JP4030733B2 - エアリフトポンプを利用した溶液定量移送装置 - Google Patents

エアリフトポンプを利用した溶液定量移送装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、真空系と圧縮空気供給系とを併用したエアリフトポンプを利用した溶液移送装置に関し、さらに詳しくは、かようなエアリフトポンプを利用して溶液の定量的な移送を行えるようにした溶液定量移送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、核燃料再処理施設等において、硝酸ウラニル溶液や硝酸プルトニウム溶液等の核燃料物質を含む溶液の移送には、機械的な駆動部がないため保守の必要性がきわめて少ないという理由等から、真空系と圧縮空気供給系を併用したエアリフトポンプが広く利用されている。
【0003】
この種のエアリフトポンプを利用した溶液移送装置は、例えば図3に示したように、送り側溶液槽1とこの送り側溶液槽上方に配置したエアリフトセパレータ2とが送り側送液配管3により接続されており、エアリフトセパレータ2下方に配置した受け側溶液槽4とエアリフトセパレータ2とが受け側送液配管5により接続されている。さらに、送り側溶液槽1の溶液中に浸漬された送り側送液配管3には、コンプレッサ6からの圧縮空気が圧縮空気注入部7から供給されるとともに、エアリフトセパレータ2には真空ポンプ8が接続されている。図中、参照番号6aは圧縮空気の流量計を、8aは真空計をそれぞれ示している。
【0004】
かような装置を用いて送り側溶液槽1から受け側溶液槽4へ溶液を移送するに際しては、真空ポンプ8を使用してエアリフトセパレータ2および送液配管3、5の内部圧力を大気圧より負圧に保ちながら、送り側溶液槽1内に浸漬した送液配管3にコンプレッサ6から圧縮空気を圧縮空気注入部7を介して供給する。送り側送液配管3内においては、負圧により一定の高さまで上昇した溶液は、圧縮空気が供給されることにより気液混合流となり、見掛けの密度が小さくなって送り側送液配管3内をさらに上昇し、エアリフトセパレータ2に流入する。流入した気液混合流は、エアリフトセパレータ2内で気液分離され、溶液は重力により落下して受け側送液配管5を通り受け側溶液槽4へ移送される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図3に示したようなエアリフトポンプを利用した従来の溶液移送装置においては、エアリフトセパレータ2への気液混合流の流入は定常的でなく脈動的になることが知られている。また、溶液移送中には、送液配管3、5内を大気圧より負圧に保持しているため、送液配管内の溶液滞留量が常に存在する。したがって、主としてこれら2つの理由により、溶液の移送量に関して定量性が比較的悪いという問題があった。
【0006】
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、エアリフトポンプを利用して溶液移送を行うに際しても、定量的な溶液移送を実施することができる新規かつ改良された溶液移送装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
すなわち本発明のエアリフトポンプを利用した溶液定量移送装置は、送り側溶液槽とこの送り側溶液槽上方に配置したエアリフトセパレータとを接続する送り側送液配管と、前記エアリフトセパレータ下方に配置した受け側溶液槽と前記エアリフトセパレータとを接続する受け側送液配管と、前記送り側溶液槽の溶液中に浸漬された前記送り側送液配管に圧縮空気を供給するコンプレッサと、前記エアセリフトパレータに接続された真空ポンプとからなるエアリフトポンプを利用した従来の溶液移送装置において、前記エアリフトセパレータ下方の前記受け側送液配管の途中に溶液定量槽を配設し、この溶液定量槽に溶液の一定量が溜まった時点でオーバーフローするオーバーフロー配管を溶液定量槽の所定高さに設置し、前記オーバーフロー配管および前記溶液定量槽下部に開閉バルブを設け、前記オーバーフロー配管の下流を前記送り側溶液槽に接続し、前記溶液定量槽内の液面の波立ちが無くなったことを確認する手段を前記溶液定量槽に設けたことを特徴とするものである。
【0008】
上記したごとき構成の本発明の装置によれば、先ず本来のエアリフトポンプ機能により送り側溶液槽から受け側溶液槽へ、移送目標値を超えない量の溶液を移送した後、不足溶液量を補充するために、溶液定量槽に溜めた一定量の溶液を必要回数だけ受け側溶液槽へ定量供給することにより、定量的な受け側溶液槽への溶液移送を行うことができる。
【0009】
本発明の好ましい実施態様においては、前記溶液定量槽の高さ方向に所定溶液量ごとに設置高さを異にした複数のオーバーフロー配管を設置し、各オーバーフロー配管に開閉バルブを設けるとともに、各オーバーフロー配管の下流を送り側溶液槽に接続する。
【0010】
オーバーフロー配管を複数設置する構成によれば、各オーバーフロー配管に設けた開閉バルブの開閉を選択してオーバーフローする高さを変えることにより、溶液定量槽に溜まる一定量の溶液量を選択することができる。その結果、不足溶液量を補充するために、溶液定量槽に溜めた一定量の溶液を必要回数だけ受け側溶液槽へ定量供給するに際して、定量供給する一定量の溶液量を適宜選択できることになり、溶液定量槽から受け側溶液槽へ定量供給する回数を最小にすることが可能となる。
【0011】
さらに本発明の好ましい実施態様においては、前記各オーバーフロー配管の下流を1本の戻し配管に接続し、この戻し配管を前記送り側溶液槽に接続する。かような構成によれば、複数のオーバーフロー配管の下流をそれぞれ送り側溶液槽に接続する場合に比べて、多数の配管を引き回すことによる煩雑さを避けることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に図面に示す実施例を参照して本発明を詳述する。図1はエアリフトポンプを利用した本発明による溶液定量移送装置の好ましい実施例を示すものであり、図3の従来の装置における部材と同じ部材には、同じ参照番号を付すことにより説明を省略する。
【0013】
図1に示した本発明の装置が図3の従来装置と相違する構成は、本発明においては、エアリフトセパレータ2下方の受け側送液配管5の途中に、溶液定量槽10を配設した点である。
【0014】
図2は、図1における点線内の溶液定量槽近傍を拡大して詳細に示したものであり、この図2からわかるように、溶液定量槽10は、その内部の溶液定量部11、上部の溶液流入配管12、下部の溶液排出配管13、側部のオーバーフロー配管14から構成されている。
【0015】
図示の実施例においては、溶液定量槽10の高さ方向に所定溶液量ごとに設置高さを変えた4本のオーバーフロー配管14a、14b、14c、14dが設置されており、各オーバーフロー配管にはそれぞれ開閉バルブ15a、15b、15c、15dが設けられている。さらに溶液定量槽10下部の溶液排出配管13にも開閉バルブ16が設けられている。
【0016】
各オーバーフロー配管14a〜14dは、その下流をそれぞれ送り側溶液槽1へ接続してもよいが、図1の実施例では、各オーバーフロー配管の下流を1本の戻し配管17に接続し、この戻し配管17を送り側溶液槽1へ接続している。
【0017】
図1および図2に示した本発明の実施例における溶液定量移送装置の動作を以下に説明する。先ず、送り側溶液槽1(容積200L)には、受け側溶液槽4へ移送されるべき溶液(150L)を入れ、受け側溶液槽4(容積200L)にも受け側送液配管5の先端部が溶液中に浸漬されて封鎖される程度の溶液(30L)を入れる。受け側溶液槽4に溶液が存在せずに受け側送液配管5の先端部が封鎖されていないと、真空ポンプ8の運転を開始した際に、受け側送液配管5先端部から空気が流入してしまい、エアリフトセパレータ2および送液配管3、5内部を負圧に保つことが不可能となる。この理由により、受け側溶液槽4内にも受け側送液配管5先端部が浸漬できる程度の若干の溶液を予め入れておく必要がある。
【0018】
次に、真空ポンプ8の運転を開始して、エアリフトセパレータ2および送液配管3、5内部の圧力を大気圧と比較して負圧にする。このときの真空度は−0.030MPa〜−0.045MPa程度が適当であり、真空度の調整は真空度調整用バルブ8bの開度を調整することにより行うことができる。また同時に、コンプレッサ6の運転を開始して、圧縮空気注入部7から送り側送液配管3内部に圧縮空気を注入する。圧縮空気の流入量は8NL/分〜20NL/分程度が適当であり、流入量の調整は流量計6aにより行うことができる。
【0019】
送り側送液配管3内部の圧力が大気圧より負圧に保持されることにより、真空度に見合った高さの量の溶液が送り側送液配管3内部を上昇する。さらに、圧縮空気が送り込まれることにより送り側送液配管3内部の溶液と空気が混合され気液混合流が生成する。生成した気液混合流は、その見掛けの平均密度がもとの溶液よりも小さくなるために、送り側送液配管3内をさらに上昇してエアリフトセパレータ2に流入し、気液分離される。
【0020】
気体から分離された溶液は、自重により配管内を下降して溶液定量槽10を通過し、受け側送液配管5を通って受け側溶液槽4に流入する。この際、溶液定量槽10下部の開閉バルブ16は開放されており、溶液は溶液定量槽10に溜まることなく通過する。また、送り側溶液槽1への逆流を防止するために、オーバーフロー配管14a〜14dの各開閉バルブ15a〜15dは全て閉じておく。受け側溶液槽4への送液を停止する場合には、真空ポンプ8を停止し、エアリフトセパレータ2および送液配管3、5内部の真空を大気開放するとともに、圧縮空気の流入量をゼロにすることにより行われる。
【0021】
上記の手順によって、移送目標値(本実施例の場合85.1L)を超えない量の溶液をエアリフトポンプにより送り側溶液槽1から受け側溶液槽4へ移送する。
【0022】
エアリフトポンプによる溶液の送液後に、移送目標値と上記した実際の移送量との差(不足溶液量)を補充するために、本発明の装置においては、以下の手順によって溶液定量槽10を使用した溶液の定量供給による微調整を実施する。すなわち、溶液定量槽10下部の開閉バルブ16を閉じ、4つのオーバーフロー配管14a〜14dに取付けた開閉バルブ15a〜15dのいずれか1つ(例えば15a)のみを開放し、上記と同じ手順でエアリフトポンプにより溶液を溶液定量槽10へ移送する。エアリフトセパレータ2を経て溶液定量槽10へ流れ込んだ溶液は、開閉バルブ16が閉じられているため、受け側溶液槽4には流れ込まず、溶液定量槽10に溜まり、開放してある開閉バルブ15aを有するオーバーフロー配管14aの高さまで溜まった後はオーバーフロー配管14aからオーバーフローして戻し配管17により送り側溶液槽1へ戻される。オーバーフロー配管14aからのオーバーフローを確認した後に、真空ポンプ8およびコンプレッサ6の運転を停止し、溶液定量槽10への溶液の移送を停止する。次に、オーバーフロー配管14aからの溶液のオーバーフローが停止した後に、溶液定量槽10下部の開閉バルブ16を開放し、溶液定量槽10に溜まった一定量の溶液を定量的に受け側溶液槽4へ追加供給することができる。
【0023】
図示した本実施例においては、溶液定量槽10の高さ方向に所定溶液量ごとに設置高さを異にしたオーバーフロー配管を4本設置してあり、オーバーフロー配管14aは1Lの溶液量、オーバーフロー配管14bは2Lの溶液量、オーバーフロー配管14cは4Lの溶液量、オーバーフロー配管14dは8Lの溶液量をそれぞれ定量供給できる高さに設置されている。これら定量供給の誤差は、いずれの溶液量に対しても1バッチ当たり±0.005L以内となっている。
【0024】
溶液定量槽10による定量供給量は、目標値とエアリフトポンプによる初期移送量との差(不足溶液量)から決定され、目標値との差を最小にするように、かつ、溶液定量槽10からの定量供給回数を最小にするように決定される。本実施例では、目標値を85.1Lとし、前記したエアリフトポンプによる初期移送量が77.9Lであったため、その差は7.2Lとなり、1L、2Lおよび4Lの溶液量を1回ずつ、すなわち3回の供給回数で合計7Lを定量供給すればよい。
【0025】
本実施例では、溶液定量槽10による定量供給間隔が1Lであるため、かような溶液定量槽を使用して追加供給する場合には、最大で0.5Lの差が生じることになる。また、溶液定量槽10の供給誤差は0.005L/バッチであるため、n回の定量供給を行った場合の二乗平均誤差は(n×(0.005)21/2となる。 従って、定量供給に関する誤差の最大値は0.5+(n×(0.005)21/2(リットル)となる。本実施例の場合、目標値が85.1L、n=3回であるので、送液誤差の最大値は
〔0.5+{3×(0.005)21/2〕/85.1×100=0.60%
となる。
【0026】
なお、図示した実施例では溶液定量槽10にオーバーフロー配管14を4本設置しているが、1本のみ設置することも可能である。例えば図2のオーバーフロー配管14aのみを設置して、1Lの溶液量を定量供給できるようにした場合には、1Lずつ7回の定量供給を行うことにより、合計7Lの不足溶液量を補充することが可能となる。しかしながらこの場合、定量供給回数が前記した実施例における3回より多くなるため、二乗平均誤差が若干高くなることも考えられる。
かような観点から、図示した実施例のように、複数のオーバーフロー配管を設置して、溶液定量槽から受け側溶液槽へ定量供給する溶液量を適宜選択できるようにして、定量供給回数をできるだけ少数にすることが望ましい。
【0027】
また、溶液定量槽10を用いて一定量の溶液を受け側溶液槽4へ追加供給する際には、溶液を溶液定量槽10に溜めた直後や、オーバーフロー配管14a〜14dの1つから溶液をオーバーフローさせた直後には、溶液定量槽内の液面に波立ちが起こっているために溶液量の変動が生じ、溶液定量槽内に溜まった溶液量が安定しない。そのため、溶液定量槽内の液面に波立ちが無くなり、槽内に溜まった溶液量に変動が無くなった後に、受け側溶液槽4への定量供給を行う必要がある。
【0028】
溶液定量槽10内の液面に波立ちが無くなったか否かを確認するための手段として、図示の実施例では、溶液定量槽10に設置した超音波式液面計を使用している。すなわち、液面計のセンサーヘッド18を溶液定量槽10の上蓋部分に取り付け、このセンサーヘッド18から発生される超音波により、センサーヘッド18から溶液定量槽10内の液面までの距離を非接触で測定することができる。この距離に変動が無くなった時点で槽内に溜まった溶液量に変動がなくなったものと判断し、開閉バルブ16を開放して槽内に溜まった一定量の溶液を受け側溶液槽4へ追加供給することにより、溶液の定量供給を確実に行うことができる。センサーヘッド18で測定された液面の変位信号は、ケーブル19により作業員か確認できる位置に置かれたアンプユニット(図示せず)へ送られ、変位の有無を作業員が確認して開閉バルブ16の操作を行えるようにされている。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明からわかるように本発明によれば、真空系と圧縮空気供給系とを併用したエアリフトポンプを利用した溶液移送装置の溶液移送ラインに、開閉バルブ付のオーバーフロー配管を備えた溶液定量槽を配設し、溶液定量槽に溜まる一定量の溶液を受け側溶液槽へ定量供給することにより、定量的な溶液移送を行うことが可能となる。
【0030】
また、溶液定量槽に所定溶液量ごとに設置高さを異にした複数のオーバーフロー配管を設置し、各オーバーフロー配管の開閉バルブの開閉を選択してオーバーフローする高さを変えることにより、溶液定量槽に溜まる一定量の溶液量を選択することができ、これによって受け側溶液槽へ定量供給する一定量の溶液量を適宜選択でき、溶液定量槽から受け側溶液槽へ定量供給する回数を最小にすることで誤差の少ない定量移送が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエアリフトポンプを利用した溶液定量移送装置の実施例を示す説明図である。
【図2】図1の点線部分を拡大した説明図である。
【図3】エアリフトポンプを利用した従来の溶液移送装置の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1: 送り側溶液槽
2: エアリフトセパレータ
3: 送り側送液配管
4: 受け側溶液槽
5: 受け側送液配管
6: コンプレッサ
8: 真空ポンプ
10: 溶液定量槽
14: オーバーフロー配管
15: オーバーフロー配管の開閉バルブ
16: 溶液定量槽下部の開閉バルブ

Claims (3)

  1. 送り側溶液槽とこの送り側溶液槽上方に配置したエアリフトセパレータとを接続する送り側送液配管と、前記エアリフトセパレータ下方に配置した受け側溶液槽と前記エアリフトセパレータとを接続する受け側送液配管と、前記送り側溶液槽の溶液中に浸漬された前記送り側送液配管に圧縮空気を供給するコンプレッサと、前記エアセリフトパレータに接続された真空ポンプとからなるエアリフトポンプを利用した溶液移送装置において、前記エアリフトセパレータ下方の前記受け側送液配管の途中に溶液定量槽を配設し、この溶液定量槽に溶液の所定量が溜まった時点でオーバーフローするオーバーフロー配管を溶液定量槽の所定高さに設置し、前記オーバーフロー配管および前記溶液定量槽下部に開閉バルブを設け、前記オーバーフロー配管の下流を前記送り側溶液槽に接続し、前記溶液定量槽内の液面の波立ちが無くなったことを確認する手段を前記溶液定量槽に設けたことを特徴とするエアリフトポンプを利用した溶液定量移送装置。
  2. 前記溶液定量槽の高さ方向に所定溶液量ごとに設置高さを異にした複数のオーバーフロー配管を設置し、各オーバーフロー配管に開閉バルブを設けるとともに、各オーバーフロー配管の下流を送り側溶液槽に接続したことを特徴とする請求項1に記載の溶液定量移送装置。
  3. 前記各オーバーフロー配管の下流を1本の戻し配管に接続し、この戻し配管を前記送り側溶液槽に接続したことを特徴とする請求項2に記載の溶液定量移送装置。
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