JP4040257B2 - マンドレルにサイドガイドを備えたロール成形装置 - Google Patents

マンドレルにサイドガイドを備えたロール成形装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4040257B2
JP4040257B2 JP2001006466A JP2001006466A JP4040257B2 JP 4040257 B2 JP4040257 B2 JP 4040257B2 JP 2001006466 A JP2001006466 A JP 2001006466A JP 2001006466 A JP2001006466 A JP 2001006466A JP 4040257 B2 JP4040257 B2 JP 4040257B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
mandrel
cylindrical body
cylinder
rollers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001006466A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002210526A (ja
Inventor
眞琴 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP2001006466A priority Critical patent/JP4040257B2/ja
Publication of JP2002210526A publication Critical patent/JP2002210526A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4040257B2 publication Critical patent/JP4040257B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長尺状金属板をロール成形によって筒体となすロール成形装置に関する。
【0002】
具体的には、筒体を構成する長尺状金属板の両縁部を正確かつ確実に接合することによって寸法精度の高い建築用角柱となす技術に関する。
【0003】
【従来の技術】
われわれは、長尺状金属板をロール成形によって建築用角柱となすロール成形装置として、特願2000−95511号の出願を行っている。
【0004】
この技術は、マンドレルにかしめローラと送りローラとをそれぞれ独立して回転自由に配設してなるロール成形装置である。
【0005】
このようになるロール成形装置は、マンドレルにかしめローラと送りローラとがそれぞれ独立して回転自由に配設されているから、かしめローラのローラ幅も大きく形成できるとともに、かしめローラがマンドレルの幅方向の中央に設けられるので、かしめが確実に行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、筒体を構成する長尺状金属板の両縁部をからみ合わせて重合させ、この重合部分をかしめるが、重合部分のからみ合わせがきちっと行われていないと、いくらかしめローラのローラ幅を大きくしても精度よく筒体の接合ができない。
【0007】
本発明は、このような従来技術のもつ問題点を解消するために創作したもので、長尺状金属板から角柱を確実に寸法精度よく成形することのできるロール成形装置を提供したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のロール成形装置は、上下のローラを筒体の送り方向の前後に間隔をおいて配し、前工程にて長尺状金属板から次第に成形された筒体をこれら上ローラと下ローラ間に送るようになし、この筒体を構成する長尺状金属板の両縁部は互いに近接しており、一方の縁部は内部方向へU字状に折曲げられ、他方の縁部は外部方向へU字状に折曲げられ、これらU字状の折曲げ縁部をからみ合わせて重合させ、この重合部分をかしめながら筒体を送るが、この筒体の内部にマンドレルを入れ、このマンドレルには、かしめローラと送りローラとをそれぞれ独立して回転自由に配設し、かしめローラと前記した上ローラもしくは下ローラとで前記の重合部分をかしめて両縁部を接合するとともに、送りローラと前記した上ローラもしくは下ローラとで筒体を構成する長尺状金属板を挟んでこの筒体を送ることができるようになし、かつ、このマンドレルの両外側隅角部で、筒体の送り方向においてかしめローラの直前の位置にサイドガイドを設け、これらサイドガイドにより筒体の重合部分の両隅角部を左右に押し拡げて前記した重合部分をかしめることができるようになしたものである。
【0009】
これによって、かしめる直前に両縁部の重合部分のからみ合わせが確実に行われ、かしめが正確に行われる。
【0010】
【発明の実施の形態】
前工程にて長尺状金属板から次第に筒体Aに成形する。このように筒体Aを成形したとき、筒体Aを構成する長尺状金属板の両端部は互いに近接している。一方の縁部A1は内部方向へU字状に折曲げられ、他方の縁部A2は外部方向へU字状に折曲げられ、これらU字状の折曲げ縁部A1,A2をからみ合わせて重合させ、この重合部分A3をかしめることにより建築用角柱となすのである。
【0011】
本発明のロール成形装置は筒体Aを構成する長尺状金属板の両縁部を確実かつ正確に接合する技術に関する。
【0012】
長尺状金属板から成形された筒体Aは上ローラ1,1と下ローラ2間に送られる。下ローラ2は1個であるが、上ローラは2個配設している。2個の上ローラ1,1は1個の下ローラ2の上位に筒体Aの送り方向に間隔をおいて配している。各ローラの配置関係は、この実施例とは逆に下ローラが2個で上ローラが1個であってもよい。この場合、下記するマンドレル3のかしめローラ4と送りローラ51,51の配置関係は上下逆になる。
【0013】
上ローラ1,1と下ローラ2との間を筒体Aを通過させるとき、U字状の折曲げ縁部A1,A2をからみ合わせて重合させたこの重合部分A3をかしめる。
【0014】
筒体Aの内部には図1で示すようにマンドレル3を入れる。マンドレル3にはたとえば、歯車状のかしめローラ4と、このかしめローラ4の前後に送りローラ51,51をそれぞれ独立して回転自由に配設している。かしめローラ4と下ローラ2とで前記した筒体の重合部分A3をかしめて筒体Aの両縁部A1,A2を接合する。このようにかしめローラ4で重合部分A3をかしめるとき、送りローラ51,51は上ローラ1,1とで筒体Aを構成する長尺状金属板を挟み、この筒体Aの水平状態を安定させながら送ることができる。
【0015】
マンドレル3に対する各ローラの取付けは軸を用いて行なわれている。マンドレル3の適所に凹所31を形成し、この凹所31内にかしめローラ4と送りローラ51,51ははめ入れられ、かしめローラ4は軸6、送りローラ51,51は軸7でそれぞれ回転自由にマンドレル3に取付られている。各ローラの周面は一部がマンドレル3の上下面32から突出している。かしめローラ4の軸6と送りローラ51,51の軸7,7は側面から見るとそれぞれ二等辺三角形の頂点に配設されている。つまり,軸6はマンドレル3の高さ方向のやや下部に軸7,7は同じくマンドレル3の高さ方向のやや上部にそれぞれ取付けられている。マンドレル3には連結棒33が設けられ、この連結棒33によりこのマンドレル3が筒体A内に片持ち配置される。もちろん、前記しているように上ローラ1,1と下ローラ2との配設が上下逆であるなら、マンドレル3も上下を逆に使用するとよい。かしめローラ4と送りローラ51,51はともに各軸6、7の中央に配置されている。
【0016】
送りローラ51は広幅で、かしめローラ4も筒体Aの幅方向中央にある重合部分A3をきちっとかしめることができるように広幅に設けられている。
【0017】
マンドレル3の両外側にはサイドガイド3Aを備えている。サイドガイド3Aは図2に示すように、かしめローラ4の近傍であり、筒体Aの送り方向において、かしめローラ4の直前の位置に設けている。
【0018】
サイドガイド3Aは前記した重合部分A3のからみ合わせが確実に行われるように、筒体Aを左右に押し拡げるものである。サイドガイド3Aはマンドレル3の両外側に設けるが、上下の位置としては、図5に示すように重合部分A3のある側に設ける。そして、筒体Aの隅角部A4をサイドガイド3Aによって図5の矢印のごとく左右に押し拡げる。これにより重合部分A3のからみ合わせが確実に行われる。
【0019】
【発明の効果】
重合部分をかしめる直前にサイドガイドにより筒体を左右に押し拡げ、重合部分のからみ合わせが確実に行えるようになしたので、かしめが正確に行われ、寸法精度の高い建築用角柱を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ロール成形装置において筒体内にマンドレルを入れた状態の概略を示す側面図である。
【図2】 マンドレルの平面図である。
【図3】 筒体内に入れたマンドレルの送りローラ部分での断面図である。
【図4】 筒体内に入れたマンドレルのかしめローラ部分の断面図である。
【図5】 筒体内に入れたマンドレルのサイドガイド部分の断面図である。
【符号の説明】
A 筒体
A1、A2 折曲げ部分
A3 重合部分
A4 隅角部
1 上ローラ
2 下ローラ
3 マンドレル
3A サイドガイド
4 かしめローラ
51 送りローラ

