JP4039081B2 - 食器洗い機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、システムキッチンの内部に設置して使用する食器洗い機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、設備機器の一つとしてシステムキッチンの内部に設置して使用する食器洗い機が増えてきている。
【0003】
従来、この種の食器洗い機は図11および図12に示すような構成をしているものであった。以下、その構成について説明する。
【0004】
図11に示すように、食器洗い機本体1は支持台2の上に固定されており、支持台2はシステムキッチン3内に設置されている。食器洗い機本体1の外箱4は前方に開口部を有するとともに、レール5を介して洗浄槽6を前後方向に移動可能に支持している。洗浄槽6は前方には第1の蓋体7を設けており、外箱4の前方の開口部を開閉する。また、外箱4の内部には、洗浄槽6の上方開口部を開閉自在に覆う洗浄槽蓋8を設けている。支持台2の下方の空間は、食器洗い機本体1の背面から出る給排水のための本体配管9とシステムキッチン3内にあらかじめ設けた屋内配管10との接続スペース等のための空間となっている。このため、支持台2の前方には作業用の開口部11が、支持台2の内部には作業用の内部開口部12が設けられており、開口部11は着脱可能な第2の蓋体13により、また内部開口部12は着脱可能な内部蓋体14によって覆われている。洗浄槽6内には洗浄水を噴射する水平ノズル15を回転自在に設けるとともに、食器16を収納する食器かご17を配置している。洗浄槽6内の洗浄水はヒータ18によって温められ、洗浄ポンプ19にて排水口20から吸い込まれ、水平ノズル15に圧送される。水平ノズル15より勢いよく噴射される洗浄水によって、食器かご17に収納された食器16を洗浄するように構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の食器洗い機においては、図12に示すように、食器洗い機本体1および支持台2をシステムキッチン3の内部に設置すると、システムキッチン3の中で例えば最下段の収納部21の上端の高さH1と、第2の蓋体13の上端の高さH2が一致しない場合があった。これは、収納部21の上端が各システムキッチン製造業者間で統一されていないために必ず発生する課題であり、システムキッチン3全体としてのデザイン上の統一感に乏しい構成となっていた。
【0006】
本発明は上記課題を解決するもので、第1の蓋体と前記第2の蓋体との隙間の位置が、上下方向に移動可能な構成とすることにより、システムキッチン全体の統一感をもたせ、デザイン性の優れた食器洗い機を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、食器洗い機本体と、この食器洗い機本体前方部に設けた第1の蓋体と、食器洗い機本体下方から前記食器洗い機本体を支持する支持台と、この支持台前方部に一定間隔で複数の高さ位置に設けた左右複数対の係止部のいずれか一対で係止される第2の蓋体とを備え、前記第1の蓋体は、蓋部Aと、第1の蓋体の高さ寸法を調整する複数枚の調整部材Aと、化粧板Aと、この化粧板Aを支持する枠体Aを有し、前記第2の蓋体は、蓋部Bと、第2の蓋体の高さ寸法を調整する複数枚の調整部材Bと、化粧板Bと、この化粧板Bを支持する枠体Bを有し、前記調整部材Aの高さ寸法と前記調整部材Bの高さ寸法と前記左右複数対の係止部の一定間隔とを等しくするとともに、前記調整部材Aを必要枚数取り付けて前記第1の蓋体を前記食器洗い機本体に、前記調整部材Aの取り付け枚数と同じ枚数前記調整部材Bを取り外して前記第2の蓋体を、前記調整部材Aの取り付け枚数と等しい高さ下方にある一対の係止部で前記支持台に、それぞれ取り付けることにより、前記第1の蓋体の下端面と前記第2の蓋体の上端面の位置両者間の隙間寸法を一定に保ちつつ、それぞれ上下方向に複数段階に調整能としたものである。
【0008】
