JP4029023B2 - Pachinko machine - Google Patents

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Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はパチンコ遊技機に関し、詳しくは確変遊技モードの終了時期が状況に応じて変化に富み、また確変遊技モード中での大当り抽選確率や総大当り抽選確率が状況に応じて変化に富んだものとすることができるパチンコ遊技機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、ＣＲ１種と呼ばれるパチンコ遊技機は、特定の大当りとなると、次回の大当りまでの間、大当り抽選確率を通常遊技モードにおける確率よりも高い確率とした確変遊技モードとするように構成している。
この確変遊技モードを採用した機種のスペックを変えるものとして、盤面構成や図柄は同じで、大入賞口の規定入賞個数を変えたもの、大入賞口への入賞に対する賞球個数を変えたもの等が従来提供されている。
また一般にＳＴ（スペシャルタイム）機とよばれる機種では、大当り終了後、例えば１００回という限定された特別図柄変動回数（大当り抽選回数）に限って、通常よりも大当りする確率を高くする構成としている。前記限定された回数の設定は、大当り遊技終了後一律１００回と設定したり、図柄の種類により、例えば大当り図柄が「７７７」であれば１００回、「８８８」であれば５０回と設定するものがある。
更に特開２００１−２９６０１では、確変遊技モード終了の条件として、次回の大当りが発生するまでという従来からの条件の他に、特別図柄の変動回数（大当り抽選回数）が予め定められた規定回数分に達した時点で終了するという付加条件を設けたパチンコ遊技機が提供されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところが上記ＳＴ機では、大当りになった時点において、大当り遊技モードの終了後の高確率で行われる大当り抽選回数が大当り図柄の種類により又は一律に決まってしまうことから、遊技者にとっては、大当り遊技が終了した後は、とにかく遊技機によって定められた高確率の大当り抽選回数（特別図柄変動回数）の間に大当りを引けるか否かだけが目前の関心事となった単調な遊技状態になってしまう問題があった。
また特開２００１−２９６０１のパチンコ遊技機の場合も同様で、機械によって定められた規定の大当り抽選回数（特別図柄変動回数）の間に大当りを得ることができるか否かのみが関心事となり、遊技者の技量等が何ら大当り抽選回数に変化をもたらさない状態で確変遊技モードが進行し、変化に富まない緊張感のない単調な遊技状態に陥る問題があった。
【０００４】
そこで本発明は上記従来のパチンコ遊技機における問題を解消し、確変遊技モードの終了の時期が変化に富み、また確変遊技モード中における大当り抽選回数（確定図柄の変動回数）に変化をもたらし、また総大当り抽選確率に変化をもたらし、更には遊技者が確変遊技モードにおける大当り確率と１回あたりの変動時間との組合せを選択することで遊技者の好みを反映させることができる、変化に富んだ、緊張感と楽しみを十分に与えることができるパチンコ遊技機の提供を課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明のパチンコ遊技機は、始動入賞口に遊技球が入るとそれに基づいて大当りかハズレかを抽選すると共に特別図柄を変動及び確定表示し、大当りの場合には大入賞口を一定の条件で開放する大当り遊技を実行し、且つ前記大当りが更に特定の大当りの場合には、前記大当り遊技終了後の遊技モードを、前記大当りかハズレかを抽選する大当り抽選確率が通常遊技モードの場合よりも高い確率に設定される確変遊技モードで行うように構成したパチンコ遊技機であって、
前記確変遊技モードの終了時期を、確変遊技モード中における特別図柄の変動時間の積算が規定積算変動時間に達した時点とすると共に、前記特別図柄の変動時間の積算を、リーチ変動が加わる場合でもそのリーチ変動時間を含まない変動時間の積算とする構成としたことを第１の特徴としている。
【０００６】
また本発明のパチンコ遊技機は、上記第１の特徴に加えて、確変遊技モード中での大当り抽選確率と、リーチ変動が加わる場合でもそのリーチ変動時間を含まない１回当りの変動時間との組合せを、複数種類の組合せの中から選んで決定する構成としたことを第２の特徴としている。
また本発明のパチンコ遊技機は、上記第２の特徴に加えて、確変遊技モード中での大当り抽選確率と、リーチ変動が加わる場合でもそのリーチ変動時間を含まない１回当りの変動時間との組合せを、複数種類の組合せの中からランダムに選んで決定する構成としたことを第３の特徴としている。
また本発明のパチンコ遊技機は、上記第２の特徴に加えて、確変遊技モード中での大当り抽選確率と、リーチ変動が加わる場合でもそのリーチ変動時間を含まない１回当りの変動時間との組合せを、複数種類の組合せの中から遊技者が選んで決定する構成とし、遊技者が選ばない場合にランダムに選んで決定する構成としたことを第４の特徴としている。
【０００７】
（作用効果）
上記第１の特徴によれば、遊技球が始動入賞口に入る（入賞する）とそれに基づいて大当りかハズレかの抽選がなされ、大当りの場合は大当り遊技となり、大入賞口が一定の条件で開放される。そして前記大当りが更に特定の大当りの場合には、前記大当り遊技が終了した後、確変遊技モードが開始される。確変遊技モードでは大当り抽選確率が通常遊技モードの場合よりも高く設定されているため大当りとなる可能性は高くなる。この確変遊技モードは次回の大当りが発生した時点で終了となる。が、それよりも早い時点においても、確変遊技モード中における特別図柄の変動の積算時間が規定積算変動時間に達した時点において終了となる。
確変遊技モード中において大当りとなる総確率は、１回毎の大当り抽選確率×抽選回数（特定図柄の変動回数）であるから、予め定まった固定の大当り抽選回数（特定図柄の変動回数）をもって確変遊技終了の条件とすれば、１回毎の大当り抽選確率が同じである限り、その間での大当りとなる総確率も一定値に固定してしまう。
これに対して第１の特徴をもつ本発明では、確変遊技モードの終了条件として、次回の大当りが発生するという条件の他に、確変遊技モード中に特別図柄の変動の積算時間が規定積算変動時間に達することを条件としている。
大当り抽選に伴う特別図柄の１回の変動時間は、常に一定に定まっているわけではない。例えばハズレ図柄を表示する場合においても、リーチ変動が加わる場合の変動時間とリーチ変動が加わらない基本変動だけの変動時間では、１回の変動時間が異なる。従ってリーチになる回数の大小によって同じ積算変動時間であっても、その間に発生した大当り抽選回数（特別図柄の変動回数）は大きく異なってくる場合が生じる。
またリーチ変動が加わらない基本変動だけの場合においても、例えば特別図柄の始動記憶数Ｕが多くなると変動時間を短くするようにする等、状況に応じその変動時間を変更させるようにした機種では、同じ積算変動時間であっても、その間に発生した大当り抽選回数（特別図柄の変動回数）はかなり異なってくる場合がある。
このように特別図柄の変動の積算時間が規定積算変動時間に達することをもって確変遊技の終了条件の１つとすることで、確変遊技モードの終了までの間における大当り抽選回数、よって大当りとなる総確率が遊技状況等に応じて変化することになる。
よって第１の特徴によれば、確変遊技モードの終了時期や確変遊技モード中の大当り抽選回数、確変遊技モード中での総大当り確率について変化に富んだパチンコ遊技機を提供させることができる。
また第１の特徴によれば、確変遊技モード中における大当り抽選回数に関して、その可能な抽選回数を有効に使えるか減少した状態となるかが、遊技者の作り出す遊技状況にも左右されることから、遊技者に十分な緊張と興味を持続させることができるパチンコ遊技機を提供することができる。
更に第１の特徴によれば、確変遊技モード中における実際の大当り抽選回数が、その可能な抽選回数を有効に使える状態から減少した状態にまで変化されることから、逆に通常遊技モードでの大当り抽選確率を、より高い確率に上げることも可能となり、通常遊技モードでの大当りを引きやすくして、パチンコの初心者や投資金額を少なくしたい遊技者にとっても遊びやすいパチンコ遊技機を提供することができる。
【０００８】
特に上記第１の特徴によれば、特別図柄の変動時間の積算は、リーチによるリーチ変動が加わる場合でもそのリーチ変動時間を含まない変動時間の積算とされる。
この場合には、リーチ変動時間を積算する場合に比べて、積算時間の増加が少なくなり、規定積算変動時間に達するまでにより多い大当り抽選回数を得ることができる。しかもリーチが多いほど、その分リーチ演技を楽しむことができる。
【０００９】
勿論、リーチ変動を含まない基本変動であっても、その基本変動の時間が常に一定の時間でない限り、規定積算変動時間が常に定まった大当り抽選回数（特別図柄変動回数）で達せられるということにはならない。即ち、前記基本変動の時間は、確変遊技モードでは例えば６秒とすることができるが、その場合でも特別図柄始動記憶数Ｕ（特別図柄変動の始動待機数である）が多くなった場合には、基本変動時間を前記６秒よりも短くするように構成した機種、或いは前記基本変動時間をハズレ図柄の種類等に応じて変更するようにした機種等では、前記規定積算変動時間が同じでも大当り抽選回数は同じにはならず、遊技状況に応じて変化することになる。
【００１０】
よって第１の特徴によれば、確変遊技モードの終了時期（継続時間）に変化をもたらし、また確変遊技モード中での大当り抽選回数（総大当り抽選確率）に変化をもたらすことができる、変化に富んだパチンコ遊技機を提供することができる。
【００１１】
上記第２の特徴においては、上記第１の特徴による作用効果に加えて、確変遊技モード中での大当り抽選確率と１回当りの変動時間との組合せを、複数種類の組合せの中から選んで決定するようにしている。
通常において、確変遊技モードでの大当り抽選確率は通常遊技モードでの大当り確率よりも大きい一定の確率としている。が、その確変遊技モードでの大当り抽選確率を、前記一定の確率に固定する他、特別図柄の変動時間との組合せにおいて複数種類とすることができる。
１回の変動時間を長くすると、規定積算変動時間に達するまでの大当り抽選回数は減少する。この場合、１回当りの大当り抽選確率が同じであれば、総大当り抽選確率（１回当りの大当り抽選確率×大当り抽選回数）は低くなる。よって１回当りの大当り抽選確率を上げることで総大当り抽選確率のバランスをとることが可能となる。このような考えに基づいて、大当り抽選確率と変動時間との複数の組合せを用意して、その中から１つを選んで決定する構成にすることにより、確変遊技モードを非常に変化に富んだものとすることができる。
勿論、１回当りの変動時間が同じで、且つ大当り抽選確率を複数種類とした組合せとすることもできる。この場合はどの組合せが選ばれるかによって、総大当り抽選確率に差が出ることになる。
前記複数の組合せからの選択は、確変遊技となる都度、選択専用の手段、例えば乱数カウンターによる数値等と対照テーブルとを用いてランダムに選択してもよいし、確変遊技モードとなる特定の大当りを引いた際における特定の大当り図柄の種類によってランダムに選択されるようにしてもよい。また遊技者に選ばせるようにすることもできる。
よって第２の特徴によれば、上記第１の特徴による作用効果に加えて、大当り抽選確率と変動時間との複数の組合せを用意して、その中から１つを選んで決定する構成にすることにより、確変遊技モードを非常に変化に富んだものとすることができる。
【００１２】
上記第３の特徴によれば、上記第２の特徴による作用、効果に加えて、大当り抽選確率と変動時間との複数の組合せからの選択をランダムに行って、決定するようにしている。この場合は、遊技者の意思や好みには左右されないが、選択され決定された組合せによって、それぞれ異なる遊技状況が現出されることになり、変化に富んだ確変遊技モードを有するパチンコ遊技機を提供することができる。
【００１３】
上記第４の特徴によれば、上記第２の特徴による作用、効果に加えて、大当り抽選確率と変動時間との複数の組合せからの選択を、遊技者自らができるようにしている。遊技者にとって、どうせハズレなら１回の変動時間は短くても、抽選回数が多い方がいいと考えている者もいれば、せっかくの抽選結果を短時間の単純な変動表示でもって示されるのでは味気ないと考えている者もいる。また１回の大当り抽選確率が低くても大当り抽選回数が多い方が有利だと考えている者もいれば、大当り抽選回数は減っても、１回毎の大当り抽選確率が高い方がよいと考える者もいる。これらを遊技者の選択に任せることで、遊技者がより楽しい確変遊技を行うことができるパチンコ遊技機を提供することができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】
以下、この発明に係るパチンコ遊技機の実施形態について図を参照して説明する。なお以下に記載する各実施形態では、この発明に係る遊技機として第１種のパチンコ遊技機を例に挙げて説明する。
【００１５】
（全体構成）
まず、この実施形態のパチンコ遊技機の主要構成について、図１を参照して説明する。
図１はパチンコ遊技機の正面図である。
パチンコ遊技機１には、前枠２が開閉可能に備えられており、その前枠２には、ガラス枠４が開閉可能に取付けられている。前枠２の右側には、ガラス枠４開閉用の鍵を差し込む鍵穴３が設けられている。ガラス枠４の内部には、遊技盤５が設けられており、前枠２の右側下方には、遊技球を球技盤５へ発射する発射装置を操作するための発射ハンドル１５が回動可能に取付けられている。
ガラス枠４の下方には、賞球や貸球が供給される賞球・貸球供給口６ａが形成されており、この賞球・貸球供給口６ａの供給側には、その賞球・貸球供給口６ａから供給された賞球や貸球を溜めておくための上受け皿６が取付けられている。上受け皿６の下方には、上受け皿６の収容可能数を超えて流下した賞球や上受け皿球抜きレバー６ｂの操作により上受け皿６から排出された遊技球などを排出する排出口７ａが形成されている。排出口７ａの排出側には、その排出口７ａから排出された遊技球を収容しておくための下受け皿７が設けられている。
前記上受け皿６の左右両側方には、遊技者が操作するための操作ボタン８、８が設けられている。この操作ボタン８、８の使用の仕方については後述する。
また遊技盤５の上方には、枠ランプ９が設けられている。
【００１６】
（遊技盤５の主要構成）
次に遊技盤５の主要構成について、図２を参照して説明する。
図２は、遊技機盤５の主要構成を示す正面説明図である。
図２に示すように、遊技盤５の略中央には、センターケース３０が取付けられており、センターケース３０には、特別図柄と普通図柄とを表示する図柄表示装置３２ａが設けられている。
前記図柄表示装置３２ａは、普通図柄の変動表示から確定表示、当り普通図柄、ハズレ普通図柄、特別図柄の変動表示から確定表示、大当り（特別）図柄、ハズレ（特別）図柄、背景画像、リーチパターンの演出画像を変動表示するリーチ変動表示、大当り遊技中の演出画像等、必要な表示を行う。
図柄表示装置３２ａは、複数の特別図柄（この実施形態では「０」〜「９」）から構成される特別図柄列、例えば左、右、中の３列からなる特別図柄列の各列をそれぞれ０→９の順に画面の上から下に向かってスクロールさせることで、変動表示を行う。
また特別図柄の確定表示とは、最終的に確定した特別図柄を表示したという意味である。
【００１７】
前記普通図柄は、例えば本実施形態では、図柄表示装置３２ａの左上部隅の表示部３２ｂに、２つの数値等からなる図柄で表示される。遊技球が普通図柄作動ゲート２５、２６を通過すると、前記２つの図柄が変動を開始し、所定時間（例えば３０秒）経過後にそれら変動を停止し、その際の図柄の組合せが、所定の組合せの場合に当りとなり、以外はハズレとなる。前記当りの場合は、後述する普通電動役物２８が所定時間（例えば０．２秒）両翼を開放する。
【００１８】
図柄表示装置３２ａの右上部には、特別図柄始動記憶数Ｕを表示する４つのＬＥＤを備えた特別図柄始動記憶数表示装置３３が設けられている。
また前記特別図柄始動記憶数表示装置３３の左側に、普通図柄始動記憶数を表示する４つのＬＥＤを備えた普通図柄始動記憶数表示装置３５が設けられている。
【００１９】
センターケース３０の下方には、遊技球の入賞により、図柄表示装置３２ａにより特別図柄を変動表示させる機能を有する始動入賞口２７が設けられており、この始動入賞口２７の下部には、普通図柄の抽選の結果が当りであった場合に両翼を開放する普通電動役物２８が設けられている。普通電動役物２８が開放されることで始動入賞口２７への遊技球の入賞が容易になる。始動入賞口２７に遊技球が入ると、賞球が行われると共に特別図柄が変動表示される。
【００２０】
普通電動役物２８の下方には、図柄表示装置３２ａに表示される特定図柄の確定図柄が大当り図柄となった場合に作動ずる変動入賞装置４０が設けられている。変動入賞装置４０には、大当りの発生時に開放動作して大入賞口４３及びその大入賞口を開閉する開閉部材４１が取付けられている。また変動入賞装置４０の内部には、遊技球の通過により開閉部材４１を連続して開放動作させる機能を有する特定領域と、この特定領域を通過した遊技球を検出する特定領域スイッチ（図３に符号５３ａで示す）と、大入賞口４３に入賞した遊技球を特定領域または一般領域（特定領域ではない領域）へ案内する振分部材を駆動する振分部材ソレノイド（図３に符号４２ａで示す）とが設けられている。
【００２１】
遊技機５の上方の両角部には、ＬＥＤにより装飾されたコーナー飾り１１が設けられており、遊技盤５の両側には、ＬＥＤにより装飾されたサイド飾り２０がそれぞれ設けられている。サイド飾り２０の付近には、一般入賞口である左右の袖入賞口１２、１３と、左右の下入賞口２２、２３とが設けられている。
更に遊技盤５には、風車２４、２４と、発射された遊技球を遊技領域へ案内するレール１６と、入賞しなかった遊技球をアウト球として回収するアウト口１４とが設けられている。そして遊技盤５には、図示しない多くの釘が打ち込まれており、遊技盤５に発射された遊技球は、釘の間を乱舞しながら落下し、普通図柄作動ゲート２５、２６を通過したり、始動入賞口２７や各一般入賞口１２、１３、２２、２３、更には大入賞口４３に入賞したり、或いはアウト口１４から回収されたりする。
【００２２】
（パチンコ遊技機の電気的構成）
次に実施形態のパチンコ遊技機の主な電気的構成について、それをブロックで示す図３を参照して説明する。
パチンコ遊技機には、主基板１００が設けられており、この主基板１００には、マイクロプロセッサ１１０が搭載されている。マイクロプロセッサ１１０には、特別図柄による特定の大当りか普通の大当りかハズレかの抽選、普通図柄による当りかハズレかの抽選、大当り遊技におけるラウンドの制御等、遊技の主な制御を実行するメインＣＰＵ１１２と、このメインＣＰＵ１１２が前記遊技制御を実行するための遊技制御プログラムやその他の各種制御などを実行するためのプログラムなどが記憶されたＲＯＭ１１４と、遊技球が始動入賞口２７や大入賞口４３などに入賞したことの検出結果等の遊技中に発生する各種データ、ＲＯＭ１１４から読出されたコンピュータプログラム等を一次的に格納するＲＡＭ１１６とが搭載されている。
前記遊技制御プログラムには、特別図柄に関しての大当りかハズレかを抽選するための大当り抽選乱数カウンター、大当りの場合に大当り図柄の種類を選定する大当り図柄乱数カウンター、リーチを行うか否かを決定するリーチ決定乱数カウンター、リーチパターンを決定するリーチパターン決定乱数カウンター、その他、目的に応じた乱数カウンターが設けられている。
【００２３】
主基板１００には、次に記載するものが電気的に接続されている。遊技球が始動入賞口２７に入賞したこと（普通電動役物２８に入った場合を含む）を検出する始動入賞口スイッチ２７ａ、図柄表示装置３２ａを備えた図柄制御装置３２、ＬＥＤやランプ類を制御するランプ制御装置３００、ＲＡＭクリアスイッチ１０や電源スイッチ１８を備えた電源基板８０、賞球の払出しなどを制御する払出制御基板２００、遊技中の効果音などを制御する音声制御装置７９、賞球払出数や大当りの発生などに関する遊技盤情報をパチンコホールの管理室などに設けられたホールコンピュータへ送信するための遊技枠情報端子基板５７、盤面中継基板５１、遊技枠中継基板５８である。
【００２４】
払出制御基板２００には、主基板１００から送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロプロセッサ２１０が搭載されており、マイクロプロセッサ２１０には、賞球及び貸球の払出しなどを制御するサブＣＰＵ２１２と、このサブＣＰＵ２１２が賞球の払出しなどの制御を実行するための各種制御プログラムが記録されたＲＯＭ２１４と、サブＣＰＵ２１２が各種制御プログラムを実行する際にＲＯＭ２１４から読出された制御プログラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数などの各種データを一時的に格納するＲＡＭ２１６とが搭載されている。
また払出制御基板２００には、ＲＡＭクリアスイッチ１０、電源基板８０、発射モータ１５ｅを駆動するための発射モータ駆動基板１５ｃ、遊技枠情報端子基板５７及び払出中継基板５５が電気的に接続されている。発射モータ駆動基板１５ｃには、発射モータ駆動基板１５ｃから発射モータ１５ｅへ駆動信号を出力させるための発射スイッチ１５ｄが接続されている。
【００２５】
遊技枠中継基板５８には、遊技球を受ける下受け皿７が遊技球で満杯になったことを検出する満杯検出スイッチ７２、賞球切れを検出する賞球切れ検出スイッチ７３及びセンサ中継基板５４が電気的に接続されている。センサ中継基板５４は、賞球ユニット６２に備えられた賞球払出センサ６２ａ、６２ｂ及び払出中継基板５５と電気的に接続されている。払出中継基板５５には、貸球切れを検出する貸球切れ検出スイッチ６１、賞球払出モータ６２ｃ及び貸球ユニット６３が電気的に接続されている。
盤面中継基板５１には、普通電動役物２８を駆動する普通電動役物ソレノイド２８ａ、普通図柄作動右ゲート２５を通過した遊技球を検出する右ゲートスイッチ２５ａ、普通図柄作動左ゲート２６を通過した遊技球を検出する左ゲートスイッチ２６ａ、大入賞口４３に入賞した遊技球を検出する大入賞口スイッチ４３ａ、右袖入賞口１２に入賞した遊技球を検出する右袖入賞口スイッチ１２ａ、左袖入賞口１３に入賞した遊技球を検出する左袖入賞口スイッチ１３ａ、右下入賞口２２に入賞した遊技球を検出する右下入賞口スイッチ２２ａ、左下入賞口２３に入賞した遊技球を検出する左下入賞口スイッチ２３ａ及び大入賞口中継基板７４が電気的に接続されている。
【００２６】
大入賞口中継基板７４には、大入賞口４３の特定領域を通過した遊技球を検出する特定領域スイッチ５３ａ、開閉部材４１を駆動する大入賞口ソレノイド５９及び振分部材を駆動する振分部材ソレノイド４２ａが電気的に接続されている。電源基板８０は、ＣＲ接続基板５６と電気的に接続されており、ＣＲ接続基板には、プリペイドカードの残りの度数を表示する度数表示基板やプリペイドカードを読取る装置などを備える遊技機外装置部分７１と電気的に接続されている。電源基板８０は、ＡＣ２４Ｖ（５０Ｈｚ／６０Ｈｚ）の主電源７０から電源の供給を受け、各基板及び装置へ必要電源を供給する。
また電源基板８０には、電源遮断時にＲＡＭ１１６及びＲＡＭ２１６にバックアップされたデータを消去するＲＡＭクリア処理を行うためのＲＡＭクリアスイッチ１０と、電源を立上げるための電源スイッチ１８とが設けられている。ＲＡＭクリアスイッチ１０をＯＮしながら電源スイッチ１８をＯＮすることにより、ＲＡＭクリア処理が行われる。
【００２７】
次に本発明のパチンコ遊技機の大まかな制御の流れを先ず説明する。今、遊技球が始動入賞口２７に入る（入賞する）と、主基板１００において、大当りかハズレかの大当り抽選を行い、また入賞に対する賞球、例えば５個の賞球個数を払い出すように払出制御基板２００に指示する。そして前記抽選に基づいて図柄制御装置７９に対して特別図柄の変動を指示する。
通常遊技モードでの特別図柄のハズレ変動の時間は、例えば１０秒、確変遊技モードでの特別図柄のハズレ図柄の基本変動時間は、例えば原則的には６秒、基本変動時間を変化させる場合は前記６秒の他、８秒、１２秒とすることができる。また特別図柄始動記憶数Ｕ（特別図柄変動の始動待機数）が、限度数（例えば４）になるか近づくと、基本変動時間を更に短い時間、例えば４秒、３秒に短縮して、後述するオーバーフロー球の発生が少なくなるようにしている。またリーチ変動時間は、例えばリーチ変動パターンの種類に応じて、１８秒、３６秒、５４秒等の中から１つをランダムに決定するようにしている。
前記特定図柄の変動中に始動入賞口２７に入賞した遊技球に対しては、賞球払出し指示後、４個を限度として大当り抽選の抽選値（大当り乱数カウンターによる乱数のカウント値）を記憶する。前記４個は特別図柄の変動を行う始動記憶数Ｕの限度であり、この始動記憶数Ｕが４個を超すことになる遊技球の入賞はオーバーフロー球として、始動記憶数Ｕとしてカウントされない。
大当り抽選用の乱数カウンターによって取得される大当り乱数（大当り抽選乱数カウンターによるカウント値）は０〜２９９とし、通常遊技モードでの大当り抽選確率は、例えば１／３００とし、大当りの場合のカウント値は、例えば「７」とすることができる。また確変遊技モードでの大当り抽選確率は、例えば５／３００とし、その場合のカウント値は、例えば「７」、「１０７」、「１５７」、「２０７」、「２５７」とすることができる。
【００２８】
遊技モードとしては、通常遊技モードと確変遊技モードとを有する。通常遊技モードは、前記大当り抽選確率を例えば１／３００とした通常時の遊技モードである。
また確変遊モードは、前記大当りが特定の特定の大当りであった場合に、大当り遊技終了後に大当り抽選確率を例えば５／３００とする等、大当りになりやすくした遊技モードである。
この確変遊技モードにおける大当り抽選確率は、前記の一定値にする他、同じ基本変動時間に対して異なる複数の大当り抽選確率を用意して選択されるようにしてもよい。また異なる基本変動時間に対して異なる大当り抽選確率を用意して選択されるようにしてもよい。
大当り遊技は、大当り抽選により大当りとなった場合に行なわれ、その間の大当り抽選確率は通常遊技モードと同じ１／３００であるが、大入賞口４３が一定の条件で開放される。これによって遊技者に対する賞球回数が大きく増大する。
普通図柄作動ゲート２５、２６は通過口となっており、普通図柄の変動の始動契機（これも記憶は４個を限度）とするが賞球はされない。普通図柄は通常遊技モードでは、例えば３０秒間変動し、停止結果が当りとなると普通電動役物２８を、例えば０．５秒間開放する。また確変遊技モードでは、例えば１０秒間変動し、当りとなると普通電動役物２８を、例えば２秒間開放する。
一般入賞口１２、１３、２２、２３は４ヶ所設けられており、賞球は、例えば何れの一般賞球口も５個としている。
大入賞口４３の入賞による賞球は、例えば１５個としている。大入賞口４３は所定時間が経過するか一定の入賞個数（例えば１０個）になると閉止されるが、開放中に遊技球が大入賞口４３の特定の領域を通過すると、例えば最大１５回（１５ラウンド）まで、大入賞口４３を再開放する。
【００２９】
前記確変遊技モードは、大当り抽選において特定の大当りとなった場合に、大当り遊技の終了後、開始される。確変遊技モードが開始されると、主基盤１００において積算カウンターによる変動時間の積算が開始される。
一方、確変遊技モードの終了時期は、次回の大当りが発生した時点か、確変遊技モード中に生じた特別図柄の変動の積算時間が規定積算変動時間に達した時点の何れか早い時点とすることができる。
特別図柄の変動時間の積算は、主基盤１００において、基本変動時間やリーチ変動時間の決定後、図柄制御装置３２に特別図柄の変動の指令を出すと共に、積算カウンターによって行うようにしている。
前記特別図柄の変動時間の積算は、特別図柄の基本変動にリーチ変動が加わる場合には、そのリーチ変動時間を含む変動時間を積算する構成とすることができる。またリーチ変動時間を含まない変動時間だけを積算する構成としてもよい。
規定積算変動時間は、一種類の定まった規定積算変動時間としてもよいが、複数種類の規定積算変動時間の中から１つをランダムに選ぶようにすることができる。
【００３０】
（始動入賞口処理）
図４を参照して、遊技球が始動入賞口２７に入ることで、始動入賞口スイッチ２７ａがオンする（Ｓ１０でＹＥＳ）と、メインＣＰＵ１１２は払出制御基盤２００に対して賞球に関する指令（Ｓ１１）を出すと共に、特別図柄始動記憶数Ｕが予め設定した記憶限度数（本実施形態では４としている）未満であるか否か（Ｓ１２）を判定し、未満（ＹＥＳ）であれば、特別図柄始動記憶数Ｕに「１」を加算し（Ｓ１３）、更に大当り抽選乱数カウンターの値を１つ取得し（Ｓ１４）、ＲＡＭ１１６に一時的に格納する（Ｓ１５）。
前記ステップ１２において、特別図柄始動記憶数Ｕが記憶限度数（４個）を超える場合（Ｓ１２でＮＯ）には、特別図柄始動記憶数Ｕに加算されることなく、その入賞球は大当り抽選に関して、いわゆるオーバーフロー球となって、抽選に寄与しないことになる。即ち遊技者は、入賞に対する賞球は取得しても、大当り抽選、よって特別図柄の変動の機会を逸することになる。
【００３１】
（特別図柄処理）
図５、図６を参照して、メインＣＰＵ１１２は、普通図柄や特別図柄が変動中であるか否かを判定し（Ｓ２０）、変動中でないと判定する（Ｓ２０でＮＯ）と、特別図柄始動記憶数Ｕが「１」以上であるか否かを判定する（Ｓ２１）。ここで特別図柄始動記憶数Ｕが「１」以上であると判定する（Ｓ２１でＹＥＳ）と、特別図柄始動記憶数Ｕから「１」を減算する（Ｓ２２）。そしてＲＡＭ１１６に一時的に格納した大当り抽選乱数カウンターの値を読出す（Ｓ２３）。
【００３２】
続いてメインＣＰＵ１１２は確変フラグがオンか否かを判定し（Ｓ２４）、ＹＥＳであれば確変遊技モード中であるので、高確率の大当り値テーブルを参照し（Ｓ２５）、またＮＯであれば通常遊技モード中であるので、通常確率の大当り値テーブルを参照して（Ｓ２６）、前記読み出したカウンターの値が大当りかハズレかを判定（Ｓ２７）する。
そしてメインＣＰＵ１１２は前記ステップ２７で大当りが発生（Ｓ２７でＹＥＳ）の場合には、更に大当り図柄抽選乱数カウンターの値を取得して大当り図柄テーブルから大当り図柄を決定し、その決定した大当り図柄が特別の大当りか否かを判定し（Ｓ２８）、特定の大当りの場合には、確変フラグをＯＮする（Ｓ２９）。
前記大当りが発生した場合は、その後、リーチパターンを決定（Ｓ３０）し、変動時間をセット（Ｓ３１）し、特定図柄の変動を開始（Ｓ３２）し、タイムアップすると（Ｓ３３）と特定図柄の変動を停止（Ｓ３４）し、変動時間をリセットする（Ｓ３５）。
一方、ステップ２７で大当りが発生しなかった場合（Ｓ２７でＮＯ）、即ちハズレであった場合には、更にリーチを行うか否かを決定（Ｓ３６）し、リーチを行う場合はリーチパターンを決定（Ｓ３７）し、ハズレリーチ図柄を決定（Ｓ３８）し、ステップ３１に進む。また前記ステップ３６でリーチを行わない場合は（Ｓ３６でＮＯ）、ハズレ図柄を決定（Ｓ３９）し、ステップ３１に進む。
【００３３】
（モード切換処理）
図７を参照して、本発明のパチンコ遊技機における通常遊技モードと確変遊技モードとのモード切換えのタイミングを説明し、併せて確変遊技モードの開始時期及び終了時期について説明する。
今、メインＣＰＵ１１２は遊技機の作動中において、原則的に一定の周期で確変フラグがオンであるかオフであるかを判定（Ｓ４０）し、オフであれば通常遊技モード（Ｓ４１）で、オンの場合は確変遊技モード（Ｓ５１）で制御を行う。
通常遊技モード中、行われる大当り抽選において大当り発生か否かを判定し（Ｓ４２）、大当りが発生した場合（Ｓ４２でＹＥＳ）には、更にその大当りが特定の大当りであるか否かを判定し（Ｓ４３）、特定の大当り判定がＹＥＳであれば確変フラグをオンし（Ｓ４４）、規定積算変動時間を決定（Ｓ４５）した後、大当り遊技を開始する（Ｓ４６）。ステップ４３で特定の大当りでない場合（Ｓ４３でＮＯ）は、そのまま大当り遊技を開始する（Ｓ４６）。
【００３４】
大当り発生の時点をどの時点とするかについては、大当り図柄が確定表示された時点とすることができる。が、それより早い時点として、大当り抽選において大当り抽選乱数カウンターが読み出した値が大当りであると判定された時点としてもよい。また最も遅い時点としては、大入賞口２７が開いて実質的に大当り遊技が開始された時点としてもよい。勿論、前記大当り抽選乱数カウンターの値が大当りを引き当てた時点から前記大入賞口２７が開いた時点の間における適当な時点とすることもできる。
前記特定の大当りとは、抽選により大当りとなった場合に更に行われる大当り図柄抽選において、引き当てた図柄が複数種類の大当り図柄の中で特定の大当り図柄である場合をいう。
規定積算変動時間の決定は、大当りが特定の大当りであった場合に行う。勿論、規定積算変動時間は１種類の固定値とすることができる。この場合は予め定めておけば、その都度決定する必要は無い。規定積算変動時間は複数種類の値から選択して決定するようにしてもよい。
前記大当り遊技の主たる動作は大入賞口４３の開放にある。この大入賞４３は、所定時間が経過するか所定個数の入賞がなされると閉止され、大当り遊技の終了となる。が、大入賞口４３の特定の領域への入賞があった場合には、一旦閉止された大入賞口４３の再開放が、例えば１５ラウンド（１５回）を最大ラウンドとして繰り返される。
【００３５】
メインＣＰＵ１１２は、前記大当り遊技が前記大入賞口４３の閉止に伴って終了したか否か（実際には大当りフラグがオフしたか否か）を判定し（Ｓ４７）、終了した場合（Ｓ４７でＹＥＳ）には、確変フラグがオンとなっているか否かを判定し（Ｓ４８）、確変フラグがオン（大当り抽選の際に特定の大当りを引き当てた場合）の場合には（Ｓ４８でＹＥＳ）、確変遊技モードを開始し（Ｓ４９）、積算カウンターによる特定図柄の変動時間の積算のカウントを開始する（Ｓ５０）。ステップ４７で確変フラグがオフ（Ｓ４８でＮＯ）の場合は、通常遊技モードを継続する（Ｑ）。
【００３６】
確変遊技モードが開始されると（Ｓ４９、Ｓ５０、Ｓ５１）、メインＣＰＵは、大当りが発生するか否かを監視する（Ｓ５２）他に、積算カウンターでカウントされる特別図柄の変動の積算時間が規定積算変動時間に達するか否かを監視（Ｓ５６）する。
そして変動の積算時間が規定積算変動時間に達する前に大当りが発生した場合（Ｓ５２でＹＥＳ）には、その時点で確定フラグをオフにし（Ｓ５３）、確変遊技モードを終了する（Ｓ５４）。積算カウンターもリセットする（Ｓ５５）。
大当り抽選確率の高さから分類する遊技モードは、通常遊技モードと確変遊技モードとの２種類であり、確変遊技モードの終了は遊技モードが通常遊技モードになることを意味する。
一方、前記大当りが発生する前に（Ｓ５２でＮＯ）特別図柄変動の積算時間が規定積算変動時間に達した場合（Ｓ５６でＹＥＳ）には、やはりその時点で確変フラグをオフし（Ｓ５７）、確変遊技モードを終了する（Ｓ５８）。そして積算カウンターをリセットする（Ｓ５９）。前記確変遊技モードの終了によって通常遊技モードが開始される（Ｓ６０）。
即ち、確変遊技モードの終了時期は、大当りが発生した時点か、特別図柄の変動の積算時間が規定積算変動時間に達した時点かの何れか早い時点とされる。
【００３７】
（規定積算変動時間の決定）
前記規定積算変動時間を幾らにするかについては、予め１種類の固定値に定めておくこともできる。また規定積算変動時間の決定の仕方は、例えば３００秒と６００秒等、予め複数種類の規定積算変動時間を定めておき、その中からランダムに選んで決定するようにすることもできる。
規定積算変動時間を複数種類の中からランダムに選んで決定する場合、そのランダムな選び方は、例えば規定積算変動時間決定用の乱数カウンターを用いてカウント値を取得し、この値を予め記憶させている規定積算変動時間テーブルと対照させることで、対応する規定積算変動時間を選んで決定することができる。
前記規定積算変動時間テーブルは、複数の規定積算変動時間とそれにそれぞれ対応する複数のカウント値との組合せを予め定めてテーブルとして記憶させたものである。
また規定積算変動時間のランダムな決定は、大当りが特定の大当り（特定の大当り図柄）であった場合における、その特定の大当りとなった時の図柄の種類に応じて、その特定の大当り図柄に対応して規定積算変動時間を決定するようにしてもよい。この場合、特定の大当り図柄と規定積算変動時間との複数種類の組合せからなるテーブルを予め用意して記憶させておくことになる。
要するに、予め用意してある幾つかの規定積算変動時間の中からランダムに選択して決定することができる。勿論、その他の方法を用いてランダムに規定積算変動時間を決定してもよい。
規定積算変動時間の決定は、大当りが特定の大当りであることが判定（Ｓ４３）されてから確変遊技モードが開始（Ｓ４９）されるまでの期間に決定すればよい。
【００３８】
（特別図柄の変動時間の積算）
確変遊技モードにおける上記特別図柄（ハズレ図柄）の変動時間の積算は、リーチ変動が加わる場合には、そのリーチ変動時間を含む変動時間を積算する構成とすることができる。
また確変遊技モードにおける上記特別図柄（ハズレ図柄）の変動時間の積算は、リーチ変動が加わる場合でも、そのリーチ変動時間を含まない変動時間を積算する構成とすることができる。この場合には、ハズレ図柄の変動にリーチ変動が加わる場合でも、そのリーチ変動時間は積算されることがない。よって遊技者はリーチがあった場合だけ、長時間確変遊技モードを楽しむことができる。
確変遊技モードでの特別図柄の変動時間の積算は、確変遊技モードが開始された時に開始され（図７のＳ５０）、大当りが発生することで確変遊技モードが終了した時（図７のＳ５４、Ｓ５５）か、大当りが発生しない場合でも変動の積算時間が規定積算変動時間に達すること（Ｓ５６でＹＥＳ）で、確変遊技モードが終了した時（図７のＳ５８、Ｓ５９）に終了し、積算カウンターがリセットされる。
