JP4046206B2 - 色補正装置及び色補正方法 - Google Patents
色補正装置及び色補正方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4046206B2 JP4046206B2 JP20131998A JP20131998A JP4046206B2 JP 4046206 B2 JP4046206 B2 JP 4046206B2 JP 20131998 A JP20131998 A JP 20131998A JP 20131998 A JP20131998 A JP 20131998A JP 4046206 B2 JP4046206 B2 JP 4046206B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- lightness
- reproduction range
- color reproduction
- hue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 17
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 51
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 48
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 43
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 101100087530 Caenorhabditis elegans rom-1 gene Proteins 0.000 description 2
- 101001106432 Homo sapiens Rod outer segment membrane protein 1 Proteins 0.000 description 2
- 101100305983 Mus musculus Rom1 gene Proteins 0.000 description 2
- 102100021424 Rod outer segment membrane protein 1 Human genes 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力カラー画像信号を色再現範囲が制限された出力装置の制御信号に変換する色補正装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真方式のプリンタ、インクジェットプリンタなどにおける色再現範囲は、テレビジョンやCRTディスプレイ等の色再現範囲に比べて狭いため、従来より、入力カラー画像が有する色再現範囲と出力装置の色再現範囲が異なる場合に対応する多くの色補正方法が提案されてきた。例えば、特開平4−40072号公報には、均等色空間やHVC色空間(明度、色相、彩度に関する情報からなる色空間)上で、出力先の色再現範囲の外であるか否かを判定し、色再現範囲外の場合、明度と色相が同じである彩度が最大の値に修正して出力することを特徴とする色補正方式について記載されている。また、特開昭61−288690号公報では、入力系に対して出力系の色再現範囲が異なる場合、色度図上の白色点を中心として色相を一定として、出力系の色再現範囲外の点を色再現範囲内の点に圧縮写像することを特徴とするカラー画像処理方法について記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来技術においては、まず、特開平4−40072号公報記載のように、均等色空間等で、色再現範囲が制限された出力装置の制御信号に変換するために色相や明度を保ちながら彩度を圧縮する場合、例えば、CRTモニタとハードコピーのように色再現範囲の大きさや形状が大きく異なると、例えば、出力装置が再現できない明度の低い赤(Red)や明度の高い青(Blue)等の色みがなくなってしまう等の問題がある。また、特開昭61−288690号公報記載のように、明度や彩度を一律に白色点等に向かって圧縮する手法や、色差最小方向に圧縮する手法では、写真等の自然画像において、ある色に関して、ハイライト部の彩度が高すぎてしまったり、高彩度の潰れが生じたりする問題があった。
【0004】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、請求項1,4においては、色再現範囲の大きさが異なるカラー画像出力デバイス間の色変換において、高彩度の潰れが少ない色再現範囲の対応付けを含む色補正を実施することができる色補正装置又は方法を提供することを課題とし、請求項2,3においては、色再現範囲の大きさや形状が大きく異なるカラー画像出力デバイス間の色変換において、色再現範囲の好ましい対応付けを含む色補正を実施することができる色補正装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、第1の色再現範囲を有する第1のカラー画像出力デバイスのカラー画像情報を、前記第1の色再現範囲と異なる第2の色再現範囲を有する第2のカラー画像出力デバイスの制御信号に変換する色補正装置であって、前記カラー画像情報に対し、前記第2のカラー画像出力デバイスの再現可能な最小明度から最大明度までの範囲内に明度レンジを合わせる明度変換処理を行う明度変換手段と、前記明度変換処理後のカラー画像情報に対し、前記第2の色再現範囲外の色を、その色相を変化させずに、前記第2の色再現範囲内へ圧縮する圧縮処理を行う色変換手段とを有し、前記圧縮処理において、前記第1の色再現範囲における該色の色相での最大彩度に対応した明度(以下、基準明度と記す)を基準として、圧縮しようとする色の明度と前記基準明度との差が増加するに従い、圧縮の方向を色差最小の方向から明度一定の方向へと変化させることを特徴とするものであって、高彩度の潰れが少ない色再現範囲の対応付けを含む色補正が可能になる。請求項3記載の発明は請求項1記載の発明に対応した色補正方法の発明である。
