JP4030888B2 - モジュール用ソケット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品を搭載した基板、ICユニット等のモジュールを収容し、プリント配線基板へ電気接続させるモジュール用ソケットに関し、更に詳しくは、収容したモジュールの周囲をシールドするモジュール用ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
特定機能を実行する為の回路部品をまとめて基板上に実装したり、記憶部等の特定機能の集積回路素子をユニット化したモジュールを、全体のシステムに応じてプリント配線基板へ着脱自在に取り付ける為の接続部品としてモジュール用ソケットが知られている(記載すべき先行技術文献情報は、見当たらない)。
【0003】
図8、図9は、この従来のモジュール用ソケット100を示すもので、上方に開口する収容凹部101が凹設されることにより矩形枡状に形成された絶縁ケース102と、収容凹部101にターミナル接触部103aを臨ませて絶縁ケース102に取り付けられる複数のコンタクト103と、同じく絶縁ケース102に取り付けられる4本の接地コンタクト104で構成されている。
【0004】
絶縁ケース102は、底板102aとその周縁から一体に立設された矩形枠からなるもので、矩形枠に囲まれた内部が、直方体状のモジュール110を収容する収容凹部101となっている。
【0005】
複数のコンタクト103は、それぞれ帯状金属片の一側が矩形枠を構成する周壁105の内側面に沿って起立支持され、鋭角に折り曲げられた他側の自由端が円弧状に折り曲げられ、モジュール110のターミナル111に弾性接触するターミナル接触部103aとなっている。
【0006】
接地コンタクト104は、帯状金属片の一側を逆V字状に折り曲げ、中間の支持板部104aと折曲端側に抜け止め接触片104bを形成したもので、周壁105の内側面に沿って凹設された取付溝105aに支持板部104aが固定され、固定した状態で、抜け止め接触片104bが収容凹部101の内方に向かって傾斜して配設される。
【0007】
接地コンタクト104は、コンタクト103と干渉しない各周壁105に固定され、これにより4本の接地コンタクト104が収容凹部101内に突出している。
【0008】
コンタクト103と接地コンタクト104の各基端は、底板102aを貫通して絶縁ケース102の底面側に露出し、モジュール用ソケット100を実装するプリント配線基板(図示せず)の対応する導電パターンに半田付けされる。
【0009】
モジュール用ソケット100に収容されるモジュール110は、ターミナル111が側面に、接地電位となる接地ターミナル112が平面に露出している。
【0010】
このモジュール110を図9に示すように、モジュール用ソケット100の収容凹部101へ収容すると、接地コンタクト104の抜け止め接触片104b先端が、モジュール110の平面に露出する接地ターミナル112に当接して、電気接続するとともに、モジュール110は、4箇所の位置で抜け止め接触片104bと底板102aの間に挟持され、収容凹部101内に位置決めされる。また、同時に、側面に露出するターミナル111に、対応するコンタクト103のターミナル接触部103aが弾性接触して電気接続し、モジュール110は、モジュール用ソケット100を介してプリント配線基板に電気接続される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
この従来のモジュール用ソケット100では、モジュール110を収容凹部101内へ収容する際に、抜け止め接触片104bを周壁105の方向へ弾性変形させる必要があるが、接地コンタクト104が周壁105の内側面に沿って固定されることから、限られた大きさの絶縁ケース102では、抜け止め接触片104bに充分なバネスパン(固定端から荷重を受ける位置までの距離)をとることができないものであった。その結果、モジュール110の着脱の際に、比較的大きな力が必要となり、無理な姿勢で着脱させると、4本の接地コンタクト104のいずれかが弾性限度を超えやすく、塑性変形することがあった。
【0012】
また、接地コンタクト104は、上記弾性変形が求められることから帯状金属片で形成され、モジュール110の接地ターミナル112に電気接続するが、モジュール110の周囲を覆うものではないので、電磁シールド機能は果たさないものであった。
【0013】
