JP4046706B2 - 固体高分子形燃料電池用電解質膜、その製造方法及び固体高分子形燃料電池 - Google Patents

固体高分子形燃料電池用電解質膜、その製造方法及び固体高分子形燃料電池 Download PDF

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本発明は、発電効率及び耐久性にすぐれた固体高分子形燃料電池用電解質膜と、これを用いた固体高分子形燃料電池に関するものである。
固体高分子形燃料電池60は、図8に示すように、電解質膜10の一方の側にアノード20、他方の側にカソード22の両電極を配したセル24を、片面に燃料室30が形成された燃料プレート32と、片面に酸化剤室34が形成された酸化剤プレート36によって挟持したセルユニット26を多数積層して構成される。なお、図では1つのセルユニットのみを示している。
燃料室30には、純水素ガス又は改質器で改質された水素リッチガスなどの燃料ガスが供給される。また、酸化剤室34には、ファンなどによって送給された酸素ガスを含む酸化剤ガスが供給される。
燃料ガスと酸化剤ガスが供給されると、アノード側では、燃料ガス中の水素ガスがH2→2H++2e-の反応によってプロトンと電子を生成する。プロトンは固体高分子電解質膜を通ってカソードに進み、電子は外部回路(図示せず)を流れる。カソードでは、酸化剤中の酸素ガスと、固体高分子電解質膜を通って移動したプロトン、及び外部回路を通って流入した電子が、1/2O2+2H++2e-→H2Oの反応により、水を生ずるとともに起電力を発生する。
電解質膜10は、図8に示すように、膜厚Cが全面に亘ってほぼ均一に形成されており、アノード20及びカソード22の両電極は、図9に示すように、燃料室30、酸化剤室34と対向する領域(以下「電極形成領域」という)に形成されている。
電解質膜10の電極の形成されない外周領域14と、燃料プレート32及び酸化剤プレート36の外周部分との間には、反応ガスの漏洩を防止するためのシール部材40が、図9に示すように、燃料室30及び酸化剤室34の外側を夫々一周して装着されている。
電解質膜10は、電気抵抗を低減すると共に、膜中の水移動を活発化させ、さらに湿潤状態を容易に維持するために、薄く形成することが望ましい。しかしながら、電解質膜10を薄くすると、外周シール部分での強度が低下して、電解質膜10が破損することがある。シール部分で電解質膜10が破損すると、反応ガスが漏洩するため、燃料ガスや酸化剤ガスの利用率が低下し、発電効率が低下してしまう。
本発明の目的は、発電効率を低下させることなく、強度を高めた電解質膜及びこれを用いた固体高分子形燃料電池を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の固体高分子形燃料電池用電解質膜10は、アノード20及びカソード22の両電極が形成される電極形成領域12と、電極が形成されない外周領域14を有する固体高分子形燃料電池用電解質膜であって、電極形成領域12の膜厚を、外周領域14の膜厚よりも薄くなるように形成したものである。
また、本発明の固体高分子形燃料電池60は、電解質膜10の一方の電極形成領域12にアノード20、他方の電極形成領域12にカソード22を形成したセル24に対し、アノード側に燃料室30、カソード側に酸化剤室34を形成してなるセルユニット26を複数積層した固体高分子形燃料電池において、電解質膜10として、電極形成領域12の膜厚を、外周領域14の膜厚よりも薄くなるように形成した電解質膜を用いているものである。
本発明の電解質膜10は、アノード20及びカソード22の両電極が形成される電極形成領域12の膜厚を薄く形成しているから、電気抵抗が小さく、また、電解質膜中での水移動を活発化でき、さらに電解質膜の湿潤状態を容易に維持することができる。
また、両電極が形成されない外周領域14の膜厚を厚くしているから、強度が高く、シール部材40が強く押し当てられても破損することはない。従って、反応ガスの漏洩は防止され、燃料ガスや酸化剤ガスについての所定の利用率を確保することができる。
本発明の電解質膜10を利用した固体高分子形燃料電池60は、高いセル性能を有すると共に、長寿命化を達成できる。
