JP4025899B2 - 商品前出具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、既存の商品陳列用フックハンガーに後付けで装着することにより、このフックハンガーに吊り下げた多数の商品の前出し作業を容易に行うようにした商品前出具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、商店等においては、種々の小物品等をパッケージに収納し、このパッケージの上部に設けられた通孔を商品陳列棚に設けたフックハンガーに挿入することにより、多数のパッケージ商品を並列状態で陳列するようにしている。
【0003】
この種のフックハンガーの従来例を説明すると、図17に示すように、後端がコ字形に折曲されて成る上方の支持バー32と下方のフックバー33を略平行に有するダブルフックハンガーが構成され、フックバー33の後端下部にはコ字形金具34が固設され、このコ字形金具34を陳列棚の後方に設けられた断面四角形の水平金具35に挿着することにより、支持バー32とフックバー33を水平に支持して陳列棚の前方に張り出した状態にしている。
【0004】
また、支持バー32の先端には上方に屈曲したL字形フック31を形成してあり、このフック31を表示プレート39の後部に形成された挿通孔39aに挿着するようにしている。
【0005】
このような構成において、上方の支持バー32の後方に、パッケージ商品40の品切れを表示した品切れ表示ストッパー36の上部の円弧形弾性片37(図16参照)を挿着し、次いで下方のフックバー33にパッケージ商品40の通孔40aを順次挿入するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このようなパッケージ商品の陳列においては、下方のフックバーに数多くのパッケージ商品を配列しておくため、パッケージ商品を最前列から取り出すと、他のパッケージ商品が後方に陳列された状態になるため、これらの後方のパッケージ商品を前方に引き出す必要がある。
【0007】
そのため従来から、先端をL字形に曲げた棒状の前出用具で後方に陳列されたパッケージ商品を引っ掛けて前方へ引き出す作業を行っていたのであるが、すぐ隣にも他のパッケージ商品を同様に陳列している状況においては、上記の前出用具の使用が困難であり、思わぬ手間を要していたのである。
【0008】
また、このような前出作業の手間をなくすために、フックハンガーに商品の前出し機能を備えるように構成したものが案出されているが、図17に示すような既存のフックハンガーを加工することなく構成したものは皆無であった。
【0009】
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたもので、従来の商品陳列用フックハンガーを全く無加工の状態で、後付けによって取り付けることによりフックハンガーに吊り下げた商品の前出し作業を容易に行うようにした商品前出具を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の商品前出具は、先端にL字形フックを形成した上方の支持バーと商品を吊り下げる下方のフックバーを互いに平行に形成したフックハンガーの前記支持バーに装着する商品前出具において、前記支持バーと前記フックバーを同時に跨ぐ長さの二股状脚部を備えた前出部材をガイドレールの内側に沿って摺動自在に挿着し、前記前出部材の上部に一端を結合したスプリングの他端を前記ガイドレールの後端に固設したエンドキャップに結合することにより前記前出部材を後方に付勢する一方、該前出部材に後端を係止したワイヤーの先端を前記ガイドレールの前端に固設したフロントキャップの前方に延出して成り、該フロントキャップに設けた係止溝に前記支持バーのL字形フックを係止した状態で該フロントキャップと前記エンドキャップを前記支持バーに嵌合することにより前記ガイドレールを前記支持バーの上側から装着し、前記ワイヤーを引くことにより前方へ移動する前記前出部材の脚部によって前記フックバーに吊り下げられた商品を前方へ引出し、前記ワイヤーを離すことによって前記前出部材を前記スプリングの弾力によって後方へ復帰するようにしたものである。
【0011】
また、前記ワイヤーは先端が屈曲されて成る二条の平行部を有し、該ワイヤーの平行部の各後端に互いに内側に屈曲された引掛片を形成して成り、前記二条の平行部の夫々は前記フロントキャップの両側に設けられたガイド孔と前記ガイドレールの両側に設けられたガイド溝に沿ってスライド自在に挿通され、前記ワイヤーの各後端の引掛片を前記前出部材の後部に引っ掛けるようにするのが好ましい。
【0012】
さらに、前記ワイヤーの先端がコ字形に屈曲された二条の平行部を有し、該ワイヤーの先端近傍を上方に曲げた折曲部が形成される一方、表示パネルの後面に前記ワイヤーの折曲部を両側から嵌合する一対の断面L形の係止片が並設されると共に前記両側の掛止片の中間上部にストッパーが突設され、前記ワイヤーの両側の平行部を互いに内側につまんで撓ませた該ワイヤーの折曲部を前記表示パネルのストッパーの下部に係止した状態で該表示パネルの両側の係止片に嵌合するようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0014】
図1は本発明による商品前出具をフックハンガーに装着している状態を示す斜視図である。図2は本発明による商品前出具をフックハンガーに装着した状態を示す斜視図である。図3は本発明による商品前出具を示す分解側面図である。図4は本発明の商品前出具をフックハンガーに装着した上面図である。図5は本発明の商品前出具をフックハンガーに装着した側面図である。図6は本発明の商品前出具をフックハンガーに装着した前面図である。図7は本発明によるワイヤーの斜視図である。図8(a) は本発明によるワイヤーに表示パネルを挿着した状態を示す前面図であり、図8(b) はその上面図である。図9(a) 及び(b) は本発明によるガイドレールの端面図及び側面図である。図10(a) 乃至(f) は本発明によるフロントキャップの上面図、断面図、先端側端面図、側面図、ガイドレール側端面図、下面図である。図11は本発明によるガイドレールの先端にフロントキャップを固設する状況を示す部分断面図である。図12(a) 乃至(c) は本発明による前出部材の上面図、正面図、側面図である。図13は図12の前出部材を図9のガイドレール内に挿着した状態を示す端面図である。図14(a) 乃至(f) は本発明によるエンドキャップの上面図、断面図、後端側端面図、側面図、ガイドレール側端面図、下面図である。図15は本発明によるガイドレールの後端にエンドキャップを固設する状況を示す部分断面図である。図16(a) 乃至(c) はフックハンガーに挿着する品切れ表示ストッパーの正面図、側面図、後面図である。
【0015】
図1に示す商品陳列用フックハンガー30は、一本の棒部材を後端でコ字形に屈曲すると共に、先端にL字形フック31を形成した上方の支持バー32と多数の商品を吊り下げる下方のフックバー33を互いに平行に形成して成り、フックバー33の後端下部にコ字形金具34を固設している。このコ字形金具34を陳列棚の後方に設けられた断面四角形の水平金具35(図5参照)に挿着することにより、支持バー32とフックバー33を水平に支持した状態で陳列棚の前方に張り出させるようにしている。
【0016】
また、支持バー32には「到着待ち」と表示された陳列商品の品切れを表示する品切れ表示ストッパー36を挿着してある。この品切れ表示ストッパー36は、図16に示すようにその上部に開口37aを有する円弧形弾性片37を有し、この円弧形弾性片37を支持バー32に着脱自在に挿着すると共に、品切れ表示ストッパー36のパネル面に設けられた縦長の通孔38をフックバー33に挿入し、支持バー32に沿って品切れ表示ストッパー36を前後移動することができるようにしている。
【0017】
なお、品切れ表示ストッパー36の通孔38が縦長に形成されたのは、フックハンガー30の上方の支持バー32と下方のフックバー33の離間幅の変化に対応させるためである。
【0018】
本発明の商品前出具1は、図2に示すように、上記のフックハンガー30の上方の支持バー32に装着するだけで使用することができる。
【0019】
即ち、図3に示すように、支持バー32とフックバー33を同時に跨ぐ長さの二股状脚部3c、3cを備えた前出部材3(図12参照)をガイドレール4(図9参照)の内側に沿って摺動自在に挿着し、前出部材3に一端を結合したスプリング5の他端をガイドレール4の後端に固設したエンドキャップ6に結合することにより前出部材3を後方に付勢する一方、前出部材3の上部に係止したワイヤー7の先端をガイドレール4の前端に固設したフロントキャップ8の前方に延出して成り、該フロントキャップ8に形成された係止溝8dに支持バー32のL字形フック31を係止した状態で該フロントキャップ8とエンドキャップ6を支持バー32に嵌合することによりガイドレール4を支持バー32の上側から装着することができるようにしている。
【0020】
以下、上記の本発明の商品前出具1をより詳細に説明する。
【0021】
図7に示すように、ワイヤー7は先端がコ字形(またはU字形)に屈曲された二条の平行部7a、7aを有し、平行部7a、7aの各後端に互いに内側に折曲された引掛片7c、7cを形成してあり、該ワイヤー7の先端部を上方に折曲した折曲部7bに図8の表示パネル11を挿着するようにしている。
