JP4023274B2 - 透過型リアプロジェクションスクリーン - Google Patents
透過型リアプロジェクションスクリーン Download PDFInfo
- Publication number
- JP4023274B2 JP4023274B2 JP2002285288A JP2002285288A JP4023274B2 JP 4023274 B2 JP4023274 B2 JP 4023274B2 JP 2002285288 A JP2002285288 A JP 2002285288A JP 2002285288 A JP2002285288 A JP 2002285288A JP 4023274 B2 JP4023274 B2 JP 4023274B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens sheet
- self
- base material
- fixed
- housing frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フレネルレンズシートとレンチキュラーレンズシートを重ねた構成の透過型リアプロジェクションスクリーンに関するものであり、このフレネルレンズシートとレンチキュラーレンズシートとが、一方が自立性を有するレンズシートで、他方が自立性のないレンズシートで構成されている透過型リアプロジェクションスクリーンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、透過型リアプロジェクションスクリーンは、図3に示すように、フレネルレンズシート51及びレンチキュラーレンズシート52はいずれも自立性のある基材で構成されており、フレネルレンズシート51とレンチキュラーレンズシート52の両端は筐体枠11cと保持具12cとの間及び筐体枠11dと保持具12dとの間に挟持され、ねじ13で固定・保持されている。
【0003】
ここで、フレネルレンズシート51、レンチキュラーレンズシート52及び筐体枠11c及び11dの材質にも関係するが、フレネルレンズシート51及びレンチキュラーレンズシート52の材質の熱膨張係数に大きな違いが無く、厚みが同じ程度であれば、フレネルレンズシート51及びレンチキュラーレンズシート52を重ね合わせて、筐体枠11c及び筐体枠11dへ固定・保持した状態で、温度変化や湿度変化によりフレネルレンズシート51及びレンチキュラーレンズシート52間の浮き、反りなどが生じても、常温環境下に放置して置くと元の状態に戻るようになっている。
最近透過型リアプロジェクションスクリーンテレビでは、自立性のないフィルム基材からなるフレネルレンズシートやレンチキュラーレンズシートを用いたプロジェクションスクリーンの開発が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一方のレンズシートがフィルムのように自立性のない基材で、他方のレンズシートが自立性のある基材で構成されたプロジェクションスクリーンでは、二方または四方が接着剤等で固定されていると、温度変化や湿度変化による膨張や収縮で、自立性のない基材からなるレンズシートにしわや浮きが生じてしまい、透過型リアプロジェクションテレビに組み込んだ状態では、フォーカスのボケや色ずれが生じることになり画像劣化を招くという問題を有している。
【0005】
本発明は、フレネルレンズシートとレンチキュラーレンズシートを重ねた構成の透過型リアプロジェクションスクリーンにおいて、一方が自立性を有する基材からなるレンズシートと他方が自立性のない基材からなるレンズシートとで構成された透過型リアプロジェクションスクリーンにおいて、温度変化や湿度変化があってもしわ、浮き等の発生を防止できる透過型リアプロジェクションスクリーンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に於いて上記課題を達成するため、まず請求項1においては、フレネルレンズシートとレンチキュラーレンズシートを重ね合わせ、周囲を筐体枠と保持具で支持、固定した透過型リアプロジェクションスクリーンにおいて、前記フレネルレンズシート、またはレンチキュラーレンズシートのいずれか一方が自立性を有する基材からなるレンズシート1と、他方が自立性のない基材からなるレズシート2とで構成されており、前記自立性のない基材からなるレンズシート1と前記自立性を有する基材からなるレンズシート2とは下部端縁が弾性接着層31で固定され、前記自立性のない基材からなるレンズシート2の上部端縁と保持テープ3の一方の端部とが接着層41にて固定され、前記保持テープ3の他方の端部が筐体枠11aに接着層42を介して保持具12a及びネジ13にて連結・固定されて、前記自立性のない基材からなるレンズシート2の一端が保持テープ3で吊り下げられた状態で筐体枠11aと保持具12aとの間及び筐体枠11bと保持具12bとの間とで保持されていることを特徴とする透過型リアプロジェクションスクリーンとしたものである。
【0007】