電解質膜10は、パーフルオロカーボンスルホン酸などの高分子材料から形成することができる。
電解質膜10は、電極形成領域12の膜厚を薄くするために、図1(b)に示すように、電極形成領域12に対応する部分が凸形状に張り出した膜型52に、イオン交換樹脂溶液(例えば、Nafion溶液:アルドリッチケミカル社製)を流し込み、溶媒を揮発させることによって作製することができる。膜型52を用いて作製された電解質膜10を図1(a)に示している。また、作製された凹形状の電解質膜を張り合わせたり、凸形状の膜型52を2個準備し、両面から押し当てることによって、両面が凹んだ電解質膜を作製することもできる。
また、図2に示すように、膜厚がほぼ均一な電解質材11の片面又は両面に、電極形成領域に相当する部分が切り取られた電解質材11aを配置し、ホットプレスなどによって、これら電解質材11、11aを接合して、電解質膜10を作製することもできる。
セル24は、電解質膜10の電極形成領域12に、図3に示すように、白金担持カーボンを材料とするアノード20及びカソード22を、ホットプレスにより接合して作製される。
セル24を挟持するプレート32、36は、カーボン多孔体から作製され、図9に示すように、両プレートの内、アノード側の燃料プレート32には、アノードに対向して燃料室30が形成され、カソード側の酸化剤プレート36には、カソードに対向して酸化剤室34が形成されている。なお、図では、燃料プレート32と酸化剤プレート36を夫々別部材で形成しているが、燃料室の裏面に酸化剤室を形成した所謂バイポーラプレート(図示せず)から構成することもできる。
セルユニット26は、図9に示すように、上記セル24の外周領域の両面に夫々シール部材40を配し、アノードと燃料室30、カソードと酸化剤室34が対向するように、両プレートでセルを挟持することによって作製される。
図3は、本発明のセルユニット26の断面図である。図に示すように、本発明の電解質膜10は、外周領域の膜厚Bを電極形成領域の膜厚Aよりも厚くしているから、図8示すように、膜厚Cが全面に亘ってほぼ同じである従来の電解質膜10を使用した場合に比べて、外周領域の強度を高めることができる。
上記構成のセルユニット26を多数積層することによって固体高分子形燃料電池60が作製され、作製された固体高分子形燃料電池60の燃料室30に燃料ガス、酸化剤室34)に酸化剤ガスを供給することによって発電を行なうことができる。
電極形成領域12の膜厚A(最小値)に対する外周領域14の膜厚B(平均値)を、種々変えた電解質膜10を準備し(表1参照)、これら電解質膜10に電極を形成したセル1乃至セル4を用いた固体高分子形燃料電池60を組み立てて、セル性能の比較を行なった。膜厚の比A/Bを併せて表1に示す。
Figure 0004046706
アノード20及びカソード22の両電極は、カーボンペーパーからなる電極基材に、白金担持カーボン60重量%、Nafion溶液20重量%、PTFE20重量%からなる触媒層をスクリーン印刷することによって作製した。
得られた両電極を、電解質膜の電極形成領域12に、150℃、50kg/cm2の条件で、60秒間ホットプレスして、セル1及びセル4を作製した。
作製されたセルを用いてセルユニット26を組み立て、運転開始直後と、500時間運転後のセル電圧を測定した。なお、運転条件は、電流密度0.5A/cm2、セル温度80℃、燃料ガス利用率70%、酸化剤ガス(空気)利用率20%である。
結果を図4に示す。図4を参照すると、電池運転開始直後のセル電圧は、外周領域14の膜厚Bの厚さに拘わらず、ほぼ同じであった。これは、運転開始直後は、電解質膜10の外周領域14における劣化が生じていないためである。一方、500時間運転後は、外周領域14の膜厚Bが厚いほど、高いセル電圧を示しており、外周領域14の膜厚Bが薄いセル、つまり、膜厚の比A/Bが大きいセルほど、セル電圧の減少が大きいことがわかる。これは、外周領域14の膜厚Bが薄いほど、電解質膜10の外周シール部分における強度が低いためであり、長時間の運転によって、シール部分が破損して、ガスリークを生じ、セル電圧が低下したためである。逆に、外周領域14の膜厚Bが厚いセル、つまり、膜厚の比A/Bが小さいセルは、外周シール部分における強度が高いため、長時間の運転後も、シール部分からのガスリークはほとんど生じず、高いセル電圧を維持している。
