JP4040368B2 - アンテナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンテナに関し、特に複数のコリニアアンテナを使用したものに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のコリニアアンテナには、例えば同軸ダイポールアンテナがある。同軸ダイポールアンテナは、同軸線路の外部導体に、それの周方向に所定の間隔をあけてスロットを切り、各スロットの周囲に筒型のダイポールアンテナをそれぞれ取り付けたものである。この同軸ダイポールアンテナを屋外に配置する場合、例えば合成樹脂製の筒状体の内部に、その筒状体の長さ方向に沿って同軸ダイポールを配置することがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなアンテナでは、合成樹脂製の筒状体内に同軸ダイポールアンテナを配置しているので、筒状体における反射や、筒状体を電波が通過する際の通過損失等が生じ、所望の指向性を得ることができなかった。
【0004】
本発明は、コリニアアンテナを筒状体に収容した状態で、所望の指向性を得ることができるアンテナを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によるアンテナでは、角型の合成樹脂製の筒状体が設けられている。この筒状体は、内部が中空で、横断面形状が多角形状、例えば矩形のものである。合成樹脂としては、例えばFRPを使用することができる。この筒状体内に基板が配置されている。この基板上に少なくとも1対のコリニアアンテナが設けられている。この少なくとも1対のコリニアアンテナは、筒状体の長さ方向に沿って配置され、かつ互いの間に所定の間隔を有している。対の数としては、少なくとも1対であればよく、更に多くの対を使用することもできる。コリニアアンテナとしては、種々のものを使用することができる。例えば同軸ダイポールアンテナを使用することができる。少なくとも1対のコリニアアンテナを繋ぐ線が、筒状体の1つの対角線上に位置し、かつ少なくとも1対のコリニアアンテナが筒状体の角に接近して位置する状態と、少なくとも1対のコリニアアンテナを繋ぐ線が、筒状体の一辺にほぼ平行に位置する状態とのうち、選択されたものをとるように、少なくとも1対のコリニアアンテナの筒状体に対する位置が変更可能に構成されている。
【0006】
このように構成したアンテナでは、筒状体の内部にコリニアアンテナの対を配置しているので、合成樹脂製である筒状体による反射や通過損失が生じる。これを利用して、1つのコリニアアンテナが本来有している指向性とは異なる指向性を持つアンテナを得ることができる。
【0007】
例えば、コリニアアンテナを1つだけ角型の筒状体の内部に設けた場合、水平無指向性を得ることができない。しかし、少なくとも1対のコリニアアンテナを筒状体の対角線上に、筒状体の角に接近して配置した場合、水平面無指向性を得ることができる。
【0008】
或いは、少なくとも1対のコリニアアンテナを、筒状体の一辺にほぼ平行に配置した場合には、上記一辺に対して垂直な方向にメインローブを有する水平面指向性を持つアンテナとすることができる。
【0009】
従って、少なくとも1対のコリニアアンテナの配置を、筒状体の内部において変更可能に構成してあるので、アンテナの水平面の指向性を変更することが可能である。
【0010】
少なくとも1対のコリニアアンテナは、これらが設置されている基板において、各こりにアンテナの出力信号を合成することもできる。このように構成した場合、1つの基板上において合成が行われているので、各コリニアアンテナに個別にケーブルを接続する必要がない。少なくとも1対のコリニアアンテナは基板上に設けることもできるし、少なくとも1対のコリニアアンテナを、筒状体の内部において別の筒状体によって包囲し、別の筒状体内に少なくとも1対のコリニアアンテナの姿勢維持用のスペーサを設けることもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の基礎となる参考例のアンテナを、図6乃至図8を参照して、説明する。この参考例のアンテナは、図6(a)に示すように、角型の合成樹脂、例えばFRP製の筒状体、具体的には外側筒状体2を有している。この外側筒状体2は、同図(b)に示すように、横断面が矩形、例えば正方形状のもので、内部が中空に形成されている。この外側筒状体2の肉厚は、例えば10mmのものである。なお、外側筒状体2に、横断面が矩形の角型のものを使用するのは、コストが安い点と、このアンテナを電柱等に取り付ける際に、取付が容易であるからである。
【0012】
この外側筒状体2の内部に、コリニアアンテナ、例えば図7に示すような同軸ダイポールアンテナ4が、図6に示すように内側筒状体5に収容されて配置されている。この同軸ダイポールアンテナ4は、例えば2.4GHz(波長λ=125mm)帯の電波を送受信するためのもので、図7に示すように、円板状の基板6を有している。この基板6の上面から、この上面に垂直に同軸線路8が設けられている。この同軸線路8は、例えば直径が4mmのものである。
【0013】
この同軸線路8には、基板6から135mm(約1.1λ)の位置、この位置から上方に85mm(約0.7λ)の位置に、それぞれスリット(図示せず)が設けられている。これらスリットの上下両側に、同軸線路8の外部導体に接続して、筒型、例えば円筒状のアンテナ素子10a、10b、12a、12bが設けられている。これらアンテナ素子10a、10bにおいてダイポールアンテナが形成され、さらにアンテナ素子12a、12bにおいてダイポールアンテナが形成されている。
【0014】
上側のスリットから更に85mmの位置が同軸線路8の先端で、その下側に、同軸線路8の外部導体に接続された円筒状のアンテナ素子14が設けられている。また、この同軸線路8の中心導体の先端にホイップアンテナ16が接続されている。このホイップアンテナ16と円筒状のアンテナ素子14とによってもダイポールアンテナが形成されている。
【0015】
各円筒状のアンテナ素子10a、10b、12a、12b、14は、直径が15mm(約0.12λ)で、長さが23mm(約0.2λ)に形成されている。ホイップアンテナ16は、その長さが36mm(約0.3λ)に形成されている。各スリットの位置には、絶縁体製の例えば厚さが3mmのスペーサ18がそれぞれ設けられている。
【0016】
これらスペーサ18の外方には、各ダイポールアンテナを包囲するように共振リングとして機能する銅箔フィルム素子20がそれぞれ設けられている。これら銅箔フィルム素子20は、その長さ寸法が33mm(約0.26λ)に選択されている。これら銅箔フィルム素子20は、アンテナのインピーダンス調整のためと、指向性にチルトをつけるために設けられている。
【0017】
この同軸ダイポールアンテナ4が、図6(a)に示すように、内側筒状体5内に、その長さ方向に同軸線路8の長さ方向が沿うように収容されている。内側筒状体5の上端部には、キャップ21が取り付けられている。この内側筒状体5は、外側筒状体2の長さ方向に沿って、外側筒状体2の内部に配置されている。この配置状態において、同軸ダイポールアンテナ4は、図6(b)に示すように、外側筒状体2の中央に位置している。内側筒状体5は、合成樹脂、例えばFRPによって構成された円筒状のものであるが、その肉厚が例えば1mm乃至1.8mmと、外側筒状体2と比較して、非常に薄いものであり、同軸ダイポールアンテナ4の指向性に影響を与えない。
【0018】
図8(a)は、このアンテナの水平面総合指向性を示し、同図(b)は、このアンテナの垂直面総合指向性を示したものである。同軸ダイポールアンテナは、本来、水平面指向性が無指向性となる性質を有している。しかるに、外側筒状体2に同軸ダイポールアンテナ4を挿入したことにより、筒状体2の各角に対応する方向において利得が低下し、無指向性を示していない。これは、主に次の理由によると考えられる。即ち、図6(b)に矢印で示すように、同軸ダイポールアンテナ4から外側筒状体2に向かって電波が伝搬される。電波は、外側筒状体2の壁面に向かって垂直に進むものから、角部に向かって進行するものまで様々である。これら電波の伝搬距離は、外側筒状体の壁面に垂直に進行するものが最も短く、角部に近づくものほど徐々に伝搬距離が長くなり、角部に向かって伝搬するものが最も伝搬距離が長くなる。このように伝搬距離が最も長くなる角部では、伝搬に伴う損失が最も大きくなり、水平面総合指向性が無指向性でなくなる。
【0019】
本発明の1実施形態のアンテナは、図1(a)に示すように、角型の合成樹脂、例えばFRP製の外側筒状体30の内部に、キャップ31a付きの内側筒状体31bを収容し、この内側筒状体31bの内部にスタック型の同軸ダイポールアンテナ32を配置したものである。外側筒状体30および内側筒状体31bは、参考例で示した外側筒状体2及び内側筒状体5と同様に構成されているので、詳細な説明を省略する。
【0020】
スタック型の同軸ダイポールアンテナ32は、参考例の同軸ダイポールアンテナ4と同様に、2.4GHz帯の電波を送受信するためのもので、図2及び図3に示すように、基板34に所定の間隔、例えば35mm(約0.28λ)の間隔を隔てて2本の同軸ダイポールアンテナ36a、36bが配置されている。
【0021】
これら同軸ダイポールアンテナ36a、36bは、同一の構成であって、図2に示すように、直径が4mmの同軸線路40a、40bを有している。これら同軸線路40a、40bの下端から190mm(約1.5λ)の位置に、図3に示すようにスリット(図示せず)が設けられている。このスリットの上下に、円筒状のアンテナ素子42a、42b、44a、44bが同軸線路40a、40bと同心に配置され、かつ同軸線路40a、40bの外部導体に接続されている。これらアンテナ素子42a、44aによって、1つのダイポールアンテナが構成され、アンテナ素子42b、44bによって、1つのダイポールアンテナが構成されている。
【0022】
上記のスリットからさらに上方に85mm(約0.7λ)の位置にもスリット(図示せず)が設けられている。その上下に、円筒状のアンテナ素子46a、46b、48a、48bが、同軸線路40a、40bと同心に配置され、かつ同軸線路40a、40bの外部導体に接続されている。アンテナ素子46a、48aによって1つのダイポールアンテナが構成され、アンテナ素子46b、48bによって1つのダイポールアンテナが構成されている。
【0023】
このスリットから更に上方に85mmの位置が同軸線路40a、40bの先端で、その下側に円筒状のアンテナ素子50a、50bが同軸線路40a、40bと同心に配置され、外部導体に接続されている。また、この同軸線路40a、40bの中心導体の先端にホイップアンテナ52a、52bが接続されている。これらホイップアンテナ52a、52bは、同軸線路40a、40bと同一直線上に位置している。アンテナ素子50aとホイップアンテナ52aとによって1つのダイポールアンテナが構成され、アンテナ素子50bとホイップアンテナ52bとによって1つのダイポールアンテナが構成されている。
【0024】
円筒状のアンテナ素子42a、42b、44a、44b、46a、46b、48a、48b、50a、50bは、直径が15mm(約0.12λ)で、長さが23mm(約0.18λ)に、いずれもが形成されている。ホイップアンテナ52a、52bは、長さが27mm(約0.2λ)のものである。
【0025】
各アンテナ素子42a、44a、42b、44b、46a、48a、46b、48b、50a、52a、50b、52bの間には、絶縁体製のスペーサ54が設けられている。これは、内側筒状体31b内に、このスタック型同軸ダイポールアンテナ32を配置したときに、これらが内側筒状体31bの内面に接触して、各同軸ダイポールアンテナ36a、36bの姿勢を維持するためのものである。また、これらスペーサ54は、例えば3mmの厚さを有し、対をなすアンテナ素子42a、44aの間、42b、44bの間、46a、48aの間、46b、48bの間、50a、52aの間、50b、52bの間に、それぞれスペーサ54の厚さ分だけスペースを維持するようにも機能している。
【0026】
同軸線路40a、40bは、基板34の内部に設けた合成器に接続され、この合成器の出力側が、基板34の下面に設けた同軸コネクタ56に接続されている。従って、給電用の同軸ケーブルは、同軸コネクタ56に接続するだけでよく、個別に同軸ダイポールアンテナ36a、36bに接続する必要はない。
【0027】
内側筒状体31b内に収容されたスタック型同軸ダイポールアンテナ32が、外側筒状体30の内部に挿入されている。その挿入は、同軸ダイポールアンテナ36a、36bの長さ方向が、外側筒状体30の長さ方向に沿うように行われている。しかも、その挿入は、例えば図1(b)に示すように、同軸ダイポールアンテナ36a、36bを繋ぐ直線が、外側筒状体30の1本の対角線上に位置するように行われている。或いは、図1(c)に示すように、同軸ダイポールアンテナ36a、36bを繋ぐ直線が、外側筒状体30の長辺に沿うように、かつ短辺の中央に位置するように行われている。内側筒状体31bが円筒状に構成されているので、図1(b)から図1(c)の状態、或いは図1(c)から図1(b)の状態への変更は、容易に行える。
【0028】
図4(a)は、図1(b)に示すように同軸ダイポールアンテナ36a、36bを対角線上に配置したときの2450MHzにおける水平面指向性を示している。同図(b)は、図1(c)に示すように同軸ダイポールアンテナ36a、36bを外側筒状体30の一辺に平行に配置したときの2450MHzにおける水平面指向性を示している。
【0029】
図1(c)に示すように配置した場合、筒状体の両対角線に沿う方向での利得が低下している。これは、両対角線の延長上にある各角の厚みが、他の部分の厚みに2の平方根を乗算した値(他の部分の厚みが10mmの場合、約14mm)と厚くなっているので、その分だけ、電波の反射や、これら角を通過する際に生じる損失が多くなるからと、上述したように、外側筒状体30の壁に垂直に向かう電波と、これよりも角部に近い壁に向かう電波と、角部に向かう電波とを比較すると、外側筒状体30の壁に垂直に向かう電波から、角部に向かう電波まで、徐々に伝搬距離が長くなるからである。また、横方向では、同軸ダイポールアンテナ36a、36bの距離が影響して、互いに打ち消しあって、利得が減少していると考えられる。その結果、図4(b)に示すように、前後方向に大きな利得を示す水平面指向性となる。
【0030】
一方、図1(b)に示すように対角線上に配置した場合、利得が低下しやすい角方向に同軸ダイポールアンテナ36a、36bを接近して配置しているので、角方向の利得を上げることができる。そして、両同軸ダイポールアンテナ36a、36bの間隔を適切に調整することによって、図4(a)に示すように、無指向性に近い水平面指向性を持たすことができる。
【0031】
なお、図1(b)または(c)に示すように同軸ダイポールアンテナ36a、36bの位置を変更することによって水平面指向性を変化させることができる。
【0032】
図5(a)は、図1(b)に示すように同軸ダイポールアンテナ36a、36bを配置した場合の周波数対VSWR特性を示し、同図(b)は同じく周波数対利得特性を示し、同図(c)は同じく2450MHzにおける水平面指向性を示し、同図(d)は同じく2450MHzにおける垂直面指向性を示している。
【0033】
VSWRは2400MHzにおいて1.4であり、2450MHzにおいて1.2であり、2500MHzにおいて1.4であるので、充分に実用となるVSWRをこのアンテナにおいて実現することができる。また、2400MHz、2450MHzにおいて約4dBの利得を、2500MHzで約4.6dBの利得をそれぞれ実現しているので、利得の面からも充分に実用となるアンテナである。また、水平面指向性はほぼ無指向性を示しているので、例えば無線LAN等のように様々な方向から到来する電波を良好に受信する場合に適している。
【0034】
上記の実施の形態では、スタック型同軸ダイポールアンテナ32は、2本の同軸ダイポールアンテナ36a、36bによって構成したが、更に多くの同軸ダイポールアンテナを使用してスタック型同軸ダイポールアンテナを構成することもできる。例えば、同軸ダイポールアンテナ36a、36bと同一の構成の2本の同軸ダイポールアンテナを、同軸ダイポールアンテナ36a、36bと直交する直線上に配置して、外側筒状体30のもう一方の対角線上にも1対の同軸ダイポールアンテナを配置することもできる。また、上記の実施の形態では、コリニアアンテナとして、同軸ダイポールアンテナを使用したが、これに限ったものではなく、他のコリニアアンテナを使用することもできる。上記の実施の形態では、筒状体をFRP製としたが、他の合成樹脂製のものを使用することもできる。上記の実施の形態では、外側筒状体30は、横断面形状を正方形状としたが、長方形状とすることもできるし、他の多角形状とすることもできる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、角型の筒状体内に、少なくとも1対のコリニアアンテナを挿入し、その配置を調整することによって、所望の指向特性を有するアンテナを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態のアンテナの斜視図、及び内部のスタック型同軸ダイポールアンテナの異なる配置における平面図である。
【図2】図1のアンテナにおいて使用されているスタック型同軸ダイポールアンテナの斜視図である。
【図3】図2のスタック型同軸ダイポールアンテナを内側筒状体内に収容した状態の縦断面図である。
【図4】図1のアンテナにおいて、内部のスタック型同軸ダイポールアンテナを異なる配置とした場合の水平面指向性図である。
【図5】図1のアンテナにおける周波数対VSWR特性図、同周波数対利得特性図、同水面指向性図及び垂直面指向性図である。
【図6】本発明の参考例のアンテナの斜視図及び平面図である。
【図7】図6のアンテナにおいて使用する同軸ダイポールアンテナの斜視図である。
【図8】図6のアンテナの水平面指向性図及び垂直面指向性図である。
【符号の説明】
30 筒状体
32 スタック型同軸ダイポールアンテナ(コリニアアンテナの対)
36a 36b 同軸ダイポールアンテナ

Claims (4)

  1. 内部が中空で、横断面形状が角型の合成樹脂製の筒状体と、
    この筒状体内に、前記筒状体の長さ方向に沿って配置され、互いの間に所定の間隔を有する少なくとも1対のコリニアアンテナとを、
    具備し、前記少なくとも1対のコリニアアンテナを繋ぐ線が、前記筒状体の1つの対角線上に位置し、かつ前記少なくとも1対のコリニアアンテナが前記筒状体の角に接近して位置する状態と、前記少なくとも1対のコリニアアンテナを繋ぐ線が、前記筒状体の一辺にほぼ平行に位置する状態とのうち、選択されたものをとるように、前記筒状体に対する前記少なくとも1対のコリニアアンテナの位置関係を変更可能に構成されたアンテナ。
  2. 請求項1記載のアンテナにおいて、前記少なくとも1対のコリニアアンテナは、これらが設置されている基板において、前記少なくとも1対のコリニアアンテナの出力信号が合成されているアンテナ。
  3. 請求項1記載のアンテナにおいて、前記少なくとも1対のコリニアアンテナは、前記筒状体内に配置された基板上に設けられているアンテナ。
  4. 請求項1記載のアンテナにおいて、前記筒状体の内部において別の筒状体によって前記少なくとも1対のコリニアアンテナが包囲され、その内部に前記少なくとも1対のコリニアアンテナの姿勢維持用スペーサが設けられているアンテナ
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