JP4040660B2 - 走査露光装置 - Google Patents
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Description
図1は本発明の第一の実施形態に係る移動ステージ装置を示す斜視図である。この移動ステージ装置は、不図示のベースにベースガイド1が固定され、ベースガイド1に対して1軸方向に滑動自在に工作物2を載置するステージ3が支持されている。ステージ3のZチルトの動きは、ベースガイド1の上面とステージ3の下面との間に形成されるエアスライドで規制される。ステージ3のZ軸周りの回転とX方向の位置は、ヨーガイド4の側面とベースガイド1の側面の間に形成されるエアスライドで規制される。ステージ3の両サイドにはリニアモータ可動子5が固定され、リニアモータ可動子5にはリニアモータ固定子6が非接触で対面し、リニアモータ固定子6は不図示のベースに両端の脚7を介して固定されている。
電源ON時に、a)の状態にあったとする。この状態でリニアモータLMに電流を流してステージ3を左方向に移動させる。b)は左側の反発可動子33と左側の反発固定子35が相互作用を開始する位置、換言するとこの位置までは反発固定子35と反発可動子33の間に反発力は作用しない。リニアモータに流す電流もごく微小でよい。さらに左にステージ3を移動させて左側の反発可動子33を左側の反発固定子35の上下磁石37,37の間に挿入する。この状態がc)で、リニアモータには反発力に対抗する電流が流れている。この状態でリニアモータ電流をゼロにするとステージ3は反発力を受けて右方向に加速される。後述するがリニアモータLMの電流は、実際にはゼロではなく、位置を高精度に制御するための微小な電流が流れる。加速が終了して最大速度に達した状態を示すのがd)である。これは、反発可動子33が反発固定子35に対し先ほどのb)と同じ位置である。この位置より右側において、ステージ3が左側の固定子35から受ける反発力はゼロである。ステージ3は、これ以後、等速度で右に移動してe)の状態を経て、f)の状態に至る。f)の状態は右側の反発可動子33が右側の反発固定子35から左側に反発力を受け始める位置である。反発可動子33と反発固定子35の相対距離は上記b)、d)と同じである。ここからステージ3は左側方向に力を受けつつ減速し、g)の状態に至る。このときステージ3の速度はゼロである。このときの右側の反発可動子33と右側の反発固定子35の相対関係つまり右側の反発固定子35に対する右側の反発可動子33の挿入量はc)と同じである。この状態では速度はゼロだがステージ3に作用する左方向の反発力は最大である。ここからまたステージ3は左方向に加速され始めh)の状態に至って速度は最大になる。h)における反発固定子35に対する反発可動子33は、f)と同じ位置であって、ステージ3の位置がこれより左側では右側反発固定子35から受ける反発力はゼロである。以下同様にして、往復運動が繰り返される。
あと往復運動をやめるときは随時リニアモータLMに電流を流してステージ3を停止させればよい。
図4は本発明の第二の実施形態に係る移動ステージ装置を示す斜視図である。この移動ステージ装置は、不図示のベースにベースガイド1が固定され、ベースガイド1に対して概ね1軸方向に滑動自在に工作物2を載置するステージ3が支持されている。ステージ3のZチルトの動きは、ベースガイド1の上面とステージ3の下面との間に形成されるエアスライドで規制される。ステージ3のZ軸周りの回転とX方向の位置は、規制されず自在である。しかし、動けるストロークはほとんどない。ステージ3の両サイドにはリニアモータ可動子5が固着され、リニアモータ可動子5にはリニアモータ固定子6が非接触で対面し、リニアモータ固定子6は不図示のベースに固定されている。
この制御系には、時間とその時間にいるべきY位置の関係を生成するY位置プロファイル生成手段16Yと、時間とその時間にいるべきX位置の関係を生成するX位置プロファイル生成手段16Xと、時間とその時間にあるべき角度の関係を生成する角度プロファイル生成手段16Aとがあり、各々Y位置サーボ系の指令、X位置サーボ系の指令、θ位置サーボ系の指令として働く。
図7、図8及び図9は第三の実施形態に係る装置を示す図である。
