JP4031933B2 - 広告システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、駅等に設置している広告掲示媒体等の交通広告に記載されている特定の情報をキーワードとして、予め定められたウェブページからそのキーワードを入力することによって交通広告の情報伝達量を増大せしめると共に、従来より客観性の高い広告効果を測定することが可能な広告システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
広告の一手法として、駅等の交通往来の多い場所に広告掲示媒体(所謂、看板等)を設置することにより、その広告効果を向上させることを目的とする交通広告や看板広告(以下、交通広告等)が存在している。
【0003】
しかし交通広告等に於いては、広告掲示媒体のスペースの有限性と及び瞬間的にメッセージを伝達しなければならない特殊性とから、情報伝達量に限界があり、詳細な情報を伝達することが困難である。
【0004】
又その情報伝達量を増加させる為に、サインボード、電気照明看板等の広告を掲示する広告掲示媒体ではなく、画面形式(例えば電光掲示板等)を用いて広告を掲示する広告掲示媒体とすることによって、交通広告等に可変性を保持させ、その情報伝達量を増大させる方法も存在している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記方法を用いて画面形式の広告掲示媒体を設置するにはその設置コスト、ランニングコスト等が従来のサインボード、電気照明看板等の広告を掲示する広告掲示媒体と比較し増大する問題点がある。
【0006】
そこで本発明者は、従来通りにサインボード、電気照明看板等の広告を用いるが、交通広告等の閲覧者に、自らが有する端末(例えばネットワーク機能を有する携帯電話やパーソナルコンピュータ等)から本広告システムにアクセスを行わせることによって、従来とほぼ同一のコストで交通広告等の情報伝達量を増加させる方法を発明した。
【0007】
又、広告主はその広告効果を把握することを望むが、その広告効果を測定する手法の一つとして特開2000−48070号公報が明示されている。
【0008】
特開2000−48070号公報に於ける発明では、予め交通広告等を設置している箇所の通行人数を把握しておき、その通行人数の中から交通広告等を認識する可能性のある有効人数を決定し、広告効果を測定する方法である。
【0009】
しかし、一般的に通行人数は過去の統計データ等から客観的に概算の算出は可能であるが、「広告を認識する可能性のある有効人数」の段階で「認識する可能性」を恣意的(又は主観的)に決定せざるを得ず、客観性を伴っていない。
【0010】
そこで本発明は、交通広告等から他の電子媒体にアクセスを行った人数を最低限の広告効果が得られた人数と判定し、その人数に基づいて過去の統計データを用いることによって、従来より客観性の高い広告効果を測定することも可能となった。
【0011】
請求項1の発明は、交通広告の広告掲示媒体を閲覧するユーザが有する携帯電話との間でネットワークを介してデータの送受信が可能なコンピュータである広告システムであって、前記コンピュータは記憶媒体と演算処理装置とを有しており、前記記憶媒体には、広告に対する仮応募および応募の要求と、前記仮応募を行ったユーザの有する携帯電話の電子メールアドレスとを格納している応募データベースと、広告または前記広告掲示媒体に記載されているキーワードを格納しているキーワードデータベースと、前記ユーザが興味を惹かれた広告または広告掲示媒体の所在位置を示す情報を格納している位置情報データベースと、を備え、前記演算処理装置には、広告または前記広告掲示媒体に記載されているキーワードを前記携帯電話から受信し、前記記憶媒体のキーワードデータベースに格納しているキーワードと一致するか否かの判断を行うキーワードチェック手段と、前記広告に対する仮応募の要求を前記携帯電話から受信し、前記記憶媒体の応募データベースに登録する応募手段と、前記仮応募の要求を送信した前記携帯電話の、前記仮応募の要求の際の位置情報を受け取ることで、前記ユーザが興味を惹かれた前記広告または前記広告掲示媒体の所在位置を示す情報を特定し、前記位置情報データベースに登録する位置情報登録手段と、を備えており、前記応募手段は、前記キーワードが一致した場合に、前記携帯電話に対して仮応募ページを送信して、前記携帯電話から仮応募の要求と前記携帯電話の電子メールアドレスとを受信し、前記記憶媒体の応募データベースに仮応募の要求と前記電子メールアドレスとを格納し、前記仮応募の要求の格納後、前記ユーザの属性情報を入力するための応募フォームまたは応募フォームの所在地を示す情報を前記電子メールアドレスに基づいて前記携帯電話に送信し、前記ユーザの属性情報を前記携帯電話から受信し、受信した属性情報を前記記憶媒体の応募データベースに格納した仮応募の要求に対応づけて格納することで、前記仮応募の要求を正規の応募要求に変更する、広告システムである。
【0013】
請求項1の発明によって、広告掲示媒体又は広告自体にキーワードを記載しておき、広告に何らかの興味を有したユーザがユーザ端末から広告システムにアクセスを行い、そのユーザに対して広告掲示媒体に掲示されている広告より詳細な内容の情報提供が行えることとなる。
【0014】
その際に単にユーザにアクセスさせるのみではなく、キーワードを設けることによって、広告を閲覧することなく偶然にネットワークに於ける広告システムを発見し閲覧するユーザとの差別化を図ることができ、真に広告を閲覧したユーザがアクセスをしていると判別することが可能となる。
【0017】
また本発明は、広告の閲覧時間が極めて短いという交通広告等の特殊性に鑑みて為されたものであって、一度キーワードの入力と仮応募のみをユーザ端末から受付け、その後、ユーザに時間の余裕がある際に、ユーザの属性情報の入力が可能となる。これによって、広告を閲覧した際には、広告システムのアドレスとキーワードのみをその場で入力し、ユーザの属性情報は広告を閲覧しなくても入力できるので、2段階の応募プロセスを設けることが可能となり、ユーザの応募の際に簡便な入力が可能となる。
【0018】
請求項2の発明において前記記憶媒体には、更に、前記ユーザのポイントを格納するポイントデータベース、を備え、前記応募手段は、前記携帯電話からの仮応募の要求を前記記憶媒体の応募データベースに格納後、前記仮応募を行ったユーザに対してポイントを付与し、前記付与したポイントを前記記憶媒体のポイントデータベースに格納する、広告システムである。
【0020】
請求項2の発明によって、ユーザに対して広告閲覧の代償としてポイントを付与することが可能となり、広告効果を向上させることが可能となる。
【0021】
請求項3の発明において、前記キーワードは広告掲示媒体ごとに異なるキーワードであって、前記キーワードデータベースには、前記キーワードと前記広告掲示媒体の所在位置とを対応づけて格納しており、前記演算処理装置の位置情報登録手段は、更に、前記携帯電話から受信したキーワードに基づいて、前記広告掲示媒体の所在位置を前記キーワードデータベースから抽出し、前記抽出した位置情報を、仮応募の要求を受信した際のユーザが興味を引かれた広告を掲示している広告掲示媒体の位置情報として、前記記憶媒体の前記位置情報データベースに登録する、広告システムである。
【0022】
請求項4の発明において、前記キーワードは広告ごとに異なるキーワードであって、前記キーワードデータベースには、前記キーワードと前記広告の所在位置とを対応づけて格納しており、前記演算処理装置の位置情報登録手段は、更に、前記携帯電話から受信したキーワードに基づいて、前記広告の所在位置を前記キーワードデータベースから抽出し、前記抽出した位置情報を、仮応募の要求を受信した際のユーザが興味を引かれた広告の位置情報として、前記記憶媒体の前記位置情報データベース更に登録する、広告システムである。
【0023】
請求項3、請求項4の発明によって、ユーザがどの広告に関心が寄せたかを把握することが可能となり、又同じ広告であってもその広告を掲示している広告掲示媒体の設置場所に於いてどのような広告効果の変化があるかを把握することが可能となる。
【0024】
請求項5の発明において、前記記憶媒体には、更に、前記携帯電話に対して送信するアンケートとその回答とを格納しているアンケートデータベース、を備え、前記演算処理装置には、更に、前記仮応募の要求を行った前記携帯電話に対してアンケートを送信し、前記携帯電話から前記アンケートの回答を受信し、前記記憶媒体のアンケートデータベースに登録するアンケート手段、を備える、広告システムである。
【0026】
請求項5の発明によって、ユーザに対してアンケートを行うことが可能となって、ユーザの位置情報のみならず、そのアンケート内容によってはユーザの嗜好性等も把握することが可能となる。
【0027】
請求項6の発明において、前記演算処理装置には、更に、前記応募データベース及び/又は前記位置情報データベースに基づいて、前記広告に対する応募の実数及び/又は前記他の広告媒体の反応率とに基づいて前記広告効果を算出する広告効果算出手段、を備える、広告システムである。
【0029】
請求項6の発明によって、従来は恣意的(又は主観的)であった交通広告等の広告効果を客観的に算出することが可能となり、広告主に対してより正確な広告効果を提供することが可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】
本発明のシステム構成の一例を図1に示すシステム構成図と及び図6に示す広告掲示媒体13の一例とを用いて詳細に説明する。広告システム1は、会員登録手段2、応募手段3、キーワードチェック手段4、位置情報登録手段5、アンケート手段6、広告効果算出手段12、会員データベース7、応募データベース8、キーワードデータベース9、位置情報データベース10、アンケートデータベース11、ポイントデータベース23とを有する。又広告システム1は、交通広告等の広告掲示媒体13の閲覧者(以下、ユーザ)が有するユーザ端末14との間でネットワーク15を介してデータの送受信が可能である。
【0035】
ここでネットワーク15とはインターネット等のオープンネットワーク、LAN等のクローズドネットワークを問わず、有線、無線の別も問わない。又ユーザ端末14とはネットワーク機能を有する携帯電話、簡易型携帯電話、PDA、パーソナルコンピュータ等のネットワーク15を介してデータの送受信が行える端末を意味する。
【0036】
会員登録手段2は、ユーザの有するユーザ端末14から会員登録要求を受信し、ユーザ端末14からユーザの会員データを受信し、前記受信した会員データを会員データベース7に格納し、会員として登録する手段である。ここで会員データとはユーザの住所、氏名、電話番号、携帯電話番号、会員ID、パスワード等を示す。この会員登録によって、広告システム1に再度アクセスした際にユーザは自らの住所、氏名、電話番号等を再度入力しなくても良い。
【0037】
応募手段3は、ユーザが広告掲示媒体13を閲覧することによって発生するユーザ端末14からの応募要求又は仮応募の要求(後述)を応募データベース8に格納する手段である。広告掲示媒体13(又は広告自体。以下同様)にはその広告に興味を引かせる為のキーワード17が同時に記載されており、広告システム1にアクセス後、そのキーワード17をユーザ端末14から入力することによって、何らかのプレゼント等にユーザは応募をすることとなる。これによって、ユーザは広告に対して興味が引かれていることとなり、加えてユーザに対する広告効果があったことを証明している。
【0038】
又、応募手段3は応募要求又は仮応募要求を行ったユーザの属性情報を応募データベース8に前記要求に対応づけて格納する手段でもある。又ユーザ端末14からアクセス又は応募又は仮応募が為されたことを受けて、ポイントをユーザに対して付与し、ポイントデータベース23に格納する手段でもある。ポイントを設けることによって、更にユーザに対して広告効果を向上させることが可能となる。応募手段3は応募要求又は仮応募要求を行った際にポイントを付与するのみならず、ユーザ端末からのアクセスの際にポイントを付与しても良いことは言うまでもない。
【0039】
キーワードチェック手段4は、ユーザ端末14から受信した広告掲示媒体13又は広告に記載されたキーワード17がキーワードデータベース9に登録しているキーワード17と一致するか否かを確認し、一致する場合にはユーザの応募又は仮応募を受付け、一致しない場合にはキーワード17の再入力をユーザ端末14に対し促す手段である。キーワード17の一例としては、広告主の社名、商品名、英数字列、日本語による文字列等が挙げられる。
【0040】
位置情報登録手段5は、ユーザ端末14から応募の要求又は仮応募の要求を受信した際に、ユーザが興味を引かれた広告を掲示している広告掲示媒体13の所在位置を特定する手段である。広告掲示媒体13の所在位置を特定するには、応募又は仮応募の要求の際のユーザ端末14の位置を特定する、あるいは広告掲示媒体13又は広告毎に異なるキーワード17を記載することによる方法とがある。
【0041】
応募又は仮応募の際には、その広告が掲示されている広告掲示媒体13の近隣からユーザ端末14の操作を行い、その要求を送信することが最も一般的であろうことから、前者の方法を用いることが可能となる。後者はより直接的に広告掲示媒体13又は広告を特定することが可能となる。
【0042】
ユーザ端末14の位置を特定するには、ユーザ端末14が携帯電話の場合には広告掲示媒体13に予め携帯電話と直接通信可能な広告掲示媒体側通信手段18を具備し、携帯電話と直接通信を行う(例えば赤外線通信やブルートゥース)ことによってユーザ端末14の位置情報を特定しても良いし、携帯電話会社が提供する位置情報(例えばNTTドコモ社が提供するiエリアサービス等)を利用しても良い。広告掲示媒体側通信手段18が具備された場合の広告掲示媒体13の一例を図16に示す。
【0043】
この際に広告掲示媒体13の広告掲示媒体側通信手段18は、ユーザ端末14との直接通信を行うことを制御する為の制御手段20、ユーザ端末14に対して制御手段20を介して通信を行い広告掲示媒体13の位置情報を送信する位置情報送信手段21とを有し、又場合によっては広告掲示媒体13が掲示している広告に関する情報を制御手段20を介してユーザ端末14に送信する広告情報送信手段22を有していても良い。広告掲示媒体側通信手段18は、制御手段20が携帯電話(ユーザ端末14)と直接通信を行う為の通信状態を確立し、携帯電話(ユーザ端末14)に対して広告掲示媒体13の位置を特定する位置情報を位置情報送信手段21から送信し、その情報を広告システム1の位置情報登録手段5に携帯電話(ユーザ端末14)が送信すればよい。当然のことながら、この場合には携帯電話(ユーザ端末14)には広告掲示媒体13の広告掲示媒体側通信手段18と直接通信が可能な通信手段17が具備されていることは当然である。この場合のシステム構成の一例を図17及び図18に示す。又、位置情報のみならず例えば広告に関する情報を広告情報送信手段22が制御手段20を介して携帯電話(ユーザ端末14)に直接送信することも好適である。
【0044】
広告掲示媒体13毎に異なるキーワード17を記載する場合には、同じ広告であってもその広告掲示媒体13の所在位置が異なればキーワード17も異なることによって、広告掲示媒体13の所在位置を特定することが可能となる。この場合にはキーワードチェック手段4で受信したキーワード17をキーワードデータベース9に格納しているキーワード17と広告掲示媒体13の位置情報との対応に基づいて、当該広告掲示媒体13の位置情報を抽出し、抽出した位置情報を位置情報データベース10に登録することによって行える。
【0045】
アンケート手段6は、ユーザ端末14に対して所定のアンケートを送信しその回答をアンケートデータベース11に格納する手段である。これは必ずしも行われる必要はないが、ユーザの嗜好性等を把握する上で貴重なマーケティングデータとなるので、実行することが好適である。場合によっては応募の要求又は仮応募の要求を送信したユーザに対してはアンケートを回答することをその条件としても良い。
【0046】
広告効果算出手段12は、応募データベース8に格納した応募の要求又は仮応募の要求に基づいてその広告に対する広告効果の算出を行う手段である。広告効果の算出を行う方法としては、例えば広告に対する応募又は仮応募の実数、他の広告媒体(例えば雑誌等)の閲覧者と応募者との反応率の相関関係を示すデータを用いて、それを交通広告等に対して重み付けを行い算出する等がある。又、位置情報データベース10に格納している位置情報と対応づけて広告掲示媒体13の位置毎に算出することも好適である。
【0047】
会員データベース7は、ユーザ端末14から受信した会員データを格納しているデータベースである。
【0048】
応募データベース8は、ユーザ端末14から受信した応募の要求又は仮応募の要求を広告毎に格納している手段である。応募の要求又は仮応募の要求に基づいて後日、抽選又は応募をした全てのユーザに対してその応募に対する商品を送付する。
【0049】
キーワードデータベース9は、広告掲示媒体13に記載されているキーワード17の一覧を格納しているデータベースである。又広告掲示媒体13毎に異なるキーワード17を記載している場合には、キーワード17とそのキーワード17が記載されている広告掲示媒体13の所在位置とを対応づけて格納しているデータベースである。
【0050】
位置情報データベース10は、ユーザ端末14から応募又は仮応募の要求を受け付けた際のユーザが興味を引かれた広告を掲示している広告掲示媒体13の位置情報を格納しているデータベースである。
【0051】
アンケートデータベース11は、ユーザ端末14に対して為されたアンケートの内容とその回答とを格納しているデータベースである。
【0052】
ポイントデータベース23は、ユーザ毎に付与されたポイントを、ユーザ毎に格納するデータベースである。
【0053】
【実施例】
本発明のプロセスの流れの一例を図2から図4に示すフローチャート図と図1のシステム構成図と図6に示す広告掲示媒体13の一例とを用いて詳細に説明する。
【0054】
ユーザは駅等に設置されている交通広告等の広告掲示媒体13を閲覧し、そこに掲示されている広告に何らかの関心(例えばプレゼントに応募する場合)を抱いた場合には、広告掲示媒体13又は広告自体に記載されている広告システム1へアクセスする為のURL16をユーザ端末14から入力し、広告システム1にアクセスする(S100)。
【0055】
ユーザ端末14からのアクセス要求を受信した広告システム1は、ユーザ端末14に対してトップページを送信し(S110)、それをユーザ端末14で受信したユーザは、会員登録を行うか又はそのまま応募をするかを選択する(S120)。図7にトップページの一例を示す。
【0056】
ユーザがS120に於いて会員登録を選択した場合には(S200)、広告システム1の会員登録手段2がユーザ端末14に対して会員登録ページを送信し(S210)、それをユーザ端末14で受信したユーザは、会員登録ページに所定の会員データを入力し広告システム1の会員登録手段2に送信する。会員登録ページの一例を図8に示す。送信した会員データは会員登録手段2に於いて受信する(S220)。
【0057】
S220に於いて受信した会員データをユーザ端末14に送信し、ユーザに登録確認させる(S230)。登録確認の一例を図9に示す。
【0058】
ユーザの登録確認が終了後、登録確認された会員データに基づいてそれらを会員データベース7に新規の会員として格納する(S240)。
【0059】
会員データベース7に格納後、登録完了ページをユーザ端末14に対して送信し(S250)、登録完了の旨をユーザに知らせる。
【0060】
S200に於いて会員登録プロセス終了後、又はS120に於けるトップページにて応募を行うことを選択したユーザは(S130)、広告システム1の応募手段3に対してキーワード入力ページ送信要求を送信する(S300)。キーワード入力ページ送信要求を受信した応募手段3は、ユーザ端末14に対してキーワード入力ページを送信する。図15にキーワード入力ページの一例を示す。キーワード17の一例としては、広告主の社名、商品名、英数字列、日本語による文字列等が挙げられる。
【0061】
ユーザ端末14でキーワード入力ページを受信したユーザは、広告掲示媒体13又は広告自体に記載されたキーワード17を入力し広告システム1に送信する。広告システム1のキーワードチェック手段4でキーワード17を受信すると(S310)、キーワードデータベース9内に格納しているキーワード17と一致するか否かをチェックする(S320)。
【0062】
キーワード17が一致しない場合にはユーザ端末14に対してキーワード17の再入力を促す。又S320に於いてキーワード17が一致した場合には、位置情報登録手段5はユーザが興味を引かれた広告を掲示している広告掲示媒体13の所在位置を特定し、位置情報データベース10に登録する(S330)。
【0063】
S330に於いて広告掲示媒体13の所在位置を特定する際には、応募又は仮応募の要求の際のユーザ端末14の位置を特定する、あるいは広告掲示媒体13又は広告毎に異なるキーワード17を記載することによる方法とがある。
【0064】
応募又は仮応募の際には、その広告が掲示されている広告掲示媒体13の近隣からユーザ端末14の操作を行い、その要求を送信することが最も一般的であろうことから、前者の方法を用いることが可能となる。後者はより直接的に広告掲示媒体13又は広告を特定することが可能となる。
【0065】
ユーザ端末14の位置を特定するには、ユーザ端末14が携帯電話の場合には広告掲示媒体13に予め携帯電話と直接通信可能な広告掲示媒体側通信手段18を具備し、携帯電話と直接通信を行う(例えば赤外線通信やブルートゥース等を用いて行う)ことによって、ユーザ端末14の位置情報を特定しても良いし、携帯電話会社が提供する位置情報(例えばNTTドコモ社が提供するiエリアサービス等)を利用しても良い。
【0066】
携帯電話(ユーザ端末14)と広告掲示媒体13とが直接通信を行う場合には、広告掲示媒体13の広告掲示媒体側通信手段18は、制御手段20が携帯電話(ユーザ端末14)と直接通信を行う為の通信状態を確立し、携帯電話(ユーザ端末14)に対して広告掲示媒体13の位置を特定する位置情報を位置情報送信手段21から送信し、その情報を広告システム1の位置情報登録手段5に携帯電話(ユーザ端末14)が送信すればよい。当然のことながら、この場合には携帯電話(ユーザ端末14)には広告掲示媒体13の広告掲示媒体側通信手段18と直接通信が可能な通信手段17が具備されていることは当然である。この場合のシステム構成の一例を図17及び図18に示す。又、位置情報のみならず例えば広告に関する情報を広告情報送信手段22が制御手段20を介して携帯電話(ユーザ端末14)に送信することも好適である。
【0067】
又、後者の広告掲示媒体13毎に異なるキーワード17を記載する場合には、同じ広告であってもその広告掲示媒体13の所在位置が異なればキーワード17も異なることによって、広告掲示媒体13の所在位置を特定することが可能となる。この場合にはキーワードチェック手段4で受信したキーワード17をキーワードデータベース9に格納しているキーワード17と広告掲示媒体13の位置情報との対応に基づいて、当該広告掲示媒体13の位置情報を抽出し、抽出した位置情報を位置情報データベース10に登録することによって行える。
【0068】
位置情報を登録後、応募手段3は仮応募ページ送信する(S340)。仮応募ページの一例を図10に示す。仮応募ページとは広告システム1に対して応募をしたという記録(即ち仮応募の要求を受信する)を残すのみで、その後別途ユーザの属性情報の入力を受け付ける為のページである。
【0069】
交通広告等は、その広告掲示媒体13の前でユーザが広告を閲覧するのは瞬時である。従って商品をプレゼントすることでユーザに対して広告効果の向上を狙っても、閲覧時間はほとんど無い(例えばユーザが電車から駅に設置している広告掲示媒体13を閲覧する場合では15秒から30秒位)為、自らの住所、氏名、電話番号等を入力することが出来ず、そのようなことを入力する場合には、必要なキーワード17を失念してしまうおそれがある。
【0070】
その為、先にキーワード17の入力後、一旦仮応募の要求を受け、その後ユーザの属性情報の入力を別途受け付けることによって、ユーザはその場で属性情報を入力する必要がなくなり、ユーザにとって負担の少ない応募が可能となる。
【0071】
仮応募ページをユーザ端末14に送信後、ユーザ端末14で自動的に電子メールソフトウェア(所謂メーラー)を起動し、応募手段3に対して電子メールにて返送させる。これによって応募手段3でユーザの電子メールアドレスを受信する(S350)。
【0072】
S350に於いてユーザの電子メールアドレスを受信後、応募手段3は仮応募の要求を応募データベース8に格納する(S360)。応募手段3は、応募データベース8に仮応募を格納後、仮応募を行ったユーザに対してポイントを付与し(例えば1000ポイント)、ポイントデータベース23に前記付与したポイントを格納する(S370)。このポイントは一律であっても良いし、広告毎、広告掲示媒体13毎に異なっていても良い。応募手段3は応募要求又は仮応募要求を行った際にポイントを付与するのみならず、ユーザ端末からのアクセスの際にポイントを付与しても良いことは言うまでもない。
【0073】
応募手段3は、ポイントデータベース23にポイントを格納後、ユーザの属性情報を入力する為の応募フォームをユーザ端末14に送信する(S380)。応募フォームは、ユーザの住所、氏名、電話番号等のユーザの属性情報を入力するページであり、図11に応募フォームの一例を示す。この際に応募フォームをそのまま送信するのではなく、応募フォームの所在地を示すURLのみを送信しても良い。
【0074】
応募フォーム(又は応募フォームのURL)をユーザ端末14で受信したユーザは、応募フォームにユーザの属性情報を入力し、広告システム1の応募手段3に送信する。応募手段3はユーザの属性情報を受信する(S390)。
【0075】
広告システム1がアンケートを行っている場合には、アンケート手段6がアンケートデータベース11に格納しているアンケートを、ユーザ端末14に送信する。
【0076】
ユーザ端末14に於いてアンケートを受信すると、ユーザはそのアンケートに対して回答を行い、広告システム1のアンケート手段6に送信する(S400)。アンケート手段6は、S390で送信されたアンケートの回答をアンケートデータベース11に格納し、応募手段3はユーザ端末14に対して応募確認ページを送信する(S410)。図12に応募確認ページの一例を示す。
【0077】
ユーザによって応募確認が為されると、応募手段3は受信した属性情報を応募データベース8の仮応募の要求に対応づけて格納し(S420)、ユーザ端末14に対して応募完了ページを送信する(S430)。この際にユーザに対して付与されたポイントと累積ポイントとを併せて送信することが好適である。図13に応募完了ページの一例を示す。これによって、その仮応募の要求が正規の応募要求となる。場合によっては仮応募の要求のみで正規の応募と見なし、仮応募のみのユーザが当選した場合に、ユーザに対して当選後に属性情報の入力を行わせても良い。
【0078】
又S300に於いて仮応募によるプロセスを行わずに他の応募プロセス(S500)を行っても良い。その場合の他の応募プロセスの流れの一例を図5のフローチャート図を用いて詳細に説明する。
【0079】
S200に於いて会員登録プロセス終了後、又はS120に於けるトップページにて応募を行うことを選択したユーザは(S130)、応募の要求を送信し、広告システム1の応募手段3に対してキーワード入力ページ送信要求を送信する。キーワード入力ページ送信要求を受信した応募手段3は、ユーザ端末14に対してキーワード入力ページ(図15)を送信する。
【0080】
ユーザ端末14でキーワード入力ページを受信したユーザは、広告掲示媒体13又は広告自体に記載されたキーワード17を入力し広告システム1に送信する。広告システム1のキーワードチェック手段4でキーワード17を受信すると(S510)、キーワードデータベース9内に格納しているキーワード17と一致するか否かをチェックする(S520)。
【0081】
キーワード17が一致しない場合にはユーザ端末14に対してキーワード17の再入力を促す。又S520に於いてキーワード17が一致した場合には、位置情報登録手段5はユーザが興味を引かれた広告を掲示している広告掲示媒体13の位置情報を特定し、位置情報データベース10に登録する(S530)。広告掲示媒体13の位置情報を特定するには、S330に於ける位置情報の特定と同一の方法を用いればよい。
【0082】
位置情報登録手段5がユーザが興味を引かれた広告を掲示している広告掲示媒体13の位置情報を位置情報データベース10に登録後、ユーザが広告システム1の会員であるならば(S540)(即ちユーザが認証情報入力ページの送信を要求したならば)、応募手段3はユーザ端末14に認証情報入力ページを送信する。認証情報入力ページの一例を図14に示す。ユーザはユーザ端末14に於いて会員として登録した際の会員IDとパスワード(認証情報)とを、認証情報入力ページから入力し、広告システム1に送信する。
【0083】
広告システム1の応募手段3で認証情報を受信すると(S550)、会員データベース7に格納している会員データと比較し(S560)、それらが一致しない場合にはユーザ端末14に再入力を促す。
【0084】
S560の比較の結果、会員データと認証情報とが一致するとアンケートの入力を応募の必須条件としている場合には、アンケート手段6がユーザ端末14に対してアンケートを送信する。
【0085】
S540に於いてユーザが広告システム1の会員ではないならば(即ち、ユーザが応募フォームの送信を要求したならば)、図11に示す応募フォームを応募手段3がユーザ端末14に送信する(S570)。ユーザはユーザ端末14に於いて応募フォームからユーザの属性情報を入力し、送信する。
【0086】
ユーザ端末14から送信されたユーザの属性情報を応募手段3は受信し(S580)、アンケートの入力を応募の条件としている場合には、アンケート手段6がユーザ端末14に対してアンケートを送信する。
【0087】
ユーザが前記受信したアンケートに対する回答を入力後、その結果をアンケート手段6に送信し、アンケート手段6はその回答を受信し(S590)、アンケートデータベース11に格納する。
【0088】
アンケートを実施する場合にはその回答を受信後、アンケートを受信しない場合には認証終了又はユーザの属性情報を受信後、応募手段3が図12に示す応募確認をユーザ端末14に送信する(S600)。
【0089】
応募確認は、ユーザが既に会員である場合にはS550に於いて受信した会員IDに基づいて会員データベース7から該当ユーザの属性情報を抽出し、ユーザが既に会員でない場合にはS580に於いて受信した属性情報を確認の為にユーザ端末14に送信する。
【0090】
ユーザが応募確認を受信後、その確認を承認した場合には応募データベース8に応募の要求と属性情報とを格納する(S610)。S610に於いて応募データベース8に応募の要求と属性情報とを格納後、応募手段3が応募を行ったユーザに対して予め定められたポイント(例えば1000ポイント)を付与し、ポイントデータベース23に格納する(S620)。S620に於いて応募を行ったユーザに対してポイントを付与し、ポイントデータベース23に格納後、応募完了をユーザ端末14に送信する(S630)。応募手段3は応募要求又は仮応募要求を行った際にポイントを付与するのみならず、ユーザ端末からのアクセスの際にポイントを付与しても良いことは言うまでもない。
【0091】
広告主に対して広告掲示媒体13に掲示した広告の効果を提供する場合には、その広告に対する広告効果を広告効果算出手段12から算出する。算出する方法としては、応募データベース8に格納している広告に対する応募の要求又は仮応募の要求の実数、他の広告媒体(例えば雑誌等)の閲覧者と応募者数との反応率の相関関係のデータを用いて、それを交通広告等に重み付けし算出する等がある。又位置情報データベース10に格納している位置情報と対応づけて算出することによって、各広告掲示媒体13毎の詳細な広告効果を算出することも可能となる。
【0092】
以上の一連のプロセス(広告主に対する広告効果の提供以外のプロセス)後に(又は随時)、広告に該当する詳細な情報をユーザ端末14に提供することが好適である。これによって限定された広告のみではなく、より詳細な情報の伝達が可能となる。更に、キーワードを設けてゲーム性を付加させることによって、単にウェブページ上で情報提供する場合と比較して、ウェブページにアクセスする為の動機付けが為され、前者より多くのアクセスが予想される。これにより、従来の交通広告等の広告効果も相乗的に上昇させることとなる。
【0093】
本発明に於ける各手段、データベースは、その機能が論理的に区別されているのみであって、物理上あるいは事実上は同一の領域を為していても良い。
【0094】
尚、本発明を実施するにあたり本実施態様の機能を実現するソフトウェアのプログラムを記録した記憶媒体をシステムに供給し、そのシステムのコンピュータが記憶媒体に格納されたプログラムを読み出し実行することによって実現されることは当然である。
【0095】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラム自体が前記した実施態様の機能を実現することとなり、そのプログラムを記憶した記憶媒体は本発明を当然のことながら構成することになる。
【0096】
プログラムを供給する為の記憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を使用することができる。
【0097】
又、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、上述した実施態様の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前記した実施態様の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0098】
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる不揮発性あるいは揮発性の記憶手段に書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、機能拡張ボードあるいは機能拡張ユニットに備わる演算処理装置等が実際の処理の一部あるいは全部を行い、その処理により前記した実施態様の機能が実現される場合も含まれることは当然である。
【0099】
【発明の効果】
本発明によって、従来通りにサインボード、電気照明看板等の広告を用いるが、交通広告等の閲覧者に、自らが有する端末(例えば携帯電話やパーソナルコンピュータ等)から本広告システムにアクセスを行わせることによって、従来とほぼ同一のコストで交通広告等の情報伝達量を増加させることが可能となる。
【0100】
更に、ユーザがどの広告に関心が寄せたかを把握することが可能となり、又同じ広告であってもその広告の設置場所に於いてどのような広告効果の変化があるかを把握することが可能となる。
【0101】
加えて本発明によって、従来の限定された広告のみではなく、より詳細な情報の伝達が可能となる。更に、キーワードを設けてゲーム性を付加させることによって、単にウェブページ上で情報提供する場合と比較して、ウェブページにアクセスする為の動機付けが為され、前者より多くのアクセスが予想される。これにより、従来の交通広告等の広告効果も相乗的に上昇させることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシステム構成の一例を示すシステム構成図である。
【図2】 本発明の全体のプロセスの流れの一例を示すフローチャート図である。
【図3】 本発明の会員登録のプロセスの流れの一例を示すフローチャート図である。
【図4】 本発明の応募プロセスの流れの一例を示すフローチャート図である。
【図5】 本発明の他の応募プロセスの流れの一例を示すフローチャート図である。
【図6】 広告掲示媒体の一例を示す図である。
【図7】 トップページの一例を示す図である。
【図8】 会員登録ページの一例を示す図である。
【図9】 登録確認の一例を示す図である。
【図10】仮応募ページの一例を示す図である。
【図11】応募フォームの一例を示す図である。
【図12】応募確認の一例を示す図である。
【図13】応募完了の一例を示す図である。
【図14】認証情報入力ページの一例を示す図である。
【図15】キーワード入力ページの一例を示す図である。
【図16】広告掲示媒体側通信手段を具備した広告掲示媒体の一例を示す図である。
【図17】図16に於ける広告掲示媒体を有するシステム構成図の一例である。
【図18】広告掲示媒体側通信手段のシステム構成の一例を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
1:広告システム
2:会員登録手段
3:応募手段
4:キーワードチェック手段
5:位置情報登録手段
6:アンケート手段
7:会員データベース
8:応募データベース
9:キーワードデータベース
10:位置情報データベース
11:アンケートデータベース
12:広告効果算出手段
13:広告掲示媒体
14:ユーザ端末
15:ネットワーク
16:URL
17:キーワード
18:広告掲示媒体側通信手段
19:ユーザ端末側通信手段
20:制御手段
21:位置情報送信手段
22:広告情報送信手段
23:ポイントデータベース

Claims (6)

  1. 交通広告の広告掲示媒体を閲覧するユーザが有する携帯電話との間でネットワークを介してデータの送受信が可能なコンピュータである広告システムであって、
    前記コンピュータは記憶媒体と演算処理装置とを有しており、
    前記記憶媒体には、
    広告に対する仮応募および応募の要求と、前記仮応募を行ったユーザの有する携帯電話の電子メールアドレスとを格納している応募データベースと、
    広告または前記広告掲示媒体に記載されているキーワードを格納しているキーワードデータベースと、
    前記ユーザが興味を惹かれた広告または広告掲示媒体の所在位置を示す情報を格納している位置情報データベースと、を備え、
    前記演算処理装置には、
    広告または前記広告掲示媒体に記載されているキーワードを前記携帯電話から受信し、前記記憶媒体のキーワードデータベースに格納しているキーワードと一致するか否かの判断を行うキーワードチェック手段と、
    前記広告に対する仮応募の要求を前記携帯電話から受信し、前記記憶媒体の応募データベースに登録する応募手段と、
    前記仮応募の要求を送信した前記携帯電話の、前記仮応募の要求の際の位置情報を受け取ることで、前記ユーザが興味を惹かれた前記広告または前記広告掲示媒体の所在位置を示す情報を特定し、前記位置情報データベースに登録する位置情報登録手段と、を備えており、
    前記応募手段は、
    前記キーワードが一致した場合に、前記携帯電話に対して仮応募ページを送信して、前記携帯電話から仮応募の要求と前記携帯電話の電子メールアドレスとを受信し、前記記憶媒体の応募データベースに仮応募の要求と前記電子メールアドレスとを格納し、
    前記仮応募の要求の格納後、前記ユーザの属性情報を入力するための応募フォームまたは応募フォームの所在地を示す情報を前記電子メールアドレスに基づいて前記携帯電話に送信し、
    前記ユーザの属性情報を前記携帯電話から受信し、受信した属性情報を前記記憶媒体の応募データベースに格納した仮応募の要求に対応づけて格納することで、前記仮応募の要求を正規の応募要求に変更する、
    ことを特徴とする広告システム。
  2. 前記記憶媒体には、更に、
    前記ユーザのポイントを格納するポイントデータベース、を備え、
    前記応募手段は、
    前記携帯電話からの仮応募の要求を前記記憶媒体の応募データベースに格納後、前記仮応募を行ったユーザに対してポイントを付与し、前記付与したポイントを前記記憶媒体のポイントデータベースに格納する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の広告システム。
  3. 前記キーワードは広告掲示媒体ごとに異なるキーワードであって、前記キーワードデータベースには、前記キーワードと前記広告掲示媒体の所在位置とを対応づけて格納しており、
    前記演算処理装置の位置情報登録手段は、更に、
    前記携帯電話から受信したキーワードに基づいて、前記広告掲示媒体の所在位置を前記キーワードデータベースから抽出し、前記抽出した位置情報を、仮応募の要求を受信した際のユーザが興味を引かれた広告を掲示している広告掲示媒体の位置情報として、前記記憶媒体の前記位置情報データベースに登録する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の広告システム。
  4. 前記キーワードは広告ごとに異なるキーワードであって、前記キーワードデータベースには、前記キーワードと前記広告の所在位置とを対応づけて格納しており、
    前記演算処理装置の位置情報登録手段は、更に、
    前記携帯電話から受信したキーワードに基づいて、前記広告の所在位置を前記キーワードデータベースから抽出し、前記抽出した位置情報を、仮応募の要求を受信した際のユーザが興味を引かれた広告の位置情報として、前記記憶媒体の前記位置情報データベース更に登録する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の広告システム。
  5. 前記記憶媒体には、更に、
    前記携帯電話に対して送信するアンケートとその回答とを格納しているアンケートデータベース、を備え、
    前記演算処理装置には、更に、
    前記仮応募の要求を行った前記携帯電話に対してアンケートを送信し、前記携帯電話から前記アンケートの回答を受信し、前記記憶媒体のアンケートデータベースに登録するアンケート手段、を備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の広告システム。
  6. 前記演算処理装置には、更に、
    前記応募データベース及び/又は前記位置情報データベースに基づいて、前記広告に対する応募の実数及び/又は前記他の広告媒体の反応率とに基づいて前記広告効果を算出する広告効果算出手段、を備える、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の広告システム。
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