JP4041492B2 - アドホックネットワークにおけるネットワークノード群の再設定 - Google Patents

アドホックネットワークにおけるネットワークノード群の再設定 Download PDF

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    • H04W84/18Self-organising networks, e.g. ad-hoc networks or sensor networks

Description

【技術分野】
【0001】
本発明はアドホックネットワーク内のネットワークノード群の再設定に関するものであって、特に、再設定一貫性に重点をおいた、アドホックネットワーク内のネットワークノード群の再設定に関する。
【背景技術】
【0002】
WO01/14698A1では、フィールドバス更新可能な装置およびその方法が記載されているが、フィールドバス通信ネットワークにある制御装置は継ぎ目のない方法で、その動作を中断せずに修正される。
【0003】
US―A―6,113,652号では、連動した複数のノードと、これらのノードのうちの少なくとも1つと連動したネットワークコントローラを含む通信網において使われ、非破壊的なソフトウェア更新ができる通信ネットワーク装置が記載されている。
【0004】
また、US―6,141,683A号では、異なるソフトウェアバージョン同士の一貫性を特に焦点を合わせたロールバックを提供することによって、コンピュータ上のソフトウェアを遠隔にかつ確実に更新するための方法が記載されている。
【0005】
また、US―A―5,699,277号では、移動部内に配置された動作コードを遠隔パッチングするシステムおよび方法が記載されているが、管理ネットワークは通信ネットワークを通じて、少なくとも1のパッチを定義する少なくとも1の離散パッチメッセージの送信を開始するように動作できる。
【0006】
さらに、US―2001/0029178A1号では、システムバックボーンと、そのシステムバックボーンに連結されたホストコンピュータと、システムバックボーンに連結された少なくとも1の基地局と、システム内の複数の移動装置を有する無線通信システムにおいて、バージョン制御を使った無線ソフトウェア更新が記載されている。
【0007】
WO01/84792A1では、通信システム内でのソフトウェアのオンライン切換を実行するための方法およびゲートウェイが記載されている。
【0008】
技術、ビジネス、規制、社会活動に関連したさまざまな要因はこれまで、無線アドホックネットワークの拡大を促してきた。すなわち何らの中央管理局もない無線ネットワークが形成されてきた。アドホックネットワークは、パケットデータ交換用に無線インタフェースを使う、複数の移動装置から成る。アドホックネットワーク内の各移動装置は、ルータもしくはホストとして機能するため、それらの各移動装置は他の移動装置の代わりにデータパケットを転送するとともに、ユーザアプリケーションを実行する。したがってアドホックネットワーク内では、移動装置同士が直接連結され、域内で協働する。
【0009】
機能性の継続的な改善をサポートするために、アドホックネットワークはソフトウェアの更新をする機会を与える必要がある。この種のアドホックネットワーク内のすべての移動装置は通常、互換性などの理由から、同じソフトウェアバージョンを用いることが求められる このため、ソフトウェアの更新は統合された方法で(好ましくは同じ時点で)行われるべきである。さらに、すべての移動装置が再設定に成功するか、さもなければすべてがインストール前のソフトウェアバージョンにフォールバックする必要がある。
【0010】
それにも拘わらず、アドホックネットワーク内のソフトウェアの統合された更新に関する適切な方法は今日まで見つかっていない。現在まで解決されていない他の問題として、再設定の間、移動装置が適切に通信を行うことができない点もある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
以上の観点から、本発明の目的は、アドホックネットワーク内での統一的なソフトウェア再設定に対する解決策を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明によればこの目的は、アドホックネットワーク内の移動装置もしくは定常装置などのネットワークノードに対する方法によって実現される。この方法は、初期ソフトウェア設定から目標ソフトウェア設定への移行を準備する第1の過程と、目標ソフトウェア設定へのコミットメントに関する決定を下す第2の過程とを含む。本発明によれば、コミットメントに関する決定は、アドホックネットワーク内の少なくとも1の他のネットワークノードを通じて示される再設定結果を参照することにより行われる。
【0013】
したがって本発明によれば、初期ソフトウェア設定から目標ソフトウェア設定への移行は無差別に行われるのではなく、目標ソフトウェア設定へのコミットメントに関する決定を行うネットワークノードから通信可能な範囲内のネットワークノードにおける再設定に関連した情報に基づいて行われる。
【0014】
特に、受信される情報が、他のネットワークノードにおけるさらなる再設定処理に関連するものである場合、異なるネットワークノードが独立して動作しつつ、各ネットワークノード間における再設定の調整が可能となる。
【0015】
言い換えると、本発明では、あるアドホックネットワーク内の異なるネットワークノードに対するアップデートを開始した後、その再設定が成功することを意図するのみならず、各ネットワークノードがローカルにフィードバック機構を使うことにより、目標ソフトウェア設定のコミットメントに関する決定をすることが提案される。
【0016】
本発明の好適な実施形態によれば、最大再設定時間の交渉が行われることが提案される。
【0017】
第1のシナリオでは、再設定は音声コーデックソフトウェアなどの通信ソフトウェアに関連しておらず、何らかの種類のアプリケーションに関連する。ゆえに再設定の間、引き続き通信を行うことができる。このようなケースでは、再設定処理を実行しているネットワークノードが、再設定処理を実行する他のネットワークノードへ接続することは問題ない。
【0018】
第2のシナリオでは、何らかの種類の通信関連ソフトウェアが再設定されるため、再設定の間、アドホックネットワークトポロジが変更されずにいることが保証されない。この一例として、特定のネットワークノードにおいて通信ソフトウェア障害が発生すると、アドホックネットワークは、通信ソフトウェアの再設定に成功したネットワークノードとはもはや通信できなくなるかもしれない。ゆえに、通信可能性を決定した後、再設定に成功したネットワークノードをコミットメントの判断の対象から外すことによって、過度に制約的なコミットメント判断と機能性改善の減少を避けることができる。
【0019】
本発明の他の好適な実施形態は、ネットワークノードにおける新たなソフトウェア設定へのコミットメントの基礎をなす決定機構に関する。
【0020】
