JP4037257B2 - 情報処理システムの制御方法、情報処理システム、及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理システムの制御方法、情報処理システム、及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
情報処理システムに対する災害対策(ディザスタリカバリ)が注目されている。ディザスタリカバリを実現する技術として、プライマリサイトに設置されている記憶装置のデータの複製を、これとは遠隔したセカンダリサイトに設置されている記憶装置においても管理する技術(以下、この技術を「リモートコピー」と称する)が知られている。リモートコピーが適用される情報処理システムでは、通常、複製元に設定されている記憶装置は本番系として利用され、複製先に設定されている記憶装置はバックアップ系として利用される。
【0003】
一方、互いに通信可能に接続されグループ化された複数台の情報処理装置(コンピュータ)間で障害発生に際して互いに処理を引き継ぐことにより情報処理システムの可用性(Availability)を向上させる技術である、クラスタリング(Clustering)が知られている。なお、クラスタリングは可用性の向上以外に複数の情報処理装置間での負荷分散を目的として適用されることもある。
【0004】
【特許文献1】
米国特許第5742792号明細書
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、情報処理装置側ではクラスタリングが適用され、記憶装置側ではリモートコピーが適用されている情報処理システムにおいて、プライマリサイトに設置され本番系として利用されている情報処理装置に障害が発生した場合、セカンダリサイトに設置されバックアップ系として利用されていた情報処理装置が本番系として利用されることになる。そして、このような場合には、リモートコピーにおいて複製元として設定されている記憶装置と複製先として設定されている記憶装置の関係を入れ換える必要が生じる。
【0006】
しかしながら、この入れ換えは、情報処理装置側でのフェールオーバ(Failover)が実行されたことを知ったオペレータが手動により行っているのが実情である。またクラスタリングの適用により情報処理装置側はフェールオーバ時におけるシステムの迅速かつ自動的な復旧が可能となるが、記憶装置側の切り替えが人手によらなければならないのではクラスタリングの効果も薄れてしまう。
【0007】
この発明はこのような観点からなされたもので、情報処理システムの制御方法、情報処理システム、及びプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための本発明のうち主たる発明では、
第一のサイトに設置された第一の記憶装置及びこれにアクセスする第一の情報処理装置と、第二のサイトに設置された第二の記憶装置及びこれにアクセスする第二の情報処理装置と、第三のサイトに設置された第三の記憶装置及びこれにアクセスする第三の情報処理装置と、を含み、
前記第一乃至第三の情報処理装置が互いに通信可能に接続され、
前記第一乃至第三の記憶装置が互いに通信可能に接続され、
前記第一乃至第三の情報処理装置がクラスタ化されている情報処理システムの制御方法であって、
前記第一乃至第三の記憶装置のいずれか1つを複製元の記憶装置とし、他の2つを複製先の記憶装置とする旨の設定情報を前記第一乃至第三の記憶装置の夫々が記憶し、
複製元として設定されている前記記憶装置が前記情報処理装置から送信されてくるデータ書き込み要求に応じてデータを記憶した場合に、複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている他の2つの前記記憶装置に前記データを送信し、前記データを受信した他の2つの前記記憶装置が前記データを記憶し、
前記第一乃至第三の情報処理装置のいずれかの情報処理装置から他のいずれかの情報処理装置にフェールオーバが実行された場合に、複製元として設定されていた前記記憶装置が複製先の記憶装置となるように、複製先として設定されていた2つの前記記憶装置のうちのいずれか1つが複製元の記憶装置となり他の1つが複製先の記憶装置となるように、各記憶装置に記憶されている前記設定情報の内容を自動的に変更することとする。
ここで複製元として設定されている前記記憶装置が前記情報処理装置から送信されてくるデータ書き込み要求に応じてデータを記憶した場合に、複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている他の2つの前記記憶装置に前記データを送信し、これを受信した他の2つの前記記憶装置が前記データを記憶することにより複製元として設定されている前記記憶装置に記憶しているデータの複製を複製先として設定されている他の2つの前記記憶装置にも記憶する機能は、後述するリモートコピーの機能である。リモートコピーには、複製元に書き込まれたデータを複製先に転送する形式として、後述するようにマルチコピー形式やマルチホップ形式がある。また、複製元の記憶装置にデータが書き込まれた場合における記憶装置から情報処理装置へのデータ書き込み完了通知を送信する条件の違いにより、後述する同期方式と非同期方式とがある。記憶装置を複製元や複製先として「設定する」とは、例えば、各記憶装置が記憶している、複製元として設定されている前記記憶装置及び複製先として設定されている前記記憶装置を特定するための情報を設定することである。また、「複製先として設定されている2つの前記記憶装置」は、例えば同じサイトに設置されている記憶装置である。また、「設定を自動的に変更する」制御は、例えば情報処理装置側からの指示があったことを契機として行われる。
【0009】
前記の発明によれば、例えば、情報処理装置側のフェールオーバに連動させて記憶装置側のリモートコピーの運用形態をオペレータなどの人手を介在させずに自動的に変更することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
===情報処理システムの構成===
図1に本発明の一実施例として説明する情報処理システムの概略構成を示している。情報処理システムは、異なる3つのサイト(場所)のそれぞれに設置されている複数の記憶装置10,20,30と、これら各記憶装置10,20,30のそれぞれにアクセスする情報処理装置11,21,31とを含んで構成される。各サイトは、具体的には、例えば、大学や企業などの組織によって運営されるコンピュータ施設や、インターネット上のWebサーバの運営、ASP(Application Service Provider)の運用などが行われているデータセンタなどである。この情報処理システムは、地震・火災・台風・洪水・落雷・テロなどに対するディザスタリカバリの実現のために構築される。
【0011】
3つのサイトのうち第一のサイトには第一の情報処理装置11及びこれがアクセスする第一の記憶装置10が設置されている。また、第二のサイトには第二の情報処理装置21及びこれがアクセスする第二の記憶装置20が設置されている。第三のサイトには第三の情報処理装置31及びこれがアクセスする第三の記憶装置30が設置されている。これらのうちの一のサイトに設置されている情報処理装置と記憶装置の組み合わせは本番系として運用されており、それ以外の2つのサイトに設置される情報処理装置と記憶装置の組み合わせは本番系に対するバックアップ系として運用されている。なお、以下では本番系のサイトを「プライマリサイト」と、バックアップ系のサイトを「セカンダリサイト」と称することとする。
【0012】
プライマリサイトに設置されている情報処理装置(以下、「プライマリ情報処理装置」と称する)と、2つのセカンダリサイトのそれぞれに設置されている情報処理装置(以下、「セカンダリ情報処理装置」と称する)とは、第一のネットワーク50を介して通信可能に接続している。第一のネットワーク50は具体的にはIPネットワークなどで構成されるWANなどである。なお、各情報処理装置において動作する後述のクラスタソフトウエアは、この第一のネットワーク50を介して互いに通信する。
【0013】
一方、プライマリサイトに設置されている記憶装置とセカンダリサイトに設置されている記憶装置とは第二のネットワーク51を介して通信可能に接続している。第二のネットワーク51は、例えば、ギガビットイーサネット(登録商標)、ATM(Asynchronous Transfer Mode)、公衆回線などであり、後述するリモートコピーにおける複製データの送信のために、通常は第一のネットワーク50よりも高速かつ大容量のネットワークが採用される。
【0014】
<装置構成>
第一乃至第三の情報処理装置11,21,31は、CPU(Central Processing Unit)やメモリを備えるコンピュータであり、パーソナルコンピュータやワークステーション、メインフレームなどのコンピュータである。各情報処理装置11,21,31は、結合された複数台のコンピュータで構成されることもある。第一乃至第三の情報処理装置11,21,31ではオペレーティングシステムが動作している。オペレーティングシステム上ではアプリケーションソフトウエアが動作している。
【0015】
アプリケーションソフトウエアは、例えば、銀行の自動預金預け払いシステムや航空機の座席予約システムの機能を提供する。また、オペレーティングシステム上では後述するクラスタソフトウエア120が動作する。各サイトにおける情報処理装置11,21,31と記憶装置10,20,30とはそれぞれ通信手段(通信線、ネットワーク)により接続されている。通信手段は、例えば、LAN(Local Area Network)やSAN(Storage Area Network)、iSCSI(Internet Small Computer System Interface)、ESCON(Enterprise Systems Connection)(登録商標)、FICON(Fibre Connection)(登録商標)などである。
【0016】
図2に第一乃至第三の記憶装置10,20,30の一例として説明するディスクアレイ装置の具体的な構成を示している。なお、第一乃至第三の記憶装置10,20,30は、ディスクアレイ装置以外にも、例えば、半導体記憶装置などであってもよい。ディスクアレイ装置は、チャネル制御部101、リモート通信インタフェース102、ディスク制御部103、共有メモリ104、キャッシュメモリ105、これらの間を通信可能に接続するクロスバスイッチなどで構成されるスイッチング制御部106、管理端末107、及びディスクドライブ110などを備えて構成される。
【0017】
チャネル制御部101は、CPU・メモリを備え、主として情報処理装置との間の通信機能を提供する。チャネル制御部101は、情報処理装置からのデータI/O要求を受信してそのデータI/O要求を共有メモリに書き込む。なお、後述するリモートコピーの機能、及び、フェールオーバに連動して行われるリモートコピーの運用形態の変更の機能などは、チャネル制御部101のCPUがこれらの機能を実現するプログラムを実行することにより提供される。
【0018】
キャッシュメモリ105は、主としてチャネル制御部101とディスク制御部103との間で授受されるデータを一時的に記憶するために用いられる。例えばチャネル制御部101が情報処理装置から受信したデータ入出力コマンドが書き込みコマンドである場合には、チャネル制御部101は情報処理装置から受信した書き込みデータをキャッシュメモリ105に書き込む。またディスク制御部103はキャッシュメモリ105から書き込みデータを読み出してディスクドライブ110に書き込む。
【0019】
ディスク制御部103は、チャネル制御部101により共有メモリ104に書き込まれたデータI/O要求を読み出してそのデータI/O要求に設定されているコマンド(例えば、SCSI(Small Computer System Interface)規格のコマンド)に従ってディスクドライブ110にデータの書き込みや読み出しなどの処理を実行する。ディスク制御部103はディスクドライブ110から読み出したデータをキャッシュメモリ105に書き込む。またデータの書き込み完了通知や読み出し完了通知などをチャネル制御部101に送信する。ディスク制御部103は、ディスクドライブ110をいわゆるRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)方式に規定されるRAIDレベル(例えば、0,1、5)で制御する機能を備えることもある。
【0020】
ディスクドライブ110は、例えば、ハードディスク装置である。ディスクドライブ110はディスクアレイ装置と一体型とすることもできるし別体とすることもできる。各サイトのディスクドライブ110により提供される記憶領域は、この記憶領域上に論理的に設定されるボリュームである論理ボリューム115を単位として管理されている。ディスクドライブ110へのデータの書き込みや読み出しは、論理ボリューム115に付与される識別子を指定して行なうことができる。
【0021】
管理端末107はディスクアレイ装置やディスクドライブ110を保守・管理するためのコンピュータである。チャネル制御部101やディスク制御部103において実行されるソフトウエアやパラメータの変更は、管理端末107からの指示により行われる。管理端末107はディスクアレイ装置に内蔵される形態とすることもできるし、別体とすることもできる。
【0022】
リモート通信インタフェース102は、他の記憶装置10,20,30とデータ伝送をするための通信インタフェース(チャネルエクステンダ)であり、後述するリモートコピーにおける複製データの伝送はこのリモート通信インタフェース102を介して行われる。リモート通信インタフェース102は、チャネル制御部101のインタフェース(例えば、ESCON(登録商標)、FICON(登録商標)などのインタフェース)を第二のネットワーク51の通信方式に変換する。これにより他の記憶装置との間でのデータ伝送が実現される。
【0023】
なお、ディスクアレイ装置は、以上に説明した構成のもの以外にも、例えば、NFS(Network File System)などのプロトコルにより情報処理装置からファイル名指定によるデータ入出力要求を受け付けるように構成されたNAS(Network Attached Storage)として機能するものなどであってもよい。
【0024】
===クラスタリング===
3つのサイトのそれぞれにおいて稼働中の第一乃至第三の情報処理装置11,21,31では、これら情報処理装置11,21,31間での高可用(HA:High Availability)の実現等を目的としたクラスタリングの機能を実現するクラスタソフトウエア120が動作している。なお、クラスタソフトウエア120としては、例えば、マイクロソフト(登録商標)社のMSCS(Microsoft Cluster Server)(登録商標)がある。
【0025】