【0022】
即ち、図8(a)及び(b)において、表示パネル11は四角形のプラスチック板から成り、この板の後面にワイヤー7の折曲部7bを両側から嵌合する一対の断面L形の係止片11a、11aが並設されると共に、両側の係止片11a、11aの中間上部にストッパー11bが突出形成されている。そして、このようなワイヤー7の両側の平行部7a、7aを互いに内側につまんで撓ませた該ワイヤー7の折曲部7bを表示パネル11のストッパー11bの下部に係止した状態で該表示パネル11の両側の係止片11a、11aに嵌合し、ストッパー11bによってワイヤー7の折曲片7bが下方へ離脱することを防止している。
【0023】
また、図8(b)に示すように、表示パネル11の前面には透明薄板12が着脱自在に装着され、透明薄板12と表示パネル11の間に陳列された商品の名前等を記載した用紙を挿入するようにしている。
【0024】
なお、表示パネル11はワイヤー7の折曲片7bに挿着せず、従来のようにフックハンガー30のフックバー32におけるL字形フック31に挿着するようにしてもよい。この場合、ワイヤー7に折曲片7bを形成する必要がなく、先端をコ字形(またはU字形)に折り曲げた形状のまま平行前方に延出させ、後述するように前出部材8を前方に引き出す際には、この前方に延出されたワイヤー7のコ字形(またはU字形)の先端部を引っ張るようにしてもよい。
【0025】
図9(a) 及び(b) に示すガイドレール4は、図9(a) の端面図で示すように下部に開口部13が設けられ、このガイドレール4の両側下部に図7のワイヤー7の平行部7a、7aを内側から収納して挿通するための下部ガイド溝4a、4aが形成され、ガイドレール4の中間部両側には後述する図12の前出部材3の両側の案内片3a、3aを摺動自在に挿通する円弧形の中間ガイド溝4b、4bが形成され、またガイドレール4の上部には図12の前出部材3の突出片3bを収納する曲面形の上部ガイド溝4cが形成されている。これらの下部ガイド溝4a、4aと中間ガイド溝4b、4bと下部ガイド溝4cはいずれもガイドレール4の内側の全長にわたって形成されている。
【0026】
なお、商品前出具1はフックハンガー30の支持バー32よりもやや短い長さに形成すればよいが、既存のフックハンガー30の支持バー32の長さが異なる場合、これに対応して予めガイドレール4及びワイヤー7の長さを変更することも可能である。
【0027】
即ち、ガイドレール4を合成樹脂の押出成形によって長尺に作成しておき、既存のフックハンガー30の支持バー32の長さに応じてガイドレール4の成型品を必要な長さに切断すればよい。また、ガイドレール4の長さに応じてワイヤー7も必要な長さに切断すればよい。
【0028】
また、図10(a) 乃至(f) に示すフロントキャップ8はガイドレール4の先端に固着するもので、このフロントキャップ8の内端側はガイドレール4の外形に沿った外形を有すると共に、この端部外周にはガイドレール4の先端外周を係止するフランジ8aが形成されている。
【0029】
また、フロントキャップ8の下端には開口14が設けられると共に、内端側に開口14を連続的に有する円弧形の嵌合片8bを形成してあり、開口14をフックハンガー30の支持バー32に挿着する際、支持バー32の押圧によって嵌合ク8bの開口14の内径を押し広げて嵌合片8b内に支持バー32を挿着するようにしている。
【0030】
さらに、フロントキャップ8の両側下部には図7のワイヤー7の平行部7a、7aを夫々挿通するガイド孔8c、8cが形成されている。このガイド孔8c、8cは、図10(c) 又は(e) に示すように横長に形成され、ワイヤー7の引掛片7c、7cをそのまま挿通し得るようにしている。
【0031】
また、フロントキャップ8の内部には、図11に示すように嵌合片8bに支持バー32を挿着した状態でこの支持バー32の先端のL字形フック31を係止して回り止めを成す係止溝8dが形成されている。
【0032】
なお、既存のフックハンガー30において、先端のL字形フック31は直角に折曲されたものだけではなく前方傾斜状に折曲されたものもあり、この場合は、フロントキャップ8の係止溝8dも上記の傾斜状フックを挿着するのに適する形状とするのがよい。
【0033】
そして、図11に示すように、ワイヤー7の折曲片7bを表示パネル11の係止片11a、11aに挿着した状態で、ワイヤー7の後端の引掛片7c、7cをフロントキャップ8の両側下部のガイド孔8c、8cに挿通して、ワイヤー7の両側の平行部材7a、7aをガイドレール4の下部ガイド溝4a、4aに挿通し、ガイドレール4の先端をフロントキャップ8のフランジ8a内の後端に接着剤等で固着する。
【0034】
また、図12(a) 乃至(c) に示した前出部材3は、支持バー32とフックバー33を同時に跨ぐ長さの二股状脚部3c、3cを備え、この前出部材3の上部の両端に図12(c) のように横幅を有する案内片3a、3aを形成してあり、さらにこの前出部材3の上端には突出片3bが形成され、この突出片3bにはスプリング5の一端のフックを引っ掛ける凹溝9が形成されている。
【0035】
そして、図13に示すように、ワイヤー7の両側の平行部7a、7aをガイドレール4の両側の下部ガイド溝4a、4aに挿通し、前出部材3の案内片3a、3aをガイドレール4の中間ガイド溝4b、4bに挿入すると共に、前出部材3の突出片3bをガイドレール4の上部ガイド溝4cに挿入すると、ワイヤー7の後端の引掛片7c、7cで前出部材3の端面を引っ掛けた状態にすることができる。
【0036】
また、図14(a) 乃至(f) に示すエンドキャップ6はガイドレール4の先端に固設するもので、このエンドキャップ6の内端側はガイドレール4の外形に沿った外形を有すると共にこの端部外周にガイドレール4の先端外周を係止するフランジ6aが形成されている。
【0037】
また、エンドキャップ6の下端には、開口16が設けられると共に内端側に開口16を連続的に有する円弧形の嵌合片6bを形成してあり、開口16を支持バー32に挿着する際、支持バー32の押圧によって嵌合片6bの開口16の内径を押し広げて嵌合片6b内に支持バー32を挿着するようにしてある。
【0038】
さらに、図7(e)に示すように、エンドキャップ6の両側下部には図7のワイヤー7の折曲片7c、7cを夫々挿着するガイド孔6c、6cが形成されている。
【0039】
また、図7(b)に示すように、エンドキャップ6の後面にはスプリング5の後端を係止する係止孔6dが形成され、図15に示すように、前出部材3の突出片3bの凹溝9に一端を係止したスプリング5の他端をエンドキャップ6の開口16から係止孔6dに係止する。
【0040】
このような構成を有するエンドキャップ6を、図11に示すようにガイドレール4の後端に接着剤等により固着すると、図1に示すような一個の商品前出具1が形成される。
【0041】
以上の構成による本発明の商品前出具1は、図4乃至図6に示すように、フロントキャップ8に設けられた係止溝8dを支持バー32のL字形フック31で係止した状態にして該フロントキャップ8の開口14とエンドキャップ6の開口16を支持バー32に嵌合することにより、ガイドレール4の開口13を支持バー32の上側から挿着することができ、図2のように支持バー32に商品前出具1を後付けで装着すること可能となる。
【0042】
そして、図5に示すように、ワイヤー7の先端に設けた表示パネル11を引くことにより前方に移動する前出部材3の脚部3c、3cによってフックバー33に吊り下げた多数のパッケージ商品40を前方へ引出し、表示パネル11を離すことによって前出部材3をスプリング5の弾力によって後方へ復帰させることができる。
【0043】
なお、上記の説明において、フックハンガー30のフックバー33に吊り下げる商品としては、パッケージ商品40のほかに、他の吊り下げ用フック付き商品を適用することも可能である。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の商品前出具は、既存の商品陳列用フックハンガーを全く加工することなく、このフックハンガーの上方の支持バーに装着するだけで取付けることができるため、既存のフックハンガーをそのまま利用して簡易な商品の前出し機能を付加することが可能となる。
【0045】
また、商品の前出を行うには、商品の残量に応じてワイヤーの先端(または表示パネル)を引き出すだけで、ワイヤーを介して前方に移動した前出部材がフックハンガーに吊り下げられたパッケージ商品を前方に引き出すことが可能であり、またワイヤーの先端(または表示パネル)を離すと、内蔵されたスプリングの弾性力により、前出部材を元の後方位置に復帰させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明による商品前出具をフックハンガーに装着している状態を示す斜視図である。
【図2】図2は本発明による商品前出具をフックハンガーに装着した状態を示す斜視図である。
【図3】図3は本発明による商品前出具を示す分解側面図である。
【図4】図4は本発明の商品前出具をフックハンガーに装着した上面図である。
【図5】図5は本発明の商品前出具をフックハンガーに装着した側面図である。
【図6】図6は本発明の商品前出具をフックハンガーに装着した前面図である。
【図7】図7は本発明によるワイヤーの斜視図である。
【図8】図8(a) は本発明によるワイヤーに表示パネルを挿着した状態を示す前面図であり、図8(b) はその上面図である。
【図9】図9(a) 及び(b) は本発明によるガイドレールの端面図及び側面図である。
【図10】図10(a) 乃至(f) は本発明によるフロントキャップの上面図、断面図、先端側端面図、側面図、ガイドレール側端面図、下面図である。
【図11】図11は本発明によるガイドレールの先端にフロントキャップを固設する状況を示す部分断面図である。
【図12】図12(a) 乃至(c) は本発明による前出部材の上面図、正面図、側面図である。
【図13】図13は図12の前出部材を図9のガイドレール内に挿着した状態を示す端面図である。
【図14】図14(a) 乃至(f) は本発明によるエンドキャップの上面図、断面図、後端側端面図、側面図、ガイドレール側端面図、下面図である。
【図15】図15は本発明によるガイドレールの後端にエンドキャップを固設する状況を示す部分断面図である。
【図16】図16(a) 乃至(c) はフックハンガーに挿着する品切れ表示ストッパーの正面図、側面図、後面図である。
【図17】図17は従来のフックハンガーに商品を吊り下げた状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1…商品前出具、 3…前出部材、3a…案内片、3b…突出片、
3c…二股状脚部、4…ガイドレール、4a…下部ガイド溝、
4b…中間ガイド溝、4c…上部 ガイド溝、5…スプリング、
6…エンドキャップ、6a…フランジ、6b…嵌合片、6c…ガイド孔、
6d…係止孔、7…ワイヤー、7a…平行部、7b…折曲部、7c…引掛片、
8…フロントキャップ、8a…フランジ、8b…嵌合片、8c…ガイド孔、
8d…係止溝、9…凹溝、11…表示パネル、11a…係止片、
11b…ストッパー、12…透明薄板、 13…ガイドレールの開口、
14…フロントキャップの開口、 16…エンドキャップの開口、
30…フックハンガー、31…L字形フック、 32…支持バー、
33…フックバー、34…コ字形金具、 37…円弧形弾性片、
35…水平金具、36…品切れ表示ストッパー、38…通孔、
40…パッケージ商品、40a…通孔。

Claims (3)

  1. 先端にL字形フックを形成した上方の支持バーと商品を吊り下げる下方のフックバーを互いに平行に形成したフックハンガーの前記支持バーに装着する商品前出具において、前記支持バーと前記フックバーを同時に跨ぐ長さの二股状脚部を備えた前出部材をガイドレールの内側に沿って摺動自在に挿着し、前記前出部材の上部に一端を結合したスプリングの他端を前記ガイドレールの後端に固設したエンドキャップに結合することにより前記前出部材を後方に付勢する一方、該前出部材に後端を係止したワイヤーの先端を前記ガイドレールの前端に固設したフロントキャップの前方に延出して成り、該フロントキャップに設けた係止溝に前記支持バーのL字形フックを係止した状態で該フロントキャップと前記エンドキャップを前記支持バーに嵌合することにより前記ガイドレールを前記支持バーの上側から装着し、前記ワイヤーを引くことにより前方へ移動する前記前出部材の脚部によって前記フックバーに吊り下げられた商品を前方へ引出し、前記ワイヤーを離すことによって前記前出部材を前記スプリングの弾力によって後方へ復帰するようにしたことを特徴とする商品前出具。
  2. 前記ワイヤーは先端が屈曲されて成る二条の平行部を有し、該ワイヤーの平行部の各後端に互いに内側に屈曲された引掛片を形成して成り、前記二条の平行部の夫々は前記フロントキャップの両側に設けられたガイド孔と前記ガイドレールの両側に設けられたガイド溝に沿ってスライド自在に挿通され、前記ワイヤーの各後端の引掛片を前記前出部材の後部に引っ掛けるようにしたことを特徴とする請求項1記載の商品前出具。
  3. 前記ワイヤーの先端がコ字形に屈曲された二条の平行部を有し、該ワイヤーの先端近傍を上方に曲げた折曲部が形成される一方、表示パネルの後面に前記ワイヤーの折曲部を両側から嵌合する一対の断面L形の係止片が並設されると共に前記両側の掛止片の中間上部にストッパーが突設され、前記ワイヤーの両側の平行部を互いに内側につまんで撓ませた該ワイヤーの折曲部を前記表示パネルのストッパーの下部に係止した状態で該表示パネルの両側の係止片に嵌合するようにしたことを特徴とする請求項1記載の商品前出具。
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