JP4036848B2 - 遊戯装置 - Google Patents

遊戯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4036848B2
JP4036848B2 JP2004147851A JP2004147851A JP4036848B2 JP 4036848 B2 JP4036848 B2 JP 4036848B2 JP 2004147851 A JP2004147851 A JP 2004147851A JP 2004147851 A JP2004147851 A JP 2004147851A JP 4036848 B2 JP4036848 B2 JP 4036848B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ride
guide rail
vertical axis
around
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004147851A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005328897A (ja
Inventor
修一郎 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Senyo Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Senyo Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Senyo Kogyo Co Ltd filed Critical Senyo Kogyo Co Ltd
Priority to JP2004147851A priority Critical patent/JP4036848B2/ja
Priority to TW93122559A priority patent/TWI229006B/zh
Publication of JP2005328897A publication Critical patent/JP2005328897A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4036848B2 publication Critical patent/JP4036848B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、遊戯装置に関するものである。
遊園地等の娯楽施設において、体験型のアトラクションが増えている。例えば、乗客を乗せたライド(乗り物)がレールに沿って移動し、複数のショーセットを順次通過し、ストーリー性を持たせるような遊戯装置(施設)がある。
このような遊戯装置は、従来、ライドの各々に、レールを走行させるための走行駆動手段と、前後等の向き換えをさせるための旋回駆動手段と、が設けられている(例えば、特許文献1参照)。または、走行駆動手段を複数台のライドに共通化させたものもあるが、旋回駆動手段は各々のライドに設けている。
特開2003−265853号公報
複数台のライドを有する従来の遊戯装置は、1台のライド毎にモータ及び歯車等を設けているため、構造が複雑化し、コスト高となるという問題点がある。構造が複雑であるため、故障の際、復旧に多くの時間がかかり、装置の安定性・信頼性を高めることができなかった。
また、従来の装置は、ライドに乗った乗客の前方はショーセットが存在するが、その後方はただの壁であり有効に空間が利用できておらず、遊戯時間が短いという問題点がある。
本発明に係る遊戯装置は、第1鉛直軸心廻りに回転する円形床盤と、該円形床盤上に周方向に複数台設けられかつ夫々が第2鉛直軸心廻りに回転自在とされる乗客を乗せるためのライドと、該ライドの上記第1鉛直軸心廻りの回転軌跡に沿って配設されたループ状のガイドレールと、該ライドと一体的に回転するよう取着させた水平状のアームの両端部に設けられ該ガイドレールに沿って走行可能となる前後一対の方向変換用ローラと、を備え、ループ状の上記ガイドレールは、円環ガイドレール本体部と、該円環ガイドレール本体部の一部欠損部に設けられ半径方向に変位する弯曲ガイドレール部とを有し、上記一対の方向変換用ローラの内の前方側の方向変換用ローラを該弯曲ガイドレール部に沿って走行させることで後方側の方向変換用ローラを上記第2鉛直軸心廻りに揺動させて後方側であった該方向変換用ローラを前方側であった上記方向変換用ローラに対して追い抜かせることで、上記ライドを上記第2鉛直軸心廻りに 180°回転させて該ライドの座席部を内方向きと外方向きとに反転させる遊戯装置であって、上記弯曲ガイドレール部は滑らかな弓形状とされ、該弯曲ガイドレール部の中間部に、上記方向変換用ローラに対して走行方向逆向きの抵抗を与える緩衝手段付き揺動ガイド部を有するものである。
本発明の遊戯装置によれば、ライドの座席部を径方向の内方向きと外方向きとに反転させるための駆動機構(例えばモータ及び歯車)を夫々のライドに設けることなく、ライドを内外反転させることができる。つまり、ライドをガイドレールに沿って移動させるのみでライドを自動的に内外反転させることができ、設備の簡素化、低コスト化が図れる。また、故障が少なく、万が一故障しても装置が簡単であるため、迅速に復旧させることができる。安定性・信頼性の高い遊戯装置とすることができる。
円形床盤上に設けた複数台のライドの内方側に、略一周のショーセットを設け、かつ、外方側に、略一周のショーセットを設ければ、まずライドを内方へ向けて一周させ、次にライドを外方へ向けて一周させることにより、小さい設置スペースであってもライドに搭乗する乗客に対し長時間にわたって観覧や射撃等の各種の遊戯を体験させることができる。
図1は、本発明に係る遊戯装置の実施の一形態を示す全体平面図であり、図2は、遊戯装置が備える円形床盤1及びライド2を示す平面図であり、図3は、図2の断面側面図である。
この装置は、第1鉛直軸心L1 廻りに回転する円形床盤1と、円形床盤1上に周方向に複数台(図では12台)設けられかつ夫々が(円形床盤1上の)第2鉛直軸心L2 廻りに回転自在とされる乗客を乗せるためのライド2と、を備えている。円形床盤1の上盤11は円環状とされ、ライド2が上盤11に周方向に沿って複数台並べられている。
図1において、環状に配置された複数台のライド2の径方向内方側(円形床盤1の内方側)に、内ショーセット12が設けられ、外方側に、外ショーセット13が設けられている。内ショーセット12は、壁部材にて複数に区画された複数の区画空間14(♯1、♯2、♯3、♯4)を備えている。また、外ショーセット13においても、壁部材にて複数に区画された複数の区画空間14(♯5、♯6、♯7、♯8)を備えている。さらに、外方側には、遊戯者が乗り降りするためのプラットホーム15が配設され、プラットホーム15と円形床盤1の上盤11とは同一水平面状とされ、相互に微小な隙間が設けられライド2における乗り降りを容易にさせている。また、隣り合うライド2,2の間には、先のショーセットが事前に見えないよう、目隠し壁37が設けられている。
なお、本発明の遊戯装置は、ショーセット12,13を観覧させるのみならず、図示省略するが、ライド2に(レーザ光を照射する)銃を設け、ショーセット12,13のオブジェに対して射撃を行い、得点を競うことのできるゲーム型式の装置とすることもできる。
また、円形床盤1及びライド2は建屋内(室内)に設けることができ、建屋全体の入口からプラットホーム15までにおいて、遊戯者をライド2へ搭乗させるために並ばせる迷路状の通路(ウォークスルーエリア)16が設けられ、通路16には、映像、照明、音声、造形物等による演出手段を備えている。
装置の寸法、動作の一例を挙げると、例えば、円形床盤1の直径がφ20m 、第1鉛直軸心L1 廻りに回転するライド2の回転軌跡a(図2に示す回転中心線)の直径がφ14.8m 、回転軌跡aにおける円形床盤1(ライド2)の回転速度が0.215m/sec(1周時間3分36秒)、ライド2の直径が3.2m、とできる。
そして、円形床盤1が第1鉛直軸心L1 廻りに回転駆動することで、ライド2は、第1鉛直軸心L1 廻りに回転することとなる。この装置は、ライド2の第1鉛直軸心L1 廻りの回転軌跡に沿って配設されたループ状のガイドレール3を備える。従って、ガイドレール3は、第1鉛直軸心L1 を中心とする環状に形成される。
さらに、ライド2には座席部17が設けられ、座席部17を、半径方向の内方向きと外方向きとに(内方向きから外方向きへ、又は、外方向きから内方向きへ)反転させる反転機構4を備えている。
反転機構4は、後に詳しい説明をするが、ループ状のガイドレール3の所定位置において、円形床盤1上のライド2をガイドレール3により誘導させてライド2を第2鉛直軸心L2 廻りに 180°回転させてライド2の座席部17を内方向きと外方向きとに反転させるよう構成されている。
これにより、まず、乗客を外方から乗せたライド2を反転機構4にて 180°回転させてライド2を内方(内ショーセット12側)へ向け、一周させ乗客に内ショーセット12を観覧(体験)させ、次に、乗客をライド2に乗せたまま反転機構4にてライド2を 180°回転させてライド2を外方へ向けて一周させ、外ショーセット13を観覧させる。つまり、ライド2を(略)2周させることで遊戯の終了となる。従って、小さい設置スペースであってもライド2に搭乗する乗客に対し長時間にわたって遊戯を体験させることができる。 なお、矢印Rが円形床盤1の第1鉛直軸心L1 廻りの回転方向であり、矢印Sがライド2の第2鉛直軸心L2 廻りの回転方向である。
ライド2の本体部を図4と図5と図6に示す。ライド2には座席部17が、中央の区画壁18を挟んで背中合わせで両側に配設され相互反対向きとされ、一方側と他方側の夫々の座席部17には複数台(4台)のシートが設けられている。つまり、片側4人で合計8人用のライド2となる。このうち中央(2台)については、はね上げ式のシートとされ、図6に示すようにはね上げ式シートを鉛直状に折り畳んで車椅子を搭乗させることもできる。
従って、1台のライド2において、一方側に搭乗する乗客が内ショーセット12を観覧すると同時に、他方側に搭乗する他の乗客が外ショーセット13を観覧することとなる。
なお、ライド2の外装部やシートは例えばFRP製とされ、夫々の座席部17の前方には背の低いドア38を有し、また、ライド2上部には放送設備が設けられ、区画壁18の中央部に(緊急時にのみ開状態とする)非常用の通路が設けられている。
図7は遊戯装置の要部を示す側面図であり、図8は反転機構4を説明する一部断面の側面図であり、図2と図7と図8において、第1鉛直軸心L1 廻りに回転する円形床盤1は、平面視環状の上盤11と、上盤11をその下方において連結部材27にて連結するベース盤19と、を備え、上盤11にはライド2用の孔部20(図7)が周方向に複数形成され、孔部20にライド2が配設される。
ライド2の下面には、第2鉛直軸心L2 を中心とする鉛直軸21が固着され、鉛直軸21はその中間部においてベース盤19を貫通してベース盤19の軸受部材22にて回転可能に支持され、鉛直軸21の下部は水平状のアーム5の中間部が固着されている。
つまり、ライド2は、円形床盤1に対して第2鉛直軸心L2 廻りに回転自在となり、アーム5は、ライド2と一体的に回転するよう、ライド2と取着されている。
また、水平状のアーム5の両端部には、ガイドレール3に沿って走行可能となる前後一対の方向変換用ローラ6a,6bが設けられている。
さらに、ライド2の下面には水平面状の座部材23が設けられ、ベース盤19上に第2鉛直軸心L2 を中心とする円周上に複数のローラ24が設けられている。このローラ24上を座部材23が回転可能であり、ローラ24にてライド2の水平姿勢が保持され、第2鉛直軸心L2 廻りの回転を滑らかにしている。
円形床盤1の第1鉛直軸心L1 廻りの回転駆動について説明すると、図7と図9において、ベース盤19の下面側に、第1鉛直軸心L1 を中心とした環状の駆動用レール25が配設される。他方、この装置が設けられる地面側には、第1鉛直軸心L1 を中心とした周上に、鉛直方向を回転軸心として回転駆動する回転駆動ローラ26が複数台設けられている。そして、回転駆動ローラ26が駆動用レール25に当接し、回転駆動ローラ26の回転により、駆動用レール25を第1鉛直軸心L1 廻りに回転させ、円形床盤1全体を回転させる。
駆動用レール25は例えばH型鋼により構成され、その外周側面に回転駆動ローラ26が当接し、また駆動用レール25を内周側面から回転駆動ローラ26とで挟むよう副ローラ29が設けられ、さらに図9において、これらとは別に、駆動用レール25を両側から挟んで姿勢を保持させかつ安定して回転させるための一対の補助ローラ28,28が存在する。
さらに、図7と図8において、地面には、第1鉛直軸心L1 を中心として環状に基盤30が固着され、基盤30上には、第1鉛直軸心L1 を中心とする環状の内補助レール31と外補助レール32とが設けられ、円形床盤1のベース盤19の下面に設けた内走行ローラ33a,外走行ローラ33bが、内外補助レール31,32上を走行し、円形床盤1(ベース盤19)の水平姿勢を保持し、安定して円形床盤1を回転させている。
図9に示すように、符号aは、第1鉛直軸心L1 廻りに回転するライド2(の第2鉛直軸心L2 )の回転軌跡(回転中心線)を示し、ガイドレール3は、この回転軌跡aよりも外方側でその近傍に配設され、また、内補助レール31と外補助レール32との間に配設される。なお、駆動用レール25はこの外補助レール32のさらに外方側に設けられる。
そして、ガイドレール3は、さらに図9にて示すように、第1鉛直軸心L1 を中心とする円環ガイドレール本体部7と、円環ガイドレール本体部7の一部欠損部に設けられ半径方向に変位する弯曲ガイドレール部8とを有しており、これらにより一つのループ状とされている。
円環ガイドレール本体部7は、第1鉛直軸心L1 を中心とする環状であるが、弯曲ガイドレール部8は、円環ガイドレール本体部7と連続する滑らかな弓形状とされ、図10においては、外方へ(外径側)へ膨らむ(突出する)よう弯曲している。
なお、円環ガイドレール本体部7は、一条の例えば断面円形のパイプ状軌条とされ、その内径側に沿って、ライド2側の方向変換用ローラ6a,6bが共に接触しながら走行する。
湾曲ガイドレール部8は、円環ガイドレール本体部7と連続する外湾曲部34と、外湾曲部34と(方向変換用ローラ6aの直径よりも僅かに大きい)隙間をもって平行状となる内湾曲部35とを有する。さらに、外・内湾曲部34,35の両者とも、前後2分割され、外湾曲部34は前半部34aと後半部34bとを有し、内湾曲部35は前半部35aと後半部35bとを有する。
そして、この湾曲ガイドレール部8は、ライド2を反転動作させたい位置に設ければ良く、図1と図2では、プラットホーム15における搭乗部の直ぐ後のエリアAに設けている。これにより、乗客がプラットホーム15から外方側向きの座席部17に搭乗したライド2は、湾曲ガイドレール部8(反転機構4)にて、外方向きから直ぐに内方向きへ反転され、まず、内ショーセット12を観覧する。そして、内方向きであった乗客を乗せたライド2は、360 °一周して、湾曲ガイドレール部8(反転機構4)にて内方向きから外方向きへ反転し、引き続き外ショーセット13を観覧することとなる。そして、プラットホーム15の降り口にて乗客は降りる。つまり、ライド2を反転させる反転機構4は、湾曲ガイドレール部8、及び、アーム5の両端部に設けた方向変換用ローラ6a,6bとを有すると言える。
湾曲ガイドレール部8における一対の方向変換用ローラ6a,6bの動作について説明する。円形床盤1は、駆動用レール25と回転駆動ローラ26とにより第1鉛直軸心L1 廻りに回転する。そして、円形床盤1に設けたライド2が湾曲ガイドレール部8を通過すると、そのライド2は、 180°だけ第2鉛直軸心L2 廻りに回転する。
図11は、その際における方向変換用ローラ6a,6bの動作を説明する図であり、一対の方向変換用ローラ6a,6bの内の前方側の方向変換用ローラ6aを弯曲ガイドレール部8に沿って走行させることで、後方側の方向変換用ローラ6bを第2鉛直軸心L2 廻りに揺動させて後方側であった方向変換用ローラ6bを前方側であった方向変換用ローラ6aに対して追い抜かせる(追い越させる)ことで、ライド2を第2鉛直軸心L2 廻りに 180°回転させてライド2の座席部17を内方向きと外方向きとの間を反転させる。
つまり、ライド2自身は、回転軌跡a(図10参照)に沿って移動するが、ライド2の下方側において、方向変換用ローラ6a,6bの内の前方側の方向変換用ローラ6aは、図11に示すように、湾曲ガイドレール部8にて径方向外方へ強制的に誘導される。つまり、ライド2は第1鉛直軸心L1 を中心とする回転軌跡aに沿って移動するが、前方側の方向変換用ローラ6aは径方向外方側を大回りをすることにより、アーム5(図11においては二点鎖線にて示す)が、アーム5の中間位置の第2鉛直軸心L2 を中心として揺動する。 そして、湾曲ガイドレール部8を通過する前において後方側であった方向変換用ローラ6bは、ライド2自身の回転軌跡aに沿った移動により、アーム5の揺動に伴って図11に示すように内方寄りをガイドされることなく移動する。前方側であった方向変換用ローラ6aが湾曲ガイドレール部8の中間部を越えると、後方側であった方向変換用ローラ6bはその前方側であった方向変換用ローラ6aを追い越し、その後、一対の方向変換用ローラ6a,6bは、前後入れ換わって再び円環ガイドレール本体部7にガイドされる。つまり、一対の方向変換用ローラ6a,6bが前後入れ換わることにより、アーム5と一体回転するよう構成されたライド2が 180°回転する。
また、図11及び図12に示すように、弯曲ガイドレール部8は滑らかな弓形状とされ、弯曲ガイドレール部8の中間部に、方向変換用ローラ6aに対して走行方向逆向きの抵抗を与える緩衝手段10付き揺動ガイド部9を有している。
湾曲ガイドレール部8の中間部において、方向変換用ローラ6a,6bは前後が入れ換わるが、その中間部において、先行していた方向変換用ローラ6aの走行に対して抵抗を与えることで先行していた方向変換用ローラ6aを、後方側であった方向変換用ローラ6bよりも、強制的に遅延させ、前後の入れ換えを確実なものとしている。
揺動ガイド部9は、外湾曲部34の後半部34bのうち前半部34aに隣接するローラ接触面の一部が切り欠かれ、その切り欠き部に、鉛直方向を揺動軸心36として揺動可能に、しかも外湾曲部34の後半部34bと連続状となるよう設けられる。そして、前方側であった方向変換用ローラ6aが揺動ガイド部9に当接することで、そのローラ6aは走行方向逆向きの抵抗を僅かに受ける(さらに外方へ大回りさせることを許容する)。これにより、一対の方向変換用ローラ6a,6bの前後入れ換えの補助となり、確実にライド2を内外反転させる。
また、揺動ガイド部9の背面側にはコイルバネを有する緩衝手段10が設けられ、方向変換用ローラ6aに抵抗を与えると共に、揺動ガイド部9を適切な位置に配置させ、確実に動作させている。
なお、本発明において、乗客を乗せたライド2の座席部17をまず内方向きとしているが、最初は外方向きのままで1周させ、その後、 180°反転させてから内方向きとなるようしてもよい。
また、円形床盤1が第1鉛直軸心L1 廻りに1回転( 360°回転)する間に、ライド2が第2鉛直軸心L2 廻りに1回だけ旋回(内外反転)する装置を示したが、円形床盤1が1回転する間に、ライド2を、複数回、旋回させてもよい。つまり、反転機構4を複数台設けても良い。
以上のように、本発明によれば、第1鉛直軸心L1 廻りに回転する円形床盤1と、円形床盤1上に周方向に複数台設けられかつ夫々が第2鉛直軸心L2 廻りに回転自在とされる乗客を乗せるためのライド2と、ライド2の第1鉛直軸心L1 廻りの回転軌跡に沿って配設されたループ状のガイドレール3と、ガイドレール3の所定位置において円形床盤1上のライド2をガイドレール3により誘導させてライド2を第2鉛直軸心L2 廻りに 180°回転させてライド2の座席部17を内方向きと外方向きとに反転させる反転機構4と、を備えたものであるため、ライド2をガイドレール3に沿って移動させるのみでライド2を内外反転させることができ、設備の簡素化、低コスト化が図れる。
さらに、円形床盤1に設けた複数台のライド2の内方側に、略一周の内ショーセット12を設け、外方側に、略一周の外ショーセット13を設ければ、まずライド2を内方へ向けて一周させ、次にライド2を外方へ向けて一周させることにより、小さい設置スペースであってもライド2に搭乗する乗客に対し長時間にわたって(観覧や射撃等の各種の)遊戯を体験させることができる。
また、第1鉛直軸心L1 廻りに回転する円形床盤1と、円形床盤1上に周方向に複数台設けられかつ夫々が第2鉛直軸心L2 廻りに回転自在とされる乗客を乗せるためのライド2と、ライド2の第1鉛直軸心L1 廻りの回転軌跡に沿って配設されたループ状のガイドレール3と、ライド2と一体的に回転するよう取着させた水平状のアーム5の両端部に設けられガイドレール3に沿って走行可能となる前後一対の方向変換用ローラ6a,6bと、を備え、ループ状のガイドレール3は、円環ガイドレール本体部7と、円環ガイドレール本体部7の一部欠損部に設けられ半径方向に変位する弯曲ガイドレール部8とを有し、一対の方向変換用ローラ6a,6bの内の前方側の方向変換用ローラ6aを該弯曲ガイドレール部8に沿って走行させることで後方側の方向変換用ローラ6bを第2鉛直軸心L2 廻りに揺動させて後方側であった方向変換用ローラ6bを前方側であった方向変換用ローラ6aに対して追い抜かせることで、ライド2を第2鉛直軸心L2 廻りに 180°回転させてライド2の座席部17を内方向きと外方向きとに反転させるものであるため、ライド2をガイドレール3に沿って移動させるのみでライド2を内外反転させることができ、設備の簡素化、低コスト化が図れる。
つまり、ライド2を内外反転させるための駆動機構(例えばモータ及び歯車)を夫々のライド2に設けることなく、全てのライド2を順次内外反転させることができる。また、故障が少なく、万が一故障しても装置が簡単であるため、迅速に復旧させることができる。安定性・信頼性の高い遊戯装置とすることができる。
また、弯曲ガイドレール部8は滑らかな弓形状とされ、弯曲ガイドレール部8の中間部に、方向変換用ローラ6aに対して走行方向逆向きの抵抗を与える緩衝手段10付き揺動ガイド部9を有するため、ライド2の内外反転の動作を確実かつスムーズに行わせることができる。つまり、ライド2全体を、誤作動させることなく第2鉛直軸心L2 廻りに確実に回転させることができる。
本発明に係る遊戯装置の実施の一形態を示す全体平面図である。 円形床盤及びライドを示す平面図である。 図2の断面側面図である。 ライドの断面平面図である。 ライドの正面図である。 ライドの側面図である。 円形床盤及びライドの要部側面図である。 反転機構を説明する一部断面の側面図である。 円形床盤を回転駆動させる構成を説明する概略平面図である。 弯曲ガイドレール部を示す概略平面図である。 反転動作を説明する説明図である。 揺動ガイド部を示す平面図である。
符号の説明
1 円形床盤
2 ライド
3 ガイドレール
4 反転機構
5 アーム
6a 方向変換用ローラ
6b 方向変換用ローラ
7 円環ガイドレール本体部
8 弯曲ガイドレール部
9 揺動ガイド部
10 緩衝手段
17 座席部
1 第1鉛直軸心
2 第2鉛直軸心

Claims (1)

  1. 第1鉛直軸心(L1 )廻りに回転する円形床盤(1)と、該円形床盤(1)上に周方向に複数台設けられかつ夫々が第2鉛直軸心(L2 )廻りに回転自在とされる乗客を乗せるためのライド(2)と、該ライド(2)の上記第1鉛直軸心(L1 )廻りの回転軌跡に沿って配設されたループ状のガイドレール(3)と、該ライド(2)と一体的に回転するよう取着させた水平状のアーム(5)の両端部に設けられ該ガイドレール(3)に沿って走行可能となる前後一対の方向変換用ローラ(6a)(6b)と、を備え、ループ状の上記ガイドレール(3)は、円環ガイドレール本体部(7)と、該円環ガイドレール本体部(7)の一部欠損部に設けられ半径方向に変位する弯曲ガイドレール部(8)とを有し、上記一対の方向変換用ローラ(6a)(6b)の内の前方側の方向変換用ローラ(6a)を該弯曲ガイドレール部(8)に沿って走行させることで後方側の方向変換用ローラ(6b)を上記第2鉛直軸心(L2 )廻りに揺動させて後方側であった該方向変換用ローラ(6b)を前方側であった上記方向変換用ローラ(6a)に対して追い抜かせることで、上記ライド(2)を上記第2鉛直軸心(L2 )廻りに 180°回転させて該ライド(2)の座席部(17)を内方向きと外方向きとに反転させる遊戯装置であって、
    上記弯曲ガイドレール部(8)は滑らかな弓形状とされ、該弯曲ガイドレール部(8)の中間部に、上記方向変換用ローラ(6a)に対して走行方向逆向きの抵抗を与える緩衝手段(10)付き揺動ガイド部(9)を有することを特徴とする遊戯装置。
JP2004147851A 2004-05-18 2004-05-18 遊戯装置 Expired - Lifetime JP4036848B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004147851A JP4036848B2 (ja) 2004-05-18 2004-05-18 遊戯装置
TW93122559A TWI229006B (en) 2004-05-18 2004-07-28 Amusement apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004147851A JP4036848B2 (ja) 2004-05-18 2004-05-18 遊戯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005328897A JP2005328897A (ja) 2005-12-02
JP4036848B2 true JP4036848B2 (ja) 2008-01-23

Family

ID=35483927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004147851A Expired - Lifetime JP4036848B2 (ja) 2004-05-18 2004-05-18 遊戯装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4036848B2 (ja)
TW (1) TWI229006B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011029093A2 (en) 2009-09-04 2011-03-10 Kitchen William J Stationary track with gimbaled rider carriages amusement ride
US11583781B2 (en) * 2018-09-17 2023-02-21 Universal City Studios Llc Systems and methods for actuating a show element on a ride vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005328897A (ja) 2005-12-02
TWI229006B (en) 2005-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7918740B2 (en) Big wheel roundabout amusement ride
JP5252145B2 (ja) 遊戯用乗物
JP5457432B2 (ja) レース効果及び他の効果をもたらすために共通シャシー周りを旋回する車両を備えた遊園地の乗物
JP2005520665A (ja) 娯楽用乗り物
JP7322015B2 (ja) 球体乗物のためのシステム及び方法
EP2024046A1 (en) An amusement ride
JPH1052573A (ja) 遊戯用乗物装置
JP4036848B2 (ja) 遊戯装置
JP2008188384A (ja) 塔形観覧車
JP4820018B2 (ja) 観覧車及びこれを備えた高層ビル
US7784408B2 (en) Ride
KR100741745B1 (ko) 유희장치
RU2366482C2 (ru) Аттракцион
CN100548421C (zh) 游戏装置
US20220226740A1 (en) Amusement Device for Fairs, Amusement Parks or the Like
US1354436A (en) Amusement apparatus
JP2022527492A (ja) 回転プラットフォームコースタ
JP3031044U (ja) 空中回転遊戯装置
US8342975B1 (en) Occupant propelled roundabout
KR200234316Y1 (ko) 회전운동 병행기능을 갖는 스윙식 놀이기구
JP4486398B2 (ja) 観覧車及び観覧車の制御装置、並びに観覧車の制御用コンピュータプログラム
KR200244785Y1 (ko) 누드식 본체 구조를 갖는 스윙식 놀이기구
US1371528A (en) Multiform amusement-wheel
JPH08112454A (ja) ジェットコースター
JP3767919B2 (ja) 遊戯用乗物装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071016

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071030

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4036848

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131109

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250