JP4040021B2 - 昇降作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば米や麦等の穀類を計量しながら袋詰めした後に穀類収納袋の開口部を閉じたり、該収納袋を抱き抱えて持ち運ぶ際にその高さまで持ち上げたり、また、同穀類収納袋を、倉庫等に保管する際に該穀類収納袋を保管高さまで持ち上げたり、或いはトラック等の車輌荷台への積み降ろしを行なう際には穀類収納袋を持ち上げたり、同荷台から降ろす等の荷物等の上げ下げに利用される昇降作業機に関する。
従来、脚から立設させた平面視略コの字型を呈する左右の側枠内を転動させる車輪が両端に備えられている支持杆に背面板を固着支持させることで、該背面板と載部とから側面略L字形の荷物載せ台を前記側枠の前面に上下動可能に備え、この荷物載せ台に一端側が止着されたワイヤロープを、前記側枠の上枠に備えた滑車から側枠の背面下部側に設置させている巻取り装置に亘り架け渡し、同ワイヤロープの他端側を該装置ドラムに止着させることで、荷物載せ台に載せられた荷物を巻上げ装置の駆動により上げ下げできるように構成された昇降作業機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、米や麦等の穀類は、籾摺りされた後に図に例示したように、計量器により例えば30Kgに計量されて穀類収納袋に袋詰めされてそのままトラック等の車輌荷台に積み込まれて農協等に出荷される場合と、穀類収納袋を一旦倉庫等に保管しておいて農協等に出荷する時に保管倉庫等から運び出して車両荷台に積み込む場合があり、この様な場合には図7に例示したように、車輌荷台の後方や側方に接近させて作業機を準備し、穀類収納袋が保管されている倉庫内から作業機に至る一連のコンベヤを地面に敷設し、このコンベアにより順次に搬出移送されてくる収納袋を、下降限で待機する荷物載せ台に載せ変えながら行なわれる。
そして、荷物載せ台により荷台の高さ又は荷台上方まで持ち上げられてきた穀類収納袋は作業者によって荷台へと積み込まれるものである。
しかし乍ら、従来作業機の荷物載せ台は、両側枠内を昇降動に伴い転動する車輪を両側に軸支してなる支持枠に固着により支持された固定構造であることから、支持枠に対する荷物載せ台の支持状態は両側枠と平行とする正面向きである。
従って、車輌等の荷台に穀類収納袋を積み込む場合、荷台上方へ上昇されてきた荷物載せ台と荷台との間は大きく開いており、そのために、荷物載せ台に載せられて持ち上げられてきた穀類収納袋を降ろす作業者は荷台の縁に片足を掛ける等の危険な状態で重量のある穀類収納袋を抱き抱えるように持ち上げて荷台へと積み込む作業を行なわなければならなかった。
実開昭52−156065号
本発明が解決しようとする課題は、台枠から立設する支柱に昇降枠を介して穀類収納袋を載せる袋載せ台を昇降動自在に装備し、昇降枠を昇降動させる駆動機を台枠に設置してなる昇降作業機であって、袋載せ台の向きが下降限では正面向きで、上昇時や上昇停止位置においては正面を含めた左右何れか一方向の向きに変わるように改良を加えて使用上の安全性と取扱い性を更に高めた昇降作業機を提供することにある。
また、他の目的としては計量器により計量されて穀類が詰め込まれた穀類収納袋の開口部を閉じる際には穀類収納袋を計量器から移し替えることで同開口部を自然体に近い姿勢で閉じることができる高さの作業台を備えた昇降作業機を提供することにある。
前記課題を解決するために本発明は以下の技術的手段を採用する。
台枠から立設させた支柱に、昇降枠を介して袋載せ台が昇降動自在に装着され、前記台枠上には前記昇降枠を昇降動させる駆動機が設置され、この駆動機の駆動により昇降枠を介して袋載せ台が上昇・降下するようになした昇降作業機であって、
前記袋載せ台は、昇降枠に対して左右方向へ首振り回動自在に支持され、少なくとも下降限においては正面向きと成し、上昇停止位置においては正面又は左右何れか一方向の向きと成すように袋載せ台の向きを切り換えるための方向変換機構を前記支柱に備え
前記方向変換機構は、前記支柱の高さ方向に備えられる切換え手段と、この切換え手段と前記袋載せ台とを連繋するように備えられる連繋手段と、で構成され、
