JP4035311B2 - 撮像装置、露出制御方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像装置、露出制御方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、撮像素子からの出力を表示装置に表示させることによってファインダとして実撮影時の構図や露出の状態を確認することができるように、電子ビューファインダ(以下、EVF)を備えた撮像装置が提案されている。
【0003】
また、デジタルスチルカメラ等の撮像装置において、撮像素子から出力された撮像信号に基づいて被写体輝度を測光して露出レベルを算出する方法が提案されている。
【0004】
これらの撮像装置の測光方式として、被写体輝度を測光するために、画面の特定領域の撮像信号或いは複数に分割された画面領域の撮像信号を基に、所定の係数を用いて画面中央部の領域を中心に重み付けを持たせて目標輝度を導出する中央重点測光や、各領域の情報を基に特定のアルゴリズムを用いて目標輝度を導出する評価測光が知られている。
【0005】
また、特公平06−071319号公報に記載されているように、目標輝度が変化した場合に、露出を直線的かつ段階的に制御して目標輝度値に収束させる露出制御方式が知られている。
【0006】
以下、具体的に説明する。
<各枠の測光の説明>
デジタルスチルカメラ等の撮像装置内のシステムコントローラでは、図11に示すA、B、Cのように分割された画面領域毎に積分された輝度値YA、YB、YCを取得する。
【0007】
以下、システムコントローラ内部での測光処理を説明すると、画面領域A、B、Cの面積をそれぞれSa、Sb、Scとすると、画面領域A、B、Cの単位面積当たりの輝度値Ya、Yb、Ycが下式(1)〜(3)により求められる。
Ya=YA/Sa ・・・(1)
Yb=YB/Sb ・・・(2)
Yc=YC/Sc ・・・(3)
【0008】
また、下式(4)〜(6)に示すように、あらかじめ決められている輝度レベル基準値Yrefとの差を対数で求めることにより、各枠の適正輝度レベルからの差分がそれぞれΔEvA、ΔEvB、EvCとして求められる。
ΔEvA=log2(Ya/Yref) ・・・(4)
ΔEvB=log2(Yb/Yref) ・・・(5)
ΔEvC=log2(Yc/Yref) ・・・(6)
【0009】
一方、露光時に絞り兼用メカシャッタに設定された絞り径を絞り値Avに換算したものをAv0、露光時間をシャッタ速度Tvに換算したものをTv0とすると、下式(7)により露光時の設定露出値EvであるEv0が求められる。
Ev0=Av0+Tv0 ・・・(7)
【0010】
各枠(画面領域A、B、C)の露出値Evは、下式(8)〜(10)に示すように、
Ev_a=Ev0+ΔEvA ・・・(8)
Ev_b=Ev0+ΔEvB ・・・(9)
Ev_c=Ev0+ΔEvC ・・・(10)
で各々求められる。
【0011】
<平均測光の説明>
A、B、C各領域をそれぞれ面積に応じて重み付けを行い、画面全体の輝度レベルを下式(11)により求めたものをEv1とする。
Ev1=Ev0+(ΔEvA×Sa+ΔEvB×Sb+ΔEvC×Sc)/(Sa+Sb+Sc) ・・・(11)
【0012】
<中央部重点測光の説明>
また、A、B、C各領域の所定の重み付け係数kWeiA、kWeiB、kWeiCを用いて画面全体の輝度レベルを下式(12)により求めたものをEv2とする。
Ev2=Ev0+(ΔEvA×kWeiA+ΔEvB×kWeiB+ΔEvC×kWeiC)/(kWeiA+kWeiB+kWeiC) ・・・(12)
ここで、重み付け係数kWeiA、kWeiB、kWeiCは、
(kWeiA/Sa)>(kWeiB/Sb)>(kWeiC/Sc)
の関係が成り立つように構成することで、中央部重点測光の性格を持たせることができる。
【0013】
<評価測光の説明>
また、A、B及びB、Cの各領域の輝度差ΔBA、ΔCBを下式(13)、(14)に示すように求め、これらΔBA、ΔCBの値から評価測光による露出補正値αを算出する。
ΔBA=Ev_b−Ev_a ・・・(13)
ΔCB=Ev_c−Ev_b ・・・(14)
例えば、ΔBA又はΔCBの値が大きい程画面中心部の輝度が低い、即ち逆光の度合いが大きいと判断して、露出補正値αを大きくすることにより逆光補正が行われる。この露出補正値αを補正して、目標輝度レベルを下式(15)により求めたものをEv3とする。
Ev3=Ev2−α ・・・(15)
【0014】
このようにして求めたEv1、Ev2、Ev3をそれぞれ平均測光モード、中央部重点測光モード、評価測光モードの各測光モードにおける露出目標値とすることで多彩な測光方式を提供することができる。
