JP4031006B2 - 無線通信システム、無線送信機及び無線受信機 - Google Patents
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Description
このため、特定小電力データ伝送用周波数帯域の無線機を利用した、双方向の通信を行う伝送装置として、受信データの電界強度を所定の閾値と比較し、比較結果によりデータブロック長を短/長に変更し、無線通信の衝突を防止する構成がある(例えば、特許文献1参照)。
以下、本発明の第1の実施形態による無線通信システムを図面を参照して説明する。図1は同実施形態による無線通信システムの構成例を示すブロック図である。
この図1において、送信機1は、RFタグ,ICタグなどの小電力無線を用いた無線送信機であり、無線変調部11,キャリア検出部12,制御部13,プリアンブル挿入部14、ベースバンド符号化部15、クロック部16,データメモリ部17を有している。
受信機2は、上記RFタグやICタグなどから識別番号などを収集して、タグの識別処理を行うタグリーダなどであり、無線復調部21,プリアンブルマッチング部22,制御部23,ベースバンド復号部24,データサンプリングクロック部25,インターフェース部26を有している。ここで、クロック部16及びデータサンプリングクロック部25は、水晶発振子,スイッチ及びクロック逓倍器が設けられキャリア検出率が閾値を超えた場合、スイッチによりクロック逓倍器を介して、周波数を上げる構成となっている。
まず、送信機1の動作を図2のフローチャートに従い説明する。
ステップS1において、キャリア検出部12は、受信機2からのデータ収集の制御信号を受信し、自身を識別するID(識別情報)と、記憶されている固有情報や測定などにより取得した情報からなる送信データ(信号もしくは応答信号)をデータメモリ17から読み出し、この送信データを受信機2に発信する際、自身の送信データの発信に用いている周波数帯近傍におけるキャリア検出を行う。
このとき、キャリア検出部12は、上記キャリア検出率が設定されている閾値を超えていないことを検出した場合、超えていないことを示す通知信号を制御部13へ出力するとともに処理をステップ3へ進め、一方、上記キャリア検出率が設定されている閾値を超えていることを検出した場合、超えていることを示す通知信号を制御部13へ出力するとともに処理をステップ8へ進める。
このとき、制御部13は上記通知信号を受信すると、データメモリ17から送信機1のID及びペイロードを読み出し、ベースバンド符号化部15へ出力する。
これにより、クロック部16は、ベースバンド符号化部15に対して供給するクロックの周波数を、クロックの周波数が1/Td1に対応したものに変更する。
そして、ベースバンド符号化部15は、周波数が1/Td1のクロックにより、送信データの符号化(マンチェスター符号化,NRZ,NRZIなどのビット区間で電圧の状態をクロックに同期させて、高低の電圧レベルにて変化させるため、クロックの周波数が検出し易い符号形式)を行い、符号化されたベースバンド信号をプリアンブル挿入部14へ出力する。
そして、ステップS5において、プリアンブル挿入部14は、図3に示すように、終端パルスの周波数が1/T1の所定のパターンのプリアンブルを、上記ベースバンド信号に付加して、パケットを生成して無線変調部11へ出力する。
そして、ステップS7において、無線変調部11は、変調した無線パケットをアンテナを介して、受信機2に対して発信する。
これにより、クロック部16は、ベースバンド符号化部15に対して供給するクロックの周波数を、クロックのパルス幅Td2に対応したものに変更する。
そして、ベースバンド符号化部15は、周波数が1/Td2のクロックにより、送信データの符号化(マンチェスター符号化,NRZ,NRZIなどのビット区間で電圧の状態をクロックに同期させて、高低の電圧レベルにて変化させるため、クロックの周波数が検出し易い符号形式)を行い、符号化されたベースバンド信号をプリアンブル挿入部14へ出力する。
そして、ステップS5において、プリアンブル挿入部14は、図3に示すように、終端パルスのパルス幅がT2の所定のパターンのプリアンブルを、上記ベースバンド信号に付加して、パケットを生成して無線変調部11へ出力する。
このため、ベースバンド符号化された後のベースバンド信号の時間的な長さが、キャリア検出率が設定された閾値を超えない場合に比較して、キャリア検出率が設定された閾値を超えた場合に短くなり、複数の送信機1からの無線パケットの衝突の確率を低減することができる。
そして、ベースバンド符号化に用いるクロックの周波数を上げる(または送信データのデータ長(ビット数)を削減する)処理を行った後、以降の送信タイミングにおいて、10回中の5回(50%)未満でキャリア検出された場合に、次に実際に無線パケットを送信するタイミングにおいて、変更したクロックの周波数(または送信データ長)を元に戻す。
ステップS11において、無線復調部21は、アンテナを介して受信した無線パケットを、送信機1の無線変調部11が使用していた変調クロックと同様の周波数の復調クロックを用いて復調してパケットを再生する。
そして、プリアンブルマッチング部22は、プリアンブルをパケットから削除して、ベースバンド信号としてベースバンド復号部24へ出力する。
このとき、制御部23は、入力される終端パルス幅がT1であることを検出した場合、処理をステップS14へ進め、一方、入力される終端パルス幅がT2であることを検出した場合、処理をステップS17へ進める。
これにより、データサンプリングクロック部25は、1/Td1の周波数のクロックをベースバンド復号部24に対して供給し、処理をステップS15へ進める。
そして、インターフェース部16は、シリアルインターフェースまたはEthernet(登録商標)インターフェース等であり、それぞれのインターフェースのデータ形式に送信データを変更して、外部の装置へ出力する。
これにより、データサンプリングクロック部25は、1/Td2の周波数のクロックをベースバンド復号部24に対して供給し、処理をステップS15へ進める。
以下、本発明の第2の実施形態による無線通信システムを図面を参照して説明する。図5は同実施形態による無線通信システムの構成例を示すブロック図である。
第2の実施形態による無線通信システムの図5において、第1の実施形態による無線通信システムと同様の構成については同一の符号を付して、説明を省略する。
この図5において、送信機1は、RFタグ,ICタグなどの小電力無線を用いた無線送信機であり、無線変調部11,キャリア検出部12,制御部13,プリアンブル挿入部14、ベースバンド符号化部15、クロック部16,データメモリ部17を有している。
また、受信機2は、上記RFタグやICタグなどから識別番号などを収集して、タグの識別処理を行うタグリーダなどであり、無線復調部21,プリアンブルAマッチング部22A,プリアンブルBマッチング部22B,制御部23,ベースバンド復号部24,データサンプリングクロック部25,インターフェース部26を有している。
まず、送信機1の動作を図6のフローチャートに従い説明する。
ここで、ステップS1,S2,S3,S6,S7及びS8の処理については、第1の実施形態の図2のフローチャートと同様のため、説明を省略する。
次に、ステップS24において、プリアンブル挿入部14は、ベースバンド信号に付加するプリアンブルのパターンの型をパターンAとする。このパターンAは、ベースバンド符号化が1/Td1の周波数のクロックによって行われたことを示すものである。このパターンAとパルス幅Td1との対応関係は、あらかじめ無線通信システムにおける送信機1及び受信機2間において決められている。
そして、ステップS25において、プリアンブル挿入部14は、図7に示すように、パターンAのプリアンブルを、上記ベースバンド信号に付加して、パケットを生成して無線変調部11へ出力する。
ここで用いるパターンA及びパターンBのデータはデータメモリ部17に予め記憶されており、その都度、プリアンブル挿入部14がデータメモリ部17からパターンA及びパターンBのデータを読み出して用いる。
そして、ステップS25において、プリアンブル挿入部14は、図7に示すように、パターンBのプリアンブルを、上記ベースバンド信号に付加して、パケットを生成して無線変調部11へ出力する。
ここで、送信機1の動作の説明と同様に、S14〜S17の処理については、第1の実施形態の図4のフローチャートと同様のため、説明を省略する。
ステップS11において、無線復調部21は、アンテナを介して受信した無線パケットを、送信機1の無線変調部11が使用していた変調クロックと同様の周波数の復調クロックを用いて復調してパケットを再生する。
そして、プリアンブルAマッチング部22Aは、プリアンブルのパターンの型がAであることを検出すると、パターンがAであることを示すパターン確認信号を制御部23へ出力し、プリアンブルのパターンがAでないことを検出すると、パターンがAでないことを示すパターン確認信号を制御部23へ出力する。
そして、プリアンブルAマッチング部22Aは、プリアンブルをパケットから削除して、ベースバンド信号としてベースバンド復号部24へ出力する。
そして、プリアンブルBマッチング部22Bは、プリアンブルのパターンの型がBであることを検出すると、パターンがBであることを示すパターン確認信号を制御部23へ出力し、プリアンブルのパターンがBでないことを検出すると、パターンがBでないことを示すパターン確認信号を制御部23へ出力する。
そして、プリアンブルBマッチング部22Bは、プリアンブルをパケットから削除して、ベースバンド信号としてベースバンド復号部24へ出力する。
このとき、制御部23は、入力されるパターン確認信号によるパターンの型がAであることを検出した場合、処理をステップS14へ進め、一方、入力されるパターン確認信号によるパターンの型がBであることを検出した場合、処理をステップS17へ進める。
以降のステップS14〜S17の処理は、図4に示す第1の実施形態の受信機2の動作と同様のため、説明を省略する。
以下、本発明の第3の実施形態による無線通信システムを図面を参照して説明する。図9は同実施形態による無線通信システムの構成例を示すブロック図である。
第3の実施形態による無線通信システムの図9において、第2の実施形態による無線通信システムと同様の構成については同一の符号を付して、説明を省略する。
この図9において、送信機1は、RFタグ,ICタグなどの小電力無線を用いた無線送信機であり、無線変調部11,キャリア検出部12,制御部13,プリアンブル挿入部14、ベースバンド符号化部15、クロック部16,データメモリ部17を有している。
この第3の実施形態においては、第1及び第2の実施形態と異なり、送信データのデータ長(ビット数)を削減して、送信機1が発信する無線パケットのパケット長を短くし、複数の送信機1からの無線パケットの衝突を削減するものである。
このため、クロック部16及びデータサンプリングクロック部25は各々対応する制御部13,23からの周波数変更の制御を受けることなく所定の周波数のクロックを、それぞれベースバンド符号化部15,ベースバンド復号部24へ供給している。
まず、送信機1の動作を図10のフローチャートに従い説明する。
ここで、ステップS1,S6およびS7の処理については、第1及び第2の実施形態の図2,6のフローチャートと同様のため、説明を省略する。
このとき、キャリア検出部12は、上記キャリア検出率が設定されている閾値を超えていないことを検出した場合、超えていないことを示す通知信号を制御部13へ出力するとともに処理をステップ33へ進め、一方、上記キャリア検出率が設定されている閾値を超えていることを検出した場合、超えていることを示す通知信号を制御部13へ出力するとともに処理をステップ38へ進める。
そして、ベースバンド符号化部15は、クロック部16から供給されるクロックにより、入力される送信機1のID及びペイロードを含む送信データの符号化(マンチェスター符号化,NRZ,NRZIなどのビット区間で電圧の状態をクロックに同期させて、高低の電圧レベルにて変化させるため、クロックの周波数が検出し易い符号形式)を行い、符号化されたベースバンド信号をプリアンブル挿入部14へ出力する。
そして、ステップS35において、プリアンブル挿入部14は、図11に示すように、パターンAのプリアンブルを、上記ベースバンド信号に付加して、パケットを生成して無線変調部11へ出力する。
ここで用いるパターンA及びパターンBのデータはデータメモリ部17に予め記憶されており、その都度、プリアンブル挿入部14がデータメモリ部17からパターンA及びパターンBのデータを読み出して用いる。
そして、ベースバンド符号化部15は、クロック部16から供給されるクロックにより、入力される送信機1のIDのみの符号化を行い、符号化されたベースバンド信号をプリアンブル挿入部14へ出力する。
そして、ステップS35において、プリアンブル挿入部14は、図11に示すように、パターンBのプリアンブルを、上記ベースバンド信号に付加して、パケットを生成して無線変調部11へ出力する。
ここで、送信機1の動作の説明と同様に、S11,S22,S16の処理については、第2の実施形態の図8のフローチャートと同様のため、説明を省略する。
ステップS43において、制御部23は、入力されるパターン確認信号によるプリアンブルのパターンの型を検出、すなわち、パターン確認信号がパターンAを示すものかパターンBを示すものかのいずれであるかの検出を行う。
このとき、制御部23は、入力されるパターン確認信号によるパターンの型がAであることを検出した場合、処理をステップS44へ進め、一方、入力されるパターン確認信号によるパターンの型がBであることを検出した場合、処理をステップS47へ進める。
以下、本発明の第4の実施形態による無線通信システムを図面を参照して説明する。図13は同実施形態による無線通信システムの構成例を示すブロック図である。
第4の実施形態による無線通信システムの図13において、第3の実施形態による無線通信システムと同様の構成については同一の符号を付して、説明を省略する。
この図13において、送信機1は、RFタグ,ICタグなどの小電力無線を用いた無線送信機であり、無線変調部11,キャリア検出部12,制御部13,プリアンブル挿入部14、ベースバンド符号化部15、クロック部16,データメモリ部17,フラグ挿入部18を有している。
この第4の実施形態においては、無線パケット長を短くする手法が第3の実施形態と同様であり、クロック部16及びデータサンプリングクロック部25は各々対応する制御部13,23からの周波数変更の制御を受けることなく所定の周波数のクロックを、それぞれベースバンド符号化部15,ベースバンド復号部24へ供給している。
まず、送信機1の動作を図14のフローチャートに従い説明する。
ここで、ステップS1,S6,S7の処理については、第3の実施形態の図10のフローチャートと同様のため、説明を省略する。
このとき、キャリア検出部12は、上記キャリア検出率が設定されている閾値を超えていないことを検出した場合、超えていないことを示す通知信号を制御部13へ出力するとともに処理をステップ53へ進め、一方、上記キャリア検出率が設定されている閾値を超えていることを検出した場合、超えていることを示す通知信号を制御部13へ出力するとともに処理をステップ58へ進める。
そして、ベースバンド符号化部15は、クロック部16から供給されるクロックにより、入力される送信機1のID及びペイロードを含む送信データの符号化(マンチェスター符号化,NRZ,NRZIなどのビット区間で電圧の状態をクロックに同期させて、高低の電圧レベルにて変化させるため、クロックの周波数が検出し易い符号形式)を行い、符号化されたベースバンド信号をフラグ挿入部18へ出力する。
このフラグ「0」は、ベースバンド信号(すなわち送信信号)が送信機1のID及びペイロードを含んでいることを示すものである。このフラグのビットの「0」と送信データのデータ長との対応関係は、あらかじめ無線通信システムにおける送信機1及び受信機2間において決められている。
ここで用いるフラグのデータはデータメモリ部17に予め記憶されており、その都度、フラグ挿入部18がデータメモリ部17からフラグの数値を読み出して用いる。
そして、ベースバンド符号化部15は、クロック部16から供給されるクロックにより、入力される送信機1のIDのみの符号化を行い、符号化されたベースバンド信号をフラグ挿入部18へ出力する。
このフラグ「1」は、ベースバンド信号(すなわち送信信号)が送信機1のIDのみであることを示すものである。このフラグのビットの「1」と送信データのデータ長との対応関係は、あらかじめ無線通信システムにおける送信機1及び受信機2間において決められている。
ここで用いるフラグのデータはデータメモリ部17に予め記憶されており、その都度、フラグ挿入部18がデータメモリ部17からフラグの数値を読み出して用いる。
ここで、送信機1の動作の説明と同様に、S16の処理については、第3の実施形態の図12のフローチャートと同様のため、説明を省略する。
ステップS11において、無線復調部21は、アンテナを介して受信した無線パケットを、送信機1の無線変調部11が使用していた変調クロックと同様の周波数の復調クロックを用いて復調してパケットを再生する。
そして、プリアンブルマッチング部22は、検出されたフラグのビットを残して、プリアンブルをパケットから削除して、フラグが付加されたベースバンド信号として、フラグ識別部28へ出力する。
このとき、フラグ識別部28は、フラグのビットが「0」であることを検出した場合、処理をステップS64へ進め、一方、フラグのビットが「1」であることを検出した場合、処理をステップS67へ進める。
2…受信機
11…無線変調部
12…キャリア検出部
13,23…制御部
14…プリアンブル挿入部
15…ベースバンド符号化
16…クロック部
17…データメモリ部
21…無線復調部
22…プリアンブルマッチング部
22A…プリアンブルAマッチング部
22B…プリアンブルBマッチング部
24…ベースバンド復号部
25…データサンプリングクロック部
26…インターフェース部
Claims (10)
- 入力されるクロックにより、送信するデータのベースバンド符号化を行うベースバンド変調部と、
ベースバンド符号化のクロックを生成するクロック部と、
所定の期間内におけるキャリア検出率が設定された閾値を超えたか否かの検出を行うキャリア検出部と、
キャリア検出率が前記閾値を超えたことを検出した場合、前記クロックの周波数を逓倍する制御部と
を有することを特徴とする無線送信機。 - プリアンブルを前記データに付与するプリアンブル部を有し、このプリアンブル部にクロックの周波数を示すクロック情報が付加されていることを特徴とする請求項1に記載の無線送信機。
- 前記クロック情報がクロックの周波数に応じて制御される終端パルス長の長さ、またはプリアンブルのパターンであることを特徴とする請求項2に記載の無線送信機。
- 入力されるクロックにより、送信するデータのベースバンド符号化を行うベースバンド変調部と、
ベースバンド変調のクロックを生成するクロック部と、
所定の期間内におけるキャリア検出率が設定された閾値を超えたか否かの検出を行うキャリア検出部と、
キャリア検出率が前記閾値を超えたことを検出した場合、前記送信するデータのデータ長を短くする制御部と
を有することを特徴とする無線送信機。 - プリアンブルを前記データに付与するプリアンブル部を有し、このプリアンブル部が送信するデータのデータ長に応じてプリアンブルのパターンを変更することを特徴とする請求項4に記載の無線送信機。
- ベースバンド符号化されたデータにフラグを付与するフラグ挿入部を有し、このフラグ挿入部が送信するデータのデータ長に応じて挿入するフラグを変更することを特徴とする請求項4に記載の無線送信機。
- 付加されるプリアンブルのクロック情報により、送信信号のベースバンド符号化のクロック数が示されたパケットを無線通信機から受信する無線受信機であって、
前記パケットのプリアンブルのパターンマッチングを行うとともに、プリアンブルのクロック情報を抽出するプリアンブルマッチング部と、
前記クロック情報により、ベースバンド復号のクロックを制御するデータサンプリングクロック部と、
前記クロックにより前記データのベースバンド復号を行うベースバンド復号部と
を有することを特徴とする無線受信機。 - 入力されるクロックにより、送信するデータのベースバンド符号化を行うベースバンド変調部と、ベースバンド符号化のクロックを生成するクロック部と、所定の期間内におけるキャリア検出率が設定された閾値を超えたか否かの検出を行うキャリア検出部と、キャリア検出率が前記閾値を超えたことを検出した場合、前記クロックの周波数を逓倍する制御部と、クロックの周波数を示すクロック情報が付加されたプリアンブルを前記データに付与してパケットとするプリアンブル部と、このパケットを変調して送信信号として発信する発信部とを有する無線送信機と、
前記送信信号を受信し、この送信信号を復調してパケットとする受信部と、パケットのプリアンブルのパターンマッチングを行うとともに、プリアンブルのクロック情報を抽出するプリアンブルマッチング部と、前記クロック情報により、ベースバンド復号のクロックを制御するデータサンプリングクロック部と、前記クロックにより送信されたデータのベースバンド復号を行うベースバンド復号部とを有する無線受信機と
を有することを特徴とする無線通信システム。 - 入力されるクロックにより、送信するデータのベースバンド符号化を行うベースバンド変調部と、ベースバンド変調のクロックを生成するクロック部と、所定の期間内におけるキャリア検出率が設定された閾値を超えたか否かの検出を行うキャリア検出部と、キャリア検出率が前記閾値を超えたことを検出した場合、前記送信するデータのデータ長を短くする制御部と、送信するデータのデータ長を示すデータ長情報が付加されたプリアンブルを前記データに付与してパケットとするプリアンブル部と、このパケットを変調して送信信号として発信する発信部とを有する無線送信機と、
前記送信信号を受信し、この送信信号を復調してパケットとする受信部と、パケットのプリアンブルのパターンマッチングを行うとともに、プリアンブルのクロック情報を抽出するプリアンブルマッチング部と、このパケットをクロックによりベースバンド復号するベースバンド復号部と、前記クロック情報により、送信されたデータのデータ長を検出する制御部と、検出されたデータ長に基づき送信されたデータのベースバンド復号を行うベースバンド復号部とを有する無線受信機と
を有することを特徴とする無線通信システム。 - 入力されるクロックにより、送信するデータのベースバンド符号化を行うベースバンド変調部と、ベースバンド変調のクロックを生成するクロック部と、所定の期間内におけるキャリア検出率が設定された閾値を超えたか否かの検出を行うキャリア検出部と、キャリア検出率が前記閾値を超えたことを検出した場合、前記送信するデータのデータ長を短くする制御部と、送信するデータのデータ長を示すフラグを付加するフラグ挿入部と、このフラグが付加されたデータにプリアンブルを付与してパケットとするプリアンブル部と、このパケットを変調して送信信号として発信する発信部とを有すう無線送信機と
前記送信信号を受信し、この送信信号を復調してパケットとする受信部と、パケットのプリアンブルのパターンマッチングを行うプリアンブルマッチング部と、フラグの識別を行うフラグ識別部と、前記フラグにより、送信されたデータのデータ長を検出する制御部と、検出されたデータ長に基づき送信されたデータのベースバンド復号を行うベースバンド復号部とを有する無線受信機と
を有することを特徴とする無線通信システム。
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