JP4039300B2 - Weather strip manufacturing method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、型成形部を有してなるウエザストリップ、特に基底部とシール部との間にインサート等が埋設されるウエザストリップの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車等の車両の開口部に設けられたドアの周縁部にはウエザストリップが取付けられる。この種のウエザストリップを製造するに際しては、公知の押出成形法により、押出成形部が長尺状に形成される。そして、当該押出成形部の先端部が型成形部用の金型装置にセットされた状態で、型成形部が押出成形部の端面に対し連続的に接続成形される。
【0003】
上記型成形部の接続成形に使用される金型装置は、固定型、複数の可動型及びコア金型からなる。コア金型は、中空部を形成するためのコア本体及び該コア本体から延びる延出プレートからなる。型成形部の成形に際しては、まず、各型を型開きした状態で、予め押出成形法により成形されてなる押出成形部の端部をコア本体に嵌め込むようにしてセットし、押出成形部を金型装置に対し取付ける。次に、各型を所定位置に配置せしめ、型締めを行う。この時点で、各型により型成形部成形用のキャビティが形成される。そして、そのキャビティ内に、図示しないゲート等を介して未加硫ゴムを注入し、充填させる。その後、未加硫ゴムを加硫させ、各型を開き、コア金型及び加硫ゴム(型成形部前駆体)の一体となったものを取り外す。このとき、型成形部前駆体には、上記延出プレートの存在によりスリットが形成される。
【0004】
そして、前記スリットからコア本体を取り出すことにより、中空部を有する型成形部前駆体が得られる。その後、スリットの相対向する開口面同士を複数箇所において接着剤で接合することにより、型成形部が得られる。つまり、この型成形部及び押出成形部の一体となったウエザストリップが得られる。
【0005】
従来のウエザストリップの製造方法では、中空部を構成するシール部との対応関係、例えばシール面の反対側にあたることや、ウエザストリップの装着時には見えない位置となること等の理由から、通常、ドア側の取付部に装着される基底部にスリットが形成され、ここからコア本体を抜き取っている(例えば、特許文献1参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開昭58−205749号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、基底部とシール部との間にインサート等が埋設されるウエザストリップにおいては、基底部からコア本体を抜き取ることが困難となる。これに対し、シール部からコア本体を抜き取ることも考えられるが、この場合、シール性の低下や外観品質の低下等を招くおそれがあった。
【0008】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、基底部とシール部との間にインサート等が埋設されるウエザストリップを製造するに際し、ウエザストリップのシール性や外観品質の低下等を招くことなく、コア金型を抜き取ることができるウエザストリップの製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその効果】
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
【0010】
手段1.車両のドアの外周に対応する取付部に装着される基底部と、
当該基底部に連続形成され、前記基底部から外周側に延びる側壁部と、
当該側壁部の外周側に一体形成され中空部を構成するシール部とを有し、
前記シール部がドアの周縁部に沿って形成されるとともに、その内周側において前記側壁部及び前記基底部が形成され、
前記ドアの所定のコーナー部に対応する前記基底部が湾曲状に形成され、前記所定のコーナー部の角部において前記基底部と前記シール部との距離が最も長く形成されるとともに、
前記コーナー部の角部に対応する部位が、押出成形される押出成形部に対し連続的に型成形により接続成形される型成形部よりなり、
当該型成形部の側壁部にインサートが埋設され、
当該側壁部が前記ドアの一部に当接するよう構成されるウエザストリップの製造方法であって、
前記型成形部の成形に際し、前記側壁部における前記インサートの非埋設位置より、前記中空部を形成するためのコア金型を抜き取るようにしたことを特徴とするウエザストリップの製造方法。
【0011】
上記手段1によれば、側壁部が前記ドアの一部に当接するよう構成されるウエザストリップにあって、側壁部における前記インサートの非埋設位置より、前記中空部を形成するためのコア金型を抜き取る構成となっている。従って、当該部位からコア金型を抜き取るようにしても、ウエザストリップのシール性や外観品質の低下等を招くことなく、インサートを埋設するウエザストリップからコア金型を抜き取ることができる。
【0014】
手段2.前記コア金型の抜き取り位置が、前記ドアの閉時における前記シール部の相手部材とのシール面と前記中空部を挟んで略対向する位置であることを特徴とする手段1に記載のウエザストリップの製造方法。
【0015】
上記手段2によれば、シール部のシール面と中空部を挟んで略対向する部位、すなわち相手部材とのシール面の反対側であって基底部とは異なる部位からコア金型を抜き取る構成となっている。上記ウエザストリップの構成では、基底部とシール面の位置関係が、従来のウエザストリップにおける位置関係とは異なっている。つまり、相手部材とのシール面と略対向する部位には基底部が設けられておらず、従来のウエザストリップにおいてシール部の一側面だった部分が相手部材とのシール面の背面(シール面と略対向する部位)に相当することとなる。従って、ウエザストリップのシール性や外観品質の低下等を招くことなく、インサートを埋設するウエザストリップからコア金型を抜き取ることができる。
【0016】
手段3.前記コア金型の抜き取り位置が、前記ウエザストリップの装着時において前記ドアの一部に面する位置であることを特徴とする手段1又は2に記載のウエザストリップの製造方法。
【0017】
上記手段3によれば、コア金型の抜き取り位置がドアの一部に面する位置であることから、その部位がウエザストリップの装着後には見えなくなる。結果として、ウエザストリップの外観品質の低下等を抑制することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施の形態における車両としての自動車1は、フロントドア2及びリアドア3を有しており、両ドア2,3は所謂「観音開き」されるようになっている。すなわち、フロントドア2は、自動車本体4に形成された乗降用の開口の前部において開閉可能に支持されており、リアドア3は、前記開口の後部において開閉可能に支持されている。本実施の形態では、フロントドア2が開状態となっている場合に限り、リアドア3の開成が許容されるようになっている。また、リアドア3が閉状態となっている場合に限り、フロントドア2の閉成が許容されるようになっている。このように、両ドア2,3が「観音開き」される都合上、フロントドア2の後下コーナー部及びリアドア3の前下コーナー部はそれぞれ平面視(側面視)で略角状をなしている。このため、リアドア3が閉状態にあり、かつ、フロントドア2が開状態にある場合に画定される開口部の後下部もまた略角状をなすようになっている。
【0020】
さて、本実施の形態では、フロントドア2に装着されるドアウエザストリップに特徴を有しているので、以下には、当該ドアウエザストリップを中心に説明する。
【0021】
図2に示すように、フロントドア2に装着されるドアウエザストリップ(以下、単に「ウエザストリップ」と称する)11は、主としてEPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム)等のゴム材料又はTPO等の熱可塑性エラストマー又は、それらの発泡材料よりなり、3つの押出成形部12,13,14と、3つの型成形部(同図散点模様を付した部分)15,16,17とを備えている。すなわち、押出成形部12,13,14は、図示しない押出成形機により長尺状に形成される。また、型成形部15,16,17は、隣接する押出成形部12,13、(13,14)、(14,15)の端部を連結するようにして所定の金型装置によって形成されている。
【0022】
図4は、図3のJ−J線断面図である。同図に示すように、押出成形部12(,13,14)は、フロントドア2の図示しない取付部としてのリテーナに対し嵌め込まれる、或いは、フロントドア2のほぼ外周に対応する取付部としての取付面2aに対し、所定間隔でクリップにて取付けられる基底部21と、当該基底部21から外周側に延びる側壁部22と、前記側壁部22に一体形成された中空状のシール部23とを備えている。
【0023】
また、型成形部15,16,17についても、形状こそ違うものの、押出成形部12,13,14の場合と同様、基底部、中空状のシール部等を有している。特に、本実施の形態において特有の構成を有する後下コーナー部に対応する型成形部15について説明すると、当該型成形部15は、図5,6,7に示すように、基底部31と、当該基底部31から外周側に延びる側壁部32と、前記側壁部32に一体形成された中空状のシール部33とを備えている。
【0024】
型成形部15に対応するフロントドア2は、該フロントドア2外周面とほぼ平行な取付面2a(図5,6,7参照)を有している。かかる取付面2aに対応して、図3に示すように、型成形部15の基底部31もまた、湾曲状に形成されている。そして、型成形部15の基底部31は、取付面2aに当接された状態で、所定間隔毎にクリップ41止めされることで取付けられる。一方、型成形部15のシール部33は、フロントドア2後下部の平面視(側面視)で略角状の板金形状に対応するようにして略角状に形成されている。このように略角状にシール部33が形成されていることによって、フロントドア2外周にシール部33が十分に行き渡り、もってフロントドア2の閉状態におけるシール性が十分に確保されるようになっている。
【0025】
換言すれば、ウエザストリップ11は、コーナー部の角部において、基底部31とシール部33との距離が最も長くなっている(側壁部32が最も長くなっている)。それ故、シール部33は、角部に近づくほどクリップ41からの距離が遠くなっているといえる。この点、本実施の形態では、シール部33の角部及びその近傍における取付状態の安定性の確保等を図るべく、次のような構成を採用している。
【0026】
すなわち、前記コーナー部分に対応する側壁部32内には、平板状(略三角板形状又はホームベース板形状)をなすインサート42が埋設されている。当該インサート42は、比較的剛性の高い樹脂材料、例えばポリアミドよりなる。かかるインサート42に対応する部位には、複数箇所においてクリップ孔43が形成されており、該クリップ孔43に取付手段としてのクリップ44(図6,7参照)を嵌め込むことで、前記側壁部32がフロントドア2の後下コーナー部の板金部分に取付けられるようになっている。
【0027】
なお、型成形部15の成形完了前(金型装置から抜き出した段階)において、側壁部32の前記板金部分に面する(略当接する)側には、後述するコア金型の抜き取りにより、スリット45がシール部33に沿って形成される(図5〜7参照)。但し、型成形部15の成形完了時には、スリット45は接着剤等により塞がれる。スリット45の形成位置(コア金型の抜き取り位置)は、側壁部32におけるインサート42の非埋設位置であって、フロントドア2の閉時におけるシール部33の相手部材とのシール面33aと中空部46を挟んで略対向する位置となっている。
【0028】
次に、上記ウエザストリップ11のうち、後下コーナー部に対応する型成形部15を成形するための金型装置51について説明する。図8は、型成形部15を成形するために使用される金型装置51を示す部分断面図である。金型装置51は、例えば図の下側に位置する固定型52と、複数の可動型(第1の可動型53、第2の可動型54、第3の可動型55、第4の可動型56)とを備えている。また、固定型52及び第4の可動型56間には、コア金型57が設けられる。第1〜第4の可動型53〜56及びコア金型57は、図示しないシリンダ等により固定型52に対し相対移動可能に設けられている。また、コア金型57は、コア本体58及び該コア本体58から一体的に延びる延出プレート59を備えている。
【0029】
固定型52及び各可動型53〜56には、前記型成形部15の外形形状に対応した成形面がそれぞれ形成されている。また、コア本体58は、前記シール部33の中空部46を形成するためのものであって、固定型52及び各可動型53〜56で囲まれた空間の中央に設置される。そして、これら成形面及びコア本体58の外面によって、型成形部15を成形するためのキャビティ60が形成されている。
【0030】
次に、上記の構成を有してなるウエザストリップ11の製造方法及び製造に際しての作用効果について説明する。まず、図示しない押出成形機を用い、公知の押出成形法により上記押出成形部12,13,14を成形する。この成形により、押出成形部12,13,14の基底部21、側壁部22及びシール部23が形成される。
【0031】
次に、以下のようにして型成形部15を成形する。まず、各型52〜57を相互に型開きした状態で、上記押出成形部12,13の端部をコア金型57のコア本体58の長手方向両端部に嵌め込みセットするとともに、インサート42を上記側壁部32に対応する部分に配設し、可動型53〜56及びコア金型57を固定型52に対し所定位置にセットし型締めする。これにより、押出成形部12,13が金型装置51に対し取付固定される。
【0032】
そして、この状態から図9に示すように、キャビティ60内に、可塑化状態にあるEPDMを図示しないゲートより注入し、充填させる。その後、EPDMを加硫固化させるとともに、固化完了後、可動型53〜56を順次型開きして、成形されたゴム部材(以下、「型成形部前駆体」と称する)をコア金型57とともに固定型52から離型する。
【0033】
次に、前記型成形部前駆体を別途支持した状態で、延出プレート59を把持して抜き取る。このとき、型成形部前駆体のうちの前記スリット45からコア本体58は抜き取られる。そして、この抜き取りにより、シール部33の内部には中空部46が形成される。そして、スリット45の相対向する開口面同士を複数箇所において接着剤で接合することにより、型成形部15が得られる。なお、説明は省略するが、他の型成形部16,17も、所定の金型装置を用いることにより形成される。このようにして、押出成形部12,13,14と、同押出成形部12,13,14に対し連続的に接続成形された型成形部15,16,17とを備えたウエザストリップ11が得られる。
【0034】
以上説明したように、スリット45の形成位置(コア金型57の抜き取り位置)は、側壁部32におけるインサート42の非埋設位置であって、フロントドア2の閉時におけるシール部33の相手部材とのシール面33aと中空部46を挟んで略対向する位置となっている。すなわちシール面33aの反対側であって基底部31とは異なる部位からコア金型57を抜き取る構成となっている。型成形部15の構成では、基底部31と相手部材とのシール面33aの位置関係が、従来のウエザストリップにおける位置関係とは異なっている。つまり、シール面33aと略対向する部位には基底部31が設けられておらず、従来のウエザストリップにおいてシール部33の一側面だった部分が相手部材とのシール面33aの背面(シール面33aと略対向する部位)に相当することとなる。従って、シール面33aと中空部46を挟んで略対向する部位(側壁部32)からコア金型57を抜き取るようにしても、シール性や外観品質の低下等を招くことなく、インサート42を埋設するウエザストリップ11からコア金型57を抜き取ることができる。
【0035】
尚、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
【0036】
(a)上記実施の形態では、フロントドア2外周に取付けられるドアウエザストリップ11について具体化されているが、リアドア3外周に取付けられるウエザストリップに具体化することもできる。
【0037】
(b)また、フロントドア2の後下コーナー部に限られず、後上コーナー部(型成形部16)に関しても、上記のようにインサートを埋設する構成とし、上記型成形部15と同様の成形方法を採用してもよい。
【0038】
(c)相手部材とのシール面33aと中空部46を挟んで略対向する位置に設けられた部位は、側壁部32に限られるものではなく、例えばシール部33の一側部であってもよい。すなわち、シール面33aと中空部46を挟んで略対向するシール部33の一側部からコア金型57を抜き取る構成としてもよい。
【0039】
(d)上記実施の形態では、インサート42をポリアミドにより構成しているが、ウエザストリップ11よりも剛性の高い又は硬質の素材であれば、特にポリアミドに限定されるものではなく、例えばポリエステル等の熱可塑性樹脂材料や、板金、アルミニウム合金等のダイカスト品により構成してもよい。但し、型成形部がゴム材料で形成される場合に、ゴムの加硫時において、溶融等を起こさない素材であることが望ましい。
【0040】
(e)上記実施の形態では、ウエザストリップ11の素材としてEPDMを採用しているが、その外にもスチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレン共重合ゴム、アクリルゴム等の各種ゴム、或いはゴム状弾性を有する合成樹脂素材(この場合、かかる合成樹脂素材もゴム材料の範疇に含まれるものとする)によりウエザストリップを形成してもよい。
【0041】
(f)上記実施の形態では、フロントドア2及びリアドア3が「観音開き」される場合について具体化されているが、必ずしも「観音開き」されるものでなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態において自動車の概略構成を示す側面模式図である。
【図2】ドアウエザストリップの概略構成を説明する模式図である。
【図3】ウエザストリップのうち、主として後下コーナー部に対応する部分を示す図である。
【図4】図3のJ−J線断面図である。
【図5】図3のK−K線断面図である。
【図6】図3のL−L線断面図である。
【図7】図3のM−M線断面図である。
【図8】型成形部成形用の金型装置を示す部分断面図である。
【図9】キャビティ内にゴム材料を充填した状態を示す金型装置の部分断面図である。
【符号の説明】
1…車両としての自動車、2…フロントドア、2a…取付部としての取付面、3…リアドア、4…自動車本体、11…(ドア)ウエザストリップ、12,13,14…押出成形部、15,16,17…型成形部、31…基底部、32…側壁部、33…シール部、33a…シール面、42…インサート、45…スリット、51…金型装置、52…固定型、53〜56…可動型、57…コア金型、58…コア本体、59…延出プレート。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a weather strip having a mold forming portion, and more particularly to a method of manufacturing a weather strip in which an insert or the like is embedded between a base portion and a seal portion.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a weather strip is attached to a peripheral portion of a door provided at an opening of a vehicle such as an automobile. When this type of weather strip is manufactured, the extruded portion is formed in a long shape by a known extrusion method. Then, the mold forming part is continuously connected and molded to the end surface of the extrusion forming part in a state in which the tip part of the extrusion forming part is set in the mold device for the mold forming part.
[0003]
The mold apparatus used for the connection molding of the mold molding part includes a fixed mold, a plurality of movable molds, and a core mold. The core mold includes a core body for forming a hollow portion and an extending plate extending from the core body. When forming the molded part, first, in a state where the molds are opened, the end of the extruded part formed by the extrusion molding method is set so as to fit into the core body, and the extruded part is set as a mold. Attach to the device. Next, each mold is placed at a predetermined position, and mold clamping is performed. At this time, a cavity for molding a molded part is formed by each mold. Then, unvulcanized rubber is injected into the cavity through a gate or the like (not shown) and filled. Thereafter, the unvulcanized rubber is vulcanized, each mold is opened, and the integrated core mold and vulcanized rubber (molded portion precursor) are removed. At this time, a slit is formed in the mold part precursor due to the presence of the extending plate.
[0004]
Then, by removing the core main body from the slit, a molded part precursor having a hollow part is obtained. Then, a die-molding part is obtained by joining the opening surfaces where the slits face each other with an adhesive at a plurality of locations. That is, a weather strip in which the mold forming portion and the extrusion forming portion are integrated is obtained.
[0005]
In conventional weather strip manufacturing methods, the relationship with the seal portion constituting the hollow portion, for example, because it is on the opposite side of the seal surface or is not visible when the weather strip is mounted, is usually A slit is formed in the base portion to be mounted on the door side mounting portion, and the core body is extracted therefrom (see, for example, Patent Document 1).
[0006]
[Patent Document 1]
JP-A-58-205749
[Problems to be solved by the invention]
However, in a weather strip in which an insert or the like is embedded between the base portion and the seal portion, it is difficult to extract the core body from the base portion. On the other hand, it is conceivable to remove the core body from the seal portion. In this case, however, there is a possibility that the sealing performance is deteriorated and the appearance quality is deteriorated.
[0008]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and its object is to seal a weather strip when manufacturing a weather strip in which an insert or the like is embedded between a base portion and a seal portion. It is an object of the present invention to provide a weatherstrip manufacturing method capable of extracting a core mold without deteriorating properties and appearance quality.
[0009]
[Means for solving the problems and effects thereof]
In the following, each means suitable for solving the above-mentioned purpose will be described in terms of items. In addition, the effect etc. peculiar to the means to respond | correspond as needed are added.
[0010]
Are continuously formed on the base portion, a side wall portion which Ru extending to the outer peripheral side from the base portion,
A seal portion integrally formed on the outer peripheral side of the side wall portion and constituting a hollow portion;
The seal portion is formed along the peripheral edge portion of the door, and the side wall portion and the base portion are formed on the inner peripheral side thereof,
The base portion corresponding to the predetermined corner portion of the door is formed in a curved shape, and the distance between the base portion and the seal portion is formed to be the longest at the corner portion of the predetermined corner portion,
Portions corresponding to the corner portion of the corner portion is made of a molded part which is connected formed by continuously molded to extrusion section to be extruded,
An insert is embedded in the side wall of the mold part,
A weatherstrip manufacturing method in which the side wall is configured to abut against a part of the door,
A method of manufacturing a weather strip, wherein a core mold for forming the hollow portion is extracted from a non-embedding position of the insert in the side wall portion when the mold forming portion is formed.
[0011]
According to the
[0014]
[0015]
According to the
[0016]
Means 3 . 3. The method of manufacturing a weather strip according to
[0017]
According to the
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment will be described with reference to the drawings. As shown in FIG. 1, an
[0020]
Now, in the present embodiment, since the door weather strip mounted on the
[0021]
As shown in FIG. 2, a door weather strip (hereinafter simply referred to as “weather strip”) 11 attached to the
[0022]
4 is a cross-sectional view taken along line JJ of FIG. As shown in the figure, the extrusion molded portion 12 (13, 14) is fitted into a retainer as a mounting portion (not shown) of the
[0023]
In addition, the
[0024]
The
[0025]
In other words, the
[0026]
That is, an
[0027]
In addition, before the molding of the
[0028]
Next, a
[0029]
The fixed
[0030]
Next, the manufacturing method of the
[0031]
Next, the
[0032]
From this state, as shown in FIG. 9, EPDM in a plasticized state is injected into the
[0033]
Next, the
[0034]
As described above, the formation position of the slit 45 (the extraction position of the core mold 57) is the non-embedding position of the
[0035]
In addition, it is not limited to the description content of the said embodiment, For example, you may implement as follows. Of course, other application examples and modification examples not illustrated below are also possible.
[0036]
(A) In the above-described embodiment, the
[0037]
(B) In addition to the rear lower corner portion of the
[0038]
(C) The portion provided at a position substantially opposing the sealing
[0039]
(D) In the above embodiment, the
[0040]
(E) In the above embodiment, EPDM is used as the material of the
[0041]
(F) In the above-described embodiment, the case where the
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic side view showing a schematic configuration of an automobile according to an embodiment.
FIG. 2 is a schematic diagram illustrating a schematic configuration of a door weather strip.
FIG. 3 is a diagram showing a portion of a weather strip that mainly corresponds to a rear lower corner portion.
4 is a cross-sectional view taken along line JJ of FIG.
5 is a cross-sectional view taken along the line KK in FIG. 3;
6 is a cross-sectional view taken along line LL in FIG.
7 is a cross-sectional view taken along line MM in FIG.
FIG. 8 is a partial cross-sectional view showing a mold apparatus for molding a molded part.
FIG. 9 is a partial cross-sectional view of the mold apparatus showing a state in which a cavity is filled with a rubber material.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
当該基底部に連続形成され、前記基底部から外周側に延びる側壁部と、
当該側壁部の外周側に一体形成され中空部を構成するシール部とを有し、
前記シール部がドアの周縁部に沿って形成されるとともに、その内周側において前記側壁部及び前記基底部が形成され、
前記ドアの所定のコーナー部に対応する前記基底部が湾曲状に形成され、前記所定のコーナー部の角部において前記基底部と前記シール部との距離が最も長く形成されるとともに、
前記コーナー部の角部に対応する部位が、押出成形される押出成形部に対し連続的に型成形により接続成形される型成形部よりなり、
当該型成形部の側壁部にインサートが埋設され、
当該側壁部が前記ドアの一部に当接するよう構成されるウエザストリップの製造方法であって、
前記型成形部の成形に際し、前記側壁部における前記インサートの非埋設位置より、前記中空部を形成するためのコア金型を抜き取るようにしたことを特徴とするウエザストリップの製造方法。A base portion mounted on a mounting portion corresponding to the outer periphery of the vehicle door;
Are continuously formed on the base portion, a side wall portion which Ru extending to the outer peripheral side from the base portion,
A seal portion integrally formed on the outer peripheral side of the side wall portion and constituting a hollow portion;
The seal portion is formed along the peripheral edge portion of the door, and the side wall portion and the base portion are formed on the inner peripheral side thereof,
The base portion corresponding to the predetermined corner portion of the door is formed in a curved shape, and the distance between the base portion and the seal portion is formed to be the longest at the corner portion of the predetermined corner portion,
Portions corresponding to the corner portion of the corner portion is made of a molded part which is connected formed by continuously molded to extrusion section to be extruded,
An insert is embedded in the side wall of the mold part,
A weatherstrip manufacturing method in which the side wall is configured to abut against a part of the door,
A method of manufacturing a weather strip, wherein a core mold for forming the hollow portion is extracted from a non-embedding position of the insert in the side wall portion when the mold forming portion is formed.
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