不図示のベースにベースガイド1が固定され、ベースガイド1に対して概ね1軸方向に滑動自在に工作物2を載置するステージ3が支持されている。ステージ3のZチルトの動きはベースガイド1の上面とステージ3の下面との間に形成されるエアスライドで規制される。ステージ3のZ軸周りの回転とX方向の位置は規制されず自在である。しかし動けるストロークはほとんどない。ステージ3の両サイドには2軸単相リニアモータ可動子45が固定され、各2軸単相リニアモータ可動子45には後述の一対のリニアモータ固定子46が上下からリニアモータ可動子45を挟む形で非接触で対面する。リニアモータ固定子46は脚47により不図示のベースに固定されている。
半導体露光装置のレチクルステージに適用した場合、第一から第三までの全ての実施形態において、図3c)における挿入量を変えることで、ステージ3は最大速度を変えることができる。つまり露光中のドーズ量を変えたい場合には、図3c)における反発可動子33を反発固定子35内に挿入する挿入量を変えればよい。
次に前述した実施形態の移動ステージ装置をレチクルステージとして搭載した走査型露光装置の実施形態を、図13を用いて説明する。
次に、本発明に係る装置を用いた半導体デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の生産システムの例を説明する。これは半導体製造工場に設置された製造装置のトラブル対応や定期メンテナンス、あるいはソフトウェア提供などの保守サービスを、製造工場外のコンピュータネットワークを利用して行うものである。
Claims (11)
- 原版のパターンを基板に走査しながら露光する走査露光装置であって、
前記原版を搭載して走査方向に移動するステージと、
当該ステージを走査方向に加減速するための反発磁石ユニットと、
当該ステージの走査方向における位置を制御するための駆動手段とを有し、
前記反発磁石ユニットは、
前記走査方向と直交する方向にN極とS極が間隔を介して対面するように配置された組磁石と、
前記組磁石の間隔に挿脱自在であって、前記組磁石の各磁極と同極が対面するように配置される挿入磁石とを備え、
前記組磁石及び前記挿入磁石のいずれか一方が前記ステージに設けられ、
前記ステージの走査ストローク両端のそれぞれにおいて前記組磁石の間に前記挿入磁石を挿入したときに発生する磁気反発力によって、前記ステージを加減速することを特徴とする走査露光装置。 - 前記走査方向と直交する方向における位置を制御するための第2駆動手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の走査露光装置。
- 前記駆動手段がリニアモータであることを特徴とする請求項1または2に記載の走査露光装置。
- 前記組磁石及び前記挿入磁石は、板状であり、板厚方向に着磁されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の走査露光装置。
- 前記挿入磁石は前記ステージの走査方向両側にそれぞれ設けられ、
前記組磁石は、前記ステージの走査ストローク両端にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の走査露光装置。 - 前記組磁石は、前記ステージを案内するベース上に固定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の走査露光装置。
- 前記組磁石の前記走査方向における位置を可変とするための駆動機構を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の走査露光装置。
- 露光領域に応じて、前記組磁石の位置を可変にすることを特徴とする請求項7に記載の走査露光装置。
- 原版のパターンを基板に走査しながら露光する走査露光装置であって、
原版を搭載して走査方向に移動するステージと、
前記ステージに設けられ、走査方向と垂直な方向に着磁された第1永久磁石と、前記第1永久磁石の各磁極と同極が対向するように着磁された一対の第2永久磁石とを有し、前記第2永久磁石間に前記第1永久磁石を挿入することによって前記ステージに前記走査方向の力を発生させる磁石ユニットと
を備えることを特徴とする走査露光装置。 - 前記ステージを走査方向に移動するリニアモータをさらに有することを特徴とする請求項9に記載の露光装置。
- 前記第2永久磁石は、前記ステージの走査ストローク両端に固定されることを特徴とする請求項9または10に記載の走査露光装置。
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