資材を成型・加工したものであることを特徴とする。
なお、本発明の栽培容器に用いる有機質資材としては、生分解性プラスチック等も含まれる。
本発明における栽培容器とは、植物栽培において用いられるあらゆる形状の容器が含まれる。具体的には、鉢、プランター、トレー等、栽培する植物に応じて、その形状、深さ、容量等が適宜決定される。
本発明の植物栽培具は、栽培容器、用土、そして、更にマルチング材や鉢底材がすべて有機質資材で構成されているため、植物栽培後においては、前記用土等が入った栽培容器ごと一般可燃ゴミとして廃棄することができる。そのため、マンションや団地等の集合住宅においても、植物栽培後の栽培容器や用土等の処分に困ることがなく、ベランダや窓際に不要となった土入りの鉢やプランターが放置されることがなく、限られたベランダ等のスペースを有効に利用することができる。また、本発明の植物栽培具は、すべて有機質資材からなるため、植物栽培後において、そのまま庭の花壇や畑等に捨てて、土壌に混和させることにより、該土壌における微生物作用が促進されて、土壌の活性を高めることができるという利点もある。
また、本発明の植物栽培具は、用土が有機質資材のみで構成されているため、微生物の増殖が促進され、且つ適度の肥料効果が得られるため、植物栽培の初心者でも灌水するだけで容易に植物栽培が楽しめ、病害の発生も有効に防止され得る。しかも栽培容器も含めてすべて有機質資材からなる本発明の植物栽培具は、重量的にも従来の鉢植え等と比べて軽量であるため、婦人や老人でも栽培具の持ち運びやハンギングを容易に行うことができる。
更に、用土、マルチング材および鉢底材として、樹木を剪定した際に生ずる枝葉を原料として用いた本発明に係る植物栽培具によれば、道路や公園等の樹木の剪定によって大量に発生する廃棄枝葉の有効利用が図られると共に、剪定した緑葉には栄養分が十分に含まれているため、植物の良好な栽培が行える。
次に、本発明の実施形態について図面に基づき説明する。
(実施形態1)
図1に示すように、本実施形態の植物栽培具1は、定植用のものであって、栽培容器2と、該栽培容器2に入れられた用土3と、該用土3の上側に敷設されたマルチング材4と、前記用土3の下側に敷設された鉢底材5とからなり、前記栽培容器2、前記用土3、前記マルチング材4および前記鉢底材5がいずれも後述する有機質資材で構成されている。
すなわち、栽培容器2は、木質繊維を原料として中深鉢の形状に成型・加工したものであり、底部2aには排水穴6が形成されている。
用土3は、街路樹や公園等の樹木を剪定した際に生ずる枝葉をタブグラインダーで粉砕し、目幅約3cmのスクリーンを通過した小サイズのチップを堆肥化してなる剪定枝葉粉砕堆肥化物に、剪定枝葉をチッピングロータリープレスで破砕し、遠心分離により得られた葉を堆肥化した剪定枝葉破砕堆肥化物を約10%混入させたものである。
また、マルチング材4は、ピートモスである。鉢底材5は、剪定枝葉をチッピングロータリープレスで破砕し、遠心分離により得られた枝である。
(実施形態2)
図2に示すように、本実施形態の植物栽培具21は、播種用のものであって、栽培容器22と、該栽培容器22に入れられた用土23とからなり、前記栽培容器22および前記用土23がいずれも後述する有機質資材で構成されている。
すなわち、栽培容器22は、古紙を用いてトレー形状に成型・加工したものであり、底部22aに排水穴24が形成されている。また、用土23は、前記剪定枝葉粉砕堆肥化物のみで構成されている。
この他、本実施形態の植物栽培具21を育苗に用いる場合には、用土として剪定枝葉粉砕堆肥化物に剪定枝葉破砕堆肥化物を10%混入したものを用いる。
(実施形態3)
図3に示すように、本実施形態の植物栽培具31は、栽培容器32と、該栽培容器32に入れられた用土33と、該用土33の上側に敷設されたマルチング材34とからなり、前記栽培容器32、前記用土33および前記マルチング材34がいずれも有機質資材で構成されている。用土33は、刈草、稲ワラ等の資材に動物糞を混ぜて堆肥化した栄養堆肥を前記剪定枝葉粉砕堆肥化物に約5%混入したものである。そして、該用土33は比較的細かい形状であるため、風による飛散や散水の際の水はねを特に防止するために、用土33の上側にマルチング材34として、やし殻活性炭を敷設したものである。
また、栽培容器32は、樹皮繊維を浅鉢の形状に成型・加工したものである。
(実施形態4)
図4に示すように、本実施形態の植物栽培具41は、栽培容器42と、該栽培容器42に入れられた用土43と、該用土43の下側に敷設された鉢底材44とからなり、前記栽培容器42、前記用土43および前記鉢底材44がいずれも後述する有機質資材で構成されている。
本実施形態の植物栽培具41は、特に、栽培容器42が深鉢形状であって、該栽培容器42内における植物が根腐れし易い場合に、栽培容器42内の通気性と排水性を促進するものである。
前記栽培容器42は、木材を原料として深鉢の形状に成型・加工したものである。そして、用土43は、剪定枝葉粉砕堆肥化物に、剪定枝葉破砕堆肥化物を約20%混入させたものである。また、鉢底材44はバークである。
本発明に係る植物栽培具は、特にマンションや団地等の集合住宅において、植物栽培後の土や鉢等の処分に困る場合に有効であるが、この他、都会のオフィースビル、店舗等、近隣に土や鉢を廃棄できる適当な場所がない地域における植物栽培にも利用できる。
実施形態1に係る植物栽培具の断面図である。 実施形態2に係る植物栽培具の断面図である。 実施形態3に係る植物栽培具の断面図である。 実施形態4に係る植物栽培具の断面図である。
符号の説明
1・21・31・41 植物栽培具
2・22・32・42 栽培容器
3.23・33・43 用土
4・34 マルチング材
5・44 鉢底材

Claims (5)

  1. 栽培容器と、該栽培容器に入れられた用土と、該用土の上側に敷設されたマルチング材とからなり、前記栽培容器が有機質資材で構成され、前記用土が、樹木を剪定した際に生ずる枝葉を粉砕して堆肥化した剪定枝葉粉砕堆肥化物と樹木を剪定した際に生ずる枝葉を破砕して葉と枝に分別し、その葉を堆肥化した剪定枝葉破砕堆肥化物のうちのいずれか一方、または双方の混合物を主材とし、前記マルチング材が前記剪定枝葉破砕堆肥化物を主材とする、植物栽培具。
  2. 栽培容器と、該栽培容器に入れられた用土と、該用土の下側に敷設された鉢底材とからなり、前記栽培容器が有機質資材で構成され、前記用土が、樹木を剪定した際に生ずる枝葉を粉砕して堆肥化した剪定枝葉粉砕堆肥化物と樹木を剪定した際に生ずる枝葉を破砕して葉と枝に分別し、その葉を堆肥化した剪定枝葉破砕堆肥化物のうちのいずれか一方、または双方の混合物を主材とし、前記鉢底材が、樹木を剪定した際に生ずる枝葉を粉砕して所定目幅のスクリーンを通過しなかった粗い形状のもの、または樹木を剪定した際に生ずる枝葉を破砕して葉と枝に分別して得られた枝分、或いはこれらを炭化したものを主材とする、植物栽培具。
  3. 栽培容器と、該栽培容器に入れられた用土と、該用土の上側に敷設されたマルチング材と、前記用土の下側に敷設された鉢底材とからなり、前記栽培容器が有機質資材で構成され、前記用土が、樹木を剪定した際に生ずる枝葉を粉砕して堆肥化した剪定枝葉粉砕堆肥化物と樹木を剪定した際に生ずる枝葉を破砕して葉と枝に分別し、その葉を堆肥化した剪定枝葉破砕堆肥化物のうちのいずれか一方、または双方の混合物を主材とし、前記マルチング材が前記剪定枝葉破砕堆肥化物を主材とし、前記鉢底材が、樹木を剪定した際に生ずる枝葉を粉砕して所定目幅のスクリーンを通過しなかった粗い形状のもの、または樹木を剪定した際に生ずる枝葉を破砕して葉と枝に分別して得られた枝分、或いはこれらを炭化したものを主材とする、植物栽培具。
  4. 用土に、動物糞、食品廃棄物および生ゴミのうちの少なくとも一以上と、廃棄植物とを原料とする堆肥が所定割合だけ混入されている、請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項記載の植物栽培具。
  5. 栽培容器が、樹皮繊維、木質繊維、木材、木紛、穀物、古紙のうちの少なくとも一以上よりなる有機質資材を成型・加工したものである、請求項1〜請求項4のうちのいずれか一項記載の植物栽培具。
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