また、請求項2においては、フレネルレンズシートとレンチキュラーレンズシートを重ね合わせ、周囲を筐体枠と保持具で支持、固定された透過型リアプロジェクションスクリーンにおいて、前記フレネルレンズシート、またはレンチキュラーレンズシートのいずれか一方が自立性を有する基材からなるレンズシート1と、他方が自立性のない基材からなるレズシート2とで構成されており、前記自立性のない基材からなるレンズシート1と前記自立性を有する基材からなるレンズシート2とは下部端縁が伸び率200%以上の支持体32a上に粘着層32bを形成した片面粘着テープ32を用いてコの字型に接着・固定され、前記自立性のない基材からなるレンズシート2の上部端縁と保持テープ3の一方の端部とが接着層41にて固定され、前記保持テープ3の他方の端部が筐体枠11aに接着層42を介して保持具12a及びネジ13にて連結・固定されて、前記自立性のない基材からなるレンズシート2の一端が保持テープ3で吊り下げられた状態で筐体枠11aと保持具12aとの間及び筐体枠11bと保持具12bとの間とで保持されていることを特徴とする透過型リアプロジェクションスクリーンとしたものである。
【0008】
また、請求項3においては、前記保持テープ3の厚さをTa、前記自立性のない基材からなるレンズシート2の厚さをTbとした時、Ta≦Tb/4の関係が満たされていることを特徴とする請求項1または2に記載の透過型リアプロジェクションスクリーンとしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき説明する。
図1は、請求項1に係る本発明の透過型リアプロジェクションスクリーンの一実施例を示す模式構成断面図である。図2(a)は、請求項2に係る本発明の透過型リアプロジェクションスクリーンの一実施例を示す模式構成断面図である。
図2(b)は、片面接着テープの構成の一例を示す模式構成断面図である。
請求項1に係る透過型リアプロジェクションスクリーンは、図1に示すように、自立性のある基材からなるフレネルレンズシート1と、フィルム等の自立性のない基材からなるレンチキュラーレンズシート2からなり、フレネルレンズシート1とレンチキュラーレンズシート2の下部端縁は弾性接着層31にて固定され、レンチキュラーレンズシート2の上部端縁が保持テープ3の一方の端部と接着層41にて貼り合わせ固定され、保持テープ3の他方の端部が筐体枠11aに接着層42を介して保持具12a及びネジ13にて連結・固定されて、自立性のない基材からなるレンズシート2の一端が保持テープ3で吊り下げられた状態で、筐体枠11aと保持具12aとの間と及び筐体枠11bと保持具12bとの間で保持されている。
このような構造にすることにより、フィルム等の自立性のない基材からなるレンチキュラーレンズシート2は保持テープ3によって絶えず引っぱられた状態で筐体枠と保持具との間で保持されており、温度、湿度変化により伸縮が生じても、しわ、浮き等が発生しない構成になっている。
【0010】
請求項2に係る透過型リアプロジェクションスクリーンは、図2(a)に示すように、自立性のある基材からなるフレネルレンズシート1と、フィルム等の自立性のない基材からなるレンチキュラーレンズシート2からなり、フレネルレンズシート1とレンチキュラーレンズシート2の下部端縁は伸び率が200%以上の支持体32a上に粘着層32bを形成した片面粘着テープ32を用いてコの字型に接着・固定され、レンチキュラーレンズシート2の上部端縁が保持テープ3の一方の端部と接着層41にて貼り合わせ固定され、保持テープ3の他方の端部が筐体枠11aに接着層42を介して保持具12a及びネジ13にて連結・固定されて、自立性のない基材からなるレンズシート2の一端が保持テープ3で吊り下げられた状態で、筐体枠11aと保持具12aとの間と及び筐体枠11bと保持具12bとの間で保持されている。
【0011】
上記のような構造にすることにより、フレネルレンズシート1とレンチキュラーレンズシート2との一端が固定されスクリーンのレンチキュラーレンズシート2を保持テープ3によって絶えず引っぱった状態で筐体枠と保持具との間で保持されているため、温度、湿度変化により伸縮が生じても、しわ、浮き等が発生しない構成になっている。
【0012】
請求項3に係る発明は、前記保持テープ3の厚さをTa、前記自立性のない基材からなるレンズシート2の厚さをTbとした時、Ta≦Tb/4の関係が満たされているようにしたものである。
これは、絶えず引っ張った状態で筐体枠の上辺にレンズシート2を接着させ、シワ発生を無くすために接着層に制限を付けてもシワが発生してしまう。ここで、多くの実験を行ったところ、レンズシート2と保持テープ3の間にTa≦Tb/4という関係を保てば、レンズシート2で発生したシワを保持テープ3へ逃がすことにより、レンズシート2のシワが発生しないことがわかった。
【0013】
上記本発明で使用されるレンチキュラーレンズシート2の自立性のない基材は、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート等のフィルム基材が挙げられる。
また、フレネルレンズシート1の自立性のある基材は、厚みにもよるがアクリル系、ポリスチレン系、ポリカーボネート等のプラスチック基板が挙げられる。
【0014】
また、保持テープ3の材質は、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン等が挙げられ、レンチキュラーレンズシートに用いた基材と同じ材質系が望ましい。
【0015】
また、弾性接着層31は、ゴム状の弾性体からなる粘着材で形成されている。
さらに、片面粘着テープ32は伸び率が200%以上の支持体32aの片面に粘着層32bを形成したものである。
【0016】
【実施例】
以下実施例により本発明を詳細に説明する。
<実施例1>
まず、シートサイズ980×550mmで2mm厚の自立性のあるアクリルスチレン重合体基材からなるフレネルレンズシート1とシートサイズ985×545mmで188μm厚の自立性のないポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム基材からなるレンチキュラーレンズシート2とを用い、フレネルレンズシート1とレンチキュラーレンズシート2の下部端縁を0.7mm厚の発泡ポリエチレン両面に粘着層を形成した両面テープからなる弾性接着層31で固定した。
次に、下部端縁が弾性接着層31で固定されたレンチキュラーレンズシート2の上端と幅545mm、25μm厚のポリエチレンテレフタレート(PET)基材からなる保持テープ3一方の端部とをアクリル系接着層41で固定し、さらに、保持テープ3他方の端部をアクリル系接着層42を介して保持具12a及びネジ13にて筐体枠11aに連結・固定し、フレネルレンズシート1とレンチキュラーレンズシート2の下部端縁が弾性接着層31で固定されたスクリーンのチキュラーレンズシート2が保持テープ3にて吊り下げられ、筐体枠とレンチキュラーレンズシート2との隙間が0.5mmで保持された実施例1の透過型リアプロジェクションスクリーンを得た。
【0017】
<実施例2>
まず、実施例1と同様なフレネルレンズシートとレンチキュラーレンズシートを用い、フレネルレンズシート1とレンチキュラーレンズシート2の下部端縁を伸び率300%、0.7mm厚のポリオレフィン系支持体32aに20μm厚の粘着層32bを形成した片面粘着テープ32を用いてコの字型に固定した。
次に、下部端縁が片面粘着テープ32でコの字型に固定されたレンチキュラーレンズシート2の上端と幅545mm、25μm厚のポリエチレンテレフタレート(PET)基材からなる保持テープ3一方の端部とをアクリル系接着層41で固定し、さらに、保持テープ3他方の端部をアクリル系接着層42を介して保持具12a及びネジ13にて筐体枠11aに連結・固定し、フレネルレンズシート1とレンチキュラーレンズシート2の下部端縁が片面粘着テープ32でコの字型に固定されたスクリーンのチキュラーレンズシート2が保持テープ3にて吊り下げられ、筐体枠とレンチキュラーレンズシート2との隙間が0.5mmで保持された実施例2の透過型リアプロジェクションスクリーンを得た。
【0018】
<比較例1>
まず、実施例1と同様なフレネルレンズシートとレンチキュラーレンズシートを用い、フレネルレンズシート1とレンチキュラーレンズシート2の下部端縁を伸び率300%、0.7mm厚のポリオレフィン系支持体32aに20μm厚の粘着層32bを形成した片面粘着テープ32を用いてコの字型に固定した。
幅545mm、50μm厚のポリエチレンテレフタレート(PET)基材からなる保持テープ3を用いて実施例1と同様な方法でレンチキュラーレンズシート2及び筺体枠に11aに固定し、比較例1の透過型リアプロジェクションスクリーンを得た
【0019】
<比較例2>
まず、実施例1と同様なフレネルレンズシートとレンチキュラーレンズシートを用い、フレネルレンズシート1とレンチキュラーレンズシート2の下部端縁を伸び率300%、0.7mm厚のポリオレフィン系支持体32aに20μm厚の粘着層32bを形成した片面粘着テープ32を用いてコの字型に固定した。
幅545mm、100μm厚のポリエチレンテレフタレート(PET)基材からなる保持テープ3を用いて実施例1と同様な方法でレンチキュラーレンズシート2及び筺体枠に11aに固定し、比較例2の透過型リアプロジェクションスクリーンを得た。
【0020】
<比較例3>
まず、実施例1と同様なフレネルレンズシートとレンチキュラーレンズシートを用い、フレネルレンズシート1とレンチキュラーレンズシート2の下部端縁を伸び率300%、0.7mm厚のポリオレフィン系支持体32aに20μm厚の粘着層32bを形成した片面粘着テープ32を用いてコの字型に固定した。
幅545mm、188μm厚のポリエチレンテレフタレート(PET)基材からなる保持テープ3を用いて実施例1と同様な方法でレンチキュラーレンズシート2及び筺体枠に11aに固定し、比較例3の透過型リアプロジェクションスクリーンを得た。
【0021】
<比較例4>
まず、実施例1と同様なフレネルレンズシートとレンチキュラーレンズシートを用い、フレネルレンズシート1とレンチキュラーレンズシート2の下部端縁を伸び率160%、0.7mm厚のポリプロピレン系支持体32aに20μm厚の粘着層32bを形成した片面粘着テープ32を用いてコの字型に固定した。
幅545mm、50μm厚のポリエチレンテレフタレート(PET)基材からなる保持テープ3を用いて実施例1と同様な方法でレンチキュラーレンズシート2及び筺体枠に11aに固定し、比較例4の透過型リアプロジェクションスクリーンを得た。
【0022】
上記の実施例及び比較例で得られた透過型リアプロジェクションスクリーンを60℃環境下に24時間放置し、23℃環境下に戻し24時間放置した後外観検査をした結果を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
実施例1及び実施例2で得られた透過型リアプロジェクションスクリーンにはスクリーンの上長辺、下長辺のしわ及びスクリーン中心付近での浮きの発生は見られなかった。
これに対し、比較例1〜比較例3は保持テープの厚さを請求項3の範囲から厚い方向へずらしたもので、いずれもスクリーンの上長辺でしわが、スクリーン中心付近での浮きが発生した。
比較例4は、伸び率が160%のポリプロピレン系支持体32aからなる片面接着テープ32を用いてフレネルレンズシート1とレンチキュラーレンズシート2の下部端縁をコの字型に固定したもので、スクリーンの下長辺でしわが、スクリーン中心付近での浮きが発生した。
上記の結果より、本発明の透過型リアプロジェクションスクリーンでは、温、湿度変化を与えても、スクリーン上でのしわ、浮きが発生しないことが確認された。
【0025】
【発明の効果】
本発明の透過型リアプロジェクションスクリーンは、自立性のない基材からなるレンズシートを絶えず保持テープにより引っぱった状態にしているため、温度、湿度の変化で自立性のない基材からなるレンズシートに発生するしわ、浮きを防止できる。
さらに、従来の筐体枠や保持具を大幅に改良しないで、本発明の透過型リアプロジェクションスクリーンを作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る本発明の透過型リアプロジェクションスクリーンの一実施例を示す模式構成断面図である。
【図2】(a)は、請求項2に係る本発明の透過型リアプロジェクションスクリーンの一実施例を示す模式構成断面図である。
(b)は、片面接着テープの構成の一例を示す説明図である。
【図3】従来の透過型スクリーンの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1……自立性を有するレンズシート
2……自立性のないレンズシート
3……保持テープ
11a、11b、11c、11d……筐体枠
12a、12b、12c、12d……保持枠
13……ねじ
31……弾性接着層
32……片面接着テープ
32a……支持体
32b……粘着層
41、42……接着層
51……フレネルレンズシート
52……レンチキュラーレンズシート
Claims (2)
- フレネルレンズシートとレンチキュラーレンズシートを重ね合わせ、周囲を筐体枠と保持具で支持、固定した透過型リアプロジェクションスクリーンにおいて、前記フレネルレンズシート、またはレンチキュラーレンズシートのいずれか一方が自立性を有する基材からなるレンズシート(1)と、他方が自立性のない基材からなるレンズシート(2)とで構成されており、前記自立性のない基材からなるレンズシート(1)と前記自立性を有する基材からなるレンズシート(2)とは下部端縁が弾性接着層(31)で固定され、前記自立性のない基材からなるレンズシート(2)の上部端縁と前記レンチキュラーレンズシートと同質の材質の保持テープ(3)の一方の端部とが接着層(41)にて固定され、前記保持テープ(3)の他方の端部が筐体枠(11a)に接着層(42)を介して保持具(12a)及びネジ(13)にて連結・固定されて、前記自立性のない基材からなるレンズシート(2)の一端が保持テープ(3)で吊り下げられた状態で筐体枠(11a)と保持具(12a)との間及び筐体枠(11b)と保持具(12b)との間とで保持されていることを特徴とする透過型リアプロジェクションスクリーン。
- フレネルレンズシートとレンチキュラーレンズシートを重ね合わせ、周囲を筐体枠と保持具で支持、固定された透過型リアプロジェクションスクリーンにおいて、前記フレネルレンズシート、またはレンチキュラーレンズシートのいずれか一方が自立性を有する基材からなるレンズシート(1)と、他方が自立性のない基材からなるレズシート(2)とで構成されており、前記自立性のない基材からなるレンズシート(1)と前記自立性を有する基材からなるレンズシート(2)とは下部端縁が伸び率200%以上の支持体(32a)上に粘着層(32b)を形成した片面粘着テープ(32)を用いてコの字型に接着・固定され、前記自立性のない基材からなるレンズシート(2)の上部端縁と前記レンチキュラーレンズシートと同質の材質の保持テープ(3)の一方の端部とが接着層(41)にて固定され、前記保持テープ(3)の他方の端部が筐体枠(11a)に接着層(42)を介して保持具(12a)及びネジ(13)にて連結・固定されて、前記自立性のない基材からなるレンズシート(2)の一端が保持テープ(3)で吊り下げられた状態で筐体枠(11a)と保持具(12a)との間及び筐体枠(11b)と保持具(12b)との間とで保持されていることを特徴とする透過型リアプロジェクションスクリーン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002285288A JP4023274B2 (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 透過型リアプロジェクションスクリーン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002285288A JP4023274B2 (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 透過型リアプロジェクションスクリーン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004118166A JP2004118166A (ja) | 2004-04-15 |
JP4023274B2 true JP4023274B2 (ja) | 2007-12-19 |
Family
ID=32278631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002285288A Expired - Fee Related JP4023274B2 (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 透過型リアプロジェクションスクリーン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4023274B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100740256B1 (ko) * | 2005-09-08 | 2007-07-16 | (주)아이에스콤 | 프로젝터용 스크린 |
JP4264659B2 (ja) * | 2006-04-06 | 2009-05-20 | ソニー株式会社 | 背面投射型表示装置及び透過型スクリーン |
JP7310364B2 (ja) * | 2019-06-28 | 2023-07-19 | 大日本印刷株式会社 | 透過型スクリーン、表示装置及び陳列棚 |
-
2002
- 2002-09-30 JP JP2002285288A patent/JP4023274B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004118166A (ja) | 2004-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN210627728U (zh) | 可折叠显示装置 | |
JP4023274B2 (ja) | 透過型リアプロジェクションスクリーン | |
JP4680488B2 (ja) | 広告シート、広告シートの作製材料 | |
US5863630A (en) | Screen for a large size view field | |
CN212276721U (zh) | 一种显示装置 | |
JP3532393B2 (ja) | 透過型スクリーン | |
JP2008096930A (ja) | 光学シート、面光源装置、透過型表示装置 | |
JP2001100318A5 (ja) | ||
KR100383295B1 (ko) | 배면투사형 스크린용 플라스틱 시트 | |
CN111273478A (zh) | 液晶显示装置及其制造方法 | |
JP2004094147A (ja) | スクリーン固定方法及び透過型リアクションスクリーンテレビ並びにスクリーン | |
JP4737798B2 (ja) | 背面投写型映像表示装置 | |
JP2640081B2 (ja) | 偏光板付反射体並びに反射体 | |
KR20210052267A (ko) | 편광판 적층체 및 이의 제조방법 | |
JP3257875B2 (ja) | レンズシートの取付け装置 | |
CN111093968A (zh) | 双面胶带、其生产方法以及包括该双面胶带的电子装置 | |
JP2000206531A (ja) | タッチパネル付き液晶表示装置及びタッチパネル | |
JP3063866B2 (ja) | レンズシート及び平面板の密着取付け装置とその支承方法 | |
JP2014215509A (ja) | 粘着フィルム | |
JP2002341800A (ja) | 展示用台紙 | |
JP2007286091A (ja) | 透過型プロジェクションスクリーン | |
WO2020084750A1 (ja) | 背面投射型映像表示装置 | |
JP2000094536A (ja) | 視野角拡大フィルムの製造方法 | |
JP2004174918A (ja) | シートおよび記録物 | |
JP2569489Y2 (ja) | 投写スクリーン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070403 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070710 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070801 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070911 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070924 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101012 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101012 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111012 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111012 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121012 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131012 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |