JP4033648B2 - 液量算出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はガス中に含まれる液量を算出する液量算出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガスを送風する設備等において、許容限度以上にガスが液を随伴することによる不具合の発生を未然に防ぐために、ガスが随伴する液の量を的確に算出することが非常に重要である。そのような事情のもと、これまでに種々の液量算出方法、液量算出装置が提案されている。
【0003】
ところで、ガスを圧縮したうえ、送風する設備として、油冷式圧縮機が広く知られている。油冷式圧縮機では、圧縮ガスが油を伴って吐出されるため、圧縮ガスの供給先へは、この圧縮ガスを油が除去されたクリーンな状態にして送り出す必要があり、吐出流路に油分離回収部が設けられている。この油分離回収部では、まず圧縮ガスとともに流入してきた比較的径が大きい油粒子を、内部の壁面等で衝突、反射させる過程で衝突作用及び重力沈下作用を利用して分離回収し、圧縮ガス中の油含有率を1000ppm(wt)程度まで減少させている。さらに、上記油分離回収部内には、例えばセルロース繊維等の不織布を用いた油分離エレメントが設けられており、圧縮ガスは油分離エレメントを通過して送り出されるようになっている。そして、圧縮ガスがこの油分離エレメントを通過する過程で、微細な油粒子が捕捉され、圧縮ガスから分離され、通常、油含有率が0.5ppm(wt)程度まで下げられた圧縮ガスが上記油分離回収部から送り出される。
【0004】
この油分離後の油含有率の上限は、圧縮ガスの供給先、例えば圧縮ガスを使用するガスタービン等の装置により決まり、ガスタービンの場合、この油含有率が増大すると燃料バーナノズルに油の炭化物が付着し、燃焼不良を招くことになる。これを防止するために、この油含有率を常時監視しておく必要がある。そこで、現状では、圧縮ガスの一部を取り出し、これを一定時間だけ、濾紙に通すということにより上記油含有率の監視が行われている。さらに、具体的には、圧縮ガスが一定時間通過したこの濾紙を溶剤で洗浄し、溶剤に油を溶解させた後、溶剤を蒸発させ、残留油量の重量を化学天秤により測定して、上記油含有率が算出されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した液量測定方法の場合、上記液含有率(上記の例では油含有率)を求めるのに、一枚の濾紙で一回ずつ上記残留油量の測定がなされており、この測定毎に新しい濾紙を入れ替え、上記作業を繰り返す必要があり、手間が掛かるとともに、上記監視を連続的に行うことができない。このため、この監視のための作業が行われるのは、一ヶ月に一回程度となり、この作業が行われていない間に、上記液含有率が異常に増大し、それに伴うトラブル(上記の例では燃焼不良等)が発生する危険性があるという問題があった。
本発明は、斯る従来の問題をなくすことを課題としてなされたもので、ガスの液含有率を容易に、常時監視することのできる液量算出装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、第1発明は、
ケーシングと、上記ケーシングの上方に開口されガスを導入する導入口と、上記ケーシングの上方に開口されガスを導出する導出口と、上記ケーシングの内部かつ上方に配設されガスが随伴する液を分離する液分離手段と、上記液分離手段の下方に配設され滴下する液滴を検出する液滴検出手段と、上記液滴検出手段にて検出された液滴の滴下の時間間隔から上記ガスが随伴する液量を算出する液量演算部とを有し、
上記液滴検出手段が、発熱体と温度検出器とを直接、または熱媒体を介して接触させ、上記温度検出器が液滴の滴下する位置に配設されてなり、かつ上記発熱体にて液滴より高温となるように加熱されてなるものであって、上記液量演算部が、単位時間に対する上記温度検出器により検出された温度の降下量が予め決められた値より大きくなったときの時間を液滴落下時間とみなし、その時間間隔から、上記ガスに随伴する液量を算出する機能を有し、
上記温度検出器により検出された温度が予め決められた温度より低く、かつ一定時間以上の間、液滴落下が検出されなかった場合、ガスに随伴する液量の算出値に予め定められた下限値を与える機能を有する構成とした。
【0007】
第2発明は、
ケーシングと、上記ケーシングの上方に開口されガスを導入する導入口と、上記ケーシングの上方に開口されガスを導出する導出口と、上記ケーシングの内部かつ上方に配設されガスが随伴する液を分離する液分離手段と、上記液分離手段の下方に配設され滴下する液滴を検出する液滴検出手段と、上記液滴検出手段にて検出された液滴の滴下の時間間隔から上記ガスが随伴する液量を算出する液量演算部とを有し、
上記液滴検出手段が、発熱体と温度検出器とを直接、または熱媒体を介して接触させ、上記温度検出器が液滴の滴下する位置に配設されてなり、かつ上記発熱体にて液滴より高温となるように加熱されてなるものであって、上記液量演算部が、単位時間に対する上記温度検出器により検出された温度の降下量が予め決められた値より大きくなったときの時間を液滴落下時間とみなし、その時間間隔から、上記ガスに随伴する液量を算出する機能を有し、
上記温度検出器により検出された温度が予め決められた温度より高く、かつ一定時間以上の間、液滴落下が検出されなかった場合、ガスに随伴する液量の算出値に予め定められた上限値を与える機能を有する構成とした。
【0008】
第3発明は、ケーシングと、上記ケーシングの上方に開口されガスを導入する導入口と、上記ケーシングの上方に開口されガスを導出する導出口と、上記ケーシングの内部かつ上方に配設されガスが随伴する液を分離する液分離手段と、上記液分離手段の下方に配設され滴下する液滴を検出する液滴検出手段と、上記液滴検出手段にて検出された液滴の滴下の時間間隔から上記ガスが随伴する液量を算出する液量演算部とを有し、
上記液分離手段底部の液滴下部が略球形であり、かつ上記液分離手段本体底部から液滴下部付近に至る部分にスリットまたは穴を設けた構成とした。
【0009】
第4発明は、液を随伴するガスの流路から、一定量のガスを取り出し、液分離手段に通し、上記液分離手段で分離され、滴下する液滴を検出し、滴下の時間間隔が長い場合は取り出し流量を増加させ、短い場合は取り出し流量を減少させ、かつその流量を測定する装置を設け、滴下の時間間隔、および流量から、ガスに随伴する液量を算出する機能を有する構成とした。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る油冷式圧縮機1Aを示し、この油冷式圧縮機1Aは、一方の側に吸込流路11が、他方の側に吐出流路12が接続した圧縮機本体13、例えばスクリュ式圧縮機本体を備え、吐出流路12には油分離回収部14が介設されている。この油分離回収部14内には、油分離エレメント15が設けられており、油分離回収部14の下部の油溜り部16からは、この油溜り部16の油を油冷却器17を介して圧縮機本体13内のガス圧縮空間及び軸受・軸封部等の注油個所に導く油流路18が延びている。さらに、油分離回収部14の二次側における吐出流路12の部分から分岐し、この分岐点よりも低圧部である吸込流路11に合流する検査用流路19が設けられており、この検査用流路19には本発明にいう液量算出装置の主たる部分を構成する油分離検出器21が設けられている。なお、検査用流路19は、図1中二点鎖線で示すように、上記分岐点よりも低圧部である圧縮機本体13内のガス圧縮空間に連通するように設けてもよい。
【0011】
そして、吸込流路11から圧縮機本体13に吸込まれたガスが油流路18から油注入されつつ圧縮され、油を伴って油分離回収部14に向けて吐出される。油分離回収部14では、勢い良く流入する圧縮ガスが内部の壁面等での衝突、反射を繰返す過程で比較的径が大きい油粒子と分離され、この分離された油は油溜り部16に滴下し、残る油を伴った圧縮ガスは油分離エレメント15を通過する。そして、この過程で、さらに微細な油粒子が捕捉され、圧縮ガスは油分離回収部14の二次側に続く吐出流路12の部分へと流出してゆく。通常、この油分離エレメント15では、油含有率が0.5ppm(wt)程度になるまで油分離される。また、この油分離エレメント15にて捕捉された油は徐々に油溜り部16に滴下し、ここに一旦溜められる。この油溜り部16の油は、油流路18を経て上記注油箇所に送られ、その後循環を繰返す。
【0012】
ところで、油分離検出器21内の上部には、上記検査用流路19を流れる圧縮ガスより油粒子を分離するために、油分離エレメント15に比して、より微細な油粒子の捕捉が可能で、ガス中の油含有率が0.01ppm(wt)程度になるまで油分離可能な油分離エレメント22が設けられている。吐出流路12から分岐して油分離検出器21内に流入した圧縮ガスは、油分離検出器21のケーシングの上方に設けられた導入口を通じ、ケーシング内部で且つ上方に設けられた油分離エレメント22を通過して、更に油分離検出器21のケーシングの上方(図示のものでは上方でかつ側方)に設けられた導出口を通じ、油分離検出器21外に流出して、吸込流路11へと流れるようになっている。また、油分離検出器21内の下部には、油分離エレメント22から滴下してきた油滴を受け、この油滴を受けると電気的に状態変化を示す信号を出力する油滴検出手段23が設けられており、ここからの電気信号は演算部24に入力される。なお、油分離検出器21底面には図示していない油排出手段が設けられている。
【0013】
油分離検出器21に導かれる圧縮ガスは微量であるが、この圧縮ガスの油含有率と油分離回収部14の二次側の吐出流路12の部分における圧縮ガスの油含有率とは等しいと考えられる。また、上記油滴の油量は略一定であり、上記状態変化を示す電気信号の間隔から圧縮ガス中に含まれる油量が算出され、この算出結果が出力される。
【0014】
次に、上述した油量の算出について、具体的に説明する。
例えば、油分離エレメント22を通過するガス(分子量29)の流量を50Nm/hrとすると、ガスの油含有率が0.5ppm(wt)の場合、油の流量は次式により求められる。
【数1】
Figure 0004033648
通常、一つの油滴の油量は0.04cc程度であるから、約1.1時間(0.04÷0.0376=1.06(hr))で一つの油滴が滴下することになる。したがって、油滴が滴下する時間間隔を測定することにより、この時間間隔から逆算してガスに随伴する油の流量(cc/hr)を次式により求めることができる。
ガスに随伴する油の流量(cc/hr)=0.04(cc)/油滴が落ちる時間間隔(hr)
【0015】
そして、この時間間隔を測定することにより、以下の式により、連続的にガス中の油含有率を算出することができる。
油滴滴下時間間隔t(hr)の間に油分離エレメント22を通過するガスの重量流量W(kg)は、次式により得られる。
【数2】
Figure 0004033648
Q:油分離エレメント22を通過するガスの流量(Nm/hr)
M:ガス分子量
【0016】
一滴の油の重量G(kg)は次式により得られる。
【数3】
Figure 0004033648
q:一油滴量(cc)
ρ:油密度(g/cc)
【0017】
そして、ガスの油含有率α(ppm(wt))が次式により得られる。
【数4】
Figure 0004033648
このようにして、ガスの油含有率αを算出することができ、この算出した数値を出力、例えば表示することにより圧縮ガスに随伴する油の量を連続的に監視し、油が異常に増大した場合に起こるトラブルの発生を未然に防止することができる。
【0018】
図2は、油滴検出手段23の一例を示し、この油滴検出手段23は熱電対或いはサーミスタ31と、この下方に延設したヒータ32とこれらの端部に結合した熱伝導板33とから形成されている。そして、ヒータ32により熱伝導板33の温度を滴下してくる油滴の温度よりも高い一定の温度、即ちコントロール温度Tcに保ち、油滴が滴下する位置に熱伝導板33を配置する。熱伝導板33に油滴が滴下すると、その都度一時的に熱伝導板33が冷やされ、熱電対或いはサーミスタ31により検出される温度が変化する。即ち、熱伝導板33は油滴により冷やされても、ヒータ32により温度コントロールされているため、暫くすると元のコントロール温度Tcに戻る。したがって、この変化する温度を測定することにより、熱伝導板33の温度の変化する状態が分かる。図3は、この温度変化の状態を示し、この温度が一定のコントロール温度Tcより降下すると油滴が落下したとみなし、その落下の時間間隔から上述した油含有率を求めることができる。
【0019】
しかし、油滴の落下時間間隔が短ければ、図4に示すように、温度がヒータ32によりコントロール温度に戻る前に、次の油滴が落下する場合が生じる。この場合、熱伝導板33の温度はまだコントロール温度Tcよりも低いため、熱伝導板33の温度がコントロール温度から降下しているということだけで、油滴の落下の有無を判断することはできない。そこで、この場合は、単位時間(Δt)当りの温度降下量(ΔT)、即ち温度降下速度(ΔT/Δt)がある一定の値を超えたときに油滴の落下が生じたとみなし、これにより上述した不都合は解消される。
なお、図4においてToは油温度を意味している。
【0020】
また、熱伝導板33に滴下した油滴が、熱伝導板33上に長くとどまることなく、円滑に熱伝導板33から流れ落ちるのが望ましい。このため、図5に示すように、熱伝導板33を、熱電対或いはサーミスタ31との結合部から下方に油を導く例えば針金のような細長形状の物を延在させたT字形に形成するのがよく、さらに表面に防液剤、例えば防油剤(例:四ふっ化エチレン樹脂)を塗布するのが望ましい。
【0021】
また、図6に示すように、油滴検出手段23としてロードセルを用いてもよく、油滴が油滴検出手段23に落ちた際の衝撃力を油滴検出手段23が検出し、油滴検出手段23から図7に示すように荷重変化を示す電気信号が出力され、この荷重変化の時間間隔から上述した油含有率を求めることができる。
さらに、油滴検出手段23を図8に示すように薄板41を片持ち支持するとともに、薄板41の近傍に歪ゲージ42を取付けて形成し、薄板41の自由端に油滴が滴下するようにしてもよい。
この場合、薄板41に油滴が落ちると、薄板41が振動し、この振動によって生じる歪が歪ゲージ42により検出され、この歪に対応した電気信号が出力されるので、この電気信号の変化の時間間隔から上述した油含有率を求めることができる。
【0022】
ガスに含まれる油量が多い場合、油滴の落下時間の間隔が短いため、上述したようにこの時間間隔を液滴検出手段で検出できない場合がある。この場合における時間間隔の検出については、この油量が非常に多くなければ、油分離エレメント22の底部から落下させる油滴の落下位置を複数箇所とし、このそれぞれに油滴検出手段を設けることにより解決できる。例えば、図9に示すように、軸方向に延びる仕切り壁22aにより軸直角断面が4分割された油分離エレメント22を用いる。この仕切り壁22aは、油分離エレメント22aの底部外周に設けられたフランジ部22bの上面にも突出し、上記4分割された各部分で捕捉された油の混合を防止し、これによりこの各部分で捕捉、分離された油は、油滴となってそれぞれ別個の位置から落下するようになっている。また、上記各部分で分離された油がそれぞれ一定の位置から滴下するように油分離エレメント22の下面に下方に向かって先細形状の突出部22cが設けられている。そして、それぞれの油滴の落下位置に油滴検出手段23a,23b,23c,23dを設けることにより、それぞれにおける油滴の落下時間が、単一の油滴検出手段23のみによる場合に比して、4倍に延長され、上記時間間隔の検出が可能となる。
【0023】
しかし、油量が非常に多くなると、上述した油分離エレメント22を分割することによる油滴落下の時間間隔検出の限界を超える場合が生じる。例えば、ヒータ32の端部に熱伝導板33を結合した発熱体と、熱電対或いはサーミスタ31等からなる温度検出器とを備えた油滴検出手段23を用いた場合、油量が多過ぎると、図10に示すように、温度検出器により検出された温度が、時間経過とともに油温度と略等しくなってゆき、油滴の検出ができなくなる。即ち、上記検出された温度と油温度とが略等しくなるこのような状態は、見掛け上は、ガス中に油が含まれていない状態と同じとなり、この二つの状態を区別することはできない。
【0024】
そこで、温度検出器により検出された温度が、ある温度以下で、かつ油滴が検出されない場合は、ガス中の油量が多過ぎ、検出限界を超えていると判断する。図10において、コントロール温度をTc、油温度をToとすると、油量が多い場合は温度検出器により検出された温度は油温度Toに近い値になっている。一方、油滴検出手段による検出可能最小時間間隔t1は実験等により予め求めることができる。
【0025】
そこで、例えば、温度検出器により検出された温度がT2+20℃以下で、かつt1以上時間が経過しても油滴が検出されない場合は、時間間隔t1以下で油滴検出ができないと判断できる。そして、この場合は、ガス中に含まれる油量が次式で表されるα1(ppm(wt))の値以上であることを意味している。
【数5】
Figure 0004033648
また、このα1の値を制御等に使用する場合も、このα1の値を考慮して制御する。
【0026】
逆に、油量が少ない場合、油滴落下の時間間隔が長過ぎ、ガス中の油含有率の計算が可能となる時間間隔が長くなる。この場合、装置に異常があるのか否かの判断ができない。そこで、温度検出器による検出温度がある値、例えばTc−20(℃)以上で、かつある一定時間t2以上時間が経過しても、液滴落下が検出されない場合は、ガスに含まれる油量は次式で表されるα2(ppm(wt))以下であるとみなす。
【数6】
Figure 0004033648
したがって、油量表示をα2(ppm(wt))とする。
【0027】
一滴の油量は、油温により変化する表面張力により異なり、油温により変化する。この油温は略ガス温度と同じである。したがって、上述した一油滴量q(cc)はガス温度により変化する。このため、予め油温と一油滴量qとの関係を求めておき、油分離検出器21に流入するガス、或いは油分離検出器21内のガスの温度を測定し、この温度に基づき求めた一油滴量qを上述した式に採用することにより、上記油含有率をより一層正確に算出することが可能となる。
【0028】
上記説明より明らかなように、油含有率の正確な算出のためには、油分離エレメント22から油滴を常に、一定の位置に滴下させることが重要である。このため、油分離エレメント22を、図11に示すように、下部に円錐体51を設けた形状にするのが好ましく、或いは図12に示すように、下部に漏斗52を備え、油滴が漏斗52の内面に沿って滴下するようにするのが好ましい。また、油分離エレメント22を、図13に示すように、傾斜させて設け、油滴が最下端の角部の一点から滴下するようにしてもよい。
【0029】
一滴の油量は油滴を落下させる位置の形状に大きく左右され、油滴の曲率が大きい場合には油量が少なく、曲率が小さい場合には油量が多くなる。したがって、図11に示すように、下端部における軸直角断面外周の曲率が大きい場合には、油滴落下の時間間隔は短くなる。そのため、油滴落下が検出できない場合が生じる。そこで、図14に示すように、油分離エレメント22の油滴が落下する部分を球状に形成する。この結果、図14に示す油分離エレメント22の場合には、図11に示す円錐形状の油分離エレメント22の場合に比して、下端部における軸直角断面外周の曲率が小さく、しかも油分離エレメント22の取り付けの角度誤差により、油滴が落下する箇所が変わっても、油分離エレメント22の下部は球状に形成されているため、曲率が一定であり、油滴が円滑にこの球状部に沿って上下に流れ落ちる限り、一滴の油量は常に一定となる。そして、以下に詳述するように、この油滴の落下を円滑にするために、この油分離エレメント22の下部の球状部には、スリット25が形成されている。
【0030】
一油滴量を一定にするための一条件は、油分離エレメント22で分離された油が上記油量に達すると、時間遅れなく油滴となって落下することである。そのため、油分離エレメント22で分離された油が油滴落下部の油を押し出すようにすることが必要である。図14に示すスリット25を有する油分離エレメント22とは異なり、スリット25を有していない図15に示す油分離エレメント22Zの場合、ここで分離された油はその底部aに溜り、球状部の最下部b点にて油滴となって落下するが、底部aとb点との間に油で濡れていない、乾いた部分cが存在する場合がある。この場合、上記底部の油は円滑に最下部b点に流れ落ちず表面張力により上記乾いた部分cの上端のd部に一旦止まり、最下部b点での油滴の成長に影響を及ぼさない。そして、このd部で油がある程度溜まったときに、この油は一気に最下部b点まで流れ落ち、この最下部b点から滴下する。このため、この一油滴量および滴下時間間隔が不規則になる。
【0031】
これに対して、図14に示す油分離エレメント22の場合、スリット25が形成してあり、このスリット25内は常時油で満たされ、乾くことがない。このため、図14に示す油分離エレメント22では、ガスから分離された油は止まることなく、徐々に上記球状部の最下部に向けて流れ、図15に示す油分離エレメント22Zの場合における上述した不具合は回避される。
【0032】
図16は、本発明の第2実施形態に係る油冷式圧縮機1Bを示し、図1に示す油冷式圧縮機1Aと互いに共通する部分については、同一番号を付して説明を省略する。
この油冷式圧縮機1Bでは、検査用流路19に流量測定手段26と流量制御手段27とが設けられている。この流量測定手段26は、油含有率の計算に必要なガス流量が常に変化するため設けられ、この流量測定手段26による測定値が上記計算におけるガス流量として採用される。また、油滴落下時間間隔に基づいて、油分離検出器21を通過するガスの流量を流量制御手段27により制御する。
【0033】
一例として、油滴落下時間間隔の下限をt、上限をt(t>t)と決める。そして、油滴落下時間間隔がt以下になると、流量制御手段27によりガスの流量を減少させる。この結果、ガス中に含まれる油量も減少するため、油滴落下時間間隔が長くなる。これに対して、油滴落下時間間隔がt以上になると、流量制御手段27によりガスの流量を増大させる。この結果、ガス中に含まれる油量も減少するため、油滴落下時間間隔が短くなる。このようにして、この油冷式圧縮機1Bでは、油滴落下時間間隔が常にtとtとの間に保たれるようになっている。
【0034】
本発明では、油滴落下時間間隔に基づいて油含有率を算出しているため、この計算の時間間隔は油滴落下時間間隔に一致する。このため、この油含有率の算出値を圧縮機の制御等に用いる場合、油含有率の更新が時間的に不規則になり、制御性に問題が生じるが、油冷式圧縮機1Bでは、上述したように油滴落下時間間隔が一定範囲内に保たれる故、このような問題が生じることはない。
図17および18は、流量制御手段27の具体的構成を例示したものである。
この図17では、検査用流路19に設けられた単一の開度制御可能な流量制御弁により形成された流量制御手段27が示されている。
【0035】
また、図18では、検査用流路19から分岐させた後、検査用流路19に合流させた流路部分19aおよび19bを並列状態で設け、流路部分19aにオリフィス等の絞り手段28aと電磁式開閉弁29a、流路部分19bに上記同様の絞り手段28bと電磁式開閉弁29bを設けるとともに、この分岐点と合流点との間の検査用流路19の部分に上記同様の絞り手段28cを設けて形成された流量制御手段27が示されている。
言うまでも無く、流量制御手段27は上記構成に限定するものでなく、検査用流路19から分岐させ、検査用流路19に合流させる流路部分の数を増減させてもよく、上記流路部分19cにも電磁式開閉弁を設けてもよい。
【0036】
図17は、本発明の第3実施形態に係る油冷式圧縮機1Cを示し、図1に示す油冷式圧縮機1Aと互いに共通する部分については、同一番号を付して説明を省略する。
この油冷式圧縮機1Cでは、検査用流路19を上記分岐点よりも下流側の吐出流路12の部分に合流させるとともに、この分岐点と合流点との間にオリフィス等の絞り手段61を介在させて、この分岐点よりも合流点の方を低圧部とし、油分離検出器21内をガスが上記合流点に向けて流動するように形成してある。
この油冷式圧縮機1Cの場合、圧縮ガスの一部を吸込流路11に戻すことによる圧縮機本体13での実質的なガス流量の低下を招くことがないようになっている。
【0037】
このように、検査用流路19は上記分岐点よりも低圧部に連通するように設ければよく、本発明は、上述した実施形態に加え、検査用流路19を上記分岐点よりも低圧部である大気に連通させるように設けた油冷式圧縮機をも含むものである。
また、図2、5及び6に示す油滴検出手段23、さらに図11、12,13及び14に示す油分離エレメント22がこの油冷式圧縮機1Cにも適用できることは言うまでもない。
【0038】
なお、ガス中に水ドレンが混入している場合、油滴の滴下だけでなく、水滴の滴下も測定する可能性がある。そこで、図11に示す円錐体51、或いは図12に示す漏斗52或いは図14に示す油分離エレメント22の下部の球状部をヒータで加熱する等、油分離エレメント22の下部をヒータで加熱することにより水分を蒸発させ、油のみを残し、水滴を誤って測定するのを防止するようにするのが好ましい。
【0039】
ところで、ここまではガスに随伴する液量を液分離エレメントから液滴が滴下する時間間隔に基づいてガスに含まれる液量を算出する装置および方法について説明してきたが、この液量が非常に多い場合、これとは逆に非常に少ない場合には、以下のようにして液量を算出するのがよい。
図20は、図1、図16或いは図19における油滴分離・検出用の油分離検出器21に代わる油分離検出器21Aを示し、図1、図16或いは図19と互いに共通する部分については同一番号が付されている。
【0040】
この油分離検出器21Aは、ガスに含まれる油量が非常に多い場合に適用され、油分離エレメント22の下方に容器71と、容器71の内部から容器71の下方に延びたサイフォン72と、このサイフォン72の下方に配置された液流出検知器73とを有している。
上記同様、油分離エレメント22から油滴が滴下するが、この油滴は容器71内に溜まってゆき、容器71内の油面レベルがサイフォン72の図中Xで示す最上部に達すると、容器71内の油は油面レベルがサイフォン72の図中Yで示す上方端面にまで下がる迄一気に液流出検知器73に向かって流出する。
【0041】
この油流出が検出された信号は演算部24に入力され、ガスに含まれる油量が算出される。即ち、上述した一つの油滴の油量に代えて、容器71内のYで示す油面レベルとXで示す油面レベルとの間の油量を採用するとともに、上記油滴が落ちる時間間隔に代えて液流出検知器73への油流出時間間隔を採用することによりガスに含まれる油量が算出される。
なお、液流出検知器73は、レーザ光線或いはロードセルを利用したタイプのもの、静電式のもの等が含まれる。
【0042】
図21は、図1、図16或いは図19における油滴分離・検出用の油分離検出器21に代わるさらに別の油分離検出器21Bを示し、図1、図16或いは図19と互いに共通する部分については同一番号が付されている。
この油分離検出器21Bは、ガスに含まれる油量が非常に少ない場合に適用され、油分離エレメント22の下方に油吸収部材81、例えば不織布とこの油吸収部材81の上部の両側に接触する二つの電極82,82とが配置されている。この二つの電極82,82には電流計83を介して電源84により電圧が印加されている。
【0043】
図22に示すように、油分離エレメント22にて分離された油が油分離エレメント22の下方に溜まってゆき、(I),(II),(III)の各状態に変化してゆき、油滴が拡大し、(IV)の状態に至って油滴が油分離エレメント22から滴下する。ところで、ガスに含まれる油量が非常に少なく、油滴が滴下する時間間隔が数時間の場合もあり、この時間間隔から上記油量を測定するには時間が掛かり過ぎる。
そこで、この油分離検出器21Bでは、油滴が滴下しなくても、図22の(III)の状態のように油滴が寸法Dの大きさになった段階で、この油滴を強制的に吸い取るように、油吸収部材81は油分離エレメント22の下方、寸法Dの位置に設けられている。
【0044】
換言すれば、この油分離検出器21Bでは、油分離エレメント21Bの下方に一定量の油が溜まるようになっており、この一定量溜まった油の全量が油吸収部材81に排出されるようになっている。油が油吸収部材81に吸い取られると、二つの電極82,82間の油吸収部材81の電気抵抗が低下し、電流計83での検出電流値が増大し、この電流信号が演算部24に入力される。油吸収部材81に吸い取られた油は、下方に移動し、しばらくすると油吸収部材81の上部が乾き、上記検出電流値は元の小さい値に戻る故、演算部24ではこの電流変化の時間間隔と、上記寸法Dでの油滴の油量に基づきガスに含まれる油量が算出される。即ち、上述した一つの油滴の油量に代えて、寸法Dでの油滴の油量を採用するとともに、上記油滴が落ちる時間間隔に代えて検出電流値の変化の時間間隔を採用することによりガスに含まれる油量が算出される。
【0045】
なお、電流計83に代えて、二つの電極82,82間の電圧を検出する電圧計を採用してもよい。
さらに、油分離回収部14を、油分離エレメント15を内蔵せず、比較的径の大きい油滴を衝突作用及び重力沈下作用のみにより分離回収する大粒用の油分離回収部と、油分離エレメント15を内蔵し、ここでより微細な油滴を捕捉することにより油を分離回収する微細粒子用の油分離回収部とに分けて形成してもよい。
また、油分離検出器は油分離エレメントを内蔵した上述した構造のものに限定するものでなく、本発明は以下に例示する油分離検出器をも含むものである。
【0046】
図23〜25は、本発明の第4実施形態に係る油冷式圧縮機1Dを示し、図19に示す油冷式圧縮機1Cと互いに共通する部分については、同一番号を付して説明を省略する。
この油冷式圧縮機1Dでは、油冷式圧縮機1Cにおける油分離検出器21に代えて構造を異にする油分離検出器21Cが設けられている。この油分離検出器21Cは、筒状体で、吐出流路12から分岐した検査用流路19の上流側部分に側部にて接続し、油を伴ったガスを内壁面に沿うように流入させる一方、吐出流路12に合流する検査用流路19の下流側部分に上面にて接続し、下部が漏斗状に形成されたサイクロン式液分離器22aを内部に備えている。
【0047】
このサイクロン式液分離器22Aは、ガスが上記内壁面に沿って旋回する過程で、遠心力によりガスから油を分離するもので、流入するガスの流速が速い場合、上述した油分離エレメントに比して、ガスと油の分離効率がよく、寸法的にも小さくすることができるという利点を有している。
【0048】
さらに、このサイクロン式液分離器22Aに代えて図26,27に示す衝突式液分離器22Bを設けた油分離検出器21Dを用いてもよい。この衝突式液分離器22Bは、筒状体で、吐出流路12から分岐した検査用流路19の上流側部分に側部にて接続し、油を伴ったガスを内壁面に衝突するように流入させる一方、吐出流路12に合流する検査用流路19の下流側部分に上面にて接続し、下部が漏斗状に形成されている。そして、この衝突式液分離器22Bは、上記衝突の際に、ガスと油とが分離され、ガスは上部から流出し、油は下部に滴下するようにしたものであり、サイクロン式液分離器22Aと同様の利点を有している。
【0049】
なお、上述した実施形態では、本発明に係る液量測定方法、或いは液量測定装置を、油冷式圧縮機の吐出ガスに含まれる油の測定に適用した例を示したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、ブロア、及び乾燥機を通じて、送風される乾燥空気の送風設備において、その乾燥空気中の水ドレン等の液量を測定したい要望がある場合、本発明に係る液量測定方法、或いは液量測定装置を適用してもよい。具体的には上記ブロア、乾燥機を通じて、乾燥空気の供給先まで通ずる供給路から分岐する検査用流路を構成し、その検査用流路に上記油分離検出器21、21A〜21Dと同様の油分離検出器を設け、この油分離検出器により、乾燥空気中の水ドレン等の液量を測定するなどしてもよい。また、本発明は水蒸気中の水ミスト量を測定する場合にも有効である。
【0050】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、第1発明によれば、
ケーシングと、上記ケーシングの上方に開口されガスを導入する導入口と、上記ケーシングの上方に開口されガスを導出する導出口と、上記ケーシングの内部かつ上方に配設されガスが随伴する液を分離する液分離手段と、上記液分離手段の下方に配設され滴下する液滴を検出する液滴検出手段と、上記液滴検出手段にて検出された液滴の滴下の時間間隔から上記ガスが随伴する液量を算出する液量演算部とを有し、
上記液滴検出手段が、発熱体と温度検出器とを直接、または熱媒体を介して接触させ、上記温度検出器が液滴の滴下する位置に配設されてなり、かつ上記発熱体にて液滴より高温となるように加熱されてなるものであって、上記液量演算部が、単位時間に対する上記温度検出器により検出された温度の降下量が予め決められた値より大きくなったときの時間を液滴落下時間とみなし、その時間間隔から、上記ガスに随伴する液量を算出する機能を有し、
上記温度検出器により検出された温度が予め決められた温度より低く、かつ一定時間以上の間、液滴落下が検出されなかった場合、ガスに随伴する液量の算出値に予め定められた下限値を与える機能を有する液量算出装置としてある。
【0051】
これにより、ガスの液含有率を容易に、常時監視することのできる液量算出方法をごく簡単な装置構成で具現化した液量算出装置を提供することができる。
【0052】
また、液滴落下時間間隔が短く、温度回復ができない場合においても、容易に液滴落下を検出することができるという効果を奏する。
【0053】
さらに、液滴落下時間間隔が短く、液滴落下の検出が難しい場合でも、この場合における液滴落下を、液量が少なく液滴落下の検出ができない状態と区別して、検出することが可能になるという効果を奏する。
【0054】
発明は、
ケーシングと、上記ケーシングの上方に開口されガスを導入する導入口と、上記ケーシングの上方に開口されガスを導出する導出口と、上記ケーシングの内部かつ上方に配設されガスが随伴する液を分離する液分離手段と、上記液分離手段の下方に配設され滴下する液滴を検出する液滴検出手段と、上記液滴検出手段にて検出された液滴の滴下の時間間隔から上記ガスが随伴する液量を算出する液量演算部とを有し、
上記液滴検出手段が、発熱体と温度検出器とを直接、または熱媒体を介して接触させ、上記温度検出器が液滴の滴下する位置に配設されてなり、かつ上記発熱体にて液滴より高温となるように加熱されてなるものであって、上記液量演算部が、単位時間に対する上記温度検出器により検出された温度の降下量が予め決められた値より大きくなったときの時間を液滴落下時間とみなし、その時間間隔から、上記ガスに随伴する液量を算出する機能を有し、
上記温度検出器により検出された温度が予め決められた温度より高く、かつ一定時間以上の間、液滴落下が検出されなかった場合、ガスに随伴する液量の算出値に予め定められた上限値を与える構成としてある。
【0055】
これにより、ガスの液含有率を容易に、常時監視することのできる液量算出方法をごく簡単な装置構成で具現化した液量算出装置を提供することができる。
また、液滴落下時間間隔が短く、温度回復ができない場合においても、容易に液滴落下を検出することができる。
さらに、液量が少なく、液滴が検出できない状態と装置が故障した状態とを区別することができるという効果を奏する。
【0056】
発明は、ケーシングと、上記ケーシングの上方に開口されガスを導入する導入口と、上記ケーシングの上方に開口されガスを導出する導出口と、上記ケーシングの内部かつ上方に配設されガスが随伴する液を分離する液分離手段と、上記液分離手段の下方に配設され滴下する液滴を検出する液滴検出手段と、上記液滴検出手段にて検出された液滴の滴下の時間間隔から上記ガスが随伴する液量を算出する液量演算部とを有し、上記液分離手段底部の液滴下部が略球形であり、かつ上記液分離手段本体底部から液滴下部付近に至る部分にスリットまたは穴を設けた構成としてある。
【0057】
このため、1滴の液量が安定し、液含有率を正確に算出することができるという効果を奏する。
【0058】
発明は、液を随伴するガスの流路から、一定量のガスを取り出し、液分離手段に通し、上記液分離手段で分離され、滴下する液滴を検出し、滴下の時間間隔が長い場合は取り出し流量を増加させ、短い場合は取り出し流量を減少させ、かつその流量を測定する装置を設け、滴下の時間間隔、および流量から、ガスに随伴する液量を算出する機能を有する構成としてある。
【0059】
このため、液含有率を計算する時間間隔がほぼ一定となり、圧縮機の制御等に使用する場合、安定した制御が可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る油冷式圧縮機の全体構成を示す図である。
【図2】 図1に示す油冷式圧縮機における油滴検出手段の一例を示す図である。
【図3】 図2に示す油滴検出手段からの信号に基づいて得られる温度変化の状態を示す図である。
【図4】 油滴落下時間間隔が短い場合において、図2に示す油滴検出手段からの信号に基づいて得られる温度変化の状態を示す図である。
【図5】 図1に示す油冷式圧縮機における油滴検出手段の別の例を示す図である。
【図6】 図1に示す油冷式圧縮機における油滴検出手段のさらに別の例を示す図である。
【図7】 図6に示す油滴検出手段からの信号に基づいて得られる荷重変化の状態を示す図である。
【図8】 図1に示す油冷式圧縮機における油滴検出手段のさらに別の例を示す図である。
【図9】 図1に示す油冷式圧縮機における油滴検出手段のさらに別の例を示す図である。
【図10】 油滴落下の時間間隔が非常に短く、油滴落下の検出が不可能となる場合において、図2に示す油滴検出手段からの信号に基づいて得られる温度変化の状態を示す図である。
【図11】 図1に示す油冷式圧縮機における油分離検出器内の油分離エレメントの別の例を示す図である。
【図12】 図1に示す油冷式圧縮機における油分離検出器内の油分離エレメントのさらに別の例を示す図である。
【図13】 図1に示す油冷式圧縮機における油分離検出器内の油分離エレメントのさらに別の例を示す図である。
【図14】 図1に示す油冷式圧縮機における油分離検出器内の油分離エレメントのさらに別の例を示す図である。
【図15】 図14に示す油分離エレメントのスリットがない場合の状態を説明するための図である。
【図16】 本発明の第2実施形態に係る油冷式圧縮機の全体構成を示す図である。
【図17】 図16に示す油冷式圧縮機における流量制御手段の具体例を示す図である。
【図18】 図16に示す油冷式圧縮機における流量制御手段のさらに別の具体例を示す図である。
【図19】 本発明の第3実施形態に係る油冷式圧縮機の全体構成を示す図である。
【図20】 図1、図16或いは図19に示す油分離検出器に代えて適用される別の油分離検出器を示す図である。
【図21】 図1、図16或いは図19に示す油分離検出器に代えて適用されるさらに別の油分離検出器を示す図である。
【図22】 図21に示す油分離エレメントの下部での油滴の成長過程を示す図である。
【図23】 本発明の第4実施形態に係る油冷式圧縮機の全体構成を示す図である。
【図24】 図23に示す油冷式圧縮機における油分離手段の軸を含む平面で切った断面図である。
【図25】 図24に示す油分離手段のIIXV−IIXV線断面図である。
【図26】 図23に示す油冷式圧縮機における別の油分離手段の軸を含む平面で切った断面図である。
【図27】 図26に示す油分離手段のIIXVII−IIXVII線断面図である。
【符号の説明】
1A 油冷式圧縮機 11 吸込流路
12 吐出流路 13 圧縮機本体
14 油分離回収部 15 油分離エレメント
16 油溜り部 17 油冷却器
18 油流路 19 検査用流路
21 油分離検出器 22 油分離エレメント
23 油滴検出手段 24 演算器

Claims (4)

  1. ケーシングと、上記ケーシングの上方に開口されガスを導入する導入口と、上記ケーシングの上方に開口されガスを導出する導出口と、上記ケーシングの内部かつ上方に配設されガスが随伴する液を分離する液分離手段と、上記液分離手段の下方に配設され滴下する液滴を検出する液滴検出手段と、上記液滴検出手段にて検出された液滴の滴下の時間間隔から上記ガスが随伴する液量を算出する液量演算部とを有し、
    上記液滴検出手段が、発熱体と温度検出器とを直接、または熱媒体を介して接触させ、上記温度検出器が液滴の滴下する位置に配設されてなり、かつ上記発熱体にて液滴より高温となるように加熱されてなるものであって、上記液量演算部が、単位時間に対する上記温度検出器により検出された温度の降下量が予め決められた値より大きくなったときの時間を液滴落下時間とみなし、その時間間隔から、上記ガスに随伴する液量を算出する機能を有し、
    上記温度検出器により検出された温度が予め決められた温度より低く、かつ一定時間以上の間、液滴落下が検出されなかった場合、ガスに随伴する液量の算出値に予め定められた下限値を与える機能を有することを特徴とする液量算出装置。
  2. ケーシングと、上記ケーシングの上方に開口されガスを導入する導入口と、上記ケーシングの上方に開口されガスを導出する導出口と、上記ケーシングの内部かつ上方に配設されガスが随伴する液を分離する液分離手段と、上記液分離手段の下方に配設され滴下する液滴を検出する液滴検出手段と、上記液滴検出手段にて検出された液滴の滴下の時間間隔から上記ガスが随伴する液量を算出する液量演算部とを有し、
    上記液滴検出手段が、発熱体と温度検出器とを直接、または熱媒体を介して接触させ、上記温度検出器が液滴の滴下する位置に配設されてなり、かつ上記発熱体にて液滴より高温となるように加熱されてなるものであって、上記液量演算部が、単位時間に対する上記温度検出器により検出された温度の降下量が予め決められた値より大きくなったときの時間を液滴落下時間とみなし、その時間間隔から、上記ガスに随伴する液量を算出する機能を有し、
    上記温度検出器により検出された温度が予め決められた温度より高く、かつ一定時間以上の間、液滴落下が検出されなかった場合、ガスに随伴する液量の算出値に予め定められた上限値を与える機能を有することを特徴とする液量算出装置。
  3. ケーシングと、上記ケーシングの上方に開口されガスを導入する導入口と、上記ケーシングの上方に開口されガスを導出する導出口と、上記ケーシングの内部かつ上方に配設されガスが随伴する液を分離する液分離手段と、上記液分離手段の下方に配設され滴下する液滴を検出する液滴検出手段と、上記液滴検出手段にて検出された液滴の滴下の時間間隔から上記ガスが随伴する液量を算出する液量演算部とを有し、
    上記液分離手段底部の液滴下部が略球形であり、かつ上記液分離手段本体底部から液滴下部付近に至る部分にスリットまたは穴を設けたことを特徴とする液量算出装置。
  4. 液を随伴するガスの流路から、一定量のガスを取り出し、液分離手段に通し、上記液分離手段で分離され、滴下する液滴を検出し、滴下の時間間隔が長い場合は取り出し流量を増加させ、短い場合は取り出し流量を減少させ、かつその流量を測定する装置を設け、滴下の時間間隔、および流量から、ガスに随伴する液量を算出する機能を有することを特徴とする液量算出装置。
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