これらの結果より、膜厚の比A/Bは、0.7以下とすることが望ましい。
一方、膜厚の比A/Bを0.1よりも小さくすること(外周領域の膜厚Bを電極形成領域の膜厚Aの10倍よりも大きくすること)は、製造上困難であり、また、図4からもわかるとおり、膜厚の比A/Bを0.1よりも小さくしても、これ以上の性能向上は期待できない。さらに、発電に直接寄与しない外周領域の膜厚を必要以上に厚くすると、電解質膜の材料コストが高くなる不都合がある。
従って、膜厚の比A/Bは、0.1以上とすることが望ましい。
つぎに、電極形成領域12の膜厚Aと外周領域14の膜厚Bの比A/Bを一定にしつつ、膜厚Aと膜厚Bを表2に示すように変えた電解質膜10を準備し、これら電解質膜10に電極を形成したセル5及びセル10を用いた固体高分子形燃料電池60を組み立てて、運転開始直後のセル電圧を測定した。なお、電解質膜10の膜厚が異なる以外、製造条件、実験条件等は、実施例1と同じである。
電極形成領域12の膜厚Aと、セル電圧との関係を示す実験結果を図5に示す。
Figure 0004046706
表2及び図5を参照すると、電極形成領域12の膜厚Aが5μmよりも薄いと、セル性能が低下している。これは、電極形成領域12の膜厚Aが薄くなりすぎて、電極どうしの短絡が生じているためと考えられる。また、膜厚Aが200μmよりも大きい場合も、セル電圧が低下している。これは、電極形成領域12の膜厚Aが厚くなりすぎると、電解質膜自体の電気抵抗が大きくなるのと共に、電池運転時の膜中の水の移動が阻害されて、膜が乾燥し、電気抵抗が大きくなってしまうためであると考えられる。
従って、電極形成領域12の膜厚Aは、5μm以上200μm以下にすることが望ましい。
つぎに、外周領域14の膜厚Bが、電解質膜10の耐久性に及ぼす影響を調べるために、電解質膜10の湿潤と乾燥を繰り返すサイクル試験を行ない、試験後のガスリーク量を調べた。サイクル試験には、図6に示すように、電極形成領域12の膜厚Aが、外周領域14の膜厚Bと同じ厚さの電解質膜10を用いたセルユニット26を使用した。なお、本実施例において、膜厚Aと膜厚Bを同じ厚さにしたのは、本実施例におけるサイクル試験が、外周領域14におけるガスリークの測定を目的としたものであり、ガスリークが生じない電極形成領域12の膜厚は、外周領域14からのガスリークとは直接関係しないためである。
実験には、10cm角で外周領域14の膜厚Bが表3に示す厚さの電解質膜10(パーフルオロカーボンスルホン酸製)の外周両面にシール部材40を配して、実施例1と同じ条件でセルユニット26を作製した。
Figure 0004046706
作製されたセルユニット26について、セル温度が80℃となるように維持しつつ、燃料室30及び酸化剤室34に、燃料ガス及び酸化剤ガスに代えて、80℃の飽和状態にあるN2ガスを30分間供給し、その後、乾燥状態のN2ガスを30分間供給するサイクルを100回繰り返し行なった。
上記サイクルを行なうことによって、電解質膜10は、膨張と収縮、湿潤と乾燥を繰り返す。その結果、強度の低い電解質膜10は、外周シール部分にて劣化が加速的に進行するので、本サイクル試験によって、短時間で電解質膜10の耐久性を判断できる。
100回のサイクル終了後、外部と1atmの差圧が生じるように、セルユニットの内部にN2ガスを導入し、密閉状態で5分間放置し、5分経過後の内圧変化量を測定した。結果を図7に示す。
図7を参照すると、外周領域14の膜厚Bが10μmよりも薄くなると、内圧が急激に低下しており、ガスリーク量が増大することがわかる。ガスリークが増大すると、燃料ガスや酸化剤ガスの利用率が低下し、発電効率が低下する。このため、外周領域14の膜厚Bは10μm以上とすることが望ましい。
上記実施例1乃至実施例3の結果をまとめると、電極形成領域12の膜厚Aと、外周領域14の膜厚Bについて、少なくとも膜厚Aの厚さが膜厚Bの厚さよりも薄い条件の下で、膜厚の比A/Bが0.1以上0.7以下、膜厚Aが5μm以上200μm以下、膜厚Bが10μm以上の3条件の少なくとも1つを満足するように電解質膜10を作製することが望ましく、これら条件のうち2つを満足させることがより望ましく、これら条件をすべて満足させることが最も望ましい。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
