JP4041107B2 - 研磨方法 - Google Patents

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Description

本発明は、パッドの上面にスラリを供給しながら被研磨対象物をパッドに押圧して研磨する研磨方法に関する。
化学的機械的研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法では、スラリを研磨パッド上に供給しながら、ターンテーブルを回転させて被研磨対象物の研磨を行う(特許文献1参照)。研磨前のスラリのpH値等は、スラリの供給タンクの状態を測定することで把握できる。ところが、研磨パッド上にスラリを供給して研磨を行う場合、研磨パッド上のスラリの濃度、pH値および流量などにより、研磨の速度や品質が影響を受ける。また、複数のスラリ成分を混合して研磨を行う場合、これらスラリ成分の混ざり具合によっても、研磨の速度や品質が影響を受ける。
研磨中のスラリの特性を直接モニタするには、研磨パッドの近傍に測定機器を設置する必要があるが、研磨を停止せずにモニタする有効な手段が従来はなかった。このため、研磨に影響を与えることなく、研磨中にスラリの特性を測定するには、専用の測定機器を開発しなければならず、製造コストが高くなってしまう。さらには、このような専用の測定機器を設置する場所を確保しなければならず、生産性が低下するおそれがあった。
特開2000−225558公報
本発明の目的は、研磨中のスラリのイオン濃度を精度よく測定可能な研磨方法を提供することにある。
本発明の一態様の研磨方法によれば、ターンテーブルを回転させながら、該ターンテーブル上に配設されたパッドの上面にスラリを供給して、前記パッドの上面に配設された被研磨対象物を前記パッドに押圧して研磨し、研磨中に、前記パッド上のスラリに含まれる特定イオンのイオン濃度をイオン試験紙で検出することを特徴としている。
本発明によれば、研磨中のスラリのイオン濃度を精度よく測定できる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る研磨方法を採用する研磨装置の一例を示す上面図、図2は図1の研磨装置のA−A線断面図である。
図1の研磨装置は、中心軸の周りを回転可能なターンテーブル1上に配設されるパッド2と、このパッド2の上方に配設され砥粒を含有するスラリ3を供給するノズル4aと、同じくパッド2の上方に配設される酸化剤5を供給するノズル4bと、パッド2上に被研磨対象物6を押圧して研磨するキャリア7とを備えている。以下では、被研磨対象物6としてウエハ6を研磨する例を説明する。
ノズル4a,4bの数には特に制限はない。すなわち、複数種類のスラリ成分を用いる場合に、適宜それぞれ別個のノズルでスラリ成分を供給して、パッド2上でスラリ成分を混合することができる。また、例えば溶媒としての水を別個のノズルで供給して、パッド2上でスラリ3を希釈してもよい。スラリ3の材料も特に制限はない。研磨すべき材料に合わせて最適な材料を選択すればよい。Cuを研磨する場合には、例えばシリカ砥粒、キナルジン酸および界面活性剤からなるスラリ3が用いられる。この場合、酸化剤5を供給するノズル4bからは、例えば過硫酸アンモニウム(APS)が供給される。これらスラリ3と酸化剤5は、パッド2上で直接混合される。
Cuを研磨する場合のスラリ3は通常pH11程度、APSはpH5程度であり、両者を混合するとpH9程度になるように調整される。スラリ3とAPSを予め混合しておかないのは、スラリ3がAPSにより酸化されるためである。また、APS水溶液は、不図示の砥液供給装置内で循環して徐々に酸性側にシフトする。
このように、pH値が変動する要因は多数存在するため、混合滴下後のpH値をモニタすることが望まれる。パッド2上で混合されたスラリ3のpH値が研磨に与える影響としては、例えばpH値が下がるとCuの研磨速度が低下し、逆にpH値が上がるとCuのバリアメタルの研磨速度が上昇し、エロージョンが大きくなることが挙げられる。このことからも、pH値のモニタを行って、pH値の変化をいち早く検知することが望まれる。
パッド2は、ターンテーブル1と一体に回転する。図2に示すように、パッド2は2層構造になっており、ターンテーブル1上に両面テープ15を介して接合される下層パッド8と、下層パッド8上に両面テープ9を介して接合される上層パッド10とを有する。上層パッド10には、上層パッド10の底面まで貫通する孔11が形成されている。孔11の底面にはpH試験紙12が挟み込まれている。ターンテーブル1は高速回転するため、pH試験紙12を接着剤等で下層パッド8上に接合してもよい。その場合、pH値に影響を及ぼさない接着剤等を選ぶのが望ましい。
