JP4027455B2 - データベース管理システム - Google Patents

データベース管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP4027455B2
JP4027455B2 JP08057597A JP8057597A JP4027455B2 JP 4027455 B2 JP4027455 B2 JP 4027455B2 JP 08057597 A JP08057597 A JP 08057597A JP 8057597 A JP8057597 A JP 8057597A JP 4027455 B2 JP4027455 B2 JP 4027455B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
database
item
access
name
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP08057597A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10275158A (ja
Inventor
孝司 島田
清文 秋田
久 藤田
繁 出射
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP08057597A priority Critical patent/JP4027455B2/ja
Publication of JPH10275158A publication Critical patent/JPH10275158A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4027455B2 publication Critical patent/JP4027455B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データベース管理システムに係り、詳しくは、種々のデータベースから必要とするデータを取得するためのデータベース管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
LAN上のサーバが有するデータベースや通信回線で接続されたホストコンピュータのデータベース等の種々のデータベースにアクセス可能な端末装置に、データベース管理システム(ソフトウエア)が構築される。このデータベース管理システムにより、端末装置のユーザは、必要なデータを種々分散するデータベースのうちのいずれかから取得することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のデータベース管理システムは、管理の対象となるすべてのデータベースに対するアクセスを可能とするプログラムにて構成されている。このため、このデータベース管理システムの設計者は、すべてのデータベースの構造について知る必要がある。また、対象となるデータベースが変更された場合、管理の対象となるデータベースが追加された場合等、データベース管理システム(プログラム)を大きく変更しなければならない。
【0004】
上記のような事情から、従来のデータベース管理システムの設計、及びその変更が容易なものではなかった。
そこで、本発明の課題は、種々散在したデータベースのうちのいずれかから必要なデータを取得するためのデータベース管理システムであって、設計、変更の容易な構造となるデータベース管理システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、必要なデータを複数のデータベースのいずれかから取得するためのデータベース管理システムにおいて、各データベースに対応して設けられ、対応するデータベースにアクセスするためのデータアクセス手段と、各データ項目の名称とそのデータ項目のデータを取得すべき各データベースをアクセスするデータアクセス手段との対応関係を記述した項目テーブル手段と、指定されたデータ項目の名称に対応するデータアクセス手段を上記項目テーブル手段を参照して決定する決定手段と、該決定手段にて決定されたデータアクセス手段を起動し、指定されたデータ項目のデータを取得するアクセス起動手段
有するように構成される。
【0006】
このようなデータベース管理システムよれば、必要なデータ項目が指定されると、このデータ項目に対応したデータアクセス手段が決定される。この決定されたデータアクセス手段が対応するデータベースをアクセスし、このアクセスされたデータベースから当該指定されたデータ項目のデータが取得される。
上記データアクセス手段は、独立したプログラム(アクセスルーチン)で構成することができる。また、決定手段及びアクセス起動手段は、上記データアクセス手段から独立したプログラムで構成することができる。
【0007】
各データアクセス手段は、対応するデータベースの構造を熟知した者が個別的に設計することができる。また、各データ項目とデータアクセス手段との対応関係を決めてしまえば、決定手段及びアクセス起動手段を実現するプログラムは、各データベースの構造を特に知らなくても設計することができる。
上記データベース管理システムにおいて、必要とするデータをできるだ速く取得するという観点から、本発明は、請求項2に記載されるように、各データアクセス手段がアクセスするデータベースから指定されたデータ項目の名称を含む所定数のデータ項目の名称について、当該所定数のデータ項目のデータが取得されるように構成するともに、
