JP4040899B2 - デジタル放送受信機及びその着脱式チューナ処理装置 - Google Patents

デジタル放送受信機及びその着脱式チューナ処理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は有料放送を受信するデジタル放送受信機とその着脱式チューナ処理装置に関し、特に個別契約情報取得処理機能を備えたデジタル放送受信機とその着脱式チューナ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から知られているデジタル放送受信機について、図3、図4を用いて説明する。なお、簡単化のために衛星デジタル放送の場合について説明するが、地上波デジタル放送等の他メディアにおいても受信アンテナ、コンバータ部が変わるだけで、以降のブロックについては同様である。また、図4には、着脱可能なチューナ処置装置が1個の場合を記載しているが、2個以上の場合も同様である。
【0003】
図3は、デジタル放送受信機の代表的な構成を示す図である。デジタル放送受信機108は、チューナ部102と、デスクランブル部103と、データ分離部104と、MPEG復号部105と、CPU106と、ICカード読み取り部107から構成されている。アンテナ101で受信された放送波は、所要の周波数帯にダウンコンバートされた後、デジタル放送受信機108に入力される。チューナ部102では、ユーザーが選局した周波数に同調処理され、8PSKなどのデジタル復調、伝送デスクランブル、デインターリーブ、誤り訂正等の処理と、それに続く、ユーザーが選んだサービスを伝送する伝送スロットの選択処理が行なわれる。周波数及び伝送スロットの選択は、ユーザーが予めCPU106を用いて行っておき、チューナ部102ではCPU106からのその選択指示で前記処理を行う。デスクランブル部103では、チューナ部102から出力された暗号化されているデータを復号化する。この復号化は、CPU106がICカード読み取り部107を介してICカード109(図示しない)から鍵情報ECMを取り出しデスクランブル部103に与え、この鍵情報ECMを用いることによって為される。続くデータ分離部104では、MPEG規格によって定義されたトランスポートストリームTSからユーザーが選択したサービス(映像・音声・データ等)を分離する。分離された各サービスは、データ等のサービスについては直接データ出力端子から、また映像・音声のサービスについてはMPEG復号部105を介して映像出力端子および音声出力端子から出力される。MPEG復号部105では、MPEGによる復号化処理が行なわれる。
【0004】
ところで、デジタル放送受信機においては、データの多重化、符号化をMPEG規格に従った方式にて行っている。そのため、地上波デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送の各メディアの受信においては、伝送方式(チューナ、復調処理等)の違いがあるものの、それ以降の放送波の処理は共通の処理部を使うことが出来る。そこで、1台のデジタル放送受信機に複数のチューナ部を設け、その複数のチューナ部を各メディアに割りふることで、それぞれのメディアの放送波を受信可能とすることができる。また、その複数のチューナ部を同一のメディアに対応させると共に別々の局を選択することによって、録画のための裏番組選局や、受像機に2画面を表示するような機能も実現することができる。例えば、1つのチューナ処理部を地上波用とし、他のチューナ処理部をBS用とすることで、同時に異なる各メディア(地上波デジタル放送とBSデジタル放送)のサービスが受信できる。また、前記他のチューナ処理部を着脱可能な処理装置としBS用をCS用に差し替えることにより、CSデジタル放送のサービスを受けることが可能になる。
【0005】
このように、図3のデジタル放送受信機に別のチューナ部を着脱可能とし、複数のチューナを用いて異なった放送波を受信し、映像、音声、データ等を得ることができるようにしたデジタル放送受信機を図4に示す。図4は、1個の着脱式チューナ処理装置を着脱可能としたデジタル放送受信機の構成を示す図である。図4のデジタル放送受信機208は、図3のデジタル放送受信機108に、着脱式チューナ処理装置212を装着する装着部218と、インターフェース部219と、第2デスクランブル部213〜第2MPEG復号部215の処理系を付設したものである。第2デスクランブル部213〜第2MPEG復号部215の処理系は、図3のデジタル放送受信機108のデスクランブル部103〜MPEG復号部105の処理系と同じである。(第1デスクランブル部203〜第1MPEG復号部205の処理系は、図3のデジタル放送受信機108のデスクランブル部103〜MPEG復号部105の処理系と全く同じであり、単に符号を代えただけである。図4のデジタル放送受信機208で使用するICカード(図示しない)の符号も209に代えて以下説明する)
アンテナ201で受信された電波は所要の周波数帯にダウンコンバートされたのち、デジタル放送受信機208に入力される。この入力信号は第1チューナ部202以降の処理系と、インターフェース部219以降の処理系に送られる。インターフェース部219以降の処理系には、着脱式チューナ処理装置212と第2デスクランブル部213以降の処理系が含まれる。第1チューナ部202以降の処理系及び着脱式チューナ処理装置212以降の処理系では、図3のデジタル放送受信機108のチューナ部102以降の処理系での処理と同じ処理が行われる。ユーザーが1局だけを視聴する場合には、第1チューナ部202以降の処理系を使用し、着脱式チューナ処理装置212以降の処理系は使用しない。ユーザーが他のメディアを視聴したり、同じメディアの裏番組を録画し或いは2画面表示を行うような場合には、第1チューナ部202以降の処理系及び着脱式チューナ処理装置212以降の処理系を同時に使用する。なお、図4では、着脱式チューナ処理装置212を1個としその処理系を1系統としたが、着脱式チューナ処理装置212を2個以上としそれに併せてその処理系を増やしても良い。また、図4では1本のアンテナからの入力を各チューナに分配しているが、それぞれ異なるアンテナから各チューナに入力するようにしても良い。
【0006】
次に、図3、図4のデジタル放送受信機を用いた有料視聴のためのシステムについて説明する。デジタル放送においては、映像、音声、データの各コンテンツを有料として提供するサービスが既に実施されている。有料のサービスにおいては、そのデジタルデータに例えばMULTI2等の暗号化を施し、お金を払い契約したユーザーのみがこれを解読して使用出来るようにし、お金を払わない者が無断でその各コンテンツを使用出来ないシステムを採用している。具体的には、次に述べるようにしている。ユーザーは、契約を希望する有料放送事業者に電話等の手段で連絡し、ユーザーIDを知らせる。放送事業者は、そのサービスを伝送するトランスポートストリームTSにEMMと呼ばれる個別情報を多重しユーザーIDを付加して放送する。ユーザーのデジタル放送受信機は、ユーザーIDを用いて放送波から個別情報EMMを取得し、ICカード内の不揮発性メモリ領域に記録して契約情報とする。EMMの取得は第1データ分離部204にて行う。EMMは複数のユーザーあてのデータが放送方式にて規定された配列形式で放送波に多重されており、受信機ではユーザーIDをチェックして、自身のユーザーIDあてに送られてきたEMMのみをフィルタリングする。この処理により、有料放送を行うサービスを一定時間受信することで該当するEMMを取得することができる。有料放送サービスでは放送波に番組情報ECMも多重されており、このECMと前記ICカードに保存した契約情報からICカードでは試聴可否の判定を行って、視聴可のときには鍵情報を受信機に送る。デジタル放送受信機はこの鍵情報をデスクランブラ部に設定することでデータを復号化し、映像、音声、その他のデータの使用が可能になる。
【0007】
ところで、ICカードに記録された契約情報には、そのユーザーの契約有効期限が含まれている。通常、ユーザーが契約の終了又は中断を申し出ない限り継続の扱いとなっているが、この継続のためにはICカードの契約期限データを書き換える必要がある。放送事業者は、契約期限の数日乃至数週間前からこのユーザー宛に、契約期間の延長を内容とする個別情報EMMを送信する。ユーザーがこの有料放送サービスを何らかの形で選局し一定時間視聴すれば、この個別情報EMMを受信することができる。しかし、個別情報EMMが送信されている期間にこの有料放送サービスを選局しなかった場合は個別情報EMMが受信できない。その結果、ICカードに記録された契約期限が切れると、有料放送のデスクランブルができなくなってしまう。このような事態を回避する手法として通電制御処理が用いられている。
【0008】