パッド2上で混合されたスラリ3の一部は、孔11の中に入り込み、孔11の底面に配置されたpH試験紙12に接触する。スラリ3のpH値により、pH試験紙12の色が変化する。
孔11のサイズや数には特に制限はないが、研磨の邪魔にならない程度のサイズおよび数に設定すればよい。上層パッド10の中心軸に孔11を設けた場合、ターンテーブル1を回転させた際にウエハ6とパッド2が対向する軌道から孔11が外れるので、孔11を設けたことによる研磨への影響を回避することができる。
また、複数の孔11を設ける場合には、各孔11を上層パッド10の中心軸から互いに異なる距離に配設するのが望ましい。このとき、ノズル4a,4bに近い孔11では、スラリ3の滴下直後に混合されたスラリ3のpH値を検出できるのに対し、外周側の孔11では研磨で消費された後のスラリ3のpH値を検出できる。
パッド2には、スラリ3の流れをよくするための孔を設けることが多いため、このような孔を孔11として代用してもよい。これにより、pH測定用に新たな孔を形成しなくて済む。
孔11の上方には、pH試験紙12の色を撮像するための撮像装置13(例えば、CCDカメラ)が配設されている。撮像装置13による撮像画像は例えばPC14に送られて、分析される。
研磨中のスラリ3のpH値をリアルタイムに測定できるように、ターンテーブル1を回転させながら孔11内のpH試験紙12を撮像装置13が撮像する。仮に、上層パッド10の中心軸に孔11が形成されている場合には、ターンテーブル1が回転しても孔位置は移動しないため、撮像装置13は特にターンテーブル1の回転に同期させて撮像を行う必要はない。一方、中心軸とは異なる位置に形成された孔11内のpH試験紙12を撮像するには、ターンテーブル1の回転に同期させて撮像装置13の撮像タイミングを制御する必要がある。より具体的には、ターンテーブル1の回転量を検出する不図示のエンコーダを設け、エンコーダの出力を撮像装置13に送って、ターンテーブル1の回転と撮像装置13の撮像タイミングとを同期化させる。なお、ターンテーブル1が高速回転している場合には、撮像画像がぶれないようにシャッタ速度を十分に速くする。
図3は第1の実施形態による処理手順を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに従って、第1の実施形態による研磨方法を説明する。以下では、キナルジン酸を含むスラリ3を用いて、ウエハ6上に形成されたCu層を研磨する例について説明する。また、パッド2の上層パッド10には複数の孔11が形成されているものとする。
ターンテーブル1を回転させながら、ノズル4a,4bからスラリ3とAPSをそれぞれ滴下し、回転が安定化して、スラリ3とAPSがパッド2上で十分に混合するまで待機する。その後、研磨対象のウエハ6をキャリア7に載置してパッド2上に押圧し、研磨を開始する。そして、研磨中に孔11の内部のpH試験紙12を撮像装置13にて定期的に撮像し、PC14にてpH試験紙12の色の変化を分析する(ステップS1)。色の変化の分析手法は特に問わないが、例えば、スペクトル分析を行う。色の変化の分析は完全に自動化してもよいし、人間がPC14の画面を目視で見て、色の変化を検出してもよい。
次に、pH測定結果に基づいて、スラリ3のpH値が異常か否かを判定する(ステップS2)。異常の場合には所定の警報処理を行う(ステップS3)。ここで、警報処理とは、例えばアラーム音の鳴動や不図示のモニタ画面への警報表示などである。警報処理を設けるのは、スラリ3のpH試験紙12の色が、予め想定される色とはまったく異なる色になった場合、正常に研磨を行えない可能性が高いことから、即座に研磨を停止するなどの処理を行うためである。
ステップS2で異常でないと判定された場合は処理を終了するが、ステップS1〜S3の処理は研磨中、定期的に行われる。
上述したステップS2の処理の変形例として、pH試験紙12の色の変化により、研磨が終了したか否かを判断してもよい。この場合、パッド2の中心軸からの距離が互いに異なる複数の孔11に置かれたpH試験紙12の色がほぼ同じか否かを判定し、複数の孔11でのpH試験紙12の色に違いがあればステップS1の処理を継続して行い、複数の孔11でのpH試験紙12の色がほぼ同じになると、ウエハ上の研磨すべき物質がすでに消失したと考えられることから、研磨を終了する。
例えば、Cuを研磨している場合、APS中の過硫酸の分解とアンモニア成分の消費が起こって酸性側に傾くが、研磨が進行して研磨されるべきCuがなくなると、APS中の過硫酸の分解とアンモニア成分の消費が起きなくなり、パッド2の中央付近の孔11のpH値とパッド2の外周付近の孔11のpH値との差が小さくなる。すなわち、両孔11のpH試験紙12の色がほぼ同じになる。このため、ステップS2では、Cuの研磨が終了したか否かを容易かつ正確に判断できる。