Claims (1)

  1. 上下のローラを筒体の送り方向の前後に間隔をおいて配し、前工程にて長尺状金属板から次第に成形された筒体をこれら上ローラと下ローラ間に送るようになし、この筒体を構成する長尺状金属板の両縁部は互いに近接しており、一方の縁部は内部方向へU字状に折曲げられ、他方の縁部は外部方向へU字状に折曲げられ、これらU字状の折曲げ縁部をからみ合わせて重合させ、この重合部分をかしめながら筒体を送るが、この筒体の内部にマンドレルを入れ、このマンドレルには、かしめローラと送りローラとをそれぞれ独立して回転自由に配設し、かしめローラと前記した上ローラもしくは下ローラとで前記の重合部分をかしめて両縁部を接合するとともに、送りローラと前記した上ローラもしくは下ローラとで筒体を構成する長尺状金属板を挟んでこの筒体を送ることができるようになし、かつ、このマンドレルの両外側隅角部で、筒体の送り方向においてかしめローラの直前の位置にサイドガイドを設け、これらサイドガイドにより筒体の重合部分の両隅角部を左右に押し拡げて前記した重合部分をかしめることができるようになしたことを特徴とするマンドレルにサイドガイドを備えたロール成形装置。
JP2001006466A 2001-01-15 2001-01-15 マンドレルにサイドガイドを備えたロール成形装置 Expired - Fee Related JP4040257B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006466A JP4040257B2 (ja) 2001-01-15 2001-01-15 マンドレルにサイドガイドを備えたロール成形装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001006466A JP4040257B2 (ja) 2001-01-15 2001-01-15 マンドレルにサイドガイドを備えたロール成形装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002210526A JP2002210526A (ja) 2002-07-30
JP4040257B2 true JP4040257B2 (ja) 2008-01-30

Family

ID=18874352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001006466A Expired - Fee Related JP4040257B2 (ja) 2001-01-15 2001-01-15 マンドレルにサイドガイドを備えたロール成形装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4040257B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007059244A1 (de) * 2007-12-07 2009-06-18 Khs Ag Verfahren zum Etikettieren von Behältern sowie Etikettierstation

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110814081A (zh) * 2019-12-02 2020-02-21 福建捷思金属科技发展有限公司 一种薄壁铜管制造方法及其生产设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007059244A1 (de) * 2007-12-07 2009-06-18 Khs Ag Verfahren zum Etikettieren von Behältern sowie Etikettierstation
US9174757B2 (en) 2007-12-07 2015-11-03 Khs Gmbh Method for labeling containers in a beverage bottling plant and a labeling station for a labeling machine in a beverage bottle labeling plant

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002210526A (ja) 2002-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007160352A (ja) 円筒軸およびその円筒軸の製造方法並びに前記円筒軸を用いた定着ローラ
EP1420117A3 (en) Metal sheet pile
JP4040257B2 (ja) マンドレルにサイドガイドを備えたロール成形装置
WO2003086698A1 (fr) Procede de fabrication d'un corps annulaire
JP2005306505A5 (ja)
JP2002210528A (ja) マンドレルの前方に入れ込みガイドを備えたロール成形装置
JP2002210527A (ja) マンドレルにサイドローラを備えたロール成形装置
JP3913445B2 (ja) ロール成形装置
KR200485975Y1 (ko) 코너클램핑장치
JP2632161B2 (ja) 電動機鋼板フレームの製造方法
JP3685710B2 (ja) ラックバー及びその製法
JP2002035847A (ja) ロール成形装置
JP3913446B2 (ja) ロール成形装置
JPS63101030A (ja) ハゼ継ぎパイプの製造方法
CN108326479B (zh) 管体成形方法
KR20170140917A (ko) 패널 튜브 벤딩장치
JP2005304277A (ja) ウエッジ紙の成形方法
JPH054909Y2 (ja)
JP3472884B2 (ja) 曲げ加工用平鋼板及びその曲げ加工方法
EP0775634B1 (en) Former for a bag maker and method of producing same
JPH09168824A (ja) 金属製巻きパイプの製造方法及びその装置
US11123815B2 (en) Seam welding method for vehicle door sash
JPS6278015A (ja) 製袋装置における帯状フイルムの重ね合わせ部のずれの矯正装置
JP3040116U (ja) チップ抵抗分割機
JP3929182B2 (ja) ロール成形装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070424

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131116

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees