JP4028139B2 - 通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回線交換網における、交換機と加入者端末間で生じた障害箇所切り分けの技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、統合デジタル通信網(ISDN)において加入者の端末装置が行う通信に障害が生じた場合、そので原因となっていた障害箇所の切り分けは、いま、加入者の端末装置(TE2)が端末アダプタ(TA)を介して網終端装置(NT1: DSU)に接続された形態を例にとり説明すると、次のようなループバックテストによって行われてきた。
【0003】
すなわち、ISDN交換機は、DSUにISDN交換機方向のループバック動作を実行させ、ISDN交換機がDSUに対して送信した信号が正常にISDN交換機に戻ってきたかどうかにより、ISDN交換機とDSU間の正常性を確認する。一方、加入者はTE2よりTAに、TE2方向のループバック動作を実行させ、TE2がTAに対して送信した信号が正常にTE2に戻ってきたかどうかをTE2において検証することにより、TE2とTA間の正常性を確認する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した2つのループバックテストにより、ISDN交換機とDSU間、TE2とTA間の正常性が確認できた場合、障害箇所は2つのループバックテストにおいて正常性が検証されていないTAとDSU間にあると推定することができる。しかし、TAとDSU間が正常であっても、他の原因により障害が生じる場合もあるので、ISDN交換機とDSU間、TE2とTA間の正常性が確認できたとしてもTAとDSU間に障害箇所があると特定することはできない。
【0005】
すなわち、前述した2つのループバックテストでは、障害箇所が、TAとDSU間に存在するのかしないのかを特定することはできない。
【0006】
そこで、本発明は、交換機と加入者端末の間に障害箇所が存在する場合に、その障害箇所を、よりきめ細やかに特定可能とすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題達成のために、本発明は、たとえば、加入者回線を収容し、加入者回線間を接続する交換機であって、
前記交換機は、加入者回線に接続された端末装置から予め定めた特定の信号を受信したか否かを判定する手段と、
前記特定の信号を受信したと判定された場合に、前記加入者回線から受信した信号を当該加入者回線に折り返し送信する手段とを有することを特徴とする交換機を提供する。
【0008】
このような交換機によれば、端末装置より、交換機における端末方向へのループバック動作を起動することができるため、端末装置側において、端末装置と交換機間の正常性を検証することができる。したがって、前記従来の技術に係るループバックテストなどと組み合わせることにより、よりきめ細やかに障害箇所を特定することができるようになる。
【0009】
また、前記課題達成のために、本発明は、たとえば、交換機に収容される加入者回線に接続した端末装置であって、
接続した加入者回線を介して前記交換機から予め定めた特定の信号を受信したか否かを判定する手段と、
前記特定の信号を受信したと判定された場合に、接続した加入者回線から受信した信号を当該加入者回線に折り返し送信する手段とを有することを特徴とする端末装置を提供する。
【0010】
このような端末装置によれば、交換機より、端末装置における交換機方向へのループバック動作を起動することができるため、交換機側において、端末装置と交換機間の正常性を検証することができる。したがって、前記従来の技術に係るループバックテストなどと組み合わせることにより、よりきめ細やかに障害箇所を特定することができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
【0012】
図1に、本実施形態に係る通信システムの構成を示す。
【0013】
図中、7はISDNであり、中継伝送路8により相互接続されたISDN交換機1と、網終端装置(DSU)6とを含んでいる。また、2a、2bはISDN7の加入者の所有する加入者設備であり、各々、DSU6が提供するユーザ・網インタフェースに接続した端末アダプタ(TA)3と、TA3に接続したアナログ端末5とデータ端末4を有している。
【0014】
次に、図2にTA3と、DSU6と、ISDN交換機1の構成を示す。
【0015】