このように、第1の実施形態では、パッド2の上層パッド10に孔11を形成して、この孔11の内部にpH試験紙12を配置し、スラリ3をパッド2上に供給して研磨を行っている間に孔11に流れ込んだスラリ3によるpH試験紙12の色の変化を検出するため、研磨中のスラリ3のpH値をリアルタイムに分析でき、スラリ3の成分に異常がないかどうかを迅速に把握できる。また、上層パッド10の中心軸から互いに異なる距離に複数の孔11を設けて、各孔11にpH試験紙12を配置すれば、スラリ3を滴下直後のスラリ3のpH値と、研磨により一部の材料が消費された後のスラリ3のpH値とを検出でき、両pH値を比較することで、研磨が終了したか否かを簡易かつ正確に判断することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、第1の実施形態とは異なる場所にpH試験紙12を配置するものである。
図4は本発明の第2の実施形態に係る研磨方法を採用する研磨装置の一例を示す上面図、図5は図4のA−A線断面図である。
図5に示すように、第2の実施形態の研磨装置は、パッド2の形状が図2とは異なっている。パッド2は、ターンテーブル1上に両面テープ15を介して接合される下層パッド8と、下層パッド8上に両面テープ9を介して接合される上層パッド10とを有する。下層パッド8の外縁の一部には、ターンテーブル1から突出した突出部21が形成されている。この突出部21は、pH試験紙12と予め定めた基準色の色見本部材22とを取り付けるだけの広さを持ち、突出部21の上面(上層パッド10と略同一面)にpH試験紙12と色見本部材22が取り付けられる。pH試験紙12は、着脱可能であり、突出部21に取り付ける際は、研磨中に剥がれないように両面接着剤で接着してもよいが、pH値に影響を与えない両面接着剤を選択するのが望ましい。
第1の実施形態と異なり、第2の実施形態のpH試験紙12は着脱可能であるため、pH値の測定を繰り返してpH試験紙12が劣化した場合に、パッド2やターンテーブル1を分解せずに、pH試験紙12を簡易に交換することができる。
パッド2の上方には、pH試験紙12の色の変化を検出するために撮像装置13(例えば、CCDカメラ)が配設される。この撮像装置13の撮像画像は、例えばPC14に送られて分析される。撮像装置13は、pH試験紙12と色見本部材22の両方を撮像可能な位置に配設される。
色見本部材22は、pH試験紙12の色を判断する際の基準色として用いる。基準色の色調データを予め所持していれば、色見本部材22はなくてもpH試験紙12の色を判断できるが、研磨装置周辺の環境条件、照明の種類、撮像装置13の撮像特性等により、撮像結果が実際の色と完全に同じになるとは限らない。そこで、第2の実施形態では、色見本部材22をpH試験紙12の近くに配置して、撮像条件をできるだけ同じにして両者を撮像し、両者の色調データを比較する。
pH試験紙12と色見本部材22が配置される突出部21は、パッド2の所定箇所のみに設けられるため、これらは、ターンテーブル1の回転に同期させて撮像される。より具体的には、ターンテーブル1の回転量を検知する不図示のエンコーダからの信号を撮像装置13に送って、撮像装置13が撮像可能な位置にpH試験紙12と色見本部材22が来たときに、撮像を行う。
第1の実施形態と異なり、pH試験紙12は、パッド2の外縁にしか設けられていないため、スラリ3を滴下直後のpH値を測定することはできないが、スラリ3は研磨中に遠心力により外周側に均等に飛散するため、外縁にpH試験紙12を設けても、パッド2上のスラリ3のpH値を正しく測定することができる。
図6は第2の実施形態による処理手順を示すフローチャートである。以下、このフローチャートに従って、第2の実施形態による研磨方法を説明する。
スラリ3をパッド2上に滴下して、キャリア7により被研磨対象物6をパッド2に押圧して研磨を開始し、撮像装置13にて色見本部材22を撮像して参照画像を取得する(ステップS21)。pH試験紙12を撮像する場合と撮像条件をできるだけ同じにするために、色見本部材22を撮像する際も、ターンテーブル1を回転させて実際に研磨を行っている最中に、ターンテーブル1の回転に同期させて色見本部材22を撮像するのが望ましい。
次に、取得した参照画像の色調を数値化した色調データを生成する(ステップS22)。例えば、色調データとして、赤(R)成分、緑(G)成分および青(B)成分ごとに256階調のデータ(R1,G1,B1)を生成する。生成したデータは、不図示の記憶装置に保存しておく。
次に、研磨中にpH試験紙12を撮像装置13にて撮像する(ステップS23)。この場合も、ターンテーブル1の回転に同期して撮像を行う。
次に、撮像したpH試験紙12の撮像画像の色調を数値化した色調データ(R2,G2,B2)を生成する(ステップS24)。
次に、参照画像の色調データ(R1,G1,B1)とpH試験紙12の撮像画像の色調データ(R2,G2,B2)との差分がそれぞれ予め定めた所定値(R3,G3,B3)未満か否かを判定する(ステップS25)。所定値未満と判定された場合には特に問題がないと判断して処理を終了する。一方、所定値以上と判定された場合、研磨がすでに終了した場合など、スラリのpH値が変化したと考えられるため、所定の警報処理を行う(ステップS26)。ここで、警報処理は、例えば、アラーム音を鳴動したり、あるいは不図示の表示装置にスラリのpH値が変化したことを表示する。
ステップS25とは逆に、参照画像の色調データ(R1,G1,B1)とpH試験紙12の撮像画像の色調データ(R2,G2,B2)との差分が所定値未満と判定された場合に警報処理を行ってもよい。例えば、研磨が終了すると、スラリが研磨物により消費されなくなるが、そのときのスラリのpH試験紙12の色を予め色見本部材22として用意しておけば、pH試験紙12の色と色見本部材22の色との差がなくなった時点で、研磨が終了したと判断できる。
このように、第2の実施形態では、パッド2の外縁に設けた突出部21にpH試験紙12を配置してpH値の測定を行うため、測定の繰り返しによりpH試験紙12が劣化した場合には、簡易にpH試験紙12を交換でき、作業性がよくなる。
また、pH試験紙12に隣接して色見本部材22を配置し、色見本部材22を撮像して得られた参照画像をpH試験紙12の撮像画像と比較するため、研磨装置の周囲の環境条件や撮像装置13の撮像特性に依存せずに、pH試験紙12の色を判断でき、pH値の測定精度を向上できる。
(その他の実施形態)
上述した第1および第2の実施形態では、pH試験紙12を用いてスラリのpH値を測定した。pH測定は、物質中の水素イオン濃度を測定するものであるが、イオン濃度を測定する手段は、必ずしもpH測定に限らない。
したがって、本発明は、pH試験紙12以外の各種のイオン試験紙を用いてスラリの特定のイオン濃度を測定する場合にも適用可能である。例えば、Cuイオンの濃度を測定するには、カッパーチェック用のイオン試験紙を用いればよい。
本発明の第1の実施形態に係る研磨方法を採用する研磨装置の一例を示す上面図。 図1の研磨装置のA−A線断面図。 第1の実施形態による処理手順を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る研磨方法を採用する研磨装置の一例を示す上面図。 図4のA−A線断面図。 第2の実施形態による処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
1 ターンテーブル
2 パッド
3 スラリ
4a,4b ノズル
6 ウエハ
8 下層パッド
10 上層パッド
11 孔
12 pH試験紙
13 撮像装置

Claims (5)

  1. ターンテーブルを回転させながら、該ターンテーブル上に配設されたパッドの上面にスラリを供給して、前記パッドの上面に配設された被研磨対象物を前記パッドに押圧して研磨し、
    研磨中に、前記パッド上のスラリに含まれる特定イオンのイオン濃度をイオン試験紙で検出することを特徴とする研磨方法。
  2. 前記パッドには、前記ターンテーブル上に配設される第1層と、この第1層上に配設され少なくとも1箇所に下面まで貫通する孔が形成された第2層とが形成され、
    前記孔の内部に配設された前記イオン試験紙を撮像装置にて撮像し、
    前記撮像装置による撮像画像に基づいて前記イオン濃度を検出することを特徴とする請求項1に記載の研磨方法。
  3. 前記パッドの外縁に配設された突出部に配置された前記イオン試験紙で前記イオン濃度を検出することを特徴とする請求項1に記載の研磨方法。
  4. 前記イオン試験紙を前記パッドの回転に同期させて撮像装置にて撮像することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の研磨方法。
  5. 前記撮像装置による撮像画像の色調値と所定の基準画像の色調値とを比較し、
    前記撮像画像の色調値と前記基準画像の色調値との差分値を所定値と比較した結果に基づいて、警報処理を行うか否かを決定することを特徴とする請求項2または4に記載の研磨方法。
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