1つの選択肢は、ネットワークノードで受信されたすべての再設定結果が肯定的である場合に目標ソフトウェアにコミットすることである。この種のコミットメントは、異なるネットワークノードでの再設定処理の完全な成功によってのみ各ネットワークノード内での目標ソフトウェア設定への移行がなされるので、一貫性が最大限に実現される。
【0021】
他の選択肢は、他方のネットワークノードでの再設定結果に関する情報はまったく受信されないと言う極端なケースに関するものである。このケースの場合、最大再設定時間の満了後に、初期ソフトウェア設定の復元を実行することが提案される。この方法の理論的根拠は、まず、初期ソフトウェア設定に基づいて通信が可能である点にある。さらに、新たなソフトウェア設定へのコミットメントに関する決定を行うネットワークノードにおける再設定結果がまったく受信されなかったという事実は、新規にインストールされたソフトウェアに基づいた通信は行えないことを意味する。したがって初期ソフトウェア設定の復元は、アドホックネットワーク内での接続を再確立する最良の方法である。
【0022】
さらに他の選択肢は、目標ソフトウェア設定へのコミットメントに関する決定を行うネットワークノードに対し少なくとも1つの否定的な再設定結果が報告されると、初期ソフトウェア設定の復元を実行することである。このコミットメント決定の理論的根拠は、接続性および通信機能を最大限にすべきである、という点である。仮にある1つの移動ネットワークノードのみが否定的な再設定結果に従いアドホックネットワークから去ることを想定するよりも、最大接続性を維持するために初期ソフトウェア設定に基づいた動作を継続する方が賢明である。
【0023】
本発明の他の好適な実施形態は、再設定結果の交換にネットワークノードが関与することに関する。
【0024】
本発明の他の好適な実施形態では、初期ソフトウェア設定から目標ソフトウェア設定への移行結果に応じて、各ネットワークノードは再設定が肯定的もしくは否定的である旨の通知を送る。
【0025】
なお再設定結果の交換はさまざまな方法で実現される。
【0026】
第一の方法は、肯定専用もしくは否定専用の信号によって再設定結果を知らせることである。好ましくはこれらの信号は初期ソフトウェアの設定処理および目標ソフトウェアの設定処理の双方において処理される。
【0027】
第二の方法は、ネットワーク接続性の自動セットアップにおいて、通信ソフトウェアなどの肯定的再設定を、特にそれと明示せずに通知することである。
【0028】
上記のいずれの方法に関しても、再設定結果の交換を繰り返し行うことにより、アドホックネットワーク内での再設定結果の浸透性が高められる。
【0029】
本発明の他の好適な実施形態は、再設定処理に参加している、アドホックネットワーク内のネットワークノードを特定することに関係する。
【0030】
本発明によれば、そのような決定に際して、複数の判断基準を、各々単独でもしくは組み合わせて使用することが提案される。
【0031】
そのような基準の第一は、ネットワークノードの通信機能である。この基準では、目標ソフトウェア設定と、ネットワークノードの関連する通信機能とを照合することが提案される。言い換えると、ネットワークノードによって与えられるハードウェアサポートの観点から適用できない通信ソフトウェアをネットワークノードにインストールすることは無意味である。さらに、通信可能性というものを、特定のスタイルの通信をサポートするネットワークノードのみがソフトウェア再設定において考慮される、という意味で捉えることもできる。他の基準はネットワーク接続性であって、これは、アドホックネットワーク内で通信できない範囲にあるネットワークノードはそれ自体再設定処理から除かれることを意味する。
【0032】
さらに他の基準は、ネットワークノードもしくはそのエンドユーザに応じた詳細な仕様を示すプロファイルデータである。このようなプロファイルデータは、再設定処理の一部を形成する特定種類のサービスを、ネットワークノードがサポートするか否かの分類を示す。このプロファイルデータを使って、アドホックネットワーク内における不要なソフトウェアの修正およびそれに関連するデータトラフィックを避けることができる。
【0033】
さらに他の基準は、移動装置などの移動可能なネットワークノードに関する、予測されたか、あるいはそれ自体が既知である移動パターンである。もし移動パターンに応じて移動装置がアドホックネットワークをすぐに去るようにすれば、そのような移動機器に対し、ある確立されたアドホックネットワーク内においてのみ重要であるサービスに関する再設定を行うための不必要なデータトラフィックを避けることができ、非常に意味がある。
【0034】
さらに、アドホックネットワーク内での再設定に参加するネットワークノードを特定する根拠として使われる他の基準は、ネットワークノードの状態(通常はハードウェア状態)である。そのような例の1つとして、移動装置に特に関連があるものとして、ネットワークノード内で利用できるエネルギーでがある。再設定処理を完全にサポートするにはエネルギーが不十分である場合、 アドホックネットワーク内の他のネットワークノードに対し与える再設定の障害を避けるために、そのネットワークノードを再設定処理から除外することは合理的である。ハードウェア状態の他の例は、そのネットワークノードを介した回路交換通信もしくはパケット交換通信のためにサポートされている通信規格の種類や、あるいはそのネットワークノード内のプロセッサ装置を介して提供される処理能力である。サービスの再設定は、特定のサービスに要する特定の処理能力をネットワークノードが提供する場合にのみ意味がある。
【0035】
さらに、いずれのネットワークノードが再設定されるべきかを決定するための基準の他の例は、予め指定されうる、ネットワークノードのグループの帰属関係である。この基準は、警察もしくは病院などの異なる利用者グループもしくは閉鎖された利用者グループをサポートする場合に、特に有意義である。その他のグループ分けとして、会社、特定組織の会員、エンドユーザの職業などにしたがうものが考えられる。
【0036】
また、再設定に参加するネットワークノードを特定する他の基準は、ネットワークノードのエンドユーザに割り当てられる優先順序である。この基準はエンドユーザの順位付けを容易にし、ユーザ選択性を目的とする商業サービスのプロバイダにとっては有意義である。
【0037】
なお、上記に概要を示したネットワークノードの決定は、再設定の開始前に行われてもよいし、あるいは再設定処理の間繰り返し行われてもよい。後者の場合、再設定処理から新たに離脱したネットワークノードを特定できるので、アドホックネットワーク内のトラフィックの最小化と再設定処理の高速化がはかれる。
【0038】
本発明のその他の好適な実施形態は、初期ソフトウェア設定から目標ソフトウェア設定への移行を実行するためのソフトウェアを検索することに関連する。
【0039】
好適な実施形態による場合、ソフトウェアは、スマートカード等の携帯電子装置もしくは関連データの転送が可能なその他のあらゆる種類の携帯装置から検索されうる。
【0040】
