JP4032096B2 - 電気二重層キャパシタの充電装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、繰り返し使用可能な蓄電装置として用いられる電気二重層キャパシタの充電装置、特に直列に接続された複数の電気二重層キャパシタを充電する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気二重層キャパシタは、繰り返し使用される蓄電装置として用いられている。電気二重層キャパシタは、大電流による急速充放電が可能で、長寿命という特徴を有している反面、1個あたりの定格電圧が低いため、通常は複数のキャパシタを直列に接続して使用することが多い。そして、電気二重層キャパシタは、定格電圧いっぱいまで充電することにより効率よく使用できるが、定格電圧を超えて充電してしまうと急速に劣化してしまう特徴を有している。そこで、直列に接続された複数の電気二重層キャパシタを同時に充電する場合は、各々のキャパシタを定格電圧いっぱいまで均等に充電したいが、実際は各々のキャパシタの特性のばらつきにより、定格電圧まで充電するのに必要な時間が各々のキャパシタで異なってくる。そこで、定格電圧を超えないように各々のキャパシタの充電電圧を監視しながら充電を行う必要がある。
【0003】
従来における直列に接続された複数の電気二重層キャパシタを充電する装置としては、各々のキャパシタごとに充電用電源としてDC−DCコンバータを設け、さらに各々のキャパシタの充電電圧を監視しながらキャパシタの定格電圧を超えないようにDC−DCコンバータを制御して充電を行っている。あるいは、1つのDC−DCコンバータを用いて複数のキャパシタを同時に充電する場合は、各々のキャパシタと並列にバイパス回路を設け、各々のキャパシタの電圧を監視し、定格電圧まで充電されたキャパシタについてはバイパス回路に電流を流し定格電圧を超えないようにバイパス回路を制御して充電を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の各々のキャパシタごとにDC−DCコンバータを設けた装置においては、充電用電源、キャパシタ充電電圧を検出する手段及び充電用電源を制御する回路が各々のキャパシタごとに必要になってしまう。また、従来の1つのDC−DCコンバータを用いて複数のキャパシタを同時に充電する装置においては、充電用電源であるDC−DCコンバータは1つで済むが、キャパシタ充電電圧を検出する手段及びバイパス回路を制御する回路が各々のキャパシタごとに必要になってしまう。以上のように、これらの従来における電気二重層キャパシタの充電装置は、コスト高及び重量の増大を招いてしまうという課題があった。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、1つの充電用電源及び1つの電圧検出手段を用いて、直列に接続された複数の電気二重層キャパシタの各々を、定格電圧いっぱいまで均等に充電することを可能とし、コスト及び重量の削減を図ることのできる電気二重層キャパシタの充電装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本発明に係る電気二重層キャパシタの充電装置は、直列に接続された複数の電気二重層キャパシタを充電する装置であって、電気二重層キャパシタを充電するための直流電流を供給する充電用共通電源と、電気二重層キャパシタの充電電圧を検出する共通電圧検出手段と、前記充電用共通電源及び前記共通電圧検出手段を電気二重層キャパシタの各々に順次切り換えて接続する切り換え手段と、を備え、前記切り換え手段により前記充電用共通電源及び前記共通電圧検出手段と接続する電気二重層キャパシタを順次切り換えながら充電を行い、前記切り換え手段は、各々の電気二重層キャパシタの両端子に接続され、前記充電用共通電源及び前記共通電圧検出手段と各々の電気二重層キャパシタの導通/非導通の切り換えが可能なスイッチ素子と、該スイッチ素子の制御端子と接続され、該スイッチ素子の作動を制御するパルス発生回路と、を含み、前記充電用共通電源と各々の電気二重層キャパシタの導通/非導通、及び前記共通電圧検出手段と各々の電気二重層キャパシタの導通/非導通を、同一のスイッチ素子により切り替えることを特徴とする。
【0007】
このように、切り換え手段により充電用共通電源及び共通電圧検出手段と接続する電気二重層キャパシタを順次切り換えながら充電を行うことにより、1つの充電用電源及び1つの電圧検出手段を用いて、直列に接続された複数の電気二重層キャパシタの各々を、定格電圧いっぱいまで均等に充電することができ、コスト及び重量の削減を図ることができる。
【0008】
本発明に係る電気二重層キャパシタの充電装置は、さらに、前記共通電圧検出手段の検出値を帰還して前記充電用共通電源からの供給電流を制御する共通電圧帰還回路を備え、前記切り換え手段により前記充電用共通電源及び前記共通電圧検出手段と接続する電気二重層キャパシタを順次切り換えると同時に、前記共通電圧検出手段を介して前記共通電圧帰還回路と接続する電気二重層キャパシタを順次切り換えることを特徴とする。
【0009】
このように、共通電圧帰還回路と接続する電気二重層キャパシタを順次切り換えることにより、1つの電圧帰還回路を用いて、直列に接続された複数の電気二重層キャパシタの各々を、定格電圧いっぱいまで均等に充電することができ、コスト及び重量の削減を図ることができる。
【0010】
本発明に係る電気二重層キャパシタの充電装置は、さらに、前記充電用共通電源からの供給電流を検出する共通電流検出手段と、前記共通電流検出手段の検出値を帰還して前記充電用共通電源からの供給電流を制限する共通電流制限回路と、を備え、前記切り換え手段により前記充電用共通電源及び前記共通電圧検出手段と接続する電気二重層キャパシタを順次切り換えると同時に、前記共通電流制限回路と接続する電気二重層キャパシタを順次切り換えることを特徴とする。
【0011】
このように、共通電流制限回路と接続する電気二重層キャパシタを順次切り換えることにより、1つの電流制限回路を用いて、直列に接続された複数の電気二重層キャパシタの各々を、定格電圧いっぱいまで均等に充電することができ、コスト及び重量の削減を図ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態(以下実施形態という)を、図面に従って説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施形態に係る電気二重層キャパシタの充電装置の構成を示すブロック図である。直列に接続された複数の電気二重層キャパシタ10の各々の正側電極端子28及び負側電極端子30の両方に、スイッチ素子12、14がそれぞれ接続され、正側電極端子28にはスイッチ素子12の出力端子が接続され、負側電極端子30にはスイッチ素子14の入力端子が接続されている。スイッチ素子12、14としては、例えばFET、バイポーラ型トランジスタまたはリレーが用いられる。スイッチ素子12の入力端子の各々は、途中で一線路に結合されて充電用共通電源としてのDC−DCコンバータ26の正側端子32と接続され、スイッチ素子14の出力端子の各々は、途中で一線路に結合されてDC−DCコンバータ26の負側端子34と接続されている。DC−DCコンバータ26にはDC電圧が入力される。スイッチ素子12及びスイッチ素子14の制御端子の各々には、パルス発生回路24の出力が接続されている。スイッチ素子14の出力端子の各々とDC−DCコンバータ26の負側端子34の間の一線路に結合された線路には、共通電流検出手段としての電流検出用抵抗20が設けられ、その両端子が後述する共通電流制限回路22の入力と接続されている。スイッチ素子12の入力端子の各々とDC−DCコンバータ26の正側端子32の間の一線路に結合された線路と、スイッチ素子14の出力端子の各々と電流検出用抵抗20の間の一線路に結合された線路とが、共通電圧検出手段としての分圧抵抗16を介して接続され、分圧抵抗16間の端子が後述する共通電圧帰還回路18の入力と接続されている。
【0015】
図2に共通電圧帰還回路18及び共通電流制限回路22の構成の1例を示す。共通電圧帰還回路18においては、基準電圧が演算増幅器40の非反転入力端子に接続され、分圧抵抗16間の端子が演算増幅器40の反転入力端子に接続されている。さらに、後述する共通電流制限回路22の出力が演算増幅器40の反転入力端子に接続されている。そして、演算増幅器40の出力側にフォトカプラ42が設けられている。フォトカプラ42は発光ダイオード44及びフォトトランジスタ46によって構成されている。発光ダイオード44のカソード側が演算増幅器40の出力端子と接続され、アノード側がDC−DCコンバータ26の正側端子32と接続されている。そして、フォトトランジスタ46のコレクタ端子及びエミッタ端子は、DC−DCコンバータ26と接続され、図示していないがフォトトランジスタ46のコレクタ〜エミッタ間電流に応じてDC−DCコンバータ26内に設けられたスイッチングレギュレータのパルス幅を制御してDC−DCコンバータ26からの供給電流を制御する。なお、演算増幅器40の非反転入力端子に入力される基準電圧値については、DC−DCコンバータ26の設定出力電圧及び分圧抵抗16の抵抗値に基づいて設定される。
【0016】
共通電流制限回路22においては、電流検出用抵抗20のスイッチ素子14側の端子が演算増幅器36の非反転入力端子に接続され、電流検出用抵抗20のDC−DCコンバータ26の負側端子34側の端子が演算増幅器36の反転入力端子に抵抗を介して接続されている。さらに、基準電圧が演算増幅器36の反転入力端子に抵抗を介して接続されている。演算増幅器36の出力側にダイオード38が設けられ、そのアノード側が演算増幅器36の出力端子と接続され、そのカソード側が先述した共通電圧帰還回路18内の演算増幅器40の反転入力端子に接続されている。そして、演算増幅器36の出力を抵抗を介して反転入力端子に帰還して負帰還をかけている。なお、演算増幅器36の反転入力端子に入力される基準電圧値及び電流検出用抵抗20の抵抗値については、電気二重層キャパシタ10への供給電流の最大値に基づいて設定される。
【0017】
次に、本実施形態における動作について説明する。充電を行う1つの電気二重層キャパシタ10と接続されたスイッチ素子12、14の制御端子にパルス発生回路24から電圧が供給され、スイッチ素子12、14の入力〜出力間が導通される。このとき、他の電気二重層キャパシタ10と接続されたスイッチ素子12、14については、入力〜出力間は導通されない。その状態でDC−DCコンバータ26から充電を行う1つの電気二重層キャパシタ10へ充電電流が供給されて充電が行われる。その際に、分圧抵抗16によって充電を行っている電気二重層キャパシタ10の充電電圧が検出され、共通電圧帰還回路18に入力される。そして、電流検出用抵抗20によってDC−DCコンバータ26から充電を行っている電気二重層キャパシタ10へ供給している充電電流が検出され、共通電流制限回路22に入力される。
【0018】
共通電圧帰還回路18内においては、検出した電気二重層キャパシタ10の充電電圧とDC−DCコンバータ26の設定出力電圧に基づく基準電圧とが演算増幅器40によって比較される。ただし、実際は後述するように、演算増幅器40の反転入力端子に入力される電圧は、電気二重層キャパシタ10の充電電圧だけでなく電気二重層キャパシタ10への供給電流も考慮した電圧となる場合がある。基準電圧の方が高い場合は、発光ダイオード44に電流は流れず、フォトトランジスタ46のコレクタ〜エミッタ間についても電流は流れない。その場合は、図示していないがDC−DCコンバータ26内に設けられたスイッチングレギュレータのパルス幅を広げ、DC−DCコンバータ26からの供給電流を増加させるように制御する。一方、基準電圧の方が低い場合は、発光ダイオード44に電流が流れ、フォトトランジスタ46のコレクタ〜エミッタ間についても電流が流れる。その場合は、図示していないがDC−DCコンバータ26内に設けられたスイッチングレギュレータのパルス幅を狭くし、DC−DCコンバータ26からの供給電流を減少させるように制御する。本実施形態の構成においては、DC−DCコンバータ26の出力電圧は電気二重層キャパシタ10の充電電圧とほぼ等しくなる。そこで、電気二重層キャパシタ10の充電電圧が定格電圧より十分に低い状態においては、DC−DCコンバータ26の設定出力電圧を定格電圧に設定すれば電圧帰還が働き、DC−DCコンバータ26の出力電圧を高くするために電気二重層キャパシタ10への供給電流を増加させるように作用する。
【0019】
共通電流制限回路22内においては、検出した電気二重層キャパシタ10への供給電流と供給電流の最大値に基づく基準電圧とが演算増幅器36によって比較される。基準電圧の方が高い場合は、ダイオード38に電流は流れない。一方、電気二重層キャパシタ10への供給電流の方が高い場合は、ダイオード38に電流が流れ、その先に接続された共通電圧帰還回路18内の演算増幅器40の反転入力端子の電圧を高くする方向に作用する。したがって、電気二重層キャパシタ10への供給電流の方が高い場合は、電気二重層キャパシタ10の充電電圧だけでなく電気二重層キャパシタ10への供給電流も考慮してDC−DCコンバータ26内に設けられたスイッチングレギュレータのパルス幅制御が行われる。具体的には、電気二重層キャパシタ10への供給電流があらかじめ設定した最大値を超えた場合は、共通電圧帰還回路18内の演算増幅器40の反転入力端子の電圧を高くする方向に作用し、電気二重層キャパシタ10の充電電圧がDC−DCコンバータ26の設定出力電圧に基づく基準電圧よりも低い場合でも、DC−DCコンバータ26からの供給電流を減少させるように制御して供給電流を制限する。特に、充電電圧が0Vに近い状態のときは、供給電流を制限することにより、電気二重層キャパシタ10の内部抵抗及びスイッチ素子12、14の抵抗による電圧降下を抑え、効率よく電気二重層キャパシタ10に電荷を蓄積することができる。
【0020】
パルス発生回路24は、あらかじめ設定されている所定時間を経過した後は、充電を行っている電気二重層キャパシタ10と接続されたスイッチ素子12、14の制御端子への電圧の供給を停止し、今まで導通していたスイッチ素子12、14の入力〜出力間が非導通となる。同時に、次に充電を行う別の電気二重層キャパシタ10と接続されたスイッチ素子12、14の制御端子にパルス発生回路24から電圧を供給して同様の充電動作を繰り返す。このように所定時間ごとに充電を行う1つの電気二重層キャパシタ10を順次切り換えながら電気二重層キャパシタ10の各々について充電を行っていく。なお、パルス発生回路24内で設定されている切り換え間隔の所定時間の1例を挙げると0.1秒程度の時間であるが、切り換え間隔はこの時間に限定されるものではない。
【0021】
以上のようにして各々の電気二重層キャパシタ10を順次切り換えて充電を行っていくが、各々の電気二重層キャパシタ10は特性にばらつきをもつため、1つの電気二重層キャパシタ10の充電電圧が定格電圧に達しても、他の電気二重層キャパシタ10については必ずしも定格電圧まで充電されていない。本実施形態では、分圧抵抗16による検出値が定格電圧に達した電気二重層キャパシタ10についても、DC−DCコンバータ26の設定出力電圧を定格電圧に設定した状態で充電動作を続ける。そして、すべての電気二重層キャパシタ10について分圧抵抗16による検出値が定格電圧に達しても、所定時間はDC−DCコンバータ26の設定出力電圧を定格電圧に設定した状態で充電動作を続ける。このように、分圧抵抗16による検出値が定格電圧に達しても、定格電圧を電気二重層キャパシタ10にかけ続けることで、電気二重層キャパシタ10の内部抵抗及びスイッチ素子12、14の抵抗による電圧降下分を考慮することができる。最終的には、電気二重層キャパシタ10に電流は流れなくなり、電気二重層キャパシタ10の内部抵抗及びスイッチ素子12、14の抵抗による電圧降下はなくなる。したがって、分圧抵抗16による検出値が定格電圧に達しても、定格電圧を電気二重層キャパシタ10に所定時間かけ続けることで、より正確に定格電圧まで充電を行うことができる。
【0022】
本実施形態においては、電気二重層キャパシタの各々の両端子にスイッチ素子を接続し、充電を行う1つの電気二重層キャパシタのみパルス発生回路によりスイッチ素子を導通して充電を行い、所定時間ごとに充電を行う1つの電気二重層キャパシタ10を順次切り換えながら電気二重層キャパシタ10の各々について充電を行っていくことにより、直列に接続された複数の電気二重層キャパシタを定格電圧いっぱいまで均一に充電する際に、1つの充電用電源、1つの電圧検出手段、1つの電圧帰還回路、1つの電流検出手段及び1つの電流制限回路で済ますことができる。したがって、充電装置のコスト及び重量の削減を図ることができる。そして、使用部品を削減できるので信頼性も向上させることができる。また、スイッチ素子の数を増減させるだけで、充電を行う電気二重層キャパシタの数の増減にも容易に対応できる。
【0023】
なお、本実施形態においては、充電用電源はDC−DCコンバータに限るものではなく、直流電流を供給できれば何でもよい。さらに、共通電圧帰還回路についても図2の構成に限るものではなく、電圧検出値を帰還して充電用電源の供給電流を制御できる構成であればどのような構成でもよい。そして、共通電流制限回路についても図2の構成に限るものではなく、電流検出値を帰還して充電用電源の供給電流を制限できる構成であればどのような構成でもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明においては、切り換え手段により充電用共通電源及び共通電圧検出手段と接続する電気二重層キャパシタを順次切り換えながら充電を行うことにより、1つの充電用電源及び1つの電圧検出手段を用いて、直列に接続された複数の電気二重層キャパシタの各々を、定格電圧いっぱいまで均等に充電することができ、コスト及び重量の削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る電気二重層キャパシタの充電装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施形態に係る共通電圧帰還回路及び共通電流制限回路の構成の1例を示す図である。
【符号の説明】
10 電気二重層キャパシタ、12,14 スイッチ素子、16 分圧抵抗、18 共通電圧帰還回路、20 電流検出用抵抗、22 共通電流制限回路、24 パルス発生回路、26 DC−DCコンバータ。
Claims (3)
- 直列に接続された複数の電気二重層キャパシタを充電する装置であって、
電気二重層キャパシタを充電するための直流電流を供給する充電用共通電源と、
電気二重層キャパシタの充電電圧を検出する共通電圧検出手段と、
前記充電用共通電源及び前記共通電圧検出手段を電気二重層キャパシタの各々に順次切り換えて接続する切り換え手段と、
を備え、
前記切り換え手段により前記充電用共通電源及び前記共通電圧検出手段と接続する電気二重層キャパシタを順次切り換えながら充電を行い、
前記切り換え手段は、
各々の電気二重層キャパシタの両端子に接続され、前記充電用共通電源及び前記共通電圧検出手段と各々の電気二重層キャパシタの導通/非導通の切り換えが可能なスイッチ素子と、
該スイッチ素子の制御端子と接続され、該スイッチ素子の作動を制御するパルス発生回路と、
を含み、
前記充電用共通電源と各々の電気二重層キャパシタの導通/非導通、及び前記共通電圧検出手段と各々の電気二重層キャパシタの導通/非導通を、同一のスイッチ素子により切り替えることを特徴とする電気二重層キャパシタの充電装置。 - 請求項1に記載の電気二重層キャパシタの充電装置において、
前記共通電圧検出手段の検出値を帰還して前記充電用共通電源からの供給電流を制御する共通電圧帰還回路を備え、
前記切り換え手段により前記充電用共通電源及び前記共通電圧検出手段と接続する電気二重層キャパシタを順次切り換えると同時に、前記共通電圧検出手段を介して前記共通電圧帰還回路と接続する電気二重層キャパシタを順次切り換えることを特徴とする電気二重層キャパシタの充電装置。 - 請求項1または2に記載の電気二重層キャパシタの充電装置において、
前記充電用共通電源からの供給電流を検出する共通電流検出手段と、
前記共通電流検出手段の検出値を帰還して前記充電用共通電源からの供給電流を制限する共通電流制限回路と、
を備え、
前記切り換え手段により前記充電用共通電源及び前記共通電圧検出手段と接続する電気二重層キャパシタを順次切り換えると同時に、前記共通電流制限回路と接続する電気二重層キャパシタを順次切り換えることを特徴とする電気二重層キャパシタの充電装置。
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