データベースから取得された所定数のデータ項目のデータをデータ項目の名称と対応付けて蓄積する蓄積手段と、指定されたデータ項目の名称に対応するデータ項目のデータが該蓄積手段に既に蓄積されているか否かを判定する判定手段と、判定手段が該蓄積手段に指定されたデータ項目の名称に対応するデータ項目のデータが既に蓄積されていると判定したときに、指定されたデータ項目の名称に対応したデータアクセス手段を決定することなく該蓄積手段に蓄積された当該指定されたデータ項目の名称に対応するデータ項目のデータを取得する制御手段とを有するように構成できる。
【0008】
このようなシステムによれば、指定されたデータ項目のデータが既に蓄積手段に蓄積されている場合、決定手段及びアクセス起動手段を動作させる必要がない。即ち、指定されたデータを取得する処理において、決定手段及びアクセス起動手段の動作時間を節約することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の一形態に係るデータベース管理システムが適用される電話取引支援システムの構成を示している。この電話取引支援システムは、電話を介して行われる銀行等の取引を支援するためのシステムであり、電話相手の顧客に関する情報のオペレータへの提示を行ったり、取引内容の入力、入力された取引内容の承認等の処理を行う。
【0010】
図1において、複数のクライアント端末10(1)、...、10(n)、12及び13(1)、13(2)がLANに接続されている。各クライアント端末10(1)、...、10(n)は、顧客からの電話取引の受付を行なうための端末で、以下適宜受付端末という。クライアント端末12は、システムの監視を行なうための端末で、以下適宜監視端末という。クライアント端末13(1)及び13(2)は、各受付端末にて受け付けられた銀行取引の承認を行なうための端末で、以下適宜承認端末という。
【0011】
更に、データベースサーバ14、プリンタユニット16、コミュニケーションサーバ18及び音声応答装置(Voice Response Unit: VRU)22がLANに接続されている。データベースサーバ14は、システム内で共有されるデータベース(各種ファイル等)を管理する。プリンタユニット16は、各クライアント端末及びデータサーバ14にてアクセス可能であり、取引ジャーナル、帳票、契約書等のプリントアウトを行なう。コミュニケーションサーバ18は、銀行のホストコンピュータと接続されており、当該システム内で承認された取引の内容をホストコンピュータに転送する。また、ホストコンピュータからの情報がこのコミュニケーションサーバ18を介して当該システム取り込まれる。音声応答装置22は、各受付端末と同様の機能を有し、顧客との電話取引に係る処理を自動応答機能にて行なう。
【0012】
公衆回線30に接続された交換機20(PBX/ACD)には、各受付端末10(1)、...、10(n)及び音声応答装置22が接続されている。交換機20は、原則的に外部からの呼を音声応答装置22に接続する。また、この交換機20は自動呼分配機能(ACD)を備えており、所定のアルゴリズムに従って、外部からの呼(顧客からの電話)が各受付端末10(1)、...、10(n)に振り分けられる。
【0013】
音声応答装置22は、外部からの呼が接続されると、予め定められた手順に従った音声応答を行なう。各受付端末10(1)、...、10(n)は、電話通信機能を有している。そして、各受付端末10(1)、...、10(n)のオペレータは、テレフォンヘッドセット11(1)、...、11(n)を装着して顧客からの電話に応対する。
【0014】
各受付端末10(1)、...、10(n)は、例えば、図2に示すように構成されている。
図2において、受付端末は、いわゆるCPUを含む制御ユニット101、メモリユニット102、表示ユニット103、入力ユニット104、ディスクユニット105、LANユニット106、内蔵電話ユニット(TAPI:Telephony Application Program Interface )107及びCD−ROMドライブユニット110を有している。これらの各ユニットはシステムバスBを介して接続されている。また、上記内蔵電話ユニット107には、テレフォンヘッドセット11が接続されている。
【0015】
制御ユニット101は、当該端末全体を制御すると共に、後述するように、電話取引における受付に係る処理を実行する。メモリユニット102は、RAM、ROM等のメモリを含み、制御ユニット101が実行すべきプログラム、処理の過程で得られた必要なデータ等を記憶する。表示ユニット103は、CRTやLCD(液晶表示パネル)等で構成され、オペレータに対する各種ガイダンス及びスクリプト、顧客に関する情報等を表示する。入力ユニット104は、キーボード、マウス等で構成され、受付のオペレータが当該受付端末に情報を入力するために使用される。
【0016】
LANユニット106は、LANに接続されており、LANとの間でデータ通信を行なう。内蔵電話ユニット(TAPI)107は、交換機20(PBX/ACD)に接続され、交換機20との間で音声通信を行なう。オペレータは内蔵電話ユニット107に接続されたテレフォンヘッドセット11を介して顧客からの電話の応答を行う。
【0017】
CD−ROM200には、電話取引における受付に係る処理を記述したプログラムやデータベース管理システムを実現するプログラムが格納されている。CD−ROMドライブユニット110にセットされたCD−ROM200から当該プログラムがディスクユニット105にインストールされる。そして、当該受付端末を立ち上げるときに、ディスクユニット105から読み出された当該プログラムがメモリユニット102に格納される。この状態で、制御ユニット101(CPU)は、メモリユニット102に格納されたプログラムに従って受付に係る処理、データベース管理に関する処理を実行する。
【0018】
受付端末の表示ユニット103の基本的な画面は、例えば、図3に示すように構成される。
即ち、表示画面が、顧客基本情報部、基本属性部、顧客詳細情報部、スクリプト展開部の各領域に分割されている。顧客基本情報部は、顧客の基本的な情報(住所、氏名、性別、年令、生年月日等)を表示するための領域である。基本属性部は、顧客との取引の開始日や最終取引の概要等とともに、各種処理に対応したアイコンを表示するための領域である。顧客詳細情報部は、顧客との取引の履歴等を表示するための領域である。また、スクリプト展開部は、各種取引の説明情報や、取引を勧めるための推奨会話文を表示するための領域である。
【0019】
受付端末の表示画面の各領域に表示すべき情報は、上記データベース管理システムでの制御のもとに、データベースサーバ14のデータベースからあるいは、ホストコンピュータから照会情報として取得される。
上記電話取引支援システムにおいて、特に、各データベースの管理に係る構成は、図4に示すようになる。即ち、受付端末10に構築されるデータベース管理システム50(DM)がLANに接続されたデータベースサーバ14のデータベースと通信サーバ18及び通信回線を介して接続されるホストホストコンピュータ40のデータベースを管理している。
【0020】
受付端末10内に構築されるデータベース管理システムは、例えば、図5に示すようになる。
図5において、データベース管理システム50は所定のプログラム群で構成され、データ管理オブジェクト部51、アクセスハンドラ部52、項目コードテーブル53及び各データベースに対応したアクセスルーチンARi、ARj、ARkを有している。アクセスハンドラ52と各アクセスルーチンARi、ARj、ARkは、プログラム言語の差を調整するためのDLLインタフェースを介して結合されている。
【0021】
例えば、アクセスルーチンARiは、個人レコードのデータベースをアクセスし、アクセスルーチンARjは、交渉履歴レコードのデータベースをアクセスし、アクセスルーチンARkは、ホストコンピュータ40に対して所定のデータ項目に関する照会1001を行う。
項目コードテーブル53は、各データ項目とそのデータ項目のデータを取得する際にアクセスすべきデータベースに対応したアクセスルーチンとの対応関係を記述している。項目コードテーブル53の具体的な構成は、例えば、図6に示すようになっている。
【0022】
図6において、この項目コードテーブル53は、「項目名」、「属性」、「データ長」、「タグ情報」の各項目を有する。「項目名」には、データ項目の名称(電話番号、氏名、住所、生年月日、契約額、振込銀行等)が記述される。「属性」には、そのデータ項目の属性(文字型,数字型等)が記述される「データ長」には、各データ項目のデータの長さが記述される。「タグ情報」には、各データ項目のデータを取得する際にアクセスすべきデータベースに対応したアクセスルーチンの番号が記述される。
【0023】
データ管理オブジェクト部51は、他のシステム(この場合、電話取引に関するシステム(ソフトウエア))から要求されるデータの項目に対応したアクセスルーチンを決定する機能、決定されたアクセスルーチンの起動制御機能、各データベースから取得したデータをオブジェクトとして蓄積する機能等を有している。この取得したデータを蓄積する機能は、例えば、受付端末10のメモリユニット102内の不揮発性メモリを用いて実現される。
【0024】
アクセスハンドラ52は、データ管理オブジェクト部51にて決定されたアクセスルーチンに対して指定データ項目に関する情報及び起動制御情報を供給する。これにより、決定されたアクセスルーチンが対応するデータベースをアクセスして指定データ項目を含むレコードのデータが該データベースから取得される。
上記データ管理オブジェクト部51、アクセスハンドラ部52及び各アクセスルーチンに対応したプログラムは、データベース管理システムを実現するプログラムとして当該受付端末10のディスクユニット105にインストールされる。
【0025】
次に、電話取引支援システムからある顧客の個人情報が要求された場合、データ管理オブジェクト部51は、例えば、図7に示す手順に従ってデータベースから個人情報を取得するための処理を実行する。
データ管理オブジェクト部51は、電話取引支援システムから指定されたある顧客に関するデータ項目を取得すると(S1)、その指定データ項目のデータが既に、オブジェクト情報としてメモリに格納されているか否かを判定する(S2)。まだ、指定データ項目のデータがメモリに格納されていなければ、データ管理オブジェクト部51はその指定データ項目に対応するタグ情報を項目コードテーブル53(図6参照)から獲得する(S3)。このタグ情報を取得することにより、このタグ情報によって特定されるアクセスルーチンが決定される。
【0026】