絶縁ケース102の周囲全体をグランドパターンに接続する金属板で覆いシールドするためには、金属板を、絶縁ケース102の外周面に沿って折り曲げ加工し、また、接地コンタクト104と電気接続させる必要があり、部品の種類が増加するとともに、組立加工の手間もかかるものであった。
【0014】
本発明は、上述問題に鑑みてなされたもので、限られた大きさの絶縁ケースに固定される接地コンタクトのバネスパンを十分確保できる長さとするモジュール用ソケットを提供することを目的とする。
【0015】
また、部品の種類を増加させずに、モジュールを収容凹部内に位置決めし、かつその周囲を覆ってシールドするモジュール用ソケットを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上述の目的に鑑み、請求項1に係るモジュール用ソケットは、周壁に囲まれた枡形とすることにより、上方に開口する収容凹部が形成された絶縁ケースと、絶縁ケースに固定され、収容凹部に収容されたモジュールのターミナルに接触し電気接続するコンタクトと、絶縁ケースに固定され、収容凹部に収容されたモジュールの平面に露出する接地ターミナルに当接し、接地ターミナルに電気接続するとともに、モジュールを収容凹部内に位置決めする接地コンタクトとを備えたモジュール用ソケットであって、絶縁ケースの周壁の頂面から内壁面にかけてガイド溝が凹設され、接地コンタクトは、絶縁ケースの周壁の外側面に沿って支持される支持板部と、支持板部の上縁に一体に連設され、ガイド溝に沿って周壁を乗り越えて自由端が収容凹部の下方に向かって折り曲げられた抜け止め接触片を有し、モジュールは、抜け止め接触片を周壁の方向へ撓ませて収容凹部に収容され、収容凹部に収容されたモジュールの接地ターミナルに、モジュールの平面の上方に復帰した抜け止め接触片の自由端が当接することを特徴とする。
【0017】
接地コンタクトの抜け止め接触片は、周壁の外側面に支持される支持板部に片持ち支持されるので充分長いバネスパンが得られ、抜け止め接触片は、モジュールの着脱において塑性変形しにくい。
【0018】
抜け止め接触片の撓み量は、その先端が周壁の内壁面に当接することにより制限され、より塑性変形しにくい。
【0019】
請求項2のモジュール用ソケットは、支持板部は、周壁の外側面を覆うシールド板であることを特徴とする。
【0020】
弾性が求められる接地コンタクトと、周壁の外側面を覆うシールド板が一体であるので、これらを電気接続する必要がない。
【0021】
また、周壁の外側面を支持板部が覆うので、周壁を薄肉としても絶縁ハウジングの強度が確保でき、絶縁ハウジング全体を小型、軽量化できる。
【0022】
請求項3のモジュール用ソケットは、絶縁ケースの周囲が、隣接する周壁間が互いに直交する矩形枠で形成され、各周壁に対応して絶縁ケースに固定される4枚の接地コンタクトが、それぞれ、対応する周壁の外側面を覆う輪郭形状に形成された支持板部の鉛直方向に沿った両側が折り曲げられて形成される第1係合片と第2係合片を有し、第1係合片と第2係合片は、隣接する一方の接地コンタクトの第1係合片と、他方の接地コンタクトの第2係合片が、矩形枠の角部で互いに重なり係合する形状に折り曲げ形成され、4枚の接地コンタクトで、矩形枠の外側面に沿った全体を覆うことを特徴とする。
【0023】
接地コンタクトを各周壁に対応させて4枚用いるので、矩形枠の外形に沿ってシールド板を折り曲げ加工する必要がない。また、その内の平行に取り付けられる一組は、同一形状に形成できるので、部品を共用できる。
【0024】
接地コンタクトを4枚としても、矩形枠の角部で、接地コンタクト間が重なり係合するので、絶縁ハウジングは、隙間なくシールド板で覆われ、高いシールド効果が得られる。
【0025】
請求項4のモジュール用ソケットは、矩形枠が、正方形枠であり、同一形状に成形した4枚の接地コンタクトで、正方形枠の外側面に沿った全体を覆うことを特徴とする。
【0026】
各周壁の長さと鉛直方向の幅が同一となるので、4枚の接地コンタクトを同一形状に形成でき、部品を共用できる。
【0027】
請求項5のモジュール用ソケットは、周壁に囲まれた枡形とすることにより、上方に開口する収容凹部が形成された絶縁ケースと、絶縁ケースに固定され、収容凹部に収容されたモジュールのターミナルに接触し電気接続するコンタクトと、絶縁ケースに固定され、収容凹部に収容されたモジュールの平面の上方に臨み、モジュールを収容凹部内に位置決めする接地コンタクトとを備えたモジュール用ソケットであって、絶縁ケースの周壁の頂面から内壁面にかけてガイド溝が凹設され、接地コンタクトは、絶縁ケースの周壁の外側面に沿って支持される支持板部と、支持板部の上縁に一体に連設され、ガイド溝に沿って周壁を乗り越えて自由端が収容凹部の下方に向かって折り曲げられた抜け止め接触片を有し、モジュールは、抜け止め接触片を周壁の方向へ撓ませて収容凹部に収容され、収容凹部に収容されたモジュールの平面の上方に、復帰した抜け止め接触片の自由端が臨むことを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係るモジュール用ソケット1を、図1乃至図7を用いて説明する。図1は、モジュール用ソケット1の分解斜視図、図2と図3は、モジュール110を収容する前後の状態を示すモジュール用ソケット1の縦断面図、図4は、モジュール用ソケット1の平面図、図5は、同正面図、図6は、絶縁ケース2の平面図、図7の(a)、(b)、(c)は、それぞれ接地コンタクト3の平面図、正面図、側面図である。尚、モジュール用ソケット1に収容されるモジュールは、上述の従来例で説明したモジュール110で説明する。
【0029】
これらの図に示されるモジュール用ソケット1は、モジュール110を収容する絶縁ケース2と、絶縁ケース2に一体に取り付けられる複数のコンタクト3、3・・と、4枚の接地コンタクト4、4・・で構成されている。
【0030】
絶縁ケース2は、絶縁性の合成樹脂で枡形に成形されたもので、正方形状の底板2aの各周縁に周壁5が一体に立設されている。この各周壁5で構成される正方形枠と底板2aにより、その内方にモジュール110を収容する上方に開口した収容凹部6が形成される。
【0031】
図2、図6に示すように、各周壁5の内側面には、所定のピッチでコンタクト3を位置決めして取り付けるコンタクト収容溝7が鉛直方向に沿って凹設され、その下方は、コンタクト3を絶縁ケース2の底面側に導出させるように底板2aを貫通している。
【0032】
各周壁5の長手方向の両側、すなわち正方形枠の角部近傍には、頂面から下方に向かって周壁5の長手方向に沿った固定スリット8が凹設されていて、この固定スリット8に、接地コンタクト4の後述する固定片4bを圧入して、接地コンタクト4が位置決め固定される。
【0033】
更に、各周壁5のコンタクト収容溝7及び固定スリット8と干渉しない部位には、頂面を跨いでガイド溝9が凹設されている。
【0034】
コンタクト3は、燐青銅などの導電性金属板を帯状に打ち抜いた後、図2に示すように、折り曲げて形成したもので、起立する固定板部3aと、固定板部3aの一側で直角に外側に折り曲げられた脚部3bと、固定板部3aの他側で逆V字状に折り曲げられた接触片3cからなっている。
【0035】
固定板部3aの両側には、係止突起が突設され、この係止突起をコンタクト収容溝7の内壁面間に圧接させることにより、コンタクト3の全体が絶縁ケース2に位置決め固定される。コンタクト3を固定した状態で、脚部3bは、絶縁ケース2の底面に沿って露出し、接触片3cは、固定板部3aの上端で収容凹部6の内方に向かって傾斜するように片持ち支持される。
【0036】
接地コンタクト4は、導電性金属板を打ち抜いた後、その周縁を図1及び図7に示すように、折り曲げ加工したもので、周壁5の外側面を覆う輪郭とした長方形板状の支持板部4aと、支持板部4aの上辺に連設された抜け止め接触片4c及び一対の固定片4bと、支持板部4aの下辺に連設された脚片4dを備えている。
【0037】
支持板部4aの長手方向で対向する一側(図7(a)において右側)の端部は、鉛直方向に沿って内側に直角に折り曲げられた第1係合片10となり、また他側の端部は、同様に鉛直方向に沿って内側にクランク状に折り曲げられた第2係合片11となっている。
【0038】
第1係合片10と第2係合片11とは、図4に示すように、絶縁ケース2の角部において隣接する接地コンタクト4、4間が直交して交差する状態で、一方の接地コンタクト4の第1係合片10が、他方の接地コンタクト4のクランク状の第2係合片11上を覆い、相互に係合するように形成される。このように両者が係合することにより、絶縁ケース2は角部においても接地コンタクト4で隙間なく覆われることとなる。
【0039】
抜け止め接触片4cは、その自由端が内部下方に傾斜し支持板部4aの上辺に片持ち支持されるように、下向きU字状に折り曲げて形成される。
【0040】
また、一対の固定片4bは、支持板部4aの上辺の両側に連設され、下向きコの字状に折り曲げられて形成される。
【0041】
接地コンタクト4は、この固定片4bの下向き端部を前述した固定スリット8に上方から圧入し、周壁5に位置決め固定する。接地コンタクト4を対応する周壁5に固定すると、支持板部4aが周壁5の外側面に沿って支持され、下向きU字状の抜け止め接触片4cは、ガイド溝9に沿って周壁5頂面を跨ぎ、その自由端が収容凹部6の下方に向かって突出する。
【0042】
更に、支持板部4aの下辺に垂設された脚片4dは、周壁5に沿って絶縁ケース2の底面側に突出する。
【0043】
このように形成された接地コンタクト4は、各周壁5に対応させた4枚が絶縁ケース2に取り付けられるものであるが、正方形枠を構成する各周壁5は同一形状であるので、4枚の接地コンタクト4を、全て同一形状とすることができる。
【0044】
尚、隣接する接地コンタクト4、4間は、第1係合片10と第2係合片11が係合するものの、鉛直方向で重なる部分がないので、任意の順序で絶縁ケース2に対して取り付けることができる。
【0045】
全てのコンタクト3と接地コンタクト4を絶縁ケース2に固定して組み立てたモジュール用ソケット1は、図示しないプリント配線基板に表面実装され、各コンタクト3の脚部3bが、プリント配線基板の対応するパターンに、各接地コンタクト4の脚片4dが、プリント配線基板の接地パターンにそれぞれ半田接続される。
【0046】
モジュール用ソケット1に収容され電気接続するモジュール110は、例えば特定機能を実行するための複数の回路部品110aがサブ基板110b上に実装されたもので、こらの回路部品110aと電源若しくは電気信号の入出力を行うターミナル111がサブ基板110bの側面に、接地電位となる接地ターミナル112がサブ基板110bの平面に露出している。
【0047】
このモジュール110を取り付ける場合には、図2、図3に示すように、上方から、各接地コンタクト4の抜け止め接触片4cを周壁5方向へ撓ませながら収容凹部6内に収容するもので、収容した後は、抜け止め接触片4cが自らの弾性で復帰してモジュール110の平面に当接し抜け出ないようになっている。
【0048】
収容凹部6にモジュール110が収容された状態で、側面に露出するターミナル111は、対応して収容凹部6内に突出するコンタクト3の接触片3cに弾性接触し、平面に露出する接地ターミナル112には、接地コンタクト4の抜け止め接触片4cの先端が当接し、それぞれ電気接続する。
【0049】
絶縁ケース2の周囲を、隣接する第1係合片10と第2係合片11を重ねた接地コンタクト4の支持板部4aにより覆うので、接地コンタクト4の脚片4dをプリント配線基板の接地パターンに半田接続することにより、モジュール110の周囲が、隙間なくシールドされる。
【0050】
本発明は、上述の実施の形態に限られるものではなく、例えば、絶縁ケース2は、正方形枠である必要はなく、種々の形状とすることができる。しかしながら、隣接する周壁5が直交する矩形枠とすれば、互いに平行な一対の周壁5は、同一長さとなるので、同一の接地コンタクト4を、それぞれの周壁5に対応させて用いることができる。
【0051】
また、第1係合片10と第2係合片11は、隣接する接地コンタクト4、4間で互いに重なり係合するものであれば、その形状は上述の実施の形態に限らない。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1と請求項5の発明によれば、接地コンタクトの抜け止め接触片を、限られた大きさの絶縁ケースの外側面から片持ち支持するので、充分長いバネスパン(固定端から荷重を受ける位置までの距離)が得られ、塑性変形しにくい。
【0053】
また、バネスパンが長いので、軽い操作力で抜け止め接触片を変形させながらモジュールを収納若しくは取り出すことができる。
【0054】
また、請求項2の発明によれば、これに加えて、周壁の外側面を支持板部で覆うので、周壁を薄肉としても絶縁ハウジングの強度が確保でき、絶縁ハウジング全体を小型、軽量化できる。
【0055】
また、請求項3の発明によれば、これに加えて、矩形枠の外形に沿ってシールド板を折り曲げ加工することなく、各周壁毎に分けられた接地コンタクトを取り付けるだけで、絶縁ケースの周囲をシールドできる。
【0056】
また、その内の平行に取り付けられる一組は、同一形状に形成できるので、部品を共用できる。
【0057】
また、請求項4の発明によれば、これに加えて、各周壁の長さと鉛直方向の幅が同一となるので、4枚の接地コンタクトを同一形状に形成でき、部品を共用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るモジュール用ソケット1を示す分解斜視図である。
【図2】 モジュール110を収容する前の状態を示すモジュール用ソケット1の縦断面図である。
【図3】 モジュール110を収容したモジュール用ソケット1の縦断面図である。
【図4】 モジュール用ソケット1の平面図である。
【図5】 モジュール用ソケット1の正面図である。
【図6】 絶縁ケース2の平面図である。
【図7】 接地コンタクト3の
(a)は、平面図、
(b)は、正面図、
(c)は、側面図である。
【図8】 モジュール110と従来のモジュール用ソケット100の縦断面図である。
【図9】 モジュール110を収容した従来のモジュール用ソケット100の縦断面図である。
【符号の説明】
1 モジュール用ソケット
2 絶縁ケース
3 コンタクト
4 接地コンタクト
4a 支持板部
4c 抜け止め接触片
5 周壁
6 収容凹部
10 第1係合片
11 第2係合片
110 モジュール
111 ターミナル
112 接地ターミナル
Claims (5)
- 周壁(5)に囲まれた枡形とすることにより、上方に開口する収容凹部(6)が形成された絶縁ケース(2)と、
絶縁ケース(2)に固定され、収容凹部(6)に収容されたモジュール(110)のターミナル(111)に接触し電気接続するコンタクト(3)と、
絶縁ケース(2)に固定され、収容凹部(6)に収容されたモジュール(110)の平面に露出する接地ターミナル(112)に当接し、接地ターミナル(112)に電気接続するとともに、モジュール(110)を収容凹部(6)内に位置決めする接地コンタクト(4)とを備えたモジュール用ソケットであって、
絶縁ケース(2)の周壁(5)の頂面から内壁面にかけてガイド溝(9)が凹設され、
接地コンタクト(4)は、絶縁ケース(2)の周壁(5)の外側面に沿って支持される支持板部(4a)と、支持板部(4a)の上縁に一体に連設され、ガイド溝(9)に沿って周壁(5)を乗り越えて自由端が収容凹部(6)の下方に向かって折り曲げられた抜け止め接触片(4c)を有し、
モジュール(110)は、抜け止め接触片(4c)を周壁の方向へ撓ませて収容凹部(6)に収容され、収容凹部(6)に収容されたモジュール(110)の接地ターミナル(112)に、モジュール(110)の平面の上方に復帰した抜け止め接触片(4c)の自由端が当接することを特徴とするモジュール用ソケット。 - 支持板部(4a)は、周壁(5)の外側面を覆うシールド板であることを特徴とする請求項1に記載のモジュール用ソケット。
- 絶縁ケース(2)の周囲は、隣接する周壁(5)間が互いに直交する矩形枠で形成され、
各周壁(5)に対応して絶縁ケース(2)に固定される4枚の接地コンタクト(4)が、それぞれ、対応する周壁(5)の外側面を覆う輪郭形状に形成された支持板部(4a)の鉛直方向に沿った両側が折り曲げられて形成される第1係合片(10)と第2係合片(11)を有し、
第1係合片(10)と第2係合片(11)は、隣接する一方の接地コンタクト(4)の第1係合片(10)と、他方の接地コンタクト(4)の第2係合片(11)が、矩形枠の角部で互いに重なり係合する形状に折り曲げ形成され、
4枚の接地コンタクト(4)で、矩形枠の外側面に沿った全体を覆うことを特徴とする請求項2に記載のモジュール用ソケット。 - 矩形枠は、正方形枠であり、
同一形状に成形した4枚の接地コンタクト(4)で、正方形枠の外側面に沿った全体を覆うことを特徴とする請求項3に記載のモジュール用ソケット。 - 周壁(5)に囲まれた枡形とすることにより、上方に開口する収容凹部(6)が形成された絶縁ケース(2)と、
絶縁ケース(2)に固定され、収容凹部(6)に収容されたモジュール(110)のターミナル(111)に接触し電気接続するコンタクト(3)と、
絶縁ケース(2)に固定され、収容凹部(6)に収容されたモジュール(110)の平面の上方に臨み、モジュール(110)を収容凹部(6)内に位置決めする接地コンタクト(4)とを備えたモジュール用ソケットであって、
絶縁ケース(2)の周壁(5)の頂面から内壁面にかけてガイド溝(9)が凹設され、
接地コンタクト(4)は、絶縁ケース(2)の周壁(5)の外側面に沿って支持される支持板部(4a)と、支持板部(4a)の上縁に一体に連設され、ガイド溝(9)に沿って周壁(5)を乗り越えて自由端が収容凹部(6)の下方に向かって折り曲げられた抜け止め接触片(4c)を有し、
モジュール(110)は、抜け止め接触片(4c)を周壁の方向へ撓ませて収容凹部( 6)に収容され、収容凹部(6)に収容されたモジュール(110)の平面の上方に、復帰した抜け止め接触片(4c)の自由端が臨むことを特徴とするモジュール用ソケット。
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