JP4030705B2 - データ集積システム、データ集積方法およびデータ集積のためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

データ集積システム、データ集積方法およびデータ集積のためのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力されたデータを集積して記録保存するためのシステム、方法およびそのためのプログラムを記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
生産現場などにおいては、生産管理のために、時々刻々と変化する生産状況を把握して、生産計画などに反映させる必要がある。従来、そのような情報を収集し、生産管理に必要な情報として提供するシステムとしてPOP(Point of Production) システムが利用されている。POPシステムは、生産現場から集められた情報を基に、生産管理に不可欠な情報を算出して、分かりやすい形でビジュアル化した上で、画面に表示したり、各種の帳票類として出力したりする。
【0003】
POPシステムにおいて、情報の入口となるのがPOP端末である。POP端末は、情報の入力や表示のためのマンマシンインターフェースを備えている。例えば、製品の検査においては、検査担当者が、良品と不良品とを仕分けるために、良品に対して「OK」のボタンを押す一方、不良品に対して「NG」のボタンを押すといった操作を行うためのタッチパネルなどを有する表示画面がPOP端末に用意される。また、POPシステムは、生産現場だけではなく、各種の分野で利用されており、例えば、販売の現場(販売においては、POS(Point of Sales)が一般に知られている)では、商品の売上数を計算するために売上毎に入力するためのボタンなどを有する表示画面がPOP端末に用意される。
【0004】
また、上記のようなPOP端末としては、近年、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)などの表示器として普及してきたプログラマブル表示器が利用できる。プログラマブル表示器は、ドット表示画面、操作用入力スイッチ、ホストコントローラ(PLC)とのインターフェース、画面上での操作入力のような制御のためのプログラムメモリなどを備えた操作用表示器である。一般に、プログラマブル表示器は、本来、PLCへの制御指示を行うための操作盤、PLCの稼働状況を示す表示灯などに代わる機器として発展してきた経緯があり、グラフィック表示により、操作盤、スイッチ、表示灯などの機能を備える他、制御対象機器(デバイス)の稼働状況や作業指示のような管理のための各種のモニタ、機器に対する設定値を入力する端末としての機能を備えている。
【0005】
POPシステムでは、上記のようにPOP端末から順次入力されてくるデータに基づいて各種の演算を施すことによって、生産管理に必要な様々な情報を所定期間(例えば1日)毎に出力する。そして、そのようにして得られた情報に基づいて、生産、販売などの計画立案や見直しが行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のPOPシステムでは、通常、入力されたデータに対する演算処理を所定期間(例えば1日)毎に行うためにデータを蓄積している。しかしながら、このようなシステムでは、POP端末から入力された1つずつのデータを検索できるようにはなされていないので、過去の特定のデータを確認することができない。このため、例えば、製品の検査においては、検査担当者のミスによる不良品を良品と判断して「NG」のボタンを押した場合、その判断が行われた時点、検査部門などを特定することができない。それゆえ、誤検査が生じたラインや時刻などに基づいて、誤検査を防止する対策を講じることが難しい。また、検査以外でもデータの誤入力を生じることがあるので、同様に、そのような誤入力を特定することができないという不都合がある。
【0007】
また、データベースを構築して入力されたデータをそのデータベースに蓄積することも考えられるが、データベースを構築する作業が必要であるので、そのために生産ラインの管理者などを専任の担当者として割り当てる必要がある。しかも、そのデータベースが担当者により独自に構築されてしまうと、担当者が変わったときにデータの詳細や所在が分かりにくいという不都合が生じて、データベース管理に支障を来すおそれがある。
【0008】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、データベースの構築を容易にするとともに、入力されたデータをデータベースに蓄積することによって、過去のデータを容易に呼び出すことができるデータ集積システム、データ集積方法およびそのデータ集積のためのプログラムを記録した記録媒体を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明のデータ集積システムは、上記の課題を解決するために、データを入力する入力手段と、該入力手段から入力されたデータを表示するための画面を表示する表示処理手段と、予め設定されている配信条件が満たされたときに、上記入力手段によって入力されたデータおよびデータに対応する画面を配信する配信手段とを有するプログラマブル表示器と、このプログラマブル表示器から配信されたデータとデータに対応する画面とを関連付けてデータベースに蓄積する蓄積手段、該データベースに蓄積されたデータを検索し、かつデータを対応する画面上で表示する検索手段、この検索手段によってデータを表示するための上記画面を、端末装置からの要求に応じて、該端末装置のバーチャルマシンが実行可能な、上記画面に表示するシンボルに対応するデータを該シンボルに反映させるインスタンスを有するアプレットに変換するとともに、上記検索手段に検索を実行させる操作入力のための検索画面も上記画面とともにアプレットに変換する変換手段、および該アプレットを、上記端末装置でデータを表示させるように上記アプレットを実行する上記端末装置へ送信する通信手段を有するホストコンピュータとを備えていることを特徴としている。
【0010】
上記の構成において、プログラマブル表示器では、入力手段によって入力されたデータが、表示処理手段によって画面に表示される。また、予め設定されている配信条件(データの入力、指定時刻、指定周期など)が満たされたときに、上記の入力されたデータがホストコンピュータに配信される。ホストコンピュータでは、蓄積手段によって、配信されてきたデータが蓄積される。これにより、ユーザが意識することなくデータベースが自動的に構築されるとともに、蓄積されたデータ構造が単純化される。
【0011】
また、上記のデータ集積システムにおいては、上記ホストコンピュータが、上記蓄積手段に蓄積されたデータを検索し、かつ表示する検索手段を有していることにより、検索手段によって検索されたデータが表示されるので、蓄積されたデータから所望のデータを容易に再生することができ、例えば、製品の良品・不良品の検査結果のデータを検証する場合、誤検査のデータを容易に得ることができる。
【0012】
また、上記のデータ集積システムにおいては、上記配信手段がデータに対応する画面を配信し、上記蓄積手段がデータに対応する画面を関連付けて蓄積し、上記ホストコンピュータが、上記蓄積手段に蓄積されたデータを検索し、かつそのデータを対応する画面上で表示する検索手段を有することにより、配信手段によってホストコンピュータに配信されたデータが対応する画面とともに蓄積手段に蓄積され、そのデータが検索手段によって検索される際には画面上で表示される。これにより、プログラマブル表示器で画面に表示されたデータがそのまま再現されるので、プログラマブル表示器で実際に入力された状態を見ることができる。
【0013】
また、上記のデータ集積システムにおいては、上記ホストコンピュータが、上記検索手段によってデータを表示するための上記画面を、端末装置からの要求に応じて、該端末装置のバーチャルマシンが実行可能な、上記画面に表示するシンボルに対応するデータを該シンボルに反映させるインスタンスを有するアプレットに変換する変換手段と、該アプレットを、上記端末装置でデータを表示させるように上記アプレットを実行する上記端末装置へ送信する通信手段とを備えていることにより、ホストコンピュータで検索されたデータを表示するための画面が変換手段によってアプレットに変換されると、そのアプレットがデータとともに通信手段によって端末装置に送信される。端末装置では、アプレットが実行されることによってデータが表示される。
【0014】
なお、上記アプレットは、端末装置が実行可能な機械語を含むプログラムであるが、そのプログラムが機種に依存しないように予め定められた手続きからなるアプレットであり、端末装置がアプレットを自機器用の機械語に翻訳する。
【0015】
この場合は、変換手段が、端末の機種に依存しないアプレットを生成し、端末装置の翻訳機能がアプレットを翻訳して実行することで、端末装置は、データを通信手段に問い合わせたり、表示したりする。この結果変換するアプレットが1種類であっても、複数種類の端末装置で、検索されたデータと同一内容のデータを表示することができる。
【0016】
本発明に係るデータ集積方法は、上記の課題を解決するために、プログラマブル表示器において入力されたデータおよび該データを表示するための画面を、予め設定されている配信条件が満たされたときに配信し、ホストコンピュータにおいて、上記プログラマブル表示器から配信されたデータおよび該データに対応して配信された画面をデータベースに蓄積し、蓄積されたデータを検索し、かつそのデータを対応する画面上で表示し、検索されたデータを表示するための上記画面を端末装置からの要求に応じて、該端末装置のバーチャルマシンが実行可能な、上記画面に表示するシンボルに対応するデータを該シンボルに反映させるインスタンスを有するアプレットに変換するとともに、上記検索手段に検索を実行させる操作入力のための検索画面も上記画面とともにアプレットに変換し、該アプレットを、上記端末装置でデータを表示させるように上記アプレットを実行する上記端末装置へ送信することを特徴としている。
【0017】
このデータ集積方法でも、入力されたデータが、予め設定されている配信条件が満たされたときに、ホストコンピュータに配信される。ホストコンピュータでは、配信されてきたデータが蓄積される。これにより、ユーザが意識することなくデータベースが自動的に構築されるとともに、蓄積されたデータ構造が単純化される。
【0018】
また、上記のデータ集積方法においては、上記ホストコンピュータにおいて、蓄積されたデータを検索し、かつ表示することにより、検索されたデータが表示されるので、蓄積されたデータから所望のデータを容易に再生することができ、製品の良品・不良品の検査結果のデータなどの過去のデータを容易に得ることができる。
【0019】
また、上記のデータ集積方法においては、上記プログラマブル表示器にデータを表示するための画面を配信し、ホストコンピュータにおいて、データに対応して配信された画面を蓄積し、蓄積されたデータを検索し、かつそのデータを対応する画面上で表示することにより、ホストコンピュータに配信されたデータが対応する画面とともに蓄積手段に蓄積され、そのデータが検索される際には画面上で表示される。これにより、プログラマブル表示器で画面に表示されたデータがそのまま再現されるので、プログラマブル表示器で実際に入力された状態を見ることができる。
【0020】
また、上記のデータ集積方法においては、上記ホストコンピュータにおいて、検索されたデータを表示するための画面を、端末装置からの要求に応じて、該端末装置のバーチャルマシンが実行可能な上記画面に表示するシンボルに対応するデータを該シンボルに反映させるインスタンスを有するアプレットに変換し、該アプレットを、上記端末装置でデータを表示させるように上記アプレットを実行する上記端末装置へ送信することにより、ホストコンピュータで検索されたデータを表示するための画面がアプレットに変換されると、そのアプレットがデータとともに端末装置に送信される。端末装置では、アプレットが実行されることによってデータが表示される。
【0021】
上記のデータ集積システムおよびデータ収集方法においては、上記ホストコンピュータにおいて、上記プログラマブル表示器に対応したフォルダを上記データベースに設定する一方、該フォルダに、該フォルダに対応した上記プログラマブル表示器の上記配信手段から配信されたデータおよび画面を時系列に蓄積することが好ましく、さらに上記ホストコンピュータにおいて、データ、画面および該画面におけるシンボルにて形成したレコードを上記フォルダに蓄積し、検索時に複数のレコードをブロック単位として上記フォルダから読み出すことが好ましい。
【0022】
上記の各データ集積方法の処理を実行するためのプログラムは、記録媒体に記録されることによって、本発明のデータ集積のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として提供される。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態について図1ないし図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0024】
本実施の形態に係るデータ管理システムは、図1に示すように、パーソナルコンピュータ(以降、コンピュータと称する)1と、複数のプログラマブル表示器(以降、表示器と称する)2…とを備えている。
【0025】
コンピュータ1および表示器2…は、共通の通信プロトコルで通信を行うことが可能な共通ネットワーク3を介して互いに接続されている。また、共通ネットワーク3は、図示しないルータを介してインターネット5に接続されている。このインターネット5には、クライアント装置6が接続されている。
【0026】
本実施の形態では、表示器2…が共通ネットワーク3を介してコンピュータ1とデータ通信する場合、統一した通信プロトコルで通信できるように、共通ネットワーク3で伝送可能な通信プロトコルに共通の通信プロトコル(共通プロトコル)を規定している。具体的には、共通ネットワーク3として、イーサネット(商標:ゼロックス社)などのローカルエリアネットワーク(LAN)が用いられており、共通ネットワーク3での通信プロトコルとして、TCP/IPが採用されている。
【0027】
このため、共通ネットワーク3に接続される各表示器2およびコンピュータ1には、それぞれに固有のIPアドレスが割り当てられており、共通ネットワーク3を介して通信する際、図2に示すように、TCP/IPで規定された形式のデータ列DTを受信する。このデータ列DTは、送信元および送信先のIPアドレスを含むヘッダ部41と、通信内容を示すデータ本体42とを備えている。これにより、例えば、本システムの開発者が使用するコンピュータなどが、本システムの運用会社とは異なる場所から電話回線を介して接続する場合であっても、TCP/IPで通信可能な通信機器であれば、他の通信機器間のデータ伝送を阻害することなく、共通ネットワーク3に自由に参加できる。
【0028】
表示器2は、RAM、ROM、フラッシュROM、VRAMなどのメモリや、CPUなどの演算処理部を有しており、これらによって表示器2の各部の動作を制御している。また、表示器2は、データ処理部21、インターフェース部(図中、I/F)22・23、入力部24、表示部25、メモリ部26およびデータ配信部27を備えている。
