JP4037326B2 - 防水膜施工用車両及び施工方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高品質のウレタン防水膜などの防水膜を大面積であっても短期間に効率的に施工することができる防水膜施工用車両及び施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
土木・床版、コンクリートビルの屋上、プールの内壁面など、土木・建設における大規模な施工面に対する防水施工方法として、高速硬化ウレタン樹脂主剤液とその硬化剤液とを混合して施工面に吹き付けることによってウレタン防水膜を形成する方法が知られている。特に、好適な施工方法として、高速硬化ウレタン樹脂の主剤とその硬化剤をそれぞれモータ駆動のギヤポンプを用いて流量をコントロールしてスタティック混合部に圧送し、このスタティック混合部で両液を混合した後、その混合液をスタティック混合部の吐出口部分で、スタティック混合部とこれを覆う外筒との間のエア経路を流れてくる圧縮エアの流れに乗せ、ノズル部から噴出させて施工面に吹き付けることによって、所定の厚みを有するとともに、水は透過しないが水蒸気は透過しかつ高い密着強度を有する高品質のウレタン防水膜を1回の吹き付けによって効率的に形成する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
ところで、上記防水膜の施工に際しては、主剤とその硬化剤をそれぞれ収容したドラム缶やタンクと、モータ駆動のギヤポンプとその付属制御機器などを施工場所に運搬して設置し、また施工場所に駆動用の電源やコンプレッサ等の駆動源がある場合にはそれらを使用するための手配を行い、無い場合にはそれらを別途に搬送して設置した後、ギヤポンプと噴出ガン装置を圧送ホースで接続し、施工を行っていた。
【0004】
【特許文献1】
特許第3248554号明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の防水膜施工方法では、ドラム缶などが空になると、別のドラム缶などと交換し、空になったドラム缶などの廃材を処理する作業が必要であり、また圧送ホースの長さに応じた範囲の施工が終了すると、各装置の設置場所を移動する余分な作業が必要となるため、大面積の施工時には作業効率が悪くなるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記従来の問題点に鑑み、大面積の防水膜の施工を短期間に作業効率良く行うことができかつ廃材を大幅に削減できる防水膜施工用車両及び施工方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の防水膜施工用車両は、防水膜施工用の主剤とその硬化剤とを混合して被施工物に吹き付け、防水膜を形成する防水膜施工用の車両であって、主剤と硬化剤をそれぞれ収容する収容タンクと、収容タンクより少ない量の主剤と硬化剤をそれぞれ収容するサブタンクと、主剤と硬化剤をそれぞれ収容タンクからサブタンクに温度調整して供給するポンプ及びヒータと、各々のサブタンクから主剤と硬化剤をそれぞれ吸入して所定圧まで昇圧し、噴出ガン装置に向けて圧送する2つ1組の圧送ポンプとを搭載したものである。
【0008】
この構成によると、例えば600l程度の大容量の収容タンクに主剤と硬化剤をそれぞれ収容して車両を施工場所に移動し、施工時には主剤と硬化剤を収容タンクから例えば60l程度の小容量のサブタンクに、例えば30±5℃程度の適度な温度に調整してそれぞれ供給し、このサブタンクから圧送ポンプにて噴出ガン装置に向けて圧送することにより、噴出ガン装置から適度な温度と粘度の主剤とその硬化剤とを混合して被施工物に吹き付けることができ、したがって高品質の防水膜を形成することができ、また大面積であってもドラム缶の交換などが必要でないため作業効率良く施工することができかつドラム缶などの廃材の処理も大幅に削減することができ、また必要量を逐次サブタンクに取り出すために温度管理を適切に行えるとともに、大容量の収容タンクを用いながら主剤と硬化剤が無駄になることがなく、さらに大規模な施工の場合にも車両を移動させて連続作業で施工することができ、短期間に低コストにて施工することができる。
【0009】
また、複数の噴出ガン装置に向けて主剤と硬化剤を吐出するように複数組の圧送ポンプを搭載すると、複数の噴出ガン装置にて同時に施工することができ、一層短期間に効率的に施工することができる。
【0010】
また、サブタンクが、保温手段と液剤の収容レベルの上下限を検知する手段を備えていると、サブタンク内に収容した主剤や硬化剤の温度を維持して防水膜の品質を確保できるとともに、レベル検知に応じてポンプを作動することによりサブタンク内の液量を常に一定以上にして連続作業を確保できる。
【0011】
また、各収容タンクに主剤と硬化剤をそれぞれ供給するポンプを搭載しておくと、ドラム缶置場に車両を移動することで、ポンプにて収容タンクへの液剤の供給を容易に行うことができ、また必要に応じて車両にドラム缶を積み込んだり、施工現場にドラム缶を搬送することで、大面積の連続施工によって収容タンクが空になった場合にもドラム缶置場に移動することなく液剤を補充して施工を継続することもできる。
【0012】
また、ポンプを駆動するコンプレッサ及びエアドライヤと、ヒータ用の電源としての発電機とを搭載しておくと、自ら動力源を持っていることで、動力源の手配などの煩雑な手配が必要なく、どのような施工場所であっても直ちに施工することができて効率的に作業を行うことができる。
【0013】
また、主剤の収容タンク内にN2 ガスを供給し、内部の空気を排出してN2 ガス雰囲気に置換するガス置換手段を設けると、余った主剤が空気中の酸素と反応して収容タンク内で硬化する恐れがなく、収容タンク内に残った主剤を無駄にすることなくそのまま再使用できてそれだけコスト低下を図ることができるとともに、施工後収容タンクを空にする手間が不要となって作業性が向上する。
【0014】
また、本発明の防水膜施工方法は、防水膜施工用の主剤とその硬化剤をそれぞれ収容する収容タンク及びサブタンク、温度調整用のヒータ、主剤と硬化剤の送給用のポンプ及び昇圧して圧送する圧送ポンプ、並びに駆動源としての発電機とコンプレッサを搭載した車両を用い、主剤とその硬化剤をそれぞれ収容タンクに収容して施工場所に移動し、施工場所で各収容タンクから主剤と硬化剤をそれぞれ温度調整して保温機能を有するサブタンクに収容し、各サブタンクから主剤と硬化剤を圧送ポンプにて昇圧して噴出ガン装置に圧送し、噴出ガン装置にて主剤と硬化剤とを混合して吐出口から吐出させ、圧縮エアの流れに乗せて被施工物に吹き付け、防水膜を形成するものである。
【0015】
この構成によると、上記のように車両を施工場所に移動することで直ちに作業効率良く施工することができ、また大面積の施工であってもドラム缶の交換が必要でなくかつドラム缶などの廃材の処理も大幅に削減することができ、また噴出ガン装置から適度な温度と粘度の主剤とその硬化剤とを混合して被施工物に吹き付けることができて高品質の防水膜を形成することができ、さらに大規模な施工の場合にも車両を移動させて連続作業で施工することができ、短期間に低コストにて施工することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の防水膜施工用車両及び施工方法の一実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
【0017】
図1、図2において、1は防水膜施工用車両であり、開閉可能な屋根付きトラック2の荷台3上に、防水膜施工用の各種機器が設置されている。荷台3の前部の両側には発電機4とコンプレッサ5が設置され、それらの間にN2 ガスボンベ6と、コンプレッサ5からの圧縮エアの水分除去と清浄化を行うエアドライヤ7が設置されている。
【0018】
荷台3の中間部の両側には、高速硬化ウレタン樹脂の主剤を収容する主剤用の収容タンク8と、その硬化剤を収容する硬化剤用の収容タンク9が設置されている。これら収容タンク8、9は、例えばドラム缶3本分の容量に相当する600l程度の容量に設定されている。また、これら収容タンク8、9の前部にはそれぞれに液剤を供給して収容するためのエア駆動のダイアフラムポンプから成る供給ポンプ10、11が配設されている。
【0019】
各収容タンク8、9の後部には、それぞれ供給ポンプ12、13及びヒータ14、15とサブタンク16、17が順次配設されている。供給ポンプ12、13はエア駆動のダイアフラムポンプから成っており、この供給ポンプ12、13にて収容タンク8、9から液剤を吸入してサブタンク16、17に供給し、かつそれらの液剤を電気ヒータを内蔵したヒータ14、15にて30±5℃程度の温度範囲に温度調整するように構成されている。サブタンク16、17は断熱層が設けられて内部に収容された液剤を保温する保温機能を有するとともに、最上限、上限、下限、最下限の液剤位置を検出するセンサを有しており、定常運転時にはその検出信号によって供給ポンプ12、13を動作制御し、サブタンク16、17内に常に所定量以上の液剤が収容されるように構成されている。
【0020】
荷台3の後部の両側にはプランジャポンプユニット18、19が配設されている。プランジャポンプユニット18、19はエアモータ20、21を共通の駆動源とする2つ1組のプランジャポンプから成る圧送ポンプ22a、22b、23a、23bを備えている。圧送ポンプ22a、23aの吸入口にはサブタンク16が接続されてその吐出口から主剤を圧送し、圧送ポンプ22b、23bの吸入口にはサブタンク17が接続されてその吐出口から硬化剤を圧送するように構成されている。そして、圧送ポンプ22a、22b、及び23a、23bから吐出された主剤とその硬化剤を圧送ホース24を介して2つの噴出ガン装置25に圧送し、2つの噴出ガン装置25にて同時に施工できるように構成されている。
【0021】
噴出ガン装置25は、特許第3248554号明細書(特許文献1)に開示されたものと基本的に同じ構成であり、詳細な構成の説明は省略するが、主剤とその硬化剤をスタティック混合部で混合した後、スタティック混合部の吐出口の周囲に形成した圧縮エアの流れに乗せてノズル部から噴出させるように構成されている。
【0022】
また、主剤用の収容タンク8は、図3に示すように、その上面開口が蓋体26にて気密状態で密閉され、蓋体26の中央部に収容タンク8内の空気を排出してN2 ガスボンベ6から供給されるN2 ガスに置換するガス置換手段27が配設されている。このガス置換手段27は、図4に示すように、T字継手28の一端28aを蓋体26を貫通させて固着し、他端28b部に空気排出管29を上下位置調整可能に貫通させる密封貫通機構30を装着し、脚部28cにN2 ガスボンベ6との接続されるワンタッチ継手31を接合して構成されている。
【0023】
密封貫通機構30は、内周面に上下一対のテフロンスリーブ(テフロンは登録商標)31a、31bとそれらの間にOリング32を配設したスリーブキャップ33を空気排出管29に外嵌させ、T字継手28の他端28bに装着したスリーブナット34の内周に、Oリング35を介してスリーブキャップ33の外周面を嵌合させて構成されている。これにより、収容タンク8内の主剤の残量に応じて空気排出管29の挿入量を調整し、空気排出管29の下端を主剤の液面近傍に位置させ、T字継手28の脚部28cからN2 ガスを供給することによって、収容タンク8内の空気をパージしてN2 ガスに置換することができる。
【0024】
以上の構成の防水膜施工用車両1を用いて防水膜を施工する際には、主剤や硬化剤を収容したドラム缶の貯蔵場所にこの防水膜施工用車両1を移動し、図1に仮想線で示すように荷台3の側部にドラム缶40を置き、供給ポンプ10、11の吸引ホースをドラム缶40に挿入して供給ポンプ10、11を駆動して主剤とその硬化剤をそれぞれ600l程度の収容能力を有する収容タンク8、9に収容する。さらに、場合によっては、補充のドラム缶40を荷台3上に搭載することもでき、あるいは施工場所にドラム缶40を別途に搬送して補充することもできる。
【0025】
次に、防水膜施工用車両1を施工場所に移動させ、施工場所で供給ポンプ12、13にて各収容タンク8、9から主剤と硬化剤をそれぞれサブタンク16、17に供給するとともに、それらの温度をヒータ14、15にて35±5℃に温度調整し、保温機能を有するサブタンク16、17内にその温度を維持して収容する。そして、プランジャポンプユニット18、19の圧送ポンプ22a、22b、23a、23bにて各サブタンク16、17から主剤と硬化剤を吸引して昇圧し、圧送ホース24を介して噴出ガン装置25に圧送することにより、噴出ガン装置25にて主剤と硬化剤とが混合されて吐出口から吐出し、吐出した混合物が圧縮エアの流れに乗って被施工物に吹き付けられ、防水膜が形成される。
【0026】
具体例を示すと、主剤と硬化剤を収容する収容タンク8、9の収容量を600lとすると、2mm厚さの防水膜を形成する場合には、600m2 の施工が可能であり、また2つのプランジャポンプユニット18、19を用いると吐出量は6l/分程度となるため、約180分(3時間)で施工が完了することになり、1日に2回転操業すると、1200m2 の施工ができることになる。
【0027】
このように本実施形態によれば、防水膜施工用車両1を施工場所に移動することで直ちに作業効率良く施工することができるとともに、大面積の施工であってもドラム缶の交換を行うことなく連続的に作業できるため、効率的にかつ低コストにて施工することができる。さらに、大規模な施工の場合にも防水膜施工用車両1を移動させて連続作業で施工することができ、短期間に低コストにて施工することができる。また、ドラム缶などの廃材の処理も大幅に削減することができる。
【0028】
また、収容タンク8、9から主剤及び硬化剤を必要に応じて逐次取り出し、ヒータ14、15にて温度調整して小容量でかつ保温機能を有するサブタンク16、17に供給しているので、精度良く温度管理されて適度な温度と粘度に調製された主剤と硬化剤が常に用意された状態となり、これらの主剤と硬化剤を圧送ポンプ22a、22b、23a、23bにて噴出ガン装置25に圧送し、この噴出ガン装置25で主剤と硬化剤を混合して被施工物に吹き付けることができるため、高品質の防水膜を形成することができ、かつこれらサブタンク16、17における収容レベルの上下限の検知に基づいて供給ポンプ12、13を作動させてサブタンク16、17内の液量を常に一定以上にしているので、収容タンク8、9が空になるまで連続的に施工作業を行うことができる。また、サブタンク16、17を設けたことにより大容量の収容タンク8、9を用いながら主剤と硬化剤が無駄になることもない。
【0029】
また、複数の噴出ガン装置25に向けて主剤と硬化剤を吐出するように複数組の圧送ポンプ22a、22bと、23a、23bを搭載しているので、複数の噴出ガン装置25にて同時に施工することができ、上記のように短期間に効率的に施工することができる。
【0030】
また、防水膜施工用車両1に、供給ポンプ10、11、12、13やエアモータ20、21の駆動源、及び噴出ガン装置25の圧縮エア源としてのコンプレッサ5及びエアドライヤ7と、ヒータ14、15用の電源としての発電機4とを搭載し、自ら動力源を持っていることで、動力源の手配などの煩雑な手配が必要なく、どのような施工場所であっても直ちに施工することができて効率的に作業を行うことができる。
【0031】
また、主剤の収容タンク8に、内部の空気を排出してN2 ガス雰囲気に置換するガス置換手段27を設けているので、余った主剤が空気中の酸素と反応して収容タンク8内で硬化する恐れがなく、収容タンク8内に残った主剤を無駄にすることなくそのまま再使用でき、それだけコスト低下を図ることができるとともに、施工後収容タンク8を空にする手間が不要となって作業性が向上する。
【0032】
【発明の効果】
本発明の防水膜施工用車両及び施工方法によれば、大容量の収容タンクに主剤と硬化剤をそれぞれ収容して車両を施工場所に移動し、施工時には主剤と硬化剤を収容タンクからサブタンクに適度な温度に調整してそれぞれ供給し、このサブタンクから圧送ポンプにて噴出ガン装置に向けて圧送することにより、噴出ガン装置から適度な温度と粘度の主剤とその硬化剤とを混合して被施工物に吹き付けることができ、したがって高品質の防水膜を形成することができ、また大面積であってもドラム缶の交換などが必要でないため作業効率良く施工することができかつドラム缶などの廃材の処理も大幅に削減することができ、また必要量を逐次サブタンクに取り出すために温度管理を適切に行えるとともに、大容量の収容タンクを用いながら主剤と硬化剤が無駄になることがなく、さらに大規模な施工の場合にも車両を移動させて連続作業で施工することができ、短期間に低コストにて施工することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の防水膜施工用車両の概略構成を示す側面図である。
【図2】同実施形態の防水膜施工用車両の概略構成を示す平面図である。
【図3】同実施形態の主剤の収容タンクにおけるガス置換手段の構成図である。
【図4】図3のA部の詳細構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 防水膜施工用車両
4 発電機
5 コンプレッサ
7 エアドライヤ
8、9 収容タンク
10、11 供給ポンプ
12、13 供給ポンプ
14、15 ヒータ
16、17 サブタンク
22a、22b 圧送ポンプ
23a、23b 圧送ポンプ
25 噴出ガン装置
27 ガス置換手段
Claims (7)
- 防水膜施工用の主剤とその硬化剤とを混合して被施工物に吹き付け、防水膜を形成する防水膜施工用の車両であって、主剤と硬化剤をそれぞれ収容する収容タンクと、収容タンクより少ない量の主剤と硬化剤をそれぞれ収容するサブタンクと、主剤と硬化剤をそれぞれ収容タンクからサブタンクに温度調整して供給するポンプ及びヒータと、各々のサブタンクから主剤と硬化剤をそれぞれ吸入して所定圧まで昇圧し、噴出ガン装置に向けて圧送する2つ1組の圧送ポンプとを搭載したことを特徴とする防水膜施工用車両。
- 複数の噴出ガン装置に向けて主剤と硬化剤を吐出するように複数組の圧送ポンプを搭載したことを特徴とする請求項1記載の防水膜施工用車両。
- サブタンクは、保温手段と液剤の収容レベルの上下限を検知する手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載の防水膜施工用車両。
- 各収容タンクに主剤と硬化剤をそれぞれ供給するポンプを搭載したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の防水膜施工用車両。
- ポンプを駆動するコンプレッサ及びエアドライヤと、ヒータ用の電源としての発電機とを搭載したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の防水膜施工用車両。
- 主剤の収容タンク内にN2 ガスを供給し、内部の空気を排出してN2 ガス雰囲気に置換するガス置換手段を設けたことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の防水膜施工用車両。
- 防水膜施工用の主剤とその硬化剤をそれぞれ収容する収容タンク及びサブタンク、温度調整用のヒータ、主剤と硬化剤の送給用のポンプ及び昇圧して圧送する圧送ポンプ、並びに駆動源としての発電機とコンプレッサを搭載した車両を用い、主剤とその硬化剤をそれぞれ収容タンクに収容して施工場所に移動し、施工場所で各収容タンクから主剤と硬化剤をそれぞれ温度調整して保温機能を有するサブタンクに収容し、各サブタンクから主剤と硬化剤を圧送ポンプにて昇圧して噴出ガン装置に圧送し、噴出ガン装置にて主剤と硬化剤とを混合して吐出口から吐出させ、圧縮エアの流れに乗せて被施工物に吹き付け、防水膜を形成することを特徴とする防水膜施工方法。
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