他の選択肢は、パーソナルエリアネットワークを経由したインターネット、無線ローカルエリアネットワーク、無線赤外線通信ネットワーク、ブルートゥースなどのあらゆるタイプ、もしくはあらゆる適切な移動通信環境から通信ソフトウェアを検索することである。
【0041】
本発明の好適な実施形態は、再設定用にインストールされたソフトウェアの種類に関するものである。
【0042】
以上から理解されるように、本発明はいかなる種類のソフトウェアにも限定されない。本発明は、アプリケーションソフトウェア、通信ソフトウェア、オペレーティングシステムソフトウェア、ファームウェアなどのいずれを再設定するために使われてもよい。
【0043】
さらに、本発明に関する再設定処理はソフトウェア自体のみに関連するのではなく、制御パラメータにも関連する。したがって、ソフトウェア自体は変更されないままであって、ソフトウェアの動作を制御するパラメータのみが、上記に概要を示した意味で再設定されるという状況が想定可能である。
【0044】
本発明では、目標ソフトウェア設定へ移行するためのネットワークノード専用ソフトウェアを用いて、異なるソフトウェア再設定を完全にサポートする。ゆえに本発明は、最大限の柔軟性と個々のユーザへの適合性を伴うソフトウェア再設定をサポートする場合にも最適である。
【0045】
本発明の他の実施形態によれば、アドホックネットワークのネットワークノードの内部メモリに直接ロードできるコンピュータプログラム製品であり、ネットワークノードのプロセッサにおける実行時に本発明の再設定処理を実行するためのソフトウェアコード部を含むコンピュータプログラム製品が提供される。
【0046】
ゆえに本発明は、コンピュータシステムもしくはプロセッサシステムにおいて進歩性のある方法ステップを実行することも目的として提供されている。結局、そのような実施形態は、コンピュータシステム、あるいはより具体的には、移動電話、ラップトップコンピュータ、もしくはPDAなどの移動装置に含まれるプロセッサとともに使われるコンピュータプログラム製品を提供することを意味する。
【0047】
本発明の機能を定義するこれらのプログラムは、各種のプロセッサもしくはコンピュータI/O付属品によって読み取り可能な、ROMやCD ROMディスクなどの読み取り専用デバイスといった情報を永久的に格納するための書き換え不可記憶媒体、もしくは情報を格納するための書き換え可能記憶媒体(すなわちフロッピー(登録商標)ディスクおよびハードドライブ)に記憶された情報という形式や、モデムもしくはその他のインタフェース装置を介してネットワーク、インターネット、および電話網などの通信メディアを通じて伝送される情報という形式を含み、しかしそれらに限られることのないさまざまな形式によってコンピュータ/プロセッサへ配信される。なお、これらのメディアは、本発明の概念を実施するためのプロセッサ読み取り可能な指示を伝送する限り、本発明の1つの実施形態であると理解されるべきである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0048】
以下では図面を参照して、本発明を実行するための最良の形態および好適な実施形態が説明される。明細書全体を通じて、同一の設定要素は同一の参照符号を使って表わされることとする。
【0049】
図1は、本発明に係る再設定処理が適用できるアドホックネットワークのネットワークトポロジを示す図である。すでに概説したとおり、アドホックネットワークは、いかなる中央管理局も有さずに形成されたネットワークであって、移動装置もしくは定常装置など、回線交換データあるいはパケット交換データを授受するために無線インタフェースを使うネットワークノードによって構成される。なお本発明に係るアドホックネットワークでは、ネットワークの種別や通信の種別にいかなる制約も課されていないものと理解されるべきである。
【0050】
ネットワークノードの例としては、携帯電話、PDA、mp−3プレーヤ、ノートパソコンなどの移動装置や、パーソナルコンピュータなどの定常装置が挙げられる。さらにアドホックネットワーキングの種類は、インターネットエンジニアリングタスクフォース(IETF)が管轄するMANETイニシアティブに準拠した、ブルートゥース、ハイパーLAN/2、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、IEEE802.11、WLLマルチホップアクセスシステムなどに基づいて適切に選択される。
【0051】
このことは、アドホックネットワークがGSM、PDC、GPRS、UMTS、IMT2000、PHS、IS−95、あるいはそれらのあらゆる混成結合に基づいて動作される移動携帯通信環境と組み合わされる際にも同じく該当する。
【0052】
さらに、以下で説明される再設定処理は、アプリケーションソフトウェア、通信ソフトウェア、ファームウェア、オペレーションシステムソフトウェア、およびそれらに関連した制御パラメータなどの、あらゆる種類のソフトウェアに対して適用可能である。
【0053】
典型的な(ただし、本発明を拘束する効果はない)例としては、モバイルインターネットアプリケーション、モバイルマルチメディアアプリケーション、個人用サービスアプリケーション、グローバルモビリティサポート、あるいはあらゆるタイプのビデオ、静止画、音声データ、テキストデータ、もしくは音声アプリケーション支援ソフトウェアが挙げられる。
【0054】
また、通信関連ソフトウェアは音声符号化、ソースコーディング、チャネルコーディング、WCDMA、TDMA、FDMAなどのあらゆる規格に準拠した電波制御などに関連する。さらに通信ソフトウェアは、距離ベクトルルーティングプロトコルDSDV、アドホックオンデマンド距離ベクトルルーティングプロトコルAODV、およびダイナミックソースルーティングプロトコルなどのあらゆるアドホックネットワークルーティングプロトコルに関連する。これに加えてファームウェアの例として、移動装置内部で通常利用できるDSPなどの信号処理部を実行するために不可欠なソフトウェアが挙げられる。
【0055】
図2は、本発明に係るネットワークノードの概略図である。
【0056】
図2で示されるように、ネットワークノード10はソフトウェア再設定部12および再設定コミットメント部14を備える。さらにアドホックネットワーク内でデータを授受するために通信部16が設けられている。また記憶部18では、ネットワーク10の動作に関係するあらゆるデータが格納される。
【0057】
図3は、図2に示されるネットワークノード10における動作のフローチャートを示す図である。過程S10では、初期ソフトウェア設定から目標ソフトウェア設定への移行が準備される。過程S12では、アドホックネットワークの少なくとも1つの他のノードを通じて示された再設定結果を参照し、新たなソフトウェアへコミットする決定がなされる。
【0058】
ゆえに再設定処理は通常、再設定準備段階と、新たなソフトウェア設定へのコミットメントを決定するために再設定結果を評価し、最終的に他のソフトウェアへ実際にコミットするかもしくは初期ソフトウェア設定を復元する段階との2段階に分けられる。以下では、この2段階再設定処理の基本概念に基づくさらなる側面がより詳細に論じられる。
【0059】
したがって本発明では、整合性のあるソフトウェア更新を保証するネットワークノードおよびその再設定方法が提案される。これはすべてのネットワークノードが整合性のある同じソフトウェアバージョンを有することを意味する。
【0060】
図2および図3を用いて概要を示した上記の再設定処理用の一般的な枠組み内において、本発明は次に概略を示すように、さまざまな方法で変形されうる。
【0061】
本発明では、再設定の開始時点において、再設定を実行するアドホックネットワーク内のネットワークノードを決定することも提案される。この決定は、ネットワークノードの通信機能、ノード接続性、ネットワークノードのプロファイルデータ、移動装置などの移動ネットワークノードの移動パターン、ネットワークノードのハードウェア状態、ネットワークノードの優先順序、およびネットワークノードのグループの帰属関係のうち少なくとも1つに基づき実現される。
【0062】
通信機能は、回路交換もしくはパケット交換などのいずれの種類の通信タイプに関連するものであってもよい。ここで、パケット交換通信に関連したソフトウェアのみが交換され、回路交換機能は影響されないというアプリケーションシナリオも考えられる。これによって、回路交換通信のみをサポートするネットワークノードは再設定に影響されない。
【0063】
さらに本発明のネットワーク接続性は、アドホックネットワークに統合されたネットワークノードのみが再設定のために検討されるべきことを意味する。また、アプリケーションのタイプ、通信サービスのタイプ、およびユーザの嗜好などを記述したネットワークノードのプロファイルデータが、ネットワークノードが再設定されるか否かの決定において用いられてもよい。
【0064】
さらに、再設定の基準としての移動パターンによって、アドホックネットワークからいずれにせよ離脱しようとしている移動ネットワークノードは、再設定処理から除外できる。したがって、現在のアドホックネットワークにおける特定サービスに関し、そのような移動ネットワークノードを更新することは無意味となるので、避けるべきである。
【0065】
さらに、ネットワークノードのハードウェア状態は動的ハードウェア状態もしくは静的ハードウェア状態のいずれにも関連する。動的ハードウェア状態の第1の例は、移動装置バッテリの負荷状態などの、ネットワークノード内で利用できるエネルギーである。ネットワークノード内で十分なエネルギーが利用できる場合のみ、そのようなネットワークノードの再設定は意味がある。また静的ハードウェア状態の例として、ネットワークノード内で特定種類のアプリケーションソフトウェアのための十分なメモリが利用できる場合のみ、ネットワークノードは再設定されるべきである。
【0066】
さらにまた、ネットワークノードの優先順序およびグループの帰属関係が、再設定を決定するための追加的な基準である。ネットワークノードに対して優先順位を割り当てることによって、特定のネットワークノードを再設定から除外することができるとともに、エンドユーザに特権的なサービスを受け取らせることができる。グループの帰属関係によって、異なるグループのネットワークノードおよびアドホックネットワークを形成する関連エンドユーザが構成されるとともに、組織化の側面がサポートされる。
【0067】
初期ソフトウェア設定から目標ソフトウェア設定への移行準備のさらなる態様は、ソフトウェア検索に関連する。
【0068】
本発明によってサポートされる一つの選択肢は、アドホックネットワーク内で通信できる範囲にある1つのネットワークノードへソフトウェアをダウンロードし、再設定に参加している各ネットワークノードへそのソフトウェアを配信することである。
【0069】
ソフトウェアの遠隔検索(インターネットなどから)は、移動通信網、無線ローカルエリアネットワーク、パーソナルエリアネットワーク、無線赤外線通信、およびブルートゥース通信など、あらゆるタイプの移動通信環境を経て実現されてもよい。移動通信は、IMT2000、GSM、PDC、PHS、IS―95など、あらゆるタイプの規格に準拠して行われてもよい。
【0070】
本発明によれば再設定は、さまざまなネットワークノードに対する異なるソフトウェアの更新もサポートする。言い換えればソフトウェア再設定は、各ネットワークノードに固有の方法で実現されうる。またアドホックネットワーク内で次の配信を行うのに先立って、少なくとも2つのネットワークノードにソフトウェア再設定を配信するという選択肢がある。
【0071】
再設定用にソフトウェアを検索する他の選択肢は、たとえば、携帯電子装置IC/USIMをローカルな方法で用いるものであり、その場合、再設定のために不可欠なソフトウェアは各ネットワークノードでローカルに検索される。この方法はさらに、特定のネットワークノードだけでなく、複数のネットワークノードに対応するソフトウェアを携帯電子装置に搭載させ、この携帯電子装置を収容するネットワークノードが他のネットワークノードへソフトウェアを配信するために使われる、というように変形されてもよい。
【0072】
移動通信環境もしくは携帯電子装置を介したソフトウェアの検索に加えて、他の選択肢として、再設定の際に不可欠なソフトウェアをネットワークノードに予めインストールしておき、そのため、そのソフトウェアを起動するだけで再設定を実現可能なようにしてもよい。
【0073】
上記では、初期ソフトウェア設定から目標ソフトウェア設定への移行準備をするための第1の過程S10の重要な側面として、ネットワークノードの選択およびソフトウェアの検索の仕組みが説明された。以下では、図3に示される過程S12にしたがって、他のソフトウェア構成へのコミットメントを決定する事に関する重要な側面が説明される。
【0074】
本発明は、目標ソフトウェアへの再設定を行うだけでは再設定後のネットワークノードに機能的一貫性を与えることはできない、という理解に基づいている。ゆえに再設定の第一段階としてのソフトウェア更新の過程に加えて、再設定結果を評価する第二段階がある。この評価は、目標ソフトウェア設定へのコミットメントに関する決定を行い、その決定結果を受けて、新たなソフトウェア設定へ実際に移行するかあるいはフォールバック処理を行う際の前提条件となる。
【0075】
言い換えると、再設定のための最大時間内、すなわち再設定結果を通知して初期ソフトウェア設定のフォールバックを実行するための時間内に、再設定処理に参加しているさまざまのネットワークノードを通じて再設定の成功が通知された場合のみ、目標ソフトウェアへのコミットメントが実現される。コミットメントが実現されない場合は、再設定が成功しなかった場合と同様に通信を再設定するために、再設定の開始時点へのフォールバックが開始される。このフォールバックの仕組みによって、後述の例における、異なるネットワーク同士の動作性が確保される。
【0076】
また、以下でさらに詳しく説明されるとおり、アドホックネットワーク内のネットワークノード同士で再設定結果を知らせ合うことで、中央管理を必要とすることなく多数のネットワークノード間で再設定処理が実現される。
【0077】
目標ソフトウェア設定への移行準備の最中に通信が中断された場合、第1の選択肢は、目標ソフトウェア設定の導入完了を待ち、続いて、再設定結果を通知するために新たな通信ソフトウェアを使うことである。あるいは再設定が成功しなかった場合、再設定用に確保された時間が経過した後に初期ソフトウェア設定のフォールバックが実行され、 再設定結果の通知には初期ソフトウェア設定とその関連通信ソフトウェアが使われてもよい。
【0078】
独立して動作する移動装置の観点からは、再設定後の通信ソフトウェア同士のあらゆるミスマッチは、再設定が失敗であることを表す。これとは逆に、再設定後に適切なデータ交換が行われていれば、専用の信号メッセージが交換されなくとも、再設定が成功したことが暗に通知されたものと考えられる。
【0079】
また、再設定処理の間、通信が継続してもよい。これは通常、再設定処理にいかなる通信ソフトウェアも関係してない場合である。この場合における再設定結果の通知はより容易であり、各ネットワークノードの準備段階が終わるやいなや実行されてもよい。したがって設定準備のために利用される時間が終わる時点で、次のソフトウェア設定へのコミットメントに関する決定や初期ソフトウェア設定のフォールバックは速やかに行われる。
【0080】
あるいは最大再設定時間が経過する前に、肯定的な再設定を示す通知を関連するすべてのネットワークノードから受け取った場合は、最大再設定時間の経過前に決定がなされてもよい。
【0081】
他の場合において、再設定処理が中断されたかもしくは引き続き処理可能な状態であるかに拘わらず、ネットワークノードが再設定結果に関するいずれの通知も受け取らないことがある。このように、ネットワークノードが完全に「ブラインド」である場合、適切な対応方法は、そのネットワークノードの動作を継続する前に、ネットワークノードの初期ソフトウェア設定のフォールバックを実行することである。
【0082】
本発明の上記の一般的な側面は、図2および図3を参照して説明された。これらのさらなる詳細は、おのおの、図4および図6を参照して説明する。
【0083】
図4は、図2に示されるソフトウェア再設定部の概略図を示す図である。
【0084】
図4で示されるとおり、ソフトウェア再設定部12はアドホックネットワーク決定部20と、ソフトウェア検索部22と、ネゴシエーション部24と、調整部26と、タイマ部28を有する。
【0085】
図5は、図4に示されるソフトウェア再設定部12のそれぞれ異なるサブユニットの動作のフローチャートを示す図である。図5に示される各過程は、基本的に初期ソフトウェア設定から目標ソフトウェア設定への移行準備のために確保された期間に関連する。
【0086】
図5で示されるように、当該期間の開始時点でアドホックネットワーク決定部20は、上記の過程S20で概要を示した再設定処理を実行する、アドホックネットワーク内のネットワークノードを特定する。次に過程S22でソフトウェア検索部は、上記で概要を示したとおり、目標ソフトウェア設定に対応するソフトウェアを検索し、さらに必要に応じて、ネットワークノードの動作システムを制御するパラメータなどのソフトウェア制御パラメータをも検索する。
【0087】
過程S24において、ネゴシエーション部は再設定処理に参加しているネットワークノードに対する最大再設定時間を交渉する。なお最大再設定時間には、目標ソフトウェア状態への移行準備に要する時間(必要に応じて、さらに再設定結果を評価するための時間)、および目標ソフトウェア設定へのコミットメントに関して決定を行い、その決定結果にしたがってコミットメントもしくは初期ソフトウェア設定のフォールバックを実行するための時間が含まれる。
【0088】
次に過程S26において、調整部28は、異なるネットワークノードが同じ時間帯内に再設定を実行する場合、再設定の開始を調整するか、あるいは言い換えると、調整された方法もしくは同期した方法で多数のネットワークノードが再設定を実行可能とする。この調整は、過程S28において、交渉した最大再設定時間に対する実際の再設定時間を計時するための再設定タイマを動的に開始させるタイマ部28を設けることで実現される。
【0089】
図5に示されるように、ソフトウェア検索/移行部22によって実行される過程S30では、新たなソフトウェア設定への移行が実現される。過程S30は、新たなソフトウェアのインストール、インストール成功の通知、および受信した再設定結果の転送というサブ過程に分割される。なお、移行処理は各ネットワークノードにおいて独立して実現され、調整処理は他のネットワークノードから送られた再設定結果を受け取り、それを転送することで実現される。
【0090】
各ネットワークノードは独立して動作するものの、再設定関連情報の継続的な受信と転送によってアドホックネットワーク内で再設定状態情報の配信が行われる。そしてその情報は、アドホックネットワーキングパラダイムにしたがって各移動装置で再度個別に処理される。
【0091】
図5で示されるように、アドホックネットワーク決定部20は再設定後に再び起動され、新たなソフトウェアをインストールした後、再設定されたネットワークノードから通信できる範囲にある移動装置を決定する過程S32を実行する。この過程S32は、再設定処理の間にネットワークノードが移動もしくはローミングし、アドホックネットワークトポロジが変化するような場合に、特に有意義である。
【0092】
図6は、図2に示される再設定コミットメント部14の動作のフローチャートを示す図である。このフローチャートで概説される動作は、目標ソフトウェア設定への移行を準備するための第一段階の後の、すなわち実際の再設定時間と交渉した最大交渉時間とを比較するために各ネットワークノードに設けられたタイマが計時を終えた後の動作に関連する。
【0093】
図6に示されるように、新たなソフトウェア設定への移行を準備するために確保された時間が満了すると、再設定コミットメント部14は過程S40で、再設定結果が受信されたか否かを評価する。再設定結果を受信していない場合は、再設定コミットメント部14は過程S42で、初期ソフトウェア設定のフォールバックを決定する。
【0094】
再設定結果を受信している場合、再設定コミットメント部14は、再設定の間、再設定に対する少なくとも1つの否定的な再設定結果が通知されたか否かを判定する。否定的な再設定結果が通知されていた場合は、再設定コミットメント部14は過程S42で、初期ソフトウェア設定のフォールバックを決定する。否定的な再設定結果が通知されていなかった場合は、過程S46で目標ソフトウェア設定のコミットに関する決定がされる。
【0095】
図6に示される決定メカニズムの背景には、過程S40で再設定結果を受け取らなかったか否かは、ローミングもしくは移動によりアドホックネットワークのエリアからのネットワークノードが立ち去った場合など、ネットワークノードがもはやアドホックネットワークの一部を構成していない状況に対応するであろう、という論理がある。この場合、アドホックネットワーク内のネットワークノードに対してのみ有効である目標ソフトウェアに対するコミットメントは、もはや無意味である。
【0096】
また、否定的な再設定結果の通知が1つでもあった場合にフォールバックを決定する理由は、再設定後も相互動作及び一貫性を保証する必要があるためである。
【0097】
しかしながら、他の代替的な方法および再設定に参加しているネットワークノードの数、そしてさらには再設定の形態に応じて、図6に示される枠組みに変形を加えてもよい。
【0098】
たとえば、許容できる否定的な再設定結果のレベルを示す閾値を使って、通知された再設定結果を静的に評価することも本発明に含まれる。
【0099】
なおアドホックネットワークは、必ずしも同じではないものの共通の状態であるソフトウェアバージョンを有する複数のグループに区分されてもよい。たとえば一方のグループでは、ネットワークノードのフォールバックが必要であり、そのためグループの全体が初期ソフトウェア設定のフォールバックを実行する。その一方で、他方のグループでは、関連するすべてのネットワークノードが再設定の成功を収めるかも知れない。
【0100】
図7は本発明に係る再設定処理を適用する第1例を示す図である。
【0101】
図7に示される例では、ネットワークノードは再設定処理に参加している移動装置であって、再設定の間、移動装置はローミングしないものとする。さらに移動装置T7はバッテリが低すぎるため、再設定処理に参加できないものと仮定する。
【0102】
図7に示されるように移動装置T1は、各移動装置T2からT6の目標ソフトウェア設定にしたがってソフトウェアを配信する。次に、移動装置T7以外のすべての移動装置に対する再設定が行われる。
【0103】
再設定のために確保された時間tの経過後、再設定の結果が図7の下半分に示されるとおりであるものとする。移動装置T3、T1、T4〜T6での再設定処理の実行は成功したものの、他の移動装置T1、T3〜T6での成功した再設定に続いて、移動装置T2では障害が発生している。この障害は、障害信号もしくは障害メッセージなどの障害信号によって示される。移動装置T2での再設定処理が失敗したため、参加しているすべての移動装置T1〜T6はt0+t時点で、初期ソフトウェアバージョンのフォールバックを決定する。あるいは、移動装置T2から障害報告を受け取った時点で即座にフォールバックの決定がなされてもよい。
【0104】
図8は、本発明に係るアプリケーション再設定処理の第2例を示す図である。図8に示される例では、それぞれ異なるネットワークノードは、再設定処理の間ローミングする移動装置を指すものとする。
【0105】
図8に示されるように、移動装置T2、T3、およびT6に対する再設定処理は成功し、一方、T4での再設定処理は失敗している。さらに、目標ソフトウェア設定への移行を準備するために確保された時間が経過する直前において移動装置T2とT4との間の接続が失われ、初期アドホックネットワークT1〜T6が、部分的なアドホックネットワークT1、T2、T5と、T3、T4、T6とに分割されている。
【0106】
第1の部分アドホックネットワークT1、T2、T5に関する再設定処理は成功しているので、第1の部分アドホックネットワークは目標ソフトウェア設定にコミットする。その一方で第2の部分アドホックネットワークは、移動装置T4での再設定処理が失敗したため、初期ソフトウェア設定のフォールバックを実行する。
【0107】
図7および図8では、新たなソフトウェアへのコミットメントに関する決定をするための、再設定の第1時間周期の間は通信が可能である例が示されている。他の実施形態では、再設定処理の間は通信が完全に中断されている。中断されている場合においては、ソフトウェア再設定のために確保された時間tが経過するまで、情報交換に関する再設定処理結果の通知が延期される。
【0108】
上記では、本発明を実行するための最良の形態とともに、その好適な形態を図を参照して説明してきた。しかしながら、図を参照して説明されたすべての特徴をさまざまに組み合わせることにより、本発明に付加的な変形および修正を行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0109】
【図1】本発明に係る再設定処理を適用可能なアドホックネットワークのネットワークトポロジを示す図である。
【図2】本発明に係るネットワークノードの概略図である。
【図3】図2に示されるネットワークノード10における動作のフローチャートを示す図である。
【図4】図2に示されるソフトウェア再設定部の概略を示す図である。
【図5】本発明に係る再設定処理を適用可能なアドホックネットワークのネットワークトポロジを示す図である
【図6】図2に示される再設定コミットメント部の動作のフローチャートを示す図である。
【図7】本発明に係る再設定処理を適用可能な第1例を示す図である。
【図8】本発明に係る再設定処理を適用可能な第2例を示す図である。

Claims (55)

  1. 初期ソフトウェア設定から目標ソフトウェア設定への移行を準備する過程と、
    アドホックネットワーク内の少なくとも1の他のネットワークノードによって示された再設定結果を基に、目標ソフトウェア設定へのコミットメントに関する決定を行う過程とを含み、前記目標ソフトウェア設定へコミットする過程は、通信できる範囲にある他のネットワークノードから受信したすべての再設定結果が、前記ネットワークノードで肯定的であると評価された場合に行われることを特徴とするアドホックネットワーク内のネットワークノードに対する再設定の方法
  2. 初期ソフトウェア設定から目標ソフトウェア設定へ移行する前に、少なくとも1の他のネットワークノードと最大再設定時間を交渉する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記最大再設定時間は、アドホックネットワーク内で再設定処理に参加するネットワークノードが、再設定と、再設定結果の通知と、初期ソフトウェア設定から目標ソフトウェア設定へのフォールバックを実行するための最大時間であることを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. 前記ネットワークノードにおける再設定の開始と、少なくとも1の他のネットワークノードにおける再設定の開始とを調整する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至3記載の方法。
  5. 最大再設定時間に対する実際の再設定時間を計時するために、前記ネットワークノードでタイマを開始させる過程をさらに含むことを特徴とする請求項2乃至4記載の方法。
  6. 前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定へ移行する間にアドホックネットワークが中断された場合、再設定されたネットワークノードから通信できる範囲にあるネットワークノードを特定する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至5記載の方法。
  7. 通信できる範囲にある他のネットワークノードから受信した少なくとも1の再設定結果が、前記ネットワークノードで否定的であると評価された場合に、前記初期ソフトウェア設定への復元処理を行う過程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至6記載の方法。
  8. 前記最大再設定時間が満了するまで前記ネットワークノードが再設定結果を受信しなかった場合、前記初期ソフトウェア設定の復元処理を行う過程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至6記載の方法。
  9. 前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定への移行が成功した場合、肯定的な再設定結果を送る過程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至8記載の方法。
  10. 前記肯定的な再設定結果は肯定的信号として送られるか、あるいはネットワークの接続性に関する自動セットアップにおいて通知されることを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 前記肯定的な再設定結果は反復的に送られることを特徴とする請求項9もしくは10記載の方法。
  12. 前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定への移行が失敗した場合、否定的な再設定結果を送る過程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1記載の方法。
  13. 前記否定的な再設定結果はフォールバック信号として送られることを特徴とする請求項12記載の方法。
  14. 前記否定的な再設定結果は反復的に送られることを特徴とする請求項12もしくは13記載の方法。
  15. 他のネットワークノードから受信した再設定結果を前記アドホックネットワークへ転送する過程をさらに含むことを特徴とする請求項12乃至14記載の方法。
  16. アドホックネットワーク内で再設定を実行しているネットワークノードを特定する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至15記載の方法。
  17. アドホックネットワーク内で再設定を実行しているネットワークノードを特定する過程は、
    ネットワークノードの通信機能と、
    ネットワーク接続性と、
    ネットワークノードのプロファイルデータと、
    ネットワークノードの移動パターンと、
    ネットワークノードのハードウェア状態と、
    ネットワークノードの優先順序と、
    ネットワークノードの集団の帰属関係とを含むグループと
    の中から選択された少なくとも1の基準に基づいて行われることを特徴とする請求項16記載の方法。
  18. アドホックネットワーク内で再設定を実行しているネットワークノードを特定する過程は再設定を開始する前に実行されることを特徴とする請求項16もしくは17記載の方法。
  19. アドホックネットワーク内で再設定を実行しているネットワークノードを特定する過程は再設定の間繰り返されることを特徴とする請求項16もしくは18記載の方法。
  20. 前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定への移行を実行するためのソフトウェアを、携帯電子装置(IC/USIM)からローカルに検索する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至19記載の方法。
  21. 前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定への移行を実行するためのソフトウェアを、移動通信環境を経由して遠隔的に検索する過程をさらに含むことを特徴とする請求項1乃至19記載の方法。
  22. 移動通信網、無線ローカルエリアネットワーク、パーソナルエリアネットワーク、無線赤外線通信、およびブルートゥース通信を含むグループの中から前記移動通信環境を選択する過程をさらに含むことを特徴とする請求項21記載の方法。
  23. GSM、PDC、IMT2000,PHS、IS―95を含むグループの中から前記移動通信網を選択する過程をさらに含むことを特徴とする請求項21記載の方法。
  24. 前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定への移行を実行するためのソフトウェアを前記ネットワークノードにあらかじめインストールする過程をさらに含むことを特徴とする請求項20乃至23記載の方法。
  25. 前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定への移行を実行するためのソフトウェアを、アプリケーションソフトウェアと、通信ソフトウェアと、オペレーティングシステムソフトウェアと、ファームウェアとを含むグループの中から前記ソフトウェアを選択する過程をさらに含むことを特徴とする請求項20乃至24記載の方法。
  26. 前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定への移行を実行するためのソフトウェアを、関連する制御パラメータを組み合わせて検索する過程をさらに含むことを特徴とする請求項25記載の方法。
  27. 前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定への移行を実行するためのソフトウェアは、ネットワークノードに固有のものであることを特徴とする請求項1乃至24記載の方法。
  28. 前記ネットワークノードは、移動装置もしくは定常装置のいずれかであることを特徴とする請求項1乃至27記載の方法。
  29. 初期ソフトウェア設定から目標ソフトウェア設定への移行を準備するように構成されたソフトウェア再設定部を備え、
    アドホックネットワーク内の少なくとも1の他のネットワークノードによって示された再設定結果を基に、目標ソフトウェア設定へのコミットメントに関する決定を行うように構成されている、再設定コミットメント部は、通信できる範囲にある他のネットワークノードから受信したすべての再設定結果が、前記ネットワークノードで肯定的であると評価された場合に目標ソフトウェア設定へコミットするように構成されていることを特徴とするアドホックネットワークで動作するネットワークノード
  30. 初期ソフトウェア設定から目標ソフトウェア設定へ移行する前に、少なくとも1の他のネットワークノードと最大再設定時間を交渉するネゴシエーション部をさらに含むことを特徴とする請求項30記載のネットワークノード。
  31. 前記ネゴシエーション部は、アドホックネットワーク内で再設定処理に参加するネットワークノードが、再設定と、再設定結果の通知と、初期ソフトウェア設定から目標ソフトウェア設定へのフォールバックを実行するための最大時間を最大再設定時間として交渉するように設計されていることを特徴とする請求項30記載のネットワークノード。
  32. 前記ネットワークノードにおける再設定の開始と、少なくとも1の他のネットワークノードにおける再設定の開始とを調整するように構成された再設定調整部をさらに含むことを特徴とする請求項29乃至31のいずれか1記載のネットワークノード。
  33. 最大再設定時間に対する実際の再設定時間を計時するように構成されたタイマをさらに含むことを特徴とする請求項30乃至32のいずれか1記載のネットワークノード。
  34. 前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定へ移行する間にアドホックネットワークが中断された場合、再設定されたネットワークノードから通信できる範囲にあるネットワークノードを特定するように構成された連結部をさらに含むことを特徴とする請求項29乃至33のいずれか1記載のネットワークノード。
  35. 前記再設定コミットメント部は、通信できる範囲にある他のネットワークノードから受信した少なくとも1の再設定結果が前記ネットワークノードで否定的であると評価された場合に、前記初期ソフトウェア設定へフォールバックするように構成されていることを特徴とする請求項29乃至33のいずれか1記載のネットワークノード。
  36. 前記再設定コミットメント部は、前記最大再設定時間が満了するまで前記ネットワークノードが再設定結果を受信しなかった場合、前記初期ソフトウェア設定へフォールバックするように構成されていることを特徴とする請求項29乃至33のいずれか1記載のネットワークノード。
  37. 前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定への移行が成功した場合、肯定的な再設定結果を送るように構成された通信部をさらに含むことを特徴とする請求項29乃至36のいずれか1記載のネットワークノード。
  38. 前記通信部は、前記肯定的な再設定結果を肯定的信号として送るか、あるいは前記肯定的な再設定結果をネットワークの接続性に関する自動セットアップにおいて通知するように構成されていることを特徴とする請求項32記載のネットワークノード。
  39. 前記通信部は、前記肯定的な再設定結果を反復的に送るように構成されていることを特徴とする請求項37もしくは38記載のネットワークノード。
  40. 前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定への移行が失敗した場合、否定的な再設定結果を送るように構成された通信部をさらに含むことを特徴とする請求項29乃至36のいずれか1記載のネットワークノード。
  41. 前記通信部は、前記否定的な再設定結果はフォールバック信号として送るように構成されていることを特徴とする請求項40記載のネットワークノード。
  42. 前記通信部は、前記否定的な再設定結果を反復的に送るように構成されていることを特徴とする請求項40もしくは41記載のネットワークノード。
  43. 前記通信部は、他のネットワークノードから受信した再設定結果を前記アドホックネットワークへ転送するように構成されていることを特徴とする請求項37乃至42のいずれか1記載のネットワークノード。
  44. アドホックネットワーク内で再設定を実行しているネットワークノードを特定するように構成された決定部をさらに有することを特徴とする請求項29乃至43のいずれか1記載のネットワークノード。
  45. 前記決定部は、
    ネットワークノードの通信機能と、
    ネットワーク接続性と、
    ネットワークノードのプロファイルデータと、
    ネットワークノードの移動パターンと、
    ネットワークノードのハードウェア状態と、
    ネットワークノードの優先順序と、
    ネットワークノードの集団の帰属関係とを含むグループの中から選択された少なくとも1の基準に基づいてアドホックネットワーク内で再設定を実行しているネットワークノードを特定するように構成されていることを特徴とする請求項44記載のネットワークノード。
  46. 前記決定部は、アドホックネットワーク内で再設定を実行しているネットワークノードを特定する過程は再設定を開始する前に実行するように構成されていることを特徴とする請求項44もしくは45記載のネットワークノード。
  47. 前記決定部は、アドホックネットワーク内で繰り返し再設定を実行しているネットワークノードを特定するように構成されていることを特徴とする請求項44乃至46記載のネットワークノード。
  48. 前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定への移行を実行するためのソフトウェアを、携帯電子装置(IC/USIM)からローカルに検索するように構成されたソフトウェア検索部をさらに含むことを特徴とする請求項27乃至47のいずれか1記載のネットワークノード。
  49. 前記ソフトウェア検索部は、前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定への移行を実行するためのソフトウェアを、移動通信環境を経由して遠隔的に検索するように構成されていることを特徴とする請求項29乃至48記載のネットワークノード。
  50. 前記ソフトウェア検索部は、移動通信網、無線ローカルエリアネットワーク、パーソナルエリアネットワーク、無線赤外線通信、およびブルートゥース通信を含むグループの中から前記移動通信環境を選択するように構成されていることを特徴とする請求項49記載のネットワークノード。
  51. 前記ソフトウェア検索部は、GSM、PDC、IMT2000、PHS、IS―95を含むグループの中から前記移動通信網を選択するように構成されていることを特徴とする請求項50記載のネットワークノード。
  52. アプリケーションソフトウェアと、通信ソフトウェアと、オペレーティングシステムソフトウェアと、ファームウェアとを含むグループの中から、前記ネットワークノード内で、前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定への移行を実行するために選択されたソフトウェアを格納するように構成されたソフトウェア記憶部をさらに有することを特徴とする請求項47乃至51のいずれか1記載のネットワークノード。
  53. 前記ソフトウェア記憶部は、前記初期ソフトウェア設定から前記目標ソフトウェア設定への移行を実行するためのソフトウェアを、関連する制御パラメータを組み合わせて検索するように構成されていることを特徴とする請求項52記載のネットワークノード。
  54. 前記ネットワークノードは、移動装置もしくは定常装置のいずれかであることを特徴とする請求項29乃至53のいずれか1記載のネットワークノード。
  55. ネットワークノードのプロセッサで実行された場合に請求項1乃至28のいずれか1に記載の過程を実行するためのソフトウェアコード部を含む、アドホックネットワークの内部メモリに直接搭載できるコンピュータプログラム
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