JP4177419B2 - ストレージシステムの制御方法、ストレージシステム、及びストレージ装置 - Google Patents
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例えば、特許文献1には、データセンタ1と附近地にあるデータセンタ2との間で同期リモートコピーをし、データセンタ1と遠隔地にあるデータセンタ3との間で非同期リモートコピーをするシステムが記載され、災害時にペアを組むであろうデータセンタのデータ更新の進捗状況を知るためにビットマップで差分管理を行い、データセンタ1に災害・障害が発生したとき、データセンタ2からデータセンタ3にビットマップを用いて差分データを転送し、復旧することが記載されている。
図1に本実施の形態に係るストレージシステム100を含む情報処理システムの全体構造を示すブロック図を示す。
情報処理装置11,21は、CPU110、メモリ120、ポート130、記録媒体読取装置140、入力装置150、出力装置160を備える。
チャネル制御部101は、CPU211、キャッシュメモリ212、制御メモリ213、ポート215、バス216を備えている。
ペア管理テーブル201は、各記憶装置10,20,30の論理ボリューム109の複製管理を行うためのテーブルである。ペア管理テーブル201は、「ペア種類」、「複製方式」欄、「複製元装置」欄、「複製先装置」欄、「複製元ボリューム」欄、「複製先ボリューム」欄、「ペア状態」欄、「コンシステンシグループ」欄を備える。
「ペア中」の場合は、情報処理装置11,21から主論理ボリュームに書き込まれたデータが副論理ボリュームにも反映される。このような主論理ボリュームと副論理ボリュームとの対応付けにより、主論理ボリュームに記憶されている内容と副論理ボリュームに記憶されている内容との同一性を確保することができる。
「スプリット中」の場合は、情報処理装置11,21から主論理ボリュームにデータが書き込まれても副論理ボリュームには反映されない。すなわち「スプリット中」の状態は、「ペア中」における主論理ボリュームと副論理ボリュームとの対応付けが解除された状態である。従って主論理ボリュームの内容と副論理ボリュームの内容の同一性は保証されない。しかし「スプリット中」は副論理ボリュームの内容が更新されないため、この間にデータのバックアップをとることが可能となる。
「リシンク中」は「スプリット中」から「ペア中」に移行する途中の状態である。すなわち、「スプリット中」に主論理ボリュームに対してなされたデータの更新を副論理ボリュームに反映している状態である。反映が完了すると当該ペアの状態は「ペア中」になる。なお、「スプリット中」のペアを「ペア中」の状態に移行することを、ペアを再形成すると言う。
ペア状態管理テーブル201の「コンシステンシグループ」欄には、当該ペアが属するコンシステンシグループ(ペアグループ)の番号が記載される。ここでコンシステンシグループとは、スプリット状態への移行が同時に行われるように制御される複数の論理ボリューム109のペアにより構成されるグループをいう。つまり、前述のように複数のペアに対するペア状態の変更は各ペアに対して逐次に行われるが、同一コンシステンシグループに属する複数のペアに対しては、スプリット状態への移行が同時に行われるように制御される(以下、スプリット状態への移行の同時性という)。
すなわち、仮にコンシステンシグループが形成されていなければ、スプリット状態への移行が完了したペアの副論理ボリュームに対してはデータの書き込み又は読み出しが可能であるのに対し、スプリット状態への移行が完了していないペアの副論理ボリュームに対してはデータの書き込み又は読み出しが禁止されているからである。
また、コンシステンシグループのペアに対するスプリットは、スプリット開始時刻を指定して行うことができる。スプリットの開始時刻は、情報処理装置11,21から送信されるコマンドにより指示される。
第一乃至第三の記憶装置10,20,30の論理ボリューム109で前述のリモートペアが形成されている場合は、複製元の記憶装置10,20,30が複製先の記憶装置10,20,30に、リモートコピーを用いて複製したデータの伝送を行っている。複製元の記憶装置10,20,30の主論理ボリュームと複製先の記憶装置10,20,30の副論理ボリュームとの対応付けは、前述したペア管理テーブル201に設定されている。ペア状態が「ペア中」の間に情報処理装置11,21が複製元の記憶装置10,20,30の主論理ボリュームにデータを書き込むと、複製元の記憶装置10,20,30は、そのデータの複製を第一のネットワーク40を介して複製先の記憶装置10,20,30に送信する。複製先の記憶装置10,20,30は、受信したデータを副論理ボリュームに書き込む。ペア状態が「スプリット中」の間は、情報処理装置11,21が複製元の記憶装置10,20,30の主論理ボリュームにデータを書き込んでも、複製元の記憶装置10,20,30は複製先の記憶装置10,20,30に当該データの複製を送信しない。複製元の記憶装置10,20,30は、ペア状態が「リシンク中」に移行されたタイミングで複製先の記憶装置10,20,30に当該データの複製を送信し、複製先の記憶装置10,20,30は、受信したデータを副論理ボリュームに書き込む。すなわち、リモートコピーは、対応付けられている複製元の記憶装置10,20,30の主論理ボリュームと複製先の記憶装置10,20,30の副論理ボリュームの内容を一致させるように行われる。
差分管理テーブル202は、特定時刻を基準として、どの論理ボリューム109のどのブロックに対して更新が行われたかを示すものである。通常は図5に示すようにビットマップ形式で記憶装置10,20,30の共有メモリ104に記録されており、各ビットは論理ボリューム109内のブロックに対応づけられている。差分管理テーブル202は、初期状態は全て"0"の状態で記憶装置10,20,30の共有メモリ104に記録されている。記憶装置10,20,30は、論理ボリューム109へデータの書き込みを行うと、当該データが格納されているブロックを示す差分管理テーブル上のビットを"1"に更新する。
図8に、第一の情報処理装置11で本番系の運用を行っている際の、時刻T1から時刻T3の間における、各サイトのデータ状態の遷移を例示している。なお、論理ボリューム109中に記載しているSTnは、当該論理ボリューム109が時刻Tnの第一の主論理ボリュームと一致していることを表している。また、ΔTxyは時刻Txから時刻Tyの間の差分管理テーブル202を表している。
第一のサイトが被災した際に、第二のサイトを本番系として運用するために第二の論理ボリュームを第一の主論理ボリュームと一致させる動作を説明する。まず、第二の情報処理装置21が、第二の論理ボリュームと第一の副論理ボリュームとのリモートペアのペア状態の取得を第二の記憶装置20に指示する。この指示を受けた第二の記憶装置20は、第二の記憶装置20の共有メモリ104にあるペア管理テーブル202を参照し、その内容を第二の情報処理装置21に送信する。
11 第一の情報処理装置
20 第二の記憶装置
21 第二の情報処理装置
30 第三の記憶装置
40 第一のネットワーク
100 ストレージシステム
101 チャネル制御部
102 リモート通信インタフェース
103 ディスク制御部
104 共有メモリ
105 キャッシュメモリ
106 スイッチング制御部
107 管理端末
108 記憶デバイス
109 論理ボリューム
110 CPU
120 メモリ
121 記憶デバイス管理プログラム
122 アプリケーションプログラム
130 ポート
140 記録媒体読取装置
150 入力装置
160 出力装置
170 記録媒体
200 コンシステンシグループ管理テーブル
201 ペア管理テーブル
202 差分管理テーブル
211 CPU
212 キャッシュメモリ
213 制御メモリ
214 制御プログラム
215 ポート
216 バス
Claims (4)
- 制御部と、
論理ボリュームと、
前記論理ボリューム内のどの位置に対して更新が行われたかを示すテーブルとを有する記憶装置であって、
前記記憶装置は、前記論理ボリュームヘのライト要求を受信すると、前記テーブルヘ更新位置を記録し、
前記記憶装置は、クリア時刻を有するクリア要求を受信し、
前記記憶装置は、前記論理ボリュームヘのライト要求を受信した場合に、当該論理ボリュームについての前記テーブルが未だクリアされていない場合には、前記ライト要求に設定されている時刻と前記クリア時刻とを比較し、前記ライト要求に設定されている時刻が前記クリア時刻より遅い場合には、前記テーブルをクリアしてから前記テーブルへ更新位置を記録することを特徴とする記憶装置。 - 請求項1記載の記憶装置であって、
前記論理ボリュームヘのライト要求を受信しない場合に、前記クリア時刻と現在時刻とを比較し、前記現在時刻の方が前記クリア時刻より遅い場合に、前記テーブルをクリアすることを特徴とする記憶装置。 - 制御部と、論理ボリュームと、前記論理ボリューム内のどの位置に対して更新が行われたかを示すテーブルとを有する記憶装置において実行される方法であって、
前記論理ボリュームヘのライト要求を受信すると、前記テーブルヘ更新位置を記録し、
クリア時刻を有するクリア要求を受信し、
前記論理ボリュームヘのライト要求を受信した場合に、当該論理ボリュームについての前記テーブルが未だクリアされていない場合には、前記ライト要求に設定されている時刻と前記クリア時刻を比較し、前記ライト要求に設定されている時刻が前記クリア時刻より遅い場合には、前記テーフルをクリアしてから前記テーブルへ更新位置を記録することを特徴とする方法。 - 請求項3記載の方法であって、
前記論理ボリュームヘのライト要求を受信しない場合には、前記クリア時刻と現在時刻とを比較し、
前記現在時刻の方が前記クリア時刻より遅い場合に、前記テーブルをクリアすることを特徴とする方法。
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