なお、後述の第1の実施の形態は、請求項1,3記載の発明の一実施形態である。図3に、ある色相でのモニタの色再現範囲の外殻が実線で、プリンタの色再現範囲の外殻が破線で示されている。そのモニタの色再現範囲の最高彩度(H1)に対応した明度が当該色相での「基準明度」(後記LSmax)に相当する。そして、この実施形態においては、圧縮しようとする色の明度と基準明度(LSmax)との差が増加するに従い、圧縮の方向を、色差最小の方向から明度一定の方向へと変化させる。
【0006】
また、請求項2記載の発明は、第1の色再現範囲を有する第1のカラー画像出力デバイスのカラー画像情報を、前記第1の色再現範囲と異なる第2の色再現範囲を有する第2のカラー画像出力デバイスの制御信号に変換する色補正装置であって、前記カラー画像情報に対し、前記第2のカラー画像出力デバイスの再現可能な最小明度から最大明度までの範囲内に明度レンジを合わせる明度変換処理を行う明度変換手段と、前記明度変換処理後のカラー画像情報に対し、前記第2の色再現範囲外の色を、その色相を変化させずに、前記第2の色再現範囲内へ圧縮する圧縮処理を行う色変換手段とを有し、前記圧縮処理において、前記第1の色再現範囲における該色の色相での最大彩度に対応した明度(以下、第1基準明度と記す)と前記第2の色再現範囲における該色の色相での最大彩度に対応した明度(以下、第2基準明度と記す)を基準として、圧縮しようとする色の明度が前記第1の基準明度と前記第2の基準明度との間にあるときは、圧縮の方向を色差最小の方向とし、前記圧縮しようとする色の明度が前記第1の基準明度と前記第2の基準明度との間にないときは、該色の明度と前記第1又は第2の基準明度との差が増加するに従い、圧縮の方向を色差最小の方向から明度一定の方向へと変化させることを特徴とするものであって、色再現範囲の好ましい対応付けを含む色補正を実施可能である。
なお、後述の第2の実施の形態は、請求項2記載の発明の一実施形態である。図5に、ある色相でのモニタの色再現範囲の外殻が実線で、プリンタの色再現範囲の外殻が破線で示されている。そのモニタの色再現範囲の最高彩度(H1)に対応した明度が当該色相での「第1の基準明度」(後記LSmon)に相当し、プリンタの色再現範囲の最高彩度(H1)に対応した明度が当該色相での「第2の基準明度」(後記LSprint)に相当する(ただし、図5はLSmon>LSprintの場合である)。そして、この実施形態においては、明度がLSmon〜LSprintの範囲内ならば、圧縮の方向は色差最小の方向とされ、それ以外の明度では、最大明度又は最低明度に近づくに従って圧縮の方向は色差最小の方向から明度一定の方向へと変化させる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて具体的に説明する。図1は代表的な色空間であるCIELAB色空間を入力色空間とした場合の実施の形態の説明図である。図示するように、CIELAB色空間を入力色空間とした場合、CIELAB色空間を同種類の立体図形(ここでは立方体)に分割する。そして、入力の座標(Lab値)おける出力値Pを求めるには、前記入力の座標を含む立方体を選択し、該選択された立方体の8点の予め設定した頂点上の出力値と前記入力の前記立方体の中における位置(各頂点からの距離)に基づいて線形補間を実施する。ここで、入力値が4色プリンタの制御信号である場合、出力値Pは、C、M、Y、K値にそれぞれ相当する。
【0008】
図2は本発明の第1の実施の形態を示す色補正装置のブロック構成図である。図2において、201は出力デバイス(プリンタ及びモニタ)の色再現範囲データ(明度L、色相Hに対する最大彩度C)を記憶した色再現範囲記憶部(ROM1)、202は入力色空間上の各頂点に対応するプリンタの制御信号(C、M、Y、K)を記憶した頂点出力値記憶部(ROM2)で、これらの色再現範囲データと頂点出力値は、事前に決定して各記憶部201、202に記憶させておく。203は補間処理部であり、色補正実行時に、入力信号に基づいて、頂点出力値記憶部202にあるプリンタの制御信号値C、M、Y、Kを参照して、Cの補間演算を実施するC用処理部204、Mの補間演算を実施するM用処理部205、Yの補間演算を実施するY用処理部206、Kの補間演算を実施するK用処理部207とからなる。
【0009】
また、208はプリンタの最大明度(紙の色となる)及び最小明度に基づいて、入力画像信号の明度成分(L*)の圧縮処理を実施する明度変換(L圧縮)部であり、209は相対的に明度レンジを合わせた後、それでも再現できない色に対して色再現範囲内の色への圧縮処理を実施する色変換(圧縮)部であり、210は、この色補正装置全体を制御するCPUである。
【0010】
上記のように構成された色補正装置は以下のように動作する。先ず、入力画像信号(本実施の形態ではLabとする)は、明度変換(L圧縮)部208において、例えば、Lwhite、Lblackをプリンタの最大明度(white point)及び最小明度(black point)とした次式のような入力画像信号の明度成分(L*)の圧縮処理(明度変換処理)を実施する。
【0011】
L*=L*×(Lwhite−Lblack)÷100+Lblack
ただし、Wwhite:プリンタの最大明度(white point)
Lblack:プリンタの最小明度(black point) ・・・(1)
【0012】
本実施の形態例では、一例として、線形の圧縮を実施しているが、圧縮手法はこの限りではない。このようにして、明度変換(L圧縮)部208で明度圧縮された入力画像信号の明度値(L*)は、色度値(a*,b*)と共に色変換(圧縮)部209に送られ、以下のように明度L、色相H、彩度Cの情報に変換される。
【0013】
明度:L=L*
彩度:C=(a2十b2)0.5
色相:H=atan2(b,a)×180/π
ただし、a=b=0のとき、H=0
H<0のとき、H=360+H ・・・(2)
【0014】
ここで、色変換(圧縮)部209は、この明度L、色相H、彩度Cの情報と色再現範囲記憶部201(ROM1)にあるプリンタの色再現範囲データ(明度L、色相Hに対する最大彩度C)を比較(同じ明度L、色相Hに対する彩度Cの大きさを比較)して、入力データがプリンタの色再現範囲の内部にある場合は、そのまま補間演算部203にデータ(L、a、b)を送り、入力データがプリンタの色再現範囲の外部にある場合は、色相Hは保存したまま、プリンタの色再現範囲の色(LHC→L’a’b’)へ圧縮して、補間演算部203に圧縮後のデータ(L’、a’、b’)を送る。
【0015】
具体的には、図3に示すように、プリンタの色再現範囲外のデータは、各色相毎のモニタの最高彩度に対応する明度より明度が高い色に対しては、色相一定で、明度が高くなるに従い、色差最小の方向から明度一定の方向へと圧縮の方向を制御し、各色相毎のモニタの最高彩度に対応する明度より明度が低い色に対しては、色相一定で、明度が低くなるに従い、色差最小の方向から明度一定の方向へと圧縮の方向を制御して、プリンタの色再現範囲の色へ圧縮することになる。
【0016】
上記の処理を式で表すと、以下のように表すことができる。
C’=gamut_C(H、LK)
L>(LSmax)のとき、
LK=LEmin+(LEmin−Lconst)×(L−LSmax)/(LW−LSmax)
L<(LSmax)のとき、
LK=Lconst+(Lconst−LEmin)×(LSmax−L)/(LSmax−LB)
ただし、
gamut_C(H、L):任意の色相H、明度Lにおけるプリンタの色再現範囲(最高彩度C)
LSmax:モニタの各色相の最高彩度に対応する明度
LEmin:入力と色差最小のプリンタの色再現範囲の明度
Lconst:入力と明度一定のプリンタの色再現範囲の明度(=L)
LW:プリンタの最高明度
LB:プリンタの最低明度
【0017】
補間演算部203では、C用処理部204、M用処理部205、Y用処理部206、K用処理部207において、頂点出力値記憶部(ROM2)202にあるプリンタの制御信号値(頂点出力値)を参照した補間による変換処理が実施され、その結果はプリンタへと転送される。尚、その際、補間演算に使用される入力空間上の座標(L*a*b*)には、実際の入出力(LAB−CMYK)の関係を測定して、このデータを使用して最小2乗法等により算出したL*a*b*値に対するC、M、Y、Kの値が予め頂点出力値記憶部(ROM2)202に設定してある。
【0018】
図4は本発明の第2の実施の形態を示す色補正装置のブロック構成図である。図4において、401はプリンタの色再現範囲デー夕(明度、色相に対する最大彩度に対応するa*b*値)を記憶した色再現範囲記憶部(ROM1)、402はプリンタとモニタの色相毎の最高彩度に対応する明度を記憶した最高彩度(明度)記憶部(ROM2)、403は入力色空間上の各頂点に対応するプリンタの制御信号値(C、M、Y、K)を記憶した頂点出力値記憶部(ROM3)で、これらのデータは、事前に決定して各記憶部401、402、403に記憶させておく。404は補間処理部であり、色補正実行時に、入力信号に基づいて、頂点出力値記憶部403にあるプリンタの制御信号値C、M、Y、Kを参照して、Cの補間演算を実施するC用処理部405、Mの補間演算を実施するM用処理部406、Yの補間演算を実施するY用処理部407、Kの補間演算を実施するK用処理部408とからなる。また、409はプリンタの最大明度(紙の色となる)及び最小明度に基づいて、入力画像信号の明度成分(L*)の圧縮処理(明度変換処理)を実施する明度変換(L圧縮)部で、410は、明度変換部409で相対的に明度レンジを合わせた後、それでもプリンタで再現できない色に対してプリンタの色再現範囲内の色への圧縮処理を実施する色変換(圧縮)部であり、411はこの色補正装置全体を制御するCPUである。
【0019】
上記のように構成された色補正装置は以下のように動作する。先ず、入力画像信号は、明度変換(L圧縮)部409において、例えば、Lwhite、Lblackをプリンタの最大明度(white point)及び最小明度(black point)とした入力画像信号の明度成分(L*)の圧縮処理を実施する(式1参照)。このようにして、明度変換(L圧縮)部409で明度圧縮された入力画像信号の明度値(L*)は、色度値(a*b*)と共に色変換(圧縮)部410に送られ、明度L、色相H、彩度Cの情報に変換される(式2参照)。
【0020】
ここで、色変換(圧縮)部410は、この明度L、色相H、彩度Cの情報と色再現範囲記憶部401(ROM1)にあるプリンタの色再現範囲データ(明度L、色相Hに対する最大彩度C)とを比較(同じ明度L、色相Hに対する彩度Cの大きさを比較)して、入力データがプリンタの色再現範囲の内部にある場合は、そのまま補間演算部404にデータ(L、a、b)を送り、外部にある場合は、色相Hは保存したまま、モニタとプリンタの色相毎の最高彩度に対応する明度(ROM2に記憶)を参照して、プリンタの色再現範囲の色(LHC→L’a’b’)への圧縮を行い、補間演算部404に圧縮後のデータ(L’、a’、b’)を送る。
【0021】
具体的には、図5に示すように、プリンタの色再現範囲外のデータについては、モニタの色相毎の最高彩度に対応する明度(LSmon>LSprintの場合)より明度が高い色に対しては、色相一定で、明度が高くなるに従い、色差最小の方向から明度一定の方向へと圧縮の方向を制御し、プリンタの色相毎の最高彩度に対応する明度(LSmon>LSprintの場合)より明度が低い色に対しては、色相一定で、明度が低くなるに従い、色差最小の方向から明度一定の方向へと圧縮の方向を制御して、プリンタの色再現範囲の色へ圧縮することになる。上記の処理を式で表すと、以下のように表すことができる。
【0022】
C’=gamut_C(H、LK)
(LSmon>LSprintの場合)
L>LSmonのとき、
LK=LEmin+(LEmin−Lconst)×(L−LSmon)/(LW−LSmon)
LSprint<L<LSmonのとき、
LK=LEmin
L<LSprintのとき、
LK=Lconst+(Lconst−LEmin)×(LSprint−L)/(LSprint−LB)
(LSmon<LSprintの場合)
L>LSprintのとき、
LK=LEmin+(LEmin−Lconst)×(L−LSprint)/(LW−LSprint)
LSmon<L<LSprintのとき、
LK=LEmin
L<LSmonのとき、
LK=Lconst+(Lconst−LEmin)×(LSmon−L)/(LSmon−LB)
ただし、
gamut_C(H、L):任意の色相H、明度Lにおける出力装置(プリンタ)の色再現範囲(最高彩度C)
LSmon:モニタの各色相の最高彩度に対応する明度
LSprint:プリンタの各色相の最高彩度に対応する明度
LEmin:入力と色差最小のプリンタの色再現範囲の明度
Lconst:入力と明度一定のプリンタの色再現範囲の明度(=L)
LW:プリンタの最高明度
LB:プリンタの最低明度 ・・・(5)
【0023】
補間演算部404では、C用処理部405、M用処理部406、Y用処理部407、K用処理部409において、頂点出力値記憶部(ROM3)403にあるプリンタの制御信号値(頂点出力値)を参照した補間による変換処理が実施され、その結果は出力装置へと転送される。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は以下のような優れた効果を奏する。請求項1,3記載の発明によれば、高彩度の潰れが少ない色再現範囲の対応付けを含む色補正が可能となる。請求項2記載の発明によれば、色再現範囲の好ましい対応付けを含む色補正が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 CIELAB色空間を入力色空間とした場合の実施の形態の説明図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態を示す色補正装置のブロック構成図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態を示す色補正装置のブロック構成図である。
【図5】 本発明の第2の実施の形態の説明図である。
【符号の説明】
201:色再現範囲記憶部、202:頂点出力値記憶部、203:補間処理部、204:C用処理部、205:M用処理部、206:Y用処理部、207:K用処理部、208:明度変換(L圧縮)部、209:色変換(圧縮)部、210:CPU、401:色再現範囲記憶部、402;最高彩度(明度)記憶部、403::頂点出力値記憶部、404:補間処理部、405:C用処理部、406:M用処理部、407:Y用処理部、408:K用処理部、409:明度変換(L圧縮)部、410:色変換(圧縮)部、411:CPU
Claims (3)
- 第1の色再現範囲を有する第1のカラー画像出力デバイスのカラー画像情報を、前記第1の色再現範囲と異なる第2の色再現範囲を有する第2のカラー画像出力デバイスの制御信号に変換する色補正装置であって、
前記カラー画像情報に対し、前記第2のカラー画像出力デバイスの再現可能な最小明度から最大明度までの範囲内に明度レンジを合わせる明度変換処理を行う明度変換手段と、
前記明度変換処理後のカラー画像情報に対し、前記第2の色再現範囲外の色を、その色相を変化させずに、前記第2の色再現範囲内へ圧縮する圧縮処理を行う色変換手段とを有し、
前記圧縮処理において、前記第1の色再現範囲における該色の色相での最大彩度に対応した明度(以下、基準明度と記す)を基準として、圧縮しようとする色の明度と前記基準明度との差が増加するに従い、圧縮の方向を色差最小の方向から明度一定の方向へと変化させることを特徴とする色補正装置。 - 第1の色再現範囲を有する第1のカラー画像出力デバイスのカラー画像情報を、前記第1の色再現範囲と異なる第2の色再現範囲を有する第2のカラー画像出力デバイスの制御信号に変換する色補正装置であって、
前記カラー画像情報に対し、前記第2のカラー画像出力デバイスの再現可能な最小明度から最大明度までの範囲内に明度レンジを合わせる明度変換処理を行う明度変換手段と、
前記明度変換処理後のカラー画像情報に対し、前記第2の色再現範囲外の色を、その色相を変化させずに、前記第2の色再現範囲内へ圧縮する圧縮処理を行う色変換手段とを有し、
前記圧縮処理において、前記第1の色再現範囲における該色の色相での最大彩度に対応した明度(以下、第1基準明度と記す)と前記第2の色再現範囲における該色の色相での最大彩度に対応した明度(以下、第2基準明度と記す)を基準として、圧縮しようとする色の明度が前記第1の基準明度と前記第2の基準明度との間にあるときは、圧縮の方向を色差最小の方向とし、前記圧縮しようとする色の明度が前記第1の基準明度と前記第2の基準明度との間にないときは、該色の明度と前記第1又は第2の基準明度との差が増加するに従い、圧縮の方向を色差最小の方向から明度一定の方向へと変化させることを特徴とする色補正装置。 - 第1の色再現範囲を有する第1のカラー画像出力デバイスのカラー画像情報を、前記第1の色再現範囲と異なる第2の色再現範囲を有する第2のカラー画像出力デバイスの制御信号に変換する色補正方法であって、
前記カラー画像情報に対し、前記第2のカラー画像出力デバイスの再現可能な最小明度から最大明度までの範囲内に明度レンジを合わせる明度変換処理を行う明度変換工程と、
前記明度変換処理後のカラー画像情報に対し、前記第2の色再現範囲外の色を、その色相を変化させずに、前記第2の色再現範囲内へ圧縮する圧縮処理を行う色変換工程とを有し、
前記圧縮処理において、前記第1の色再現範囲における該色の色相での最大彩度に対応した明度(以下、基準明度と記す)を基準として、圧縮しようとする色の明度と前記基準明度との差が増加するに従い、圧縮の方向を色差最小の方向から明度一定の方向へと変化させることを特徴とする色補正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20131998A JP4046206B2 (ja) | 1998-07-01 | 1998-07-01 | 色補正装置及び色補正方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20131998A JP4046206B2 (ja) | 1998-07-01 | 1998-07-01 | 色補正装置及び色補正方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000022978A JP2000022978A (ja) | 2000-01-21 |
JP4046206B2 true JP4046206B2 (ja) | 2008-02-13 |
Family
ID=16439045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20131998A Expired - Fee Related JP4046206B2 (ja) | 1998-07-01 | 1998-07-01 | 色補正装置及び色補正方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4046206B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7599551B2 (en) | 2003-11-14 | 2009-10-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Color correction device and color correction method |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5136547Y2 (ja) * | 1973-01-11 | 1976-09-08 | ||
JPS49104696A (ja) * | 1973-02-06 | 1974-10-03 | ||
JPS5239512Y2 (ja) * | 1974-05-23 | 1977-09-07 | ||
JPS6244644A (ja) * | 1985-08-23 | 1987-02-26 | Nippon Atom Ind Group Co Ltd | 試料採取装置 |
US5134879A (en) * | 1990-08-31 | 1992-08-04 | Union Oil Company Of California | Test method and apparatus |
JPH05346379A (ja) * | 1992-04-14 | 1993-12-27 | Hitachi Ltd | イオン性ガス分析機 |
US5375477A (en) * | 1993-01-04 | 1994-12-27 | S.P. Industries, Limited Partnership | Water impurity extraction device and method |
US5456126A (en) * | 1994-03-21 | 1995-10-10 | Bellaire Industries, Inc. | Fluid valve and gas sample container using same |
JP2004044644A (ja) * | 2002-07-10 | 2004-02-12 | Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd | スクリューグロメット |
-
1998
- 1998-07-01 JP JP20131998A patent/JP4046206B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000022978A (ja) | 2000-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7697165B2 (en) | Gamut compression method, program, and gamut compression device | |
US8045222B2 (en) | Image processing method, image processing apparatus, computer program product, and recording medium for image processing | |
JP4308392B2 (ja) | デジタル画像処理方法及びマッピング方法 | |
JP4594185B2 (ja) | 色処理方法およびその装置 | |
US5875260A (en) | Image processing apparatus and method for altering color image signals | |
JP4068673B2 (ja) | 画像処理装置および方法 | |
JPH11341296A (ja) | 色域変換方法及び色域変換装置 | |
JP3980343B2 (ja) | 色変換装置、画像処理装置、色変換方法、該色変換方法を実行させるためのプログラム、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び画像処理システム | |
JP2008022140A (ja) | 色変換係数作成装置、色変換係数作成方法、及び色変換係数作成プログラム | |
JP4803122B2 (ja) | 色処理装置及びプログラム | |
JP2007325193A (ja) | 色変換装置、色変換方法、及び色変換プログラム | |
JP2007028148A (ja) | 色変換装置、方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2006211093A (ja) | 色補正装置、色補正方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP5117140B2 (ja) | 画像形成装置、カラーデータ変換方法及びカラーデータ変換プログラム | |
JP2010213058A (ja) | 色変換装置、色変換方法およびプログラム | |
JP4592089B2 (ja) | 画像処理方法、プロファイル作成方法および画像処理装置 | |
JP2005191808A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム | |
JP4046206B2 (ja) | 色補正装置及び色補正方法 | |
JP3749102B2 (ja) | 画像処理装置、画像形成装置、並びに画像処理方法 | |
JP2000134487A (ja) | 色変換装置 | |
JP2008236083A (ja) | 画像処理装置、色変換方法、色変換テーブル作成方法、プログラム、および記憶媒体 | |
JP4051919B2 (ja) | カラー画像信号処理装置、カラー画像信号処理方法およびカラー画像信号処理プログラム | |
JP2009017473A (ja) | 色域生成装置、色域生成方法、色域生成プログラム、及び色変換装置 | |
JP2008042835A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP4154051B2 (ja) | 色処理装置およびその方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041224 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070119 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070411 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070611 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20070802 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070905 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071022 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111130 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111130 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121130 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131130 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |