JP4037840B2 - 光パルス試験器 - Google Patents

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本発明は、光パルスを被測定光ファイバに入射し、その後方散乱及びフレネル反射に起因する戻り光を受光して、被測定光ファイバの特性を測定する光パルス試験器に関し、特に被測定光ファイバから戻り光以外の過大な背景光が入射されるような光ファイバ通信システムの測定を可能にした光パルス試験器に関する。
光パルス試験器は、被測定光ファイバからの戻り光を受光器で電気信号に変換し、増幅器で増幅した後にA/D変換器に入力して、その出力のディジタル値から被測定光ファイバの特性を測定している。ところが、被測定光ファイバから戻り光以外に大きな背景光が同時に入射されると、電気信号の電圧がその背景光によって大きく変化し、そのためにA/D変換器のオフセット電圧が変わり、戻り光を適正なオフセット電圧でA/D変換できなくなる。従来、これを解決するために、戻り光のない背景光のみが入射されている状態で、増幅器のオフセット電圧を設定して、A/D変換器のオフセット電圧を戻り光に対して適正となるようにした光パルス試験器があった。(例えば、特許文献1参照)
特開平9−318492号公報
従来の光パルス試験器の概略構成を図3に示す。光検波回路20は、被測定光ファイバから入射される後方散乱をプローブ光によって検波し、その出力の検出電圧を差動増幅回路21へ出力する。差動増幅回路21は、光検波回路20から入力される検出電圧と、D/A変換器24から入力される基準電圧(オフセット電圧)との差電圧を増幅してA/D変換器22へ出力する。A/D変換器22は、差動増幅回路21から入力される増幅された信号をディジタル値に変換して演算回路23に出力する。演算回路23は、A/D変換器22から入力されるディジタル値を2乗演算し、その出力の2乗信号に時間的な累積加算処理を施すことにより2乗平均信号を得て被測定光ファイバの特性を測定する。
また、演算回路23は、被測定光ファイバの特性を測定する前提として、被測定光ファイバから後方散乱が入射されずに、プローブ光のみが光検波回路20に入射されるような状態にした場合において、A/D変換器22から入力されるディジタル値に基づいて2乗平均信号を演算し、D/A変換器24へ出力する。D/A変換器24は、演算回路23から入力されるディジタルの2乗平均信号をアナログに変換して、差動増幅回路の基準電圧(オフセット電圧)として差動増幅回路21へ出力する。これにより、A/D変換器22のオフセット値(電圧)は、自身の電圧変換範囲内の中間値に設定される。すなわち、被測定光ファイバから入射される後方散乱に対して適正なオフセット値(電圧)が設定される。
しかしながら、このような従来の光パルス試験器では、海底光ファイバ通信システム、WDM(波長多重)通信システム等をインサービスで測定する場合、次のような問題があった。すなわち、これらのシステムに使用されているEDFA(エルビウムドープ光ファイバ増幅器)で発生されるASE雑音等が、過大な背景光として光パルス試験器の受光器に入射されるために、一つの増幅器のオフセット電圧の設定だけでは、A/D変換器のオフセット電圧を適正に設定するのに要する時間が長くなる。逆に、その時間を短縮しようとして、増幅器のオフセット電圧の設定を粗くすると、A/D変換器のオフセット電圧を適正に設定できない。また、測定の際、これらのシステムからの戻り光が微弱であるために、増幅器の利得を大きくすることが必要であるが、一つの増幅器で、必要な周波数帯域(例えばDC〜20MHz)を確保しつつ必要な利得を確保することは困難である。
