JP4033960B2 - 無線周波数信号ミクサ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線周波数信号ミクサに関するものであり、とりわけ、ミクサの中間周波数ポートに信号を結合するための共振器を備えた無線周波数信号ミクサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
無線周波数(RF)ミクサは、RFスペクトル解析器の入力セクションにおいて加えられるRF信号を中間周波数(IF)信号に変換するために用いられる。ミクサ歪みが小さいほど、また、ミクサに加えられる局部発振器(LO)信号とミクサによって生じるIF信号との間における分離が大きいほど、スペクトル解析器は、加えられるRF信号のスペクトル成分をより正確に表すことができる。Hewlett-Packard CompanyのモデルHP8566スペクトル解析器に用いられているようなRFミクサには、LO信号をミクサに結合し、LO信号とIF信号を分離するための、半波長平衡不平衡変成器構造が組み込まれている。しかし、平衡不平衡変成器の波長依存性及び物理的サイズによって、このタイプのミクサの低周波性能は制限される。RFスペクトル解析器に用いられる他のタイプのRFミクサは、歪みを減少させるために4つのミクシング・ダイオードを利用しているが、ダイオードの接地方式が精巧な機械的アセンブリに頼るものであり、このため、このタイプのミクサを製造することは困難である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って本発明は、製造が容易であり、スペクトル解析器に使用して入力RF信号のスペクトルを従来よりも正確に解析することができるRFミクサを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の望ましい実施例によれば、RFミクサは、短い伝送線路部分と終端抵抗器を利用して、ミクサ内におけるインピーダンスを整合させ、ミクサの歪みを最小限に抑える。ダンベル形状の共振器が、短い伝送線路部分からのIF信号をミクサのIF出力ポートにおいて出力伝送線路に効率よく結合させる。このダンベル共振器を含むRFミクサは、プリント回路基板上に組み立てられ、製造コストが低くて済む。本発明の代替実施例によれば、1対の出力伝送線路によって、逆位相をなす1対のIF信号が得られる。
【0005】
【実施例】
図1には、本発明の望ましい実施例に従って構成されたRFミクサ10が示されている。RF信号は、RF入力1においてRFミクサ10に加えられる。この例の場合、RF入力1に加えられるRF信号は、DC〜1.5GHzの周波数範囲である。LO信号は、局部発振器(LO)によって、RFミクサ10のLOポート2に加えられる。LO信号とRF信号の周波数差が2.4GHzになるように、LO信号には、2.4GHz〜3.9GHzの周波数範囲にわたって周波数の調整が施される。RFミクサ10によってRF信号及びLO信号から生じる周波数差信号、すなわち中間周波数(IF)信号は2.4GHzの周波数を備えており、IFポート9においてRFミクサ10から供給される。一方で、周波数がLO信号とRF信号の周波数の和である信号のような、RFミクサ10によって生じるもう1つの結合結果が、IFポート9においてIF信号として得られる。
【0006】
RF信号及びLO信号は、対をなす伝送線路部分6a及び6bを介して結合し、重ね合わせられて、両方とも、ミクサ・ダイオードD1及びD2の間に位置する接合ノード7に生じるようになっている。接合ノード7からRF入力1を見たときのインピーダンスZINは、2.4GHz〜3.9GHzのLO周波数範囲、及び、ミクシング・ダイオードD1及びD2によって発生するLO信号の高調波の周波数範囲を包含する広い周波数範囲にわたって、システムの50Ωの特性インピーダンスとの整合がとられる。インピーダンスZINは、減衰器3または他の既知のインピーダンス整合構造を利用して整合させることが可能である。インピーダンスZINの整合をとった結果として、RF入力1と接合ノード7の間におけるLO信号及びその高調波の反射が最小限に抑えられる。
【0007】