これにより、システムキッチンの中で例えば最下段の収容部の上端の高さと第2蓋体の上端の高さをそろえることができ、システムキッチン全体の統一感をもたせることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、食器洗い機本体と、この食器洗い機本体前方部に設けた第1の蓋体と、前記食器洗い機本体下方から前記食器洗い機本体を支持する支持台と、この支持台前方部に一定間隔で複数の高さ位置に設けた左右複数対の係止部のいずれか一対で係止される第2の蓋体とを備え、前記第1の蓋体は、蓋部Aと、第1の蓋体の高さ寸法を調整する複数枚の調整部材Aと、化粧板Aと、この化粧板Aを支持する枠体Aを有し、前記第2の蓋体は、蓋部Bと、第2の蓋体の高さ寸法を調整する複数枚の調整部材Bと、化粧板Bと、この化粧板Bを支持する枠体Bを有し、前記調整部材Aの高さ寸法と前記調整部材Bの高さ寸法と前記左右複数対の係止部の一定間隔とを等しくするとともに、前記調整部材Aを必要枚数取り付けて前記第1の蓋体を前記食器洗い機本体に、前記調整部材Aの取り付け枚数と同じ枚数前記調整部材Bを取り外して前記第2の蓋体を、前記調 整部材Aの取り付け枚数と等しい高さ下方にある一対の係止部で前記支持台に、それぞれ取り付けることにより、前記第1の蓋体の下端面と前記第2の蓋体の上端面の位置両者間の隙間寸法を一定に保ちつつ、それぞれ上下方向に複数段階に調整能としたものであり、第1の蓋体の下端面と第2の蓋体の上端面との間の隙間寸法を一定に保ちつつ、システムキッチンの中の最下段の収納部の上端の位置と第蓋体の上端の位置および最下段の収納部の下端の位置と第2の蓋体の下端の位置を合わせることによって、食器洗い機本体のデザイン性を損なうことなく、システムキッチン全体の蹴込みの高さを同一にすることができ、システムキッチン全体の統一感をもたせることができるため、デザイン性の優れた食器洗い機を提供することができる。また、小さな部材である調整部材を最小の種類だけ用意するだけでよく、調整部材を余分に用意する必要が無く、成形用の金型の費用を大幅に削減することができるため、安価で、デザイン性の優れた食器洗い機を提供することができる。
【0010】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、調整部材Aと調整部材Bは同一形状としたものであり、2種の調整部材を兼用とすることにより、金型費用をさらに低減でき、また在庫管理等が非常に容易になり、サービス性の優れたものとすることができる。
【0011】
本発明の請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の発明において、調整部材と蓋部はねじで締結する構成とし、前記調整部材は、前記蓋部との締結位置に、後方を開放した切り欠き部を有し、この切り欠き部の幅は、前記ねじのねじ頭部の直径よりも狭く、ねじ部の外径よりも広い寸法としたものであり、蓋部Aに対して調整部材を前方より取り付けることができるため、作業性に優れ、安価で、かつデザイン性の優れた食器洗い機を提供することができる。
【0012】
本発明の請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、枠体、化粧板を左右から支持するための第1の枠体と、前記化粧板を下方から支持するための第2の枠体で構成したものであり、第1の蓋体の下端面と第2の蓋体の上端面との隙間の位置を調整できるとともに、第1の蓋体の大型化によって発生する輸送時の破損を防止することができるため、デザイン性に優れ、信頼性の高い食器洗い機を提供することができる。
【0013】
本発明の請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、第1の枠体の上方または下方の少なくとも一方に、調整切断用の溝部を設けたものであり、第1の蓋体の下端面と第2の蓋体の上端面との隙間の位置を調整するときに、第1の枠体の高さ寸法を切断によって調整することができるため、部品の共用化を図ることができるとともに、第1の蓋体の大型化によって発生する輸送時の破損を防止することができるため、デザイン性に優れ、信頼性が高く、安価な食器洗い機を提供することができる。
【0014】
本発明の請求項に記載の発明は、請求項またはに記載の発明において、第2の枠体は、蓋部Aと調整部材を締結するために使用する工具を挿入できる挿入部を設けたものであり、第2の枠体を調整部材に取り付けた状態で、蓋部Aと調整部材とを締結することができるため、デザイン性に優れ、作業性の良い、安価な食器洗い機を提供することができる。
【0015】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0016】
(実施例1)
