JP4022100B2 - 電子部品装置の製造方法 - Google Patents

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    • H01L2924/19105Disposition of discrete passive components in a side-by-side arrangement on a common die mounting substrate

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば多層構造の配線基板に電子部品素子、集積回路素子を半田接合によって実装した電子部品装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子部品装置は、配線基板上に、各種電子部品素子や集積回路素子を半田接合していた。一般に、電子部品素子は、配線基板上の配線パターンの一部を電子部品素子搭載電極として用い、この搭載電極にクリーム半田を介して接合していた。また、集積回路素子は、配線基板の表面に形成した集積回路素子搭載電極に、半田バンプを介して接合されていた。尚、配線基板としては、絶縁層所定パターンの配線パターンとが積層された多層配線基板などが用いられ、多層配線基板の厚み方向は、所定回路網を形成するビア導体により電気的に接続している。
【0003】
この配線基板は、例えば、ガラス−エポキシ樹脂からなるコア基板の主面に、配線パターン、絶縁層を順次積層して形成する。尚、ビア導体は、レーザー照射等によって、絶縁層に形成したビア穴内に、メッキを施すことにより形成される。各層の配線パターンは、コア基板や絶縁層の表面に形成された導体層を所定形状にエッチングすることによって形成される。
【0004】
また、セラミック配線基板の場合には、各絶縁層となるグリーンシートに、ビアホール導体となる導体を形成し、さらに、内部配線パターンまたは外部配線パターンとなる各導体膜を形成した後、各グリーンシートを積層し、一体的に焼結して形成していた。尚、表面配線パターンは、グリーンシートの状態で形成するのではなく、焼成した基板の表面に導電性ペーストを用いて焼き付けしても構わない。
【0005】
いずれの基板においても、配線基板の表面に電子部品素子や集積回路素子を搭載する搭載電極が必要であり、配線基板の表面に形成した配線パターンの一部がこの搭載電電極となる。電子部品素子は、電子部品素子搭載電極に半田クリームを用いてリフロー処理によって接合される。また、また、集積回路素子は、予め集積回路素子の実装面のパッド上に半田バンプを形成した集積回路素子を、集積回路素子搭載電極に半田接合していた。
【0006】
特に、集積回路素子に形成した半田バンプは、半田接合に必要なフラックス成分が極めて少ないため、配線基板に接合するためにはフラックス成分を供給することが必要となる。
【0007】
従来、配線基板の表面に、選択的に半田レジストを塗布する。この半田レジストは、電子部品素子及び集積回路素子が搭載される部位以外に半田が付着することを防ぐように機能する。
【0008】
、配線基板(パッケージ)の主面全体に外部の回路と接続する端子を配置することによって、パッケージのサイズを大きくせずに、多ピンを実現する集積回路素子としてBGA−ICやCSP−ICが提案されている。
【0009】
この集積回路素子と配線基板の所定配線パターン(集積回路素子搭載電極)との接合を説明する。図は、集積回路素子が搭載される領域の平面図であり、図はその面図である。
【0010】
配線基板25には上述の集積回路素子搭載電極21が形成されている。尚、電子部品素子及び電子部品素子が搭載される電子部品素子搭載電極は図では省略している。そして、配線基板25の上述の集積回路素子搭載電極21には、集積回路素子24が半田バンプ23によって接合される。具体的には集積回路素子搭載電極21上にフラックスを供給しておき、その後、集積回路素子24を集積回路素子搭載電極21上に搭載した後、リフロー処理により表面実装される。
【0011】
即ち、加熱によって溶融した集積回路素子24半田バンプ23と配線基板25側の半田フラックスとが接した状態で接合することによって安定して載置でき、しかも確実に接合できる。
【0012】
また、電子部品素子を配線基板25上の電子部品素子搭載電極と接合させる際には、電子部品素子搭載電極に半田ペーストを印刷し、電子部品素子を搭載後リフロー半田付け処理する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法では、集積回路素子24と配線基板25を接続させる時に集積回路素子24側に予め形成した半田バンプ2を、フラックス成分が塗布された集積回路素子搭載電極21に載置してリフロー処理することで実装される。
【0014】
しかしながら、フラックスを配線基板25上の集積回路素子搭載電極21に塗布する際に他の部分、例えば、電子部品素子搭載電極にまで達すると、電子部品素子を接合する半田ペーストにフラックスが吸収され、この半田の成分が変化してしまう。これにより、半田がだれてしまい、リフロー処理後には、電子部品素子と他の配線パターンなどとショートしてしまう。
【0015】
また、半田ペースト中にフラックス成分が過剰となり、リフロー処理後でも、フラックスが充分に抜けないことにより、半田中にボイドが発生し、接触不良を起こすこともある。
【0016】
また、集積回路素子24の搭載領域においては、図9に示すように、半田レジスト膜22には、個々の集積回路素子搭載電極21が露出するように開口部26を設けていた。即ち、1つの開口部26には、1つの集積回路素子搭載電極21が露出していた。このような構造では、集積回路素子24の電極パッドが非常に狭いピッチになった場合、これに対応して半田レジスト膜21の開口部26の間隔も狭くする必要があり、半田レジスト膜21を形成する際には、精度の高い開口部26を形成し、1つの開口部26から1つの集積回路素子搭載電極21を露出させることが困難となり、その結果、開口部26から露出する集積回路素子搭載電極21の面積が変動してしまう。その結果、フラックス成分の量も変動してしまい、安定した集積回路素子24の接合が困難となる。
【0017】
本発明は、上述の問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的は、集積回路素子を配線基板に安定して半田接合できるとともに、集積回路素子が小型化しても充分に対応でき、しかも、配線基板に電子部品素子を安定して搭載することができる電子部品装置及びその製造方法である。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明は、実装面に半田バンプが予め形成された集積回路素子を用意する工程と、表面に、電子部品素子搭載電極及び集積回路素子搭載電極を有する配線基板を形成する工程と、前記配線基板上に、前記電子部品素子搭載電極を第1の開口部から露出させ、且つ複数の前記集積回路素子搭載電極を第2の開口部から露出させるとともに、電子部品素子の搭載領域を外側にして前記集積回路素子搭載領域を取り囲む環状の第3の開口部を有する半田レジストを形成する工程と、前記第1の開口部から露出する前記電子部品素子搭載電極上にフラックスを含有した半田ペーストを塗布し、該半田ペーストを塗布された前記電子部品素子搭載電極上に前記電子部品素子を載置するとともに、前記第2の開口部から露出する複数の前記集積回路素子搭載電極上にフラックスを塗布し、該フラックスを塗布された前記集積回路素子搭載電極上に、前記半田バンプが形成された前記集積回路素子を載置する工程と、前記電子部品素子及び前記集積回路素子が載置された前記配線基板を熱処理して、前記第2の開口部から流出した前記フラックスが前記第3の開口部の外側に流出するのを防止して、前記電子部品素子及び前記集積回路素子を前記配線基板の前記電子部品素子搭載電極及び前記集積回路素子搭載電極に半田接合を行う工程と、を有する電子部品装置の製造方法である。
【作用】
本発明では、表面に、電子部品素子搭載電極及び集積回路素子搭載電極を被着形成するとともに、前記両搭載電極を露出するように形成した半田レジスト膜を被着形成した配線基板に、前記各搭載電極に電子部品素子及び集積回路素子をそれぞれ接合してなる電子部品装置において、前記電子部品素子搭載電極を露出する第1の開口部と、集積回路素子搭載電極を露出する第2の開口部とを有し、前記第2の開口部内には、近接配置された集積回路素子搭載電極を存在させている。
【0021】
即ち、前記第2の開口部から露出する複数の集積回路素子搭載電極を被覆するようにフラックスを塗布する際には、第2の開口部内で複数の集積回路素子搭載電極に連続的に塗布することができ、結果として、集積回路素子搭載電極に対して適量のフラックスを供給することができる。これにより、集積回路素子と集積回路素子搭載電極との間で、半田バンプを用いて安定に接合することができる。また、第2の開口部複数の集積回路素子搭載電極が存在し、第2の開口部自身従来の開口部に比較して大型できるので、精度の高い開口部を有する半田レジスト膜となる。
【0022】
また、前記集積回路素子が搭載される領域の外周には、前記半田レジスト膜に形成した第2の開口部を取り囲むように、その外周にフラックス流出防止用の溝状第3の開口部が形成されている。これによ、上述の集積回路素子搭載電極に選択的にフラックスを塗布する工程の時に、塗布したフラックスが、第3の開口部を越えて、例えば、第1の開口部にまで流れでることを防止でき、これにより、電子部品素子と電子部品素子搭載電極とを接合する半田成分が変質することがなく、電子部品素子と電子部品素子搭載電極と安定した半田接合が可能となる。つまり、塗布したフラックスが第3開口部の溝のエッジ部で止まり、前記第3開口部の溝より外側には、流出することはない。
【0023】
また、本発明の電子部品装置の製造方法においては、第1の開口部の電子部品素子搭載電極にフラックスを含有した半田ペーストを塗布し、電子部品素子搭載電極に電子部品素子を搭載し、また、第2の開口部内の複数の集積回路素子搭載電極上に、フラックスを塗布して、半田バンプが形成された集積回路素子を搭載し、同時にリフロー処理して両者を半田接合している。
【0024】
これにより、一回のリフロー処理により、電子部品素子及び集積回路素子の安定、且つ確実な半田接合が達成でき、同時に、電子部品素子の半田にフラックスの不要な供給を防止できる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電子部品装置及びその接続方法を図面に基づいて説明する。
【0026】
図1は本発明の電子部品装置の外観図である。
【0027】
電子部品装置は、配線基板10、電子部品素子2、集積回路素子1、シールドケース4から主に構成されている。
【0028】
集積回路素子1は、半導体チップに所定集積回路が集積されており、フリップチップ接合可能なように半導体チップの実装面の電極に予め半田バンプ11が形成されている。尚、半導体チップ内の集積回路配線を再配線して、電極配列を簡素化するために実装基板に一体化したCSP構造であっても構わない。
【0029】
配線基板10は、セラミック、ガラスエポキシ樹脂からなり、図には省略されているが、その内部に所定回路網を形成するための内部配線パターン及びビアホール導体が形成されている。また、配線基板10の表面には、ビアホール導体からのランド電極などを含む表面配線パターン3が形成されている。この表面配線パターン3の一部は集積回路素子1が接合される集積回路素子搭載電極4となり、また、電子部品素子2が接合する電子部品素子搭載電極5となっている。そして、集積回路素子1と集積回路素子搭載電極4及び電子部品素子2と電子部品素子搭載電極5とは互いに半田バンプ11及び半田6により接合されている。この半田バンプ11及び半田6を安定して接合するため、即ち、半田が配線基板10の不要な領域に流れないように配線基板10の表面には、半田流出防止の半田レジスト膜7が形成されている。この半田レジスト膜7には、第1〜第3の開口部8、9、12が形成されている。即ち、図2に示すように、半田レジスト膜7に形成した第1の開口部8は、電子部品素子2が搭載・接合される電子部品素子搭載電極5を露出している。尚、1つの第1の開口部8に電子部品素子搭載電極5が露出している。また、半田レジスト膜7に形成した第2の開口部9は、集積回路素子1が搭載・接合される集積回路素子搭載電極4が露出する。尚、1つの第の開口部9に複数の集積回路素子搭載電極4が存在している。また、半田レジスト膜7に形成した第3の開口部12は、集積回路素子1が搭載される領域の外周部に、この領域を取り囲むように形成されている。
【0030】
第1の開口部8は、電子部品素子搭載電極5を露出するために形成されたものであり、半田を印刷できる寸法である電子部品素子搭載電極とほぼ同じ形状に開口を形成している。
【0031】
第2の開口部9は、複数の集積回路素子搭載電極4を露出するために形成されたものである。この集積回路素子搭載電極4に、図5に示すようにフラックス13を塗布する際に、適量のフラックス13を供給できるよう形成されている。第2の開口部9の形状は、この第2の開口部9内に存在する集積回路素子搭載電極4の全電極面積に対して、1.3〜2.0倍の開口面積となっている。尚、各集積回路素子搭載電極4への一定量のフラックス13の供給を確保するため、第2の開口部9を、例えば、集積回路素子1の各辺に形成された半田バンプ11(集積回路素子搭載電極)に対応させている。その一例としては、例えば、図2では、第2の開口部9は、3つの集積回路素子搭載電極4を露出させている。
【0032】
第3の開口部12の溝は、集積回路素子1の搭載領域の外周に形成され、第2の開口部9内の集積回路素子搭載電極4に供給したフラックス13が、第3の開口部の外側に流出することを防止するために形成されている。そして、その第3の開口部12の溝幅は、200〜300μmの幅で形成されている。そのため、第3の開口部12の溝部エッジにより、フラックス13の流出防止を実施することができる。尚、この第3の開口部12に流出したフラックス13は、製造の過程で焼失してしまい、図2では、存在しないものである。
【0033】
このように、第3の開口部12の存在により、フラックス13の流出が防止できることから、電子部品素子2の接合に用いる半田6と第2の開口部9内の集積回路素子搭載電極4に供給したフラックスが接触することがなくなり、半田6の成分が変質して半田ダレによる電子部品素子2と他の部品や配線パターンなどとのショートや、半田6内にできるボイドなどが一切発生しないものとなる。
【0034】
図3は、集積回路素子1の搭載領域の平面図であり、集積回路素子と接合すべく、表面配線パターン3の一部である集積回路素子搭載電極4(図3において斜線で示す部分)は、全体として概略矩形状の配置になる。尚、図3で集積回路素子搭載電極4の領域は、表面配線パターン3の先端部分ではなく、表面配線パターン3の途中に設定している。これは、後述の半田レジスト膜7の被着形成において、若干の位置ずれが発生しても、第2の開口部9から集積回路素子搭載電極4を完全に露出させるようにするためである。
【0035】
次に、本発明の電子部品装置の製造方法を説明する。
【0036】
まず、配線基板10を形成する。この配線基板10は、周知の方法によって形成する。この配線基板10の表面には、電子部品素子搭載電極5及び集積回路素子搭載電極4を含む表面配線パターン3が形成される。
【0037】
次に、配線基板10の表面に選択的に半田レジスト膜7を形成する。この選択的な半田レジスト膜7の形成により、前記1〜第3の開口部8、9、12が形成され、第1の開口部8からは、電子部品素子搭載電極5が露出し、第2の開口部9から複数の集積回路素子搭載電極4が露出する。この状態で、特に、集積回路素子1の搭載領域の平面状態を図4に示す。即ち、第2の開口部9は、4つの矩形状の開口からなり、4つの第2の開口部9によって、集積回路素子搭載電極4のすべてが露出され、1つの第2の開口部9には、複数の集積回路素子搭載電極4が配置されている。また、第2の開口部9の外周、即ち、集積回路素子1の搭載領域の外周を取り囲むように、環状の第3の開口部12が形成されている
【0038】
次に、第1の開口部8から露出する電子部品素子搭載電極5上に半田ペーストを塗布する。同時に、第2の開口部9から露出する複数の集積回路素子搭載電極4を被覆するようにフラックス13を塗布供給する。
【0039】
その後、半田ペーストが塗布された電子部品素子搭載電極5上に、各種電子部品素子2を載置するとともに、また、前記第2の開口部9から露出する複数の集積回路素子搭載電極4に、予め半田バンプ11が形成された集積回路素子1をフラックス13が塗布された集積回路素子搭載電極4上に載置する。
【0040】
尚、電子部品素子搭載電極5上に半田ペーストを塗布した後に、電子部品素子2を載置するとともに、集積回路素子搭載電極4上にフラックス13を塗布した後に、集積回路素子1を載置するのであれば、半田ペースト、フラックス13の塗布の順序を入れ換え、また、電子部品素子2、集積回路素子1の載置の順序を入れ換えても構わない。
【0041】
このフラックス13を塗布した状態の集積回路素子1の搭載領域を図5に示す。フラックス13は第2の開口部9から露出する集積回路素子搭載電極4を覆うように塗布され、その一部が第3の開口部12に流出しても構わない。フラックス13は、第3の開口部12を越えて、集積回路素子の搭載領域の外部に流出しないようにする。
【0042】
次に、電子部品素子2及び集積回路素子1を載置した配線基板10全体、180〜250℃の熱処理を行う。これにより、集積回路素子1に予め形成された半田バンプ11と集積回路素子搭載電極4上に供給されたフラックス13とが相まって、安定し半田フリップチップ接合される。同時に、電子部品素子2と電子部品素子搭載電極5とが、この電子部品素子搭載電極上に形成された半田ペースト(フラックスを含有)を介して半田接合されることになる。
【0043】
この状態の集積回路素子1の搭載領域の断面図を図7に示す。ここでフラックス13は、集積回路素子1が半田接合されるにあたり、その一部が半田バンプ11に吸収され、余剰分のフラックス13は焼失ることになる。
【0044】
これにより、半田バンプ11を予め形成し集積回路素子及び通常の半田ペーストによって接合される電子部品素子2の両素子を配線基板10上に安定して接合ることができる。尚、電子部品素子2側においては、集積回路素子1との間に位置る第3の開口部12によってフラックス13の流出が遮断され、電子部品素子2を半田ペーストの安定し成分のみで安定し田接合できる。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれ、第2の開口部から露出する複数の集積回路素子搭載電極を被覆するようにフラックスを塗布する際には、第2の開口部が連続化していることにより、適量のフラックスを供給することができる。また、第2の開口部の外周にフラックス流出防止用の溝状第3の開口部が形成されている。これは、上述の集積回路素子搭載電極にフラックスを塗布する工程の時にフラックスが電子部品素子搭載電極に印刷された半田に接触するのを防止する。つまり、フラックスが第3開口部の溝のエッジ部で止まり、前記第3開口部の溝より外側には、流出することはない。このことから、フラックス半田との接触により発生していた問題である半田の粘度変化によるダレやボイドの発生を抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品装置の外観図である。
【図2】本発明の電子部品装置の断面図である。
【図3】本発明の電子部品装置における配線基板上の集積回路素子搭載領域の表面配線パターンを示す平面図である。
【図4】本発明の電子部品装置における半田レジスト膜の形成状態を示す平面図である。
【図5】本発明の電子部品装置における第2の開口部にフラックスを供給した状態の断面図である。
【図6】本発明の電子部品装置における半導体素子を搭載した状態の平面図である。
【図7】図6の状態における断面図である。
【図8】従来の電子部品装置においける半田レジストを塗布した状態の平面図である。
【図9】従来の電子部品装置における集積回路素子を実装した状態の断面図である。
【符号の説明】
10 配線基板
1 集積回路素子
2 電子部品素子
表面配線パターン
4 集積回路素子搭載電極
5 電子部品素子搭載電極
6 半田
7 半田レジスト膜
8 第1の開口部
9 第2の開口部
12 第3の開口部
11 半田バンプ
13 フラックス

Claims (1)

  1. 装面に半田バンプが予め形成された集積回路素子を用意する工程と、
    表面に、電子部品素子搭載電極及び集積回路素子搭載電極を有する配線基板を形成する工程と、
    前記配線基板上に、前記電子部品素子搭載電極を第1の開口部から露出させ、且つ複数の前記集積回路素子搭載電極を第2の開口部から露出させるとともに、電子部品素子の搭載領域を外側にして前記集積回路素子搭載領域を取り囲む環状の第3の開口部を有する半田レジストを形成する工程と、
    前記第1の開口部から露出する前記電子部品素子搭載電極上にフラックスを含有した半田ペーストを塗布し、該半田ペーストを塗布された前記電子部品素子搭載電極上に前記電子部品素子を載置するとともに、前記第2の開口部から露出する複数の前記集積回路素子搭載電極上にフラックスを塗布し、該フラックスを塗布された前記集積回路素子搭載電極上に、前記半田バンプが形成された前記集積回路素子を載置する工程と、
    前記電子部品素子及び前記集積回路素子が載置された前記配線基板を熱処理して、前記第2の開口部から流出した前記フラックスが前記第3の開口部の外側に流出するのを防止して、前記電子部品素子及び前記集積回路素子を前記配線基板の前記電子部品素子搭載電極及び前記集積回路素子搭載電極に半田接合を行う工程と、
    を有する電子部品装置の製造方法。
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