JP4031233B2 - 電気部品用ソケット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体装置(以下「ICパッケージ」という)等の電気部品を着脱自在に収容する電気部品用ソケット、特に、収容された電気部品を押さえるラッチ部材が設けられた電気部品用ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電気部品用ソケットとしては、「電気部品」としてのICパッケージを収容して回路基板と導通させることにより、このICパッケージの性能試験等を行うためのICソケットがある。
【0003】
このICソケットには、ICパッケージの端子に電気的に接続又は離間されるコンタクトピンがソケット本体に配設されると共に、このソケット本体に収容されたICパッケージを上方から押さえるラッチ部材が回動自在に設けられ、更に、このソケット本体に操作部材が上下動自在に設けられたものがある。
【0004】
この操作部材を上下動させることにより、コンタクトピンが弾性変形されてICパッケージ端子に離接されると共に、ラッチ部材が開閉されてICパッケージが押圧又は押圧解除されるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のものにあっては、操作部材を下降させることにより、ラッチ部材が上方に回動して、ICパッケージ挿入範囲から退避されるようになっており、この回動位置(退避位置)でラッチ部材の上端部が高い位置まで来るため、ICソケットの高さが低く規制されるものでは、ラッチ部材の配設が困難な場合が生じる。
【0006】
そこで、この発明は、高さに制約があるものでも、ラッチ部材の配設を可能とする電気部品用ソケットを提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、電気部品を収容するソケット本体を有し、該ソケット本体に、前記電気部品を押さえるラッチ部材が回動自在に設けられると共に、該ラッチ部材を回動させる操作部材が上下動自在に設けられた電気部品用ソケットにおいて、前記ラッチ部材は、前記電気部品を押圧する押圧位置と該押圧位置から退避した退避位置との間で回動自在に設けられると共に、該退避位置から下降可能に設けられ、該ラッチ部材を前記退避位置から押圧位置まで回動させるように上昇位置へ付勢する付勢手段を設け、前記操作部材が下降させられることにより、前記押圧位置にあるラッチ部材が押圧されて前記付勢手段の付勢力に抗して退避位置まで回動させられた後、更に、下降させられるように構成された電気部品用ソケットとしたことを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記ラッチ部材は、前記退避位置まで回動された状態で略上下方向に沿い、当該姿勢で下降されるように構成されたことを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記ラッチ部材には、側方に突出する軸部が形成され、該軸部が挿入されるスリット部が前記ソケット本体に形成され、該スリット部に、前記軸部が案内されることにより、前記ラッチ部材が回動自在で、且つ、上下動自在に設けられたことを特徴とする。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加え、前記軸部は、前記ラッチ部材の両側に3つづつ形成される一方、前記スリット部は、前記各軸部を上下方向に案内する上下方向案内部と、該上下方向案内部に対して一側方側に連続して円弧形状に形成され、前記ラッチ部材の回動時に、前記3つの軸部の内の一番上に配置された上側軸部を案内する上側円弧案内部と、該上下方向案内部に対して他側方側に連続して円弧形状に形成され、前記ラッチ部材の回動時に、前記3つの軸部の内の一番下に配置された下側軸部を案内する下側円弧案内部とを有することを特徴とする。
【0011】
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加え、前記軸部は、断面が細長形状に形成される一方、前記スリット部は、前記軸部を回転不能状態として上下方向に案内する上下方向案内部と、該上下方向案内部の上端部に連続して形成され、前記軸部を回転可能とする回転可能部とを有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【0013】
[発明の実施の形態1]
図1乃至図8には、この発明の実施の形態1を示す。
【0014】
まず構成を説明すると、図中符号11は、「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、このICソケット11は、「電気部品」であるICパッケージ12の性能試験を行うために、このICパッケージ12の端子と、測定器(テスター)の回路基板(図示省略)との電気的接続を図るものである。
【0015】
このICパッケージ12としては、例えば、いわゆるBGA(Ball Grid Array)タイプと称されるものがあり、これは方形のパッケージ本体12aの下面に多数の略球形状の端子が、パッケージ本体12a下面から突出して、マトリックス状に配列されている。
【0016】
一方、ICソケット11は、図1乃至図3に示すように、回路基板上に装着され、ICパッケージ12を収容するソケット本体13を有し、このソケット本体13には、前記端子に離接される図示省略のコンタクトピンが配設されると共に、ICパッケージ12を押さえるラッチ部材14が回動自在に設けられ、更に、そのコンタクトピンを弾性変形させると共に、ラッチ部材14を回動させる操作部材15がソケット本体11に上下動自在に設けられている。
【0017】
そのラッチ部材14は、ICパッケージ12を押圧する押圧位置(図1参照)と、この押圧位置から退避した退避位置(図2参照)との間で回動自在に設けられ、更に、図2に示す退避位置まで回動した姿勢から図3に示すように下方に移動されるように構成されている。なお、図1では、ラッチ部材14は片側のみ示されているが、反対側にも設けられている。勿論、必要に応じてICパッケージ12の4辺に対応して配置することもできる。
【0018】
具体的には、そのラッチ部材14は、図7に示すように、左右一対の側板14aを有し、これら両側板14aの上端部が爪形状の押圧部14bで連結されると共に、下端部側が被押圧部14cで連結されている。この被押圧部14cの下面には、嵌合突部14dが突設されている。
【0019】
また、これら両側板14aの側方には、3つずつ上側軸部14e,中間軸部14f,下側軸部14gが計3対、突出して形成され、これら上側軸部14e,中間軸部14f,下側軸部14gは、図7に示すように、突出量が異なり、上側軸部14eから順次長くなっている。これら軸部14e,14f,14gは略一直線上に並んでいる。
【0020】
そして、これら軸部14e,14f,14gが挿入されて案内されるスリット部13aがソケット本体13に形成され、このスリット部13aに、軸部14e,14f,14gが案内されることにより、ラッチ部材14が回動自在で、且つ、上下動自在に設けられている。
【0021】
詳しくは、そのスリット部13aは、各軸部14e,14f,14gを上下方向に案内する上下方向案内部13bと、この上下方向案内部13bに対して一側方側(図4中左側)に連続して円弧形状に形成された上側円弧案内部13cと、その上下方向案内部13bに対して他側方側(図4中右側)に連続して円弧形状に形成された下側円弧案内部13dとを有している。
【0022】
ラッチ部材14の回動時には、その上側円弧案内部13c内に上側軸部14eが位置して案内されると共に、下側円弧案内部13d内に下側軸部14gが位置して案内されるように構成されている。
【0023】
また、その上下方向案内部13b中には、上側段差部13e及び下側段差部13fが形成され、その下側段差部13fより下側の部分(下側円弧案内部13dを含む)は一番深く形成されて下側軸部14gが挿入案内され、その下側段差部と13fと上側段差部13eとの間は二番目に深く形成されて中間軸部14fが挿入案内され、更に、上側段差部13eより上側の部分(上側円弧案内部13cを含む)は一番浅く形成されて上側軸部14eが挿入案内されるように構成されている。
【0024】
さらに、ラッチ部材14の嵌合突部14dには、図1に示すように、「付勢手段」としてのコイルスプリング17が嵌合され、このコイルスプリング17がラッチ部材14とソケット本体13との間に介在されることにより、ラッチ部材14が、上昇位置で、しかも、退避位置から押圧位置まで回動させられるように付勢されている。
【0025】
一方、操作部材15は、四角形の枠形状を呈し、開口15aを介してICパッケージ12が挿入・離脱できるようになっており、ソケット本体13に上下動可能に配設されると共に、図示省略のスプリングにより上方に付勢されている。勿論、所定の上昇位置で停止されるようにストッパが設けられている。
【0026】
また、この操作部材15には、下降されることにより、ラッチ部材14の被押圧部14cを下方に向けて押圧する下端角部15b及び押圧突部15cが形成されている。この下端角部15bにて、その被押圧部14cの窪み部14hが押圧されることにより、ラッチ部材14が中間軸部14fを中心に、コイルスプリング17の付勢力に抗して図1に示す押圧位置から図2に示す退避位置まで回動された後、押圧突部15cにより、その被押圧部14cの上端部が押圧され、当該姿勢にて、更に、下降されてラッチ部材14全体が下がるように構成されている。
【0027】
なお、詳細は省略するが、このICソケット11は、操作部材15を下降させることにより、図示省略の機構を介してコンタクトピンが弾性変形されてICパッケージ12の端子から離間され、操作部材15を上昇させることにより、コンタクトピンがICパッケージ12の端子に接触されるように構成されている。
【0028】
次に、作用について説明する。
【0029】
図1はICソケット11にICパッケージ12が収容され、このICパッケージ12がラッチ部材14で押さえられた状態を示しており、この状態からICパッケージ12を取り出すには、操作部材15を付勢力に抗して下降させる。
【0030】
すると、その操作部材15の下端角部15bにより、ラッチ部材14の被押圧部14cの窪み部14hが押圧される。この押圧位置は、ラッチ部材14の回転中心である中間軸部14fに対してソケット外側にオフセットされた位置であるため、ラッチ部材14は中間軸部14fを中心に、図1に示す押圧位置から図2に示す退避位置まで、コイルスプリング17の付勢力に抗して回動される。
【0031】
この際には、ラッチ部材14の上側軸部14e及び下側軸部14gが、スリット部13aの上側円弧案内部13c及び下側円弧案内部13dにて案内されて中間軸部14fを中心とする円周上を図4に示す状態から図5に示す状態まで移動する。これで、各軸部14e,14f,14gは、スリット部13aの上下方向案内部13bに一直線上に並ぶこととなる。
【0032】
この状態からさらに操作部材15を下降させると、操作部材15の押圧突部15cにより、ラッチ部材14の被押圧部14cの上端部が押圧されて、ラッチ部材14は退避位置まで回動した姿勢で、コイルスプリング17の付勢力に抗して下降される。
【0033】
この時、コンタクトピンの接触部はICパッケージ12の端子から最大限に離間することにより、ICパッケージ12の取り出しが可能となる。
【0034】
このようにラッチ部材14を退避位置(略上下方向に沿った姿勢)から下降させることにより、操作部材15を最大限下降させてもラッチ部材14が上方に飛び出すようなことがなく、高さの制約のあるICソケット11へのラッチ部材14の配設が可能となる。しかも、ラッチ部材14が略上下方向に沿った姿勢で下降されるように構成されているため、ソケット幅方向にスペース的な制約がある場合でも効果的に配置できる。
【0035】
一方、その状態から、操作部材15への押圧力を解除して行くと、この操作部材15は付勢力により上昇し、ラッチ部材14への押圧力が解除される。
【0036】
ラッチ部材14は、コイルスプリング17の付勢力より図6に示す状態から図5に示す状態まで上昇され、上側軸部14eが上側円弧状案内部13cの上壁に当接し、中間軸部14fが上側段差部13eに当接し、下側軸部14gが下側段差部13fに当接して上昇が停止される。
【0037】
コイルスプリング17は、回転中心である中間軸部14fに対してオフセットされた位置を上下方向でなく斜め方向に付勢しているため、ラッチ部材14は、中間軸部14fを中心に図5に示す状態から反時計回りに回動される。この際には、中間軸部14fの位置は変わらず、上側軸部14e及び下側軸部14gは上側円弧案内部13c及び下側円弧案内部13dに案内されて図4に示す位置まで移動する。
【0038】
これにより、ラッチ部材14の先端部の押圧部14bで、ICパッケージ12の周縁部側が押圧されることとなる。
【0039】
[発明の実施の形態2]
図9及び図10には、この発明の実施の形態2を示す。
【0040】
この実施の形態2は、ラッチ部材14の軸部14i及びソケット本体13のスリット部13gの形状が実施の形態1のものと異なっている。
【0041】
すなわち、その軸部14iは、実施の形態1の中間軸部14fに相当する位置に形成され、両側に平面部14jが形成されて断面が細長形状に形成されている。
【0042】
また、スリット部13gは、その軸部14iを回転不能状態として上下方向に案内する上下方向案内部13hと、この上下方向案内部13hの上端部に連続して形成され、軸部14iを回転可能とする回転可能部13iとを有している。つまり、上下方向案内部13hは、図10に示すように、幅H1が軸部14iの平面部14j間の幅H2と略同じに形成されることにより、図10の(c)に示すように、軸部14iが上下方向案内部13hに挿入された状態で、上下動は可能であるが、回転不能状態となっている。
【0043】
このようなものにあっては、ラッチ部材14の軸部14iが図10の(a),(b)に示すように、スリット部13gの回転可能部13i内に位置している状態では、ラッチ部材14は、軸部14iを中心に回動可能となっている。図10の(a)におけるラッチ部材14の位置は、実施の形態1の図4に相当し、図10の(b)におけるラッチ部材14の位置は、実施の形態1の図5に相当している。
【0044】
つまり、ラッチ部材14が押圧位置にある状態から、操作部材15を下降させると、実施の形態1と同様に、この操作部材15に押されて、図10の(a)に示す固定位置から図10の(b)に示す退避位置まで回動されるようになっている。
【0045】
そして、更に操作部材15を下降させると、ラッチ部材14全体が下降されて、軸部14iが図10の(b)に示す状態から図10の(c)に示す状態まで上下方向案内部13h内を下降する。
【0046】
このようにすれば、軸部14iが左右一対あれば良いと共に、スリット部13gも実施の形態1のものと比較すると構造を簡単にできる。
【0047】
他の構成及び作用は実施の形態1と同様である。
【0048】
なお、上記実施の形態等では、「電気部品用ソケット」としてICソケット11に、この発明を適用したが、これに限らず、他の装置にも適用できることは勿論である。また、この発明は、ラッチ部材でICパッケージを押さえることができるものであれば、ICパッケージの種類等は問わないものである。
【0049】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1に記載の発明によれば、押圧位置にあるラッチ部材を押圧して付勢手段の付勢力に抗して退避位置まで回動させた後、更に、下降させるように構成したため、操作部材を最大限下降させてもラッチ部材が上方に飛び出すようなことがなく、高さの制約のある電気部品用ソケットへのラッチ部材の配設が可能となる。
【0050】
請求項2に記載の発明によれば、ラッチ部材が略上下方向に沿った姿勢で下降されるように構成されているため、ソケット幅方向にスペース的な制約がある場合でも効果的に配置できる。
【0051】
請求項3に記載の発明によれば、簡単な構成の軸部とラッチ部材とを設けることにより、ラッチ部材を回動自在で、且つ、上下動自在とすることができる。
【0052】
請求項4に記載の発明によれば、軸部は、ラッチ部材の両側に3つずつ形成される一方、スリット部は、各軸部を上下方向に案内する上下方向案内部と、この上下方向案内部に対して一側方側に連続して円弧形状に形成され、ラッチ部材の回動時に、3つの軸部の内の一番上に配置された上側軸部を案内する上側円弧案内部と、上下方向案内部に対して他側方側に連続して円弧形状に形成され、ラッチ部材の回動時に、3つの軸部の内の一番下に配置された下側軸部を案内する下側円弧案内部とを有することとしたため、ラッチ部材の回動動作及び上下動動作を確実に行うことができる。
【0053】
請求項5に記載の発明によれば、軸部は、断面が細長形状に形成される一方、スリット部は、軸部を回転不能状態として上下方向に案内する上下方向案内部と、上下方向案内部の上端部に連続して形成され、軸部を回転可能とする回転可能部とを有することとしたため、軸部及びスリット部を簡単な構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係るICソケットの半断面図で、ラッチ部材でICパッケージを押さえた状態を示す図である。
【図2】同実施の形態1に係るICソケットのラッチ部材を退避位置まで回動させた状態を示す図1に相当する断面図である。
【図3】同実施の形態1に係るICソケットのラッチ部材を下降させた状態を示す図1に相当する断面図である。
【図4】同実施の形態1に係るICソケットのラッチ部材が押圧位置にある状態の、ラッチ部材とスリット部との関係を示す図で、(a)はスリット部と各軸部とを示す図、(b)はラッチ部材の側面図である。
【図5】同実施の形態1に係るICソケットのラッチ部材が退避位置にある状態の、ラッチ部材とスリット部との関係を示す図で、(a)はスリット部と各軸部とを示す図、(b)はラッチ部材の側面図である。
【図6】同実施の形態1に係るICソケットのラッチ部材が下降位置にある状態の、ラッチ部材とスリット部との関係を示す図で、(a)はスリット部と各軸部とを示す図、(b)はラッチ部材の側面図である。
【図7】同実施の形態1に係るICソケットのラッチ部材の背面図である。
【図8】同実施の形態1に係る図4のA−A線に沿う断面図である。
【図9】この発明の実施の形態2に係るICソケットのラッチ部材の背面図である。
【図10】同実施の形態2に係るICソケットのラッチ部材の軸部とスリット部とを示す図で、(a)はラッチ部材が押圧位置にある状態、(b)はラッチ部材が退避位置にある状態、(c)はラッチ部材が下降位置にある状態を示す。
【符号の説明】
11 ICソケット(電気部品用ソケット)
12 ICパッケージ(電気部品)
13 ソケット本体
13a,13g スリット部
13b,13h 上下方向案内部
13c 上側円弧案内部
13d 下側円弧案内部
13i 回転可能部
14 ラッチ部材
14b 押圧部
14c 被押圧部
14e 上側軸部
14f 中間軸部
14g 下側軸部
14i 軸部
14j 平面部
15 操作部材
15b 下端角部
15c 押圧突部
17 コイルスプリング(付勢手段)

Claims (5)

  1. 電気部品を収容するソケット本体を有し、該ソケット本体に、前記電気部品を押さえるラッチ部材が回動自在に設けられると共に、該ラッチ部材を回動させる操作部材が上下動自在に設けられた電気部品用ソケットにおいて、
    前記ラッチ部材は、前記電気部品を押圧する押圧位置と該押圧位置から退避した退避位置との間で回動自在に設けられると共に、該退避位置から下降可能に設けられ、該ラッチ部材を前記退避位置から押圧位置まで回動させるように上昇位置へ付勢する付勢手段を設け、
    前記操作部材が下降させられることにより、前記押圧位置にあるラッチ部材が押圧されて前記付勢手段の付勢力に抗して退避位置まで回動させられた後、更に、下降させられるように構成されたことを特徴とする電気部品用ソケット。
  2. 前記ラッチ部材は、前記退避位置まで回動された状態で略上下方向に沿い、当該姿勢で下降されるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の電気部品用ソケット。
  3. 前記ラッチ部材には、側方に突出する軸部が形成され、該軸部が挿入されるスリット部が前記ソケット本体に形成され、
    該スリット部に、前記軸部が案内されることにより、前記ラッチ部材が回動自在で、且つ、上下動自在に設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載の電気部品用ソケット。
  4. 前記軸部は、前記ラッチ部材の両側に3つづつ形成される一方、
    前記スリット部は、前記各軸部を上下方向に案内する上下方向案内部と、該上下方向案内部に対して一側方側に連続して円弧形状に形成され、前記ラッチ部材の回動時に、前記3つの軸部の内の一番上に配置された上側軸部を案内する上側円弧案内部と、該上下方向案内部に対して他側方側に連続して円弧形状に形成され、前記ラッチ部材の回動時に、前記3つの軸部の内の一番下に配置された下側軸部を案内する下側円弧案内部とを有することを特徴とする請求項3に記載の電気部品用ソケット。
  5. 前記軸部は、断面が細長形状に形成される一方、
    前記スリット部は、前記軸部を回転不能状態として上下方向に案内する上下方向案内部と、該上下方向案内部の上端部に連続して形成され、前記軸部を回転可能とする回転可能部とを有することを特徴とする請求項3に記載の電気部品用ソケット。
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