クラスタソフトウエア120は各サイトに設置されている情報処理装置11,21,31単位でのフェールオーバ機能を提供する。各情報処理装置11,21,31で動作するクラスタソフトウエア120は、ハートビート(Heart Beat)信号を第一のネットワーク50を介して通信し合うことによりお互いの動作状態を監視している。クラスタソフトウエア120はハートビート信号の異常などにより他の情報処理装置11,21,31の障害(ネットワーク障害を含む)を検知すると、あらかじめ設定されているフェールオーバポリシーに従って、障害が発生している情報処理装置11,21,31の処理を他の情報処理装置11,21,31に引き継がせる(フェールオーバする)。
【0026】
クラスタソフトウエア120が検知する障害には、CPUやメモリなどのハードウエア的な障害、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラム、ドライバソフトウエアなどのソフトウエア的な障害がある。フェールオーバに際しては、例えば、ディスクドライブ110や論理ボリューム115の排他権、各情報処理装置11,21,31に割り当てられているIPアドレス、アプリケーションの実行プロセス、プリントキューなどの、各種設定情報やリソースの移動が行われる。
【0027】
なお、クラスタソフトウエア120はユーザやオペレータなどによる意図的な指示がされた場合にもフェールオーバを実行する機能を提供する。
【0028】
===リモートコピー===
プライマリサイトに設置されている記憶装置(以下、「プライマリ記憶装置」と称する)の論理ボリューム115(以下、「プライマリ論理ボリューム」と称する)とセカンダリサイトに設置されている記憶装置(以下、「セカンダリ記憶装置」と称する)の論理ボリューム115(以下、「セカンダリ論理ボリューム」と称する)との間では、前述したリモートコピーが行われている。複製元の記憶装置であるプライマリ記憶装置のプライマリ論理ボリュームにデータが書き込まれると、そのデータが第二のネットワーク51を介してプライマリ記憶装置から複製先の記憶装置であるセカンダリ記憶装置に送信され、セカンダリ記憶装置によりそのデータがセカンダリ論理ボリュームにも書き込まれる。すなわち、リモートコピーは、対応付けられているプライマリ論理ボリュームとセカンダリ論理ボリュームの内容を一致させるように行われる。なお、このようにリモートコピーが行われている2つの記憶装置を、「ペア」を構成している記憶装置と称する。また、リモートコピーのために対応づけられているプライマリ論理ボリュームとセカンダリ論理ボリュームとの組み合わせを「ペア」を構成している論理ボリュームと称する。
【0029】
リモートコピーの方式には、同期方式と非同期方式とがある。同期方式の場合、情報処理装置からプライマリ論理ボリュームへのデータ書き込みを指示するデータI/O要求を受信したプライマリ記憶装置は、まず自身のプライマリ論理ボリュームにデータを書き込む。また書き込んだデータと同じデータをセカンダリ記憶装置に送信する。セカンダリ記憶装置は受信したデータをセカンダリ論理ボリュームに書き込み、セカンダリ記憶装置はその旨をプライマリ記憶装置に通知する。そして、この通知を受信したプライマリ記憶装置は情報処理装置にデータの書き込みを完了した旨を通知するメッセージを送信する。
【0030】
このように同期方式では、プライマリ論理ボリュームとセカンダリ論理ボリュームの双方にデータが書き込まれたことが確認された後に情報処理装置に完了通知が送信される。このため同期方式では情報処理装置が完了通知を受信した時点でプライマリ論理ボリュームの内容とセカンダリ論理ボリュームの内容の一致性が確保されることになる。但し、セカンダリ論理ボリュームへのデータの書き込みが完了するまでは情報処理装置に完了通知が報告されない。従って、同期方式ではプライマリサイトの情報処理装置からデータI/O要求が送信されてから情報処理装置に完了通知が返ってくるまでのレスポンスタイムは一般に非同期方式の場合よりも長くなる。なお、記憶装置がキャッシュメモリ105に書き込まれたタイミングでデータの書き込みが行われたと認知するように構成されている場合には、「データが書き込まれた」という場合には、ディスクドライブ110への書き込み対象のデータがキャッシュメモリ105に書き込まれたことを認知した場合も含まれる。
【0031】
一方、非同期方式の場合には、情報処理装置からプライマリ論理ボリュームへのデータ書き込みを指示するI/O要求を受信したプライマリ記憶装置は、これに応じてプライマリ論理ボリュームにデータを書き込む。また、書き込んだデータと同じデータをセカンダリ記憶装置に送信する。セカンダリ記憶装置は受信したデータをセカンダリ論理ボリュームに書き込み、その旨をプライマリサイトに通知する。ここでプライマリ記憶装置は、プライマリ論理ボリュームにデータを書き込むと、セカンダリ記憶装置にデータが書き込まれたかどうかとは関係なく直ちに情報処理装置に完了通知を送信してしまう。このため、非同期方式では一般に同期方式の場合に比べて情報処理装置へのレスポンスタイムが短くなる。しかしながらプライマリ論理ボリュームとセカンダリ論理ボリュームとの間のデータの一致性は必ずしも保証されない。なお、非同期方式の場合には、セカンダリ記憶装置に未反映のデータがプライマリ記憶装置において管理される。
【0032】
<ペア管理テーブル>
各記憶装置10,20,30は、各記憶装置10,20,30が行っているリモートコピーに関する情報が登録されているペア管理テーブルを記憶している。ペア管理テーブルは、例えば、チャネル制御部101が備えるメモリや共有メモリ104、ディスクドライブ110などに記憶されている。ペア管理テーブルには、例えば、記憶装置がプライマリもしくはセカンダリいずれの記憶装置として機能しているのか、他の記憶装置との間で行われているリモートコピーが同期・非同期のいずれの方式で行われているのかといった情報が登録されている。各記憶装置10,20,30のチャネル制御部101等により実行されるリモートコピーのソフトウエアは、ペア管理テーブルの内容に従ってリモートコピーの機能を実現する。
【0033】
図3は、第一のサイトがプライマリサイトに、第二及び第三のサイトがセカンダリサイトにそれぞれ設定されている場合における各記憶装置10,20,30のペア管理テーブル300の一例である。各記憶装置10,20,30のペア管理テーブル300には、そのようなリモートコピーの構成が登録されている。第一の記憶装置10のペア管理テーブル300には、第一の記憶装置10のデータの複製を第二の記憶装置20にも記憶するように非同期方式でのリモートコピーを行っていることを示す情報、及び、第一の記憶装置10のデータの複製を第三の記憶装置30にも記憶するように同期方式によるリモートコピーを行っていることを示す情報が登録されている。また、第二の記憶装置20のペア管理テーブル300には、第一の記憶装置10のデータの複製を第三の記憶装置30にも記憶するように同期方式によるリモートコピーを行っていることを示す情報が登録されている。第三の記憶装置30のペア管理テーブル300には、第一の記憶装置10のデータの複製を第二の記憶装置20にも記憶するように非同期方式によるリモートコピーを行っていることを示す情報が登録されている。
【0034】
なお、図3の例では、各記憶装置10,20,30に管理されるペア管理テーブル300には、各ペア管理テーブル300を記憶している記憶装置が関係する情報のみが登録されているが、個々のペア管理テーブルに他の記憶装置に関する情報を登録する構成でもよい。
【0035】
<リモートコピーの形式>
本実施例で説明する3サイト間でのリモートコピーには、図4A、図4Bに示す2つの形式がある。図4Aはプライマリ記憶装置が2つのセカンダリ記憶装置に複製しようとするデータ(以下、「複製データ」と称する)を直接送信する形式(以下、この形式を「マルチコピー形式」と称する)である。一方、図4Bは、プライマリ記憶装置が複製データをセカンダリ記憶装置(以下、「第一のセカンダリ記憶装置」と称する)に直接送信するが、他のセカンダリ記憶装置(以下、「第二のセカンダリ記憶装置」と称する)にはプライマリ記憶装置から直接送信するのではなく第一のセカンダリ記憶装置を介して第二のセカンダリ記憶装置に間接的に送信する形式(以下、この形式を「マルチホップ形式」と称する)である。
【0036】
マルチホップ形式ではプライマリ記憶装置が第一のセカンダリ記憶装置にのみ複製データを送信すればよいので、マルチコピー形式の場合に比べてプライマリ記憶装置の処理負荷が軽減されることになる。一方、マルチホップ形式では第一のセカンダリ記憶装置が機能を停止すると、第二のセカンダリ記憶装置においても複製データが管理されなくなるが、マルチコピー形式では第一のセカンダリ記憶装置が機能停止した場合でも第二のセカンダリ記憶装置における複製データの管理は続行されることになる。
【0037】
===フェールオーバ時の動作===
次に、情報処理装置側でフェールオーバが実行された場合に、そのフェールオーバに連動して記憶装置側でのリモートコピーの運用形態が自動的に変更される仕組みについて、いくつかの事例とともに説明する。
【0038】
<マルチコピー形式の場合>
図5に3サイトの記憶装置間でマルチコピー形式によるリモートコピーが運用されている場合に、情報処理装置側のフェールオーバに連動して行われる運用形態の変更の態様を例示している。図5では情報処理装置は省略している。図5の態様では、図5Aと図5B、図5Aと図5C、図5Bと図5Cの間でリモートコピーの運用形態を変更することができる。プライマリ記憶装置は「P」、セカンダリ記憶装置は「S」として表記している。「同期」はその記憶装置間のリモートコピーが同期方式で行われていることを示している。「非同期」はその記憶装置間のリモートコピーが非同期方式で行われていることを示している。図5では第一のサイトと第二のサイトは比較的近距離であるため、第一の記憶装置10と第二の記憶装置20との間のリモートコピーは「同期方式」で行われるが、第一のサイトと第三のサイトとは遠距離であるため、第一の記憶装置10と第三の記憶装置30との間のリモートコピーは「非同期方式」で行われている。また、第二のサイトと第三のサイトも遠距離であるため、第二の記憶装置20と第三の記憶装置30の間のリモートコピーも「非同期方式」で行われている。
【0039】
情報処理装置側のフェールオーバに起因してリモートコピーの運用形態が図5Aの運用形態から図5Bの運用形態に変更される場合について図6に示すフローチャートとともに説明する。第一の情報処理装置11から第二の情報処理装置21にフェールオーバが行われる(S611)と、第一乃至第三の情報処理装置11,21,31で動作するクラスタソフトウエア120から第一乃至第三の記憶装置10,20,30にその旨が通知される(S612)。この通知は、具体的には、例えばクラスタソフトウエア120が前述のMSCSである場合には、フェールオーバに伴うリソースの移動をリソースDLL(Dynamic Link Library)が検知し、そのリソースDLLが記憶装置に通知することで行われる。
【0040】
フェールオーバの原因が第一の情報処理装置11の障害によるものである場合、第一の情報処理装置11から第一の記憶装置10に直接前記通知を行えないこともある。このような場合には第二乃至第三の情報処理装置21,31から第二もしくは第三の記憶装置20,30に通知がなされた後、第二乃至第三の記憶装置20,30から第二のネットワーク51を経由して第一の記憶装置10に通知される。また、フェールオーバに際し、第一乃至第三の情報処理装置11,21,31は、リモートコピーの運用形態の変更を行っている間、停止させておくべきリソース(ハードウエアリソース、ソフトウエアリソース)を停止させる。これにより情報処理装置側から記憶装置側へのデータI/O要求の送信が行われなくなる。
【0041】
次に第一乃至第三の記憶装置10,20,30は前記の通知を受信すると、リモートコピーの運用形態を図5Aの形態から図5Bの形態に変更するための処理を開始する。まず、第一の記憶装置10は非同期方式のリモートコピーにおいて未送信となっているデータが存在するかどうかを調べ(S613)、存在する場合(S613:YES)にはそのデータを第二の記憶装置20に送信する(S614)。第二の記憶装置20はそのデータを受信して、これを第二の論理ボリュームに反映する(S615)。以上により第一乃至第三の論理ボリューム115の内容が一致される。なお、第一乃至第三の記憶装置10,20,30は、第一乃至第三の論理ボリューム115の内容が一致したことを互いに通信し合うことで認知する(S616)。
【0042】
次に図5Aのように構成されていたリモートコピーのペア関係が解除され、図5Bのペア関係が生成されるまでの処理について具体的に説明する。ここでペア関係が「解除」もしくは「生成」されるとは、具体的には、各記憶装置に記憶されているペア管理テーブル300の内容が変更されることである。ペア管理テーブル300の解除及び生成は、新たにプライマリ記憶装置となる記憶装置が新たにセカンダリ記憶装置となる記憶装置に対し第二のネットワーク51を通じて解除や生成を指示することにより開始される。
【0043】
まず、新たにプライマリ記憶装置となる第二の記憶装置20から、セカンダリ記憶装置となる第一の記憶装置10及び第三の記憶装置30に対し、ペアを解除する旨の指示が送信される(S617)。次に第二の記憶装置20は、第一の記憶装置10及び第三の記憶装置30に図5Bに対応する内容にペア管理テーブル300の内容を更新する旨の指示を送信する(S618)。
【0044】
次に第二の記憶装置20は、自身が記憶しているペア管理テーブル300の内容を図5Bに対応する内容に更新する。また前記指示を受信した第一の記憶装置10及び第三の記憶装置30は、自身が記憶しているペア管理テーブル300の内容をそれぞれ更新する(S619)。なお、ペア管理テーブル300の解除及び生成は、例えば、(S616)において各記憶装置10,20,30が第一乃至第三の論理ボリュームの内容が一致したことを認知した後、各記憶装置10,20,30において自動的に開始するようにしてもよい。
【0045】
ペア管理テーブル300の内容が更新されると、第一乃至第三の記憶装置10,20,30の間で図5Bに示すマルチコピー形式でのリモートコピーの運用が開始される(S620)。図5Bでは第二の記憶装置20はプライマリ記憶装置として、第一及び第三の記憶装置10,30はそれぞれセカンダリ記憶装置として機能する。リモートコピーが開始されると、その旨が第二もしくは第三の記憶装置20,30から、第二もしくは第三の情報処理装置21,31で動作するクラスタソフトウエア120に通知される(S621)。この通知があると、第二の情報処理装置21は本番系として、第三の情報処理装置31はバックアップ系としての動作を開始する(S622)。
【0046】
以上、図5Aの運用形態から図5Bの運用形態に変更される場合について説明したが、逆に図5Bの運用形態から図5Aの運用形態に変更される場合、図5Aの運用形態から図5Cの運用形態に変更される場合及びその逆の場合、図5Bの運用形態から図5Cの運用形態に変更される場合及びその逆の場合、のそれぞれの場合についても以上と同じようにして行われる。
【0047】
なお、以上に説明した仕組みによれば、マルチコピー形式が適用されている場合において、情報処理装置側のフェールオーバに連動させて記憶装置側のリモートコピーの運用形態をオペレータなどの人手を介在させずに自動的に変更することが可能となる。
【0048】
<マルチホップ形式の場合>
図7に3サイトの記憶装置間でマルチホップ形式によるリモートコピーが運用されている場合に、情報処理装置側のフェールオーバに連動して行われる運用形態の変更の態様を例示している。図7では情報処理装置は省略している。図7の態様では、図7Aと図7B、図7Aと図7C、図7Bと図7Cの間でリモートコピーの運用形態を変更することができる。プライマリ記憶装置を「P」、第一のセカンダリ記憶装置を「S1」、第二のセカンダリ記憶装置を「S2」として表記している。図7では第一のサイトと第二のサイトは比較的近距離であるため、第一の記憶装置10と第二の記憶装置20との間のリモートコピーは「同期方式」もしくは「非同期方式」で行われるが、第一のサイトと第三のサイトとは遠距離であるため、第一の記憶装置10と第三の記憶装置30との間のリモートコピーは「非同期方式」で行われている。また、第二のサイトと第三のサイトも遠距離であるため、第二の記憶装置20と第三の記憶装置30の間のリモートコピーも「非同期方式」で行われている。
【0049】
情報処理装置側のフェールオーバに起因してリモートコピーの運用形態が図7Aから図7Bに自動的に変更される場合について図8に示すフローチャートとともに説明する。障害の発生や人がユーザインターフェースを操作することにより第一の情報処理装置11から第二の情報処理装置21にフェールオーバが行われる(S811)と、第一乃至第三の情報処理装置11,21,31で動作するクラスタソフトウエアから第一乃至第三の記憶装置10,20,30に対してその旨が通知される(S812)。
【0050】
次にこの通知を受信した第一乃至第三の記憶装置10,20,30は、リモートコピーの運用形態を図7Aの形態から図7Bの形態に変更するための処理を開始する。まず、第二の記憶装置20は非同期方式のリモートコピーにおいて未送信となっている複製データが存在するかどうかを調べ(S813)、存在する場合(S813:YES)にはそのデータを第三の記憶装置30に送信する(S814)。第三の記憶装置30はそのデータを受信すると、これを第二の論理ボリュームに反映する(S815)。以上により第一乃至第三の論理ボリュームの内容が一致される。なお、第一乃至第三の記憶装置30は、第一乃至第三の論理ボリュームの内容が一致したことを互いに通信し合うことで認知する(S816)。
【0051】
次に図6Aのように構成されていたリモートコピーのペア関係が解除され、図7Bのペア関係が生成されるまでの処理について具体的に説明する。まず、新たにプライマリ記憶装置となる第二の記憶装置20から、セカンダリ記憶装置となる第一の記憶装置10及び第三の記憶装置30にペアを解除する旨の指示が送信される(S817)。次に、新たにプライマリ記憶装置となる第二の記憶装置20は、自身が記憶しているペア管理テーブル300の内容を図7Aに対応する関係から図7Bに対応する関係に変更した後、第一の記憶装置10及び第三の記憶装置30に対し、図7Aから図7Bに対応する関係にペア管理テーブル300の内容を更新する旨の指示を送信する(S818)。
【0052】
一方、これを受信した第一の記憶装置10及び第三の記憶装置30は、それぞれ記憶しているペア管理テーブル300の内容を図6Bに対応する内容に更新する(S819)。なお、ペア管理テーブル300の解除及び生成は、以上に説明した方法以外にも、例えば、各記憶装置10,20,30が第一乃至第三の論理ボリュームの内容が一致したことを認知した後、各記憶装置10,20,30において自動的に開始するようにしてもよい。
【0053】
ペア管理テーブル300の内容が更新されると、第一乃至第三の記憶装置10,20,30の間で図7Bに示すマルチホップ形式でのリモートコピーの運用が開始される(S820)。また、リモートコピーが開始されると、その旨が第二もしくは第三の記憶装置20,30から、第二及び第三の情報処理装置21,31で動作するクラスタソフトウエアに通知される(S821)。この通知があると、第二の情報処理装置21は本番系として、第三の情報処理装置31はバックアップ系としての動作を開始する(S822)。
【0054】
以上、図7Aの運用形態から図7Bの運用形態に変更される場合について説明したが、逆に図7Bの運用形態から図7Aの運用形態に変更される場合、図7Aの運用形態から図7Cの運用形態に変更される場合及びその逆の場合、図7Bの運用形態から図7Cの運用形態に変更される場合及びその逆の場合、のそれぞれについても以上と同じようにして行われる。
【0055】
なお、以上に説明した仕組みによれば、マルチホップ形式が適用されている場合において、情報処理装置側のフェールオーバに連動させて記憶装置側のリモートコピーの運用形態をオペレータなどの人手を介在させずに自動的に変更することが可能となる。
【0056】
<2つの形式が混在する場合>
図9は3サイトの記憶装置間でマルチコピー形式もしくはマルチホップ形式によるリモートコピーが運用されている場合において、フェールオーバの実行に連動してリモートコピーの運用形態が自動的に変更される場合の運用形態の変更の態様を示している。図9では情報処理装置は省略している。図9の態様では、図9Aと図9B、図9Aと図9C、図9Bと図9Cの間でリモートコピーの運用形態を変更することができる。図9では第一のサイトと第二のサイトは比較的近距離であるため、第一の記憶装置10と第二の記憶装置20との間のリモートコピーは「同期方式」で行われるが、第一のサイトと第三のサイトとは遠距離であるため、第一の記憶装置10と第三の記憶装置30との間のリモートコピーは「非同期方式」で行われている。また、第二のサイトと第三のサイトも遠距離であるため、第二の記憶装置20と第三の記憶装置30の間のリモートコピーも「非同期方式」で行われている。
【0057】
図9の態様では、マルチコピー形式からマルチホップ形式へ、もしくは、マルチホップ形式からマルチコピー形式へというように、異なる形式間での運用形態の変更も行われる。またこの態様ではいずれの運用形態においても第二の記憶装置20と第三の記憶装置30との間でリモートコピーのための複製データの通信は行われない。つまり、図9の態様は、例えば、第二のサイトと第三のサイト間が通信可能に接続されていない状況や、第二のサイトと第三のサイト間の通信に障害が発生した場合であっても適用できる。
【0058】
図9Aでは、マルチコピー形式によるリモートコピーが行われており、第一の記憶装置10がプライマリ記憶装置「P」、第二及び第三の記憶装置20,30がセカンダリ記憶装置「S」となっている。図9Bでは、マルチホップ形式によるリモートコピーが行われており、第二の記憶装置20がプライマリ記憶装置「P」、第一の記憶装置10が第一のセカンダリ記憶装置「S1」、第三の記憶装置30が第二のセカンダリ記憶装置「S2」となっている。図9Cもマルチホップ形式によるリモートコピーが行われており、第三の記憶装置30がプライマリ記憶装置「P」、第一の記憶装置10が第一のセカンダリ記憶装置「S1」、第三の記憶装置30が第二のセカンダリ記憶装置「S2」となっている。
【0059】
情報処理装置側のフェールオーバに起因してリモートコピーの運用形態が図9Aから図9Bに自動的に変更される場合について図10に示すフローチャートとともに説明する。第一の情報処理装置11から第二の情報処理装置21にフェールオーバが行われる(S1011)と、第一乃至第三の情報処理装置11,21,31で動作するクラスタソフトウエアから第一乃至第三の記憶装置10,20,30にその旨が通知される(S1012)。
【0060】
次に前記通知を受信した第一乃至第三の記憶装置10,20,30は、リモートコピーの運用形態を図9Aの運用形態から図9Bの運用形態に変更するための処理を開始する。まず、第一の記憶装置10は非同期方式のリモートコピーにおいて未送信となっているデータが存在するかどうかを調べ(S1013)、存在する場合(S1013:YES)にはそのデータを第二の記憶装置20に送信する(S1014)。第二の記憶装置20はそのデータを受信するとこれを第二の論理ボリュームに反映する(S1015)。以上により第一乃至第三の論理ボリュームの内容が一致される。なお、第一乃至第三の記憶装置10,20,30は、第一乃至第三の論理ボリュームの内容が一致したことを互いに通信し合うことで認知する(S1016)。
【0061】
次に図9Aのように構成されていたリモートコピーのペア関係が解除され、図9Bのペア関係が生成されるまでの処理について具体的に説明する。まず、新たにプライマリ記憶装置となる第二の記憶装置20から、セカンダリ記憶装置となる第一の記憶装置10及び第三の記憶装置30にペアを解除する旨の指示が送信される(S1017)。次に、新たにプライマリ記憶装置となる第二の記憶装置20は、自身が記憶しているペア管理テーブル300の内容を図9Aに対応する関係から図9Bに対応する関係に変更した後、第一の記憶装置10及び第三の記憶装置30に対し、図9Aから図9Bに対応する関係にペア管理テーブル300の内容を更新する旨の指示を送信する(S1018)。
【0062】
一方、これを受信した第一の記憶装置10及び第三の記憶装置30は、自身が記憶しているペア管理テーブル300の内容をそれぞれ図9Bに対応する内容に更新する(S1019)。なお、ペア管理テーブル300の解除及び生成は、以上に説明した方法以外にも、例えば、各記憶装置10,20,30が第一乃至第三の論理ボリュームの内容が一致したことを認知した後、各記憶装置10,20,30において自動的に開始するようにしてもよい。
【0063】
ペア管理テーブル300の内容が更新されると、第一乃至第三の記憶装置10,20,30の間で図9Bに示すマルチホップ形式でのリモートコピーの運用が開始される(S1020)。また、リモートコピーが開始されると、その旨が第二もしくは第三の情報処理装置21,31で動作するクラスタソフトウエアに通知される(S1021)。この通知があると、第二の情報処理装置21は本番系として、第三の情報処理装置31はバックアップ系としての動作を開始する(S1022)。
【0064】
以上では、図9Aの運用形態から図9Bの運用形態に変更される場合について説明したが、逆に図9Bの運用形態から図9Aの運用形態に変更される場合、図9Aの運用形態から図9Cの運用形態に変更される場合及びその逆の場合、図9Bの運用形態から図9Cの運用形態に変更される場合及びその逆の場合、のそれぞれについても以上と同様の方法により行われる。
【0065】
なお、以上に説明した仕組みによれば、例えば、第二のサイトと第三のサイト間が通信可能に接続されていない状況や、第二のサイトと第三のサイト間の通信に障害が発生した場合などであっても、情報処理装置側のフェールオーバに連動させて記憶装置側のリモートコピーの運用形態をオペレータなどの人手を介在させずに自動的に変更することが可能となる。
【0066】
以上、一実施形態に基づき本発明に係る情報処理システムの制御方法等について説明したが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
【0067】
【発明の効果】
本発明によれば、情報処理システムの制御方法、情報処理システム、及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による情報処理システムの概略構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施例として説明するディスクアレイ装置の構成を示す図である。
【図3】本発明の一実施例として説明するペア管理テーブルを説明する図である。
【図4】図4Aはマルチコピー形式のリモートコピーを説明する図であり、図4Bはマルチホップ形式のリモートコピーを説明する図である。
【図5】図5は、本発明の一実施例による、リモートコピーがマルチコピー形式で行われている場合における情報処理装置側のフェールオーバに連動して行われる運用形態の変更の態様を示す図であり、図5A、図5B、図5Cは、それぞれマルチコピー形式のリモートコピーの異なる運用形態を示す図である。
【図6】図6はリモートコピーの運用形態が図5Aの運用形態から図5Bの運用形態に変更される場合の処理の流れを説明するフローチャートを示す図である。
【図7】図7は、本発明の一実施例による、リモートコピーがマルチホップ形式で行われている場合における情報処理装置側のフェールオーバに連動して行われる運用形態の変更の態様を示す図であり、図7A、図7B、図7Cは、それぞれマルチホップ形式のリモートコピーの異なる運用形態を示す図である。
【図8】図8はリモートコピーの運用形態が図7Aの運用形態から図7Bの運用形態に変更される場合の処理の流れを説明するフローチャートを示す図である。
【図9】図9は、本発明の一実施例による、リモートコピーがマルチコピー形式もしくはマルチホップ形式によるリモートコピーが運用されている場合における、情報処理装置側のフェールオーバに連動して行われる運用形態の変更の態様を示す図であり、図9A、図9B、図9Cはそれぞれリモートコピーの異なる運用形態を示す図である。
【図10】図10はリモートコピーの運用形態が図9Aの運用形態から図9Bの運用形態に変更される場合の処理の流れを説明するフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
10 第一の記憶装置
11 第一の情報処理装置
20 第二の記憶装置
21 第二の情報処理装置
30 第三の記憶装置
31 第三の情報処理装置
101 チャネル制御部
102 リモート通信インタフェース
103 ディスク制御部
104 共有メモリ
105 キャッシュメモリ
106 スイッチング制御部
110 ディスクドライブ
115 論理ボリューム
Claims (18)
- 第一のサイトに設置された第一の記憶装置及びこれにアクセスする第一の情報処理装置と、第二のサイトに設置された第二の記憶装置及びこれにアクセスする第二の情報処理装置と、第三のサイトに設置された第三の記憶装置及びこれにアクセスする第三の情報処理装置と、を含み、
前記第一乃至第三の情報処理装置が互いに通信可能に接続され、
前記第一乃至第三の記憶装置が互いに通信可能に接続され、
前記第一乃至第三の情報処理装置がクラスタ化されている情報処理システムの制御方法であって、
前記第一乃至第三の記憶装置のいずれか1つを複製元の記憶装置とし、他の2つを複製先の記憶装置とする旨の設定情報を前記第一乃至第三の記憶装置の夫々が記憶し、
複製元として設定されている前記記憶装置が前記情報処理装置から送信されてくるデータ書き込み要求に応じてデータを記憶した場合に、複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている他の2つの前記記憶装置に前記データを送信し、前記データを受信した他の2つの前記記憶装置が前記データを記憶し、
前記第一乃至第三の情報処理装置のいずれかの情報処理装置から他のいずれかの情報処理装置にフェールオーバが実行された場合に、複製元として設定されていた前記記憶装置が複製先の記憶装置となるように、複製先として設定されていた2つの前記記憶装置のうちのいずれか1つが複製元の記憶装置となり他の1つが複製先の記憶装置となるように、各記憶装置に記憶されている前記設定情報の内容を自動的に変更すること、
を特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項1に記載の情報処理システムの制御方法において、
前記第一乃至第三の情報処理装置のいずれかの情報処理装置から他のいずれかの情報処理装置にフェールオーバが実行された場合に、前記情報処理装置のうち少なくともいずれか1つの情報処理装置からその情報処理装置がアクセスする前記第一乃至第三のいずれかの記憶装置にその旨を通知し、
前記通知を受信した前記記憶装置から他の前記記憶装置に前記通知があった旨が通知されることにより、前記第一乃至第三の記憶装置が前記設定情報の内容の変更に関する処理を実行すること、
を特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項1に記載の情報処理システムの制御方法において、
複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている前記記憶装置への前記データの送信が、複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている前記記憶装置に対して直接行われること、
を特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項1に記載の情報処理システムの制御方法において、
複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている1つ目の前記記憶装置への前記データの送信が、前記複製元の記憶装置から前記複製先の記憶装置に対して直接行われ、複製先として設定されている2つ目の前記記憶装置に対する前記データの送信は、複製先として設定されている1つ目の前記記憶装置を介して間接的に行われること、
を特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項1に記載の情報処理システムの制御方法において、
前記設定情報の内容の変更に際し、
複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている前記記憶装置への前記データの送信が、複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている前記記憶装置に対して直接行われる制御から、
複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている1つ目の前記記憶装置への前記データの送信は前記複製元の記憶装置から直接行われ、複製先として設定されている2つ目の前記記憶装置への前記データの送信は複製先として設定されている1つ目の前記記憶装置を介して間接的に行われる制御に切り替えること、
を特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項1に記載の情報処理システムの制御方法において、
複製元として設定されている前記記憶装置が、複製先として設定されている前記記憶装置に前記データが書き込まれたことを確認した後に前記データ書き込み要求に対する完了報告を前記情報処理装置に送信することを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項1に記載の情報処理システムの制御方法において、
複製元として設定されている前記記憶装置が、複製先として設定されている前記記憶装置において前記データが書き込まれたか否かとは無関係に前記データ書き込み要求に対する完了報告を前記情報処理装置に送信することを特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項1に記載の情報処理システムの制御方法において、
前記第一乃至第三の記憶装置のデータ記憶領域はこの記憶領域上に論理的に設定された論理ボリュームを単位として管理され、
複製元として設定されている前記記憶装置の論理ボリュームと複製先として設定されている前記記憶装置の論理ボリュームとが対応づけられ、
複製元として設定されている前記記憶装置に記憶しているデータの複製を複製先として設定されている他の2つの前記記憶装置にも記憶する前記制御は、対応づけられている前記各論理ボリュームの内容を一致させるように行われること、
を特徴とする情報処理システムの制御方法。 - CPU及びメモリを有する第一の情報処理装置と、前記第一の情報処理装置と通信可能に接続し、前記第一の情報処理装置と通信するチャネル制御部、キャッシュメモリ、及びディスクドライブに対するデータの書き込み/読み出しを行うディスク制御部を有する第一のディスクアレイ装置とが第一のサイトに設置され、
CPU及びメモリを有する第二の情報処理装置と、前記第二の情報処理装置と通信可能に接続し、前記第二の情報処理装置と通信するチャネル制御部、キャッシュメモリ、及びディスクドライブに対するデータの書き込み/読み出しを行うディスク制御部を有する第二のディスクアレイ装置とが第二のサイトに設置され、
CPU及びメモリを有する第三の情報処理装置と、前記第三の情報処理装置と通信可能に接続し、前記第三の情報処理装置と通信するチャネル制御部、キャッシュメモリ、及びディスクドライブに対するデータの書き込み/読み出しを行うディスク制御部を有する第三のディスクアレイ装置とが第三のサイトに設置され、
前記第一乃至第三の情報処理装置が互いに通信可能に接続され、
前記第一乃至第三のディスクアレイ装置が互いに通信可能に接続されてなる情報処理システムの制御方法であって、
前記第一乃至第三の情報処理装置を、前記第一乃至第三の情報処理装置の間で障害が発生した場合に互いに処理を引き継ぐようにクラスタ化して制御し、
前記第一乃至第三のディスクアレイ装置において、前記第一乃至第三のディスクアレイ装置のうちのいずれか1つをリモートコピーの複製元のディスクアレイ装置とし、他の2つを複製先のディスクアレイ装置とする旨の設定情報を前記第一乃至第三の記憶装置の夫々に記憶し、
複製元として設定されている前記ディスクアレイ装置が、当該ディスクアレイ装置に接続している前記情報処理装置から送信されてくるデータ書き込み要求に応じてデータを記憶した場合に、複製元として設定されている前記ディスクアレイ装置から複製先として設定されている他の2つの前記ディスクアレイ装置に前記データを送信し、前記データを受信した他の2つの前記ディスクアレイ装置のそれぞれが前記データを記憶するようにし、
前記第一乃至第三の情報処理装置のいずれかの前記情報処理装置から他のいずれかの前記情報処理装置にフェールオーバが実行された場合に、複製元として設定されていた前記ディスクアレイ装置が複製先のディスクアレイ装置となるように、複製先として設定されていた2つの前記ディスクアレイ装置のうちのいずれか1つが複製元のディスクアレイ装置となり他の1つが複製先のディスクアレイ装置となるように、前記各ディスクアレイ装置に記憶されている前記設定情報の内容を自動的に変更すること、
を特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項9に記載の情報処理システムの制御方法であって、
複製元及び複製先となる前記各ディスクアレイ装置のそれぞれにおける前記設定情報の内容の変更は、前記第1乃至第三の情報処理装置のうちの2つの情報処理装置の間で行われているリモートコピーの同期/非同期の方式を維持したまま行われること
を特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 請求項9に記載の情報処理システムの制御方法であって、
複製元及び複製先となるディスクアレイ装置のそれぞれにおける前記設定情報の内容を変更する際、リモートコピーの同期/非同期の方式を変更すること
を特徴とする情報処理システムの制御方法。 - 第一のサイトに設置された第一の記憶装置及びこれにアクセスする第一の情報処理装置と、第二のサイトに設置された第二の記憶装置及びこれにアクセスする第二の情報処理装置と、第三のサイトに設置された第三の記憶装置及びこれにアクセスする第三の情報処理装置と、を含み
前記第一乃至第三の情報処理装置が互いに通信可能に接続され、
前記第一乃至第三の記憶装置が互いに通信可能に接続され、
前記第一乃至第三の情報処理装置をクラスタ化され、
前記第一乃至第三の記憶装置のいずれか1つの記憶装置を複製元の記憶装置とし、他の2つの記憶装置を複製先の記憶装置とする旨の設定情報を前記第一乃至第三の記憶装置の夫々に記憶する手段と、
複製元として設定されている前記記憶装置が前記情報処理装置から送信されてくるデータ書き込み要求に応じてデータを記憶した場合に、複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている他の2つの前記記憶装置に前記データを送信し、前記データを受信した他の2つの前記記憶装置が前記データを記憶するように制御する手段と、
前記第一乃至第三の情報処理装置のいずれかの情報処理装置から他のいずれかの情報処理装置にフェールオーバが実行された場合に、複製元として設定されていた前記記憶装置が複製先の記憶装置となるように、複製先として設定されていた2つの前記記憶装置のうちのいずれか一方が複製元の記憶装置となり他の一方が複製先となるように、各記憶装置に記憶されている前記設定情報の内容を自動的に変更する手段と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 請求項12に記載の情報処理システムにおいて、
複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている前記記憶装置への前記データの送信は、複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている前記記憶装置に対して直接行われること、
を特徴とする情報処理システム。 - 請求項12に記載の情報処理システムにおいて、
複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている1つ目の前記記憶装置への前記データの送信は、前記複製元の記憶装置から前記複製先の記憶装置に対して直接行われ、複製先として設定されている2つ目の前記記憶装置に対する前記データの送信は、複製先として設定されている1つ目の前記記憶装置を介して間接的に行われること、
を特徴とする情報処理システム。 - 請求項12に記載の情報処理システムにおいて、
前記設定情報の内容の変更に際し、
複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている前記記憶装置への前記データの送信が、複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている前記記憶装置に対して直接行われるようにする制御から、
複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている1つ目の前記記憶装置への前記データの送信は前記複製元の記憶装置から直接行われ、複製先として設定されている2つ目の前記記憶装置への前記データの送信は、複製先として設定されている1つ目の前記記憶装置を介して間接的に行われるようにする制御に切り替える手段、
を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 請求項12に記載の情報処理システムにおいて、
複製元として設定されている前記記憶装置が、複製先として設定されている前記記憶装置において前記データが書き込まれたことを確認した後に前記データ書き込み要求に対する完了報告を前記情報処理装置に送信する手段を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 請求項12に記載の情報処理システムにおいて、
複製元として設定されている前記記憶装置が、複製先として設定されている前記記憶装置において前記データが書き込まれたか否かとは無関係に前記データ書き込み要求に対する完了報告を前記情報処理装置に送信する手段を備えることを特徴とする情報処理システム。 - 第一のサイトに設置された第一の記憶装置及びこれにアクセスする第一の情報処理装置と、第二のサイトに設置された第二の記憶装置及びこれにアクセスする第二の情報処理装置と、第三のサイトに設置された第三の記憶装置及びこれにアクセスする第三の情報処理装置と、
前記第一乃至第三の情報処理装置を互いに通信可能に接続する手段と、
前記第一乃至第三の記憶装置を互いに通信可能に接続する手段と、
前記第一乃至第三の情報処理装置をクラスタ化する手段と、
前記第一乃至第三の記憶装置のいずれか1つの記憶装置を複製元の記憶装置とし、他の2つの記憶装置を複製先の記憶装置とする旨の設定情報を前記第一乃至第三の記憶装置の夫々に記憶する手段と、
複製元として設定されている前記記憶装置が前記情報処理装置から送信されてくるデータ書き込み要求に応じてデータを記憶した場合に、複製元として設定されている前記記憶装置から複製先として設定されている他の2つの前記記憶装置に前記データを送信し、前記データを受信した他の2つの前記記憶装置が前記データを記憶するように制御する手段と、
前記第一乃至第三の情報処理装置のいずれかの情報処理装置から他のいずれかの情報処理装置にフェールオーバが実行された場合に、複製元として設定されている前記記憶装置が複製先の記憶装置となるように、複製先として設定されている2つの前記記憶装置のうちのいずれか一方が複製元の記憶装置となり他の一方が複製先となるように、各記憶装置に記憶されている前記設定情報の内容を自動的に変更する手段と、
を備える情報処理システムにおける前記第一乃至第三の情報処理装置のうちの少なくともいずれかに、
前記フェールオーバが実行された場合に、前記情報処理装置のうち少なくともいずれか1つの情報処理装置からその情報処理装置がアクセスする前記第一乃至第三のいずれかの記憶装置にその旨を通知する機能を実現するためのプログラム。
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