JP4031110B2 - 軌道車両の排障装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、走行軌道上の物体を軌道外へ排除するために軌道車両に備えられる排障装置に関し、さらに詳しくは、排障装置を取付けるための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10は典型的な従来技術である案内軌条式のゴムタイヤ軌道車両の排障装置1を示す正面図であり、図11は図10に示される排障装置1の平面図であり、図12は図10に示される排障装置1の左側面図である。案内軌条式のゴムタイヤ軌道車両は、走行軌道の幅方向中央部に敷設されるI形の鋼鉄製案内レール2を、鉛直な回転軸線まわりに回転自在な一対のゴムタイヤを装着した水平案内輪3によって水平方向両側から挟持し、各水平案内輪3の後方で水平な回転軸線まわりに回転駆動される複数対の走行駆動輪4によって走行駆動される。このような軌道車両には、走行軌道上の物体を軌道外へ排除するために、排障装置1が設けられる。物体とは、たとえば、ホームから走行軌道上に誤って転落した人および手荷物など、車両の走行に支障が生じるものをいう。
【0003】
この排障装置1は、車体の前端部の下部5に設けられる前端フレーム6に、車両の水平案内輪3よりも前方で連結される複数の排障器組立体7;8a,8b;9a,9bと、各排障器組立体7;8a,8b;9a,9bを前記前端フレーム6に着脱可能に取付けるための固定手段とを有する。
【0004】
前端フレーム6は、車体の前端部の下部5に複数の固定ボルトによって固定される一対のフレーム本体13,14と、各フレーム本体13,14の前端部に複数の連結ボルトおよびナットによって連結される梁19とから成る。梁19は、略直方体状の形状を有し、車体の前後軸線に水平面内で垂直な幅方向に延びる梁本体20と、前記幅方向に間隔をあけ、梁本体20の前端面21から前方に隆起して形成され、左右中央および左右側方排障器組立体8a,8b;9a,9bが取付けられる複数の取付片22と、中央排障器組立体7が取付けられる中央取付片23とを有する。
【0005】
図13は、図10の切断面線XIII−XIIIから見た断面図である。中央排障器組立体7は、略L字状の断面形状を有するゴム製の排障板24を有し、この排障板24は、前記中央取付片23と、略U字状の断面形状を有する鋼鉄製の押え金25との間に挟持された状態で、前記固定手段である取付ボルト26およびナット27によって固定される。
【0006】
中央排障器組立体7を除く各排障器組立体8a,8b;9a,9bは、ゴム製の排障板28と、取付片22の前壁29に固定され、排障板28を連結する組立体本体30とをそれぞれ有する。組立体本体30は、略三角柱状の形状であって、前記前壁29に固定された状態で下方になるにつれて車体の前方へ突出する方向に傾斜する正面31を有する中空枠体32と、前記取付状態で車体の上下方向に相互に間隔をあけ、枠体32を前後方向に貫通して設けられる上段および下段シム33,34とから成る。排障板28は、略L字状の断面形状を有し、基端部35が複数の連結ボルトおよびナットによって枠体32の正面31の下端部38と、押え金39との間に挟持された状態で固定され、この状態で遊端部40が車体の前方になるにつれて上方に屈曲し、車両の走行面42との間に所定の隙間L11をあけて配置される。
【0007】
図14は図10の切断面線XIV−XIVから見た断面図であり、図15は図10の切断面線XV−XVから見た断面図である。左中央および右中央ならびに左側方および右側方排障器組立体8a,8b;9a,9bを、前記前端フレーム6の取付片22に固定するための固定手段は、複数の取付ボルト43およびナット44とから成る。各取付ボルト43は、その軸部46が、前記上段および下段シム33,34にそれぞれ形成されるボルト挿通孔45をそれぞれ挿通し、各取付片22に一体的に形成されるナット44に螺着され、これによって前端フレーム6に固定することができる。
【0008】
このような排障装置1によって、前記隙間よりも大きな高さを有して車両の走行軌道上に存在する物体を、排障板24および28の遊端部40上にすくい上げて、あるいは走行軌道よりも両外側方へ案内して、前記走行軌道上から排除することができるように構成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような排障装置1は、走行軌道上の物体が、各排障板24,28と走行面42との間の隙間を通過して案内レール2と水平案内輪3との間に挟み込まれた場合には、排障器組立体7;8a,8b;9a,9bのいずれかを迅速に前端フレーム6から取外して、前記挟み込まれた物体を取除く必要がある。しかしながら、各排障器組立体7;8a,8b;9a,9bは、複数の取付ボルト26,43およびナット27,44によって固定されているので、取外し作業に手間を要し、前記物体を迅速に取除くことができないという問題を有する。また排障器組立体を取外した後、再び取付ける作業も手間を要するという問題を有する。
【0010】
本発明の目的は、排障器組立体の取外しおよび取付け作業を迅速に、かつ容易に行うことができるようにした軌道車両の排障装置に関する。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、軌道車両の前端部の下部に設けられる前端フレームに、走行面よりも上方に隙間をあけ、かつ前輪よりも前方で車体の前後軸線に水平面内で垂直な幅方向に沿って設けられる複数の排障器組立体を備える軌道車両の排障装置において、
各排障器組立体のうち少なくとも1つは、前後方向および前記幅方向の変位を拘束された状態で上方に離脱自在に連結する第1連結手段によって前記前端フレームに着脱可能に連結され、
前記第1連結手段によって前後方向および幅方向の変位を拘束された排障器組立体は、少なくとも上下方向への変位を拘束された状態で、前方に離脱自在に連結する第2連結手段によって前記前端フレームに着脱可能に連結されることを特徴とする軌道車両の排障装置である。
【0012】
本発明に従えば、排障器組立体は、第1連結部材によって車体の前後軸線に沿う方向およびこの前後方向に水平面内で垂直に交差する幅方向の変位を拘束され、かつ第2連結部材によって車体の少なくとも上下方向の変位を拘束された状態で、前端フレームに連結される。
【0013】
排障器組立体を前端フレームから取外すときは、まず第2連結部材による前記上下方向の変位拘束状態を、第2連結部材を離脱させることによって解除する。これによって排障器組立体は、前端フレームに、上方に離脱可能に連結された状態となり、この状態で排障器組立体を上方へ変位させて、前端フレームから取外す。
【0014】
このようにして排障器組立体を前端フレームから容易に、かつ迅速に取外すことができる。
【0015】
また取外した排障器組立体を再び前端フレームに取付けるときは、まず第1連結部材を用いて排障器組立体を前端フレームに前後方向および幅方向への変位を拘束した状態にして取付け、次に第2連結手段を用いて排障器組立体を少なくとも上下方向への変位を阻止した状態で取付け、固定する。このようにして取付け作業も容易に、かつ迅速に行うことができる。
【0016】
また請求項2記載の本発明は、請求項1記載の発明の構成において、第2連結手段は、前端フレームの前壁を挿通して排障器組立体を前記前壁に近接する方向に押圧した状態で、前壁から後方に突出する第1嵌合部を有し、この状態で排障器組立体の少なくとも上下方向の変位を拘束する第1係止手段と、
第1嵌合部に上方から挿脱可能に嵌合する第2嵌合部と、この第2嵌合部が第1嵌合部に嵌合した状態で外部に露出する第3嵌合部とを有し、第1係止手段が排障器組立体を押圧した状態で第1係止手段を係止する第2係止手段と、
第3嵌合部に嵌合する嵌合位置と、この嵌合位置から退避し、第3嵌合部との嵌合状態が解除される嵌合解除位置とに変位可能な第4嵌合部を有し、前端フレームに連結される第3係止手段とを含むことを特徴とする。
【0017】
本発明に従えば、第2連結手段は、第1、第2および第3係止手段を含み、第1係止手段は第1嵌合部を有し、第2係止手段は、第1嵌合部に上方から挿脱自在に嵌合する第2嵌合部と、第3嵌合部とを有し、第3係止手段は、嵌合位置および嵌合解除位置とに変位することによって第3嵌合部および嵌合を解除する第4嵌合部を有する。
【0018】
排障器組立体は、第1係止手段によって前端フレームに近接する方向に押圧された状態で係合され、少なくとも上下方向への変位が拘束される。この状態で、第1係止手段は、その第1嵌合部が前壁から後方に突出して配置され、この第1嵌合部に第2係止手段の第2嵌合部が嵌合して第2係止手段に係止される。この状態で、第2係止手段は、その第3嵌合部が車体の外部に露出した位置に配置され、この第3嵌合部には前記嵌合位置に配置させた第3係止手段の第4嵌合部が嵌合して、第3係止手段に係止される。
【0019】
第2連結手段による排障器組立体の上下方向への変位の拘束状態を解除するときは、まず第3係止手段の第4嵌合部を操作者の手指で把持して前記嵌合位置から嵌合解除位置へ変位させ、次に第2係止手段を手指で把持して第1嵌合部から第2嵌合部が離脱する方向へ変位させ、最後に第1係止手段を前記前端フレームおよび排障器組立体から離脱させる。これによって排障器組立体の上下方向への変位の拘束状態が解除され、この状態で操作者は、排障器組立体を上方向または下方向へ変位させて、前端フレームから離脱させることができる。
【0020】
このように排障器組立体を、前端フレームから取外す作業を、工具を用いることなく行うことができ、これによって作業性を向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態である案内軌条式軌道車両の排障装置51を示す正面図であり、図2は図1の排障装置51を示す平面図であり、図3は図1の排障装置51を示す左側面図である。案内軌条式軌道車両は、台車の前端部52に一体的に形成される支持脚56によって、鉛直な回転軸線まわりに回転自在に軸支され、軌道車両の走行軌道54に敷設される略I形の案内レール55を水平方向両側から挟持する一対の水平案内輪57、および各水平案内輪57よりも後方で水平な回転軸線まわりに回転駆動される複数対の走行駆動輪58を有する。排障装置51は、これら水平案内輪57および走行駆動輪58を前方から覆い、走行軌道54上の物体を軌道外へ排除するために前端フレーム53に取付けられる。物体とは、たとえば、ホームから走行軌道上に誤って転落した人および手荷物など、車両の走行に支障が生じるものをいう。
【0022】
この排障装置51は、前記案内レール55の上面よりも上方に隙間をあけ、かつ軌道車両の車体の前後軸線に水平面内で垂直な幅方向(図1および図2では左右方向)中央部に設けられる中央排障板59と、走行面よりも上方に隙間L1をあけ、かつ中央排障板59よりも前記幅方向両側方に設けられる左中央および右中央排障器組立体60a,60bと、左中央および右中央排障器組立体60a,60bよりも前記幅方向両側方に設けられる左側方および右側方排障器組立体61a,61bと、左中央および右中央排障器組立体60a,60bを前端フレーム53に着脱可能に連結する第1および第2連結手段62,63とを含む。前記隙間L1は、たとえば65mmに選ばれる。
【0023】
図4は、図1の切断面線IV−IVから見た断面図である。図1〜図3をも参照して、前端フレーム53は、台車の前端部52に複数の取付ボルト64によって固定される一対のフレーム本体65a,65bと、各フレーム本体65a,65bの前端部に複数の取付ボルト67およびナット68によって固定される梁69とから成る。
【0024】
梁69は、軸直角断面が略P字状の形状をなし、車体の前記幅方向(図4では紙面に垂直な方向)に延びる梁本体70と、梁本体70の前記幅方向中央部に設けられる中央取付片71と、梁本体70に前記中央取付片71よりも幅方向両側方で一体的に形成される第1および第2取付片72a,72b;73a,73bと、梁本体70に前記第1および第2取付片72a,72b;73a,73bよりも幅方向両側方である幅方向両端部70a,70bで一体的に形成される側方取付片74a,74bとを有する。
【0025】
中央取付片71は、車体の前記幅方向に鉛直平面内で垂直な上下方向に対し、角度θ2を成して傾斜する傾斜面71aを有する。前記角度θ2は、たとえば22°に選ばれる。
【0026】
中央排障板59は、ゴム製であって軸直角断面が略L字状の形状を有し、複数の連結ボルト76およびナット77によって、略U字状の鋼鉄製押え金75と前記中央取付片71の傾斜面71aとの間に挟持されて固定される。
【0027】
図5は、図1の切断面線V−Vから見た一部拡大断面図である。図4をも参照して、第1取付片72aは、梁本体70の前端面よりも前方に間隔L2をあけて上下方向に延びる前壁78を有する。この前壁78には、略矩形状の形状を有し、前記上下方向に開口する透孔79を有する複数(本実施形態では2つ)のブッシュ80が、前記上下方向に間隔をあけて設けられる。
【0028】
左中央排障器組立体60aは、枠体81と、排障板82と、上段および下段シム84,85とを有する。枠体81は、単一枚の平板をその長手方向両端部107,108を相互に近接する方向に屈曲させて形成される大略的に略三角柱状の中空形状をなし、前記長手方向一端部107が高さ方向に延びて前記長手方向両端部107,108間の長手方向中間部に当接し、また前記長手方向他端部108は前記長手方向一端部107が長手方向中間部に向けて屈曲する屈曲部109付近に当接する。この枠体81は、前記前端フレーム53に取付けられた状態で鉛直方向に延びる背面86と、この背面86に下方になるにつれて遠ざかる方向へ前記角度θ2と同一の角度を成して傾斜する正面87とを有する。
【0029】
排障板82は、上述した中央排障板59と同様の構成、すなわちゴム製で略L字状の軸直角断面形状を有し、その基端部110が複数の取付ボルト89およびナットによって、枠体81の正面87の下部と略U字状の鋼鉄製押え金88との間に挟持されて固定される(図1〜図4参照)。
【0030】
上段および下段シム84,85は、前記取付け状態で枠体81の前記幅方向両端部で、背面86から正面87にわたって水平方向に貫通して、枠体81に一体的に形成される。
【0031】
第1連結手段62は、連結ボルト91,92と、ナット93,94とから成る。各連結ボルト91,92は、前記上段および下段シム84,85にそれぞれ形成されるボルト挿通孔95,96を背面86側から挿通して正面87側でナット93,94にそれぞれ螺着して固定される。これら各連結ボルト91,92の頭部には、前記ブッシュ80の透孔79に嵌合するピン部97,98が一体的に形成される。
【0032】
このようにして第1連結手段62によって前端フレーム53に取付けられた左中央排障器組立体60aは、前記車体の前後方向および幅方向の変位を拘束された状態で、上方に離脱可能に連結される。ここで、「前後方向および幅方向の変位を拘束された状態」とは、前記排障器組立体60aを前記前後方向および幅方向へ変位させようとしても阻止された状態をいう。
【0033】
図6は、図1の切断面線VI−VIから見た一部拡大断面図である。第2取付片73aは、梁本体70の前端面よりも前方に前記間隔L2よりも大きな間隔L3をあけて上下方向に延びる前壁99と、上方に臨んで開口する透孔102が形成される上壁100とを有する。
【0034】
前壁99上には、前方に臨んで開口するスリーブ101が一体的に形成される。また左中央排障器組立体60aの前記幅方向中央部で、かつ上部には中央シム103が形成される。この中央シム103は、前記枠体81の背面86側に直径D1を有する第1内周面111と、前記直径D1よりも大きな直径D2を有する第2内周面112と、第1および第2内周面111,112間に介在される段差面113とを有する。
【0035】
図1〜図4をも参照して、左中央排障器組立体60aと第2取付片73aとは、第2連結手段63によって、車体の前記上下方向および幅方向への変位を拘束された状態で前方に離脱自在に連結される。
【0036】
この第2連結手段63は、中央シム103およびスリーブ101を挿通して、左中央排障器組立体60aを前記前壁99に近接する方向に押圧した状態で、左中央排障器組立体60aの前記上下方向および幅方向の変位を拘束する第1係止手段である第1係止部材104と、前記上壁100の透孔102を挿通して第1係止部材104の前方への変位を係止する第2係止手段である第2係止部材105と、第2係止部材105の上方への変位を係止する第3係止手段である第3係止部材106とによって構成される。
【0037】
図7は第1係止部材104を示す側面図であり、図8は第1係止部材104の背面図である。第1係止部材104は、大略的に円柱状の軸119と、軸119の軸線方向一端部に固定される固定側ばね受け片120と、軸119に挿通される円環状の可動側ばね受け片121と、固定側および可動側ばね受け片120,121間に介在され、前記軸119が挿通される圧縮コイルばね122とを含む。また軸119の前記可動側ばね受け片121が配置される領域よりも軸線方向他端部側の領域には、軸119の一直径線方向に開口する略四角状の嵌合孔126を有する第1嵌合部125と、軸119の前記第1嵌合孔126が開口する領域よりも周方向に90°ずれた位置で一半径線方向外方に突出する一対の嵌合突起124とが設けられる。嵌合孔126の前記軸119の開口の周縁部には、嵌合孔126の軸線に近接するにつれて軸119の半径方向内方に近接する方向へ傾斜する案内面127が形成される。
【0038】
上述した第2取付片73aの前壁99に一体的に形成されるスリーブ101は、図8に仮想線129によって示される。このスリーブ101の内周面129は、軸直角断面形状が大略的に楕円状であり、軸119の第1嵌合部125を挿通するときに、前記嵌合突起124が突出する前記一直径線方向と、内周面129の長軸が延びる方向とを一致させた状態で前記嵌合突起124が引掛かることなく挿通することができ、かつ第1嵌合部125を挿通させた状態で、軸119をその軸線まわりに90°回転させると、嵌合突起124とスリーブ101の裏側端面128とが当接し、抜け止めされるような大きさに選ばれる。
【0039】
再び図6をも参照して、左中央排障器組立体60aは、第1係止部材104の第1嵌合部125が中央シム103およびスリーブ101を挿通した状態で、前記可動側ばね受け片121が中央シム103の段差面113に弾発的に当接し、これによって前端フレーム53に近接する方向に押圧された状態で連結される。この状態で第1係止部材104は、その嵌合突起124がスリーブ101の裏側端面128に当接し、前方への変位が拘束された状態で、軸119の軸線まわりに回転可能に連結される。
【0040】
固定側ばね受片120の前記軸線方向一端面には、大略的にU字状の把持部131が設けられる。操作者は、この把持部131を手指で把持して軸119を前端フレーム53に近接する方向へ押し込んだり、軸119の軸線まわりに回転させることを容易に行うことができる。
【0041】
図9は、第2および第3係止部材105,106を示す断面図である。図6をも参照して、第2係止部材105は、大略的にL字形の形状を有し、この軸線方向一端部に前記第1係止部材104の第1嵌合部125に挿脱自在に嵌合する第2嵌合部130が形成され、軸線方向他端部に第2嵌合部130が第1嵌合部125に嵌合した状態で図6に示されるように外部に露出する第3嵌合部133が形成される。第2嵌合部130は、前記略四角状の嵌合孔126に嵌合突起132を有し、また第3嵌合部133は、略円錐台状の形状を有する嵌合凸部分135を有する。また第2嵌合部130には、フランジ134が形成される。このフランジ134は、嵌合突起132を図6に示すように透孔102に挿入したとき上壁100の上側表面に当接して、これによって第2嵌合部130が位置決めされる。
【0042】
第3係止部材106は、軸直角断面が大略的に円形であって、略L字状に屈曲して形成され、図1および図2に示されるように第2取付片73aの上壁100を挿通し図示しないナットに螺着して固定されるL形軸136を有する。このL形軸136は、水平部137と鉛直部138とを有し、鉛直部138には、上述したように第2取付片73aの上壁100の内側で図示しないナットに螺着するためのねじ部139と、上壁100に形成される断面形状が四角形の透孔(図示せず)に挿入される軸部140と、フランジ141とを有する。上述した図1および図2に示されるように、L形軸136が上壁100を挿通し固定された状態では鉛直部138の軸線まわりの回転が阻止される。
【0043】
L形軸136の水平部137には、第2の圧縮コイルばね142が装着され、その軸線方向一端部が水平部137の外周面に一体的に形成される固定側ばね受けリング143に当接し、この状態で圧縮コイルばね142を外包するように中空円筒状の操作部材144が設けられる。操作部材144は、圧縮コイルばね142を外包する領域よりも半径方向内方に突出する内周面149を有し、圧縮コイルばね142の前記軸線方向他端部に円環状の可動側ばね受けリング148を介して当接する当接片145を有する。この操作部材144は、圧縮コイルばね142のばね力によって前記水平部137の軸線方向他端側に付勢され、自然状態では、当接片145がL形軸136の外周に形成されるストッパ146に弾発的に当接する。また操作部材144には、前記第2係止部材105の第3嵌合部133が嵌合する第4嵌合部147が溶接などの手段によって一体的に固定される。この第4嵌合部147は、第3嵌合部133の嵌合凸部分135が嵌合可能な嵌合凹所150を有する。
【0044】
再び図1、図2および図6をも参照して、第1係止部材104が左中央排障器組立体60aを前端フレーム53に弾発的に押圧した状態で、第1嵌合部125が前壁99よりも後方へ突出し、この状態で、第2係止部材105の第2嵌合部130が上壁100の透孔102を挿通して第1嵌合部125に嵌合する。この状態で第1係止部材104は、その軸線まわりの角変位が拘束され、また軸線方向の変位がスリーブ101と第2係止部材105とによって拘束される。第2係止部材105は、その第2嵌合部130が上述したように嵌合した状態で、第3嵌合部133に第4嵌合部147が嵌合し、これによって第2係止部材105の上方への変位が拘束される。第4嵌合部147は、自然状態では圧縮コイルばね142のばね力によって弾発的に第3嵌合部133に嵌合する嵌合位置に配置され、操作者の手指によって前記ばね力に抗し、嵌合位置から退避して前記嵌合状態が解除される嵌合解除位置に配置させることができる。
【0045】
このように構成される第2連結手段63によって、左中央排障器組立体60aが前端フレーム53の第2取付片73aに車体の前記上下方向および幅方向の変位を拘束された状態で直結される。
【0046】
左側方排障器組立体61aは、梁本体70の軸線方向一端部70aに、前記車体の幅方向に間隔をあけて設けられる側方取付片74aに複数のボルトおよびナットによって固定される。この梁本体70の軸線方向一端部70aは、車体の幅方向外方になるにつれて後方へ屈曲して形成され、これによって左側方排障器組立体61aの正面は、前記屈曲した方向に傾斜して設けられる。したがって、車体の前方から接触した物体を前記左側方排障器組立体61aの正面に案内して、車体よりも幅方向外方へ排除することができる。
【0047】
右中央排障器組立体60bおよび右側方排障器組立体61bは、車体の中心軸線を含み、かつ梁本体70の軸線に直交する一仮想平面に関して、左中央排障器組立体60aおよび左側方排障器組立体61aと面対称な構成を有し、重複するので説明は省略する。
【0048】
このようにして前端フレーム53に取付けられる中央排障板59、左中央および右中央排障器組立体60a,60b、ならびに左側方および右側方排障器組立体61a,61bのうち、左中央および右中央排障器組立体60a,60bは、走行軌道54上の物体が前記各排障器組立体60a,60bよりも下方を通過して案内レール55と水平案内輪57との間に挟込まれた場合に、迅速に前端フレーム53から取外す必要がある。この左中央および右中央排障器組立体60a,60bを前端フレーム53から取外すときは、まず第2連結手段63の第3係止部材106の操作部材144を操作者の手指で把持して、前記嵌合位置から嵌合解除位置へ第2の圧縮コイルばね142のばね力に抗して変位させる。これによって第3係止部材106による第2係止部材105の係止状態が解除され、次に操作者は、第2係止部材105を手指で把持して第1嵌合部125から第2嵌合部132が離脱する方向、すなわち上方へ変位させる。これによって第2係止部材105による第1係止部材104の軸119の軸線まわりの角変位の拘束が解除され、次に操作者は把持部131を手指で把持して前記軸119の軸線まわりに90°回転させ、第1係止部材104を前端フレーム53の第2取付片73a,73bから抜き取る。これによって各排障器組立体60a,60bの上方への変位の拘束が解除され、この状態で排障器組立体60a,60bを上方へ変位させて前端フレーム53から離脱させることができる。ここで、「変位の拘束が解除された状態」とは、変位させることが可能な状態をいう。
【0049】
このように排障器組立体60a,60bを、前端フレーム53から取外す作業を、従来技術と比較して工具を用いることなく行うことができるので、取外し作業の際に工具を使用する手間をなくして作業性の向上を図ることができる。
【0050】
また取外した左中央および右中央排障器組立体60a,60bを前端フレーム53に取付けるときは、取付けようとする排障器組立体60a,60bを把持して各ピン部97,98がブッシュ80の各透孔79に嵌合するように運び、次に第1係止部材104の先端部を透孔102内に押し込んで90°回転させ、この状態で第2係止部材105の第2嵌合部132を第1係止部材104の第1嵌合部125に嵌合させ、操作部材144を手指で把持して第3嵌合部133に、第4嵌合部147を嵌合させる。このようにして前記各排障器組立体60a,60bを容易に取付けることができる。
【0051】
上述した実施形態では、左側方および右側方排障器組立体61a,61bは、ボルトおよびナットによって前端フレーム53に固定されているけれども、これに限定されることはなく、上述した第1および第2連結手段62,63によって着脱可能に取付けてもよい。
【0052】
また再び図5を参照して前記長手方向他端部108は、前記長手方向一端部107の屈曲部109に当接した状態で配置されているので、たとえば排障器組立体60a,60bを前端フレーム53に取付けた状態で、走行軌道上の物体が前記一端部107よりの下部に衝突し、これによって枠体81に上向きに大きな外力が加わったとしても、前記長手方向他端部108が屈曲部109の表面上を図5および図6における右斜め上方に案内されて摺動し、これによって前記物体に作用する外力が緩和されて物体の損傷が軽減されるとともに、ピン部97,98が不所望に透孔79から外れてしまうという不具合をなくすことができる。
【0053】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、排障器組立体は、第1連結部材によって車体の前後軸線に沿う方向およびこの前後方向に水平面内で垂直に交差する幅方向の変位を拘束され、かつ第2連結部材によって車体の少なくとも上下方向の変位を拘束された状態で、前端フレームに連結される。
【0054】
排障器組立体を前端フレームから取外すときは、まず第2連結部材による前記上下方向の変位拘束状態を、第2連結部材を離脱させることによって解除する。これによって排障器組立体は、前端フレームに、上方に離脱可能に連結された状態となり、この状態で排障器組立体を上方へ変位させて、前端フレームから取外す。
【0055】
このようにして排障器組立体を前端フレームから容易に、かつ迅速に取外すことができる。
【0056】
また取外した排障器組立体を再び前端フレームに取付けるときは、まず第1連結部材を用いて排障器組立体を前端フレームに前後方向および幅方向への変位を拘束した状態にして取付け、次に第2連結手段を用いて排障器組立体を少なくとも上下方向への変位を阻止した状態で取付け、固定する。このようにして取付け作業も容易に、かつ迅速に行うことができる。
【0057】
請求項2記載の本発明によれば、第2連結手段は、第1、第2および第3係止手段を含み、第1係止手段は第1嵌合部を有し、第2係止手段は、第1嵌合部に上方から挿脱自在に嵌合する第2嵌合部と、第3嵌合部とを有し、第3係止手段は、嵌合位置および嵌合解除位置とに変位することによって第3嵌合部および嵌合を解除する第4嵌合部を有する。
【0058】
排障器組立体は、第1係止手段によって前端フレームに近接する方向に押圧された状態で係合され、少なくとも上下方向への変位が拘束される。この状態で、第1係止手段は、その第1嵌合部が前壁から後方に突出して配置され、この第1嵌合部に第2係止手段の第2嵌合部が嵌合して第2係止手段に係止される。この状態で、第2係止手段は、その第3嵌合部が車体の外部に露出した位置に配置され、この第3嵌合部には前記嵌合位置に配置させた第3係止手段の第4嵌合部が嵌合して、第3係止手段に係止される。
【0059】
第2連結手段による排障器組立体の上下方向への変位の拘束状態を解除するときは、まず第3係止手段の第4嵌合部を操作者の手指で把持して前記嵌合位置から嵌合解除位置へ変位させ、次に第2係止手段を手指で把持して第1嵌合部から第2嵌合部が離脱する方向へ変位させ、最後に第1係止手段を前記前端フレームおよび排障器組立体から離脱させる。これによって排障器組立体の上下方向への変位の拘束状態が解除され、この状態で操作者は、排障器組立体を上方向または下方向へ変位させて、前端フレームから離脱させることができる。
【0060】
このように排障器組立体を、前端フレームから取外す作業を、工具を用いることなく、これによって作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である案内軌条式軌道車両の排障装置51を示す正面図である。
【図2】図1の排障装置51を示す平面図である。
【図3】図1の排障装置51を示す右側面図である。
【図4】図1の切断面線IV−IVから見た断面図である。
【図5】図1の切断面線V−Vから見た一部の拡大断面図である。
【図6】図1の切断面線VI−VIから見た一部の拡大断面図である。
【図7】第1係止部材104を示す側面図である。
【図8】第1係止部材104を示す背面図である。
【図9】第2および第3係止部材105,106を示す断面図である。
【図10】典型的な従来技術である軌道車両の排障装置1を示す正面図である。
【図11】図10に示される排障装置1の平面図である。
【図12】図10に示される排障装置1の左側面図である。
【図13】図10の切断面線XIII−XIIIから見た断面図である。
【図14】図10の切断面線XIV−XIVから見た断面図である。
【図15】図10の切断面線XV−XVから見た断面図である。
【符号の説明】
51 排障装置
52 台車の前端部
53 前端フレーム
54 走行軌道
57 水平案内輪
58 走行駆動輪
60a,60b;61a,61b 排障器組立体
62 第1連結手段
63 第2連結手段
78,99 前壁
100 上壁
104 第1係止部材
105 第2係止部材
106 第3係止部材
125 第1嵌合部
130 第2嵌合部
133 第3嵌合部
147 第4嵌合部

Claims (2)

  1. 軌道車両の前端部の下部に設けられる前端フレームに、走行面よりも上方に隙間をあけ、かつ前輪よりも前方で車体の前後軸線に水平面内で垂直な幅方向に沿って設けられる複数の排障器組立体を備える軌道車両の排障装置において、
    各排障器組立体のうち少なくとも1つは、前後方向および前記幅方向の変位を拘束された状態で、上方に離脱自在に連結する第1連結手段によって前記前端フレームに着脱可能に連結され、
    前記第1連結手段によって前後方向および幅方向の変位を拘束された排障器組立体は、少なくとも上下方向への変位を拘束された状態で、前方に離脱自在に連結する第2連結手段によって前記前端フレームに着脱可能に連結されることを特徴とする軌道車両の排障装置。
  2. 第2連結手段は、前端フレームの前壁を挿通して排障器組立体を前記前壁に近接する方向に押圧した状態で、前壁から後方に突出する第1嵌合部を有し、この状態で排障器組立体の少なくとも上下方向の変位を拘束する第1係止手段と、
    第1嵌合部に上方から挿脱可能に嵌合する第2嵌合部と、この第2嵌合部が第1嵌合部に嵌合した状態で外部に露出する第3嵌合部とを有し、第1係止手段が排障器組立体を押圧した状態で第1係止手段を係止する第2係止手段と、
    第3嵌合部に嵌合する嵌合位置と、この嵌合位置から退避し、第3嵌合部との嵌合状態が解除される嵌合解除位置とに変位可能な第4嵌合部を有し、前端フレームに連結される第3係止手段とを含むことを特徴とする請求項1記載の軌道車両の排障装置。
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