(a)は、本発明の異なる電解質膜の実施例を示す断面図、(b)は、(a)の電解質膜を作製する膜型の作製方法を示す断面図である。 本発明の電解質膜の異なる作製方法を示す斜視図である。 本発明の電解質膜を適用した固体高分子形燃料電池の1セルユニットを示す断面図である。 実施例1の結果を示すグラフである。 実施例2の結果を示すグラフである。 実施例3に用いたセルユニットの断面図である。 実施例3の結果を示すグラフである。 従来の固体高分子形燃料電池の1セルユニットを示す断面図である。 固体高分子形燃料電池の1セルユニットを示す組立図である。
符号の説明
10 電解質膜
12 電極形成領域
14 外周領域
26 セルユニット
60 固体高分子形燃料電池


Claims (5)

  1. 固体高分子形燃料電池に用いられる電解質膜であって、
    前記電解質膜は、少なくとも一方の面にあらかじめアノード電極又はカソード電極と嵌合する凹みを備え、凹み外部領域の膜厚に対する前記凹み領域の膜厚の比が0.1以上0.7以下となるように、前記凹み領域の膜厚を前記凹み外部領域の膜厚より薄く形成されている固体高分子形燃料電池用電解質膜において、前記凹み外部領域の膜厚を10μm以上40μm以下とするとともに、前記凹み領域の膜厚を5μm以上28μm以下とすることを特徴とする固体高分子形燃料電池用電解質膜。
  2. 固体高分子形燃料電池に用いられる電解質膜の製造方法であって、
    凸部を有する膜型に前記電解質膜の溶液を投入することよって、前記電解質膜の少なくとも一方の面にアノード電極又はカソード電極と嵌合する凹みが凹み外部領域の膜厚に対する前記凹み領域の膜厚の比が0.1以上0.7以下となるように、前記凹み領域の膜厚を前記凹み外部領域の膜厚より薄く形成されている固体高分子形燃料電池用電解質膜において、前記凹み外部領域の膜厚を10μm以上40μm以下とするとともに、前記凹み領域の膜厚を5μm以上28μm以下に形成する溶液投入ステップと、前記電解質膜の溶液から溶媒分を除去する溶媒除去ステップと、を有することを特徴とする固体高分子形燃料電池用電解質膜の製造方法。
  3. 固体高分子形燃料電池に用いられる電解質膜の製造方法であって、
    前記電解質膜に部材を押し当てることによって、前記電解質膜の少なくとも一方の面にアノード電極又はカソード電極と嵌合する凹みが、凹み外部領域の膜厚に対する前記凹み領域の膜厚の比が0.1以上0.7以下となるように、前記凹み領域の膜厚を前記凹み外部領域の膜厚より薄く形成されている固体高分子形燃料電池用電解質膜において、前記凹み外部領域の膜厚を10μm以上40μm以下とするとともに、前記凹み領域の膜厚を5μm以上28μm以下に形成する電解質膜圧縮ステップを有することを特徴とする固体高分子形燃料電池用電解質膜の製造方法。
  4. 固体高分子形燃料電池に用いられる電解質膜の製造方法であって、膜厚がほぼ均一な第1の電解質材の片面又は両面に、電極形成領域に相当する部分が切り取られた第2の電解質材を配置し、接合する、あるいは、凹み形状の電解質材を張り合わせ、接合することによって、前記電解質膜の少なくとも一方の面にアノード電極又はカソード電極と嵌合する凹みを形成する電解質材接合ステップを有することを特徴とする固体高分子形燃料電池用電解質膜の製造方法。
  5. 電解質膜と、前記電解質膜の一方の面に形成された第1の電極と、前記電解質膜の他方の面に形成された第2の電極と、を備える固体高分子形燃料電池において、前記電解質膜は、少なくとも一方の面に前記電極と嵌合する凹みを備え、凹み外部領域の膜厚に対する前記凹み領域の膜厚の比が0.1以上0.7以下となるように、前記凹み領域の膜厚を前記凹み外部領域の膜厚より薄く形成されている固体高分子形燃料電池用電解質膜において、前記凹み外部領域の膜厚を10μm以上40μm以下とするとともに、前記凹み領域の膜厚を5μm以上28μm以下とすることを特徴とすることを特徴とする固体高分子形燃料電池。
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