JP4036400B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非マーク領域に対して光学的位相差を持つマーク列により情報が記録された光ディスクに光ビームを照射して情報を光学的に再生する光ディスク装置に係り、特に光ディスク上のビームスポットをマーク列の中心からディスク半径方向に偏移させて再生を行う光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
大容量の書換え型光ディスクの一つとしてDVD−RAMが開発され、ブックVer.1.0が発行されている。このDVD−RAMにおいては、アドレス情報などのヘッダ情報が予めピット(プリピット)として記録されている。また、DVD−RAMではいわゆるランド/グルーブ記録方式を採用しており、画像、音声あるいは各種データなどのユーザ情報は、案内溝によって生じた凹部(グルーブ)および凸部(ランド)の両者に記録される。従って、プリピットについてもランド/グルーブトラックの両者から同様に再生可能でなくてはならない。
【0003】
図9は、現行のDVD−RAM上のディスクフォーマットを示す図である。画像や音声あるいはデータなどのユーザ情報を記録する記録領域はランドおよびグルーブで構成され、アドレス情報などのヘッダ情報を記録したヘッダ領域はプリピットとして形成されたピット列で構成される。このプリピット列は、その中心線がランドとグルーブとの境界線の延長線上に位置するように、ディスク半径方向(図の上下方向)にオフセットした形で形成される。
【0004】
そして、光ディスクに照射された光ビームによるビームスポットは、記録領域ではランドおよびグルーブのトラック中心線上を走査し、ヘッダ領域ではピット列の中心線上から一定距離(トラックピッチtpの1/2)だけ偏移した位置を走査する。
【0005】
こうしてビームスポットにより走査された光ディスクからの反射光が光検出器により検出され、ランドおよびグルーブやピット列からの情報再生が行われる。この光検出器は、通常、受光面がトラック接線方向に平行な分割線により二つの受光領域に分割された2分割光検出器であり、反射光の0次回折光のほぼ中心を分割線が通るように構成・配置されている。そして、プリピット列からの情報再生に際しては、演算回路により2分割光検出器の分割された二つの受光領域に対応する出力信号の差信号、いわゆるプッシュプル信号が再生信号として生成される。この再生信号が信号処理回路で適宜処理され、プリピット列として記録された情報が得られる。
【0006】
一方、書換え型光ディスクに対する更なる大容量化の要求に対し、現行DVD−RAMよりさらに高密度に情報を記録できるDVD−RAM(以下、これを現行DVD−RAMと区別するため、高密度DVD−RAMという)の開発が進められている。この高密度DVD−RAMでは、面記録密度を上げるためにトラックピッチを現行DVD−RAMに比べて狭くする。従って、高密度DVD−RAMのプリピット列から、現行DVD−RAMと同様にビームスポットをピット列の中心線上から一定距離偏移させた光ビームによって再生を行う場合には、ビームスポット中心とピット列中心線との距離は現行DVD−RAMのそれより縮まることとなる。
【0007】
ここで、高密度DVD−RAMからの再生時に、現行DVD−RAMからの再生の場合と同様にしてプッシュプル信号を求めると、ビームスポット中心とピット列中心線との距離が縮まるほど信号振幅が低下し、ビームスポット中心がちょうどピット列中心線上を走査するときは原理的に信号振幅は0となる。従って、トラックピッチを狭くした高密度DVD−RAMでは、プッシュプル信号の信号振幅が低下し、誤りの少ない情報再生が困難となってくる。
【0008】
また、この高密度DVD−RAMのプリプット列からの情報再生に際して、プッシュプル信号でなく、2分割光検出器の分割された二つの受光領域に対応する出力信号の和信号を再生信号とすることにより、困難を回避しようとすることも容易に考えられる。この和信号は、プッシュプル信号に比較して程度の良い信号が得られる可能性はあるが、発明者の検討によると、これも信号振幅が必ずしも十分とはいえず、依然として問題は解決されない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、現行DVD−RAMより狭トラックピッチ化し、高密度化した高密度DVD−RAMのプリピット列から、現行DVD−RAMと同様にビームスポットをピット列の中心線上から一定距離偏移させた光ビームによって再生を行う場合は、ビームスポット中心とピット列中心線との距離が縮まるため、現行DVD−RAMのプリピット列からの再生の場合と同様にプッシュプル信号を求めると、プッシュプル信号の信号振幅が低下し、誤りの少ない情報再生が困難となるという問題点があり、また高密度DVD−RAMのプリプット列からの情報再生に際して、プッシュプル信号でなく和信号を再生信号とした場合でも、信号振幅が必ずしも十分とはいえないという問題点があった。
【0010】
本発明は、ピット列のような非マーク領域に対して光学的位相差を持つマーク列の中心から一定距離離れた位置を光ビームで走査して情報を再生する場合に、従来よりも信号振幅が大きく良好な再生信号が得られる光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明の光ディスク装置は、トラック接線方向に第1および第2の領域が選択的に配置され、第1の領域でランドおよびグルーブによって形成されたトラックに第1の情報が記録され、第2の領域でトラックに沿ってランドおよびグルーブそれぞれのトラック中心線からディスク半径方向に所定距離ずれた位置に、非マーク領域に対して光学的位相差を有するマーク列により第2の情報が記録された光ディスクから前記第1および第2の情報を再生する光ディスク装置において、前記光ディスク上に、前記第1の領域では前記ランドおよびグルーブのトラック中心線上にビームスポットを形成し、前記第2の領域では前記マーク列の中心線からディスク半径方向に所定距離ずれた位置にビームスポットを形成するように光ビームを照射する光ビーム照射手段と、前記光ビームの照射に基づく前記光ディスクからの反射光を検出する分割された複数の受光領域を有する光検出器と、前記光検出器からの前記複数の受光領域に対応する出力信号について所定の演算を行う演算手段とを備え、前記光検出器は、前記光ディスク上のトラック接線方向に平行でかつ前記反射光の0次回折光中心から所定のシフト量だけ前記ディスク半径方向にシフトした少なくとも一つの分割線により少なくとも二つの受光領域に分割され、前記シフト量は、前記光検出器の受光面上における前記反射光の0次回折光の直径の12%〜40%であり、前記演算手段は、前記光検出器の前記二つの受光領域に対応する出力信号の和信号を前記第1の情報の再生信号として生成し、該二つの受光領域に対応する出力信号の差信号を前記第2の情報の再生信号として生成することを特徴とする。
【0012】
すなわち、本発明はトラックに沿って非マーク領域に対して光学的位相差を有するマーク列により所定の情報が記録された光ディスク上に、マーク列の中心線からディスク半径方向に所定距離ずれた位置にビームスポットを形成するように光ビームを照射し、この光ビームの照射に基づく光ディスクからの反射光を分割された複数の受光領域を有する光検出器によって検出し、この光検出器からの複数の受光領域に対応する出力信号について所定の演算を行うことにより、少なくともマーク列により記録された情報の再生信号を得る光ディスク装置において、(a)検出器を光ディスク上のトラック接線方向に平行でかつ反射光の0次回折光中心から所定のシフト量だけディスク半径方向にシフトした少なくとも一つの分割線により少なくとも二つの受光領域に分割した上で、(b)この光検出器の二つの受光領域(トラック接線方向に平行でかつ反射光の0次回折光中心から所定のシフト量だけディスク半径方向にシフトした分割線により分割された二つの受光領域)に対応する出力信号の差信号をマーク列により記録された情報の再生信号として生成することを特徴とする。
【0013】
ここで、反射光の0次回折光中心からの分割線の最適なシフト量は光ディスク上のビームスポットサイズ、ビームスポット中心とマーク列中心線との距離等によって決まり、反射光の0次回折光の直径に対して12%〜40%の範囲が好ましい。
【0014】
このようにシフトした分割線により分割された二つの受光領域からの出力信号の差信号としては、従来の単純に0次回折光中心軸上の分割線で分割された光検出器を用いて得られる差信号や和信号に比較して、より振幅の大きい良好な信号が得られる。従って、マーク列により記録された情報を低い誤り率で良好に再生することが可能となる。
【0015】
本発明は具体的な一つの態様として、例えば、トラック接線方向に第1および第2の領域が選択的に配置され、第1の領域でランドおよびグルーブで形成されたトラックに第1の情報(例えば画像、音声および各種データなどのユーザ情報)が記録され、第2の領域でトラックに沿ってランドおよびグルーブそれぞれのトラック中心線からディスク半径方向に所定距離ずれた位置に、非マーク領域に対して光学的位相差を有するマーク列により第2の情報(例えばアドレス情報などのヘッダ情報)が記録された光ディスクから第1および第2の情報を再生する光ディスク装置に適用される。
【0016】
この場合、光ディスク上に第1の領域ではランドおよびグルーブのトラック中心線上にビームスポットを形成し、第2の領域ではマーク列の中心線からディスク半径方向に所定距離ずれた位置にビームスポットを形成するように光ビームを照射する。光検出器は、光ディスク上のトラック接線方向に平行でかつ反射光の0次回折光中心から所定のシフト量だけディスク半径方向にシフトした少なくとも一つの分割線により少なくとも二つの受光領域に分割される。
【0017】
そして、この光検出器の各受光領域に対応する信号について演算を行う演算回路では、二つの受光領域(トラック接線方向に平行でかつ反射光の0次回折光中心から所定のシフト量だけディスク半径方向にシフトした分割線により分割された二つの受光領域)に対応する出力信号の和信号を第1の情報の再生信号として生成し、これら二つの受光領域に対応する出力信号の差信号を第2の情報の再生信号として生成する。
【0018】
本発明における光検出器は、一つの例によるとトラック接線方向に平行でかつ反射光の0次回折光中心から所定のシフト量だけディスク半径方向の両方向にそれぞれシフトした第1および第2の分割線と、トラック接線方向に平行でかつ反射光の0次回折光中心を通る第3の分割線とを含む複数の分割線により複数の受光領域に分割されて構成される。この光検出器を用いると、ビームスポットを進行方向に対し左右のいずれの方向にずらせて走査する場合にも有効であり、また一つの光検出器の出力信号から再生信号のみならずトラッキング誤差信号を生成することが可能となる。
【0019】
他の例による光検出器は、これら第1、第2および第3の分割線と、さらにディスク半径方向に平行でかつ反射光の0次回折光中心を通る第4の分割線とを含む複数の分割線により複数の受光領域に分割されて構成される。この光検出器を用いると、ビームスポットを進行方向に対し左右のいずれの方向にずらせて走査する場合にも有効であり、しかも一つの光検出器の出力信号から再生信号のみならずトラッキング誤差信号、さらにはフォーカス誤差信号を生成することも可能となる
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
まず、具体的な実施の形態を説明する前に、本発明の基本的な考え方について述べる。
図1に、本発明の光ディスク装置において光ディスク上のピット列から再生を行う場合の様子を示す。同図に示されるように、トラックピッチtpのトラックに沿ってピット列が形成されている。光ディスクがDVD−RAMの場合、このピット列はヘッダ領域に予め記録されているアドレス情報などを表すプリピットであり、ここでのトラックピッチtpは1.48μmである。光ディスクに記録された情報の再生時には、この光ディスク上に光ヘッドによって光ビームが照射され、同図に示すようにビームスポットを形成する。
【0021】
ここで、ビームスポットは一点鎖線で示すピット列中心線Cn(n=1,2,…)上ではなく、ピット列中心線Cnから一定距離Δだけディスク半径方向(図1の上下方向)に偏移した位置を走査する。DVD−RAMのへッダ領域(プリピット部)では、このビームスポットのピット列中心線Cnからの偏移量Δは、0.37μmである。
【0022】
図2に、図1の光ディスク上のピット列とビームスポットおよび本発明の光ディスク装置における2分割光検出器との相対的配置を示す。光ディスク上に照射されたビームスポットからの反射光は、対物レンズ開口で蹴られた後、図示しない光学系を通過して2分割光検出器へと入射する。この2分割光検出器は、図に示す通り受光面がトラック接線方向に平行な分割線により2分割されている。
【0023】
ここで、現行DVD−RAMの再生に用いる光ディスク装置における2分割光検出器では、光ディスク上のトラック接線方向に平行な0次回折光中心軸(光ディスクからの反射光の0次回折光の中心を通る軸)上に分割線が位置するように配置されている。これに対し、本発明では2分割光検出器のトラック接線方向に平行な分割線は、図2に示すように0次回折光中心軸から光ディスクの半径方向(以下、光ディスク半径方向という)に所定のシフト量だけシフトしている。
【0024】
以下、図3〜図6を用いて本発明のように2分割光検出器を構成・配置することによる効果について説明する。
まず、図3を用いて0次回折光中心軸上に分割線が位置するように構成・配置された従来の2分割光検出器を用いた場合について述べる。
【0025】
図3(a)は、光ディスク上のピット列とその上をビームスポットが走査する様子を示している。この例では、ビームスポット径は0.94μm、ピット幅は0.35μm、ピット深さは150nm、ビームスポット中心とピット列中心線との距離Δは0.275μmであり、現行DVD−RAMよりも高密度化された高密度DVD−RAMを想定している。
【0026】
図3(b)は、0次回折光中心軸上に分割線が位置するように構成・配置された従来の2分割光検出器を用いた場合に、図3(a)のようにビームスポットがピット列中心線上から距離Δだけ離れた位置を走査したときの2分割光検出器の出力信号を図3(a)に対応させて示している。なお、図3(a)のピット列としてはDVD−ROMの5Tピット/5Tスペースの単一周波数信号を仮定している。
【0027】
2分割光検出器の出力信号のうち、ビームスポットの進行方向に対して図で右側の受光領域からの信号をSR、左側の受光領域からの信号をSLとすると、図3(b)では信号SL,SRは同位相の変化を示しており、ピットの長手方向の中間点(A)において信号SL,SRともに極小となり、隣接するピット間の中間点(B)においてSL,SRともに極大値をとる。この図3(b)から、信号SL,SRの差信号よりも和信号をとった方が振幅が大きくなることは容易に推測できる。
【0028】
実際、図3(c)に示すように、信号SL,SRの差信号(SL−SR)(プッシュプル信号)は、和信号(SR+SL)よりも信号振幅が小さくなってしまう。この様子から類推するに、プッシュプル信号が和信号よりも信号振幅が大きくなるのは、信号SL,SRが逆位相、すなわち一方が極大のときに他方が極小となるような条件の時である。従って、2分割光検出器上の受光領域分割の仕方によって、信号SL,SRが逆位相になるようにできるならば、プッシュプル信号はの信号振幅は和信号のそれよりも大きくなることが期待できる。
【0029】
図4(a)(b)に、図3(a)の点(A)(B)にそれぞれビームスポットが位置している場合の2分割光検出器上の光強度分布を示す。横軸はディスク半径方向に相当する。図3の例では、図4の横軸の中央の一点鎖線の位置、つまり反射光の0次回折光中心軸上において光検出器が2分割されていたことになる。このように2分割光検出器を構成・配置した場合は、確かに信号SL,SRはいずれも点(B)の方が点(A)よりも信号強度が大きくなることが一見して分かる。すなわち、この図4から信号SL,SRが図3(b)に示すような同位相の特性を示すことが裏付けられる。
【0030】
ここで、図4(a)(b)の光強度分布に注目すると、分布の左端は点(A)の方が点(B)よりも光強度が強くなっていることが分かる。点(A)ではピットによる回折が大きく生じ、これが全体の光強度分布に大きな偏りを生じさせるからである。ただし、この光強度分布がどちらに偏るかはピットによって生ずる位相差によるため、ピット形状(ピット深さ、ピット壁面傾斜角)によって変わる。
【0031】
ここで、2分割光検出器をトラック接線方向に平行な分割線が一点鎖線で示す中央、つまり反射光の0次回折光中心軸から、図で左方にずらせた二点鎖線の位置となるように構成・配置し、この分割線で分割された二つの受光領域に対応した出力信号をそれぞれSL′,SR′とする。このようにすると、ビームスポットが点(A)から点(B)へ移動するとき、信号SR′は信号振幅が強くなるのに対し、信号SL′は信号振幅が弱くなり、信号SR′と信号SL′は逆位相となると考えられる。
【0032】
次に、図5を用いてこのように0次回折光中心軸からずれた位置に分割線が位置するように構成・配置された2分割光検出器を用いた場合について具体的に述説明する。
【0033】
図5(a)は、光ディスク上のピット列とその上をビームスポットが走査する様子を示しており、その条件は図3(a)と同じである。すなわち、ビームスポット径が0.94μm、ピット幅が0.35μm、ピット深さが150nm、ビームスポット中心とピット列中心線との距離Δが0.275μmであり、高密度DVD−RAMを想定した場合の例である。また、ピット列としてはDVD−ROMの5Tピット/5Tスペースの単一周波数信号を仮定している。
【0034】
図5(b)は、トラック接線方向に平行な分割線が0次回折光中心軸からディスク半径方向にシフトした位置に位置するように構成・配置された分割光検出器を用いた場合に、図5(a)のようにビームスポットがピット列中心線上から距離Δだけ離れた位置を走査したときの2分割光検出器の出力信号を図5(a)に対応させて示している。この図5(b)を見ると、信号SR′と信号SL′は先ほどの推定通り、逆位相となっている。
【0035】
図5(c)に、信号SR′と信号SL′の和信号(SR′+SL′)および差信号(SR′−SL′)の波形を示す。当然、和信号(SR′+SL′)は分割線の位置には依存しないので、図3(c)と同一の波形となる。これに対し、差信号(SR′−SL′)は、和信号(SR′+SL′)よりもさらに振幅が大きくなり、良好な信号となることが分かる。
【0036】
このように本発明によると、2分割光検出器の受光面のトラック接線方向に平行な分割線を反射光の0次回折光中心軸からディスク半径方向にシフトして、この分割線で分割された二つの受光領域に対応する出力信号がピット再生時に互いに逆位相となるようにした上で、これらの出力信号の差信号をピット列に記録された情報の再生信号として求める。このようにすることにより、両出力信号の和信号をとった場合や、従来のように単純に分割光検出器の受光面を0次回折光中心軸上で分割した場合の差信号よりも、振幅の大きい良好な再生信号を得ることができる。
【0037】
以下、上述した原理に基づく本発明の光ディスク装置の具体的な実施形態について説明する。
図6に、本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成を示す。光ディスク10は、例えば現行DVD−RAMより高密度化された高密度DVD−RAMであり、透光性基板の上に記録層19が形成されている。保護層、反射層等を含む通常多層からなる記録層19は、光ビームの照射により記録できるものであればなんでも良く、例えば相変化膜または光磁気膜などが用いられる。
【0038】
また、この光ディスク10は例えば図9に示したように画像や音声あるいは各種のデータなどのユーザ情報を記録するランドおよびグルーブからなる記録領域と、アドレス情報などのヘッダ情報を記録したヘッダ領域とからなり、ヘッダ領域はプリピット列、つまり非マーク領域に対して光学的位相差を有するマーク列によって情報が記録されている。
【0039】
光ディスク10は、記録/再生時にはモータ駆動回路12によって駆動されるスピンドルモータ11により適切な回転数で回転され、またLD駆動回路13により半導体レーザ(LD)14が駆動されて光ビームが出射される。半導体レーザ14から出射した光ビームは、コリメートレンズ15で平行光とされた後、偏光ビームスプリッタ(PBS)16および1/4波長板17を順次介して対物レンズ18に入射し、この対物レンズ18によって光ディスク10に光ビームが照射される。このとき、光ディスク10に照射された光ビームが記録層19上に微小ビームスポットを形成するように、図示しないフォーカスサーボ系により対物レンズ18が制御される。
【0040】
また、光ディスク10の記録領域では図9に示したようにビームスポットがランドおよびグルーブのトラック中心線上を走査し、ヘッダ領域ではビームスポットがピット列の中心線上から一定距離Δだけ離れた位置を走査するように、図示しないトラッキングサーボ系により制御される。
【0041】
光ディスク10の記録層19上に集束された光ビームは、記録層19上に成膜された反射膜により反射されて対物レンズ18に戻り、再び平行光となる。平行光となった反射光は、1/4波長板17を透過することにより1/4波長板17に入射した光に対して垂直な偏光を持つようになるので、偏光ビームスプリッタ16で反射される。偏光ビームスプリッタ16で反射された光ビームは、集光レンズ20により集束光となり、光検出器21に入射される。
【0042】
光検出器21は、後に詳しく説明するように、受光面に入射する反射光の0次回折光の中心から所定距離だけディスク半径方向にシフトしたトラック接線方向に平行な分割線22を含む少なくとも一つの分割線によって、受光面が少なくとも二つの受光領域23a,23bに分割されている。光検出器21に入射した光ディスク10からの反射光は光電変換され、受光領域23a,23bの各々の入射光量にほぼ比例した電流が受光領域23a,23b毎に分離して発生され、出力される。
【0043】
この光検出器21からの受光領域23a,23bに対応する出力信号(電流)は、電流−電圧変換増幅器24a,24bにより電圧信号に変換された後、差動増幅器25の反転および非反転の各入力端子に入力される。従って、この差動増幅器25の出力端子からは、光検出器21の各受光領域23a,23bへの入射光量差に比例した信号、すなわち前述した差信号(SR′−SL′)に相当するプッシュプル信号が再生信号として得られる。
【0044】
差動増幅器25から出力される再生信号は、信号処理回路26に入力される。この信号処理回路26は、差動増幅器25からの再生信号に対して適当な等化、2値化、復調および復号などの処理を行うことにより、光ディスク10上のプリピット列に対応した再生データを出力する。
【0045】
なお、図6では光検出器21以降は光ディスク10のヘッダ領域のプリピット列からの再生を行う系のみを示しているが、実際の光ディスク装置では例えば図9に示した現行DVD−RAMと同様のディスクフォーマットの場合、画像や音声あるいはデータなどのユーザ情報は、ランドおよびグルーブで構成された記録領域に記録されており、これらのユーザ情報を再生する必要がある。
【0046】
この記録領域においては、光ディスク10に照射された光ビームによるビームスポットはランドおよびグルーブのトラック中心線上を走査するので、2分割光検出器21の二つの受光領域23a,23bに対応する出力信号の和信号を再生信号とし、この再生信号について信号処理回路26で同様に等化、2値化、復調および復号などの処理を行うことにより、記録領域に記録されたユーザ情報を再生することができる。
【0047】
さらに、実際の光ディスク装置においては、前述したフォーカスサーボやトラッキングサーボを行うために、フォーカス誤差信号およびトラッキング誤差信号が必要である。これについては光検出器21の構成を後述するように工夫して、複数の受光領域に対応した出力信号について所定の演算を行うことにより、フォーカス誤差信号およびトラッキング誤差信号を生成することができる。
【0048】
次に、図7および図8を用いて光検出器21について説明する。
図7(a)は、光検出器21を光ビーム入射面から見た図であり、光ディスク10の記録層との相対的位置関係は図2に示した通りである。
【0049】
従来の光ディスク装置、例えば現行DVD−RAM用の光ディスク装置において、へッダ情報の再生に使用される2分割光検出器は、受光面の分割線がトラック接線方向と平行に0次回折光中心軸を通るように構成・配置されており、この2分割光検出器の二つの受光領域からの出力信号の差信号(プッシュプル信号)がへッダ情報の再生信号として用いられていた。
【0050】
これに対し、図7(a)に示す本発明に基づく光検出器21は、受光面のトラック接線方向に平行な分割線22が一点鎖線で示す0次回折光中心軸からディスク半径方向に距離dだけシフトしており、この分割線22によって受光面が二つの受光領域23a,23bに分割された2分割光検出器である。
【0051】
ここで、距離d(シフト量)は光源である半導体レーザ14の発振波長、対物レンズ18の開口数、光ディスク10上のピットの形状(ピット深さ、ピット壁面角度)および光ディスク10上のビームスポットサイズ、ビームスポットとピット列中心線との距離等によって適切に選定される。このシフト量dは、後述するように、光検出器21上の0次回折光の直径の15%〜40%程度が適当である。
【0052】
そして、前述したように光検出器21の受光領域23a,23bに対応する出力信号の差信号(プッシュプル信号)が電流−電圧変換器24a,24bを介して差動増幅器25によってへッダ情報の再生信号として生成される。
【0053】
図8は、図3および図5と同じ条件でピット列からの再生を行ったときの差信号および和信号の信号振幅について、光検出器21の分割線22のシフト量dに対する依存性を示している。このシフト量dは、光検出器21の受光面上での0次回折光の直径を「1」として規格化してある。横軸の原点(d=0)は、現行DVD−RAMでのヘッダ情報の再生に使用される2分割光検出器に対応することになる。
【0054】
この図8からも明らかなように、和信号の振幅は原理的にシフト量dによらず一定であるのに対し、差信号の振幅はシフト量dが0.08付近で和信号の振幅よりも大きくなり、シフト量dが約0.25で最大値をとる。差信号の振幅は最大値前後でも急激な低下はなく、シフト量dの広い範囲にわたって、具体的にはdが0.12〜0.4の範囲で和信号よりも10%以上大きな振幅が得られることが分かる。すなわち、シフト量dは光検出器21の受光面上における反射光の0次回折光の直径の12%〜40%の範囲が適切である。
【0055】
また、このシフト量dの適切な範囲は、ピット幅には大きく依存しないことが分かっている。但し、ピットによる光学的位相差が0゜〜180゜の場合と180゜〜360゜の場合とでは、分割線22をシフトさせる方向が0次回折光中心軸に対して左右逆になる点に注意が必要である。
【0056】
図7(b)は、本発明の光ディスク装置において使用される光検出器の他の例である。この図7(b)の光検出器31は、受光面がトラック接線方向に平行な3本の分割線32a,32b,32cによって4つの受光領域33a,33b,33c,33dに分割された4分割光検出器となっている。ここで、図で中央の分割線32bは、光検出器31の受光面に入射する反射光の0次回折光中心軸上にあり、従って図で左右両側に位置する分割線32a,32cは、0次回折光中心軸からディスク半径方向に距離dだけシフトしている。
【0057】
図7(a)に示した光検出器21では、トラック接線方向に平行な分割線22が一本であるため、一つの光ディスクに対してビームスポットを進行方向に対して右か左のいずれか決まった方向にのみずらせて走査する場合のみにしか有効でない。これに対し、図7(b)の光検出器31では、差信号をとる二つの受光領域を領域33aと領域(33b+33c+33d)、または領域(33a+33b+33c)と領域33dのいずれかに選択することで、ビームスポットを左右いずれの方向にずらせた場合でも対応可能である。
【0058】
また、図7(b)において差信号をとる二つの受光領域を上記に加えて、中央の分割線32bを境に領域(33a+33b)と領域(33c+33d)とすることにより、従来と同様のプッシュプル信号も得ることもできるので、トラッキング誤差検出用の光検出器と兼用することが可能となり、装置の小型化と低価格化に有利となる。
【0059】
図7(c)は、本発明の光ディスク装置において使用される光検出器の別の例である。この光検出器41は、図7(b)に示した光検出器31の中央の分割線32bを除去し、受光面を入射する反射光の0次回折光中心軸からディスク半径方向に距離dだけシフトさせた2本の分割線42a,42bにより3つの受光領域43a,43b,43cに分割した3分割光検出器となっている。このような3分割光検出器41によっても、ヘッダ情報の再生に関しては図7(b)と同様の効果が得られる。
【0060】
図7(d)は、本発明の光ディスク装置において使用される光検出器のさらに別の例であり、図7(b)に示した光検出器31にディスク半径方向と平行(すなわち、トラック接線方向と垂直)な分割線を追加した構成となっている。すなわち、この光検出器51では、受光面がトラック接線方向に平行な3本の分割線52a,52b,52cと、0次回折光の中心を通りディスク半径方向に平行な分割線52dにより8つの受光領域に分割された8分割光検出器となっている。図7(b)と同様、中央のトラック接線方向に平行な分割線52bは、光検出器51の受光面に入射する反射光の0次回折光中心軸上にあり、図で左右両側に位置するトラック接線方向に平行な分割線52a,52cは、0次回折光中心軸からディスク半径方向に距離dだけシフトしている。
【0061】
この図7(d)の光検出器51によると、図7(b)の光検出器31と同様の効果が得られるほか、トラック接線方向に平行な0次回折光の中心を通る分割線52bと、トラック半径方向に平行な0次回折光の中心を通る分割線52dとで区分された4つの受光領域に対応する出力信号の加減算により、非点収差光学系を用いた場合のフォーカス誤差信号を得ることも可能となる。すなわち、この光検出器51はヘッダ情報再生用の光検出器とトラッキング誤差検出用およびフォーカス誤差検出用の光検出器として兼用することができ、装置の小型化と低価格化にさらに有利となる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば光ディスク上に非マーク領域に比して光学的位相差を有したピット列などのマーク列の中心線上から一定距離ずらせたビームスポットを形成するように光ビームを照射して、マーク列に記録された情報を再生する場合に、分割線を0次回折光中心からディスク半径方向にシフトさせた光検出器を用い、この分割線により分割された二つの受光領域からの出力信号の差信号を再生信号とし、この再生信号を処理することによって、例えば現行のDVD−RAMよりも狭トラックピッチとして高密度化した光ディスクについても、マーク列として記録された情報を低い誤り率で効率よく再生することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明における光ディスク上のピット列とビームスポットの関係を示す図
【図2】 本発明における光ディスク上のピット列とビームスポットおよび光検出器の関係を示す図
【図3】 従来の2分割光検出器からの二つの出力信号とその差信号および和信号をビームスポットの走査に対応させて示す図
【図4】 2分割光検出器上の光強度分布を示す図
【図5】 本発明に基づく2分割光検出器からの二つの出力信号とその差信号および和信号をビームスポットの走査に対応させて示す図
【図6】 本発明の一実施形態に係る光ディスク装置の構成を示すブロック図
【図7】 本発明の光ディスク装置で使用する光検出器の種々の構成例を示す図
【図8】 光検出器の分割線のシフト量に対する再生信号振幅の依存性を示す図
【図9】 現行DVD−RAMのディスクフォーマットとへッダ情報の再生の様子を示す図
【符号の説明】
10…光ディスク
11…スピンドルモータ
12…モータ駆動回路
13…LD駆動回路
14…半導体レーザ
15…コリメートレンズ
16…偏光ビームスプリッタ
17…1/4波長板
18…対物レンズ
19…記録層
20…集光レンズ
21,31,41,51…光検出器
22,32a〜32c,42a,42b,52a〜52d…分割線
23a,23b,33a〜33d,43a〜43c…受光領域
24a,24b…電流−電圧変換増幅器
25…差動増幅器
26…信号処理回路

Claims (3)

  1. トラック接線方向に第1および第2の領域が選択的に配置され、第1の領域でランドおよびグルーブによって形成されたトラックに第1の情報が記録され、第2の領域でトラックに沿ってランドおよびグルーブそれぞれのトラック中心線からディスク半径方向に所定距離ずれた位置に、非マーク領域に対して光学的位相差を有するマーク列により第2の情報が記録された光ディスクから前記第1および第2の情報を再生する光ディスク装置において、
    前記光ディスク上に、前記第1の領域では前記ランドおよびグルーブのトラック中心線上にビームスポットを形成し、前記第2の領域では前記マーク列の中心線からディスク半径方向に所定距離ずれた位置にビームスポットを形成するように光ビームを照射する光ビーム照射手段と、
    前記光ビームの照射に基づく前記光ディスクからの反射光を検出する分割された複数の受光領域を有する光検出器と、
    前記光検出器からの前記複数の受光領域に対応する出力信号について所定の演算を行う演算手段とを備え、
    前記光検出器は、前記光ディスク上のトラック接線方向に平行でかつ前記反射光の0次回折光中心から所定のシフト量だけ前記ディスク半径方向にシフトした少なくとも一つの分割線により少なくとも二つの受光領域に分割され、前記シフト量は、前記光検出器の受光面上における前記反射光の0次回折光の直径の12%〜40%であり、
    前記演算手段は、前記光検出器の前記二つの受光領域に対応する出力信号の和信号を前記第1の情報の再生信号として生成し、該二つの受光領域に対応する出力信号の差信号を前記第2の情報の再生信号として生成することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記光検出器は、前記トラック接線方向に平行でかつ前記反射光の0次回折光中心から所定のシフト量だけ前記ディスク半径方向の両方向にそれぞれシフトした第1および第2の分割線と、前記トラック接線方向に平行でかつ前記反射光の0次回折光中心を通る第3の分割線とを含む複数の分割線により複数の受光領域に分割されていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記光検出器は、前記トラック接線方向に平行でかつ前記反射光の0次回折光中心から所定のシフト量だけ前記ディスク半径方向の両方向にそれぞれシフトした第1および第2の分割線と、前記トラック接線方向に平行でかつ前記反射光の0次回折光中心を通る第3の分割線と、前記ディスク半径方向に平行でかつ前記反射光の0次回折光中心を通る第4の分割線とを含む複数の分割線により複数の受光領域に分割されていることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
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