本発明は、これらの課題を解決し、被測定光ファイバから戻り光以外の過大な背景光が入射されるような光ファイバ通信システムの測定を可能にした光パルス試験器を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の光パルス試験器では、パルス信号を受けて所定波長の光パルスを発生し被測定光ファイバに出射する光パルス発生手段(1、3)と、前記被測定光ファイバから入射される前記光パルスの戻り光を受光して当該戻り光を電気信号に変換する受光器(5)と、該受光器から前記電気信号を受けてディジタル値に変換するA/D変換器(10)とを備え、前記電気信号のディジタル値をデータ処理して前記被測定光ファイバの特性を測定する光パルス試験器において、前記受光器から出力される前記電気信号を受けて、該電気信号と、第1の所定電圧値のステップで変更可能とされた第1のオフセット電圧との差電圧を増幅して得られる第1の増幅信号を出力する第1の増幅手段(6)と、前記第1の増幅信号を受けて、該第1の増幅信号と、前記第1の所定電圧値より小さい第2の所定電圧値のステップで変更可能とされた第2のオフセット電圧との差電圧を増幅して得られる第2の増幅信号を前記A/D変換器に出力する第2の増幅手段(7)と、前記A/D変換器から前記第2の増幅信号のディジタル値を受け、該第2の増幅信号のディジタル値に基づいて、前記第1の増幅手段が前記第1のオフセット電圧を前記第1の所定電圧値のステップで変更して設定するための第1のオフセットデータを前記第1の増幅手段に出力し、かつ、前記第2の増幅手段が前記第2のオフセット電圧を前記第2の所定電圧値のステップで変更して設定するための第2のオフセットデータを前記第2の増幅手段に出力する制御手段(11)とを備えている。
上記課題を解決するために、本発明の請求項2の光パルス試験器では、上述した請求項1の光パルス試験器において、前記制御手段は、前記被測定光ファイバから前記光パルスの戻り光が前記受光器に入射されていない状態で、かつ、前記第2の増幅手段の前記第2のオフセット電圧がゼロに設定された状態において、前記A/D変換器からのディジタル値が第1の所定電圧範囲となるように、前記第1の増幅手段をして、前記第1のオフセット電圧を前記第1の所定電圧値のステップで変更し設定させるための前記第1のオフセットデータを該第1の増幅手段に出力し、更に、前記被測定光ファイバから前記光パルスの戻り光が前記受光器に入射されていない状態で、かつ、前記第1の増幅手段の前記第1のオフセット電圧が前記A/D変換器からのディジタル値が前記第1の所定電圧範囲となるように設定された状態において、前記A/D変換器からのディジタル値が前記第1の所定電圧範囲内でかつ該第1の所定電圧範囲よりも狭い第2の所定電圧範囲となるように、前記第2の増幅手段をして、前記第2のオフセット電圧を前記第2の所定電圧値のステップで変更し設定させるための前記第2のオフセットデータを該第2の増幅手段に出力するようにしている。
上記課題を解決するために、本発明の請求項3の光パルス試験器では、上述した請求項2の光パルス試験器において、前記制御手段は、前記第1の増幅手段が前記第1のオフセットデータにしたがって前記第1のオフセット電圧を設定し、かつ、前記第2の増幅手段が前記第2のオフセットデータにしたがって前記第2のオフセット電圧を設定した後に、前記光パルス発生手段が前記光パルスを発生して前記被測定光ファイバへ出射するように、該光パルス発生手段に前記パルス信号を出力するようにしている。
上記課題を解決するために、本発明の請求項4の光パルス試験器では、上述した請求項1〜3のいずれかの光パルス試験器において、前記第1の増幅手段は、前記第1のオフセットデータを受けて前記第1のオフセット電圧に変換する第1のD/A変換器(6b)と、前記受光器から入力される前記電気信号と、前記第1のD/A変換器から入力される前記第1のオフセット電圧との差電圧を増幅して得られる前記第1の増幅信号を前記第2の増幅手段に出力する第1の差動増幅器(6a)とを備え、 前記第2の増幅手段は、前記第2のオフセットデータを受けて前記第2のオフセット電圧に変換する第2のD/A変換器(7b)と、前記第1の増幅手段から入力される前記第1の増幅信号と、前記第2のD/A変換器から入力される前記第2のオフセット電圧との差電圧を増幅して得られる前記第2の増幅信号を前記A/D変換器に出力する第2の差動増幅器(7a)とを備え、前記制御手段は、前記第1のオフセットデータを前記第1のD/A変換器に出力するとともに、前記第2のオフセットデータを前記第2のD/A変換器に出力するようにしている。
本発明の請求項1の光パルス試験器では、受光器からの電気信号を増幅する手段として、第1の所定電圧値のステップで変更可能とされた第1のオフセット電圧が設定できる第1の増幅手段、及び第1の所定電圧値より小さい第2の所定電圧値のステップで変更可能とされた第2のオフセット電圧が設定できる第2の増幅手段を備えるようにした。この結果、微弱な戻り光については、二つの増幅手段を用いることにより、必要な周波数帯域を確保しつつ必要な利得も確保することができる。また過大な背景光については、A/D変換器のオフセット電圧が適正となるように、第1の増幅手段の第1のオフセット電圧を粗く設定するとともに、第2の増幅手段の第2のオフセット電圧を細かく設定できるので、従来の一つの増幅器のオフセット電圧を用いて設定する場合に比べて、設定に要する時間が短縮できる。
本発明の請求項2の光パルス試験器では、上述の請求項1において、A/D変換器のオフセット電圧を、先ず第1の増幅手段の第1のオフセット電圧で第1の所定電圧範囲となるようし、次に第2の増幅手段の第2のオフセット電圧で第1の所定電圧範囲よりも狭い第2の所定電圧範囲となるようにしたので、A/D変換器のオフセット電圧を粗い範囲に追い込んでから、細かい範囲に追い込むことにより、A/D変換器の正確なオフセット電圧の設定が可能となる。
本発明の請求項3の光パルス試験器では、上述の請求項2において、A/D変換器のオフセット電圧を第2の所定電圧範囲となるようにした後に、光パルス発生手段が光パルスを被測定光ファイバへ出射するので、被測定光ファイバからの戻り光を、常にA/D変換器のオフセット電圧が適正な状態でディジタル値に変換でき、正確な測定が可能となる。
以下に本発明の実施例を記載する。
本発明の実施例1の光パルス試験器の構成を図1に示す。光源1は、例えばDFB半導体レーザで構成されており、所定波長の連続光(コヒーレント光)を音響光学変調器(AOM)3へ出射する。音響光学変調器3は、光源1から入射される連続光を制御手段11から入力されるパルス信号pでオン/オフ(パルス変調)して光パルスを発生し、被測定光ファイバ12へ出射する。なお、光源1及び音響光学変調器3は、光パルス発生手段を構成している。
ところで、被測定光ファイバ12は、例えば海底光ファイバ通信システムを測定対象とする場合、図2に示すように、数千km〜1万kmの長さを有するものであり、所定の距離、例えば50kmごとに、光増幅器13及び上り線路と下り線路とを結ぶ光パス14を設けた光増幅中継器15が配置されている。一般に、光増幅器13は発振防止のために光アイソレータ13aを内蔵しているために、逆方向に光を伝搬しない。このために、光パルス試験器から光パルスが、例えば上り線路に入射されると、フレネル反射や後方散乱光の戻り光は、光パス14を経由して下り線路から光パルス試験器に入射される。
そして、この被測定光ファイバ12からの戻り光は受光器(PD)5へ入射される。受光器5は、例えばアバランシェフォトダイオードで構成されており、被測定光ファイバ12からの戻り光を検波して、その出力の電気信号を差動増幅器6aへ出力する。差動増幅器6aは、受光器5から入力される電気信号と、D/A変換器6bから入力される第1のオフセット電圧a1との差電圧を増幅して得られる第1の増幅信号b1を差動増幅器7aへ出力する。D/A変換器6bは、制御手段11から入力される第1のオフセットデータc1を第1のオフセット電圧a1に変換して差動増幅器6aへ出力する。なお、差動増幅器6a及びD/A変換器6bは、第1の増幅手段6を構成している。
差動増幅器7aは、差動増幅器6aから入力される第1の増幅信号b1と、D/A変換器7bから入力される第2のオフセット電圧a2との差電圧を増幅して得られる第2の増幅信号b2を加算器8へ出力する。D/A変換器7bは、制御手段11から入力される第2のオフセットデータc2を第2のオフセット電圧a2に変換して差動増幅器7aへ出力する。なお、差動増幅器7a及びD/A変換器7bは、第2の増幅手段7を構成している。
加算器8は、差動増幅器7aから入力される第2の増幅信号b2と、基準電圧発生器9から入力される基準電圧dとを加算してA/D変換器10へ出力する。基準電圧発生器9は、A/D変換器10の入力電圧範囲の中心電圧、例えばA/D変換器10の入力電圧範囲が0〜1.2Vとすると、0.6Vを発生して加算器8へ出力する。これは、差動増幅器7aからの第2の増幅信号b2が0VのときにA/D変換器10の中心電圧となるようにしている。A/D変換器10は、加算器8から入力される第2の増幅信号b2と基準電圧dとの加算電圧eをディジタル値fに変換して、制御手段11に出力する。
制御手段11は、A/D変換器10からのディジタル値fに基づいて、第1のオフセットデータc1及び第2のオフセットデータc2を、それぞれ、D/A変換器6b及びD/A変換器7bに出力するとともに、パルス信号pを音響光学変調器3へ出力して被測定光ファイバ12の特性を測定する。
次に、差動増幅器6aの第1のオフセット電圧a1及び差動増幅器7aの第2のオフセット電圧a2をそれぞれ設定して、A/D変換器10のオフセット電圧を適正な電圧に設定する手順、例えば、上述の基準電圧dを0.6Vとし、A/D変換器10のオフセット電圧を0.6V±0.05Vに設定する手順について説明する。
(1)先ず、被測定光ファイバ12から光パルスの戻り光が受光器5に入射されていない状態において、制御手段11は差動増幅器7aの第2のオフセット電圧a2を0Vにするための第2のオフセットデータc2(0Vに相当するディジタル値)をD/A変換器7bに出力する。この場合、差動増幅器6aから出力される第1の増幅信号b1が仮に0Vとすると、差動増幅器7aから出力される第2の増幅信号b2も0Vとなり、A/D変換器10のオフセット電圧は0.6Vとなる。
(2)次に、制御手段11は、A/D変換器10から出力されるディジタル値fが0.6V±0.25V(第1の所定電圧範囲)となるように、差動増幅器6aの第1のオフセット電圧a1(すなわち、D/A変換器6bに出力する第1のオフセットデータc1)を、粗く、例えば0.05V(第1の所定電圧値)のステップで順次変える。これにより、先ず粗く変えて、すばやく粗い範囲に追い込むことができる。
(3)次に、制御手段11は、A/D変換器10から出力されるディジタル値fが0.6V±0.05V(第2の所定電圧範囲)となるように、差動増幅器7aの第2のオフセット電圧a2(すなわち、D/A変換器7bに出力する第2のオフセットデータc2)を、細かく、例えば0.01V(第2の所定電圧値)のステップで順次変える。これにより、次に細かく変えて、すばやく正確に、狭い範囲に追い込むことができる。
そして、制御手段11は、以上の(1)、(2)及び(3)の手順により、A/D変換器10のオフセット電圧を適正な電圧(例えば、上述の0.6V±0.05V)に設定した後に、パルス信号pを音響光学変調器3へ出力する。これにより、音響光学変調器3で発生された光パルスは被測定光ファイバ12へ出射され、その戻り光が受光されて被測定光ファイバ12の特性が測定される。なお、これらの手順、すなわちA/D変換器10のオフセット電圧の設定、光パルスの被測定光ファイバ12への出射、戻り光の受光と測定の手順は、加算平均化処理の回数分繰り返される。
本発明の実施例1の構成を示す図 被測定光ファイバの構成例を示す図 従来例の概略構成を示す図
符号の説明
1・・・光源、3・・・音響光学変調器、5・・・受光器、6・・・第1の増幅手段、6a,7a・・・差動増幅器、6b,7b,24・・・D/A変換器、7・・・第2の増幅手段、8・・・加算器、9・・・基準電圧発生器、10,22・・・A/D変換器、11・・・制御手段、12・・・被測定光ファイバ、13・・・光増幅器、13a・・・光アイソレータ、14・・・光パス、15・・・光増幅中継器、20・・・光検波回路、21・・・差動増幅回路、23・・・演算回路。

Claims (4)

  1. パルス信号を受けて所定波長の光パルスを発生し被測定光ファイバに出射する光パルス発生手段(1、3)と、前記被測定光ファイバから入射される前記光パルスの戻り光を受光して当該戻り光を電気信号に変換する受光器(5)と、該受光器から前記電気信号を受けてディジタル値に変換するA/D変換器(10)とを備え、前記電気信号のディジタル値をデータ処理して前記被測定光ファイバの特性を測定する光パルス試験器において、
    前記受光器から出力される前記電気信号を受けて、該電気信号と、第1の所定電圧値のステップで変更可能とされた第1のオフセット電圧との差電圧を増幅して得られる第1の増幅信号を出力する第1の増幅手段(6)と、
    前記第1の増幅信号を受けて、該第1の増幅信号と、前記第1の所定電圧値より小さい第2の所定電圧値のステップで変更可能とされた第2のオフセット電圧との差電圧を増幅して得られる第2の増幅信号を前記A/D変換器に出力する第2の増幅手段(7)と、
    前記A/D変換器から前記第2の増幅信号のディジタル値を受け、該第2の増幅信号のディジタル値に基づいて、前記第1の増幅手段が前記第1のオフセット電圧を前記第1の所定電圧値のステップで変更して設定するための第1のオフセットデータを前記第1の増幅手段に出力し、かつ、前記第2の増幅手段が前記第2のオフセット電圧を前記第2の所定電圧値のステップで変更して設定するための第2のオフセットデータを前記第2の増幅手段に出力する制御手段(11)とを備えたことを特徴とする光パルス試験器。
  2. 前記制御手段は、
    前記被測定光ファイバから前記光パルスの戻り光が前記受光器に入射されていない状態で、かつ、前記第2の増幅手段の前記第2のオフセット電圧がゼロに設定された状態において、前記A/D変換器からのディジタル値が第1の所定電圧範囲となるように、前記第1の増幅手段をして、前記第1のオフセット電圧を前記第1の所定電圧値のステップで変更し設定させるための前記第1のオフセットデータを該第1の増幅手段に出力し、更に、
    前記被測定光ファイバから前記光パルスの戻り光が前記受光器に入射されていない状態で、かつ、前記第1の増幅手段の前記第1のオフセット電圧が前記A/D変換器からのディジタル値が前記第1の所定電圧範囲となるように設定された状態において、前記A/D変換器からのディジタル値が前記第1の所定電圧範囲内でかつ該第1の所定電圧範囲よりも狭い第2の所定電圧範囲となるように、前記第2の増幅手段をして、前記第2のオフセット電圧を前記第2の所定電圧値のステップで変更し設定させるための前記第2のオフセットデータを該第2の増幅手段に出力することを特徴とする請求項1記載の光パルス試験器。
  3. 前記制御手段は、前記第1の増幅手段が前記第1のオフセットデータにしたがって前記第1のオフセット電圧を設定し、かつ、前記第2の増幅手段が前記第2のオフセットデータにしたがって前記第2のオフセット電圧を設定した後に、前記光パルス発生手段が前記光パルスを発生して前記被測定光ファイバへ出射するように、該光パルス発生手段に前記パルス信号を出力することを特徴とする請求項2記載の光パルス試験器。
  4. 前記第1の増幅手段は、前記第1のオフセットデータを受けて前記第1のオフセット電圧に変換する第1のD/A変換器(6b)と、前記受光器から入力される前記電気信号と、前記第1のD/A変換器から入力される前記第1のオフセット電圧との差電圧を増幅して得られる前記第1の増幅信号を前記第2の増幅手段に出力する第1の差動増幅器(6a)とを備え、
    前記第2の増幅手段は、前記第2のオフセットデータを受けて前記第2のオフセット電圧に変換する第2のD/A変換器(7b)と、前記第1の増幅手段から入力される前記第1の増幅信号と、前記第2のD/A変換器から入力される前記第2のオフセット電圧との差電圧を増幅して得られる前記第2の増幅信号を前記A/D変換器に出力する第2の差動増幅器(7a)とを備え、
    前記制御手段は、前記第1のオフセットデータを前記第1のD/A変換器に出力するとともに、前記第2のオフセットデータを前記第2のD/A変換器に出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光パルス試験器。
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