前記切換え手段は、前記袋載せ台の昇降下降限となる前記支柱の下部側において、該支柱の前後幅方向の中央部位において垂直に配設される下降限レールと、この下降限レールの上端開口に下端開口が常時連絡するように、該下端開口側を前記支柱に軸着せしめるとともに、当該軸着部を回動支点として上端開口側が前記支柱の前後幅方向に切り換え移動するように配設される切換えレールと、この切換えレールの上端開口に下端開口を回動自在に連絡するように、該下端開口側を前記切換えレールに枢着せしめるとともに、前記袋載せ台の昇降上昇限となる前記支柱の上部側に上端開口側を向けた長さで、該支柱の前後幅方向における中央部位及びその前後部位へと略平行に切り換え移動するように配設される上昇誘導レールと、で構成され、
前記連繋手段は、前記下降限レール、前記切換えレール、前記上昇誘導レールの各レールに沿って前記昇降枠の昇降動に伴って転動する誘導輪と、前記昇降枠に前後水平動自在に装着されて、後端側に前記誘導輪を備えているとともに、前端側は前記袋載せ台の首振り回動部の側方部位に連結させる連結杆と、で構成され、
前記昇降枠が下降限から上昇するに際して、その上昇に伴って前記誘導輪が、前記下降限レールから前記切換えレールを通り、この切換えレールから前記上昇誘導レールに沿って転動する動きと、この動きに連動して前記連結杆が前記支柱の前後幅方向に水平移動する動きにより、前記袋載せ台の向きが、前記首振り回動部を支点に正面又は左右の何れか一方向の向きに切り換えられるように構成されていることを特徴とする(請求項1)。
前記切換えレールの上端開口と前記上昇誘導レールの下端開口とを、前記支柱の前後幅方向に向けて開口されている操作孔から外部に突出する枢着ピンにて回動自在に支持させ、かつ、前記上昇誘導レールの上端開口側を、前記支柱の前後幅方向に向けて開口されている支持孔に支持ピンにて前記支柱の前後幅方向に移動自在に支持させ、
さらに、前記昇降誘導レールを、該昇降誘導レールの長さの略半分程度の長さにそれぞれ形成されている上下2本のリンクを介して前記支柱の前後幅方向に略平行動自在に支持させてなり、
前記上下2本のリンクは、長さ方向の中央部位が前記支柱の前後幅方向の中央部位にそれぞれ回動自在に軸着され、その一端同士を回動自在に連結するとともに、他端側が前記枢着ピンと前記支持ピンにそれぞれ回動自在に連結されて、前記枢着ピンの外部突出に装着される切換え操作ノブを、前記操作孔に沿わせて前記支柱の前後幅方向に移動させることで、前記切換えレールの上端開口側と、この上端開口に連結されている前記昇降誘導レールを、前記支柱の前後幅方向における中央部位及びその前後側部位のいずれか部位に移動させることができるように構成されていることを特徴する(請求項2)。
また、上記袋載せ台に、袋を載せる又は袋を降ろすことにより、駆動機を作動させるための検出器を備えたり(請求項3)、また、穀類を計量しながら袋詰めした後に穀類収納袋の開口部を閉じる際に該収納袋を計量器から載せ変えるための作業台を台枠の側方に着脱自在に備えることが好適なものとなる(請求項4)。
上記検出器としてはリミットスイッチ等が挙げられる。作業台は、穀類収納袋を載せた状態において少なくとも該収納袋の開口部が作業者の腰高に位置する高さにて該収納袋を載承し得る高さに形成されていることが好適なものとなる。
本発明の穀類収納袋の昇降作業機は叙上の如く構成してなるから、下記の作用効果を奏する。
駆動機の駆動により上昇・降下する昇降枠に対して左右方向へ首振り回動自在に軸支された袋載せ台は下降限において、方向変換機構の誘導輪が同機構の下降限レールに内在していることで、同下降限においては正面向きと成し、そして、昇降枠が前記下降限から上昇するに際しては、誘導輪が下降限レールから切換えレールを通り、この切換えレールの支柱の前後幅方向へ回動操作に連動して同幅方向に略平行移動する昇降誘導レールに沿って転動することにより、袋載せ台が正面・左右の何れか一方向に向きが変換される。例えば、切換えレールをその下端軸着部を支点に支柱の幅方向前側に回動させる切り換えを行うことで、下降限レールに誘導輪が存在する下降限では正面向きであった袋載せ台が上昇停止位置においては昇降枠に対する首振り回動部を支点に右方向に回動される右向きに自動変換されるものである。
従って、昇降作業機を用いて、穀類が袋詰された穀類収納袋を例えば車輌等の荷台の積み込む際には、作業機の右側を荷台側に接近させた状態で準備し、正面向きで停止している下降限の袋載せ台に穀類収納袋を載せ、駆動機の動力により昇降枠を上昇させると、袋載せ台の向きは昇降機と荷台との間に生じる大きな隙間Lを狭める更には同隙間Lを完全塞ぐように荷台上方に掛かる(位置する)右向きと成すことから、作業者は荷台の縁に片足を掛ける等の危険を回避した安全な状態で袋載せ台から穀類収納袋を抱き抱えて荷台に積み込むことができる。故に、作業者に対する安全性と作業性の向上が図られた昇降作業機を提供することができる。
また、袋載せ台の向きを正面向き又は左右いずれかの方向に変える切換え手段を構成する下降限レール、切換えレール、上昇誘導レール、特に切換えレールの上端開口と上昇誘導レールの下端開口とは常時連絡関係にあることで、昇降枠の上昇に伴い切換えレールから上昇誘導レールへと転動しながら移動する誘導輪はレールから脱線等の故障を引き起こす恐れは全く無い。
また、袋を載せる又は袋を降ろすことにより駆動機を自動的に作動させる検出器が袋載せ台の載置部に配設されてなることで、作業者は穀類収納袋を袋載せ台に載せる又は袋載せ台から穀類収納袋を降ろす度に次の作業のために駆動機作動用のスイッチ操作を行なう必要がなくなる。これにより、例えば下降限の袋載せ台に穀類収納袋を載せた後に、作業者は穀物が計量されて収納された収納袋の開口部を閉じる等の次の作業を行なうことができることで、作業能率の向上が図り得る。
また、台枠の側方に、穀類が袋詰された穀類収納袋の開口部を閉じる際に載せる作業台を装着し得るように成し、そして、作業台は、穀類収納袋を載せた状態で該収納袋の開口部が作業者の略腰高に位置する高さを有することで、作業者は計量器を用いて穀類の収容量を計量しながら袋詰した後に、穀類収納袋を作業台に移し変えることで、無理な前屈み姿勢を取ることなく、自然体に近い楽な姿勢で穀類が袋詰された穀類収納袋の開口部を閉じる作業を行うことができ、大変便利な昇降作業機を提供することができる。
昇降枠は、支柱の前面中央に全高に亘り立設させたガイド支柱の横断面外周を囲む平面視略矩形状に枠組み形成され、その内部の上下部位にはガイド支柱を前後から挟み込んだ状態でその前後面を転動する転動輪を枢着することにより、袋載せ台を円滑に昇降移動し得るようにする。
また、前記昇降枠に対して左右方向へ首振り回動自在に支持される袋載せ台は、平面視が略正方形状を呈する水平な載置部と、この載置部の後端縁辺に支柱の横断左右幅よりも狭い間隔にて垂直に対向配設させた両側の垂直杆部とから側面視略L字状に形成したものとする。
そして、前記昇降枠の前面中央部位に支持パイプを垂直に固着すると共に、この支持パイプに貫通回動自在に支持させる回動支軸を中央部位に垂直に備える水平杆部の両側の垂下杆部に、前記両側の垂直杆部の上端をピン止めにより連結支持させることで、当該連結部を支点として袋載せ台が穀類収納袋を載せる水平姿勢から前端側が上方に逃げる前上がり傾動姿勢となるものとする。
また、袋載せ台は、前記回動支軸を前記昇降枠の前面中央部の前記支持パイプに対して貫通回動自在に軸支連結せしめることで、当該軸着部を支点として左右方向へ首振り回動自在とするものとする。
本発明の実施形態の一例を図面に基づいて説明する。
図中1は機枠、2は米や麦等の穀類が例えば30Kgに計量されて収納(袋詰め)された穀類収納袋Bを載せる袋載せ台、3は袋載せ台2を機枠1の後述する支柱1-2に対して昇降動自在に支持する昇降枠、4は昇降枠3を昇降動させる駆動機であり、この駆動機4の動力により昇降枠3を介して袋載せ台2を例えば地上からトラック等の車輌荷台C高さ、若しくは荷台C高さよりも高い位置まで上昇させることで、重量のある穀類収納袋Bを無理なく車輌荷台C等に積み込むことができるようにしてある。
また、穀物が計量収納された後に穀類収納袋Bの開口部B-1を閉じる際には図11に示すように、穀類収納袋Bを計量器Dから作業機Aの機枠1を構成する後述の台枠1-1側方に装着されている作業台5に移し変えることで、無理な前屈み姿勢を取ることなく、該開口部B-1を閉じる作業が行いえるようにしてあり、更に開口部B-1が閉じられた穀類収納袋Bを抱き抱えてパレットに積み上げる等の他の場所まで持ち運ぶ際には、夫々の作業を無理な前屈み姿勢を取ることなく行なえる高さまで穀類収納袋Bを上昇させることで、それらの作業を自然体に近い楽な姿勢で行ない得るようにしてある。
また、本例では袋載せ台2を昇降枠3に対して左右方向へ首振り回動自在に支持させることで、例えば図12に示すように、穀類収納袋Bを車輌荷台C高さよりも高い位置まで上昇させた後に、穀類収納袋Bを抱き抱えて荷台C上へ積み込むことができるようにしてある。
機枠1は、2本の枠材を平行に配置し、板材を用いて後部側をボルト止等により連結してなる平面視略矩形状の台枠1-1と、この台枠1-1から適宜の高さにて立設させる支柱1-2とで構成される。
支柱1-2は、前面が全高に亘り開口された横断面が略コの字型を枠材からなり、台枠1-1の後側中央部位からボルト止めや溶接等により適宜の高さにて立設させる。また、前面開口における中央部位には横断面が角形のガイド支柱1-20を全高に亘り立設備えて、このガイド支柱1-20に昇降枠3を昇降動可能に装着するようにしてある。
そして、支柱1-2が立設される台枠1-1の側部には駆動機4が設置されており、この駆動機4の出力軸にスプロケット7を、支柱1-1の上端にスプロケット8を夫々備え、次に、昇降枠3の下部に一端側を止着連結せしめたチェーン9をスプロット7、スプロケット8へ亘り架け渡した後に、チェーン9の他端側を昇降枠3の上部に止着連結せしめることで、駆動機4の動力により昇降枠3がガイド支柱1-20に沿って上昇・下降し得るように構成してある。
図中10は、台枠1-1の後端両側に備えた車輪であり、作業機Aを後方斜めに倒した状態で保管場所等へ楽に移動できるようにしてある。
袋載せ台2は、穀物が袋詰された後に穀類収納袋Bの開口部B-1を閉じたり、開口部B-1が閉じられた穀類収納袋Bを抱き抱えたてパレットに積み上げたり、肩にかついで他の場所まで持ち運ぶ際に、それらの作業を無理な前屈み姿勢を取ることなく行える高さまで穀類収納袋Bを持ち上げり、或いは開口部が閉じられた穀類収納袋Bを車輌の荷台D等に積み込むために持ち上げたり、荷台Dから地面まで下ろすための昇降台である。
この袋載せ台2は、板材の周囲を上記台枠1-1の左右枠材の間隔と略同じ一辺幅にて折り曲げ形成されると共に裏面に不図示の補強枠材が付設されてなる平面視が略正方形状を呈する水平な載置部2-1と、この載置部2-1の後端縁辺に前記支柱1-2の横断左右幅よりも狭い間隔にて溶接等により垂直に対向配設させた2本の垂直杆部2-2とから側面視略L字状に形成されている。
また、載置部2-1には下降限において穀類収納袋Bが載せられたり、夫々の上昇停止位置において穀類収納袋Bが降ろされることで、駆動機4を作動させるリミットスイッチ等からなる検出器11が備えられており、作業者が載置部2-1に穀類収納袋Bを載せたり、載置部2-1から穀類収納袋Bを降ろす行為を行うことで、袋載せ台2が自動的に上昇・下降移動されるように形成してある。
上記垂直杆部2-2は、断面コの字型の型材からなり、その断面開口を後方に向けた状態で載置部2-1裏面の補強枠材にボルト止めや溶接等により固着せしめることで前述した間隔にて載置部2-1の後端縁辺に垂直に起立され、その上端を昇降枠4の前面中央に備えられる後述の回動支持部12の垂下杆部12-4にピン13止め等により軸着せしめることで、該垂下杆部12-4に連結支持させるようにしてある。
昇降枠3は、支柱1-2の前面開口の中央部に全高に亘り立設させたガイド支柱1-20の横断面外周を囲む平面視略矩形状に枠組み形成され、その内部の上下部位にはガイド支柱1-20を前後から挟む込んだ状態でその前後面を転動する転動輪14を備えることで、袋載せ台2を円滑に昇降動させるようにしてある。
回動支持部12は、昇降枠3の前面に袋載せ台2を正面向きから左右方向に首振り回動自在に支持する役目を成すもので、昇降枠3の前面中央部位においてその高さ方向全高に亘り溶接等により垂直に取り付けられる支持パイプ12-1と、この支持パイプ12-1に貫通回動自在に連結される回動支軸12-2と、この回動支軸12-2の下端に略逆T字状に固着される水平杆部12-3と、この水平杆部12-3の左右両側に垂直杆部2-2の前述間隔にて溶接等により垂設される垂下杆部12-4とで構成する。
而して、袋載せ台2のコの字形型材からなる垂直杆部2−22を、角パイプからなる垂下杆部12−4に外装せしめた状態で垂直杆部2−2の上端を垂下杆部12−4にピン13止めにて連結支持させることで、袋載せ台2の左右両側の垂直杆部2−2の上端間の中央部位に水平杆部12−3を介して回動支持部12の回動支軸12−2を備える。そして、この回動支軸12−2を、昇降枠3の前面に備えられている支持パイプ12−1に貫通状に連結支持させることで、図4、図8および図9に示すように、袋載せ台2は昇降枠3の前面に、正面向きから左向き、右向きへ向きを変える首振り回動自在に装着される。つまり、昇降枠3の前面に、回動支持部12の回動支軸12−2と支持パイプ12−1とによって形成される首振り回動部P1を支点に、袋載せ台2は正面向きから左向き、右向きへ向きを変える首振り回動自在に装着されるものである。
図中15は方向変換機構であり、昇降枠3に首振り回動自在に装着される袋載せ台2の向きを、図1〜図3に示すように、少なくとも下降限においては正面向きと成し、そして、図7及び図8に示すように、上昇停止位置においては左右何れか一方向の向きと成すように切り換える役目を成す。
この方向変換機構15は、支柱1-2の内側高さ方向に備えられる切換え手段16と、この切換え手段16と袋載せ台2とを連繋する連繋手段17とで構成され、昇降枠3が下降限から上昇するに際して、その上昇に伴い連繋手段17の後述する誘導輪17-1が切換え手段16の後述する下降限レール16-1から切換えレール16-2を通り、この切換えレール16-2の前後回動操作(切換え操作)によってそれに連動して前後方向に略平行移動する上昇誘導レール16-3に沿って転動する動きを成すことで、袋載せ台2の向きが正面維持又は左右の何れか一方向の向きに切り換えられるようにしてある。
切換え手段16は、袋載せ台2の昇降下降限となる支柱1−2の下部側においてその前後幅方向の中央部位に垂直に配設される下降限レール16−1と、この下降限レール16−1の上端開口に下端開口が常時連絡するように同下端開口側を支柱1−2に軸着せしめると共に、同軸着部Pを回動支点に上端開口側が支柱1−2の前後幅方向に回動するように配設される切換えレール16−2と、この切換えレール16−2の上端開口に下端開口を連絡するように回動自在に枢着せしめると共に、袋載せ台2の昇降上昇限となる支柱1−2の上部側に向けた長さで該支柱1−2の前後幅方向における中央部位及びその前後部位へと略平行に移動するように配設されて袋載せ台2の向きを正面向き又は左右いずれかの方向に向ける上昇誘導レール16−3とで構成されてなる。
下降限レール16−1、切換えレール16−2、上昇誘導レール16−3は、誘導輪17−1が係合状態で転動し得る程度の大きさを有する横断面で略コの字形に形成されている。
そして、下降限レール16−1は、支柱1−2の内面一側における下部側の中央部位に適宜の高さ(長さ)にて溶接等により垂直に配設されている。これにより、袋載せ台2が下降限に降下戻される昇降枠3の動きに伴い誘導輪17−1が切換えレール16−2より誘導されて転動することで、袋載せ台2が正面向きと成すようにしてある。
切換えレール16−2は、昇降枠3が下降限から上昇する際には下降限レール16−1から上昇誘導レール16−3に誘導輪17−1を誘導し、一方、昇降枠3が上昇停止位置から下降する際には上昇誘導レール16−3から下降限レール16−1へと誘導輪17−1を誘導する。つまり、袋載せ台2の向きを正面向き、左向き、右向きの何れかの一方向に切り換える切換え操作部である。
この切換えレール16−2は、図2に示すように、下降限レール16−1の上端開口に下端開口を連絡させると共に、その連絡状態が常時保たれるように下端側部位を支柱1−2の内面一側に軸着せしめて、当該軸着部Pを回動支点に支柱1−2の前後幅方向へ切換え回動されるように前記内面一側に配設される。
即ち、切換えレール16−2は、その上端開口を、支柱1−2の前後幅方向における中央部位及びその前後部位へと移動させるように軸着部Pを支点に回動されることで、図5〜図7に示すように、切換えレール16−2の上端開口に下端開口が常時連絡状態にある上昇誘導レール16−3をもその動きに連動して中央部位及びその前後部位へと略平行に移動するように支柱1−2の内面一側に配設される。
上昇誘導レール16-3は、切換えレール16-1の上端開口に下端開口を、支柱1-2の前後幅方向に略円弧状に開口されている操作孔18-1から外部に突出する長さを有する枢着ピン19にて回動自在に連結せしめると共に、上端開口を同じく支柱1-2に開口されている支持孔18-2に支持ピン20にて支柱1の前後幅方向に移動自在に支持せしめ且つ2本の上下リンク21,22を介して支柱1-2の上端方向に向けて前後方向に略平行動自在に配設されものであり、昇降枠3の上昇移動により誘導輪17-1が下降限レール16-1から切換えレール16-2を通って転動(誘導)されてくることで、袋載せ台2の向きが正面向き、左向き、右向きの何れか一方向に変換されるようにしてある。
そして、雌螺子が施された枢着ピン19の外部突出に切換え操作ノブ23を螺合装着せしめて、該操作ノブ23を緩めることで、下端軸着部Pを回動支点として切換えレール16-2の上端開口側を、操作孔18-1に沿って支柱1-2の前後幅方向へ移動(回動)し得るように、そして、締め付けことで、切換えレール16-2の上端開口を支柱1-2の前後幅方向中央部位(袋載せ台2正面向き)に、又は前後部位(袋載せ台2右向き、左向き)に締着保持し得るようにしてある。
上下2本のリンク21,22は、切換えレール16−1を支柱1−2の前後幅方向に回動せしめた際に、同前後幅方向に上昇誘導レール16−3を略平行に移動させるべく、該上昇誘導レール16−3を支柱1−2の内面一側に略平行動自在に支持する役目を成すものである。
この上下2本のリンク21,22は、適宜の厚さと幅を有する帯状板を用いて上昇誘導レール16−3の長さ(高さ)の略半分程度の長さにそれぞれ形成されている。
そして、上下2本のリンク21,22は、一端同士の何れか一方側に両リンク21,22の連結長さを可変するための長孔24を設けて一端部同士を回動自在に連結するとともに、他端側にも長孔25,26をそれぞれ設けて、該長孔25,26を介して上昇誘導レール16−3の上下端開口に備えられている枢着ピン19と支持ピン20にそれぞれ回動自在に連結するように形成されている。
さらに、図1および図6に示すように、両リンク21,22のそれぞれの長さ方向の中央部位を支柱1−2の前後幅方向の中央部位にそれぞれ回動自在に軸着せしめることで、当該軸着部27,28を回動支点両リンク21,22が、図5に示すように、側面視垂直状態に、そして、図6および図7に示すように、支柱1−2の幅方向の後側と前側において一端同士の連結部からそれぞれ略くの字状に折れる動きを成すことで、上昇誘導レール16−3を支柱1−2の前後幅方向に略平行に移動させることができるように支持する。
つまり、下端軸支部Pを支点に上端開口側が、支柱1−2の前後幅方向に回動する切換えレール16−2を切換え操作ノブ23によって回動させることによって、この動きに連動して上昇誘導レール16−3が支柱1−2の前後幅方向における中央部位および左右両側部位へと略平行に移動するようにしている。
連繋手段17は、下降限レール16−1、切換えレール16−2、上昇誘導レール16−3に対して係合せしめた状態で、昇降枠3の昇降動作に伴い各レール16−1,16−2,16−3に沿って転動する誘導輪17−1と、昇降枠3に前後水平動自在に装着されて後端側に誘導輪17−1を備えると共に、前端側が袋載せ台2の首振り回動部P1の側方部位に連結させる連結杆17−2とで構成されてなる。
連結杆17−2は、角形軸材からなり、下降限レール16−1、切換えレール16−2、上昇誘導レール16−3が配設されている支柱1−2の内面一側における昇降枠3の側部に、前後方向に向けて水平に備えた角形の支持パイプ29によって前後水平動自在に装着されるように形成されている。そして、連結杆17−2は、図4に示すように、前端側を回動支持部12の水平杆部12−3に開口されている横長孔30にコロ31を介して、該水平杆部12−3に連結される。これにより、後端に装着された誘導輪17−1の各レール16−1,16−2,16−3に沿って転動する動きに連動して前後方向に水平に移動する連結杆17−2の動きによって、袋載せ台2が昇降枠3に対する首振り回動部P1を支点に正面向きから左向き又は右向きと成すように首振り回動するようにしてある。
図中32,33は、支柱1-2の背後壁の上下各部位に配設した検出器であり、これら各検出器32,33は不図示の制御部を介して駆動機4に接続されており、昇降枠4の背面に設けた検出部34が接触することにより駆動機4を停止させるようにしてなる。
検出器32は、袋載せ台2が下降限まで下降した際にその移動をその位置で止める下降限用であり、検出器33は穀類収納袋Bを載せた袋載せ台2が上昇限まで上昇した際にその移動をその位置で止める上昇限用のリミットスイッチである。
次に、図12に例示したように、倉庫等に保管されている穀類収納袋Bを、コンベヤDを利用して搬出移送しながら車輌荷台Cに積み込む場合における本例昇降作業機Aの使用の一例を説明する。
図1〜図4に示すように、下降限において正面向き状態で停止待機する袋載せ台2の載置部2-1にコンベヤDにより倉庫等から搬出されてくる穀類収納袋Bを載せ変えると、載置部2-1の検出器11により駆動機4が作動し、穀類収納袋Bを載せた袋載せ台2は昇降枠3背後の検出部34が検出器33に接触する高さ位置まで上昇し、該検出器33に接触して停止する。
この時、図6に示すように、切換え操作ノブ23により切換えレール16-2の上端開口を支柱1-2の幅方向後部へ切換え移動させておくことで、昇降枠3の上昇に伴う誘導輪17-1の下降限レール16-1から切換えレール16-2を通り、この切換えレール16-2の切換えによって支柱1-2の幅方向後部へ平行に移動された上昇誘導レール16-3に沿って転動する動きにより、収納袋Bを載せた袋載せ台2は図9に示すように、昇降枠3との回動部P1を支点に右方向に回動する動きを成す。
従って、本例の昇降作業機Aによれば、作業機Aと車輌荷台Dとの間に生じる大きな隙間Lを狭め、更には同隙間Lを完全塞ぐように車輌荷台Dの上方に袋載せ台2の一部が掛かる(位置する)ように袋載せ台2は右方向に回動する首振り動作を成すことから、作業者は車輌荷台Dの縁に片足を掛ける等の危険を回避した安全な状態で袋載せ台2から穀類収納袋Bを抱き抱えて車両荷台Dに積み込むことが可能になる(図12参照)。
機枠1の台枠1-1の側部に着脱自在に備える作業台5は、金属板やその他の剛性板材を用いて少なくとも穀物収容袋Bを立たせた状態で載せることができる大きさ(載承面積)と、図11に二点鎖線で示すように、載せられた穀物収容袋Bの開口部B-1が作業者の略腰高に位置する高さを有するボックス状に形成されると共に、その一側面には台枠1-1の平行に配置されている枠材の何れか一方に着脱自在に連結する連結辺部5-1を備える。
そして、連結辺部5-1には前記枠材に開孔されている連結孔35にボルトや頭部付きピン等の止め具6を介して連結する挿通孔36が開孔されてなる。
而して、図11に示すように、籾摺り後において計量する計量器C側に位置する台枠1-1の一側枠材に止め具6を介して連結させて作業台5を配置することで、作業者は計量器Cを用いて穀類の収容量を計量しながら袋詰した後に、穀類収納袋Bを作業台5に移し変えることで、無理な前屈み姿勢を取ることなく、自然体に近い楽な姿勢で穀類が袋詰された穀類収納袋Bの開口部B-1を閉じる作業を行うことができる。
尚、本例の昇降作業機Aは前述の実施例構成に限定されるものではない。例えば、切換え手段16を構成する各レール16-1,16-2,16-3の高さ(長さ)を変えたり、支柱1-2の内面一側に対する上下配設関係を変えることで、下降限において袋載せ台2の向きが左向きと成し、上昇停止位置においては左向き維持又は正面向き、右向きの何れか一方向と成すように構成したり、その逆の構成にする等、任意である。
本発明昇降作業機の実施形態の一例を示す一側面図で、支柱の高さを一部省略して示す 同縦断他側面図 要部を拡大して示す正面図 横断面図 図4のV−V線縦断面図で、切換え手段の下降限レールの上方延長線上に切換えレール、上昇誘導レールを位置させた袋載せ台が正面向き状態で上下動するように切換えレールを切り換えた状態を示す 同縦断面図で、切換え手段の切換えレールを支柱の幅方向後部側に回動させて袋載せ台が正面向きから左向きに首振り回動するように切り換えた状態を示す 同縦断面図で、切換え手段の切換えレールを支柱の幅方向前部側に回動させて袋載せ台が正面向きから右向きに首振り回動するように切り換えた状態を示す 袋載せ台が左向きと成した横断平面図 袋載せ台が右向きと成した横断面図 台枠に着脱自在に備えられる作業台の実施形態の一例を示す斜視図 同作業台の使用の一例を示す概略正面図 本発明昇降作業機の使用の一例を示す概略正面図で、袋載せ台に載せられて持ち上げられてきた穀類収納袋を作業者が抱き抱えて車輌の荷台に積み込む状態を示す
符号の説明
1:機枠 1−1:台枠
1−2:支柱 2:袋載せ台
2−1:載置部 2−2:垂直杆部
3:昇降枠 4:駆動機
5:作業台 11:検出器
12:回動支持部 12−1:支持パイプ
12−2:回動支軸 12−3:水平杆部
12−4:垂下杆部 14:転動輪
15:方向変換機構 16:切換え手段
16−1:下降限レール 16−2:切換えレール
16−3:上昇誘導レール 17:連繋手段
17−1:誘導輪 17−2:連結杆
18−1:操作孔 18−2:支持孔
21,22:リンク 23:切換え操作ノブ
P:軸着部 P1:首振り回動部
B:穀類収納袋

Claims (4)

  1. 台枠(1−1)から立設させた支柱(1−2)に、昇降枠(3)を介して袋載せ台(2)が昇降動自在に装着され、前記台枠(1−1)上には前記昇降枠(3)を昇降動させる駆動機(4)が設置され、この駆動機(4)の駆動により前記昇降枠(3)を介して前記袋載せ台(2)が上昇・降下するように構成されている昇降作業機であって、
    前記袋載せ台(2)は、前記昇降枠(3)に対して左右方向へ首振り回動自在に支持され、少なくとも下降限においては正面向きと成し、上昇停止位置においては正面又は左右何れか一方向の向きと成すように前記袋載せ台(2)の向きを切り換えるための方向変換機構(15)を前記支柱(1−2)に備え、
    前記方向変換機構(15)は、前記支柱(1−2)の高さ方向に備えられる切換え手段(16)と、
    この切換え手段(16)と前記袋載せ台(2)とを連繋するように備えられる連繋手段(17)と、で構成され、
    前記切換え手段(16)は、前記袋載せ台(2)の昇降下降限となる前記支柱(1−2)の下部側において、該支柱(1−2)の前後幅方向の中央部位において垂直に配設される下降限レール(16−1)と、
    この下降限レール(16−1)の上端開口に下端開口が常時連絡するように、該下端開口側を前記支柱(1−2)に軸着せしめるとともに、当該軸着部(P)を回動支点として上端開口側が前記支柱(1−2)の前後幅方向に切り換え移動するように配設される切換えレール(16−2)と、
    この切換えレール(16−2)の上端開口に下端開口を回動自在に連絡するように、該下端開口側を前記切換えレール(16−2)に枢着せしめるとともに、前記袋載せ台(2)の昇降上昇限となる前記支柱(1−2)の上部側に上端開口側を向けた長さで、該支柱(1−2)の前後幅方向における中央部位及びその前後部位へと略平行に切り換え移動するように配設される上昇誘導レール(16−3)と、で構成され、
    前記連繋手段(17)は、前記下降限レール(16−1)、前記切換えレール(16−2)、前記上昇誘導レール(16−3)の各レール(16−1,16−2,16−3)に沿って前記昇降枠(3)の昇降動に伴って転動する誘導輪(17−1)と、
    前記昇降枠(3)に前後水平動自在に装着されて、後端側に前記誘導輪(17−1)を備えているとともに、前端側は前記袋載せ台(2)の首振り回動部(P1)の側方部位に連結させる連結杆(17−2)と、で構成され、
    前記昇降枠(3)が下降限から上昇するに際して、その上昇に伴って前記誘導輪(17−1)が、前記下降限レール(16−1)から前記切換えレール(16−2)を通り、この切換えレール(16−2)から前記上昇誘導レール(16−3)に沿って転動する動きと、この動きに連動して前記連結杆(17−2)が前記支柱(1−2)の前後幅方向に水平移動する動きとにより、前記袋載せ台(2)の向きが、前記首振り回動部(P1)を支点に正面又は左右の何れか一方向の向きに切り換えられるように構成されていることを特徴とする昇降作業機。
  2. 前記切換えレール(16−2)の上端開口と前記上昇誘導レール(16−3)の下端開口とを、前記支柱(1−2)の前後幅方向に向けて開口されている操作孔(18−1)から外部に突出する枢着ピン(19)にて回動自在に支持させ、かつ、前記上昇誘導レール(16−3)の上端開口側を、前記支柱(1−2)の前後幅方向に向けて開口されている支持孔(18−2)に支持ピン(20)にて前記支柱(1−2)の前後幅方向に移動自在に支持させ、
    さらに、前記昇降誘導レール(16−3)を、該昇降誘導レール(16−3)の長さの略半分程度の長さにそれぞれ形成されている上下2本のリンク(21,22)を介して前記支柱(1−2)の前後幅方向に略平行動自在に支持させてなり、
    前記上下2本のリンク(21,22)は、長さ方向の中央部位が前記支柱(1−2)の前後幅方向の中央部位にそれぞれ回動自在に軸着され、その一端同士を回動自在に連結するとともに、他端側が前記枢着ピン(19)と前記支持ピン(18−2)にそれぞれ回動自在に連結されて、前記枢着ピン(19)の外部突出に装着される切換え操作ノブ(23)を、前記操作孔(18−1)に沿わせて前記支柱(1−2)の前後幅方向に移動させることで、前記切換えレール(16−2)の上端開口側と、この上端開口に連結されている前記昇降誘導レール(16−3)を、前記支柱(1−2)の前後幅方向における中央部位及びその前後側部位のいずれか部位に移動させることができるように構成されていることを特徴する請求項1に記載の昇降作業機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の前記袋載せ台(2)に、袋を載せる又は袋を降ろすことにより、前記駆動機(4)を作動させるための検出器(11)が備えられていることを特徴とする昇降作業機。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の昇降作業機において、
    穀類が詰め込まれた穀類収納袋(B)の開口部(B−1)を閉じる際に、該穀類収納袋(B)を載せる作業台(5)が前記台枠(1−1)の側方に着脱自在に備えられていることを特徴とする昇降作業機。
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