その後、データ管理オブジェクト部51は、このタグ情報と起動制御情報をアクセスハンドラ5に供給する(S4)。すると、アクセスハンドラ5は、取得したタグ情報にて特定されるアクセスルーチンに対して起動制御情報を提供する。その結果、当該アクセスルーチンが起動され、このアクセスルーチンが対応するデータベースをアクセスして、当該顧客に関して指定されたデータ項目を含むレコードの各データが当該データベースから取得される。
【0027】
そして、データ管理オブジェクト部51は、アクセスルーチンからの応答として、各データを取得すると(S5)、その取得した各データをメモリに蓄積する(S6)。その後、電話取引支援システムから指定されたデータ項目すべてについての処理が終了するまで(S7、Yes)、上記の各ステップの処理が実行される。
【0028】
すべてのデータ項目についての処理が終了すると、データ管理オブジェクト部51は、メモリに蓄積したデータから指定されたデータ項目のデータを要求のあった電話取引支援システムに引き渡す。
電話取引支援システムでは、例えば、受信した顧客に関する情報を所定の画面位置に表示する(図3参照)。
【0029】
なお、電話取引支援システムから当該顧客に関して指定されたデータ項目のデータが既にメモリに蓄積されている場合(S2、Yes)、データ管理オブジェクト部51は、特に対応するアクセスルーチンを起動することなく、メモリから取得した当該指定項目のデータを電話取引支援システムに引き渡す(所謂、キャッシュ機能)。この場合、ステップS3乃至S7の処理が省略されるので、処理の高速化が図られる。
【0030】
上記の処理を、図8乃至図10を参照して、更に具体的に説明する。
まず、図8において、ある顧客の個人レコードの情報として「電話番号」、「氏名」、「住所」、「生年月日」、「契約額」、「振込先銀行」の各データ項目が指定されると、項目コードテーブルに記述されたデータ項目とアクセスルーチンとの関係(リンク関係)に従って、各アクセスルーチンが起動される。
【0031】
具体的は、「電話番号」、「氏名」の各データ項目のデータを取得するために、データベースサーバ14のデータベースをアクセスするアクセスルーチンAR1が起動される。その結果、当該データベース内の電話番号ファイルの当該顧客に関するレコードの各データが読みだされる。そして、その各データがアクセスルーチンAR1を介してデータ管理オブジェクト部51に提供される。
【0032】
また、「住所」、「生年月日」、「契約額」、の各データ項目のデータを取得するために、ホストコンピュータ40に照会1001(トランザクション)を行うアクセスルーチンAR2が起動される。アクセスルーチンAR2は、ホストコンピュータ40に照会1001の電文(上り電文)を通信サーバ18を介して伝送する。この上り電文に応答してホストコンピュータ40から返送される当該顧客の「氏名」、「生年月日」、「契約額」及び「住所」の下り電文をアクセスルーチンAR2が受信する。そして、このアクセスルーチンAR2が受信した各データ項目のデータがデータ管理オブジェクト部51に提供される。
【0033】
更に、「振込先銀行」のデータ項目のデータを取得するために、ホストコンピュータ40に照会1002を行うアクセスルーチンAR3が起動される。アクセスルーチンAR3は、ホストコンピュータ40に照会1002の電文(上り電文)を通信サーバ18を介して伝送する。この上り電文に応答してホストコンピュータ40から返送される当該顧客の「氏名」及び「振込先銀行」の下り電文をアクセスルーチンAR3が受信する。そして、このアクセスルーチンAR3が受信したデータ項目「振込先銀行のデータがデータ管理オブジェクト部51に提供される。
【0034】
なお、上記照会1001及び1002において、ホストコンピュータ40から返送された当該顧客の「氏名」については、既にデータベースサーバ14の電話番号ファイルから取得されているので、データ管理オブジェクト部51は、当該「氏名」を新たに蓄積することはしない。
次に、電話取引システムから顧客の住所が要求された場合の処理について、図9及び図10に従って説明する。
【0035】
図9に示すように、この顧客の「住所」がまだメモリに蓄積されていない場合、電話取引システムから顧客の「住所」を要求すると(▲1▼)、この「住所」を取得すべきデータベースをアクセスするためのアクセスルーチンAR2が起動される(▲2▼)。起動されたアクセスルーチンAR2は、照会1001の上り電文をホストコンピュータ40に発行する(▲3▼)。ホストコンピュータ40は照会1001に対応した照会情報のすべて「氏名」、「生年月日」、「契約額」及び「住所」の各項目のデータを返送する。
【0036】
このように返送された各データ項目のデータを下り電文としてアクセスルーチンAR2が、図10に示すように、受信すると(▲4▼)、この各受信データがデータ管理オブジェクト部51に提供される(▲5▼)。そして、その各データがメモリに蓄積される。各データが蓄積されたメモリから電話取引支援システムから要求のあったデータ項目「住所」のデータが読みだされて、電話取引システムに引き渡される(▲6▼)。
【0037】
上記のようなシステムは、データ管理オブジェクト部51及びアクセスハンドラ52に対応するプログラムと、各アクセスルーチンを独立して設計することができる。従って、各データベースに関する知識が得になくても、データ管理オブジェクト部51及びアクセスハンドラ52に対応したプログラムを設計することができる。また、各アクセスルーチンについてもそれぞれが独立しているので、対応するデータベースの知識さえあれば、他のデータベースの知識がなくても設計することができる。
【0038】
更に、対象となるデータベースが増えた場合、その追加されたデータベースにアクセスするためのアクセスルーチンを追加するとともに、項目コードテーブル53に当該アクセスルーチンとデータ項目の対応関係を記述するだけで、他のプログラムの変更を要しない。
上記例では、受付端末10のデータベース管理システム(データ管理オブジェクト51を含む)がLAN上のデータベースサーバ14のデータベース及び通信回線を介して接続されたホストコンピュータ40のデータベースを管理している。システム全体の構成としては、例えば、図11、図12に示すように、端末装置10のデータベース管理システム50(1)が複数の階層のデータベースを管理することも可能である。
【0039】
図11に示す例の場合、端末装置10のデータベース管理システム50(1)がLAN上のテレバンサーバ14(1)に設けられたデータベース管理システム50(2)と通信回線を介して接続されたホストコンピュータ40のデータベースを上述した例と同様の手法によって管理している。また、テレバンサーバ14(1)に設けられたデータベース管理システム50(2)が当該テレバンサーバ14(1)のデータベースと当該テレバンサーバ14(1)とLANにて接続されたデータベースサーバ14(2)のデータベースを管理している。
【0040】
上記のような構成により、端末装置10のデータベース管理システム50(1)は、テレバンサーバ14(1)のデータベース管理システム50(2)を介して、当該テレバンサーバ14(1)のデータベース及びデータベースサーバ14(2)のデータベースを管理することができる。
図12に示す例の場合、図11に示す例と同様に、端末装置10のデータベース管理システム50(1)がLAN上のテレバンサーバ14(1)に設けられたデータベース管理システム50(2)と通信回線を介して接続されたホストコンピュータ40のデータベースを管理している。また、テレバンサーバ14(1)に設けられたデータベース管理システム50(2)が当該テレバンサーバ14(1)のデータベースと当該テレバンサーバ14(1)とLANにて接続されたデータベースサーバ14(2)のデータベース管理システム50(3)を管理している。更に、データベースサーバ14(2)のデータベース管理システム50(3)が当該データベースサーバ14(2)のデータベース及び支店サーバ14(3)のデータベースを管理している。
【0041】
上記のような構成により、端末装置10のデータベース管理システム50(1)は、テレバンサーバ14(1)のデータベース管理システム50(2)及びデータベースサーバ14(2)のデータベース管理システム50(3)を介して、当該データサーバ14(2)のデータベース及び支店サーバ14(3)のデータベースを管理することができる。
【0042】
上記各例において、各アクセスルーチンがデータアクセス手段に対応し、項目コードテーブル53が項目テーブル手段に対応する。また、データ管理オブジェクト部51のステップS3(図7参照)の機能がデータアクセス手段を決定するための決定手段に対応し、データ管理オブジェクト部51のステップS4(図7参照)及びアクセスハンドラ52の機能がアクセス起動手段に対応する。
【0043】
更に、受付端末10のメモリユニット102内の、例えば、不揮発性メモリがデータベースから取得されたデータを蓄積する蓄積手段に対応し、データ管理オブジェクト部51のステップ2及びステップS9(図7参照)の機能が制御手段に対応する。
【0044】
【発明の効果】
以上、説明してきたように、各請求項に記載される本発明によれば、
上記データアクセス手段は及び決定手段及びアクセス起動手段は、それぞれ独立したプログラムで構成することができるので、各データアクセス手段は、対応するデータベースの構造だけを知っている者が個別的に設計することができ、また、決定手段及びアクセス起動手段を実現するプログラムは、各データベースの構造を特に知らなくても設計することができる。
【0045】
また、対象とするデータベースが追加になっても、その追加になったデータベースに対応するデータアクセス手段を追加して、このデータアクセス手段とデータ項目との対応関係を項目テーブル手段に追記することにより新たなデータベース管理システムを構築することができる。
従って、設計、変更の容易な構造となるデータベース管理システムを実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータベース管理システムが適用される電話取引支援システムの構成を示すブロック図である。
【図2】電話取引支援システムの取引端末の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】各受付端末の表示画面の例を示す図である。
【図4】データベース管理に係る構成の一例を示すブロック図である。
【図5】各データベース管理システムの機能構成を示すブロック図である。
【図6】データベース管理システムの項目コードテーブルの各レコードの構成を示す図である。
【図7】データ管理オブジェクト部での処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】データ管理システムでの処理を模式的に示す図(その1)である。
【図9】データ管理システムでの処理を模式的に示す図(その2)である。
【図10】データ管理システムでの処理を模式的に示す図(その3)である。
【図11】データベース管理に係る構成の他の一例を示すブロック図である。
【図12】データベース管理に係る構成の更に他の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10(1)、...、10(n) 受付端末
11(1)、...、11(n) テレフォンヘッドセット
12 監視端末
13(1)、13(2) 承認端末
14 データベースサーバ
16 プリンタユニット
18 コミュニケーションサーバ
20 交換機
30 公衆回線
40 ホストコンピュータ
50 データベース管理システム
51 データ管理オブジェクト部
52 アクセスハンドラ
101 制御ユニット
102 メモリユニット
103 表示ユニット
104 入力ユニット
105 ディスクユニット
106 LANユニット
107 内蔵電話ユニット
108 CD−ROMドライブユニット
200 CD−ROM

Claims (2)

  1. 必要なデータを複数のデータベースのいずれかから取得するためのデータベース管理システムにおいて、
    単一の各データベースに対応して設けられ、対応するデータベースにアクセスするための単一又は複数のデータアクセス手段と、
    各データ項目の名称とそのデータ項目のデータを取得すべき各データベースをアクセスする単一のデータアクセス手段との対応関係を記述した項目テーブル手段と、
    指定されたデータ項目の名称に対応するデータアクセス手段を上記項目テーブル手段を参照して決定する決定手段と、
    該決定手段にて決定されたデータアクセス手段を起動し、指定されたデータ項目のデータを取得するアクセス起動手段と
    を有するデータベース管理システム。
  2. 請求項1記載のデータベース管理システムにおいて、
    各データアクセス手段がアクセスするデータベースから指定されたデータ項目の名称を含む所定数のデータ項目の名称について、当該所定数のデータ項目のデータが取得されるように構成するとともに、
    データベースから取得された所定数のデータ項目のデータをデータ項目の名称と対応づけて蓄積する蓄積手段と、
    指定されたデータ項目の名称に対応するデータ項目のデータが該蓄積手段に既に蓄積されているか否かを判定する判定手段と、
    判定手段が該蓄積手段に指定されたデータ項目の名称に対応するデータ項目のデータが既に蓄積されていると判定したときに、指定されたデータ項目の名称に対応したデータアクセス手段を決定することなく該蓄積手段に蓄積された当該指定されたデータ項目の名称に対応するデータ項目のデータを取得する制御手段と
    を有するデータベース管理システム。
JP08057597A 1997-03-31 1997-03-31 データベース管理システム Expired - Fee Related JP4027455B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08057597A JP4027455B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 データベース管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08057597A JP4027455B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 データベース管理システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003038218A Division JP2003303119A (ja) 2003-02-17 2003-02-17 データベース管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10275158A JPH10275158A (ja) 1998-10-13
JP4027455B2 true JP4027455B2 (ja) 2007-12-26

Family

ID=13722148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08057597A Expired - Fee Related JP4027455B2 (ja) 1997-03-31 1997-03-31 データベース管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4027455B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9757736B2 (en) 2012-04-13 2017-09-12 Tecnologica S.A.S. Di Vanella Salvatore & C. Filtration assembly

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101324902A (zh) 2001-12-28 2008-12-17 国际商业机器公司 实时数据入库

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0212563A (ja) * 1988-06-30 1990-01-17 Nec Corp 情報管理方式
JPH05197600A (ja) * 1992-01-21 1993-08-06 Nec Software Kansai Ltd データベースアクセス方式
JPH0667867A (ja) * 1992-06-15 1994-03-11 Fuji Xerox Co Ltd アプリケーションプログラムのデータべースアクセス方式
JPH0765032A (ja) * 1993-08-27 1995-03-10 Toshiba Corp データベース言語変換機能を持つ情報処理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9757736B2 (en) 2012-04-13 2017-09-12 Tecnologica S.A.S. Di Vanella Salvatore & C. Filtration assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10275158A (ja) 1998-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6396919B1 (en) Telephone transaction support system and telephone call connection control system
US7231034B1 (en) “Pull” architecture contact center
US6362838B1 (en) Method for consolidation of multiple data sources
JP4503948B2 (ja) サービス提供方法および電気通信プラットホーム
US7406426B1 (en) System and method for integrated customer management
US6628755B2 (en) Transaction support system and information terminal unit connecting thereto
US20030074342A1 (en) Customer information management infrastructure and methods
AU762511B2 (en) Machine assisted system for processing and responding to requests
JP2003507937A (ja) コンタクト・ルーティング・システムおよび方法
US20080240401A1 (en) Communication center methods and apparatus
US20100232586A1 (en) Caller information system
US8571199B2 (en) Method and apparatus for proper routing of customers
US6400820B1 (en) Java enabled groupware
US20030059008A1 (en) Menuing method and system
JP2001075920A (ja) サービス取次装置を有するオンラインサービス提供システム
KR100402457B1 (ko) 콜센터 전화상담 서비스를 제공하기 위한 데이터 처리방법
US20030185382A1 (en) Call center system
US20010037333A1 (en) Asset information management method, asset information management system, asset information identifier database, and data structure of asset information management identifier
JP4027455B2 (ja) データベース管理システム
JP2000276547A (ja) 金融業務用統合型コールセンター・システム
KR100422410B1 (ko) 네트워크 기반의 브이오아이피를 이용한 통화 서비스 시스템
US20030112959A1 (en) Call reception system
US20020143654A1 (en) Method and system that enables a telecom initiator to instantly compensate a receiving party
US8111821B2 (en) Automated follow-up call in a telephone interaction system
KR20030058010A (ko) 계좌번호와 매칭되는 조합어를 이용한 계좌관리 시스템 및방법과 그 프로그램 소스를 저장한 기록매체

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20021217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070525

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071010

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131019

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees