JP4039665B2 - エステ機器における施術器具ホルダー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエステテックサロン等の理美容院において、エステ施術を行うための各種の施術器具、例えば、ローションを顔に噴霧してトリートメントでほてった肌をクールダウンするためのスプレイ、空気の負圧を利用して皮膚の表面に付いた余分な皮脂や汚れを除くためのバキューム、皮膚を加熱・冷却を繰り返して血行をよくしトリートメント効果を高めるホット・クールを繰り返すことによって血行を良くしてトリートメント効果を高めるためのペルチェ等の施術者が手に持って施術を行うための施術器具を、エステ機器に垂下状態で保持するためのエステ機器における施術器具ホルダー装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来におけるこの種のエステ機器としては、例えば、実開昭57−74041号公報や登録意匠第975651号公報に開示されているものがある。この意匠公報には移動可能なスタンド1の上端に各種のエステ機器を制御するための操作スイッチ2aが取付けられたエステ機器の動作状態を表示するための表示パネル2bが配置された制御部2が取付けられ、該制御部2の表面側に多数の施術器具3を垂下した状態で保持するホルダー装置4が取付けられたものが開示されている。
【0003】
【特許文献】
実開昭57−74041号公報
【特許文献】
登録意匠第975651号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記した従来例におけるエステ機器を含むホルダー装置にあっては、施術器具3の施術者が把持する部分を、上方から挿入して保持する平面形がU状に形成されたものであった。そのため、例えば、前記操作スイッチを操作して或る施術器具3の操作時間を設定した後に、実際の施術を行う場合には施術器具3を手に持った状態で、スタート用のスイッチを操作するという二度手間が掛かってしまうといった問題があった。
【0005】
本発明は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、施術器具をホルダー装置から引き抜いたことを光センサーが検出して、該引き抜いた施術器具の駆動源が駆動されて直ちに施術を開始することができ、しかも、如何なる形状の施術器具であってもホルダー装置にセットおよび引き抜かれたことを確実に検出することが可能なエステ機器における施術器具ホルダー装置を提供せんとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のエステ機器における施術器具ホルダー装置は前記した目的を達成せんとするもので、その請求項1の手段は、各施術器具を抜き差し可能に保持する平面視U字状のホルダー部と、該ホルダー部に対して着脱自在に取付けられ、ホルダー部に抜き差しされる施術器具を検出するセンサーと、該センサーがホルダー部より施術器具の外されたことを検出すると、該外された施術器具の駆動源を駆動させる制御部とから構成したことを特徴とする。
【0007】
請求項2の手段は、各施術器具を抜き差し可能に保持する平面視U字状のホルダー部と、該ホルダー部に抜き差しされる施術器具を検出するセンサーと、該センサーがホルダー部より施術器具の外されたこと検出すると、該外された施術器具の駆動源を駆動させ、かつ、予め施術時間が設定されている状態時にあっては、施術時間途中において施術器具をホルダー部に戻したことをセンサーが検出すると、前記施術時間の進行を次にセンサーが施術器具を検出するまで停止させる制御部とから構成したことを特徴とする。
【0008】
請求項3の手段は前記請求項1または2において、前記センサーは光を施術器具に照射し、該施術器具からの反射光の有無で施術器具の有無を検出するようにしたことを特徴とし、請求項4の手段は、前記請求項1または2において、前記ホルダーの近傍にはパネルが設置されており、前記施術具がホルダーから外されると、前記パネルに前記施術具の画像と施術時間とが表示されることを特徴とし、請求項5の手段は、前記請求項4において、前記施術時間は操作スイッチの操作によって変更可能に構成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項6の手段は、施術前における肌の水分量、油脂量、肌弾性を予め取得して記憶させると共にパネル上に前記肌診断の結果得られた施術時間や施術温度等の施術条件を表示可能とした制御部と、各施術器具が着脱自在に保持され、かつ、施術器具が外されたことを検出するセンサーを有するホルダー装置とを具備し、該ホルダー装置より前記施術器具が外されたことを前記センサーが検出すると、前記制御部によって得られた該外された施術器具に関連する施術時間や施術温度等の施術条件を表示すると共に施術器具の動作を制御するようにしたことを特徴とする。
【0010】
請求項7の手段は、前記請求項6において、前記制御部によって得られた施術時間や施術温度等の施術条件は変更可能であることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るエステ機器における施術器具ホルダー装置の一実施の形態を図面と共に説明する。
図6はエステ機器全体を示す斜視図にして、前記した従来例と同一符号は同一部分を示し説明は省略する。
スタンド1内には施術器具3を駆動するためのポンプや電源などの駆動源が収容され、また、制御部2には操作スイッチ2aによって操作した時間や温度を記憶したり、該設定した時間や温度の変更、および、後述する光センサー43aからの施術機器3がホルダー部41から外されたことを検出した信号によって駆動源を動作させる出力を送出する制御回路が内蔵されている。また、パネル2bには施術器具3の使用条件および前記設定した時間や温度の表示が行われる。
【0012】
そして、本体1に取付けられているホルダー装置4は、図1および図2に示すように2つの合成樹脂材を上下方向で張り合わせて構成され、また、水平面において円弧状に形成されており、平面視において複数のホルダー部41が前面側に形成されている。なお、図示のものにあっては、6個のホルダー部41が形成されており、各ホルダー部4は内径および上下方向の長さが施術器具3の形状に合わせて形成されている。また、後述する光センサーよりの光を照射するための窓孔41aの位置も上下および左右方向にずれて配置されている。
【0013】
前記ホルダー部41には、透明樹脂で形成された保持部材42と、該保持部材42に対して着脱自在に取付けられる光センサー43aを有する基板43とから構成されている。保持部材42および基板43は全て同じ形状のものであり、保持部材42は前記した何れの窓孔41aにも取付けることができ、また、前記した基板43は何れの保持部材42にも着脱自在に取付け可能に構成されている。
【0014】
保持部材42は、前記窓孔41a内に嵌合されるセンサー窓部42aが突出して形成され、また、背面側には基板43を固定するための一対の係止爪42b,42cが形成されている。一方、基板43にはホトセンサーからなる光センサー43aが取付けられており、該光センサー43aは前記センサー窓部42a内に収納できるように構成されている。
【0015】
そして、ホルダー部41の窓孔41aに対して保持部材42のセンサー窓部42aを差し込み固定し、また、保持部材42対して基板43の光センサー43aを位置させた状態で、保持部材42の爪42a,42cによって基板43を係合固定することで一体化される。
【0016】
ところで、前記したように、ホルダー部41の窓孔41aの向きおよび高さが施術器具3によって異なることから、前記窓孔41aを作成する際に、すなわち、窓孔41aの向きをホルダー部41の成型時に形成しておき、また、高さに対しても成型時に保持部材42を取付ける位置の底面に隆起部41bを形成しておくことで、保持部材42が所定の高さ位置および向きが決定され、これにより、光センサー43aの光照射高さおよび向きも決定される。
【0017】
従って、光センサー43aよりの光は施術機器3に照射された後、反射光が必ずホトセンサーの受光器に戻ってくることとなり、施術機器3の抜き差しを正確に検出することができることとなる。従って、前記制御部2で施術器具3による施術のための設定が行われていると、施術器具3を保持部材42から抜いて外したことを光センサー43aが検出して、その信号が制御部2に送られると、該制御部3はその施術機器3の駆動源を駆動させる。
【0018】
なお、施術終了時間前に、何らかの理由によって施術者が施術器具3を保持部材42に戻した場合には、前記光センサー43aが施術器具3を検出して検出信号を制御部2に送出するので、制御部2はタイマーの時間の進行を一時的に停止させ、光センサー43aが再び施術器具3を検出すると駆動源を駆動させるように動作するものである。
【0019】
前記した実施の形態における制御部2の具体的な構成について説明する。
図7は制御部2のシステムブロック図にして、操作スイッチ2aと液晶パネル2bからなるディスプレー21は前記した実施の形態と同じである。そして、前記したホルダー装置4には前記した施術器具3であるヴァキューム31a、パター31b、肌診断器31cとからなるメイン施術具31と、前記ヴァキューム31aを制御するための吸引制御回路32a、パター31bを制御するためのパター制御回路32b、肌診断器31cを制御するための肌診断制御回路32cとからなるメイン制御ユニット32および前記メイン制御ユニット32によって制御されるポンプ33a、ソレノイド33bおよび公知のセンサ部33c(例えば、肌の水分による電気的な抵抗値から水分量を得、該水分量から油分量および肌弾性を演算して得る)とからなる駆動源33によって基本施術装置となっている。
【0020】
前記した基本施術装置に対してオプション設定ができ、このオプション施術装置としては、基本施術装置と同様にホルダー装置3に対して着脱自在に保持されるアイオノス34a、フリマトール34bからなるオプション施術具34と、前記アイオノス34aを制御するためのアイオノス制御回路35a、前記フリマトール34bを制御するためのフリマトール制御回路35bからなるオプション制御ユニット35および前記オプション制御ユニット35によって制御される電流制御部36a、モータ36bからなる駆動源36とから構成されている。
【0021】
なお、37は施術時間が経過するとブザー音等を発声するスピーカである。また、前記したディスプレー21と基本制御装置におけるメイン制御ユニット32およびオプション制御ユニット35とはRS422通信回線によって接続されている。
【0022】
次に、前記したシステムブロック図に基づいて動作を説明する。
先ず、肌診断を行う場合の動作を図8のフローチャートと共に説明する。
初期画面状態において、センサ33cをホルダー装置3より外すと液晶パネル2b上には人の顔画像が表示されると共に、該顔画面上の額部位にセンサ33cを当てるように表示が行われる(ステップS1)。ここで、施術者がセンサ33cの先端を顧客の額に対して略直角に当てる。
【0023】
38は予め、熟練した施術者の経験から得られた各施術に対する順序や施術時間等のデータをメモリに記憶させておき、前記した肌診断制御回路32cによって得られた肌の水分量、油分量、肌弾性から、前記メモリに記憶されているデータとの比較を行って最適であると判断される施術順序および施術時間を選択し、また、前記センサ33cによって肌診断を行うに際して、本発明にあっては、額、顎、左右の頬に当てて4か所の肌診断を行うので、前記各部における肌の水分量、油分量、肌弾性の診断結果のデータをグラフ状に表示すると共に、該データを記憶するための処理回路である。
【0024】
センサ11aが額に当てられると液晶パネル11aには只今測定中の表示が表れ(ステップS2)、肌診断制御回路13cによる測定が終了すると、前記額部位における水分量、油分量、肌弾性の縦軸方向に対して測定結果がグラフの点や棒として表示される(ステップS3)。次いで、顔画面上の右頬の部位に当てるように表示が行われる(ステップS4)ので、施術者がセンサ11aを右頬に当てると只今測定中の表示が行われる(ステップS5)。
【0025】
そして、肌診断制御回路32cによる測定が終了すると、前記右頬部位における水分量、油分量、肌弾性の測定結果が横軸方向に追加表示される(ステップS6)。以下、同様にして、左頬および顎の部位の測定部位の表示(ステップS7)と、測定結果が横軸方向に図9に示すようにグラフ状に表示される(ステップS8)。
【0026】
これらの測定結果、すなわち、縦軸に水分量、油分量、肌弾性に対する横軸の測定部位の測定結果はメモリに記憶される(ステップS9)。なお、前記各部位における測定結果は顔画像の各部位より引き出された引出線に水分量、油分量、肌弾性の測定結果である数値としても表示される。なお、表示方法としては前記した表示方法に限定されるものではなく、顧客が見ても自分の顔の各部における水分量、油分量、肌弾性が判るような表示方法は多数考えられる。
【0027】
このようにメモリに記憶された測定結果のデータは処理回路38に出力される。ここで、処理回路38には、予め熟練した技術者が経験から、各水分量、油分量、肌弾性の値に対する施術順序や施術時間の基準データが記憶されているので、処理回路38において前記測定結果のデータと予め記憶されている基準データとの比較を行い、測定結果のデータが基準データと最も近いデータを選択して、該選択したデータの施術順序と施術時間を液晶パネル2b上に表示する。
【0028】
そして、施術者が前記液晶パネル2bに表示された順序で、例えば、前記順序の最初がヴァキューム施術の表示が行われていた場合の動作について図4のフローチャートと共に説明する。
液晶パネル2bにはヴァキュームの画像と施術時間が表示される(ステップS21)。なお、この表示方法としては、第1の画面に施術順序の画像が、第2の画面に施術時間を表示するようにしてもよい。
【0029】
ここで、施術者がヴァキューム施術具31aをホルダー装置3から外すと(ステップS22)、該ホルダー装置3に設けられている光センサ43aがオン状態となって、吸引制御回路32aを介してポンプ33aが動作を開始する。
【0030】
従って、施術者がヴァキューム施術具31aを持って顧客の顔面の所望位置に当てると、吸引力によって皮膚の表面に付いた余分な皮脂や汚れを吸引する。そして、吸引操作をすることにより施術時間は操作を行っている時間だけ減算されるが(ステップS22)、途中でヴァキューム施術具31aをホルダー装置3に戻すと(ステップS24)、前記時間の減算はその時点で停止し(ステップS25)、再び、ホルダー装置3から外すと時間の減算が行われ、施術時間が終了すると(ステップS26)、スピーカ37より時間が経過したとのブザー音を発声する(ステップS27)。
【0031】
そして、前記したヴァキューム施術が終了すると、液晶パネル2bには次の施術内容(例えば、化粧水を効果的に浸透させるアイオノス施術等)が画像として表示されると共に施術時間が表示される(ステップS28)ので、前記したヴァキューム施術具31aをホルダー装置3に戻し、前記液晶パネル2bに表示されている次の施術具(アイオノス)をホルダー装置3より外すことにより、前記ステップS23に戻って前記したと同様な動作が行われる。なお、ステップS21、22、24に記載されているヴァキュームはアイオノスと書き換えるものとする。
【0032】
そして、このようにして予め定められた施術順序での施術が進行すると全ての施術が終了したか否かの判断を行い(ステップS29)、終了したと判断すると施術終了後の肌診断を行う旨の指令が出され(ステップS30)、また、全ての施術が終了していないと判断されると、ステップS21に戻って前記したように予め定められた施術で未だ行われていない施術内容が画像として表示されると共に施術時間が表示される。
【0033】
前記した実施の形態において、肌診断の結果によって施術順序と施術時間が自動的に設定されるが、熟練の施術者のように個人的な感によって施術順序を変えたり、施術時間を短縮したり、所望の施術を削除したりすることが、ディスプレー11に設けられているスイッチ11bを操作することで変更が行えるようになっている。
【0034】
なお、前記した実施の形態のように、処理回路38において肌診断結果のデータと予め設定されているデータとの比較を行う必要はなく、例えば、エステテックサロンにおいて一般的な施術順序と施術時間をパネル2b上に表示し、施術者が自分の経験から施術順序を変更したり施術時間を変更し、あるいは、施術内容を削除して施術を行うようにしてもよい。
【0035】
また、施術者が前記肌診断を行わずに被施術者の希望する1つあるいは複数の施術を行う場合には、該施術を行おうとする施術具をホルダー装置3から外すと、該取り外した施術具の画像と施術時間がパネル2bに表示するようにしてもよく、この場合においても施術時間については操作スイッチ2aによって変更可能に構成されている。
【0036】
また、前記した実施の形態にあっては、パネル2bに表示された施術順序に従って施術を行う場合について説明したが、前記施術順序に関係なく施術者が施術器具31をホルダー装置3から引き抜いた場合には、前記肌診断によって得られた前記引き抜かれた施術器具31に関連するデータ(施術時間等)を表示すると共に施術器具31の制御を行うようにしてもよい。
【0037】
さらに、前記した実施の形態にあっては、施術器具3の有無を検出するものとして光センサー43aを使用した場合について説明したが、機械的なスイッチや容量センサーあるいは磁気センサー等に変更することは可能であり、また、前記したステップS21におけるヴァキュームの画像と施術時間の表示と同時に施術器具3を作動させるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】
本発明は前記したように、各施術器具の形状に合わせて内径および長さが設定された平面 視U状のホルダー部と、該ホルダー部の内周面側の前記各施術器具に合わせて高さ位置および向きが設定された位置に前記ホルダーの脱着を検出するセンサーを収容し、該センサーが施術器具の外されたことを検出すると、該外された施術器具の駆動源を駆動させるようにしたので、施術作業が簡単となり作業の能率化が図れるものである。
【0039】
また、駆動源の駆動中において施術器具をホルダーに戻したことを前記センサーが検出すると、設定した施術時間の進行が次にセンサーが施術器具を検出するまで停止するようにすることで、時間の設定をして行った施術を途中で中断しても実際に施術する時間は最初に設定した時間となり、施術時間が短いための施術ミスを防止することができる。
【0040】
さらに、センサーとして光センサーを使用することで、エステサロンのように水を使用する場所においも、機械的スイッチのような水による故障の心配がなく、また、電気部分であるセンサーを含む基板を着脱自在としたことで、故障した場合でも基板のみを交換することで使用可能となる。
【0041】
また、施術器具をホルダー装置から外すと、予め計測された肌診断に基づいた施術時間や施術温度等の施術条件に基づいて施術器具の制御が行われるので、熟練を要することなく施術を行うことができ、また、前記施術条件は施術によって変更することも可能なので、施術者の経験に合った施術を行うことができる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエステ機器における施術器具ホルダー装置の正面図である。
【図2】同上の横断面図である。
【図3】同上のA−A線断面図である。
【図4】図3のB−B線断面図である。
【図5】保持部材と基板との取付け関係を示す斜視図である。
【図6】エステ機器全体の斜視図である。
【図7】エステ機器における制御部のシステムブロック図である。
【図8】肌診断を行うためのフローチャートである。
【図9】肌診断を行った結果の液晶パネルに表示される模式図である。
【図10】ヴァキュームにより施術を行う場合のフローチャートである。
【符号の説明】
2 制御部
2b パネル
3 施術器具
31c 肌診断器
4 ホルダー装置
41 ホルダー部
42 保持部材
43 基板
43a 光センサー

Claims (7)

  1. 各施術器具を抜き差し可能に保持する平面視U字状のホルダー部と、
    該ホルダー部に対して着脱自在に取付けられ、ホルダー部に抜き差しされる施術器具を検出するセンサーと、
    該センサーがホルダー部より施術器具の外されたことを検出すると、該外された施術器具の駆動源を駆動させる制御部と
    から構成したことを特徴とするエステ機器における施術器具ホルダー装置。
  2. 各施術器具を抜き差し可能に保持する平面視U字状のホルダー部と、
    該ホルダー部に抜き差しされる施術器具を検出するセンサーと、
    該センサーがホルダー部より施術器具の外されたこと検出すると、該外された施術器具の駆動源を駆動させ、かつ、予め施術時間が設定されている状態時にあっては、施術時間途中において施術器具をホルダー部に戻したことをセンサーが検出すると、前記施術時間の進行を次にセンサーが施術器具を検出するまで停止させる制御部と、
    から構成したことを特徴とするエステ機器における施術器具ホルダー装置。
  3. 前記センサーは光を施術器具に照射し、該施術器具からの反射光の有無で施術器具の有無を検出するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載のエステ機器における施術器具ホルダー装置。
  4. 前記ホルダーの近傍にはパネルが設置されており、前記施術具がホルダーから外されると、前記パネルに前記施術具の画像と施術時間とが表示されることを特徴とする請求項1または2記載のエステ機器における施術器具ホルダー装置。
  5. 前記施術時間は操作スイッチの操作によって変更可能に構成されていることを特徴とする請求項記載のエステ機器における施術器具ホルダー装置。
  6. 施術前における肌の水分量、油脂量、肌弾性を予め取得して記憶させると共にパネル上に前記肌診断の結果得られた施術時間や施術温度等の施術条件を表示可能とした制御部と、各施術器具が着脱自在に保持され、かつ、施術器具が外されたことを検出するセンサーを有するホルダー装置とを具備し、該ホルダー装置より前記施術器具が外されたことを前記センサーが検出すると、前記制御部によって得られた該外された施術器具に関連する施術時間や施術温度等の施術条件を表示すると共に施術器具の動作を制御するようにしたことを特徴とするエステ機器における施術器具ホルダー装置。
  7. 前記制御部によって得られた施術時間や施術温度等の施術条件は変更可能であることを特徴とする請求項6記載のエステ機器における施術器具ホルダー装置。
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