次に、従来の通電制御の処理について、図5を用いて説明する。図5は、デジタル放送受信機の通電制御処理のフローチャートを示す図である。ユーザーが契約の終了又は中断を申し出ない場合、デジタル放送受信機のCPUが、契約期間の延長を内容とする個別情報EMMが送信されてくる契約期限の数日乃至数週間前の期間中に、メインメモリに保存されているICカードからの通電制御指示に基づいて、ユーザーがリモコン等でデジタル放送受信機の電源をOFFする時に、契約期限が迫っている有料放送サービスを実施しているトランスポートストリームTSを選局し、前記個別情報EMMを受信できるようにする。ここで、ICカードからの前記通電制御指示とは、具体的には前記個別情報EMMの受信を指示するためのフラグとその個別情報EMMが多重されているトランスポートストリームTSの局名等からなる。契約期限が迫っている有料放送サービスが複数存在するような場合には、トランスポートストリームTSの選局を繰り返して時系列的に処理し、確実に前記個別情報EMMを受信できるようにする。通電制御時間内に前記個別情報EMMが受信できなかったときには、前記期間中、ユーザーが電源OFFの操作を行う毎に繰り返して、前記個別情報EMMが受信できるまで通電制御操作を行う。この処理はデジタル放送受信機のソフト処理としてCPUが行う。トランスポートストリームTS選局中に前記個別情報EMMを受信した場合は、CPUは、前記個別情報EMMをICカード読み取り部を介してICカードに送信し、ICカード内の契約情報の契約期限データを新しく書き換える。契約期限データが新しく書き換えられると、ICカードから通電制御指示は出力されないようになっている。また、ICカードからの通電制御指示をデジタル放送受信機のメインメモリへ記録するのは、電源ON操作時もしくはICカードの挿入時であり、通電制御情報取得コマンドをICカードに入力することで行う。以上で説明した通電制御処理は、デジタル放送受信機の必要部のみ通電して行われ映像や音声の出力が無いので、ユーザーにはデジタル放送受信機が使用されていることは判らない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、従来の通電制御処理は、ユーザーが電源OFFの操作を行った後に行われているので、ユーザーがデジタル放送受信機を使用していないにも関わらずデジタル放送受信機では電流が流れており、ユーザーにとっては余計な電力が消費されていることになる。また、契約期限が迫っている有料放送サービスが複数存在する場合は、トランスポートストリームTSの選局を複数回実施するため、回路への通電時間が更に長くなり消費電力が増大する。
【0010】
本発明は、以上で述べた問題点に鑑みてなされたものであり、消費電力を少なくすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の記載に係る発明は、
着脱式チューナ処理装置を着脱する装着部を有するデジタル放送受信機であって、着脱式チューナ処理装置の装着時に指定された放送波の局名と個別情報の送出指定時間からなる契約チャンネル情報を着脱式チューナ処理装置に送信し、ユーザーが着脱式チューナ処理装置を使用して視聴している間は着脱式チューナ処理装置に着脱式チューナ処理装置を使用する旨の情報を送信することを特徴とし、
請求項2の記載に係る発明は、
請求項1に記載されたデジタル放送受信機であって、着脱式チューナ処理装置の装着時に装着した着脱式チューナ処理装置を認証してから契約チャンネル情報を送信することを特徴とし、
請求項3の記載に係る発明は、
請求項1或いは請求項2に記載されたデジタル放送受信機に着脱が可能で受信チューナ部を内蔵する着脱式チューナ処理装置であって、デジタル放送受信機から送信されてきた契約チャンネル情報に基づいて指定された放送波の選局動作を指定時間実施し、デジタル放送受信機からユーザーが着脱式チューナ処理装置を使用する旨の情報が送信されている間は前記選局動作を中止することを特徴とし、
請求項4の記載に係る発明は、
請求項3に記載された着脱式チューナ処理装置であって、前記選局動作を複数の放送波において繰り返すことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明について図4、図1、図2を用いて説明する。図4は既に説明した。図1は、契約期間の延長を内容とする個別情報EMMを取得処理する際の、デジタル放送受信機における処理のフローチャートを、図2は着脱式チューナ処理装置における処理のフローチャートを示す図である。
【0013】
本発明では、デジタル放送受信機として図4で示した着脱式チューナ処理装置212が着脱可能なものを使用する。なお、着脱式チューナ処理装置212が装着されていない状態では、従来と同様な通電制御処理が行われる。従って、本発明のデジタル放送受信機には、図5で示したフローチャートの通電制御処理を実行する手段が備えられている。また、着脱式チューナ処理装置212が装着されている状態でも、後で述べる本発明により契約期間の延長を内容とする個別情報EMMが取得できなかった場合は、同様に従来通りの通電制御処理が行われ、逆に本発明により前記個別情報EMMが取得できたときは、当然従来の通電制御処理は必要なくなる。
【0014】
本発明の通電制御処理を、図1及び図2を用いて説明する。
【0015】
図1に、契約期間の延長を内容とする個別情報EMMを取得処理する際の、デジタル放送受信機における処理のフローチャートを示す。デジタル放送受信機208の不揮発性メモリには、予め、ユーザーが契約している有料放送サービスを実施しているトランスポートストリームTSの局名及び個別情報EMMの送出周期等からなる契約チャンネル情報が記録されている。これらの情報はICカードから受信機に与えられるもので、通電制御情報取得コマンドによって得られる。
【0016】
デジタル放送受信機208に着脱式チューナ処理装置212を装着する。その時、既に電源が投入されている場合はデジタル放送受信機208は着脱式チューナ処理装置212に電力供給を開始し、電源が投入されていない場合はデジタル放送受信機208の電源を投入後に着脱式チューナ処理装置212を含む回路全部に電力供給を開始する。すると、デジタル放送受信機208は着脱式チューナ処理装置212に対して何らかのコードを発行し、着脱式チューナ処理装置212からの応答により装着した着脱式チューナ処理装置212が適切な機器であることを認証する。認証されると、着脱式チューナ処理装置212とインターフェース部219の間でデータの受け渡しが可能になり、予め定められたインターフェース仕様に基づく各種処理が実行可能になる。もちろん、インターフェース部219が着脱式チューナ処理装置212に専用のインターフェースであれば、前記認証の工程は必要ない。前記認証により、着脱式チューナ処理装置212が適切な機器であると判定すると、デジタル放送受信機208のCPU206は、不揮発性メモリに記録されている有料放送サービスを実施しているトランスポートストリームTSの局名及び個別情報EMMの送出周期等からなる契約チャンネル情報を着脱式チューナ処理装置212に送出する。そして、着脱式チューナ処理装置212が指定トランスポートストリームTS選局中に、契約期間の延長を内容とする個別情報EMMを受信した場合は、CPU206は、前記個別情報EMMをICカード読み取り部207を介してICカード209に送信し、ICカード209内の契約情報の契約期限データを新しく書き換える。契約期限データを新しく書き換えると、ICカード209からの通電制御指示は出力されなくなるので、その後は通電制御動作の必要がなくなる。前記認証により、着脱式チューナ処理装置212が不適切な機器であると判定した場合は、直ちに処理を終了する。
【0017】
ユーザーが裏番組の録画や2画面表示での視聴を行うための開始操作を行うと、デジタル放送受信機208のCPU206は、着脱式チューナ処理装置212にユーザー選局開始指示を送出し、終了操作を行うと、ユーザー選局終了指示を送出する。ユーザー選局開始指示を送出してからユーザー選局終了指示を送出するまで、即ちユーザーが裏番組の録画や2画面表示での視聴を行っている間は、着脱式チューナ処理装置212は前記個別情報EMMの取得処理は行わない。
【0018】
図2に、契約期間の延長を内容とする個別情報EMMを取得処理する際の、着脱式チューナ処理装置における処理のフローチャートを示す。
【0019】
デジタル放送受信機208のCPU206から、有料放送サービスを実施しているトランスポートストリームTSの局名及び個別情報EMMの送出周期等からなる契約チャンネル情報が送られてくると、着脱式チューナ処理装置212は、この契約チャンネル情報を取得してそのメインメモリ上に記録し保存する。そして、指定のトランスポートストリームTS選局を指定時間内に実施する。指定時間内の選局が終了したとき、その指定トランスポートストリームTS選局の履歴をメインメモリ上に保存する。他のトランスポートストリームTS選局の指定がある場合は、この選局動作を順次繰り返す。すべての指定トランスポートストリームTS選局が終了したら、上記した指定トランスポートストリームTS選局履歴を消去して、再度前記契約チャンネル情報に従った選局動作を繰り返す。
【0020】
デジタル放送受信機208からのユーザー選局開始指示を受け取ると、着脱式チューナ処理装置212は、それまで実施していた契約チャンネルのトランスポートストリームTS選局動作を途中で中止し、ユーザー指定の選局を行う。なお、上記した指定トランスポートストリームTS選局履歴はそのままメモリ上に保存しておく。デジタル放送受信機208からのユーザー選局終了指示を受け取ると、着脱式チューナ処理装置212は契約チャンネルのトランスポートストリームTS選局動作を再開する。再開時はメモリ上に保存しておいた指定トランスポートストリームTS選局履歴を確認し、中止前の処理から引き続き実施する。このようにすることにより、時間的な無駄なしに指定トランスポートストリームTS選局を行うことができる。
【0021】
前述したように、ユーザーが第1チューナ部202以降の処理系を用いてデジタル放送サービスを視聴している間に、着脱式チューナ処理装置212以降の処理系から、契約期間の延長を内容とする個別情報EMMを受信できるため、従来例のように視聴終了の際に通電制御を実施する必要がなくなるので、無駄な消費電力が削減できる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、契約期間の延長を内容とする個別情報EMMの取得を、ユーザーが通常視聴中に着脱式チューナ処理装置の処理経路を使って行うことより、消費電力を削減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタル放送受信機208における処理のフローチャートを示す図である。
【図2】本発明の着脱式チューナ処理装置212における処理のフローチャートを示す図である。
【図3】デジタル放送受信機108の構成を示す図である。
【図4】着脱式チューナ処理装置212を有するデジタル放送受信機208の構成を示す図である。
【図5】通電制御処理の従来例のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
101 アンテナ
102 チューナ部
103 デスクランブル部
104 データ分離部
105 MPEG復号部
106 CPU
107 ICカード読み取り部
108 デジタル放送受信機
109 ICカード
201 アンテナ
202 第1チューナ部
203 第1デスクランブル部
204 第1データ分離部
205 第1MPEG復号部
206 CPU
207 ICカード読み取り部
208 デジタル放送受信機
209 ICカード
212 着脱式チューナ処理装置
213 第2デスクランブル部
214 第2データ分離部
215 第2MPEG復号部
218 チューナ処理装置の装着部
219 インターフェース部

Claims (3)

  1. 着脱式チューナ処理装置が着脱自在に装着される装着部と、少なくともチューナ部、デスクランブル部、復号部、CPU、ICカード読取部を有し、個別情報取得機能を備えたデジタル放送受信機であって、前記装着部に前記着脱式チューナ処理装置が装着されると、前記CPUは、前記ICカードの記録内容から前記着脱式チューナ処理装置に対して契約した有料放送の放送局名や個別情報の送出周期等からなる契約チャンネル情報を読出して前記着脱式チューナ処理装置に送信し、前記着脱式チューナ処理装置が当該契約チャンネル情報の受信処理を行ったとき、前記CPUは、送信した個別情報に基づき前記ICカードの契約期限を書換えるようにし、この契約期限の書換えが行われる前に、前記CPUは、前記着脱式チューナ処理装置による放送聴取の開始指示を受けると、前記着脱式チューナ処理装置にその放送聴取の実行を開始させる開始指令情報を送信し、その後、前記着脱式チューナ処理装置による放送聴取の停止指示を受けると、前記着脱式チューナ処理装置にその放送聴取の実行を停止させて前記契約チャンネル情報を受信させる停止指令情報を送信することを特徴とするデジタル放送受信機。
  2. 請求項1に記載されたデジタル放送受信機の装着部に着脱自在に装着され受信チューナ部を内蔵する着脱式チューナ処理装置であって、前記着脱式チューナ処理装置が前記デジタル放送受信機の装着部に装着されると、前記着脱式チューナ処理装置は、前記デジタル放送受信機から送信される前記契約チャンネル情報の受信状態になり、そのとき、前記契約チャンネル情報が受信できると、受信した個別情報を自己のメモリに記録するとともにデジタル放送受信機に送信し、また、前記着脱式チューナ処理装置は、その個別情報の送信前に、前記デジタル放送受信機から放送聴取の開始指令を受けると、前記契約チャンネル情報の受信状態を一時中止してその開始指令に基づく放送聴取を行い、その後、前記デジタル放送受信機から放送聴取の停止指令を受けると、実行中の放送聴取を停止し、前記契約チャンネル情報の受信状態に復帰することを特徴とする着脱式チューナ処理装置。
  3. 請求項2に記載された着脱式チューナ処理装置であって、当該着脱式チューナ処理装置は、2つ以上の契約した有料放送があるとき、当該2つ以上の有料放送に対して順次契約チャンネル情報の受信状態になることを特徴とする着脱式チューナ処理装置。
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