図1は本発明の第1の実施例における食器洗い機の縦断面図、図2は同食器洗い機の要部拡大縦断面図、図3は同食器洗い機の分解斜視図、および図4は同食器洗い機のシステムキッチン内に設置した状態の斜視図である。
【0017】
図1に示すように、食器洗い機本体22は支持台23の上に固定されており、支持台23はシステムキッチン3内に設置されている。洗浄槽6は前方に第1の蓋体24を設けており、この第1の蓋体24は外箱4の前方の開口部を開閉する。
【0018】
また、図2および図3に示すように、第1の蓋体24の下部には、高さが寸法Lの第1の調整部材25を固定する締結ねじ26を装着するための下穴27を設け、第1の調整部材25の上面には下穴27の対応位置に後方を開放した略U字状の切り欠き部28を設けている。略U字状の切り欠き部28の幅は、締結ねじ26のねじ頭部の直径より狭く、ねじ部の外径より広くしている。また、第1の蓋体24の上方部には下方に開口した凹溝部29を設けている。第1の調整部材25の下面には、第1の化粧板30を支持する第1の枠体31を固定する締結ねじ32を装着するための下穴33を設けている。第1の枠体31は、第1の蓋体24と第1の調整部材25とを締結ねじ26で固定した状態で、第1の化粧板30を下方より凹溝部29に挿入した後、第1の蓋体24、第1の調整部材25および第1の化粧板30を一体にその左右と下方より覆い、左右は締結ねじ34で、下方は締結ねじ32で固定できるよう上方が開口した略コの字状となっている。第1の化粧板30の上下方向の長さは、第1の蓋体24に第1の調整部材25を装着した場合の長さに設定している。また、第1の調整部材25を使用する必要がない場合は、第1の枠体31はその左右側の上端を切断して用いることができるものである。
【0019】
一方、支持台23の前方の開口部35には、第2の蓋体36を設けている。この第2の蓋体36の前面には、第2の化粧板37が設けられ、その外周には、第2の蓋体36と第2の化粧板37とを一体に固定するように略□状の第2の枠体38が設けられている。
【0020】
支持台23の前方の開口部35の左右には、第2の蓋体36の上面部の左右に設けた穴39を係止するための第1の係止部40を設け、その下方に第2の係止部41を設けている。第1の係止部31と第2の係止部32の高低差はLである。第1の調整部材25を使用する必要がない場合は、第1の係止部40を使用し、また第1の調整部材25を使用する場合は、第2の係止部41を使用する。本実施例の場合は、第1の調整部材25を使用しているため、第2の蓋体の穴39は第2の係止部41に係止した状態を図2に示している。他の構成は従来例と同一である。
【0021】
上記の構成において、図2および図3に示すように、第1の調整部材25を第1の蓋体29の下方に装着する際、下穴33にあらかじめ締結ねじ32を仮止めした後、第1の調整部材25の切り欠き部28を介して前方から装着することができるため、組み立ての際の作業性が非常に良い構成である。
【0022】
また、上記構成とすることにより、図4に示すように、第2の蓋体36に装着した第2の枠体38の上面の高さは、寸法Lだけ下方に移動することができ、床面からの高さをH1とすることができる。したがって、システムキッチン3内に設置した場合、第1の蓋体29の長さ調整と、第2の蓋体36の取り付け位置の調整によって、システムキッチン3の中で例えば最下段の収納部21の上端の高さH1と、第2の蓋体36に装着した第2の枠体38の上面の高さを略横一直線にそろえることができるため、デザイン性の優れた食器洗い機を提供することができる。
【0023】
また、各システムキッチン製造業者間で統一されていない例えば最下段の収納部21の上端の高さH1に合わせるために、大きな部材である第1の蓋体29を数種類用意する必要がなく、小さな部材である第1の調整部材25を数種類用意するだけでよく、成形用の金型の費用を大幅に削減することができる。
【0024】
なお、本実施例では、上方に開口部を有する洗浄槽を設けた食器洗い機としたが、前方に開口部を有する洗浄槽を設けた食器洗い機においても同様の効果を得られることは言うまでもない。
【0025】
(実施例2)
図5は本発明の第2の実施例における食器洗い機の要部拡大縦断面図、図6は同食器洗い機の分解斜視図である。
【0026】
図5および図6に示すように、第1の蓋体42の下部には、高さが寸法Sの第2の調整部材43を固定する締結ねじ44を装着するための下穴45を設け、第2の調整部材43には下穴45の対応位置に後方を開放した略U字状の切り欠き部46を設けている。第1の蓋体42の両側面には、化粧板47を左右から支持する第3の枠体48を固定する締結ねじ49を装着するための下穴50を設けており、第2の調整部材43には、化粧板47を下方より支持する第4の枠体51を固定する締結ねじ52を装着するための下穴53を設けている。第3の枠体48は、第1の蓋体42の長さ調整が可能な範囲のうち最大の長さに設定しており、その下端には長さ調整時の切断用の溝部54を寸法Sの間隔で複数個設けている。また、支持台23の前方の開口部35の左右には、第2の蓋体36の上面部の左右に設けた穴39を係止するための第3の係止部55を高さ方向に寸法Sの間隔で複数の高さ位置で複数個設けている。その他の構成は、実施例1と同様である。
【0027】
上記構成において、食器洗い機本体22をシステムキッチン3内に設置する場合、例えば、食器洗い機本体22の両側のキャビネットの最下段の収納部21の上端の床面からの高さを寸法H1とする。このとき、第2の調整部材43を第1の蓋体42に取り付けない状態では、第2の蓋体36に装着した第2の枠体38の上面の高さは、寸法Lだけ高くなる。ここで、寸法L=寸法S×3とすると、第1の蓋体42に第2の調整部材43を3個取り付ける。一方、第2の蓋体36の穴39を係止する係止部55を最初の位置の係止部55aから寸法S×3分下方にある係止部55bに変更すると、第1の蓋体42と第2の蓋体36との隙間を略一定に保ちながら、収納部21の上端の高さH1と、第2の蓋体36に装着した第2の枠体38の上面の高さを略横一直線にそろえることができる。また、第1の枠体48の長さは、下端に設けた溝部54に沿って切断し、適正な長さに調整することによって第1の蓋体42に的確に装着することができ、化粧板47を支持することができる。
【0028】
以上のように、本実施例においては、第1の蓋体36の長さを複数段階に調整することができ、かつ第2の蓋体29の取り付け位置も複数段階に調整することができるため、多くの種類のシステムキッチンに対して、食器洗い機本体34をシステムキッチン内に設置したときの水平ラインを略一直線にすることができるため、より広い範囲のシステムキッチンに対してデザイン性の優れた食器洗い機を提供することができる。また、化粧板47を支持する枠体を第2の枠体48と第3の枠体52に分割した構成とすることにより、部品の輸送時の破損を防止することができ、信頼性の高い食器洗い機を提供することができる。
【0029】
なお、第3の係止部55を高さ方向に複数個設けたが、1組の係止部を移動して高さを変更して使用しても、同等の効果を得ることは言うまでも無い。
【0030】
(実施例3)
図7は本発明の第3の実施例における食器洗い機の要部拡大縦断面図、図8は同食器洗い機の分解斜視図である。
【0031】
図7および図8に示すように、第1の蓋体56の下部には、高さが寸法Lの第3の調整部材57を固定する締結ねじ58を装着するための下穴59を設け、第3の調整部材57の上面には下穴59の対応位置に後方を開放した略U字状の切り欠き部60を設けている。第1の蓋体56の両側面には、化粧板61を左右から支持する第5の枠体62を固定する締結ねじ63を装着するための下穴64を設けており、第3の調整部材57には、化粧板61を下方より支持する第6の枠体65を固定する締結ねじ66を装着するための下穴67を設けている。
【0032】
第3の調整部材57の下面および第6の枠体65には、下穴59の対応位置に、それぞれドライバー等の工具が挿入できる第1の貫通孔68および第2の貫通孔69を設けている。その他の構成は、実施例1と同様である。
【0033】
上記の構成において、第1の蓋体56の長さを調整する場合、まず、第3の調整部材57に第6の枠体65を装着し、その後、第6の枠体65を装着した第3の調整部材57を第1の蓋体49に装着する。このとき、第3の調整部材57の下面および第6の枠体65にはドライバー等の工具を挿入できる第1の貫通孔68および第2の貫通孔69があるため、その第1の貫通孔68および第2の貫通孔69を介して、締結ねじ58を容易に締め付けることができる。その後、化粧板61を挿入して、左右から第5の枠体62を取り付ける。第1の蓋体56の長さが長くなると、第3の調整部材57の下端と床面との間の距離が短くなり、ドライバー等の工具を用いる作業時に締結ねじ58とドライバー等の工具との位置合わせが困難になるが、本構成であれば、比較的容易に作業することができる。
【0034】
以上のように、本実施例においては、第1の蓋体56の長さを調整する場合に、あらかじめ第3の調整部材57に第6の枠体65を装着してから第1の蓋体56に締結することができ、比較的容易な作業とすることができるため、作業性が良く、デザイン性の優れた食器洗い機を提供することができる。
【0035】
なお、本実施例では、工具貫通用の逃がし構成を貫通孔としたが、切り欠き等の逃し構成にしても、同様の効果を得られることは言うまでもない。
【0036】
(実施例4)
図9は本発明の第4の実施例における食器洗い機の要部拡大縦断面図、図10は同食器洗い機の分解斜視図である。
【0037】
図9および図10に示すように、支持台23の前方の開口部35の左右には、第2の蓋体70の上部の左右に設けた穴71を係止するための係止部55を高さ方向に寸法Sの間隔で複数の高さ位置で複数個設けている。第2の蓋体70の下部には、第4の調整部材72を固定する締結ねじ73を装着するための下穴74を設けている。第2の蓋体70の両側面には、化粧板75を左右および上方から支持するための第7の枠体76を固定する締結ねじ77を装着するための下穴78を設けている。化粧板75を下方より支持する第8の枠体79には、第4の調整部材72に設けた下穴80に相対する位置に、第4の調整部材72に固定するための締結ねじ81を挿入するための長穴82を設けている。第2の蓋体70の上下方向の寸法は、第2の蓋体70の下部に第4の調整部材72を5枚装着し、係止部55の最上の位置にある係止部55aに係止したとき、支持台23を含めたシステムキッチン3の蹴込みと第2の蓋体70に取り付けた第8の枠体79の最下面の水平ラインが略一定になるように設定している。第4の調整部材72の厚みは、寸法Sである。第7の枠体76の左右の長さは、第2の蓋体70の高さ調整範囲の最大の場合の長さに設定している。その他の構成は、実施例2と同様である。
【0038】
上記構成において、実施例2に記載のように、例えば、食器洗い機本体22の両側のキャビネットの最下段の収納部21の上端の床面からの高さに合わせるため、第1の蓋体42に第2の調整部材43を3個取り付ける。これに伴って、第2の蓋体70の穴71を係止する係止部55を、係止部55aより寸法S×3下方にある係止部55bに変更する。これにより、収納部21の上端面と第2の蓋体70の第7の枠体76の上面との高さを一致させることができ、このとき、同時に、システムキッチン3の収納部21の上端の水平ラインを略一直線にすることができる。これに伴って、第2の蓋体70の第8の枠体79の下面は、寸法S×3だけ、下方に移動してしまうため、第4の調整部材72を3枚取り外し、2枚のみ残し、装着すれば、システムキッチン3の蹴込みの水平ラインを略一直線にすることができる。また、第7の枠体76の左右の長さは、その下端を切断し調整することによって第2の蓋体70に装着でき、高さを調整した化粧板75を支持することができる。
【0039】
以上のように、本実施例においては、第2の調整部材43および第4の調整部材72の枚数を調整することによって第1の蓋体42および第2の蓋体70の上下方向の長さを複数段階に調整することができ、かつ第2の蓋体70の取付け位置も複数段階に調整することができるため、第1の蓋体42と第2の蓋体70との隙間寸法をより確実に略一定に保つことができるとともに、多くの種類のシステムキッチンに対して、食器洗い機本体22をシステムキッチン内に設置したときの収納部および蹴込みの水平ラインを略一直線にすることができるため、デザイン性の優れた食器洗い機を提供することができる。
【0040】
また、各システムキッチン製造業者間で統一されていない例えば最下段の収納部21の上端の高さH1に合わせるために、大きな部材である第1の蓋体42および第2の蓋体70を数種類用意する必要がなく、小さな部材である第2の調整部材43および第4の調整部材72を複数枚用意するだけでよく、成形用の金型の費用を大幅に削減することができる。
【0041】
なお、第2の調整部材43および第4の調整部材72を同一の形状とし、兼用とすることにより、金型費用をさらに低減でき、また在庫管理等が非常に容易になり、サービス性の優れたものとなる。
【0042】
また、本実施例では、複数の調整部材での調整としたが、1個の調整部材を第1および第2の蓋体に装着可能な構成としても、同様の効果を得られることは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】
本発明の請求項1〜に記載の発明によれば、システムキッチンの中の最下段の収納部の上端の位置と、第2蓋体の上端の位置を合わせ、また、システムキッチン全体の蹴込みの高さを同一にすることができることによって、システムキッチン全体の統一感をもたせることができるため、デザイン性の優れた食器洗い機を提供できる。
【0044】
また、小さな部材である調整部材を用意するだけでよく、成形用の金型の費用を大幅に削減することができ、大きな部品である第1の蓋体および第2の蓋体を数多く在庫に持つ必要がないため、在庫管理等を容易にすることができるため、安価な食器洗い機を提供することができる。また、2種の調整部材を同一形状として兼用するようにすれば、金型費用をさらに低減でき、また在庫管理等が非常に容易になり、サービス性の優れたものとすることができる。
【0045】
さらに、第1の蓋体に対して調整部材を前方より取り付けることができるため、作業性に優れた、食器洗い機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における食器洗い機の縦断面図
【図2】 同食器洗い機の要部拡大縦断面図
【図3】 同食器洗い機の分解斜視図
【図4】 同食器洗い機のシステムキッチン内に設置した状態の斜視図
【図5】 本発明の実施例2における食器洗い機の要部拡大縦断面図
【図6】 同食器洗い機の分解斜視図
【図7】 本発明の実施例3における食器洗い機の要部拡大縦断面図
【図8】 同食器洗い機の分解斜視図
【図9】 本発明の実施例4における食器洗い機の要部拡大縦断面図
【図10】 同食器洗い機の分解斜視図
【図11】 従来の食器洗い機の縦断面図
【図12】 同食器洗い機のシステムキッチン内に設置した状態の斜視図
【符号の説明】
22 食器洗い機本体
23 支持台
42 第1の蓋体(第1の蓋体、蓋体A)
43 第2の調整部材(調整部材A)
47 化粧板(化粧板A)
48 第3の枠体(枠体A)
51 第4の枠体(枠体A)
55、55a、55b 係止部
70 第2の蓋体(第2の蓋体、蓋体B)
72 第4の調整部材(調整部材B)
75 化粧板(化粧板B)
76 第7の枠体(枠体B)
79 第8の枠体(枠体B)

Claims (6)

  1. 食器洗い機本体と、この食器洗い機本体前方部に設けた第1の蓋体と、前記食器洗い機本体下方から前記食器洗い機本体を支持する支持台と、この支持台前方部に一定間隔で複数の高さ位置に設けた左右複数対の係止部のいずれか一対で係止される第2の蓋体とを備え、前記第1の蓋体は、蓋部Aと、第1の蓋体の高さ寸法を調整する複数枚の調整部材Aと、化粧板Aと、この化粧板Aを支持する枠体Aを有し、前記第2の蓋体は、蓋部Bと、第2の蓋体の高さ寸法を調整する複数枚の調整部材Bと、化粧板Bと、この化粧板Bを支持する枠体Bを有し、前記調整部材Aの高さ寸法と前記調整部材Bの高さ寸法と前記左右複数対の係止部の一定間隔とを等しくするとともに、前記調整部材Aを必要枚数取り付けて前記第1の蓋体を前記食器洗い機本体に、前記調整部材Aの取り付け枚数と同じ枚数前記調整部材Bを取り外して前記第2の蓋体を、前記調整部材Aの取り付け枚数と等しい高さ下方にある一対の係止部で前記支持台に、それぞれ取り付けることにより、前記第1の蓋体の下端面と前記第2の蓋体の上端面の位置両者間の隙間寸法を一定に保ちつつ、それぞれ上下方向に複数段階に調整能とした食器洗い機。
  2. 調整部材Aと調整部材Bは同一形状とした請求項1に記載の食器洗い機。
  3. 調整部材と蓋部はねじで締結する構成とし、前記調整部材は、前記蓋部との締結位置に、後方を開放した切り欠き部を有し、この切り欠き部の幅は、前記ねじのねじ頭部の直径よりも狭く、ねじ部の外径よりも広い寸法とした請求項またはに記載の食器洗い機。
  4. 枠体、化粧板を左右から支持するための第1の枠体と、前記化粧板を下方から支持するための第2の枠体で構成した請求項のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  5. 第1の枠体の上方または下方の少なくとも一方に、調整切断用の溝部を設けた請求項に記載の食器洗い機。
  6. 第2の枠体は、蓋部と調整部材を締結するために使用する工具を挿入できる挿入部を設けた請求項またはに記載の食器洗い機。
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