JP4026508B2 - 電子制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、筐体内に収納されてなる回路基板を有する電子制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のヒートポンプ式給湯器の電子制御装置の構造について図3、図4を用いて説明する。図3は、電子制御装置を上側から視た図、図4は、図3中A−A断面図である。
【0003】
先ず、電子制御装置は、樹脂製の筐体1および回路基板2を有しており、筐体1は、電気的ノイズ除去や外部からの異物の進入の阻止のために設けられ、上側筐体1aおよび下側筐体1bを上下に分解可能な挟み込み構造により組み合わさっている。そして、上側筐体1aにはその上面1dにて略四角形の穴部1cが設けられている。
【0004】
回路基板2は、筐体1内に収納されたもので、上面2aにて筐体1の穴部1bと対向するように配置されている。そして、回路基板2には回路パターンが設けられ、回路基板2の上面2a上には、半導体素子、抵抗素子以外に、複数の雌型コネクタ3が配置されている。また、各雌型コネクタ3は、ハンダ付けにより回路基板2に固定されている。
【0005】
各雌型コネクタ3には、それぞれ雄型コネクタ4が嵌合されており、各雄型コネクタ4には電線5(図4では1つの電線5だけを示す)の一端が、それぞれ繋がっている。各電線5はの他端は、筐体1aの上面1dの穴部1c内を通して、電動アクチュエータや各種センサなどの外部装置に電気的に接続されている。このことにより、各雌型コネクタ3は、雄型コネクタ(相手側嵌合部材)4及び各電線5を通して電動アクチュエータや各種センサに電気的に接続されることになる。
【0006】
また、複数の雌型コネクタ(嵌合部材)3は、図3に示すように、回路基板2の上面2aの外周に沿い環状に並べられているので、回路パターンのレイアウト設計が容易になる。さらに、各雄型コネクタ4を各雌型コネクタ3から外す作業を行うとき、回路基板2にストレス(応力)がかかるものの、ストレスが回路基板2の一箇所に集中することなく、回路基板2に対してストレスを分散化させることができる。このため、コネクタ4を各雌型コネクタ3から外す作業を数多く行っても、ストレスでハンダが回路基板2から剥がれる可能性を少なくしている。なお、図3中の符号3aは、雌型コネクタ3のターミナルピンである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図3に示すように、回路基板2の上面2aよりも、穴部1bの方が小さく、各雌型コネクタ3は、穴部1bの外側にそれぞれ配置されているので、各雄型コネクタ4を各雌型コネクタ3から外す作業を行うときには、筐体1を予め上側筐体1aおよび下側筐体1bに分解して筐体1から回路基板2を取り外しておく必要がある。このため、各雄型コネクタ4を各雌型コネクタ3から外すのに手間がかかる。
【0008】
本発明は、上記点に鑑み、コネクタの脱着を容易にできるようにした電子制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、穴部(1c)を有する筐体(1)と、
前記筐体内に収納されて、前記穴部と一面にて対向するように配置される回路基板(2)と、
前記回路基板のうち前記穴部側の一面上に配置され、外部装置と電気的に接続するために相手側嵌合部材(4)にそれぞれ嵌合する複数個の嵌合部材(3)と、を備える電子制御装置であって、
前記複数個の嵌合部材は、前記穴部の内側に分散し、かつ前記穴部の外周に沿うように配置されていることを特徴とする。
【0010】
これにより、嵌合部材を穴部の内側に配置しているので、筐体を分解せずにコネクタの脱着することができるので、コネクタを容易に脱着することができる。
【0011】
また、請求項1に記載の発明のように、複数個の嵌合部材が前記穴部の内側に分散し、かつ前記穴部の外周に沿うように配置されている場合には、嵌合部材を脱着する際に生じるストレスを、回路基板に対して、一箇所に集中させることなく、分散化させることができる。
【0013】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1、図2に本発明の第1実施形態のヒートポンプ式給湯器の電子制御装置を示す。なお、上記した従来技術と同一部分には、同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。
【0015】
この第1の実施形態では、複数の雌型コネクタ3は、図1、図2に示すように、回路基板2の上面2aの外周に沿い並べられるのではなく、回路基板2の上面2a上にて、穴部1bの内側に配置されているため、筐体1を分解せずに、各雄型コネクタ4を各雌型コネクタ3から外したり、各雌型コネクタ3に各雄型コネクタ4を嵌合したりすることができる。
【0016】
これに加えて、複数の雌型コネクタ3は、穴部1bの外周に沿うように環状に配置されている。すなわち、複数の雌型コネクタ3は、一箇所に集中して配置されるのではなく、穴部1bの外周に沿うように分散して配置されている。そして、各雄型コネクタ4を各雌型コネクタ3から外したり、各雌型コネクタ3に各雄型コネクタ4を嵌合したりするときには、回路基板2にストレスがかかるものの、ストレスが回路基板2の一箇所に集中することなく、回路基板2に対して分散化させることができる。これに伴い、コネクタ4を各雌型コネクタ3から外す作業を数多く行っても、ストレスでハンダが回路基板2から剥がれる可能性を少なくしている。
【0017】
上記実施形態では、複数個の雌型コネクタ3を回路基板2上にて穴部1bの内側に配置する例について説明したが、これに限らず、穴部1bの内側に配置するならば、回路基板2上に雌型コネクタ3を1つだけ配置してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子制御装置の一実施形態を示す図である。
【図2】図1中のB−B断面図である。
【図3】従来の電子制御装置を示す図である。
【図4】図1中のA−A断面図である。
【符号の説明】
1…筐体、1c…穴部、2…回路基板、3…雌型コネクタ。
Claims (1)
- 穴部(1c)を有する筐体(1)と、
前記筐体内に収納されて、前記穴部と一面にて対向するように配置される回路基板(2)と、
前記回路基板のうち前記穴部側の一面上に配置され、外部装置と電気的に接続するために相手側嵌合部材(4)にそれぞれ嵌合する複数個の嵌合部材(3)と、を備える電子制御装置であって、
前記複数個の嵌合部材は、前記穴部の内側に分散し、かつ前記穴部の外周に沿うように配置されていることを特徴とする電子制御装置。
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JP2003039926A JP4026508B2 (ja) | 2003-02-18 | 2003-02-18 | 電子制御装置 |
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JP2004253466A JP2004253466A (ja) | 2004-09-09 |
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