JP4045963B2 - マッサージ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、施療子にて多様な揉み動作を行うマッサージ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、施療子にて多様な揉み動作を行うマッサージ機が利用されている。この種の従来のマッサージ機は、施療子の人体に対する押圧力を計測して施療子の動作を制御するものである。
【0003】
このような従来のマッサージ機にあっては、力を検出するのに感圧導電性エラストマー(特許文献1参照)や、歪みゲージ(特許文献2参照)のような力センサーを用いている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−120621号公報
【特許文献2】
特開平9−299430号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来のマッサージ機においては、施療子に加わる外力を検出する手段として、感圧導電性エラストマーや歪みゲージのような力センサーを用いているため、温度安定性が低く、また構造や取付けが複雑なため多数の方向の力を計測することが難しく、過負荷に対して影響を受けるものであった。
【0006】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、施療子に加わる力を温度安定性が良いとともに、多数の方向の力を計測することができて、過負荷に対する耐久性を有するマッサージ機を提供するにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係るマッサージ機は、施療子1に加えられた外力を検出する外力検出手段と、外力検出手段で検出された力に応じて施療子1を前後方向、左右方向、上下方向の三方向に動作するよう制御する制御手段と、施療子1を駆動モータに駆動力伝達機構を介して前記制御手段にて制御可能に連結したマッサージ機であって、外力検出手段を、施療子1が上記制御手段にて制御される三方向に加えられる外力に応じて変位するばね部6と、該ばね部6の前記三方向に加えられる外力に応じた変位を計測する三個の非接触式変位計7とで構成し、前記ばね部6を駆動力伝達機構の施療子1との接続部となる駆動力伝達部材5と施療子1との間に介在させるとともに、前記三個の非接触式変位計7を駆動力伝達部材5に固定することで、三方向の力を計測することが可能となって、多様な揉み動作が可能となるものである。
【0013】
そして、一方向に変位可能な一対の平行板ばね63を駆動力伝達部材5より突設し、該突設した一対の平行板ばね63の自由端側の端辺同士を板状をした平行板ばね支持板部64で固定し、該平行板ばね支持板部64に板ばね61の対向する二辺を板ばね固定部材62を介して固定し、平行板ばね63の変位を計測可能な非接触式変位計7を一個設けるとともに、板ばね61の変位を計測可能な非接触式変位計7を二個設けることで、板ばね61及び平行板ばね63の変位を計測して力を算出するので、微小な変位を計測して微小な力が算出できるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0017】
本発明のマッサージ機は、施療子に加えられた外力を検出する外力検出手段と、外力検出手段で検出された力に応じて施療子を前後方向、左右方向、上下方向の三方向に動作するよう制御する制御手段と、施療子を駆動モータに駆動力伝達機構を介して前記制御手段にて制御可能に連結したもので、まず、駆動力伝達機構について図2乃至図5に基づいて説明する。
【0018】
本実施形態では、施療子1を人体側への突出方向に動作させる強弱駆動部2と、巾方向に動作させる巾駆動部3と、上下方向に動作させる上下駆動部4を備えており、これら三つの駆動部が全体として図2に示すような一つの主体ブロック24に組み込んである。この主体ブロック24は図3に示すように強弱駆動部2のユニットと、図4に示すような巾駆動部3のユニットと、図5に示すような上下駆動部4のユニットとの3つのユニットから構成してあり、これら3つのユニットを組み立てることで図2に示すような主体ブロック24を構成している。
【0019】
この主体ブロック24には図3乃至図5に示すように、強弱駆動部2、巾駆動部3、上下駆動部4の各駆動部の駆動源としてそれぞれ強弱駆動モータ25a、25b、25cが設けてある。
【0020】
主体ブロック24の両側板24a間には巾駆動軸10が回動自在に取付けてある。巾駆動部3の巾駆動モータ25bの出力軸20bには巾駆動プーリ21bが設けてあり、該巾駆動プーリ21bと巾駆動軸10の端部に設けた巾プーリ29bとに巾駆動ベルト28bが掛回してある。上記巾駆動軸10には外周に雄ねじ10aを設けてあり、この雄ねじ10aは巾駆動軸10の長手方向の中間部を境にして左右の雄ねじ10aは互いに逆ねじの関係となっている。この巾駆動軸10の左右の雄ねじ10aにはそれぞれ施療子1を叩き動作させるソレノイド42を有する施療子アーム8に設けた巾送りナット14が螺合してあり、施療子アーム8の回転方向の運動は後述の強弱駆動用歯車9により行われるので、巾駆動部3の巾駆動モータ25bを正転あるいは逆転することで、巾駆動プーリ21b、巾駆動ベルト28b、プーリ29bを介して巾駆動軸10が正転方向、あるいは逆転方向に回転して一対の施療子アーム8が互いに近づいたり、あるいは互いに離れたりする動作、つまり、巾方向(左右方向)の移動を行うようになっている。
【0021】
施療子アーム8の上記巾方向の可動範囲の両外側に一対の強弱駆動用歯車9が配置してあり、この一対の強弱駆動用歯車9は扇形をした歯車主体の円弧の部分に歯を設けた円弧状歯車9aにより構成してあり、円弧の中心孔9bが巾駆動軸10に遊嵌してあり、左右両側の強弱駆動用歯車9は同士が連結部材31により連結してある。また、左右両側の強弱駆動用歯車9間には少なくとも1つ以上の(本実施形態では2つ)巾駆動支軸13が架設してあり、この巾駆動支軸13は巾駆動軸10と平行であり、巾駆動支軸13には一対の施療子アーム8に設けた孔部が移動自在に被嵌してある。このように、巾駆動軸10と平行に施療子アーム8に挿通した巾駆動支軸13を少なくとも1つ以上設けることで、巾駆動支軸13により人体から負荷がかかった時に施療子アーム8から巾駆動軸10に伝わる応力やねじれを巾駆動支軸13に分散させることができるものである。
【0022】
左右一対の円弧状歯車9aには後述の強弱駆動部2における強弱駆動モータ25aの回転を伝達する一対の伝達用歯車12が噛み合っている。強弱駆動部2の強弱駆動モータ25aの出力軸20aには強弱駆動プーリ21aが設けてあり、強弱駆動部2の強弱ギアボックス26a内に強弱ウォームホイール、強弱ウォーム軸が内装してあり、上記強弱駆動プーリ21aと強弱ウォーム軸に設けた強弱プーリ29aとに強弱駆動ベルト28aが掛回してある。強弱ギアボックス26aと一方の側板24aに上記強弱ウォームホイールにより回転される強弱駆動軸11が回転自在に軸支してあり、強弱駆動軸11の両端部には一対の伝達用歯車12に噛み合っている。したがって、強弱駆動部2の強弱駆動モータ25aを正転、逆転駆動することで、強弱駆動プーリ21a、強弱駆動ベルト28a、強弱プーリ29a、強弱ウォーム軸、強弱ウォームギアを介して強弱駆動軸11が回転し、強弱駆動軸11が回転することで伝達用歯車12が回転し、これにより円弧状歯車9aを巾駆動軸10と同軸を回転中心として回動し、これにより施療子アーム8を巾駆動軸10と同軸を回転中心として回動し、施療子アーム8の先端部に設けた施療子1の人体側への突出量を可変するようになっている。つまり、施療子アーム8が回動することで施療子1は円弧運動をし(実施形態では巾駆動軸10と同軸を回転中心として円弧運動をし)て上下方向及び前後方向に移動するようになっていて人体に対する施療子1の当たる強弱を可変するようになっている。
【0023】
主体ブロック24に設けた上下駆動部4は駆動源である上下駆動モータ25cと、上下駆動モータ25cの出力軸20cに設けた上下駆動プーリ21cと、上下ギアボックス26c内に内装した上下ウォームホイール、上下ウォーム軸と、上下ウォーム軸に設けた上下プーリ29cと、上下駆動プーリ21cと上下29cに掛回した上下駆動ベルト28cと、上下ギアボックス26cに回転自在に支持されて上下ウォームホイールにより回転する上下駆動軸30と、上下駆動軸30に設けたローラ部33とピニオン34とを備えており、上下駆動モータ25cを正転、あるいは逆転駆動することで、上下駆動プーリ21c、上下駆動ベルト28c、上下プーリ29c、上下ウォーム軸、上下ウォームギアを介して上下駆動軸30が回転し、上下駆動軸30が回転することでピニオン34が正転又は逆転するようになっている。
【0024】
主体ブロック24は図6に示すような椅子35の背もたれ部36のフレームに設けた上下方向レール(図示せず)に上記上下駆動軸30の両端部のローラ部33を上下移動自在に取付け、上下方向レールに設けたラックに上記ピニオン34を噛み合わせてあり、上下駆動部4の上下駆動モータ25cを上記のように正転あるいは逆転駆動することで、ラックに噛み合ったピニオン34を正転あるいは逆転して主体ブロック24(つまり主体ブロック24に設けた施療子1)を上方又は下方に移動するようになっている。ここで、主体ブロック24の両側板24aの上部にはローラが回転自在に設けてあり、このローラ58も上記上下方向レールに上下移動自在に嵌め込んである。
【0025】
上述したような施療子1を人体側への突出方向に動作させる強弱駆動部2と、巾方向に動作させる巾駆動部3と、上下方向に動作させる上下駆動部4とをそれぞれ独立して位置あるいは速度を制御し、更に二つ以上の駆動部が連動するように制御することで、マッサージ動作のパターンが特定の軌跡を描くものにのみ限定されず、使用者が所望する任意の動作軌跡を施療子が描くようマッサージ動作させることが可能となるものである。
【0026】
そして、上記のように各駆動部2,3,4を制御する制御手段(図示せず)はマイコン等からなり、変位計7からの計測値に基づいて各駆動部2,3,4を制御するもので、以下に説明する。
【0027】
施療子1は、駆動力伝達機構の施療子アーム8に取り付けた駆動力伝達部材5にばね部を介して取り付けられる。
【0028】
駆動力伝達部材5は、施療子アーム8に取り付けられるもので、本実施形態では図1等に示すように施療子アーム8への取付部52と、施療子1が取り付けられる正面部51とからなる略L字状をしたものである。なお、この駆動力伝達部材5は特に略L字状に限定されるものではなく、前記正面部51に相当する部分があればよい。この駆動力伝達部材5の正面部51は本実施形態では正面視矩形状をしたもので、この正面部51にばね部6を設けるものである。
【0029】
ばね部6は、板ばね61と板ばね固定部材62とからなる。板ばね固定部材62は、断面略矩形状をした一対の棒状のもので、上記駆動力伝達部材5の正面部51の対向する一対(本例では左右一対)の辺にそれぞれ沿うように固定される。そして、この一対の板ばね固定部材62の突出面に板ばね61が取り付けられる。
【0030】
板ばね61は、上記駆動力伝達部材5の正面部51とほぼ同じ形状をした板状のもので、その対向する一対(本例では左右一対)の辺をそれぞれ一対の板ばね固定部材62の突出面に取り付けて固定される。このように板ばね61は、正面部51とほぼ平行に配置され、両側の板ばね固定部材62への取り付け部分の間に力が加わると、加えられた力に応じて板ばね61は撓むもので、これについては後述する。そして、板ばね61には、施療子1が取り付けられる。
【0031】
施療子1は、板ばね61に取り付けられる取付軸部11と、取付軸部11に取付けられるL字状をした取付片13と、取付片13から突出される軸部14と、軸部14に回転自在に取り付けられて使用者の施療部位を揉むもみ玉12とからなる(図7(b)参照)。取付軸部11は板ばね61の中央部より突設される。そして、上記正面部51の中央部(即ち、正面視において前記取付軸部11と同じ位置)には、外力検出手段としての2変位計が設けてあり、板ばね61の裏面の中央部との距離を計測可能となっている。ここで変位計としては、レーザーセンサ,渦電流式センサ,静電容量式センサ,赤外線センサ,超音波センサ等の非接触にて対象との距離を計測する非接触式変位計7を用いる。以下の説明においても特に断りがない場合には変位計として非接触式変位計7を用いるものとする。
【0032】
施療子1は、上述したように、強弱駆動部2,巾駆動部3,上下駆動部4によってそれぞれ前後方向(即ち人体側への突没方向であって、板ばね61及び正面部51に対して垂直な方向),左右方向,上下方向に駆動されるのであるが、この駆動方向に施療子1に加えられる力を前記非接触式変位計7で計測した板ばね61の変位(撓み)を計測することで算出し、これに基づいて施療子1を制御するものである。以下、施療子1に加えられる力と板ばね61の変位及び非接触式変位計7による変位の計測について説明する。
【0033】
施療子1に押し方向(即ち前後方向)に力が加えられると、その力の大きさに応じて板ばね61が撓むが、その撓み形状は側面視において、施療子1の取付軸部11が取り付けてある板ばね61の中央部が最も変位が大きく、この中央部を中心に左右均等な形状となる。そしてこの時、板ばね61の裏面の中央部までの距離を非接触式変位計7にて計測して板ばね61の変位(撓み)を計り、この板ばね61の変位から施療子1に加えられている押し方向の力の大きさを算出することができる。このため、施療子1の取付軸部11を板ばね61の中央部に取り付けるとともに、該取付軸部11に対向するように非接触式変位計7を駆動力伝達部材5の中央部に取り付けることが好ましく、これにより変位計測方向(この場合は前後方向)以外の方向に加わる力の干渉を抑えるとともに変位計測方向の力による変位が大きく(即ちゲインが大きく)計測精度が向上するものである。なお、非接触式変位計7にて計測した変位からの施療子1に加わる力の算出は、板ばね61(及び後述する平行板ばね63)に取り付けた施療子1の取付軸部11に加わる力と変位(撓み)との関係を予め制御手段に記憶させておき、この力−変位関係から算出する。
【0034】
施療子1に左右方向又は上下方向の力が加わった場合、施療子1の取付軸部11は板ばね61の中央部に取り付けてあるため、板ばね61の撓み形状は板ばね61の中央部を中心にその両側に前後方向の変位の符号が逆となるような対称形状となり、板ばね61の中央部の変位はほぼ0となる。このため、板ばね61の中央部の変位を計測することで、施療子1に加わる左右方向及び上下方向に加わる力に干渉されることなく、施療子1の前後方向の力による板ばね61の変位を計測することができて、これにより、精度良く施療子1に加わる前後方向の力を計測することができる。
【0035】
上述したように非接触式変位計7を用いることで、感圧導電性エラストマーや歪みゲージ等にて力を計測するものに比べて、直接接触しないため温度安定性が良いとともに、過負荷に対しても影響を受けず耐久性がある。また、接触して変位を計るポテンショメータに比べて分解能が高いため微妙な揉み味を実現できる。また、板ばね61の変位を計測して力を算出するので、微小な変位で力を算出でき、使用者(即ち被施療者)に与える違和感を解消することができる。
【0036】
次に、図7(a)に基づいて他例について説明する。この例のものは、施療子1の上下方向に加わる力を計測するもので、図1に示す上例と比べてばね部6及び非接触式変位計7の取り付けが異なるものである。なお、上例と同様で重複する部分の説明は省略し、本例以降の各例においても同様の説明は省略するものとする。
【0037】
ばね部6は、一対の平行板ばね63と平行板ばね支持板部64とからなる。一対の平行板ばね63は略矩形状の同一形状をしたもので、その一辺が駆動力伝達部材5の正面部51の対向する一対(本例では上下一対)の辺にそれぞれ沿うように固定される。そして、この一対の平行板ばね63の自由端側の端部に平行板ばね支持板部64が取り付けられる。
【0038】
平行板ばね支持板部64は、上記駆動力伝達部材5の正面部51とほぼ同じ形状の矩形状をしたもので、その対向する一対(本例では上下一対)の辺をそれぞれ上記一対の平行板ばね63の自由端側の端部に取り付けてある。この平行板ばね支持板部64は、平行板ばね63と比べて剛性を高く形成してある。そして、この平行板ばね支持板部64の中央部より施療子1の取付軸部11を突設してある。
【0039】
また、駆動力伝達部材5の正面部51に変位計取付部53を突設し、この変位計取付部53に非接触式変位計7を一対の平行板ばね63の一方との距離を計測可能に取り付けてある。
【0040】
施療子1に上下方向の力が加えられると、その力の大きさに応じて一対の平行板ばね63が撓む。この時、一対の平行板ばね63の一方までの距離を非接触式変位計7にて計測して平行板ばね63の変位(撓み)を計ることで、この施療子1に加えられている上下方向の力の大きさを算出することができる。
【0041】
また、施療子1に前後方向の力が加わった場合、平行板ばね支持板部64は高剛性であるため殆ど撓まないとともに、平行板ばね63には板面内の方向に力が加わるため殆ど変形しないため、非接触式変位計7にて計測される変位はほぼ0となる。また、施療子1に左右方向に力が加わった場合、平行板ばね63には板面内の方向に力が加わるため殆ど変形せず、非接触式変位計7による変位はほぼ0となる。
【0042】
本例のように、一枚の板ばねでなく一対の平行板ばね63を用いたことで、一枚の板ばねを用いた場合のように不安定な片持ち状態となって強度的に不充分となるのを防止するとともに、変位の計測方向以外の方向の力に対して平行板ばね63の変位を抑えて剛性を高めることができ、非接触式変位計7による所定方向の変位の計測の精度を高めることができる。
【0043】
以上のようにすることで、施療子1に加わる前後方向及び左右方向に加わる力に干渉されることなく、精度良く施療子1に加わる上下方向の力を計測することができる。
【0044】
次に、図7(b)に基づいて他例について説明する。この例のものは、施療子1の左右方向に加わる力を計測するもので、図7(a)に示す上例と比べて平行板ばね63の駆動力伝達部材5の正面部51への取付位置のみが異なるものである。
【0045】
平行板ばね53の一辺は、駆動力伝達部材5の正面部51の対向する左右一対の辺にそれぞれ沿うように固定されるとともに、平行板ばね支持板部64の対向する左右一対の辺をそれぞれ上記一対の平行板ばね63の自由端側の端部に取り付けたものである。
【0046】
これにより、施療子1に加わる前後方向及び上下方向に加わる力に干渉されることなく、精度良く施療子1に加わる左右方向の力を計測することが可能となる。
【0047】
次に、図8に基づいて更に他例について説明する。この例のものは施療子1の前後方向及び上下方向の二方向に加わる力を計測するもので、図1に示す例と比べてばね部6及び施療子1は同じであるが、二個の非接触式変位計7を取り付けるものである。
【0048】
即ち、外力検出手段としての非接触式変位計7は、駆動力伝達部材5の正面部51の上下方向の異なる位置に取り付けてあり、それぞれ板ばね61の裏面との距離を計測して板ばね61の平面度を計測可能としてある。
【0049】
施療子1に押し方向(即ち前後方向)に力が加えられると、加えられた力に応じて二個の非接触式変位計7と板ばね61との変位がそれぞれ計測され、二個の非接触式変位計7の計測値から押し方向の力を算出することができる。更に具体的には、例えば施療子1に加えられた押し方向の力により、二個の非接触式変位計7と板ばね61の裏面との距離は縮まり、この縮まった距離の和から押し方向の力を算出することができる。
【0050】
また、施療子1に上下方向の力が加えられると、二個の接触式変位計7による変位の計測値の差が生じるため、これより上下方向の力が算出される。更に具体的には、施療子1に上方向又は下方向に力が加わると、板ばね61は施療子1を突出する中央部を中心にして上下で前後方向の変位の符号が逆となるような対称形状に撓むため、上下異なる位置(中央部を挟んで上下両側)に設けた二個の非接触式変位計7の計測値より上下方向の力が算出できるものである。このようにして、前後方向及び上下方向の二方向の力が検出できて、多様な揉み動作が可能となる。
【0051】
さらにこの時、図9に示す例のように、二個の非接触式変位計7を左右方向の中央部で且つ施療子1の取付軸部11の中心に対して均等な距離になるように配置することが好ましいものである。施療子1に左右方向の力が加わった場合、施療子1の取付軸部11は板ばね61の中央部に取り付けてあるため、板ばね61の撓み形状は板ばね61の中央部を中心にその両側に前後方向の変位の符号が逆となるような対称形状となり、板ばね61の中央部の変位はほぼ0となる。従って、施療子1に加わる左右方向の力に干渉されるのを防止することができて、前後方向及び上下方向の力を精度良く計測することができる。
【0052】
また、図10に更に他例を示す。この例のものは、施療子1の押し方向(即ち前後方向)及び左右方向に加える力を計測するもので、図9に示す上例と比べて板ばね固定部材62の正面部51への取付位置のみが異なるものである。
【0053】
即ち、板ばね固定部材62を駆動力伝達部材5の正面部51の対向する上下一対の辺にそれぞれ沿うように固定するとともに、板ばね固定部材62の突出面に板ばね61の対向する上下一対の辺をそれぞれ取り付けたものである。これにより、施療子1に加わる上下方向の力に干渉されるのを防止することができて、前後方向及び左右方向の力を精度良く計測することができる。
【0054】
次に、図11に更に他例を示す。この例のものは、施療子1の押し方向(即ち前後方向)及び左右方向に加える力を計測するもので、二組の平行板ばね63a,63bをそれぞれ押し方向及び上下方向に変位するように直列に接続してあり、非接触式変位計7はこれら二組の平行板ばね63a,63bの変位を検出するよう各平行板ばね63a,63bに1個ずつ対向するように配置してある。このようにすることで、平行板ばね63(63a,63b)の変位方向以外の方向に加わる力やその力によるモーメントに対して平行板ばね63が影響されて変位するのを抑えて計測方向以外の方向の力の干渉を抑えることができる。また、施療子1の押し方向に対して平行板ばね63をオフセットすることもでき、スペース上の設計の自由度を上げることもできる。
【0055】
次に、図12に更に他例を示す。この例のものは、施療子1の上下方向及び左右方向に加わる力を計測するもので、二組の平行板ばね63をそれぞれ押し方向及び上下方向に変位するように直列に接続してあり、非接触式変位計7はこれら二組の平行板ばね63の変位を検出するよう各平行板ばね63に1個ずつ対向するように配置してある。このようにすることで、平行板ばね63の変位方向以外の方向の力やその力によるモーメントに対して平行板ばね63が影響されて変位するのを抑えて計測方向以外の方向の干渉を抑えることができる。
【0056】
次に、図13に基づいて更に他例を示す。この例のものは、施療子1の押し方向(前後方向)、上下方向、左右方向に加える力を計測するものである。
【0057】
駆動力伝達部材5の正面部51の左右一対の辺に平行板ばね63を取り付けるとともに平行板ばね63の自由端に平行板ばね支持板部64を取り付け、この平行板ばね支持板部64の一対の辺に板ばね固定部材62を固定するとともに、一対の板ばね固定部材62に前記一対の平行板ばね63とは別の板ばね61を取り付けるものである。
【0058】
非接触式変位計7は、一対の平行板ばね63の一方との距離の変位を計測可能に一個設け、板ばね61の変位を計測可能なように平行板ばね支持部材64の左右方向中央部に上下に二個、好ましくはそれぞれ上下端部からそれぞれ等距離の位置に設けてある。
【0059】
このようにすることで、上述したように、施療子1に加わる左右方向の力は一対の平行板ばね63の一方との変位を計測することで得られ、施療子1に加わる前後方向、上下方向の力は平行板ばね支持部材64に設けた二個の非接触式変位計7の板ばね61との変位を計測することで得られ、三方向の力を計測することが可能となって、多様な揉み動作が可能となる。
【0060】
次に、図14に基づいて更に他例を示す。この例のものは、施療子1の押し方向(前後方向)、上下方向、左右方向に加える力を計測するものである。
【0061】
駆動力伝達部材5の正面部51の左右一対の辺に板ばね固定部材62を取り付けるとともに、この一対の板ばね固定部材62に板ばね61を取り付け、駆動力伝達部材5の正面部51に非接触式変位計7を三個それぞれ異なる場所に取り付けてある。このようにすることで、非接触式変位計7を三個設けるだけで施療子1に加わる押し方向、上下方向、左右方向の力を計測することが可能となり、計測機器の小型化、省スペース化が図られる。
【0062】
次に、図15に基づいて更に他例を示す。この例のものは、図9に示す例のものにおいて、板ばね61の板ばね固定部材62への取り付け部分の間にスリット66を設けたものである。
【0063】
通常、板ばね61を設計する上では、理想的には変位計にて計測する板ばね61の変位を各計測方向に対して等しくするため、計測方向毎の各非接触式変位計7の取り付け位置での力に対する板ばね61の変位量をすべて等しくする必要があるが、フラットな板ばね61では実現し難いものである。そこで、板ばね61にスリット66加工を行い、板ばね61の加わる力の方向の違いによる変形量を異ならせる(即ち剛性に異方性を持たせる)ことで各計測方向での板ばね61に加わる力に対する変位を等しくすることになる。本例においては、フラットな板ばね16であって押し方向の剛性よりも上下方向の剛性が低いが、スリット加工を施すことにより押し方向の剛性を低くして荷重方向の違いによる板ばね剛性のばらつきを補正している。
【0064】
次に、図16にストッパー67を設けた例について説明する。これは、図1に示す例において、駆動力伝達部材5の正面部51の非接触式変位計7の両側に該非接触式変位計7よりも板ばね61側に突出するストッパー67を設けたものである。
【0065】
施療子1に押し方向に力が加わると、板ばね61は非接触式変位計7の方へ撓むが、板ばね61が非接触式変位計7に接触する前に板ばね61がストッパー67に接触するため非接触式変位計に当接して過大な力がかかることなく、非接触式変位計7を保護することができる。このストッパー67は上下方向および左右方向の力を受けるため上下にある非接触式変位計7の左右に二個ずつ配置している。
【0066】
次に、更に他例について図17及び図18に基づいて説明する。この例では、駆動力伝達機構の強弱駆動部2に外力検出手段としての非接触式変位計7を内蔵したものである。
【0067】
施療子1がリンク機構を介して接続されている強弱駆動軸11には、強弱ウォームホイールWWが接続されており、さらに強弱ウォームホイールWWは強弱駆動モータ25aから強弱カップリングC、強弱ウォーム軸WSを介して駆動されている。強弱ウォーム軸WSは、軸方向にスライド可能な構造をしており、強弱カップリングC内で回転方向は規制されつつ軸方向にスライドする。また、この強弱ウォーム軸WSはばねSにより予圧がかけられている。このような構造において、施療子1に力が加わると強弱駆動軸11にトルクがかかり強弱ウォームホイールWWを介して強弱ウォーム軸WSにこのトルクが伝達される。このトルクの大きさに応じて強弱ウォーム軸WSに軸方向の力がかかり、強弱ウォーム軸WSに固定されたセンサ検出板72とともに軸方向に移動する。このときのセンサ検出板72の変位を非接触式変位計7にて検出している。この変位は、強弱駆動軸11にかかるトルクにほぼ比例しているため、施療子1に加わる力を検出することができる。
【0068】
このようにすることで、施療子1や施療子1が取り付けられる駆動力伝達部材5、あるいは施療子アーム8に非接触式変位計7を取り付ける必要がなく、非接触式変位計7はマッサージ機本体内部に配置することができて、マッサージ機の小型化が図られるものである。
【0074】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、施療子に加えられた外力を検出する外力検出手段と、外力検出手段で検出された力に応じて施療子を前後方向、左右方向、上下方向の三方向に動作するよう制御する制御手段と、施療子を駆動モータに駆動力伝達機構を介して前記制御手段にて制御可能に連結したマッサージ機であって、外力検出手段を、施療子が上記制御手段にて制御される三方向に加えられる外力に応じて変位するばね部と、該ばね部の前記三方向に加えられる外力に応じた変位を計測する三個の非接触式変位計とで構成し、前記ばね部を駆動力伝達機構の施療子との接続部となる駆動力伝達部材と施療子との間に介在させるとともに、前記三個の非接触式変位計を駆動力伝達部材に固定したので、三方向の力を計測することが可能となって、多様な揉み動作が可能となるものであり、一方向に変位可能な一対の平行板ばねを駆動力伝達部材より突設し、該突設した一対の平行板ばねの自由端側の端辺同士を板状をした板ばね固定用部材で固定し、該板ばね固定用部材に板ばねの対向する二辺を板ばね固定部材を介して固定し、平行板ばねの変位を計測可能な非接触式変位計を一個設けるとともに、板ばねの変位を計測可能な非接触式変位計を二個設けたので、板ばね及び平行板ばねの変位を計測して力を算出するので、微小な変位を計測して微小な力が算出できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の要部斜視図である。
【図2】本発明のマッサージ機の施療子、駆動モータ及び駆動力伝達機構の斜視図である。
【図3】同上の強弱駆動部の斜視図である。
【図4】同上の巾駆動部の斜視図である。
【図5】同上の上下駆動部の斜視図である。
【図6】マッサージ機の全体側面図である。
【図7】(a)(b)はそれぞれ本発明の他例の側面図である。
【図8】本発明の更に他例の斜視図である。
【図9】本発明の更に他例の斜視図である。
【図10】本発明の更に他例を示し、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。
【図11】本発明の更に他例を示し、(a)は側面図であり、(b)は平面図である。
【図12】本発明の更に他例を示し、(a)は側面図であり、(b)は平面図であり、(c)は斜視図である。
【図13】本発明の更に他例の斜視図である。
【図14】本発明の更に他例の斜視図である。
【図15】本発明の更に他例の斜視図である。
【図16】本発明の更に他例の側面図である。
【図17】本発明の更に他例の駆動力伝達機構の斜視図である。
【図18】同上の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 施療子
6 ばね部
7 非接触式変位計

Claims (1)

  1. 施療子に加えられた外力を検出する外力検出手段と、外力検出手段で検出された力に応じて施療子を前後方向、左右方向、上下方向の三方向に動作するよう制御する制御手段と、施療子を駆動モータに駆動力伝達機構を介して前記制御手段にて制御可能に連結したマッサージ機であって、外力検出手段を、施療子が上記制御手段にて制御される三方向に加えられる外力に応じて変位するばね部と、該ばね部の前記三方向に加えられる外力に応じた変位を計測する三個の非接触式変位計とで構成し、前記ばね部を駆動力伝達機構の施療子との接続部となる駆動力伝達部材と施療子との間に介在させるとともに、前記三個の非接触式変位計を駆動力伝達部材に固定してなるマッサージ機であって、一方向に変位可能な一対の平行板ばねを駆動力伝達部材より突設し、該突設した一対の平行板ばねの自由端側の端辺同士を板状をした平行板ばね支持板部で固定し、該平行板ばね支持板部に板ばねの対向する二辺を板ばね固定部材を介して固定し、平行板ばねの変位を計測可能な非接触式変位計を一個設けるとともに、板ばねの変位を計測可能な非接触式変位計を二個設けて成ることを特徴とするマッサージ機。
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