一般に、LO信号の電力は、各ダイオードD1及びD2に方形波に近似した電流伝導波形を形成するのに十分である。この方形波は、ダイオードD1及びD2のそれぞれの「オフ状態」すなわち非導通状態と「オン状態」すなわち導通状態との間を迅速に移行し、ダイオードが低電流レベルで動作する時の、ダイオードD1及びD2の非線形インピーダンス変動によって生じる歪みを大幅に低減する。LO信号によってダイオードD1が駆動されると、ダイオードD1は導通(低抵抗)状態になるが、ダイオードD2は不導通(高抵抗)状態のままであり、代わって、ダイオードD2が駆動されると、ダイオードD2は導通状態になるが、ダイオードD1は不導通状態のままである。整合のとられたインピーダンスZINは、方形波に現れるLO信号の高調波がインピーダンスZINから反射することと、加えられるLO信号がさまざまな振幅及び位相において該高調波と結合してダイオードD1及びD2の電流伝導波形に歪みが生じることを阻止する。従って、インピーダンスZINの整合がとれることによって、RFミクサ10の歪みが低減する。
【0008】
伝送線路6aは、接合ノード7においてRFミクサ10の2つの信号枝路に接続する。第1の枝路において、ダイオードD1は、接合ノード7と伝送線路TL1の間に接続される。伝送線路TL1は、ダイオードD1と終端抵抗器R1の間に直列に接続される。R1は、グラウンドGにも接続される。第1の枝路と同様に、第2の枝路は、ダイオードD2、伝送線路TL2、及び、終端抵抗器R2を含んでおり、第1の枝路と並列に接合ノード7に接続する。ダイオードD1及びD2は、導通状態において整合した抵抗と、RFミクサ10の2つの信号枝路のそれぞれにおける信号を平衡化する他の整合した性能パラメータを有している。
【0009】
ダイオードD1及びD2は、逆極性をなすように接合ノード7に接続し、接合ノード7に生じるLO信号の波形の極性に従って交互に導通する。どちらかのダイオードが、導通状態にある場合、接合ノード7におけるインピーダンスは通常40Ωである。この抵抗値は、ダイオードD1とD2のどちらが導通状態にあるかによって決まる、終端抵抗器R1とR2のいずれかと、この場合約20Ωである、導通状態にあるダイオード抵抗との和に等しい。この例の場合、伝送線路TL1及びTL2は、それぞれ、IF周波数(2.4GHz)における波長の1/20の長さであり、それぞれ、20Ωの特性インピーダンスを有する。ダイオードD1及びD2の交番導通によって生じる偶数調波が、伝送線路TL1及びTL2を循環し、抵抗器R1及びR2において終端される。IFポート9におけるIF信号電力とRFポート1に加えられるRF信号電力の比である変換効率は一般に、R1及びR2の値が増すにつれて低下するが、歪み性能は一般に、R1及びR2の値が増すにつれて向上する。抵抗器R1及びR2の20Ωの値は、RFスペクトル解析器に適用されるRFミクサ10に関して、その歪み性能と変換効率の間の所望のトレード・オフをもたらす。変換効率は、抵抗器R1及びR2の値を小さくするか、あるいは抵抗器R1及びR2をグラウンドGに対する短い回路接続に置き換えることによって、歪み性能を犠牲にして向上させることが可能である。伝送線路TL1及びTL2の長さ及び特性インピーダンスも調整可能である。
【0010】
ダンベル共振器11は、短い伝送線路部分TL1及びTL2から出力伝送線路TL3へ固定IF周波数(この例の場合、2.4GHz)の信号を結合する。出力伝送線路TL3によって、RFミクサ10のIFポート9にIF信号が供給される。ダンベル共振器11がなければ、IFポート9における物理的に短い伝送線路TL1及びTL2と出力伝送線路TL3との結合は不十分になる。この例の場合、ダンベル共振器11と出力伝送線路TL3は、4層プリント回路(PC)基板の内部層にプリントされている。伝送線路TL1及びTL2は、プリント回路(PC)基板の外部層にプリントされており、接地面が、PC基板の外部下層に形成されている。ダンベル共振器11は、伝送線路TL1及びTL2の間や、接合ノード7の辺りに中心がくる高インピーダンス・ライン13を備えている。高インピーダンス・ライン13の各端部には、低インピーダンスの伝送線路15が設けられている。その結果、ダンベル共振器11は、IF信号と出力伝送線路TL3の効率のよい結合を可能にし、一方で、IF信号の周波数範囲を超える信号の結合を抑制し、望ましくない結合結果とIF信号の周波数範囲外におけるLO信号の高調波との結合を抑制する。ダンベル共振器11の長さは、IF周波数の信号とIFポート9を選択的に結合するように、実験に基づいて決定することができる。所望の結合特性に従って、低インピーダンス伝送線路15を省略して、図2に示すように単純に高インピーダンス伝送線路13からダンベル共振器11を形成することも可能である。代替案では、ダンベル共振器11の物理的サイズと周波数選択度を変化させるため、ダンベル共振器11の各端部とグラウンドGの間に、図3に示すシャント・コンデンサCが接続される。
【0011】
伝送線路TL1及びTL2はそれぞれ、ダンベル共振器11の高インピーダンス線部分13と並列をなしている。出力伝送線路TL3もやはり、高インピーダンス線部分13と並列であり、RFミクサ10のIFポート9にIF信号を供給する。伝送線路TL1及びTL2と、出力ラインTL3は、この例の場合、平面グラウンドGの上方に導体をプリントすることによって形成される。
【0012】
図4に示す本発明の望ましい代替実施例によれば、1対の出力伝送線路23a、23bがグラウンドに接続されている。各伝送線路23a、23bの隣接する、つまり、向かい合った端部によって、IFポート19a及び19bに、振幅が等しく、逆位相をなす1対のIF信号が供給される。出力伝送線路23a、23bの隣接する端部は、図示のように、グラウンドGに接続されている。これら2つのIF信号によって、RFスペクトル解析器または他のシステム内において他の回路要素の駆動に利用可能な「同相」及び「異相」信号が得られる。
【0013】
〔実施態様〕
なお、本発明の実施態様の例を以下に示す。
【0014】
〔実施態様1〕
無線周波数信号を受信する第1のポート(1)と、
局部発振器信号を受信する第2のポート(2)と、
第1と第2のポート(1、2)に結合されて、無線周波数信号と局部発振器信号を結合する信号結合器(6a、6b)と、
信号結合器(6a、6b)に結合されて、無線周波数信号と局部発振器信号を結合した信号を受信するノード(7)と、
それぞれ導通状態にある時には低い抵抗値を示し、それぞれ不導通状態にある時には高い抵抗値を示し、それぞれ第1の端子と第2の端子を備えたダイオード対(D1、D2)であり、第1のダイオード(D1)の第1の端子と第2のダイオード(D2)の第2の端子が前記ノードにおいて接続されており、無線周波数信号と局部発振器信号を結合した結果を生成するダイオード対(D1、D2)と、
第1の端部と第2の端部を備え、第1の端部が、第1のダイオード(D1)の第2の端子に接続されている第1の伝送線路(TL1)と、
第1の伝送線路(TL1)の第2の端部とグラウンド(G)の間に接続された第1の抵抗器(R1)と、
第1の端部と第2の端部を備え、第1の端部が、第2のダイオード(D2)の第1の端子に接続されている第2の伝送線路(TL2)と、
第2の伝送線路(TL2)の第2の端部とグラウンド(G)の間に接続された第2の抵抗器(R2)と、
第1と第2の伝送線路(TL1、TL2)に結合され、中央伝送線路部分(13)及び1対の端部伝送線路部分(15)を備えており、端部伝送線路部分(15)がそれぞれ、中央伝送線路部分(13)の両端部につながっている共振器(11)と、
共振器に結合され、第1の端部及び第2の端部を備えており、第1の端部がグラウンド(G)に接続されている、出力伝送線路(TL3)と、
出力伝送線路(TL3)の第2の端部に接続され、結合した結果の周波数に等しい周波数を有する出力信号を送り出す第3のポート(9)と
を設けて成る無線周波数信号ミクサ(10)。
【0015】
〔実施態様2〕
各端部伝送線路部分(15)の特性インピーダンスが、中央伝送線路部分(13)の特性インピーダンスより低いことを特徴とする、実施態様1に記載の無線周波数信号ミクサ(10)。
【0016】
〔実施態様3〕
それぞれが端部伝送線路部分(15)の一方とグラウンド(G)の間に結合された1対のコンデンサ(C)をさらに含むことを特徴とする、実施態様1または実施態様2に記載の無線周波数信号ミクサ(10)。
【0017】
〔実施態様4〕
第1と第2の伝送線路(TL1、TL2)が、共振器(11)の中央伝送線路部分(13)と出力伝送線路(TL3)に対して並列に配置されることを特徴とする、実施態様1ないし実施態様3のいずれか一項に記載の無線周波数信号ミクサ(10)。
【0018】
〔実施態様5〕
第1の伝送線路(TL1)、第2の伝送線路(TL2)、共振器(11)、及び、出力伝送線路(TL3)が、プリント回路基板上にプリントされることを特徴とする、実施態様1ないし実施態様4のいずれか一項に記載の無線周波数信号ミクサ(10)。
【0019】
〔実施態様6〕
無線周波数信号を受信する第1のポート(1)と、
局部発振器信号を受信する第2のポート(2)と、
第1と第2のポート(1、2)に接続されて、無線周波数信号と局部発振器信号を結合する信号結合器(6a、6b)と、
信号結合器(6a、6b)に接続されて、無線周波数信号と局部発振器信号を結合した信号を受信するノード(7)と、
それぞれ導通状態にある時には低い抵抗値を示し、それぞれ不導通状態にある時には高い抵抗値を示し、それぞれ第1の端子と第2の端子を備えたダイオード対(D1、D2)であり、第1のダイオード(D1)の第1の端子と第2のダイオード(D2)の第2の端子が前記ノードにおいて接続されており、無線周波数信号と局部発振器信号を結合した結果を生成するダイオード対(D1、D2)と、
第1の端部と第2の端部を備え、第1の端部が、第1のダイオード(D1)の第2の端子に接続され、第2の端部がグラウンド(G)に接続されている第1の伝送線路(TL1)と、
第1の端部と第2の端部を備え、第1の端部が、第2のダイオード(D2)の第1の端子に接続され、第2の端部がグラウンド(G)に接続されている第2の伝送線路(TL2)と、
第1と第2の伝送線路(TL1、TL2)に結合され、中央伝送線路部分(13)及び1対の端部伝送線路部分(15)を備えており、端部伝送線路部分(15)がそれぞれ、中央伝送線路部分(13)の両端部につながっている共振器(11)と、
共振器(11)に結合され、第1の端部及び第2の端部を備えており、第1の端部がグラウンド(G)に接続されている、出力伝送線路(TL3)と、
出力伝送線路(TL3)の第2の端部に接続され、結合した結果の周波数に等しい周波数を有する出力信号を送り出す第3のポート(9)と
を設けて成る無線周波数信号ミクサ(10)。
【0020】
〔実施態様7〕
各端部伝送線路部分(15)の特性インピーダンスが、中央伝送線路部分(13)の特性インピーダンスより低いことを特徴とする、実施態様6に記載の無線周波数信号ミクサ(10)。
【0021】
〔実施態様8〕
それぞれが端部伝送線路部分(15)の一方とグラウンド(G)の間に結合された1対のコンデンサ(C)がさらに含まれていることを特徴とする、実施態様6または実施態様7に記載の無線周波数信号ミクサ(10)。
【0022】
〔実施態様9〕
第1の伝送線路(TL1)の特性インピーダンスと第2の伝送線路(TL2)の特性インピーダンスが等しいことを特徴とする、実施態様6ないし実施態様8のいずれか一項に記載の無線周波数信号ミクサ(10)。
【0023】
〔実施態様10〕
無線周波数信号を受信する第1のポート(1)と、
局部発振器信号を受信する第2のポート(2)と、
第1と第2のポート(1、2)に結合されて、無線周波数信号と局部発振器信号を結合する信号結合器(6a、6b)と、
信号結合器(6a、6b)に結合されて、無線周波数信号と局部発振器信号を結合した信号を受信するノード(7)と、
それぞれ導通状態にある時には低い抵抗値を示し、それぞれ不導通状態にある時には高い抵抗値を示し、それぞれ第1の端子と第2の端子を備えたダイオード対(D1、D2)であり、第1のダイオード(D1)の第1の端子と第2のダイオード(D2)の第2の端子が前記ノードにおいて接続されており、無線周波数信号と局部発振器信号を結合した結果を生成するダイオード対(D1、D2)と、
第1の端部と第2の端部を備え、第1の端部が、第1のダイオード(D1)の第2の端子に接続されている第1の伝送線路(TL1)と、
第1の伝送線路(TL1)の第2の端部とグラウンド(G)の間に接続された第1の抵抗器(R1)と、
第1の端部と第2の端部を備え、第1の端部が、第2のダイオード(D2)の第1の端子に接続されている第2の伝送線路(TL2)と、
第2の伝送線路(TL2)の第2の端部とグラウンド(G)の間に接続された第2の抵抗器(R2)と、
第1と第2の伝送線路(TL1、TL2)に結合され、中央伝送線路部分(13)及び1対の端部伝送線路部分(15)を備えており、端部伝送線路部分(15)がそれぞれ、中央伝送線路部分(13)の両端部につながっている共振器(11)と、
共振器(11)に結合され、それぞれが第1の端部と第2の端部を備え、それぞれの第1の端部がグラウンド(G)に接続されている1対の出力伝送線路(23a、23b)と、
前記1対の出力伝送線路のうち第1のライン(23a)の第2の端部に接続され、結合した結果の周波数に等しい周波数を備えた第1の出力信号を送り出す第1の出力ポート(19a)と、
1対の出力伝送線路のうち第2のライン(23b)の第2の端部に接続され、周波数及び振幅が第1の出力信号と等しく、位相が第1の出力信号の位相とは逆である第2の出力信号を送り出す第2の出力ポート(19b)と
を設けて成る無線周波数信号ミクサ(10)。
【0024】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、RF信号ミクサにおいて、出力信号の歪みを低減することができ、スペクトル解析器に使用して入力RF信号のスペクトルを従来よりも正確に解析することができるようになる。また、その製造方法が容易であるので製造コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の望ましい実施例に従って構成された、共振器を含むRFミクサを示す図である。
【図2】図1に含まれる共振器の代替構成を示す図である。
【図3】図1に含まれる共振器の代替構成を示す図である。
【図4】本発明の望ましい代替実施例に従って構成された、1対の出力伝送線路を備えたRFミクサを示す図である。
【符号の説明】
1 RF入力
2 LOポート
3 減衰器
6a 伝送線路部分
6b 伝送線路部分
7 接合ノード
9 IFポート
10 RFミクサ
11 ダンベル共振器
13 高インピーダンス伝送線路
15 低インピーダンス伝送線路
19a IFポート
19b IFポート
23a 出力伝送線路
23b 出力伝送線路
C 分路コンデンサ
D1 ミクサ・ダイオード
D2 ミクサ・ダイオード
G グラウンド
R1 終端抵抗器
R2 終端抵抗器
TL1 伝送線路
TL2 伝送線路
TL3 伝送線路
Claims (3)
- 無線周波数信号を受信する第1のポートと、
局部発振器信号を受信する第2のポートと、
前記第1のポートと前記第2のポートに結合されて、前記無線周波数信号と前記局部発振器信号を重ね合わせる信号結合器と、
前記信号結合器に結合されて、前記無線周波数信号と前記局部発振器信号を重ね合わせた信号を受信するノードと、
それぞれ導通状態にある時には低い抵抗値を示し、それぞれ不導通状態にある時には高い抵抗値を示し、それぞれ第1の端子と第2の端子を備えるダイオードの対であって、第1のダイオードの第1の端子と第2のダイオードの第2の端子が前記ノードにおいて接続されており、前記無線周波数信号と前記局部発振器信号との混合積を生成するダイオード対と、
第1の端部と第2の端部を備え、該第1の端部が前記第1のダイオードの前記第2の端子に接続されている第1の伝送線路と、
前記第1の伝送線路の前記第2の端部とグラウンドとの間に接続された第1の抵抗器と、
第1の端部と第2の端部を備え、該第1の端部が前記第2のダイオードの前記第1の端子に接続されている第2の伝送線路と、
前記第2の伝送線路の前記第2の端部と前記グラウンドとの間に接続された第2の抵抗器と、
伝送線路を備え、前記第1の伝送線路と前記第2の伝送線路に結合される共振器と、
前記共振器に結合され、第1の端部及び第2の端部を備えており、該第1の端部が前記グラウンドに接続されている出力伝送線路と、
前記出力伝送線路の前記第2の端部に接続され、混合積の周波数に等しい周波数を有する出力信号を送り出す第3のポートと、
を設けて成る無線周波数信号ミクサ。 - 前記共振器の伝送線路の端部のそれぞれが、前記共振器の伝送線路の中央部分の特性インピーダンスより低い特性インピーダンスを有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線周波数信号ミクサ。 - 前記共振器の伝送線路の端部のそれぞれとグラウンドとの間に、それぞれ結合されるコンデンサをさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線周波数信号ミクサ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/781,563 US5790945A (en) | 1997-01-09 | 1997-01-09 | Resonator for coupling intermediate frequency signals from a radio frequency mixer |
US781,563 | 1997-01-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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