JP4039321B2 - 車両用周辺表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両周辺の状況を撮像してその撮像した画像を表示する車両用周辺表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両周囲に向けて超音波を媒体として送信信号を送信して、車両周囲の障害物により反射される送信信号の反射信号を受信するとともに、この受信される受信信号に基づき、自車から障害物(例えば、ガードレール、人等の障害物)までの距離を測定して、この測定される距離をドライバに通知する超音波式の車両用障害物検出装置が提案されている。
【0003】
この検出装置によれば、障害物までの距離を測定するだけで、障害物の位置を特定することができず、ドライバにとっては、障害物の位置が分からない。
【0004】
これに対して、ドライバによって障害物の位置を推定させるために、障害物を検出するための検出センサを複数個装備し、各検出センサのうち実際に障害物を検出するのに用いた検出センサの位置を、専用のLED表示部、或いは、ディスプレイ部にて、単独で表示する車両用障害物監視装置(以下、第1の監視装置という)が実施されている。
【0005】
また、カメラを用いて車両周囲の状況をカメラ撮像して、このカメラ撮像される車両周囲の画像を鳥瞰図に変換して、この変換される鳥瞰図を自車位置とともに表示する車両用障害物監視装置(以下、第2の監視装置という)も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−120675号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の第1の監視装置では、ドライバにとって、実際に障害物を検出するのに用いた検出センサの位置を、LED表示部、或いは、ディスプレイ部にて確認するためには、後方側の状況を写すルームミラーや、後方を監視するカメラの画像を写すバックガイドモニタなど、車両を後方に移動させるのに本来視るべき対象から目をそらす必要があり、運転安全上好ましくない。
【0008】
また、上述の第2の監視装置では、カメラ撮像される車両周囲の鳥瞰図を表示しているので、本来地面に対し立っている障害物が倒れたように表示されることになる。
【0009】
したがって、この場合には、ドライバにとっては、鳥瞰図により障害物が人なのか車なのかが分かるものの、自車位置および障害物の間の距離が分かり難く、さらには、自車位置及び障害物の位置関係を把握しづらくなるといった問題が生じる。
【0010】
本発明は、上記点に鑑み、ドライバにとって、障害物の種別が分かるだけでなく、ドライバに対し、車両と障害物との位置関係を判り易く伝達するようにする車両用周辺表示装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、表示器(23)と、
車両周辺を撮映するカメラ(24)と、
前記撮像される車両周辺の画像を鳥瞰図に変換するとともに、この変換される鳥瞰図を自車位置に重畳して前記表示器に表示させる制御手段(22)と、
車両周辺の障害物までの距離を測定するための距離測定センサ(21)と、を備え、
前記制御手段は、前記距離測定センサにより測定される距離に基づき、前記車両周辺の障害物の位置を特定するとともに、前記距離の測定に用いた距離測定センサの位置および前記特定される障害物の位置を前記自車位置に重畳して、かつ、前記距離の測定に用いた距離測定センサの位置および前記障害物の位置を強調して前記表示器にて表示させるようになっており、
ユーザにより操作される操作部と、
前記カメラにより撮映される車両周辺の映像を前記表示器にて表示させるとともに、この表示される映像のうち障害物の幅方向の両外縁を前記ユーザにより前記操作部を操作させて特定させる特定手段と、を備え、
前記制御手段は、前記特定される幅方向の両外縁に基づき、前記障害物のうち自車側の外縁を強調するように前記表示器にて表示させることを特徴とする。
【0012】
ここで、車両周辺の画像の鳥瞰図を自車位置に重畳して表示器に表示させることにより、ドライバにとって、自車に対する障害物の種別が分かるようになる。
【0013】
これに加えて、距離測定センサの位置および障害物の位置を強調して表示させるので、ドライバに対して、車両と障害物との位置関係を判り易く伝達することができる。
【0014】
特に、請求項6に記載の発明のように、制御手段は、測定される距離が閾値未満のときのみ、距離の測定に用いた距離測定センサの位置および障害物の位置を強調して表示器にて表示させることが好ましい。
【0015】
ここで、距離が閾値以上のときには、距離の測定に用いた距離測定センサの位置および障害物の位置が強調示されないので、ドライバに対し、余分な心配をさせないようにすることができる。
【0016】
ここで、鳥瞰図で障害物が表示されていても、その障害物が、本来、地面に対し立っているものであっても、倒れたように表示され、鳥瞰図だけでは、ドライバにとって、障害物のうち自車側の外縁、つまり、障害物の下側外縁が認識しずらい。
【0017】
そこで、請求項に記載の発明のように、制御手段は、前記鳥瞰図中の障害物のうち自車側の外縁を強調するように前記表示器にて表示させる。
【0018】
これにより、鳥瞰図であっても、ドライバにとって、障害物のうち自車側の外縁を認識し易くなり、ドライバにとって、障害物の立っている位置が、より一層、分かり易くなる。
【0019】
ここで、具体的には、請求項1、4に記載の発明のように、ユーザにより操作される操作部と、カメラにより撮映される車両周辺の映像を表示器にて表示させるとともに、この表示される映像のうち障害物の幅方向の両外縁をユーザにより操作部を操作させて特定させる特定手段と、を備え、制御手段は、特定される幅方向の両外縁に基づき、障害物のうち自車側の外縁を強調するように表示器にて表示させることが好ましい。
【0020】
また、請求項に記載の発明では、制御手段は、距離測定センサにより測定される距離に基づき、車両周辺の障害物の位置を繰り返し特定するとともに、この繰り返し特定される障害物の位置を累積して、かつ、現時点にて特定される位置を過去に特定される位置に比べて強調するように表示器にて表示させることを特徴とする。
【0021】
ここで、障害物の位置の位置を累積して表示させることにより、ドライバに対し、障害物の外縁を認識させることができる。そして、現時点にて特定される位置を過去に特定される位置に比べて強調して表示させることにより、ドライバに対し、重要である“現時点にて特定される位置”を強く認識させることが可能になる。
【0022】
請求項5に記載の発明では、制御手段は、距離測定センサにより測定される距離がある閾値以上のときと、測定される距離が別の閾値未満のときとで、自車位置の表示を変えるようになっていることを特徴とする。
【0023】
これにより、ドライバにとって、自車位置の表示により、自車及び障害物の間の距離が閾値未満、あるいは、閾値以上であるかが分かるようになる。
【0024】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0025】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1〜図3に本発明の第1実施形態の車両用周辺表示装置を示す。以下、第1実施形態の車両用周辺表示装置の概略について図1を用いて説明する。なお、図1は、ユーザが乗車している車両(以下、自車11という)を上側から視た模式図である。
【0026】
先ず、自車11にカメラおよび距離測定センサを設け、このカメラにより自車11の周囲を撮影するとともに、その撮影した画像を鳥瞰画像に変換して、かつ、この変換される鳥瞰画像を自車位置マークに重畳して表示器に表示させる。
【0027】
例えば、図1中矢印(点線)の方向へ自車11が進行する際に、自車11の左後方に設置した距離測定センサが、障害物となる車両12を検知したとき、距離測定センサの位置13を自車位置マーク上に重ねて強調表示するとともに、障害物の位置を示すマーク14を強調表示する。
【0028】
次に、本実施形態の車両用周辺表示装置の具体的な構成について図2を用いて説明する。
【0029】
図2は、当該車両用周辺表示装置の電気的構成を示すブロック図である。車両用周辺表示装置は、図2に示すように、距離測定センサ21、カメラ24、処理ユニット22、および、表示器23から構成されている。なお、図2では距離測定センサ21を測距センサと省略している。
距離測定センサ21は、例えば、車両後側に配置される超音波センサであって、超音波センサは、車両後方の障害物までの距離を測定するために、超音波を送信するための超音波送信部と、自車の周囲の障害物により反射される超音波の反射波を受信する超音波受信部とから構成されている。
【0030】
カメラ24は、例えば、車両後方に配置されるデジタルカメラ等であって、処理ユニット22により制御されて、自車の後方を撮影する。また、処理ユニット22は、マイクロコンピュータやメモリなどから構成されており、マイクロコンピュータは、障害物などの画像表示のための各種演算処理をする。また、メモリには、自車位置のうち距離測定センサ21の位置を示す位置情報等の各種のデータ、および、コンピュータプログラムなどが記憶されている。
【0031】
また、表示器23は、液晶ディスプレイ等であって、車室内のインストルメントパネルにて表示画面が車両後方に向けて配置されており、表示器23は、処理ユニット22により制御されて、後述する自車の周囲の鳥瞰図などを表示する。
【0032】
次に、本実施形態の作動について図3(a)、図3(b)、図4を用いて説明する。
【0033】
図3(a)は、処理ユニット22によるカメラ画像表示処理を示すフローチャートであり、図3(b)は、処理ユニット22による距離測定センサ21のセンサ出力検出処理を示すフローチャートである。図4は、表示器23の表示画像を示す図である。
【0034】
ここで、処理ユニット22は、カメラ画像表示処理およびセンサ出力検出処理を時分割で繰り返し実行する。先ず、図3(b)のセンサ出力検出処理について説明すると、処理ユニット22は、距離測定センサ21から送信超音波を送信させるとともに、障害物により反射される送信超音波の反射波を受信し、さらに、、障害物及び車両自体の間の距離を算出する(S150)。
【0035】
具体的には、送信超音波を送信してから障害物で反射される反射波を受信するのに要する伝搬時間Δtを求め、この伝搬時間Δtに音速sを掛けて(Δt×s)を算出して、この(Δt×s)を「2」で割算して、障害物及び車両自体の間の距離(=Δt×s/2)を算出する。さらに、このように算出される算出距離をメモリに格納することになる(S160)。その後、S150の距離算出処理に戻る。
【0036】
次に、カメラ画像表示処理について説明すると、カメラ24により車両後方を撮影させて、この撮影された映像をカメラ24から取得するとともに、この撮影される映像を鳥瞰図に変換(すなわち、アフィン変換)する(S100、S110)。
【0037】
次に、障害物及び車両自体の間の算出距離をメモリから呼び出し、自車の位置を中心とする2次元座標において、算出距離と距離測定センサ21の超音波送信方向とに基づき、障害物の検出位置を求める。なお、超音波送信方向とは、距離測定センサ21に対して予め想定される方向であって、距離測定センサ21の超音波送信部から送信される超音波の出力値が最大になる方向のことである。
【0038】
次に、上述の鳥瞰図に、自車の位置を示す自車位置マークを重畳して表示器23に表示させる。さらに、上述の障害物の検出位置に基づき、障害物の検出点を示す検出点マークを自車位置マークに重畳して、かつ、上述の距離測定に用いた距離測定センサ21の位置を示すセンサ位置マークを自車位置マークに重畳して表示器23に表示させる。
【0039】
ここで、現時点で検出される障害物の検出位置を示す検出点マーク(以下、現時点の検出点マークという)だけでなく、それ以前の過去の検知位置を示す検出点マーク(過去の検出点マークという)をも表示する。
【0040】
ここで、自車位置マークとしては、車を示す車マークを例えば灰色などで表示させるとともに、センサ位置マークとしては、青色の楕円形マークにて表示させる。さらに、現時点の検出点マーク、および過去の検出点マークをそれぞれ赤色の円形マークにて表示させ、かつ、過去の検出点マークは、現時点の検出点マークに比べて小さなマークで表示されている。その後、S100のカメラ撮影処理に戻る。
【0041】
このようなカメラ画像表示処理およびセンサ出力検出処理が時分割で繰り返し実行されると、例えば、図4に示す画像が表示器23に表示される。
【0042】
図4に示す例では、表示器23において、自車位置マーク31に、鳥瞰図12(図4では車両が倒れている図を示している)を重畳して表示させて、さらに、センサ位置マーク13、現時点の検出点マーク14(大きな円形マーク)、および過去の検出点マーク15(小さな円形マーク)を、自車位置マーク31に重畳して表示させる例を示している。
【0043】
以下、本実施形態の作用効果につき述べる。すなわち、表示器23と、車両周辺を撮映するカメラ24と、カメラ24により撮像される車両周辺の画像を鳥瞰図に変換するとともに、この変換される鳥瞰図を自車位置マークに重畳して表示器23に表示させる処理ユニット22と、車両周辺の障害物までの距離を測定するための距離測定センサ21と、を備えている。処理ユニット22は、距離測定センサ21により測定される距離に基づき、車両周辺の障害物の位置を特定するとともに、距離測定センサ21の位置を示すセンサ位置マーク、および、この特定される障害物の検出位置を示す検出点マークを、自車位置マークに重畳して、かつ、センサ位置マークおよび障害物の検出位置マークを強調して表示器23にて表示させるようになっている。
【0044】
以上により、車両周辺の画像の鳥瞰図を自車位置に重畳して表示器23に表示させることにより、ドライバにとって、自車に対する障害物の種別が分かるようになる。
【0045】
これに加えて、センサ位置マークおよび障害物の検出位置マークを強調して表示させるので、ドライバに対して、車両と障害物との位置関係を判り易く伝達することができる。ドライバにとっては、本画面の見るべき部位を、明確に把握することができる。また、自車11のどの部分が問題になりつつあるのかを同時に把握することができ、ドアミラーや目視等で確認する際に戸惑う(探す)ことを防止することができる。
【0046】
また、鳥瞰図で障害物が表示されていても、その障害物が、本来、地面に対し立っているものであっても、倒れたように表示され、鳥瞰図だけでは、ドライバにとって、障害物のうち自車側の外縁が認識しずらい。
【0047】
これに対して、本実施形態では、現時点の検出点マークだけでなく、過去の検出点マークをも表示させている。これらの検出点マークの並びは、障害物のうち自車側の外縁を示している。従って、これらの検出点マークの並びを表示させることにより、障害物の自車側の外縁の存在を明確にすることができる。これに伴い、ドライバに対して、障害物のうち自車側の外縁を認識させることができる。
【0048】
(第2実施形態)
上述の第1実施形態では、距離測定センサ21を用いて測定した障害物の算出距離に関わらず、自車位置マークの表示状態を一定にする例について説明したが、これに代えて、本第2実施形態では、障害物の算出距離によって、自車位置マークの表示状態を変える例について説明する。
【0049】
例えば、表示器23の表示鳥瞰画像上に障害物となる車両12が映っていても、算出距離Laが閾値Ls以上のときには(図5(a)参照)、障害物となる車両12が自車11の通行の妨げにならないと判定し、自車位置マークを灰色にて表示させる。
【0050】
一方、算出距離Laが閾値Ls未満のときには(図5(b)参照)、障害物となる車両12が自車11の通行の妨げになると判定し、自車位置マークをオレンジ色にて表示させる。このことにより、自車位置マークを強調して表示させることになる。
【0051】
このように障害物Laの算出距離によって、自車位置マークの表示状態を変えることにより、算出距離が短い旨を警告として明確にドライバへ伝えることができる。
【0052】
なお、上述の第2実施形態では、距離測定センサ21により測定される距離が閾値以上のときと、距離測定センサ21により測定される距離が閾値未満のときとで、自車位置マークの表示状態(自車位置の表示)を変えるようにした例につい説明したが、これに代えて、次のようにしてもよい。
【0053】
すなわち、距離測定センサ21により測定される距離の判定で用いる閾値を二つ以上採用して、これら閾値(以下、第1、第2閾値という)を用いて距離測定センサ21により測定される距離を判定して、その判定結果に応じて、自車位置マークの表示状態を変えるようにしてもよい。
【0054】
具体的には、処理ユニット22は、距離測定センサ21により測定される距離が第1の閾値以上のときと、距離測定センサ21により測定される距離が第2の閾値未満のときとで、自車位置マークの表示状態を変えるようにする。
【0055】
(第3実施形態)
上述の各実施形態では、鳥瞰図で障害物を表示する例について説明したが、鳥瞰図では、その障害物が、本来、地面に対し立っているものであっても、倒れたように表示され、鳥瞰図だけでは、ドライバにとっては、障害物が立っている位置、すなわち、障害物のうち下端部の外縁が認識しずらい。
【0056】
そこで、本第3実施形態では、自車位置マークに鳥瞰画像を重畳して、かつ、センサ位置マークおよび検出点マークを強調して表示器23にて表示させることに加えて、鳥瞰画像に含まれる障害物の下端部の外縁(自車側の外縁)を強調して表示して、ドライバが鳥瞰画像に含まれる障害物のエッジ情報を把握することを補助するようにした例について説明する。先ず、本実施形態の概略について図6(a)、図6(b)を用いて説明する。
【0057】
図6(a)はカメラ24により車両後方を撮影されたカメラ画像を示す模式図、図6(b)は、カメラ画像を鳥瞰図に変換した画像を示す模式図である。
【0058】
図6(a)に示す画像において、2本の線分62は地面(道)の両端を表しており、その交点はこのカメラ画像の消失点を示している。当該画像中にて、障害物(壁)61が図6(a)のように存在する場合、ドライバはタッチパネル等の操作部を用いて、ピン63、64を図のように障害物61の幅方向の両端に柱のように配置する。なお、障害物61の幅方向とは、障害物61の天地方向に対して垂直な方向のことである。
【0059】
このとき、ピン63、64としてはその下端を、障害物61の下端(すなわち、障害物61と地面とが交差する交点)に一致するように配置する。これに伴い、ピン63、64およびカメラ画像を合成してこの合成画像を鳥瞰図へ変換して、表示させると、図6(b)の模式図のように表せる。
【0060】
ここで、図6(b)においては、図6(a)の線分62が、線分68のように平行に表現され、図6(a)の障害物61が、符号67のように地面に倒れて表示される。また、図6(a)の配置ピン63、64も、符号65、66のように同様に倒れて表示される。
【0061】
ここで、ピン65、66間を自車側で結んだ線分69は、障害物61の立っている位置、つまり、障害物61の下側外縁を示していることになる。このことにより、線分69が強調表示することになる。このため、鳥瞰画像上で障害物67が地面に倒れてしまっているものでも、その下側外縁の位置を明確化にして、ドライバに対し下側外縁の位置を把握することを補助することになる。
【0062】
次に、本実施形態の作動として、処理ユニット22が下側外縁の強調表示するための処理について、図7〜図9を用いて説明する。図7は、処理ユニット22によるカメラ画像表示処理を示すフローチャートであり、図8は、センサ出力検出処理を示すフローチャートであり、図9は、線分抽出処理をフローチャートである。
【0063】
先ず、ドライバが操作部(図示しない)を操作して、障害物の外縁抽出モードを開始させると、処理ユニット22が、線分抽出処理を実行する。ここで、処理ユニット22は、カメラ24により車両後方を撮影したカメラ画像をカメラ24から取得するとともに、カメラ画像を表示器23に表示させる。
【0064】
ここで、タッチパネル等の操作部をドライバが操作して、上述のように、二つのピンを障害物の幅方向の両端にて配置するとともに、二つのピンの下端を、障害物の下端に一致させる。これにより、カメラ画像のうち障害物の幅方向の両外縁を特定させることができる。
【0065】
次に、処理ユニット22が、二つのピンの座標データを求め、この座標データを含む二つのピンの画像データをメモリに格納し、また、二つのピン間を自車側で結んだ線分(以下、下端線分という)の座標を求め、この座標データを含む下端線分の画像データをメモリに格納する(S220)。
【0066】
その後、処理ユニット22は、カメラ画像表示処理およびセンサ出力検出処理を時分割で実行する。先ず、センサ出力検出処理について説明すると、処理ユニット22は、距離測定センサ21から送信超音波を送信させるとともに、障害物により反射される送信超音波の反射波を受信し、さらに、、障害物及び車両自体の間の距離を算出する(S150)。さらに、このように算出される算出距離をメモリに格納することになる(S160)。その後、S150の距離算出処理に戻る。
【0067】
次に、カメラ画像表示処理について説明すると、カメラ24により車両後方を撮影させて、この撮影されたカメラ映像をカメラ24から取得するとともに、二つのピンの画像データ、および下端線分の画像データをメモリから読み出す(S100、S101)。
【0068】
次に、この読み出された二つのピンの画像データ、および下端線分の画像データを基に、二つのピンおよび下端線分の画像をカメラ24によるカメラ映像に合成して、この合成画像を鳥瞰図にアフィン変換する(S102)。
【0069】
次に、障害物及び車両自体の間の算出距離をメモリから呼び出し(S120)、自車の位置を中心とする2次元座標において、算出距離と距離測定センサ21の超音波送信方向とに基づき、障害物の検出位置を求める。
【0070】
次に、上述の合成画像の鳥瞰図に、自車の位置を示す自車位置マークを重畳して表示器23に表示させる。さらに、上述の障害物の検出位置に基づき、障害物の検出点を示す検出点マークを自車位置マークに重畳して、かつ、上述の距離測定に用いた距離測定センサ21の位置を示すセンサ位置マークを自車位置マークに重畳して表示器23に表示させる(S130A)。
【0071】
例えば、図10に示すように、駐車場のうち車両、看板などの障害物80〜82に囲まれるスペースに、自車11が後退して並列駐車しようとする場合には、障害物80に対して、二つのピン93a、および下端線分93bが表示される。障害物81に対して、二つのピン94a、および下端線分94bが表示され、障害物82に対して、二つのピン95a、および下端線分95bが表示されることになる。
【0072】
これにより、下端線分93b、94b、95bが強調して表示されることになる。ここで、ピン93a、94a、95aと、下端線分93b、94b、95bとを異なる色で表示して、ピン93a、94a、95aの表示色を例えば、白色として、下端線分93b、94b、95bの表示色を桃色とすれば、下端線分93b、94b、95bがより一層強調して表示されることになる。
【0073】
さらに、距離測定センサ21のセンサ位置マーク13および障害物の検出点マーク14を自車位置マーク11に重畳して表示器23に表示させると、図11に示すように表示器23に表示されることになる。このため、ドライバは、自車11がピンにより求められた障害物の下端線分93b〜95bに当たらないように操作しつつ並列駐車すれば良い。
【0074】
(その他の実施形態)
上述の第1の実施形態では、距離測定センサ21として1つのみ用いる例について説明したが、これに代えて、必要に応じて複数個の距離測定センサ21を設けても良い。この場合、各距離測定センサ21のうち、実際に距離の測定に用いた距測センサの位置だけを強調表示することになる。
【0075】
上述の第1の実施形態では、距離測定センサのセンサ位置13や障害物マーク14を、赤色の円(楕円)で表示したが、表示形状、表示色は、これに限定されるものではない。特に障害物のマークは線(線分)、或いは、ハッチング等の塗潰しで表示しても良い。
【0076】
上述の第1実施形態では、1つのカメラ24を車両後方に向けて配置した例について説明したが、これに限らず、複数のカメラ24をそれぞれ異なる向きに向けて設けて車両に配置して、複数のカメラ24の各々で撮影された映像を個々に鳥瞰図に変換して、個々の鳥瞰画像を合成することで、自車の周囲を含めた鳥瞰画像を生成することもできる。
【0077】
また、一定時間毎にカメラ24により車両周囲を撮影するとともに、その撮影毎に撮影画像を鳥瞰画像を変換し、この変換される鳥瞰画像を各々蓄積して合成する。このことにより、車両の移動と共に車両周辺の画像の鳥瞰図を合成して、この合成される鳥瞰画像を表示させることができる。
【0078】
上述の第2実施形態では、算出距離Laが閾値Ls未満のとき、自車位置マークをオレンジ色にて表示させる例を示したが、これに限らず、自車位置マークを強調表示させる配色ならば、オレンジ色以外の表示色を用いてもよい。また、算出距離Laが閾値Ls未満のとき、自車位置マークの表示色を変える場合に限らず、自車位置マークを点滅表示させるようにしてもよい。
【0079】
上述の第3実施形態では、一つの障害物の下端線分95bを抽出するために、ピンは2本を用いた例について説明したが、これに限らず、一つの障害物の下端線分95bを抽出するために、2本以上のピンを用いてもよい。
【0080】
ここで、複数の障害物を表示する場合には、障害物毎に対応するピンがどれかを識別するため、ピンの頭の形状や色等を変えても良い。
【0081】
上述の第3実施形態としては、上述の第2実施形態と組み合わせて実施するようにしてもよい。
【0082】
上述の各実施形態では、距離測定センサ21で障害物を検知したとき必ず、センサ位置マークおよび障害物の検出位置マークを強調して表示器23にて表示させる例について説明したが、これに限らず、算出距離が閾値未満とき(つまり、障害物が自車の通行の妨げになるくらい接近している)場合にのみ、センサ位置マークおよび障害物の検出位置マークを表示器23に強調表示し、算出距離が閾値以上のとき、強調表示させないようにする。
【0083】
例えば、算出距離が閾値以上のときには、障害物が自車の通行の妨げにならないと判定して、過去の障害物のマークのような表示に留めることにより、ドライバに不必要な警告・緊張を与えることを緩和・削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車両用周辺表示装置の概略を説明するための図である。
【図2】図1の車両用周辺表示装置の電気回路構成を示すブロック図である。
【図3】図2の処理ユニットの各処理を示すフローチャートである。
【図4】図3の表示器の表示画像を示す図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る車両用周辺表示装置の概略を説明するための図である。
【図6】本発明の第3実施形態に係る車両用周辺表示装置の概略を説明するための図である。
【図7】第3実施形態の処理ユニットの処理の一部を示すフローチャートである。
【図8】第3実施形態の処理ユニットの処理の一部を示すフローチャートである。
【図9】第3実施形態の処理ユニットの処理の一部を示すフローチャートである。
【図10】第3実施形態に係る表示像を示す図である。
【図11】第3実施形態に係る表示像を示す図である。
【符号の説明】
21…距離測定センサ、24…カメラ、22…処理ユニット、
23…表示器。

Claims (6)

  1. 表示器(23)と、
    車両周辺を撮映するカメラ(24)と、
    前記撮像される車両周辺の画像を鳥瞰図に変換するとともに、この変換される鳥瞰図を自車位置に重畳して前記表示器に表示させる制御手段(22)と、
    車両周辺の障害物までの距離を測定するための距離測定センサ(21)と、を備え、
    前記制御手段は、前記距離測定センサにより測定される距離に基づき、前記車両周辺の障害物の位置を特定するとともに、前記距離の測定に用いた距離測定センサの位置および前記特定される障害物の位置を前記自車位置に重畳して、かつ、前記距離の測定に用いた距離測定センサの位置および前記障害物の位置を強調して前記表示器にて表示させるようになっており、
    ユーザにより操作される操作部と、
    前記カメラにより撮映される車両周辺の映像を前記表示器にて表示させるとともに、この表示される映像のうち障害物の幅方向の両外縁を前記ユーザにより前記操作部を操作させて特定させる特定手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記特定される幅方向の両外縁に基づき、前記障害物のうち自車側の外縁を強調するように前記表示器にて表示させることを特徴とする車両用周辺表示装置。
  2. 表示器(23)と、
    車両周辺を撮映するカメラ(24)と、
    前記撮像される車両周辺の画像を鳥瞰図に変換するとともに、この変換される鳥瞰図を自車位置に重畳して前記表示器に表示させる制御手段(22)と、
    車両周辺の障害物までの距離を測定するための距離測定センサ(21)と、を備え、
    前記制御手段は、前記距離測定センサにより測定される距離に基づき、前記車両周辺の障害物の位置を特定するとともに、前記距離の測定に用いた距離測定センサの位置および前記特定される障害物の位置を前記自車位置に重畳して、かつ、前記距離の測定に用いた距離測定センサの位置および前記障害物の位置を強調して前記表示器にて表示させるようになっており、
    前記制御手段は、前記距離測定センサにより測定される距離に基づき、前記車両周辺の障害物の位置を繰り返し特定するとともに、この繰り返し特定される障害物の位置を累積して、かつ、現時点にて特定される位置を過去に特定される位置に比べて強調するように前記表示器にて表示させることを特徴とする車両用周辺表示装置。
  3. 前記制御手段は、前記鳥瞰図中の障害物のうち自車側の外縁を強調するように前記表示器にて表示させることを特徴とする請求項に記載の車両用周辺表示装置。
  4. ユーザにより操作される操作部と、
    前記カメラにより撮映される車両周辺の映像を前記表示器にて表示させるとともに、この表示される映像のうち障害物の幅方向の両外縁を前記ユーザにより前記操作部を操作させて特定させる特定手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記特定される幅方向の両外縁に基づき、前記障害物のうち自車側の外縁を強調するように前記表示器にて表示させることを特徴とする請求項3に記載の車両用周辺表示装置。
  5. 前記制御手段は、前記距離測定センサにより測定される距離がある閾値以上のときと、前記測定される距離が別の閾値未満のときとで、前記自車位置の表示を変えるようになっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両用周辺表示装置。
  6. 前記制御手段は、前記測定される距離が閾値未満のときのみ、前記距離の測定に用いた距離測定センサの位置および前記障害物の位置を強調して前記表示器にて表示させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両用周辺表示装置。
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