図示するようにDSU6は、ユーザ・網インタフェース上のレイヤ1インタフェースとISDN交換機1およびDSU6間のレイヤ1インタフェースとの間の変換を行うレイヤ1変換部61と、DSU6全体の動作を制御するDSU制御部62とを有する。また、レイヤ1変換部61は、ループバックセレクタ622を有している。
【0016】
また、ISDN交換機1は、中継伝送路8との信号の送受を処理する中継インタフェース部12、加入者インタフェース部13、加入者インタフェース部13と他ISDN交換機1間のBチャネルの回線接続を行うデジタルスイッチ部11、回線試験制御部14、回線接続制御部15を有している。また、回線試験制御部14は、ループバックセレクタ141を有している。
【0017】
加入者インタフェース部13は、DSU6を介して中継されるユーザ・網インタフェース上のレイヤ2、レイヤ3を終端し、ユーザ・網インタフェース上に設定されたBチャネルとデジタルスイッチ部11を接続する。回線接続制御部15は、加入者インタフェース部14を介してレイヤ3の呼制御メッセージを加入者設備と送受しながら、中継インタフェース部12を介して、他ISDN交換機1の回線接続制御部15と回線設定のための情報を送受し、デジタルスイッチ部11におけるBチャネル回線の接続を制御する。
【0018】
また、図示するように、TA3は、アナログ端末5またはデータ端末4と信号を送受する端末インタフェース部31、ユーザ・網インタフェース上のレイヤ2、レイヤ3の制御の行うDチャネル制御部32、ユーザ・網インタフェース上のBチャネルの制御を行うBチャネル制御部33、ユーザ・網インタフェース上のレイヤ1の制御を行うレイヤ1制御部34、全体制御部35を有している。また、レイヤ1制御部34は、ユーザ・網インタフェース上に信号を送信するドライバ部342、ユーザ・網インタフェースから信号を受信するレシーバ部341、レイヤ1フレーム処理部344、TA3内部の符号とユーザ・インタフェース上の符号形式であるAMI符号との間の信号の変換を行う信号変換部345、ループバックセレクタ343、ループバックセレクタ346を有している。
【0019】
Dチャネル制御部32は、端末インタフェース部31から全体制御部35を介して送られる、アナログ端末5またはデータ端末4からの発呼、着呼の要求を受け、受けた要求に従ってISDN交換機1と、レイヤ2、レイヤ3メッセージを交換し、ISDN交換機1との間にBチャネル回線を確立したり、解放したりする呼制御を行う。
【0020】
以下、このような通信システムにおいて、アナログ端末5またはデータ端末4の行う通信に障害が生じた場合に行う障害切り分け動作について説明する。
【0021】
本実施形態では、4つのループバックテストによって障害箇所の切り分けを行う。以下、各ループバックテストについて説明する。
【0022】
まず、DSU1においてISDN交換機1方向に信号をループバックする第1のループバックテストについて説明する。なお、このループバックテストは、先に従来の技術の欄で述べたDSUにおけるループバックによるテストである。
【0023】
このループバックテストは、以下の手順により行われる。
【0024】
まず、ISDN交換機1の回線試験制御部14は、まず、所定のループ起動制御信号を加入者インタフェース部13を介して、DSU6に送信する。これを受けたDSU6では、レイヤ1変換部61を介してDSU制御部62がループ起動制御信号を識別する。そして、DSU制御部62は、レイヤ1変換部61のループバックセレクタ611を制御し、ISDN交換機1から受け取った信号をそのまま、ISDN交換機1に折り返すよう制御し、これにより、図3に示すような信号のループバック経路を確立する。この後、ISDN交換機1の回線試験制御部14は、加入者インタフェース部13を介して、DSU6に適当なテスト信号を送信し、DSU6から折り返されたテスト信号を加入者インタフェース部13を介して受け取り検証することにより、ISDN交換機1とDSU間の障害の有無を判定する。
【0025】
次に、TA3においてデータ端末4方向に信号をループバックする第2のループバックテストについて説明する。なお、このループバックテストは、先に従来の技術の欄で述べたTAにおけるループバックによるテストである。
【0026】
このループバックテストは、以下の手順により行われる。
【0027】
まず、データ端末4より、TA3に信号の折り返し命令を、たとえば、ATコマンドなどにより投入する。この折り返し命令は、端末インタフェース部31を介して全体制御部35に送られ識別される。折り返し命令を識別した全体制御部35は、レイヤ1制御部24のループパックセレクタ343を、信号変換部345から受信した信号をそのまま信号変換部345に折り返すよう制御制御し、これにより、図4に示すような信号のループバック経路を確立する。この後、データ端末4は、TA3に適当なテスト信号を送信し、TA3から折り返されたテスト信号を受け取り検証することにより、データ端末4とTA3間の障害の有無を判定する。
【0028】
さて、以上の2つのループバックテストによれば先に述べたように、ISDN交換機1とDSU6間、データ端末4とTA3間のテストを行うことができるが、DSU6とTA3間のテストを行うことができないため、これら2つのループバックテスト結果が正常であった場合には、障害箇所を特定することができない。たとえば、DSU6とTA3間の線路やTA3のドライバ部341やレシーバ部342に障害がある場合にも、これらの箇所の障害のために通信に障害が生じているのかどうかを確定的に特定することができない。
【0029】
そこで、本実施形態では、以下の、さらなる2つのループバックテストを実現することにより、これらと上記2つの従来よりのループバックテストとの組み合わせにより、DSU6とTA3間に障害箇所があるのかどうかを検証可能とする。
【0030】
では、まず、第3のループバックテストについて説明する。
【0031】
この第3のループバックテストでは、ISDN交換機1において、データ端末4方向に信号をループバックする。
【0032】
このループバックテストは、以下の手順により行われる。
【0033】
まず、ユーザはデータ端末4より、予め定めておいた特殊番号を着番号として指定した発呼要求をATコマンドなどによりTA3に投入する。TA3において、端末インタフェース部31を介して発呼要求を受け取った全体制御部35は、発呼をDチャネル制御部32に要求する。発呼の要求を受けたDチャネル制御部32は、レイヤ1制御部34を介して、図5に示す呼制御シーケンスを、ISDN交換機1との間で実行する。
【0034】
すなわち、まず、指定された着番号を着番号として含めた呼設定メッセージSETUPをISDN交換機1に送り、これに対して、ISDN交換機1より呼設定受付メッセージCALL PROCを受け、その後、呼出メッセージALERTを受けたなら、全体制御部35、端末インタフェース部31を介してデータ端末4に呼出中を通知する。そして、ISDN交換機1より接続メッセージCONENTを受けたなら、全体制御部35、端末インタフェース部31を介してデータ端末4に接続を通知する共に、レイヤ1制御部32に、ISDN交換機1との間のBチャネルとBチャネル制御部33との間の、Bチャネルのデータの中継を開始させ、Bチャネル制御部33に、このISDN交換機1との間のBチャネルで送受するデータを、端末インタフェース部31を介してデータ端末と送受させることにより、ISDN交換機1との間にBチャネルを設定する。一方、接続を通知されたデータ端末4は、設定されたBチャネルで送受するデータをTA1との間で送受する。
【0035】
一方、ISDN交換機1では、TA3から呼設定メッセージSETUPを加入者インタフェース部13を介して受け取った、回線接続制御部15は、呼設定メッセージSETUP中の着番号が前述した特殊番号である場合には、前述した通常の回線接続制御は行わず、呼設定受付メッセージCALL PROC、呼出メッセージALERT、接続メッセージCONENTを加入者インタフェース部13を介してTA3に送り、TA3との間にBチャネルを設定する。また、回線試験制御部14のループバックセレクタ131を制御し、加入者インタフェース部13を介して、設定したBチャネルを介してTA3から受信したデータを、そのまま加入者インタフェース部13を介して、設定したBチャネルに送信させることにより、図6に示すような信号のループバック経路を確立する。この後、データ端末4は、ISDN交換機1に適当なテスト信号を設定されたBチャネルのデータとして送信し、ISDN交換機1で折り返されたテスト信号をBチャネルのデータとして受け取り検証することにより、データ端末4とISDN交換機1間の障害の有無を判定する。
【0036】
なお、ループバックテストの終了は、データ端末4からの切断要求により起動され、TA3とISDN交換機の間で行われる、設定したBチャネルを用いる呼の通常の切断シーケンスにより行う。
【0037】
次に、第4のループバックテストについて説明する。
【0038】
この第4のループバックテストでは、TA3において、ISDN交換機1方向に信号をループバックする。
【0039】
このループバックテストは、以下の手順により行われる。
【0040】
まず、回線試験制御部14は、加入者インタフェース部13を介して、TA3に予め定めた特殊番号を着番号として含めた呼設定メッセージSETUPを送る。そして、これに対して、加入者インタフェース部13を介してTA3より呼設定受付メッセージCALL PROCを受け、その後、呼出メッセージALERT、接続メッセージCONENTを受けたなら、加入者インタフェース部13とTA3との間にBチャネルを設定する。
【0041】
一方、TA3からでは、ISDN交換機1呼設定メッセージSETUPをレイヤ1制御部34を介して受け取ったDチャネル制御部32は、呼設定メッセージSETUP中の着番号が前述した特殊番号である場合には、通常の呼制御を行わず、これを全体制御部35に通知する。通知を受けた全体制御部35は、Dチャネル制御部32、レイヤ1制御部34を介して呼設定受付メッセージCALL PROC、呼出メッセージALERT、接続メッセージCONENTをISDN交換機1に送り、ISDN交換機1との間にBチャネルを設定する。また、レイヤ1制御部24のループバックセレクタ346を制御し、加入者インタフェース部13を介して、設定したBチャネルを介してISDN交換機1から受信したデータを、そのまま設定したBチャネルに送信させることにより、図7に示すような信号のループバック経路を確立する。
【0042】
この後、回線試験制御部14は、加入者インタフェース部13を介して適当なテスト信号を設定したBチャネルのデータとして送信し、TA3で折り返されたテスト信号をBチャネルのデータとして受け取り検証することにより、TA3とISDN交換機1間の障害の有無を判定する。
【0043】
なお、ループバックテストの終了は、ISDN交換機1からの切断要求により起動され、TA3とISDN交換機の間で行われる、設定したBチャネルを用いる呼の通常の切断シーケンスにより行う。
【0044】
以上のように、本実施形態によれば、ISDN交換機とDSU間、TAとデータ端末間のループバックテストによる正常性の検証に加えて、ISDN交換機とデータ端末間、ISDN交換機とTA間のループバックテストによる正常性の検証も行うことができる。したがって、ISDN交換機とDSU間、TAとデータ端末間で正常性が確認された場合に、ISDN交換機とデータ端末間、もしくは、ISDN交換機とTA間で正常性が確認できなかった場合には、DSUとTA間に障害箇所があると特定することができる。
【0045】
また、本実施形態によれば、第3のループバックテストもしくは第2、第3のループバックテストを加入者側から実施させることができるので、これにより、加入者側設備のみならずISDNの一部を含む範囲において、障害箇所を加入者側のみである程度特定できるようになる。また、逆に、第4のループバックテストもしくは第1、第4のループバックテストをISDN交換機側から実施させることができるので、これにより、ISDN内のみなかず加入者側設備の一部を含む範囲において、障害箇所をISDN交換機側のみで、ある程度特定できるようになる。
【0046】
また、ISDN交換機とデータ端末間のループバックテストは、着呼先を特殊番号とした通常の発呼により起動することができるので、データ端末より容易にループバックテストを行うことができるようになる。ISDN交換機とTA間のループバックテストも同様である。
【0047】
なお、以上の実施形態におけるISDN交換機内、DSU内、TA内のループバックセレクタの位置、すなわち、各装置内における折り返し箇所は、一例を示したものであり、その位置は任意でよい。また、アナログ端末とデータ端末のうち、データ端末をループバックテストに用いる場合を例にとり説明したが、これはアナログ端末をループバックテストに用いるように修正してもよい。
【0048】
また、以上の実施形態では、加入者側設備におけるループバックをTAで行う場合を例にとり説明したが、加入者側設備がTAを用いず端末装置(TE1)を直接DSUに接続するような形態の者である場合には、加入者側設備におけるループバックをTAで行ったのと同様に、端末装置(TE1)で行うようにしてもよい。
【0049】
また、以上の実施形態では、第3、第4のループバックテストの起動を着番号を特殊番号とした呼設定メッセージにより行ったが、これは、たとえば、発番号など、呼設定メッセージ中の他の情報要素を特殊番号とすることにより行うように修正してもよい。また、呼設定メッセージに代えて、他のメッセージを使用するようにしてもよい。
【0050】
また、以上ではISDNへの適用を例にとり本実施形態に係る通信システムを説明したが、たとえば、ISDN交換機とデータ端末間のループバックテストは、他の回線公衆網にも同様に適用することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、交換機と加入者端末の間に障害箇所が存在する場合に、その障害箇所を、よりきめ細やかに特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る通信システムの構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るISDN交換機、網終端装置、端末アダプタの構成を示した図である。
【図3】本発明の実施形態に係る第1のループバックテストにおける信号経路を示した図である。
【図4】本発明の実施形態に係る第2のループバックテストにおける信号経路を示した図である。
【図5】本発明の実施形態に係る第3のループバックテスト開始時における通信シーケンスを示した図である。
【図6】本発明の実施形態に係る第3のループバックテストにおける信号経路を示した図である。
【図7】本発明の実施形態に係る第4のループバックテストにおける信号経路を示した図である。
【符号の説明】
1 ISDN交換機、2a、2b 加入者設備、3 端末アダプタ(TA)、4 データ端末、5 アナログ端末、6 網終端装置(DSU)、7 ISDN、11 デジタルスイッチ部、12 中継インタフェース部、13 加入者インタフェース部、14回線試験制御部、15 回線接続制御部、31 端末インタフェース部、32 Dチャネル制御部、33 Bチャネル制御部、34 レイヤ1制御部、35 全体制御部、61 レイヤ1変換部、62 DSU制御部、141 ループバックセレクタ、342 ドライバ部、341 レシーバ部、343 ループバックセレクタ、344 レイヤ1フレーム処理部、345 信号変換部、346 ループバックセレクタ、611 ループバックセレクタ
Claims (2)
- 加入者回線に接続された複数の端末装置と、前記端末装置を網終端装置を介して収容するとともに、前記端末装置間を接続する交換機と、からなる通信システムであって、
前記交換機は、
前記網終端装置に対して、ループ起動信号を送信する手段と、
前記ループ起動信号により前記網終端装置に前記交換機へのループバック経路が形成されると、前記網終端装置にテスト信号を送信する手段と、
前記網終端装置から折り返えされてくる前記テスト信号を受信する手段と、
受信した前記テスト信号を検証する手段と、
前記端末装置に対して、予め定めた特定の信号を含む呼設定メッセージを送信する手段と、
前記予め定められた特定の信号を含む呼設定メッセージにより前記端末装置との間に通信チャネルを設定したのち、所定のテストデータを前記端末装置に送信する手段と、
前記端末装置より折り返された前記テストデータを受信する手段と、
受信した前記テストデータを検証する手段と、
前記端末装置からの呼設定メッセージに予め定めた特定の信号が含まれるか否かを判定する手段と、
前記呼設定メッセージに特定の信号を含むと判定した場合に、前記端末装置との間にループバック経路を形成し、前記端末装置から受信する信号を折り返し送信する手段と、を有し、
前記端末装置は、
収容するデータ端末またはアナログ端末より、データ折り返し指示を受信した場合に、前記データ端末またはアナログ端末へのループバック経路を形成し、前記データ端末またはアナログ端末から受信する信号を折り返して送信する手段と、
前記交換機から予め定めた特定の信号を含む呼設定メッセージを受信したか否かを判定する手段と、
前記呼設定メッセージに特定の信号を含むと判定した場合に、前記交換機との間にループバック経路を形成し、前記交換機から受信する信号を折り返して送信する手段と、
前記データ端末またはアナログ端末から予め定めた特定の信号を受信すると、当該特定の信号を含む呼設定メッセージを前記交換機に対して送信する手段と、
前記特定の信号を含む呼設定メッセージにより前記交換機との間に通信チャネルを設定したのち、所定のテストデータを前記加入者回線を介して前記交換機に送信する手段と、
を有することを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムであって、
前記加入者回線はISDN回線であり、前記交換機はISDN交換機であり、前記端末装置はISDN非対応装置をISDN回線に収容するための装置であること、を特徴とする通信システム。
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