【0015】
<露出目標値の決定>
システムコントローラは、図12に示すように、撮影者が操作部を介して選択した測光モードに応じて、上記平均測光の露出目標値Ev1、上記中央部重点測光の露出目標値Ev2、上記評価測光の露出目標値Ev3の中から一つを選択し、その値を露出目標値EvTとする。例えば、撮影者が測光モードとして評価測光を設定している場合は、下式(16)に示すように、
EvT=Ev3 ・・・(16)
とする。
【0016】
<フィードバックAEの制御の説明>
以下、図13のフローチャートを参照して、フィードバックAEの制御を説明する。上記のようにして求められた露出目標値EvTと現在の露出制御値Ev0との差分ΔEvを求める。
ΔEv=EvT−Ev0 ・・・(17)
【0017】
|ΔEv|があらかじめ決められた適正露出範囲kEvRange(例えば±0.5段)の範囲内であれば(ステップS131)、現在の露出制御値Ev0をそのまま次回の露出値EvNextに設定する(ステップS132)。
【0018】
|ΔEv|が適正露出範囲kEvRangeの範囲外であれば(ステップS131)、ΔEvの正負を判断する(ステップS133)。そして、ΔEvが正の場合は、下式(18)に示すように、現在の露出制御値Ev0から所定値kEvChgだけマイナスした露出値を次回の露出値EvNextに設定し(ステップS134)、ΔEvが負の場合は、下式(19)に示すように、現在の露出制御値Ev0から所定値kEvChgだけプラスした露出値を次回の露出値EvNextに設定する(ステップS135)。
|ΔEv|>kEvRange かつ ΔEv>0の場合
EvNext=Ev0−kEvChg ・・・(18)
|ΔEv|>kEvRange かつ ΔEv<0の場合
EvNext=Ev0+kEvChg ・・・(19)
【0019】
上記のようにして求められた次回の露出値EvNextを、例えば図14に示すようなプログラム線図に当てはめて、そこから求められる絞り値、シャッタ速度を、次回の絞り値AvNext、次回のシャッタ速度TvNextとする。
【0020】
システムコントローラは、次回の測光のための露出制御において絞り兼用メカシャッタの絞り値をAvNextとし、TvNextの露光時間分だけ光電荷が蓄積されるように、電子シャッタ用パルスと読み出しパルスを撮像素子に供給するよう制御する。以上の状態で読み出された信号は、次回の測光用の輝度レベル信号及びファインダ出力用の信号に変換される。
【0021】
以上述べたように撮像素子からの出力信号を用いて現在の露出値が適正値かどうかを判定し、適正でない場合には、次回の露出値を所定値kEvChgだけ正側又は負側に動かすことを所定間隔Tにて繰り返すことにより、常時なだらかに適正露出に収束させることが可能となる。
【0022】
このときの露出変化量の所定値kEvChgと所定間隔Tとの設定で、下式(20)に示すように時定数を構成することとなる。
時定数=所定間隔T/kEvChg ・・・(20)
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記露出制御では、被写体輝度がゆっくり変化した場合でも、急激に変化した場合でも、同じ速度でしか露出が追従しないため、特に被写体輝度が急激に変化した場合において問題があった。即ち、被写体輝度が急激に変化した場合において、時定数を大きく設定している場合は適正露出に収束するまでの時間が長くかかってしまうために、EVF表示上でなかなか適正露出の画像にならないという問題が生じる。逆に、時定数を小さく設定している場合はEVF表示上での輝度変化が急峻となり、ハンチングを起こす等してEVF表示が撮影者にとって不快なものになるという問題が生じる。
【0024】
また、中央部重点測光や評価測光を行って被写体目標輝度を算出する場合、画面中央部に周辺部とは輝度差の大きな動きのある被写体があると、例えば図15に示すように被写体が測光枠の間を移動することにより、目標輝度EvTが大きく変わってしまう。その結果として、撮影者がカメラの向きを変えていないにもかかわらずEVF上で時系列に輝度変化が生じ、この場合時定数を小さく設定している場合はEVF表示上での輝度変化が急峻となり、ハンチングを起こす等してEVF表示が撮影者にとって不快なものになるという問題が生じる。
【0025】
本発明はかかる問題点を解決するためになされたもので、EVF表示モードにおいて被写体輝度変化が大きい場合も小さい場合も、常に撮影者にとって快適なスピードで適正露出に収束させるようにすることを目的とする。さらには、中央部重点測光や評価測光で被写体目標輝度を求める場合において、画面内の測光枠の間を被写体が移動する等、目標輝度が大きく変化する場合に、フィードバックAE制御において発生しやすいハンチングを防ぎ、EVF表示における輝度変化が急激になることなく快適なスピードで適正露出に収束させるようにすることを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】
本発明の撮像装置は、光学像を電気信号に変換する撮像素子と、前記撮像素子の出力に基づき撮像画面内の被写体輝度レベルを得る測光手段と、所定時間の間隔で測光動作を行うことで被写体輝度の変化量を算出する被写体輝度変化量算出手段と、前記測光手段によって得られる被写体輝度レベルと予め定められた目標輝度レベルとの差分と、前記被写体輝度変化量算出手段によって算出される被写体輝度の変化量とに基づき、露出制御のための時定数を設定する時定数設定手段と、前記測光手段によって得られる前記被写体輝度レベルが前記目標輝度レベルに収束するように、前記時定数設定手段によって設定される時定数をもって露出を制御する露出制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の露出制御方法は、光学像を電気信号に変換する撮像素子を備えた撮像装置における露出制御方法であって、前記撮像素子の出力に基づき撮像画面内の被写体輝度レベルを得る測光ステップと、所定時間の間隔で測光動作を行うことで被写体輝度の変化量を算出する被写体輝度変化量算出ステップと、前記測光ステップによって得られる被写体輝度レベルと予め定められた目標輝度レベルとの差分と、前記被写体輝度変化量算出ステップによって算出される被写体輝度の変化量とに基づき、露出制御のための時定数を設定する時定数設定ステップと、前記測光ステップによって得られる前記被写体輝度レベルが前記目標輝度レベルに収束するように、前記時定数設定ステップによって設定される時定数をもって露出を制御する露出制御ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、上記に記載の露出制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
また、本発明の記憶媒体は、上記に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の撮像装置、露出制御方法、プログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の実施の形態を説明する。
【0032】
(第1の実施の形態)
図1には、本実施の形態の撮像装置であるデジタルスチルカメラの構成を示す。同図において、1は撮像素子に光学像を結ぶための光学レンズであり、不図示の焦点調整用フォーカスレンズを含む。2は絞り機能とシャッタ機能とを兼ねる絞り兼用メカシャッタである。3は光学レンズ1と絞り兼用メカシャッタ2のメカ系各部の駆動回路である。4は光学レンズにより結像された被写体像を電気信号に変換する撮像素子である。
【0033】
5は撮像素子4を動作させるために必要なタイミング信号を発生するタイミング信号発生回路(以下、TGと称する)である。6はTG5からの信号を撮像素子駆動可能なレベルに増幅する撮像素子駆動回路である。7は撮像素子4の出力ノイズ除去のためのCDS回路や増幅回路を備えた前処理回路である。8はA/D変換器である。9は撮像信号処理回路である。
【0034】
10は記録媒体であり、例えばPCMCIA規格のメモリカードやハードディスク等が用いられる。11は記録媒体10に信号を記録するためのインターフェース回路である。
【0035】
12はメカ及び操作部、撮像信号処理部の制御用CPUであるシステムコントローラ(以下、シスコンと称する)である。13はカメラを外部から制御するための操作部である。
【0036】
14は表示装置に表示するための表示用信号処理回路である。15はD/A変換器である。16は電子ビューファインダとして使用される表示装置である。
【0037】
上記のような構成としたデジタルスチルカメラにおいて、撮影者が操作部13を操作することによりファインダ表示動作を開始すると、シスコン12の制御によりメカ系駆動回路3を駆動して各回路の電源を投入する。
【0038】
次に、絞り兼用メカシャッタ2を所定の初期絞り径で開いて撮像素子4を露光開始し、所定の初期露光時間分だけ光電荷が蓄積されるように、電子シャッタ用パルスと読み出しパルスをTG5から撮像素子駆動回路6を介して撮像素子4に供給する。
【0039】
以上の状態で読み出された信号は前処理回路7、A/D変換器8を介して、さらに撮像信号処理回路9により、測光用の輝度レベル信号及びファインダ出力用の信号に変換される。輝度レベル信号はシスコン12に送られ、シスコン12は輝度レベルに応じた露出量を決定し、露出量に応じた絞り、シャッタ速度を導出して、その値に応じて次回の露光のために絞り兼用メカシャッタ2及び電子シャッタを制御する。
【0040】
以降、フィールド毎に測光を繰り返して、露出の制御を行う。ファインダ出力用の信号はD/A変換器15、表示用信号処理回路14を介して表示装置16に送られ、表示装置16には撮影中の被写体が表示される。
【0041】
以下、第1の実施の形態のデジタルスチルカメラにおける測光動作について説明する。撮像信号処理回路9は、図3に示すように、分割された画面領域S1〜S36毎に積分された輝度値Ys1〜Ys36をシスコン12に送る。領域S1〜S36はすべて同じ面積であり、各輝度値Ys1〜Ys36は単位面積当たりの輝度値とみなすことができる。
【0042】
次に、シスコン12内部での測光処理について説明する。下式(21)に示すように、あらかじめ決められている輝度レベル基準値Yrefとの差を対数で求めることにより、各枠の適正輝度レベルからの差分がそれぞれΔEv_Sn(n=1〜36)として求められる。
ΔEv_Sn=log2(Ysn/Yref) ・・・(21)
【0043】
一方、露光時に絞り兼用メカシャッタ2に設定された絞り径を絞り値Avに換算しものをAv0、露光時間をシャッタ速度Tvに換算したものをTv0とすると、下式(22)により露光時の設定露出値Ev0が求められる。
Ev0=Av0+Tv0 ・・・(22)
【0044】
各枠(画面領域S1〜S36)の露出値Evは、下式(23)に示すように、
Ev_Sn=Ev0+ΔEv_Sn(n=1〜36) ・・・(23)
で各々求められる。
【0045】
<各枠の測光の説明>
次に、図3に示した分割画面領域S1〜S36の画面領域毎に積分された輝度値Ys1〜Ys36を図4〜6の各斜線部で示される部分毎に和を求めたものをYA、YB、YCとすると、それぞれ図11に示した画面領域A、B、Cの輝度値と同等とみなすことができ、上記平均測光の露出目標値Ev1を導出することができる。また、上述と同等の方法を用いて、中央部重点測光の露出目標値Ev2、評価測光の露出目標値Ev3をそれぞれ導出することができる。
【0046】
<露出目標値の決定>
シスコン12は、図12に示したように、撮影者が操作部13を介して選択した測光モードに応じて、上記平均測光の露出目標値Ev1、上記中央部重点測光の露出目標値Ev2、上記評価測光の露出目標値Ev3の中から一つを選択し、その値を露出目標値EvTとする。例えば、撮影者が測光モードとして評価測光を設定している場合は、上式(16)に示したように、評価測光の露出目標値Ev3を露出目標値EvTとする。
【0047】
<被写体輝度変化の検出>
図2に示すように、シスコン12は、所定時間t(例えば30ms)の間隔で上記測光動作を行い(ステップS21、S22)、上記露出目標値EvTをn個のFIFO(first-in first-out)バッファに入力し(ステップS23)、常時最新のn回の測光結果のデータを保存しておく(図7を参照)。
【0048】
そして、FIFOバッファの中の、今回取得したデータBvC0とn回前のデータBvCnとの差の絶対値ΔBvCn、及び、今回取得したデータBvC0とn−1回前のデータBvCmとの差の絶対値ΔBvCmを求める(下式(24)、(25))(ステップS24)。
ΔBvCn=|BvCn−BvC0| ・・・(24)
ΔBvCm=|BvCm−BvC0| ・・・(25)
【0049】
ΔBvCn、ΔBvCmのうち大きい方の値を選択してΔBvCとする(ステップS25、S26、S27)。そして、ΔBvCの値が所定値(例えば1段)以上の場合は(ステップS28)、「被写体輝度変化有り」と判断して所定時間T(例えば500ms)のカウントダウンタイマAを起動する(既にタイマAがカウント中の場合は再起動する)(ステップS29)。所定時間Tだけカウント完了したら、タイマAを停止する。
【0050】
このように被写体輝度変化を時系列に検出した後、シスコン12はタイマAがカウント中かどうかを判定し、タイマAがカウント中であれば所定時間内に「被写体輝度変化有り」、カウント中でなければ所定時間内に「被写体輝度変化無し」と判断し、被写体輝度変化の有無を判定する。
【0051】
<時定数の変更>
上記被写体輝度変化の有無の判定で、「被写体輝度変化有り」と判定された場合には、上述したフィードバックAE制御で使用する所定値kEvChg(上式(18)、(19))の値を大きくすることにより時定数を小さくし、「被写体輝度変化無し(或いは微小)」と判定された場合には、所定値kEvChgの値を小さくすることにより時定数を大きくする。これにより、被写体輝度変化量に応じて適応的に時定数を変更することができ、EVF表示モードにおいて被写体輝度変化が大きい場合も小さい場合も、常に撮影者にとって快適なスピードで適正露出に収束させることが可能となる。
【0052】
(第2の実施の形態)
以下、第2の実施の形態について説明する。デジタルスチルカメラの構成等は上記第1の実施の形態と同様であり、第1の実施の形態とはフィードバックAE制御が異なるものであり、以下ではその差異を中心に説明する。
【0053】
<フィードバックAEの制御の説明>
図8のフローチャートを参照して、フィードバックAEの制御を説明する。上式(17)に示したように、求められた露出目標値EvTと現在の露出制御値Ev0との差分ΔEvを求める。
【0054】
|ΔEv|があらかじめ決められた適正露出範囲kEvRange(例えば±0.5段)の範囲内であれば(ステップS81)、現在の露出制御値Ev0をそのまま次回の露出値EvNextに設定する(ステップS82)。
【0055】
|ΔEv|が適正露出範囲kEvRangeの範囲外であれば(ステップS81)、下式(26)に示すように、ΔEvに所定の係数kCoefをかけた値を現在の露出制御値Ev0からマイナスした露出値を次回の露出値EvNextに設定する(ステップS83)。
EvNext=Ev0−ΔEv×kCoef ・・・(26)
【0056】
以上述べたように撮像素子からの出力信号を用いて現在の露出値が適正値かどうかを判定し、適正でない場合には、次回の露出値をΔEv×kCoefだけ露出目標値に近づけることを所定間隔Tにて繰り返すことにより、常時なだらかに適正露出に収束させることが可能となる。
【0057】
このときの露出変化量の係数kCoefと所定間隔Tとの設定で、下式(27)に示すように時定数を構成することとなる。
時定数=所定間隔T/kCoef ・・・(27)
【0058】
<時定数の変更>
さらに、シスコン12は、上記ΔEvに応じて、図9に示すように、kCoefの値を変化させる。例えば、|ΔEv|が0.1より大きい場合はkCoefの値を0.5とし、|ΔEv|が0.1以上の場合はkCoefの値を1にする。即ち、|ΔEv|が大きい場合にはkCoefの値を小さくして、時定数を大きくしてゆっくりと収束するようにし、|ΔEv|が小さい場合にはkCoefの値を大きくして、時定数を小さくして速く収束するようにする。これにより、ΔEvの値が大きいときにフィードバックAE動作において発生しやすいハンチングを防ぐことが可能になり、EVF表示モードにおいて被写体輝度変化が大きい時も小さい時も、常に撮影者にとって快適なスピードで適正露出に収束させることが可能となる。
【0059】
(第3の実施の形態)
以下、第3の実施の形態について説明する。上記第2の実施の形態と同様に係数kCoefを変更させるのであるが、その変更の方法を異ならせたものであり、以下ではその差異を中心に説明する。
【0060】
<C枠を中心にした重み付けの値作成>
図11に示したA、B、C各領域を所定の重み付け係数kWeiAr、kWeiBr、kWeiCrを用いて画面全体の輝度レベルを下式(28)により求めたものをEvRとする。
EvR=Ev0+(ΔEvA×kWeiAr+ΔEvB×kWeiBr+ΔEvC×kWeiCr)/(kWeiAr+kWeiBr+kWeiCr) ・・・(28)
ここで、重み付け係数kWeiAr、kWeiBr、kWeiCrは、
(kWeiAr/Sa)<(kWeiBr/Sb)<(kWeiCr/Sc)
の関係が成り立つように構成することで、画面周辺部により重みを置いた測光の性格を持たせることができる。
【0061】
<被写体輝度変化の検出>
シスコン12は、所定時間t(例えば30ms)の間隔で上記測光動作を行い、撮影者が操作部13を介して選択された測光モードにかかわらずEvR値をn個のFIFOバッファに入力し、常時最新のn回の測光結果のデータを保存しておく。
【0062】
そして、FIFOバッファの中の、今回取得したデータBvC0とn回前のデータBvCnの差の絶対値ΔBvCn、及び、今回取得したデータBvC0とn−1回前のデータBvCmとの差の絶対値ΔBvCmを求める(下式(29)、(30))。
ΔBvCn=|BvCn−BvC0| ・・・(29)
ΔBvCm=|BvCm−BvC0| ・・・(30)
【0063】
ΔBvCn、ΔBvCmのうち大きい方の値を選択してΔBvCとする。そして、ΔBvCの値が所定値(例えば1段)以上の場合は、「被写体輝度変化有り」と判断して所定時間T(例えば500ms)のカウントダウンタイマAを起動する(既にタイマAがカウント中の場合は再起動する)。所定時間Tだけカウント完了したら、タイマAを停止する。
【0064】
このように被写体輝度変化を時系列に検出した後、シスコン12はタイマAがカウント中かどうかを判定し、タイマAがカウント中であれば所定時間内に「被写体輝度変化有り」、カウント中でなければ所定時間内に「被写体輝度変化無し」と判断し、被写体輝度変化の有無を判定する。
【0065】
<時定数の変更>
さらに、シスコン12は、上記ΔEvの値の範囲に加えて上記被写体輝度変化の有無の判定結果に応じて、図10に示すように、kCoefの値を変化させる。例えば、図10に示すように、ΔEvの絶対値が0.5よりも大きい場合であって「被写体輝度変化有り」のときはkCoefの値を0.5とし、「被写体輝度変化無し」のときはkCoefの値を0.25とする。即ち、ΔEvが比較的大きい場合(0.5より大きい場合)、「被写体輝度変化有り」のときは、kCoefの値を、0.5より大きく「被写体輝度変化無し」のときより大きくして、時定数を小さくして速く収束するようにし、ΔEVが0.5より大きく「被写体輝度変化無し」のときは、kCoefの値を、ΔEVが0.5より大きく「被写体輝度変化有り」のときより小さくして、時定数を大きくしてゆっくりと収束するようにする。これにより、画面周辺部に重みを置いた測光輝度値の変化に応じて適応的に時定数を変更することが実現される。
【0066】
よって、中央部重点測光や評価測光で被写体輝度を求める場合において、画面内の測光枠の間を被写体が移動した時等、カメラのフレーミングを変えていないにもかかわらず目標輝度が大きく変化した場合に、フィードバックAE動作において発生しやすいハンチングを防ぎ、EVF表示における輝度変化が急激になること無く快適なスピードで適正露出に収束させることが可能になる。
【0067】
(その他の実施の形態)
上述した実施の形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置或いはシステム内のコンピュータに対し、上記実施の形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU或いはMPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0068】
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体は本発明を構成する。そのプログラムコードの伝送媒体としては、プログラム情報を搬送波として伝搬させて供給するためのコンピュータネットワーク(LAN、インターネット等のWAN、無線通信ネットワーク等)システムにおける通信媒体(光ファイバ等の有線回線や無線回線等)を用いることができる。
【0069】
さらに、上記プログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0070】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)或いは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施の形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施の形態に含まれることはいうまでもない。
【0071】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることはいうまでもない。
【0072】
なお、上記実施の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0073】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、被写体輝度変化が大きい場合も小さい場合も、常に撮影者にとって快適なスピードで適正露出に収束させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の撮像装置であるデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】被写体輝度変化の検出動作を示すフローチャートである。
【図3】画面の分割領域を示す図である。
【図4】画面の分割領域を示す図である。
【図5】画面の分割領域を示す図である。
【図6】画面の分割領域を示す図である。
【図7】FIFOバッファでのデータの出入りの関係を説明するための図である。
【図8】フィードバックAEの制御を説明するためのフローチャートである。
【図9】第2の実施の形態におけるΔEvの範囲と係数kCoefとの関係を示す図である。
【図10】第3の実施の形態におけるΔEvの範囲と係数kCoefとの関係を示す図である。
【図11】画面の分割領域を示す図である。
【図12】測光モードに応じた測光結果の選択動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】フィードバックAEの制御を説明するためのフローチャートである。
【図14】プログラム線図の一例を示す図である。
【図15】被写体が測光枠の間を移動している状態を説明するための図である。
【符号の説明】
1 光学レンズ
2 絞り兼用メカシャッタ
3 メカ系各部の駆動回路
4 撮像素子
5 タイミング信号発生回路
6 撮像素子駆動回路
7 前処理回路
8 A/D変換器
9 撮像信号処理回路
10 記録媒体
11 インターフェース回路
12 システムコントローラ
13 操作部
14 表示用信号処理回路
15 D/A変換器
16 表示装置
Claims (10)
- 光学像を電気信号に変換する撮像素子と、
前記撮像素子の出力に基づき撮像画面内の被写体輝度レベルを得る測光手段と、
所定時間の間隔で測光動作を行うことで被写体輝度の変化量を算出する被写体輝度変化量算出手段と、
前記測光手段によって得られる被写体輝度レベルと予め定められた目標輝度レベルとの差分と、前記被写体輝度変化量算出手段によって算出される被写体輝度の変化量とに基づき、露出制御のための時定数を設定する時定数設定手段と、
前記測光手段によって得られる前記被写体輝度レベルが前記目標輝度レベルに収束するように、前記時定数設定手段によって設定される時定数をもって露出を制御する露出制御手段とを備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記時定数設定手段は、前記測光手段により得られる被写体輝度レベルと前記目標輝度レベルとの差分を時系列に観測し、該差分が所定値以上の場合は、該差分が所定値より小さい場合よりも、前記時定数を小さく設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記時定数設定手段は、前記差分が大きくなるに従って、前記時定数を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記測光手段は、撮像画面内の分割領域からそれぞれ得られる被写体輝度レベルに所定の重み付けを行うことにより該撮像画面内の被写体輝度レベルを得ることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 光学像を電気信号に変換する撮像素子を備えた撮像装置における露出制御方法であって、
前記撮像素子の出力に基づき撮像画面内の被写体輝度レベルを得る測光ステップと、
所定時間の間隔で測光動作を行うことで被写体輝度の変化量を算出する被写体輝度変化量算出ステップと、
前記測光ステップによって得られる被写体輝度レベルと予め定められた目標輝度レベルとの差分と、前記被写体輝度変化量算出ステップによって算出される被写体輝度の変化量とに基づき、露出制御のための時定数を設定する時定数設定ステップと、
前記測光ステップによって得られる前記被写体輝度レベルが前記目標輝度レベルに収束するように、前記時定数設定ステップによって設定される時定数をもって露出を制御する露出制御ステップとを有することを特徴とする露出制御方法。 - 前記時定数設定ステップは、前記測光ステップにより得られる被写体輝度レベルと前記目標輝度レベルとの差分を時系列に観測し、該差分が所定値以上の場合は、該差分が所定値より小さい場合よりも、前記時定数を小さく設定することを特徴とする請求項5に記載の露出制御方法。
- 前記時定数設定ステップは、前記差分が大きくなるに従って、前記時定数を小さくすることを特徴とする請求項5に記載の露出制御方法。
- 前記測光ステップは、撮像画面内の分割領域からそれぞれ得られる被写体輝度レベルに所定の重み付けを行うことにより該撮像画面内の被写体輝度レベルを得ることを特徴とする請求項5に記載の露出制御方法。
- 請求項5〜8のいずれか1項に記載の露出制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項9に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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