確変遊技モードにおける変動時間の積算は、メインＣＰＵ１１２が図柄制御装置３２に対してハズレ図柄の変動演技の指令をその図柄や変動時間或いは更にリーチパターンやリーチ変動時間等の情報と共に行った後、積算に必要な変動時間の情報を積算カウンターに取り入れて行うことができる。
【００３９】
確変遊技モードにおける特別図柄のハズレ図柄の変動に関して、更に説明を加える。
ハズレ図柄の変動は、リーチがない場合には基本変動だけからなり、リーチ変動が加わる場合は基本変動とリーチ変動とからなる。
基本変動の時間は、リーチ変動が加わらない変動の場合は、通常３つ（３列）の図柄からなる図柄の変動が開始されてから最後の図柄が停止するまでの時間とする。
また基本変動の時間は、リーチ変動が加わる変動の場合には、図柄の変動が開始されてから２つ目の図柄が停止するまでの時間とすることができる。
更にリーチ変動が加わるにもかかわらず、そのリーチ変動時間を積算しない場合においては、前記基本変動時間は、図柄の変動が開始されてから２つ目の図柄が停止するまでの時間とする他、その時間に若干の時間（例えばリーチ変動がない場合における２つ目の図柄停止から最後の図柄の停止までの時間）を加えた時間をもって基本変動時間としてもよい。
リーチ変動は、前記基本変動における通常２つの図柄（最後の図柄以外の図柄）が同じ図柄で停止した後に行われる最後の図柄について特別の変動演技である。
大当り抽選でハズレ（図５のＳ２７でＮＯ）であった場合、そのハズレについて、リーチ演技を行うか否かの抽選が行われ、当たるとリーチ決定（図６のＳ３６）となり、リーチパターンが複数種類のパターンから抽選等によりランダムに決定（Ｓ３７）され、あわせてリーチ変動時間がランダムに決定される。このリーチパターンとリーチ変動時間とは、予め複数の組合せをテーブルにして記憶させておくことができる。
リーチ変動は前記基本変動における最後の図柄以外の図柄が停止した時点（通常３列の図柄のうち、２列の図柄が停止した時点）から開始され、最後の図柄が停止するまでとし、この間の時間をリーチ変動時間とすることができる。
【００４０】
（大当り抽選確率、１回当りの変動時間）
本発明では、上記のように規定積算変動時間については、固定値とする構成の他、複数の値の中からランダムに選ぶ構成としてもよいことを既述した。また変動時間の積算については、リーチ変動を含んで積算する構成としても、含まずに積算する構成としてもよいことを既述した。
更に本発明において、確変遊技モード中における大当り抽選確率と１回当りの変動時間（リーチ変動時間を含まない、即ち１回当りの基本変動時間）との組合せに関しても、それを固定の組合せとしてもよいし、複数種類の組合せの中から１つを選んで決定する構成としてもよい。
前記大当り抽選確率と１回当りの変動時間（基本変動時間）との組合せについて説明すると、
例えば図８の（イ）に示す例では、規定積算変動時間を３００秒とした場合において、大当り抽選確率と１回当りの変動時間（基本変動時間）との組合せを、１／１００と６秒、１／５０と１２秒との２種類とし、これをテーブルとして記憶させている。この場合には、確変遊技モード中において、３００秒の規定積算変動時間での特別図柄の最大可能な変動回数は、それぞれ略５０回と略２５回となる。が、最大可能総当り確率は略５０／１００と略２５／５０となって、同程度の確率になるようにしている。前記において略５０回、略２５回と、略を付した理由は、特別図柄の基本変動時間は特別図柄始動記憶数Ｕの値が大きい場合には通常時よりも短い時間にする場合があり、その場合に最大可能変動回数が更に若干増加する場合があるからである。
また図８の（ロ）に示す例では、規定積算変動時間を６００秒とした場合において、大当り抽選確率と１回当りの変動時間（基本変動時間）との組合せとして、１／２００と６秒、１／１５０と８秒との２種類を用意し、テーブルとして記憶させている。この場合には、確変遊技モード中において、３００秒の規定積算変動時間での特別図柄の最大可能な変動回数は、それぞれ略１００回と略７５回となる。が、最大可能な総当り確率は略１００／２００と略７５／１５０となって、これも同程度の最大可能総当り確率になるようにしている。
一方、図８の（ハ）に示す例では、規定積算変動時間を１８０秒とした場合において、大当り抽選確率と１回当りの変動時間（基本変動時間）との組合せとして、１／９０と６秒、１／６０と６秒、１／３０と６秒との３種類を用意し、テーブルとして記憶させている。この場合には、確変遊技モード中において、１８０秒の規定積算変動時間での特別図柄の最大可能な変動回数は、それぞれ略３０回、略３０回、略３０回と同じになる。が、最大可能総当り確率は略３０／９０、略３０／６０、略３０／３０となって、最大可能な総大当り確率に差が出るようにしている。
【００４１】
前記大当り抽選確率と１回当りの変動時間との組合せの決定は、規定積算変動時間を決定した（図７のＳ４５）後、確変遊技モード開始（図７のＳ４９）までの間に行うことができる。
前記大当り抽選確率と１回当りの変動時間との組合せの決定は、例えば組合せ選択用の専用の乱数カウンターを用いて乱数値を取り出し、これを組合せテーブルと比較することで、ランダムに組合せを選択し、決定することができる。
また前記大当り抽選確率と１回当りの変動時間との組合せの決定は、大当りが発生した（図７のＳ４２又はＳ５２でＹＥＳ）際に行う大当り図柄の抽選で特定の大当りになった時（図７のＳ４３でＹＥＳ）の図柄の種類に対応させて決定することができる。この場合は図柄の種類と、それに対応する前記大当り抽選確率と１回当りの変動時間との組合せからなるテーブルを予め用意して、記憶させておく。
【００４２】
上記においては、前記大当り抽選確率と１回当りの変動時間との組合せの決定はパチンコ遊技機が自ら行う構成としている。が、その組合せの決定を遊技者が行えるようにすることもできる。
例えば上記図８の（イ）に示されるように、最大可能総大当り確率が変化しない大当り抽選確率と１回当りの変動時間との組合せにおいて、遊技者に対して、変動時間を６秒とするか、１２秒とするかを選択できるようにする。また変動時間の代わりに大当り確率を用いて、大当り確率を１／１００とするか、１／５０とするかを選択できるようにする。
遊技者への選択を促す方法として、図９の（イ）若しくは（ロ）のような画面を図柄表示装置３２ａに表示し、パチンコ遊技機の左右の操作ボタン８、８を操作するように促すことができる。前記操作を促す画面は、例えば大当り遊技終了（図７のＳ４７）の際における、いわゆる終了ディレーと称される終了挨拶の時間に表示することができる。が、要するに規定積算変動時間を決定した（図７のＳ４５）後、確変遊技モード開始までに表示して遊技者に選択を促すようにすればよい。
なお遊技者が選択をしなかった場合若しくは遊技機側で組合せを決定する場合に、抽選にて組合せを決める場合には、その抽選演出画面を演出して表示し、また選択結果を表示して報知するようにすることができる。
【００４３】
【発明の効果】
本発明は以上の構成よりなり、請求項１に記載のパチンコ遊技機によれば、
確変遊技モードの終了時期や確変遊技モード中の大当り抽選回数、確変遊技モード中での総大当り確率について変化に富んだパチンコ遊技機を提供することができる。
また請求項１に記載のパチンコ遊技機によれば、確変遊技モード中における大当り抽選回数に関して、その可能な抽選回数を有効に使えるか減少した状態となるかを、遊技者自身が作り出す遊技状況によっても左右されるようにしているので、遊技者に工夫の余地を与え、十分な緊張と興味を持続させることができるパチンコ遊技機を提供することができる。
また請求項１に記載のパチンコ遊技機によれば、確変遊技モード中における実際の大当り抽選回数が、その可能な抽選回数を有効に使える状態から減少した状態にまで変化されることから、逆に通常遊技モードでの大当り抽選確率を、より高い確率に上げることが可能となり、通常遊技モードでの大当りを引きやすくして、パチンコの初心者や投資金額を少なくしたい遊技者にとっても遊びやすいパチンコ遊技機を提供することができる。
特に請求項１に記載のパチンコ遊技機によれば、前記特別図柄の変動時間の積算は、リーチ変動が加わる場合でもそのリーチ時間を含まない変動時間の積算とする構成としたので、
リーチ変動時間を積算する場合に比べて、積算時間の増加が少なくなり、規定積算変動時間に達するまでにより多くの大当り抽選回数を得ることができる。しかもリーチが多いほど、終了時期とは無関係にリーチ演技を楽しむことができる。加えて、リーチ変動を含まない基本変動であっても、その基本変動の時間が変動するようにした機種においては、確変遊技モードの終了時期（継続時間）により変化をもたらし、また確変遊技モード中での大当り抽選回数（総大当り抽選確率）に変化をもたらすことができる、変化に富んだパチンコ遊技機を提供することができる。
また請求項２に記載のパチンコ遊技機によれば、上記請求項１に記載の構成による効果に加えて、確変遊技モード中での大当り抽選確率と、リーチ変動が加わる場合でもそのリ ーチ変動時間を含まない１回当りの変動時間との組合せを、複数種類の組合せの中から選んで決定する構成としたので、
同じ規定積算変動時間に対して、また異なる規定積算変動時間に対して、大当り抽選確率と変動時間との組合せを変化させることができ、確変遊技モードでの遊技を更に多彩で一層変化に富んだものとすることができる。
また請求項３に記載のパチンコ遊技機によれば、上記請求項２に記載の構成による効果に加えて、確変遊技モード中での大当り抽選確率と、リーチ変動が加わる場合でもそのリーチ変動時間を含まない１回当りの変動時間との組合せを、複数種類の組合せの中からランダムに選んで決定する構成としたので、
ランダムに選択され決定された組合せによって、それぞれ異なる遊技状況を現出させることが可能となり、更に一層変化に富んだ確変遊技モードを有するパチンコ遊技機を提供することができる。
また請求項４に記載のパチンコ遊技機によれば、上記請求項２に記載の構成による効果に加えて、確変遊技モード中での大当り抽選確率と、リーチ変動が加わる場合でもそのリーチ変動時間を含まない１回当りの変動時間との組合せを、複数種類の組合せの中から遊技者が選んで決定する構成とし、遊技者が選ばない場合にランダムに選んで決定する構成としたので、
遊技者自らが好む当り抽選確率と変動時間との組合せを選んで、確変遊技モードでの遊技を楽しむことが可能となり、自己の好みを反映させることが可能な、より楽しい確変遊技モードを有するパチンコ遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。
【図２】 本発明の実施形態に係るパチンコ遊技機の遊技盤の主要構成を示す正面図である。
【図３】 本発明の実施系体に係るパチンコ遊技機の主な電気的構成を示すブロック図である。
【図４】 メインＣＰＵ１１２が実行する始動入賞口処理のフローチャートである。
【図５】 メインＣＰＵ１１２が実行する特別図柄処理のフローチャートである。
【図６】 メインＣＰＵ１１２が実行する特別図柄処理のフローチャートである。
【図７】 メインＣＰＵ１１２が実行するモード切換処理のフローチャートである。
【図８】 （イ）、（ロ）、（ハ）は、それぞれ大当り確率と変動時間との組合せの例を示す図である。
【図９】 （イ）、（ロ）は、それぞれ遊技者に大当り確率と変動時間との組合せを選択するように促すための図柄表示装置での表示の例を示す図である。
【符号の説明】
８ 操作ボタン
１２、１３、２２、２３ 一般入賞口
２５、２６ 普通図柄作動ゲート
２７ 始動入賞口
２８ 普通電動役物
３０ センターケース
３２ａ 図柄表示装置
３３ 特別図柄始動記憶数表示装置
４３ 大入賞口（第２の入賞口）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention relates to a pachinko gaming machine, and more specifically, the end time of the probability variation game mode is varied depending on the situation, and the jackpot lottery probability and the total jackpot lottery probability in the probability variation game mode are varied depending on the situation. It relates to a pachinko machine that can be.
[0002]
[Prior art]
  Conventionally, a pachinko gaming machine called CR1 type is configured to be a probability-changing gaming mode in which the big hit lottery probability is higher than the probability in the normal gaming mode until the next big hit when a specific big hit is reached. .
  To change the specs of the models that adopt this probability variation game mode, the board configuration and design are the same, the number of prize winnings for the big prize opening is changed, the number of winning balls for winning to the big prize opening is changed, etc. Is conventionally provided.
  In addition, in a model generally called an ST (special time) machine, after the big hit, the probability of making a big hit is higher than usual only for a limited number of special symbol fluctuations (the number of big hit lotteries) such as 100. . The limited number of times is set to 100 times after the jackpot game ends, or, for example, if the jackpot symbol is “777”, it is set to 100 times, and if it is “888”, it is set to 50 times. There is something.
  Furthermore, in Japanese Patent Laid-Open No. 2001-29601, as a condition for ending the probability variation game mode, in addition to the conventional condition that the next big hit occurs, the number of special symbol fluctuations (the number of big hit lotteries) is a predetermined number of times. A pachinko gaming machine is provided that has an additional condition of ending when it reaches.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
  However, in the above ST machine, when the big hit is made, the number of big hit lotteries performed with high probability after the end of the big hit game mode is determined by the type of the big hit symbol or uniformly, so for the player, the big hit game After the game ended, the game became a monotonous gaming state where the only concern was whether or not it was possible to draw a big hit between the high-probability jackpot lottery times (special symbol variations) determined by the gaming machine. There was a problem.
  The same applies to the pachinko gaming machine disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2001-29601, and only concerns whether or not a big hit can be obtained during the specified big hit lottery number (special symbol variation number) determined by the machine. There is a problem that the probability variation game mode proceeds in a state in which the player's skill level does not change the number of lottery wins, and the game state falls into a monotonous game state without a sense of tension.
[0004]
  Therefore, the present invention solves the above-mentioned problems in the conventional pachinko gaming machine, the timing of the end of the probability variation game mode is rich in change, brings about a change in the number of lottery lotteries (the number of changes in the fixed symbol) in the probability variation game mode, A lot of changes can be made to reflect the player's preference by changing the total jackpot lottery probability and selecting the combination of the jackpot probability and the variation time per time in the probability variation game mode. The challenge is to provide a pachinko machine that can give a sense of tension and enjoyment.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
  In order to achieve the above object, the pachinko gaming machine of the present invention, when a game ball enters the start winning opening, draws whether it is a big hit or a loss and draws a special symbol and changes and confirms it. When a jackpot game that opens the winning opening under a certain condition is executed, and the jackpot is further a specific jackpot, the game mode after the jackpot game is ended, the jackpot lottery probability for drawing the jackpot or lose A pachinko gaming machine configured to be executed in a probability variation game mode set with a higher probability than in the case of the normal game mode,
  The end time of the probability variation game mode is set to the time when the integration of the variation time of the special symbol during the probability variation game mode reaches the specified integration variation time.In addition, the integration of the variation time of the special symbol is the integration of the variation time not including the reach variation time even when the reach variation is added.The first feature is the configuration.
[0006]
  In addition to the first feature, the pachinko gaming machine of the present invention has, SureThe jackpot lottery probability in the variable game mode,Even when reach fluctuation is added, the reach fluctuation time is not included.At the time of change per timeAnd betweenThe combination of these is selected from multiple types of combinations.SecondIt has the characteristics of
  The pachinko gaming machine of the present invention is the above-mentionedSecondIn addition to the features of, the jackpot lottery probability in the probability variation game mode,Even when reach fluctuation is added, the reach fluctuation time is not included.At the time of change per timeAnd betweenThe combination of these is selected at random from multiple types of combinations.ThirdIt has the characteristics of
  The pachinko gaming machine of the present invention is the above-mentionedSecondIn addition to the features of, the jackpot lottery probability in the probability variation game mode,Even when reach fluctuation is added, the reach fluctuation time is not included.At the time of change per timeAnd betweenThe player is selected and determined from a combination of multiple types, and when the player does not select, it is determined to be selected and determined at random.4thIt has the characteristics of
[0007]
(Function and effect)
  According to the first feature described above, when a game ball enters the winning prize opening (wins), a lottery is made to determine whether or not a big hit or a loss will occur. Opened. If the jackpot is a specific jackpot, the odd-change game mode is started after the jackpot game ends. In the probability variation game mode, the probability of winning a big hit is increased because the probability of winning a big hit is set higher than in the normal game mode. This probability variation game mode ends when the next big hit occurs. However, even at a point earlier than that, the special symbol variation accumulated time during the probability variation game mode ends when the prescribed accumulated variation time has been reached.
  The total probability of winning a big hit in the probable game mode is the probability of winning a lottery for each time multiplied by the number of lotteries (number of fluctuations in a specific symbol). As a condition for ending the game, as long as the jackpot lottery probability for each time is the same, the total probability of jackpot between them is also fixed to a constant value.
  On the other hand, in the present invention having the first feature, the cumulative time of the variation of the special symbol during the probability variation game mode is specified as the termination condition of the probability variation game mode in addition to the condition that the next big hit occurs. It is conditional on reaching time.
  The variation time of one special symbol accompanying the big hit lottery is not always fixed. For example, even when a losing symbol is displayed, the variation time for one change is different between the variation time when the reach variation is added and the variation time of only the basic variation where the reach variation is not added. Accordingly, even if the accumulated fluctuation time is the same depending on the number of reach times, the number of big hit lotteries (the number of special symbol fluctuations) occurring during that time may vary greatly.
  In addition, even in the case of only basic fluctuations that do not add reach fluctuations, for example, when the number of special design starting memories U increases, the fluctuation time is shortened according to the situation, such as shortening the fluctuation time, Even with the same accumulated fluctuation time, the number of jackpot lotteries (the number of special symbol fluctuations) that occurred during that time may vary considerably.
  In this way, when the accumulated time of the variation of the special symbol reaches the specified accumulated variation time, it is set as one of the conditions for ending the probability variation game, so that the number of big hit lottery until the end of the probability variation game mode, and thus the total probability of winning the big winning Will change according to the game situation.
  Therefore, according to the first feature, it is possible to provide a pachinko gaming machine that is rich in changes in the end time of the probability variation game mode, the number of jackpot lotteries in the probability variation game mode, and the total jackpot probability in the probability variation game mode.
  Further, according to the first feature, regarding the number of jackpot lotteries in the probability variation game mode, whether the number of possible lotteries can be used effectively or reduced depends on the game situation created by the player. It is possible to provide a pachinko gaming machine that can maintain sufficient tension and interest in the player.
  Furthermore, according to the first feature, since the actual number of lottery lotteries in the probability variation game mode is changed from a state where the number of possible lotteries can be effectively used to a state where it is reduced, It is also possible to increase the probability of winning big hits to a higher probability, making it easier to draw big hits in the normal gaming mode, and providing a pachinko machine that is easy to play for pachinko beginners and players who want to reduce the investment amount. it can.
[0008]
  In particular, according to the first feature,The special symbol variation time integration is the integration of the variation time not including the reach variation time even when the reach variation due to the reach is added.
  In this case, compared with the case where the reach variation time is integrated, the increase in the integration time is reduced, and a larger number of big hit lotteries can be obtained until the specified integration variation time is reached. Moreover, the more you reach, the more you can enjoy reaching.
[0009]
  Of course, even for basic fluctuations that do not include reach fluctuations, unless the time of the basic fluctuations is always constant, the specified cumulative fluctuation time can always be reached with a fixed number of big hits (special symbol fluctuations). Must not. In other words, the basic variation time can be, for example, 6 seconds in the probability variation game mode.Special symbol start memory number UIf the number of special symbol variation start-up waits is large, the basic variation time is set to be shorter than 6 seconds, or the basic variation time is determined depending on the type of lost symbol. In a model or the like that is changed, even if the specified integrated variation time is the same, the number of big hit lotteries is not the same, and changes according to the game situation.
[0010]
  ThereforeFirstAccording to the features of, SureTo provide a variety of pachinko gaming machines that can change the end time (duration) of the variable game mode and change the number of jackpot lotteries (probability of total jackpot lotteries) in the probability variable game mode. Can do.
[0011]
  the aboveSecondIn the features ofIn addition to the operational effects of the first feature,The combination of the jackpot lottery probability and the variation time per time in the probability variation game mode is selected and selected from a plurality of combinations.
  Normally, the jackpot lottery probability in the probability variation game mode is set to a constant probability larger than the jackpot probability in the normal game mode. However, in addition to fixing the jackpot lottery probability in the probability variation game mode to the fixed probability, it can be made into a plurality of types in combination with the variation time of the special symbol.
  If the variation time of one time is lengthened, the number of big hit lotteries until the specified integrated variation time is reached decreases. In this case, if the jackpot lottery probability per round is the same, the total jackpot lottery probability (the jackpot lottery probability per round × number of jackpot lotteries) is low. Therefore, it is possible to balance the total jackpot lottery probability by increasing the jackpot lottery probability per time. Based on such an idea, by preparing a plurality of combinations of jackpot lottery probabilities and variation times, and selecting one of them to be determined, the probability variation game mode is very varied. Can be.
  Of course, it is also possible to have a combination in which the variation time per time is the same and the jackpot lottery probability is a plurality of types. In this case, depending on which combination is selected, there is a difference in the total jackpot lottery probability.
  The selection from the plurality of combinations may be selected randomly using a selection-specific means, for example, a numerical value by a random number counter and a comparison table each time a probability change game is performed, or a specific jackpot that becomes a probability change game mode. You may make it select at random according to the kind of specific jackpot symbol at the time of drawing. You can also let the player choose.
  ThereforeSecondAccording to the features aboveFirst featureIn addition to the action and effect of, the combination of jackpot lottery probability and variation time is prepared, and by selecting one of them and determining it, the probability variation game mode is very varied It can be.
[0012]
  the aboveThirdAccording to the features aboveSecondIn addition to the function and effect of the above feature, selection from a plurality of combinations of the jackpot lottery probability and the variation time is performed at random. In this case, although it does not depend on the player's intention or preference, different game situations will appear depending on the combination selected and determined, and pachinko machines having a variety of probability-changing game modes will be displayed. Can be provided.
[0013]
  the above4thAccording to the feature, in addition to the operation and effect of the second feature, the player himself can select from a plurality of combinations of the jackpot lottery probability and the variation time. For some players, even if the loss time is short, some players think that it is better to have a lottery, but if there is a lottery, the lottery result will be shown in a simple, short time display. Then there are those who think that it does not taste. Also, some people think that it is more advantageous to have a large number of lottery wins even if the probability of a single big hit lottery is low. Some people think. By leaving these to the player's selection, it is possible to provide a pachinko gaming machine in which the player can perform a more enjoyable probability-changing game.
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Hereinafter, an embodiment of a pachinko gaming machine according to the present invention will be described with reference to the drawings. In each embodiment described below, a first type pachinko gaming machine will be described as an example of the gaming machine according to the present invention.
[0015]
(overall structure)
  First, the main configuration of the pachinko gaming machine of this embodiment will be described with reference to FIG.
  FIG. 1 is a front view of a pachinko gaming machine.
  The pachinko gaming machine 1 is provided with a front frame 2 that can be opened and closed, and a glass frame 4 is attached to the front frame 2 so as to be opened and closed. On the right side of the front frame 2, a key hole 3 is provided for inserting a key for opening and closing the glass frame 4. A game board 5 is provided inside the glass frame 4, and a firing handle 15 for operating a launching device for launching a game ball to the ball game board 5 is rotatable below the right side of the front frame 2. Installed.
  Below the glass frame 4, a prize ball / rental supply port 6a for supplying prize balls or rental balls is formed. The prize ball / rental supply port 6a has a prize ball / rental supply port 6a on the supply side. An upper tray 6 is provided for collecting prize balls and balls supplied from the ball rental supply port 6a. Below the upper tray 6, there is formed a discharge port 7 a that discharges prize balls that have flowed beyond the capacity of the upper tray 6 and game balls discharged from the upper tray 6 by operating the upper tray ball removal lever 6 b. Has been. On the discharge side of the discharge port 7a, a lower tray 7 is provided for storing game balls discharged from the discharge port 7a.
  On the left and right sides of the upper tray 6 are provided operation buttons 8 and 8 for the player to operate. How to use these operation buttons 8 and 8 will be described later.
  A frame lamp 9 is provided above the game board 5.
[0016]
(Main configuration of game board 5)
  Next, the main configuration of the game board 5 will be described with reference to FIG.
  FIG. 2 is an explanatory front view showing the main configuration of the gaming machine board 5.
  As shown in FIG. 2, a center case 30 is attached to the approximate center of the game board 5, and the center case 30 is provided with a symbol display device 32a for displaying a special symbol and a normal symbol.
  The symbol display device 32a is a fixed display from a normal symbol variation display, a hit normal symbol, a loss normal symbol, a special symbol variation display from a fixed display, a big hit (special) symbol, a loss (special) symbol, a background image, and a reach pattern. Necessary displays such as reach fluctuation display for variably displaying the effect images and effect images during the big hit game are performed.
  The symbol display device 32a has a special symbol sequence composed of a plurality of special symbols (in this embodiment, “0” to “9”), for example, each column of the special symbol sequence consisting of the left, right, and middle three columns. Scrolling is performed by scrolling from the top to the bottom of the screen in the order of 0 → 9.
  The special symbol confirmation display means that the special symbol finally confirmed is displayed.
[0017]
  For example, in the present embodiment, the normal symbol isSymbol display device 32aIs displayed with a symbol composed of two numerical values and the like on the display portion 32b in the upper left corner of the screen. When the game ball passes through the normal symbol operating gates 25 and 26, the two symbols start to fluctuate, and after a predetermined time (for example, 30 seconds) has passed, the variation stops, and the symbol combination at that time is a predetermined combination. In the case of, it will be a win, otherwise it will be lost. In the case of the hit, a normal electric accessory 28 described later opens both wings for a predetermined time (for example, 0.2 seconds).
[0018]
  In the upper right portion of the symbol display device 32a, a special symbol start memory number display device 33 having four LEDs for displaying the special symbol start memory number U is provided.
  On the left side of the special symbol start memory number display device 33, a normal symbol start memory number display device 35 having four LEDs for displaying the normal symbol start memory number is provided.
[0019]
  Below the center case 30, there is provided a start winning port 27 having a function of variably displaying a special symbol by the symbol display device 32a when a game ball is won, and a normal symbol is provided below the start winning port 27. A normal electric accessory 28 is provided that opens both wings when the result of the lottery is a win. Opening the ordinary electric accessory 28 facilitates the winning of a game ball to the start winning opening 27. When a game ball enters the start winning opening 27, a prize ball is played and a special symbol is variably displayed.
[0020]
  Below the ordinary electric accessory 28, there is provided a variable winning device 40 that operates when the specific symbol displayed on the symbol display device 32a becomes a jackpot symbol. The variable winning device 40 is provided with a large winning port 43 and an opening / closing member 41 that opens and closes the large winning port by opening when a big hit occurs. Further, inside the variable prize winning device 40, a specific area having a function of continuously opening and closing the opening and closing member 41 by the passage of the game ball, and a specific area switch for detecting the game ball that has passed this specific area (see FIG. 3). And a distribution member solenoid (shown by reference numeral 42a in FIG. 3) that drives a distribution member that guides a game ball that has won a prize winning opening 43 to a specific area or a general area (area that is not a specific area). ) And are provided.
[0021]
  Corner ornaments 11 decorated with LEDs are provided at both upper corners of the gaming machine 5, and side ornaments 20 decorated with LEDs are provided on both sides of the game board 5. In the vicinity of the side decoration 20, left and right sleeve winning openings 12, 13 and left and right lower winning openings 22, 23, which are general winning openings, are provided.
  Further, the game board 5 is provided with windmills 24, 24, rails 16 for guiding the launched game balls to the game area, and an out port 14 for collecting the game balls that have not won a prize as out balls. And many nails (not shown) are driven into the game board 5,The game balls fired on the game board 5 fall while fluctuating between the nails and pass through the normal symbol operating gates 25 and 26, or the start winning holes 27 and the general winning holes 12, 13, 22, 23, Furthermore, the prize winning opening 43 is won or collected from the out opening 14.
[0022]
(Electric configuration of pachinko machines)
  Next, the main electrical configuration of the pachinko gaming machine according to the embodiment will be described with reference to FIG.
  A pachinko gaming machine is provided with a main board 100, and a microprocessor 110 is mounted on the main board 100. The microprocessor 110 includes a main CPU 112 that executes main control of the game, such as a lottery of a specific jackpot, a normal jackpot or a loser by a special symbol, a lottery of a hit or lose by a normal symbol, a round control in a jackpot game, and the like. And a ROM 114 in which a game control program for the main CPU 112 to execute the game control, a program for executing various other controls, and the like, a game ball for the start winning port 27, the big winning port 43, etc. A RAM 116 for temporarily storing various data generated during the game, such as a detection result of winning a prize, a computer program read from the ROM 114, and the like is mounted.
  The game control program determines whether or not to perform a jackpot symbol random number counter for selecting a bonus game lottery random number counter for drawing a bonus game or a lost game with respect to a special symbol, a jackpot symbol random number counter for selecting the type of a jackpot symbol in the case of a jackpot A reach determination random number counter, a reach pattern determination random number counter for determining a reach pattern, and a random number counter according to the purpose are provided.
[0023]
  The following is electrically connected to the main board 100. The game ball has won the start winning opening 27 (when entering the normal electric accessory 28)TheA winning prize opening switch 27a for detecting a display control device 32, a symbol control device 32 having a symbol display device 32a, a lamp control device 300 for controlling LEDs and lamps, a power supply board 80 having a RAM clear switch 10 and a power switch 18, The payout control board 200 for controlling the payout of prize balls, the sound control device 79 for controlling sound effects during the game, and the game board information relating to the number of prize balls paid out and the occurrence of jackpots are provided in the pachinko hall management room, etc. A game frame information terminal board 57, a board surface relay board 51, and a game frame relay board 58 for transmission to the hall computer.
[0024]
  The payout control board 200 is equipped with a microprocessor 210 that operates by inputting a control command sent from the main board 100, and the microprocessor 210 includes a sub CPU 212 that controls payout of prize balls and balls. And a ROM 214 in which various control programs for the sub CPU 212 to execute control such as paying out a prize ball are recorded, and a control program read from the ROM 214 when the sub CPU 212 executes the various control programs and during the game. A RAM 216 that temporarily stores various data such as the number of winning prizes and the number of winning balls is mounted.
  The payout control board 200 is electrically connected to the RAM clear switch 10, the power supply board 80, the launch motor drive board 15c for driving the launch motor 15e, the game frame information terminal board 57, and the payout relay board 55. . A launch switch 15d for outputting a drive signal from the launch motor drive substrate 15c to the launch motor 15e is connected to the launch motor drive substrate 15c.
[0025]
  The game frame relay board 58 includes a full detection switch 72 for detecting that the lower tray 7 for receiving game balls is filled with game balls, a prize ball cut detection switch 73 for detecting a prize ball cut, and a sensor relay board 54. Electrically connected. The sensor relay board 54 is electrically connected to the prize ball payout sensors 62 a and 62 b and the payout relay board 55 provided in the prize ball unit 62. The payout relay board 55 is electrically connected to a payout outage detection switch 61 for detecting outage of a payout ball, a prize ball payout motor 62c, and a payout unit 63.
  The board relay board 51 has passed through a normal electric accessory solenoid 28a for driving the normal electric accessory 28, a right gate switch 25a for detecting a game ball that has passed through the normal symbol operating right gate 25, and a normal symbol operating left gate 26. A left gate switch 26a for detecting a game ball, a big prize opening switch 43a for detecting a game ball won in the big prize opening 43, a right sleeve prize opening switch 12a for detecting a game ball won in the right sleeve prize opening 12, and a left sleeve A left sleeve winning port switch 13a for detecting a gaming ball won in the winning port 13, a lower right winning port switch 22a for detecting a gaming ball won in the lower right winning port 22, and a gaming ball won in the lower left winning port 23 are detected. The lower left winning opening switch 23a and the large winning opening relay board 74 are electrically connected.
[0026]
  The special winning opening relay board 74 includes a specific area switch 53a that detects a game ball that has passed through a specific area of the special winning opening 43, a large winning opening solenoid 59 that drives the opening and closing member 41, and a distribution member that drives the distribution member. A solenoid 42a is electrically connected. The power supply board 80 is electrically connected to the CR connection board 56, and the CR connection board includes a frequency display board for displaying the remaining frequency of the prepaid card and a device for reading the prepaid card. 71 is electrically connected. The power supply board 80 is supplied with power from a main power supply 70 of AC 24 V (50 Hz / 60 Hz), and supplies necessary power to each board and apparatus.
  The power supply board 80 is provided with a RAM clear switch 10 for performing a RAM clear process for erasing data backed up in the RAM 116 and RAM 216 when the power is shut off, and a power switch 18 for starting up the power. The RAM clear process is performed by turning on the power switch 18 while turning on the RAM clear switch 10.
[0027]
  Next, a rough control flow of the pachinko gaming machine of the present invention will be described first. Now, when a game ball enters the start winning opening 27 (wins), the main board 100 performs a big win or a big hit lottery on the main board 100, and also pays out a prize ball for winning, for example, five prize balls. The payout control board 200 is instructed. Based on the lottery, a special symbol change is instructed to the symbol control device 79.
  The special symbol lose time in the normal game mode is, for example, 10 seconds. The special symbol lose time in the probability variation game mode is, for example, 6 seconds in principle. In addition to the above 6 seconds, it may be 8 seconds or 12 seconds. Further, when the special symbol start memory number U (the number of standby waiting for special symbol variation) reaches or approaches the limit number (for example, 4), the basic variation time is shortened to a shorter time, for example, 4 seconds or 3 seconds, which will be described later. The occurrence of overflow spheres is reduced. The reach variation time is determined at random from 18 seconds, 36 seconds, 54 seconds, etc., depending on the type of reach variation pattern, for example.
  For the game balls that won the start winning opening 27 during the change of the specific symbol, a lottery value of lottery lottery (a random number count value by the jackpot random number counter) is stored up to four after the prize ball payout instruction. . The above four are the limits of the starting memory number U for changing the special symbol, and a winning game ball whose starting memory number U exceeds 4 is not counted as the starting memory number U as an overflow ball.
  The jackpot random number (count value by the jackpot lottery random number counter) acquired by the jackpot lottery random number counter is 0 to 299, the jackpot lottery probability in the normal game mode is, for example, 1/300, and the count value in the case of the jackpot is For example, it can be set to “7”. Further, the jackpot lottery probability in the probability variation game mode may be 5/300, for example, and the count value in this case may be, for example, “7”, “107”, “157”, “207”, “257”.
[0028]
  The game mode includes a normal game mode and a probability change game mode. The normal game mode is a normal game mode in which the jackpot lottery probability is 1/300, for example.
  In addition, the probability variation mode is a game mode in which, when the jackpot is a specific specific jackpot, the jackpot lottery probability is set to, for example, 5/300 after the jackpot game ends, so that the jackpot is likely to be a jackpot.
  The jackpot lottery probability in the probability variation game mode may be selected by preparing a plurality of different jackpot lottery probabilities for the same basic variation time in addition to the above-mentioned constant value. Different jackpot lottery probabilities may be prepared and selected for different basic fluctuation times.
  The big hit game is performed when the big hit lottery results in the big hit lottery, and the big hit lottery probability during that time is 1/300, which is the same as in the normal game mode, but the big win port 43 is opened under certain conditions. This greatly increases the number of prize balls for the player.
  The normal symbol actuating gates 25 and 26 serve as passage openings, and a normal symbol change start trigger (this is also limited to four), but no winning ball is made. In the normal game mode, the normal symbol fluctuates for 30 seconds, for example, and when the stop result is a hit, the normal electric accessory 28 is opened for 0.5 seconds, for example. In the probability variation game mode, for example, it fluctuates for 10 seconds, and when it hits, the ordinary electric accessory 28 is opened for 2 seconds, for example.
  Four general winning openings 12, 13, 22, and 23 are provided, and the number of the winning balls is, for example, five general winning balls.
  For example, 15 prize balls are awarded by winning the big prize opening 43. The special winning opening 43 is closed when a predetermined time elapses or when a predetermined number (for example, ten) is reached, but when a game ball passes through a specific area of the special winning opening 43 during the opening, for example, up to 15 times ( The grand prize opening 43 is reopened until the 15th round).
[0029]
  The probability variation game mode is started after the jackpot game ends when a specific jackpot is reached in the jackpot lottery. When the probability variation game mode is started, the main base 100 starts to accumulate the variation time by the accumulation counter.
  On the other hand, the end time of the probability variation game mode shall be the earlier of either the next big hit or the time when the special symbol variation accumulated during the probability variation game mode has reached the specified accumulated variation time. Can do.
  The special symbol variation time is accumulated in the main board 100 after the basic variation time and the reach variation time are determined, and a special symbol variation command is issued to the symbol control device 32 and is performed by an accumulation counter.
  When the reach variation is added to the basic variation of the special symbol, the variation time of the special symbol can be integrated such that the variation time including the reach variation time is integrated. Moreover, it is good also as a structure which integrate | accumulates only the fluctuation time which does not include reach fluctuation time.
  The prescribed integrated variation time may be one type of prescribed integral variation time, but one of a plurality of types of prescribed integral variation times can be selected at random.
[0030]
(Start-up winning prize processing)
  Referring to FIG. 4, when the game ball enters the start winning port 27 and the start winning port switch 27a is turned on (YES in S10), the main CPU 112 instructs the payout control board 200 about the award ball (S11). ) And the special symbol starting memory number U is less than a preset memory limit number (4 in the present embodiment) (S12), and if it is less (YES), the special symbol “1” is added to the starting storage number U (S13), and one value of the big hit lottery random number counter is acquired (S14), and temporarily stored in the RAM 116 (S15).
  In step 12, when the special symbol start memory number U exceeds the memory limit number (4) (NO in S12), the winning ball is not related to the special symbol start memory number U and the winning ball is related to the big hit lottery. The so-called overflow ball does not contribute to the lottery. In other words, even if the player obtains a winning ball for winning, the player loses the opportunity to win a big hit and thus change the special symbol.
[0031]
(Special symbol processing)
  5 and 6, the main CPU 112 determines whether or not the normal symbol or the special symbol is changing (S20), and determines that the normal symbol or the special symbol is not changing (NO in S20), the special symbol is started. It is determined whether the storage number U is “1” or more (S21). If it is determined that the special symbol start memory number U is “1” or more (YES in S21), “1” is subtracted from the special symbol start memory number U (S22). Then, the value of the big hit lottery random number counter temporarily stored in the RAM 116 is read (S23).
[0032]
  Subsequently, the main CPU 112 determines whether or not the probability change flag is on (S24). If YES, the probability change game mode is in effect, so the high probability jackpot value table is referred to (S25). Since it is in the game mode, the big hit value table of the normal probability is referred to (S26), and it is determined whether the read counter value is big hit or lost (S27).
  If the big hit occurs in step 27 (YES in S27), the main CPU 112 further acquires the value of the big hit symbol random number counter to determine the big hit symbol from the big hit symbol table, and the determined big hit symbol is special. It is determined whether or not a big hit (S28), and if it is a specific big hit, the probability variation flag is turned ON (S29).
  When the big hit occurs, the reach pattern is determined (S30), the variation time is set (S31), the variation of the specific symbol is started (S32), and when the time is up (S33), the variation of the specific symbol Is stopped (S34), and the fluctuation time is reset (S35).
  On the other hand, if a big hit does not occur in step 27 (NO in S27), that is, if it is a loss, it is determined whether or not to further reach (S36), and if reach is determined, the reach pattern is determined. (S37), determine the lost reach symbol (S38), and proceed to step 31. If the reach is not performed in step 36 (NO in S36), the lost symbol is determined (S39) and the process proceeds to step 31.
[0033]
(Mode switching process)
  With reference to FIG. 7, the timing of mode switching between the normal game mode and the probability variation game mode in the pachinko gaming machine of the present invention will be described, and the start timing and end timing of the probability variation game mode will also be described.
  Now, during operation of the gaming machine, the main CPU 112 determines whether the probability variation flag is on or off in a constant cycle in principle (S40). If it is off, the main CPU 112 turns on in the normal gaming mode (S41). In this case, the control is performed in the probability variation game mode (S51).
  In the normal game mode, it is determined whether or not a big hit has occurred in the big hit lottery performed (S42), and if a big hit has occurred (YES in S42), it is further determined whether or not the big hit is a specific big hit. (S43) If the specific big hit determination is YES, the probability variation flag is turned on (S44), and after determining the specified integrated fluctuation time (S45), the big hit game is started (S46). If it is not a specific big hit in step 43 (NO in S43), the big hit game is started as it is (S46).
[0034]
  The point at which the point of occurrence of the jackpot is determined can be the point in time when the jackpot symbol is confirmed and displayed. However, an earlier time point may be a time point when the value read by the big hit lottery random number counter in the big hit lottery is determined to be the big hit. The latest time point may be a time point when the big winning opening 27 is opened and the big hit game is substantially started. Of course, it is also possible to set an appropriate time point between the time when the value of the jackpot lottery random number counter allocates the jackpot and the time when the jackpot 27 is opened.
  The specific jackpot is a case where the assigned symbol is a particular jackpot symbol among a plurality of types of jackpot symbols in the jackpot symbol lottery that is further performed when a lottery is won.
  The specified cumulative fluctuation time is determined when the big hit is a specific big hit. Of course, the specified integration fluctuation time can be a single fixed value. In this case, if it is determined in advance, it is not necessary to determine each time. The specified integration fluctuation time may be determined by selecting from a plurality of types of values.
  The main operation of the jackpot game is to open the big prize opening 43. The big win 43 is closed when a predetermined time elapses or a predetermined number of wins are made, and the big hit game ends. However, when there is a winning in a specific region of the big winning opening 43, the reopening of the large winning opening 43 once closed is repeated, for example, with 15 rounds (15 times) as the maximum round.
[0035]
  The main CPU 112 determines whether or not the jackpot game has ended with the closing of the jackpot 43 (actually whether or not the jackpot flag has been turned off) (S47). ) Determines whether or not the probability variation flag is turned on (S48). If the probability variation flag is turned on (when a specific big hit is assigned during the big hit lottery) (YES in S48), the probability variation is changed. The game mode is started (S49), and the counting of the variation time of the specific symbol by the integration counter is started (S50). If the probability variation flag is OFF in step 47 (NO in S48), the normal game mode is continued (Q).
[0036]
  When the probability variation game mode is started (S49, S50, S51), the main CPU monitors whether or not a big hit occurs (S52), and in addition, the accumulated time of the special symbol variation counted by the accumulation counter It is monitored (S56) whether or not the specified integrated fluctuation time is reached.
  And fluctuatingIntegration timeButSpecified total fluctuation timeIf a big hit occurs before reaching (YES in S52), the confirmation flag is turned off at that time (S53), and the probability variation game mode is terminated (S54). The integration counter is also reset (S55).
  There are two types of game modes that are classified based on the probability of the big hit lottery probability. The end of the probability change game mode means that the game mode becomes the normal game mode.
  On the other hand, before the big hit occurs (NO in S52), if the accumulated time of the special symbol variation reaches the specified accumulated variation time (YES in S56), the probability variation flag is also turned off at that time (S57), The probability variation game mode is terminated (S58). Then, the integration counter is reset (S59). The normal game mode is started when the probability variation game mode ends (S60).
  In other words, the end time of the probability variation game mode is the earlier of either the time when the big hit occurs or the time when the special symbol variation accumulated time reaches the specified accumulated variation time.
[0037]
(Determination of the specified total fluctuation time)
  As to how much the specified integration fluctuation time is to be set, it can be determined in advance as one type of fixed value. In addition, for example, a predetermined integrated variation time can be determined by selecting a plurality of types of predetermined integrated variation times in advance, such as 300 seconds and 600 seconds, and selecting and determining them randomly.
  When selecting and deciding the specified integration fluctuation time randomly from among multiple types, the random selection method is to obtain a count value using a random counter for determining the specified integration fluctuation time, for example, and store this value in advance. By contrasting with the specified integrated fluctuation time table, the corresponding specified integrated fluctuation time can be selected and determined.
  The prescribed integration variation time table is a table in which combinations of a plurality of prescribed integration variation times and a plurality of count values corresponding to the prescribed integration variation times are determined in advance and stored as a table.
  Also, the random determination of the specified cumulative fluctuation time is based on the specific jackpot symbol depending on the type of symbol when the big jackpot is a specific jackpot (specific jackpot symbol). Correspondingly, the specified integrated fluctuation time may be determined. In this case, a table composed of a plurality of types of combinations of a specific jackpot symbol and a specified integrated variation time is prepared and stored in advance.
  In short, it is possible to select and decide at random from among some of the prescribed integration fluctuation times prepared in advance. Of course, the specified integration fluctuation time may be determined at random using other methods.
  The predetermined integrated fluctuation time may be determined in a period from when it is determined that the big hit is a specific big hit (S43) until the probability change game mode is started (S49).
[0038]
(Accumulation of special symbol fluctuation time)
  When the reach variation is added, the integration of the variation time of the special symbol (losing symbol) in the probability variation game mode can be configured to integrate the variation time including the reach variation time.
  Further, the integration of the variation time of the special symbol (losing symbol) in the probability variation game mode can be configured to integrate the variation time not including the reach variation time even when the reach variation is added. In this case, even when the reach variation is added to the variation of the lost symbol, the reach variation time is not integrated. Therefore, the player can enjoy the probabilistic game mode for a long time only when there is a reach.
  Accumulation of the special symbol variation time in the probability variation game mode is started when the probability variation game mode is started (S50 in FIG. 7), and when the probability variation game mode is ended by generating a big hit (S54 in FIG. 7, S55), or even when no big hit occurs, when the accumulated time of variation reaches the specified accumulated variation time (YES in S56), the probability variation game mode ends (S58, S59 in FIG. 7), and the accumulation counter Is reset.
  Integration of the variation time in the probability variation game mode is performed after the main CPU 112 issues a command for performing a variation design of the lost symbol to the symbol control device 32 together with information on the symbol, variation time, or reach pattern, reach variation time, etc. It is possible to incorporate the information of the fluctuation time required for the integration counter into the integration counter.
[0039]
  Further explanation will be given regarding the change in the special symbol lost pattern in the probability variation game mode.
  The fluctuation of the losing pattern consists of only the basic fluctuation when there is no reach, and consists of the basic fluctuation and the reach fluctuation when the reach fluctuation is added.
  In the case of a variation in which reach variation is not added, the basic variation time is usually the time from the start of the variation of a symbol composed of three (three columns) symbols until the last symbol is stopped.
  In addition, in the case of a variation in which reach variation is added, the basic variation time can be a time from when the symbol variation is started to when the second symbol is stopped.
  In addition, when the reach fluctuation time is not added even if the reach fluctuation time is added, the basic fluctuation time is the time from the start of the symbol change until the second symbol stops, The basic variation time may be a time obtained by adding some time (for example, the time from the second symbol stop to the last symbol stop when there is no reach variation).
  The reach variation is a special variation performance for the last symbol performed after the two symbols (the symbols other than the last symbol) in the basic variation are stopped at the same symbol.
  If it is a lost game in the big hit lottery (NO in S27 in FIG. 5), a lottery to determine whether or not to perform a reach performance for the lost gameDoneThen, the reach is determined (S36 in FIG. 6), the reach pattern is randomly determined from a plurality of types of patterns by lottery or the like (S37), and the reach variation time is also determined randomly. The reach pattern and reach variation time can be stored in advance as a table in a plurality of combinations.
  The reach variation starts from the time when the symbols other than the last symbol in the basic variation stop (usually, when the second row of symbols of the three rows of symbols stops), until the last symbol stops, Time can be the reach variation time.
[0040]
(Large winning probability, variation time per time)
  As described above, in the present invention, as described above, the specified integrated variation time may be a configuration in which a random value is selected from a plurality of values, in addition to a configuration in which a fixed value is set. As described above, the integration of the fluctuation time may be a configuration in which the integration is performed including the reach variation or may be performed without the integration.
  Furthermore, in the present invention, the combination of the jackpot lottery probability and the variation time per time (not including the reach variation time, that is, the basic variation time per time) in the probability variation game mode, Alternatively, a configuration may be adopted in which one is selected and determined from a plurality of types of combinations.
  The combination of the jackpot lottery probability and the variation time per time (basic variation time) will be described.
  For example, in the example shown in (a) of FIG. 8, when the specified cumulative fluctuation time is 300 seconds, the combination of the big hit lottery probability and the fluctuation time per time (basic fluctuation time) is 1/100 and 6 seconds. 1/50 and 12 seconds, which are stored as a table. In this case, in the probability variation game mode, the maximum possible number of variations of the special symbol in the specified integrated variation time of 300 seconds is approximately 50 times and approximately 25 times, respectively. However, the maximum possible round robin probability is approximately 50/100 and approximately 25/50, so that the probabilities are similar. The reason why the abbreviations are given approximately 50 times and approximately 25 times in the above description is that the special symbol basic variation time may be shorter than the normal time when the value of the special symbol start memory number U is large, This is because in this case, the maximum possible number of fluctuations may further increase slightly.
  Further, in the example shown in FIG. 8B, when the specified cumulative fluctuation time is 600 seconds, 1/200 and 6 seconds as a combination of the big hit lottery probability and the fluctuation time per time (basic fluctuation time). 2 types of 1/150 and 8 seconds are prepared and stored as a table. In this case, in the probability variation game mode, the maximum possible number of variations of the special symbol in the specified integrated variation time of 300 seconds is approximately 100 times and approximately 75 times, respectively. However, the maximum possible brute force probabilities are about 100/200 and about 75/150, which are also set to the same maximum possible brute force probabilities.
  On the other hand, in the example shown in (c) of FIG. 8, when the specified cumulative fluctuation time is 180 seconds, 1/90 and 6 as combinations of the big hit lottery probability and the fluctuation time per one time (basic fluctuation time). Three types of seconds, 1/60 and 6 seconds, and 1/30 and 6 seconds are prepared and stored as a table. In this case, in the probability variation game mode, the maximum possible number of variations of the special symbol in the specified integrated variation time of 180 seconds is approximately the same as approximately 30 times, approximately 30 times, and approximately 30 times, respectively. However, the maximum possible brute force probability is approximately 30/90, approximately 30/60, and approximately 30/30, so that the maximum possible brute force probability is different.
[0041]
  The determination of the combination of the jackpot lottery probability and the variation time per time is performed between the time when the specified integrated variation time is determined (S45 in FIG. 7) and the start of the probability variation game mode (S49 in FIG. 7). it can.
  For determining the combination of the jackpot lottery probability and the variation time per time, for example, a random number is extracted using a dedicated random number counter for selecting a combination, and the combination is randomly selected by comparing it with a combination table. And can be determined.
  The combination of the jackpot lottery probability and the variation time per time is determined when the jackpot symbol lottery performed when the jackpot is generated (YES in S42 or S52 in FIG. 7) (see FIG. 7). 7 and YES in S43). In this case, a table including combinations of symbol types, corresponding jackpot lottery probabilities and variation times per time is prepared and stored in advance.
[0042]
  In the above, the pachinko gaming machine itself determines the combination of the jackpot lottery probability and the variation time per time. However, it is possible to allow the player to determine the combination.
  For example, as shown in FIG. 8A, the variation time is set to 6 seconds for the player in the combination of the jackpot lottery probability that does not change the maximum possible total jackpot probability and the variation time per time. Or 12 seconds. Also, it is possible to select whether the big hit probability is 1/100 or 1/50 by using the big hit probability instead of the fluctuation time.
  As a method for prompting the player to make a selection, a screen such as (a) or (b) of FIG. 9 is displayed on the symbol display device 32a and prompted to operate the left and right operation buttons 8, 8 of the pachinko gaming machine. be able to. The screen prompting the operation can be displayed, for example, at the time of the end greeting referred to as a so-called end delay when the big hit game ends (S47 in FIG. 7). In short, however, after the prescribed integrated variation time is determined (S45 in FIG. 7), it is only necessary to display it before the start of the probability variation game mode to prompt the player to select.
  If the player does not make a selection or decides the combination on the gaming machine side, when the combination is decided by lottery, the lottery effect screen is produced and displayed, and the selection result is displayed. Notification can be made.
[0043]
【The invention's effect】
  The present invention comprises the above configuration, and according to the pachinko gaming machine according to claim 1,
  It is possible to provide a pachinko gaming machine that is rich in changes in the end time of the probability variation game mode, the number of jackpot lotteries in the probability variation game mode, and the total jackpot probability in the probability variation game mode.
  Further, according to the pachinko gaming machine according to claim 1, regarding the number of big hit lotteries in the probability variation game mode, whether or not the possible number of lotteries can be used effectively or reduced depends on the game situation created by the player himself. Therefore, it is possible to provide a pachinko gaming machine that gives a player room for innovation and can maintain sufficient tension and interest.
  Further, according to the pachinko gaming machine according to claim 1, since the actual number of lottery lotteries in the probability variation game mode is changed from a state where the number of possible lotteries can be effectively used to a state where it is reduced, It is possible to raise the probability of winning big hits in the normal game mode to a higher probability, making it easier to draw big hits in the normal game mode, and easy to play even for beginners of pachinko and players who want to reduce the investment amount Can provide.
  In particular, claim 1According to the pachinko machine described in,in frontSince the integration of the variation time of the special symbol is configured as the integration of the variation time not including the reach time even when reach variation is added,
  Compared with the case where the reach fluctuation time is integrated, the increase in the integration time is reduced, and a larger number of lottery lotteries can be obtained until the predetermined integration fluctuation time is reached. Moreover, the more reach, the more you can enjoy reach performance regardless of the end time. In addition, even for basic fluctuations that do not include reach fluctuations, in models where the basic fluctuation time fluctuates, changes occur depending on the end time (duration) of the probability variation game mode, and during the probability variation game mode It is possible to provide a pachinko gaming machine rich in changes that can change the number of jackpot lottery times (total jackpot lottery probability).
  AlsoClaim 2According to the pachinko gaming machine described inClaim 1In addition to the effects of the described configuration, the jackpot lottery probability in the probability variation game mode andEven when reach fluctuations are added, Does not includeAt the time of change per timeAnd betweenSince the combination of is selected and determined from a plurality of combinations,
  For the same specified integration time, and for different specified integration timeExtractionThe combination of the selection probability and the variation time can be changed, and the game in the probability variation game mode can be made more varied and more varied.
  AlsoClaim 3According to the pachinko gaming machine described inClaim 2In addition to the effects of the configuration described in the above, the jackpot lottery probability in the probability variation game mode and, Even if reach fluctuation is added, the reach fluctuation time is not includedAt the time of change per timeAnd betweenSince the combination of is selected and determined randomly from a plurality of types of combinations,
  Depending on the combination selected and determined at random, different game situations can be made to appear, and a pachinko gaming machine having an even more varied probability-changing game mode can be provided.
  AlsoClaim 4According to the pachinko gaming machine described inClaim 2In addition to the effects of the configuration described in the above, the jackpot lottery probability in the probability variation game mode and, Even if reach fluctuation is added, the reach fluctuation time is not includedAt the time of change per timeAnd betweenSince the player selects and decides the combination of multiple types of combinations, and when the player does not choose, the randomly selected and determined configuration,
  Pachinko with a more enjoyable probability-changing game mode that allows players to enjoy the game in the probability-changing game mode by selecting the combination of the lottery probability and the variation time that the player himself likes, and reflecting his / her preference A gaming machine can be provided.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a pachinko gaming machine according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view showing the main configuration of the game board of the pachinko gaming machine according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a block diagram showing the main electrical configuration of the pachinko gaming machine according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a flowchart of a start winning a prize opening process executed by the main CPU 112;
FIG. 5 is a flowchart of special symbol processing executed by the main CPU 112;
6 is a flowchart of special symbol processing executed by the main CPU 112. FIG.
FIG. 7 is a flowchart of mode switching processing executed by the main CPU 112;
FIGS. 8A, 8B, and 8C are diagrams showing examples of combinations of jackpot probabilities and variation times, respectively.
FIGS. 9A and 9B are diagrams showing examples of display on a symbol display device for prompting a player to select a combination of jackpot probability and variation time, respectively.
[Explanation of symbols]
  8 Operation buttons
  12, 13, 22, 23 General prize opening
  25, 26 Normal symbol operation gate
  27 Start prize opening
  28 Ordinary electric equipment
  30 Center case
  32a design display device
  33 Special symbol starting memory number display device
  43 Grand Prize (Second Prize)

Claims (4)

始動入賞口に遊技球が入るとそれに基づいて大当りかハズレかを抽選すると共に特別図柄を変動及び確定表示し、大当りの場合には大入賞口を一定の条件で開放する大当り遊技を実行し、且つ前記大当りが更に特定の大当りの場合には、前記大当り遊技終了後の遊技モードを、前記大当りかハズレかを抽選する大当り抽選確率が通常遊技モードの場合よりも高い確率に設定される確変遊技モードで行うように構成したパチンコ遊技機であって、
前記確変遊技モードの終了時期を、確変遊技モード中における特別図柄の変動時間の積算が規定積算変動時間に達した時点とすると共に、前記特別図柄の変動時間の積算を、リーチ変動が加わる場合でもそのリーチ変動時間を含まない変動時間の積算とする構成としたことを特徴とするパチンコ遊技機。When a game ball enters the starting winning opening, it draws whether it is a big hit or a loss based on that, and changes and confirms the special symbol, and in the case of a big hit, a big hit game that opens the big winning opening under certain conditions is executed, If the jackpot is a specific jackpot, the game mode after the jackpot game is set to a probability game in which the jackpot lottery probability for drawing the jackpot or lose is set higher than that in the normal game mode. A pachinko machine configured to be performed in a mode,
The end time of the probability variation game mode is set to the time when the integration of the variation time of the special symbol in the probability variation game mode reaches the specified integration variation time, and the accumulation of the variation time of the special symbol is performed even when reach variation is added. A pachinko gaming machine that is configured to integrate the fluctuation time without including the reach fluctuation time . 確変遊技モード中での大当り抽選確率と、リーチ変動が加わる場合でもそのリーチ変動時間を含まない１回当りの変動時間との組合せを、複数種類の組合せの中から選んで決定する構成としたことを特徴とする請求項１に記載のパチンコ遊技機。 A configuration in which the combination of the jackpot lottery probability in the probability variation game mode and the variation time per time that does not include the reach variation time even when reach variation is added, is selected and selected from a plurality of combinations The pachinko gaming machine according to claim 1, wherein: 確変遊技モード中での大当り抽選確率と、リーチ変動が加わる場合でもそのリーチ変動時間を含まない１回当りの変動時間との組合せを、複数種類の組合せの中からランダムに選んで決定する構成としたことを特徴とする請求項２に記載のパチンコ遊技機。 A jackpot lottery probability in a probability variation gaming mode, a combination of one per time-varying free of their reach varying time even if the reach varying is applied, and configured to determine to choose randomly from among a plurality of types of combinations The pachinko gaming machine according to claim 2, wherein 確変遊技モード中での大当り抽選確率と、リーチ変動が加わる場合でもそのリーチ変動時間を含まない１回当りの変動時間との組合せを、複数種類の組合せの中から遊技者が選んで決定する構成とし、遊技者が選ばない場合にランダムに選んで決定する構成としたことを特徴とする請求項２に記載のパチンコ遊技機。 A configuration in which a player selects and determines a combination of a jackpot lottery probability in the probability variation game mode and a variation time per time that does not include the reach variation time even when reach variation is added, from among a plurality of combinations. The pachinko gaming machine according to claim 2, wherein the pachinko gaming machine is configured to randomly select and decide when a player does not select .
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