【0029】
データ処理部21は、後述するユーザ画面の表示制御、データ配信の処理などを行うために各種のデータ処理を行う。データ配信処理は、後述のデータ配信部27が実行する処理であって、予め設定された配信条件が満たされたときに、表示器2に入力されたデータおよびそのデータに対応するユーザ画面をコンピュータ1や他の表示器2に配信する処理である。このデータ処理部21は、パッケージソフトウェアとしてプログラムメディアの形態で提供可能なソフトウェアであって、予めコンピュータ1から表示器2にダウンロードされている。また、このソフトウェアは、必要に応じて、表示器2の出荷時などに、予め表示器2インストールされていてもよい。
【0030】
ユーザ画面の表示制御については、データ処理部21は、コンピュータ1の作画エディタ16aで作成されたユーザ画面のデータに基づいてVRAMなどを用いて表示部25にユーザ画面を描画させる。ユーザ画面は、POP端末として利用できるような入力用の部品やタグが入力領域として配置されている。また、表示処理手段としてのデータ処理部21は、後述する入力部24から入力されたデータをユーザ画面上に表示するための処理を行う。
【0031】
ここで、前記のプログラムメディアは、コンピュータ1や表示器2と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、フロッピディスクやハードディスクなどの磁気ディスク系、CD−ROM、MO、MD、DVDなどの光ディスクの光ディスク系、ICカード(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0032】
また、本制御システムは、インターネット5を含む通信ネットワークと接続可能なシステム構成であることから、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。ただし、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予めコンピュータ1に格納されるか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。
【0033】
インターフェース部22は、コンピュータ1および他の表示器2との間の通信を行うために共通ネットワーク3に接続されている。この共通ネットワーク3を介した通信によって、後述のように入力データやユーザ画面が表示器2からコンピュータ1に転送される。一方、インターフェース部23は、表示器2への外部入力手段としてのバーコードリーダ7が接続されている。バーコードリーダ7は、バーコードとともに、テキストをも読み取る文字認識機能を有するテキスト型のバーコードリーダである。
【0034】
入力部24は、表示部25の表示画面上で入力を行うためにタッチパネルのような入力装置によって構成されている。このため、表示部25は、液晶パネルやELパネルのような平板型表示素子によって構成されている。
【0035】
メモリ部26は、RAM、FEPROM(Flash Erasable and Programmable ROM)などのメモリを含んでいる。RAMは、主に、表示制御などの演算処理時の作業用に用いられる、入力部24から入力されるデータやバーコードリーダ7から入力されたデータの一時的な記憶に用いられる。FEPROMは、書き替え可能な読み出し専用のフラッシュメモリであり、一般のパーソナルコンピュータにおけるハードディスクドライブの役割を果たす。フラッシュメモリは、可動部を持たず、かつ衝撃に強いので、劣悪な周囲環境でも安定して動作する。
【0036】
また、FEPROMは、表示制御システムプログラムと、通信プロトコルと、ユーザ画面とをそれぞれ格納するエリアを有している。表示制御システムプログラムは、画像表示制御を行うための基本機能を実現するためのプログラムである。通信プロトコルは、コンピュータとの通信処理で用いられるプロトコルである。ユーザ画面は、後述する作画エディタ15aによって作成されて、FEPROMにダウンロードされている。
【0037】
配信手段としてのデータ配信部27は、予め設定された配信条件が満たされたときに、表示器2に入力されたデータやユーザ画面を、指定された配信先に配信する。このため、データ配信部27は、配信先のノードに関するノード情報および配信に関する設定情報がコンピュータ1から予めダウンロードされて記憶されている。配信条件の設定については、後に詳述する。
【0038】
ホストコンピュータとしてのコンピュータ1は、一般の汎用パーソナルコンピュータと同様に、CPU、メモリ(RAM、ROMなど)、外部記憶装置(ハードディスクドライブ、MOドライブなど)、表示装置および入力装置(キーボード、マウスなど)を有している。また、コンピュータ1は、図1に示すように、サーバ部11、インターフェース部(図中、I/F)12、配信設定部13、ネットワークファイル14、アプリケーション部15、データベース16、データメモリ17、コンパイラ18および公開サーバ部19を備えている。
【0039】
インターフェース部12は、表示器2との間の通信を行うために共通ネットワーク3に接続されている。
【0040】
サーバ部11は、データ通信処理部11aおよびデータベース管理部11bを有している。このサーバ部11は、パッケージソフトウェアとしてプログラムメディアの形態で提供可能なソフトウェアであって、予めコンピュータ1にインストールされている。このプログラムメディアも、前述のプログラムメディアと同様、コンピュータ1や表示器2と分離可能に構成される記録媒体である。
【0041】
データ通信処理部11aは、共通ネットワーク3を介した表示器2…との間のデータ通信処理を行うとともに、アプリケーション部15との間でデータのやり取りを行う部分である。このデータ通信処理部11aは、例えば、後述する作画エディタ15aで作成されたユーザ画面を表示器2に転送したり、表示器2から配信された入力データおよびユーザ画面を収集したりといった処理を行う。
【0042】
蓄積手段および検索手段としてのデータベース管理部11bは、表示器2から配信されてきた入力データおよびユーザ画面をデータベース16に登録したり、データベース16に登録されたそれらを検索したりする。
【0043】
具体的には、データベース管理部11bは、データベース16において表示器2毎に名称が付与されたフォルダを設定し、表示器2から配信条件(入力、所定の周期など)が満たされると配信されてくる、プログラマブル表示器2で表示されたユーザ画面および入力データと、そのユーザ画面におけるシンボル(部品およびタグ)とを各々組み合わせてレコードとし、上記のフォルダにそのレコードを発生順(時系列)に登録する。フォルダ名としては、例えば、表示器2の局名、例えば、図1に示すようなAで表される「ノードA」や、表示器2の機種名といった適当な名称が用いられる。また、データベース管理部11bは、ユーザ画面を再生する場合、所望のフォルダにおけるユーザが指定したキーのレコードを検索して、得られたレコードを表示させるように作画エディタ15aに渡す。さらに、データベース管理部11bは、表形式でデータを再生する場合、所望のフォルダにおけるユーザが指定したキーのレコードを検索して、得られたレコードを図4に示すような表形式で表示する。
【0044】
データベース16が一般にハードディスク装置に構築されることから、ハードディスク装置からのデータの読み出しには比較的長い時間を要する。このため、データベース管理部11bは、複数のレコードからなるブロック単位でレコードを読み出す。これにより、ハードディスク装置へのアクセスが少なくなり、検索の速度を高めることができる。また、複数のブロックをまとめて読み出すことによって、さらに高速の検索を行うことができる。
【0045】
検索のために、データベース管理部11bは、例えば、図3に示すような検索画面51をユーザに提供する。この検索画面51は、再生キー51a、停止キー51b、早送りキー51c、巻き戻しキー51d、一時停止キー51eおよび後述するキーを指定するキー指定部51fを有している。
【0046】
データベース管理部11bは、再生キー51aの操作により、作画エディタ15aが検索データを連続的に表示するように、連続的にデータの検索を行う。この検索において早送りキー51cまたは巻き戻しキー51dが操作されると、検索速度が高くなり、検索画面が順方向または逆方向に高速で表示される一方、一時停止キー51eの操作により検索が一時停止し、このとき、ユーザ画面が静止状態で表示される。また、早送りキー51cまたは巻き戻しキー51dのみの操作では、高速度で検索位置が変化するが、ユーザ画面は表示(再生)されない。このとき、日時設定部51aには、検索位置の移動時に認識された日時が表示されていく。さらに、停止キー51cの操作により、検索が停止する。
【0047】
上記の検索画面51は、検索されて作画エディタ15aによって表示された再生画面52上に表示され、マウスなどのドラッグ&ドロップにより所望の位置への移動が可能である。このような検索画面51により、オーディオ装置などの操作と同様な感覚で検索を行う環境がユーザに提供される。
【0048】
また、データベース管理部11bは、ネットワークを介してのデータベース16へのアクセスに対するセキュリティチェックを行う。例えば、共通ネットワーク3においては、ユーザIDおよびパスワードが登録されたものであると確認されると、アクセスが許可(認証)される。これにより、共通ネットワーク3に接続されるインターネット5からの第三者による不用意なアクセスを拒否することができる。
【0049】
配信設定部13は、ノード情報および配信情報を設定する。ノード情報は、共通ネットワーク3におけるノードと、そのノードに接続される表示器2の種類とを含んでいる。配信情報は、各表示器2毎のデータ配信タイミング、配信すべきデータのストアアドレス、受信したデータのストアアドレスなどを含んでいる。これらのノード情報および配信情報は、ネットワークファイル14に保存され、必要に応じて各表示器2のデータ配信部27にダウンロードされる。この配信設定部13は、パッケージソフトウェアとしてプログラムメディアの形態で提供可能なソフトウェアであって、予めコンピュータ1にインストールされている。このプログラムメディアも、前述のプログラムメディアと同様、コンピュータ1や表示器2と分離可能に構成される記録媒体である。
【0050】
アプリケーション部15は、作画エディタ15aを含んでいる。
【0051】
作画エディタ15aは、プログラマブル表示器2が、択一的な判定や数値などのオペレータによる入力を可能にするPOP端末としての機能を備えるように、表示部25に表示させるユーザ画面を作成する画面作成ソフトウェアである。
【0052】
一般に、作画エディタ15aは、ユーザ独自の画面であるユーザ画面を作成できるように、スイッチ、ランプ、テンキー、各種表示器(例えば、数値表示器、メータ表示器およびグラフ表示器)などの部品、タグ設定機能、描画機能、テキスト入力機能などを備えている。部品としては、単一の機能を有する単一部品だけでなく、複数の機能を有する、複合スイッチ、カウンタ、タイマといった複合部品が用意されている。このような複合部品は、単一部品と同様、ドラッグ&ドロップなどの操作によってベース画面の所望の位置に配置できるようにライブラリ形式で登録されている。テキストタグは、文字列、数値などを画面上の任意の位置に表示させるために、所望の位置(領域)に設定される表示機能である。
【0053】
上記の作画エディタ15aによって作成されたユーザ画面は、必要に応じてインターフェース部12を介してプログラマブル表示器2に転送され、メモリ部26にダウンロードされる。
【0054】
データベース16は、データベース管理部11bによって順次書き込まれるデータをフォルダ毎に管理している。例えば、ノードAの表示器2に表示されるユーザ画面については、図4に示すように、基板の良品と不良品との判別を行う検査についての画面では、基板毎に付された固有の番号である「基板No.」、良品を表す「OK」、不良品を表す「NG」、各基板に付与されたテキストのバーコードリーダ7による読み取り内容を表す「テキストデータ」などの各項目がフィールドとして設けられている。データの管理形式は、データの形態や収集方法によって異なるので、上記の例には限定されない。例えば、周期的にデータを収集した場合は、日時がフィールドとして設けられる。また、検査担当者のコメントなどがデータとして付加される場合は、そのためのフィールドが設けられる。
【0055】
また、図示はしないが、「画面」を除いた各フィールドのデータは、ユーザ画面上のシンボルのデータが対になるように併せて書き込まれる。例えば、「OK」の場合は、図4に示すOKボタンのデータであったり、「テキストデータ」の場合は、同じく図4に“TEXT”と表示されたテキストタグのデータであったりする。それらのフィールドによって1つのレコードが形成され、各レコードが入力順に書き込まれる。ユーザ画面が切り替わる場合は、そのユーザ画面に応じたファイル名が書き込まれるようになっている。
【0056】
データベース16においては、レコードが入力順に保存される順編成のファイル構造が形成される。これにより、時刻順にレコードを検索する順アクセスを可能にしている。また、データベース16においては、指定された検索項目に基づいてレコードを直接アクセスすることを可能にするために、所望のレコードがデータベース管理部11bによってキーを付与された状態で保存される。このキーの設定は、図示しないが、データベース管理部11bが提供するキー設定用の画面で予めユーザによって行われる。
【0057】
キーは、例えば、前述の図4の例では、基板No.などのデータ(検索項目)に付与される。最終的なレコードへのアクセスは、物理アドレスに基づいて行われるので、物理アドレスとキーとの対応付けが必要となる。この対応付けとしては、例えば、キーと物理アドレスとを対照表で1対1で対応付けたり、あるいはキー値を基に所定の関数を用いて得られた値を物理アドレスとしてレコードを書き込んだりすることが挙げられる。また、キーと物理アドレスとの対応付けの代わりに、キーからレコード番号を算出し、このレコード番号に基づいてレコードの書き込みを行って、OSのファイルシステムにレコード番号から物理アドレスを算出させるようにしてもよい。
【0058】
このように、キーをレコードに付与することによって、キーにより所望のレコードを一意的に特定することができる。
【0059】
データメモリ17は、データベース管理部11bによって検索されたユーザ画面およびそのシンボル(テキストも含む)をコンパイラ18の処理に供するために一時的に格納しておくメモリである。
【0060】
変換手段としてのコンパイラ18は、上記のユーザ画面を、クライアント装置6のブラウザ91に含まれるバーチャルマシンで実行できるようなJava(登録商標)言語のアプレット(実行プログラム)に変換する。このアプレットは、Java言語からなっているので、クライアント装置6のプラットフォームに依存しない。アプレットにおける各インスタンスは、ユーザ画面(表示用プログラム)において対応するシンボルを参照するように設定されている。また、各インスタンスは、ユーザ画面におけるシンボルに対応するデータをシンボルに反映させるように作成されている。さらに、コンパイラ18は、図4に示す表形式で検索データを再生する場合、表(表示用プログラム)をアプレットに変換する。そのアプレットにおける各インスタンスは、表の各所に配置されるべきデータを表示するように設定されている。
【0061】
コンピュータ1には、予め作画エディタ15aで用いられるシンボルの種類毎にバーチャルマシンが実行するメソッドを含むクラスが格納されており、コンパイラ18がユーザ画面における各シンボルに対応するメソッドを呼び出すコードを生成する。また、コンパイラ18は、図3に示す検索画面51もユーザ画面と同様にアプレットに変換する。この検索画面51による前述の各検索操作についても、バーチャルマシンが実行するメソッドを含むクラスが用意されている。
【0062】
公開サーバ部19は、クライアント装置6からの要求に対し、例えば、URI(Universal Resource Interface) などに基づいて、クライアント装置6が要求しているユーザ画面を判別し、CGI(Common Gateway Interface)やBGI(Binary Gateway Interface) などによって、コンパイラ18にアプレットの生成を指示する。通信手段としての公開サーバ部19は、インターフェース部12から共通ネットワーク3およびインターネット5を介してクライアント装置6に上記のアプレットを送出する。コンピュータ1は、公開サーバ部19を備えることによって、インターネット5上でWebサーバとして機能する。
【0063】
上記のコンパイラ18および公開サーバ部19も、パッケージソフトウェアとしてプログラムメディアの形態で提供可能なソフトウェアであって、予めコンピュータ1にインストールされている。このプログラムメディアも、前述のプログラムメディアと同様、コンピュータ1や表示器2と分離可能に構成される記録媒体である。
【0064】
端末装置としてのクライアント装置6は、例えば、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)プロトコルでコンピュータ1などのサーバ装置からHTMLドキュメントなどのドキュメントを受け取って閲覧するブラウザ61を備えている。このブラウザ61は、汎用の閲覧用ソフトウェアなどで構成されており、バーチャルマシンを含んでいる。バーチャルマシンは、プラットフォームに依存しないバイトコードをクライアント装置6のネイティブコードに変換する。このバーチャルマシンは、コンピュータ1のデータベース16から読み出されたデータに応じて、ユーザ画面を表示器2での表示状態と同様に表示させるための描画メソッドを実行する。また、バーチャルマシンは、ブラウザ61から独立して設けられていてもよい。
【0065】
ここで、前述の配信設定部13で設定される配信情報について説明する。配信情報は、図5(a)および(b)に示すような設定画面上で設定され、設定画面には「配信条件」と「配信局・受信局」とが設けられている。
【0066】
図5(a)に示す「配信条件」には、配信のタイミングを決定する条件として、電源投入、時刻指定、周期指定、書き換えトリガ、入力トリガ、立ち上がりトリガおよび立ち下がりトリガが設けられている。
【0067】
「電源投入」は、表示器2の電源投入時に配信を行う条件であり、「時刻指定」は、指定された時刻に配信を行う条件である。「周期指定」は、所望の周期毎に配信を行う条件であり、「書き換えトリガ」は、入力データが書き換えられたとき、すなわち入力データが変化したときに配信を行う条件である。「入力トリガ」とは、データの入力が行われたときに配信を行う条件である。「立ち上がりトリガ」と「立ち下がりトリガ」とは、入力データの立ち上がりと立ち下がりとのそれぞれの検出時に配信を行うための条件である。また、配信条件の設定画面における下側の領域には、配信条件をチェックする周期(ms単位)と、配信を行う期間の設定欄が設けられている。ただし、チェック周期は、「電源投入」、「時刻設定」および「周期指定」の配信条件にのみ有効であり、期間限定は、「周期指定」の配信条件にのみ有効である。
【0068】
一方、図5(b)に示す「配信局・受信局名」には、配信局および受信局についての情報記入部が設けられている。配信局の情報は、入力データの配信元となる表示器2のノード名と、指定された期間に配信するデータの個数とを含んでいる。また、受信局の情報は、受信局となるコンピュータ1においてデータベース16で管理されるフォルダ名を含んでいる。
【0069】
上記のように構成されるデータ管理システムにおいては、各表示器2およびコンピュータ1の間で表示器2に入力されたデータおよびそのデータに対応するユーザ画面の配信を容易に行うことができる。次に、その配信について詳細に説明する。
【0070】
ここで、共通ネットワーク3の各ノードA〜Cに各表示器2が接続されており、表示器2に個々にバーコードリーダ7が接続されている構成について説明する。このような構成においては、表示器2でオペレータによって入力されたデータが、その表示器2のメモリ部26に格納される。ノードAの表示器2におけるデータ配信部27は、前述の配信設定部13で予め設定された条件、例えば、データが入力されて「入力トリガ」が満たされる毎にそのデータを配信し、そのデータはコンピュータ1にストアされる。
【0071】
さらに、コンピュータ1は、各表示器2から配信されるすべてのデータをノード毎にストアしている。各表示器2には、データ配信部27内に配信データの格納に必要なストア領域が形成されている。
【0072】
コンピュータ1でのデータの取り込みは、配信元からの配信データの、例えばIPアドレスに受信先のアドレスを格納しておくことによって行われてもよい。また、受信先がコンピュータ1だけでなく表示器2など多く存在する場合には、上記のデータ取り込みが、上記のIPアドレスを一斉同報として、受信側で、配信データの配信元のIPアドレスに応答してデータを取り込むか否かを決定するようにして行われてもよい。しかも、すべての表示器2がコンピュータ1と同様に、すべての配信データに対応したストア領域を有し、すべての配信データを保有していてもよいことは勿論である。
【0073】
上記のように、配信条件が成立すると、各表示器2およびパソコン1との間でデータの配信が行えるだけでなく、配信条件の成立をトリガとして、コンピュータ1のデータベース16に配信データを順次格納し、そのデータベース16から所望のレコードを検索することができる。続いて、その動作について詳細に説明する。
【0074】
例えば、基板検査を行う場合、ノードAの表示器2において、検査担当のオペレータが、図6に示すような検査画面71に検査結果を入力していく。ユーザ画面としての検査画面71は、番号表示部71aと、テキスト表示部71bと、OKボタン71cと、NGボタン71dと、終了ボタン71eとを含んでいる。番号表示部71aは、前述の基板No.を表示する一方、テキスト表示部71bは、基板のバーコードに付されたテキスト情報を表示する。OKボタン71cは基板が良品であるときに押すボタンであり、NGボタン71dは基板が不良品であるに押すボタンであり、終了ボタン71eは基板1枚に対する検査が終了したときに押すボタンである。
【0075】
検査においては、まず、オペレータがバーコードリーダ7によって被検査基板におけるバーコードの読み取り操作を行うと、バーコードから読み取られた基板No.とテキストデータとが表示器2に入力される。これにより、基板No.が番号表示部71aに表示され、テキストがテキスト表示部71bに表示される。これらのデータは、メモリ部26のRAMに一時的に蓄えられる。
【0076】
次いで、オペレータが、被検査基板の検査を行った結果、被検査基板が良品である場合はOKボタン71cを押す一方、被検査基板が良品である場合はNGボタン71dを押す。入力部24のタッチパネルは、OKボタン71cまたはNGボタン71dが押されるとON信号を良品または不良品のデータとして出力し、そのデータはメモリ部26のRAMに一時的に蓄えられる。このようにして、その被検査基板の検査が終了すると、オペレータが終了ボタン71eを押すと、次の基板の検査が行えるようになる。
【0077】
このとき、配信条件が「入力トリガ」に設定されていると、終了ボタン71eが押されることが入力トリガとなって、メモリ部26に蓄えられていた各データが共通ネットワーク3を介してコンピュータ1に配信される。また、検査画面71は、最初の検査で得られたデータとともにコンピュータ1に配信される。配信されるデータは、図2に示すデータ列DTにおけるデータ本体42に含まれる。
【0078】
これらのデータは、インターフェース部12からデータ通信処理部11aに取り込まれ、データベース管理部11bに渡される。データベース管理部11bは、ノードAのフォルダに、同一の被検査基板について入力された全データを1件のレコードとして、次々と入力されてくるレコードを順次データベース16に書き込んでいく。このような書き込みは、自動的に行われるので、ユーザがデータベース16を意識することなくデータを蓄積することができる。
【0079】
データベース16において検索を行う場合、まず、サーバ部11の動作モードを検索モードに切り替えて、図3に示すような検索画面51を起動する。ここで、データをユーザ画面(検査画面71)として再生する画面再生モード、またはデータを表形式で再生する表再生モードのいずれかを選択する。
【0080】
画面再生モードの場合、レコードを格納された順に検索していくときは、再生キー51bを操作することによって指定されたフォルダにおいて検索が開始する。検索が行われているときは、レコードが、データベース管理部11bによってデータベース16から順次読み出され、作画エディタ15aに出力される。作画エディタ15aは、受け取ったレコードにおける検査画面71とシンボルのデータとに基づいて検査画面71を再現し、図3の再生画面52のように、コンピュータ1のディスプレイに表示する。この再生画面52では、基板No.およびテキストが表示されるとともに、OKボタンまたはNGボタンが点灯するように表示される。
【0081】
このような一連の動作が連続的に行われるので、ディスプレイには、オペレータが実際に検査していたときに表示器2に表示された検査画面71を再現することができる。
【0082】
また、予め設定されたキーに基づいて、指定されたキーに対応するレコードのみを読み出す場合、例えば、NGをキー指定部51fに入力してキーとして指定し、再生キー51bを操作すれば、「NG」のビットが“1”であるレコードが順次読み出され、作画エディタ15aによって再生される。このようにNGをキーとして指定することによって、NGすなわち不良品と判定された基板についての検査画面71を表示させることによって、その基板についての不良品判定の適否を確認することができる。
【0083】
表再生モードの場合、前述の再生画面52に図4に示すような表形式で各データが再生される。このときも、画面再生モードと同様、各キー51a〜51eの操作によって再生が行われるが、ディスプレイにおいて表がスクロールしていく点が、画面単位で再生を行う画面再生モードと異なる。また、NGをキー指定部51fに入力してキーとして指定し、再生キー51bを操作すれば、「NG」のビットが“1”であるレコードのみが順次読み出され、表形式で再生される。
【0084】
上記のような検索および再生の操作は、インターネット5を介してクライアント装置6からでも行うことができる。続いて、この場合の動作について説明する。
【0085】
まず、公開サーバ部19は、クライアント装置6から検索の要求を受けると、CGIを起動してサーバ部11のデータベース管理部11bに検索を指示する。データベース管理部11bは、この指示を受けて前述のようにしてデータベース16に対して検索を行う。データベース管理部11bから送出されるレコードは、一旦データメモリ17に蓄えられた後、コンパイラ18に出力される。
【0086】
また、公開サーバ部19は、CGIやBGIなどによって、コンパイラ18にアプレットの生成を指示する。コンパイラ18は、公開サーバ部19からアプレットの生成指示を受けると、データメモリ17から読み出された、生成すべきアプレットに対応するレコードから、ユーザ画面のそれぞれにおけるシンボルを抽出し、そのシンボルの種類に対応するクラスのインスタンスを生成するための文字列(コード)と、そのインスタンスのフィールドにシンボルのパラメータを設定するための文字列(コード)とを出力する。また、インスタンス生成時の初期値として両文字列を指定してまとめて出力してもよい。
【0087】
さらに、コンパイラ18は、ユーザ画面のそれぞれにおける全てのシンボルについて文字列の出力が終了したときには、HTML(HyperText Markup Language) ドキュメントとして必要な文字列(“〈HTML〉”、“〈TITLE 〉”など)も、生成されたコードをアプレットとして動作させるための文字列(“〈APPLET〉など)を各シンボルに基づいて生成されたコードの前後に付す。
【0088】
このようにして、データベース16に格納されていた、実際に表示器2に表示されたユーザ画面は、アプレットとして公開サーバ20に出力される。公開サーバ部19は、インターフェース部12から共通ネットワーク3およびインターネット5を介してクライアント装置6に上記のアプレットを送出する。
【0089】
クライアント装置6では、ブラウザ61がバーチャルマシンを起動し、コンピュータ1から提供されるデータを用いて描画メソッドを実行することによって、表示器2での表示状態と同様にユーザ画面が表示される。このようにして、コンピュータ1から離れた位置にあるクライアント装置6でも、コンピュータ1と同様に検索を行うことができる。また、表形式でデータを表示する場合は、文字の描画メソッドを実行することによって、各データが表示される。
【0090】
以上のように、本実施の形態のデータ管理システムでは、データ配信部27によるデータ配信機能を用いることによって、設定された配信条件を満たす毎に表示器2からデータがコンピュータ1に配信され、そのデータがデータベース管理部11bによってデータベース16に順次蓄えられていくので、効率的にデータを収集して蓄積することができる。それゆえ、ユーザが意識することなくデータベース16を構築することができる。
【0091】
また、データが収集された順に時系列でデータベース16に蓄積されていくので、データベース16におけるデータ構造が単純化されて、データの詳細や所在が分かりやすい。これにより、データベース管理が容易になる。
【0092】
さらに、検索によって得られたデータをユーザ画面反映させることによって、表示器2での入力操作が再現される。それゆえ、検索によって誤検査などの誤入力が生じた際のユーザ画面を確認することができる。特に、キー指定で検索することによって、特定の項目(フィールド)で所望の被検査基板についての画面を容易に特定することができる。しかも、図3に示すような検索画面51を用いることによって連続的な検索を行えば、VTRなどの映像再生機器での再生操作と同様な感覚でユーザ画面を再生することができる。
【0093】
なお、本実施の形態では、上記のように、基板の検査におけるデータをデータベース16に蓄積し、検索する例について説明したが、本実施の形態で収集・集積し、かつ検索できるデータはこれに限定されない。例えば、物流施設では、本データ管理システムを検品端末や仕分けシステムに適用できる。仕分けシステムでは、コンベアで搬送されてきた荷物や商品に添付されたバーコードをバーコードリーダ7で読み取ったデータを表示器2に表示させ、そのときの画面またはデータそのものをデータベース16に蓄積し、そこから検索することができる。このように、本データ管理システムは、表示器2から直接またはバーコードリーダ7などを用いて入力されたデータを表示器2に表示できるようなデータを扱う分野であれば、POPシステムだけでなく、販売店、アミューズメントシステム、街頭情報端末などの幅広い分野に適用することができる。
【0094】
また、本実施の形態では、共通ネットワーク3として、イーサネット上のTCP/IPを採用しているが、これに限るものではない。例えば、IEEE1394など、他のネットワークであってもよい。コンピュータ1が表示器2を介して各PLC3と通信するために十分な通信容量を持ったネットワークであれば、同様の効果が得られる。
【0095】
また、本実施の形態では、コンピュータ1でユーザ画面をアプレットに変換する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、ユーザ画面と同一内容のビットマップ形式やJPEG形式のファイルを作成し、それをクライアント装置6に送信してもよい。コンピュータ1が、検索されたユーザプログラムをクライアント装置6が表示可能な形式に変更した後、それをクライアント装置6に送信すれば、ユーザプログラムを表示するための表示制御用プログラムを予めクライアント装置6にインストールしておく必要がなくなるので、インストールの手間、時間および費用を削減できる。
【0096】
ただし、コンピュータ1とクライアント装置6とがインターネット5を介して通信している場合など、両者間の通信速度が遅い場合、ユーザ画面を送信すると、クライアント装置6における表示の更新速度が低下してしまう。そこで、本実施の形態では、表示動作をクライアント装置6に行わせるアプレットを配付するとともに、データの内容を中継しているので、データ伝送量を大幅に削減でき、クライアント装置6における応答速度を大幅に向上することができる。また、例えば、カーソル移動などのユーザインターフェースをクライアント装置6側で処理できるので、さらに応答速度を向上することができる。
【0097】
さらに、本実施の形態では、アプレットを伝送する場合を例示したが、アプレットの代わりに、例えばBASICなどのプログラム言語をコンパイルするなどして、アプレットと同様の動作をクライアント装置6に実行させるプログラムを配信しても、ほぼ同様の効果が得られる。
【0098】
これに対し、本実施の形態のように、コンピュータ1がアプレットを送信し、クライアント装置6におけるバーチャルマシンがそのアプレットを解釈して表示する場合、バーチャルマシンを備えることによってクライアント装置6のオペレーティングシステム(OS)やCPUが実行可能な機械語が異なっていても、アプレットを実行することができる。したがって、コンピュータ1が生成するアプレットの種類を増加させることなく、より多くのクライアント装置6でユーザ画面を表示することができる。
【0099】
【発明の効果】
以上のように、本発明のデータ集積システムは、データを入力する入力手段と、該入力手段から入力されたデータを表示するための画面を表示する表示処理手段と、予め設定されている配信条件が満たされたときに、上記入力手段によって入力されたデータおよびデータに対応する画面を配信する配信手段とを有するプログラマブル表示器と、このプログラマブル表示器から配信されたデータとデータに対応する画面とを関連付けて蓄積する蓄積手段、該データベースに蓄積されたデータを検索し、かつデータを対応する画面上で表示する検索手段、この検索手段によってデータを表示するための上記画面を、端末装置からの要求に応じて、該端末装置のバーチャルマシンが実行可能な、上記画面に表示するシンボルに対応するデータを該シンボルに反映させるインスタンスを有するアプレットに変換するとともに、上記検索手段に検索を実行させる操作入力のための検索画面も上記画面とともにアプレットに変換する変換手段、および該アプレットを、上記端末装置でデータを表示させるように上記アプレットを実行する上記端末装置へ送信する通信手段を有するホストコンピュータとを備えている構成である。
【0100】
また、本発明のデータ集積方法および記録媒体に記録されたデータ集積のためのプログラムは、プログラマブル表示器において、入力されたデータおよび該データを表示するための画面を、予め設定されている配信条件が満たされたときに配信する処理を実行し、ホストコンピュータにおいて、上記プログラマブル表示器から配信されたデータおよび該データに対応して配信された画面をデータベースに蓄積する処理と、蓄積されたデータを検索し、かつそのデータを対応する画面上で表示する処理と、検索されたデータを表示するための上記画面を端末装置からの要求に応じて、該端末装置のバーチャルマシンが実行可能な、上記画面に表示するシンボルに対応するデータを該シンボルに反映させるインスタンスを有するアプレットに変換するとともに、上記検索手段に検索を実行させる操作入力のための検索画面も上記画面とともにアプレットに変換する処理と、該アプレットを、上記端末装置でデータを表示させるように上記アプレットを実行する上記端末装置へ送信する処理とを実行する。
【0101】
これにより、予め設定されている配信条件が満たされたときに、データがホストコンピュータに配信されると、ホストコンピュータでそれらが蓄積されるので、ユーザが意識することなくデータベースが自動的に構築されるとともに、蓄積されたデータ構造が単純化される。したがって、データベース管理を容易にすることができるという効果を奏する。
【0102】
また、上記のデータ集積システム、方法およびプログラムにおいては、上記ホストコンピュータが、蓄積されたデータを検索し、かつ表示する(検索手段)ので、蓄積されたデータから所望のデータを容易に再生することができる。したがって、過去のデータの有効利用を図ることができるという効果を奏する。
【0103】
また、上記のデータ集積システム、方法およびプログラムにおいては、データに対応する画面を配信(配信手段)し、データに対応する画面を関連付けて蓄積し(蓄積手段)、上記ホストコンピュータにおいて、蓄積されたデータを検索し、かつそのデータを対応する画面上で表示する(検索手段)ので、ホストコンピュータに配信されたデータが対応する画面とともに蓄積手段に蓄積され、そのデータが検索される際には画面上で表示される。これにより、プログラマブル表示器で画面に表示されたデータがそのまま再現されるので、プログラマブル表示器で実際に入力された状態を見ることができる。したがって、プログラマブル表示器への誤入力などを視覚的に容易に確認することができるという効果を奏する。
【0104】
また、上記のデータ集積システム、方法およびプログラムにおいては、上記ホストコンピュータにおいて、検索されたデータを表示するための画面を端末装置からの要求に応じて該端末装置が実行可能なアプレットに変換し(変換手段)、該アプレットを、上記端末装置でデータを表示させるように上記アプレットを実行する上記端末装置へ送信する(通信手段)ので、画面がアプレットに変換されると、そのアプレットがデータとともに端末装置に送信され、端末装置では、アプレットが実行されることによってデータが表示される。したがって、画面をアプレットの形態で送信することよって、インターネットなどのネットワーク上の端末装置でもホストコンピュータに蓄積されたデータを、ホストコンピュータと同様に検索して確認することができるという効果を奏する。
【0105】
また、上記のデータ集積システム、方法およびプログラムにおいては、上記ホストコンピュータにおいて、検索手段に検索を実行させる操作入力のための検索画面も上記画面とともにアプレットに変換することにより、端末装置においても検索画面を用いた検索を行うことができる。
【0106】
また、上記のデータ集積システムおよびデータ収集方法においては、上記ホストコンピュータにおいて、上記プログラマブル表示器に対応したフォルダを上記データベースに設定する一方、該フォルダに、該フォルダに対応した上記プログラマブル表示器の上記配信手段から配信されたデータおよび画面を時系列に蓄積し、さらに好ましくは、上記ホストコンピュータにおいて、データ、画面および該画面におけるシンボルにて形成したレコードを上記フォルダに蓄積し、検索時に複数のレコードをブロック単位として上記フォルダから読み出す。これにより、データベースをハードディスク装置で構成した場合、ハードディスク装置へのアクセスが少なくなり、検索の速度を高めることができる。また、複数のブロックをまとめて読み出すことによって、さらに高速の検索を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係るデータ管理システムの要部の構成を示すブロック図である。
【図2】 共通ネットワークの通信プロトコルを示す説明図である。
【図3】 上記制御システムにおけるパーソナルコンピュータに含まれるデータベースで検索するための操作画面および検索によって再生されたユーザ画面(再生画面)を示す説明図である。
【図4】 上記データベースに格納されるユーザ画面に関するレコードの保存形式を示す説明図である。
【図5】 (a)および(b)は、それぞれ上記パーソナルコンピュータにおける配信設定部にて設定される配信条件設定画面および配信局・受信局設定画面を示す説明図である。
【図6】 基板を検査する場合のユーザ画面である検査画面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ(ホストコンピュータ)
2 プログラマブル表示器
3 共通ネットワーク
5 インターネット
6 クライアント装置(端末装置)
7 バーコードリーダ(入力手段)
11a データ通信処理部
11b データベース管理部(蓄積手段、検索手段)
15 アプリケーション部
15a 作画エディタ
16 データベース
18 コンパイラ(変換手段)
19 公開サーバ(通信手段)
21 データ処理部(表示処理手段)
24 入力部(入力手段)
27 データ配信部(配信手段)
61 ブラウザ
71 検査画面(画面)

Claims (9)

  1. データを入力する入力手段と、該入力手段から入力されたデータを表示するための画面を表示する表示処理手段と、予め設定されている配信条件が満たされたときに、上記入力手段によって入力されたデータおよびデータに対応する画面を配信する配信手段とを有するプログラマブル表示器と、
    上記プログラマブル表示器から配信されたデータとデータに対応する画面とを関連付けてデータベースに蓄積する蓄積手段、該データベースに蓄積されたデータを検索し、かつデータを対応する画面上で表示する検索手段、上記検索手段によってデータを表示するための上記画面を、端末装置からの要求に応じて、該端末装置のバーチャルマシンが実行可能な、上記画面に表示するシンボルに対応するデータを該シンボルに反映させるインスタンスを有するアプレットに変換する変換手段と、該アプレットを、上記端末装置でデータを表示させるように上記アプレットを実行する上記端末装置へ送信する通信手段を有するホストコンピュータとを備え、
    上記変換手段は、上記検索手段に検索を実行させる操作入力のための検索画面も上記画面とともにアプレットに変換することを特徴とするデータ集積システム。
  2. 上記蓄積手段は、上記プログラマブル表示器に対応したフォルダを上記データベースに設定する一方、該フォルダに、該フォルダに対応した上記プログラマブル表示器の上記配信手段から配信されたデータおよび画面を時系列に蓄積することを特徴とする請求項1に記載のデータ集積システム。
  3. 上記蓄積手段は、データ、画面および該画面におけるシンボルにより形成したレコードを上記フォルダに蓄積するとともに、
    上記検索手段は、複数のレコードをブロック単位として読み出すことを特徴とする請求項2に記載のデータ集積システム。
  4. プログラマブル表示器において入力されたデータおよび該データを表示するための画面を、予め設定されている配信条件が満たされたときに配信し、
    ホストコンピュータにおいて、上記プログラマブル表示器から配信されたデータおよび該データに対応して配信された画面をデータベースに蓄積し、蓄積されたデータを検索し、かつそのデータを対応する画面上で表示し、検索されたデータを表示するための上記画面を端末装置からの要求に応じて、該端末装置のバーチャルマシンが実行可能な、上記画面に表示するシンボルに対応するデータを該シンボルに反映させるインスタンスを有するアプレットに変換し、該アプレットを、上記端末装置でデータを表示させるように上記アプレットを実行する上記端末装置へ送信し、
    上記ホストコンピュータにおいて、上記蓄積されたデータの検索を実行させる操作入力のための検索画面も上記画面とともにアプレットに変換することを特徴とするデータ集積方法。
  5. 上記ホストコンピュータにおいて、上記プログラマブル表示器に対応したフォルダを上記データベースに設定する一方、該フォルダに、該フォルダに対応した上記プログラマブル表示器から配信されたデータおよび画面を時系列に蓄積することを特徴とする請求項4に記載のデータ集積方法。
  6. 上記ホストコンピュータにおいて、データ、画面および該画面におけるシンボルにて形成したレコードを上記フォルダに蓄積し、検索時に複数のレコードをブロック単位として上記フォルダから読み出すことを特徴とする請求項5に記載のデータ集積方法。
  7. プログラマブル表示器において入力されたデータを蓄積するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    上記プログラマブル表示器において、上記データおよび該データを表示するための画面を予め設定されている配信条件が満たされたときに配信する処理を実行し、
    ホストコンピュータにおいて、上記プログラマブル表示器から配信されたデータおよび該データに対応して配信された画面をデータベースに蓄積し、蓄積されたデータを検索し、かつそのデータを対応する画面上で表示する処理と、検索されたデータを表示するための上記画面を、端末装置からの要求に応じて該端末装置のバーチャルマシンが実行可能な、上記画面に表示するシンボルに対応するデータを該シンボルに反映させるインスタンスを有するアプレットに変換するとともに、上記蓄積されたデータの検索を実行させる操作入力のための検索画面も上記画面とともにアプレットに変換する処理と、該アプレットを、上記端末装置でデータを表示させるように上記アプレットを実行する上記端末装置へ送信する処理とを実行するプログラムを記録した記録媒体。
  8. 上記ホストコンピュータにおいて、上記プログラマブル表示器に対応したフォルダを上記データベースに設定する一方、該フォルダに、該フォルダに対応した上記プログラマブル表示器から配信されたデータおよび画面を時系列に蓄積する処理を実行するプログラムを記録した請求項7に記載の記録媒体。
  9. 上記ホストコンピュータにおいて、データ、画面および該画面におけるシンボルにて形成したレコードを上記フォルダに蓄積し、検索時に複数のレコードをブロック単位として上記フォルダから読み出す処理を実行するプログラムを記録した請求項8に記載の記録媒体。
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