JP4022052B2 - アクティブフェーズドアレーアンテナ及びそれを用いた送信装置 - Google Patents

アクティブフェーズドアレーアンテナ及びそれを用いた送信装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アクティブフェーズドアレーアンテナ及びそれを用いた送信装置に関し、特に、アンテナ素子と半導体デバイスを一体化したアクティブフェーズドアレーアンテナ及びそれを用いた送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子追尾機能を持ち移動体から情報を伝送する移動体SNG(ニュース素材伝送)装置のアンテナ、マルチビームや空間的にビーム走査可能な衛星放送受信用アンテナ、または衛星搭載用の送受信アンテナとしてアクティブフェーズドアレーアンテナが開発されている。
【0003】
図6は、レーダ装置に使用する従来のアクティブフェーズドアレーアンテナの一例の回路構成図を示す。同図中、送信機7から送信された送信パルス信号は、サーキュレータ10を介して電力分配器9に供給され、電力分配器9を介して移相器6〜6に分配供給される。移相器6〜6は、入力し送信パルス信号を所定の位相に設定して、第2のサーキュレータ4〜4を介して電力増幅器3〜3に出力する。電力増幅器3〜3は、入力した送信パルス信号を増幅してアンテナ素子1〜1に出力する。アンテナ素子1〜1は、入力した送信パルス信号を観測対象に向かって放射する。
【0004】
観測対象で反射された送信パルス信号の反射波がアンテナ素子1〜1で受信される。このアンテナ素子1〜1で受信した受信信号は、第1のサーキュレータ2〜2を介して低雑音増幅器5〜5に導かれて入力した受信信号が増幅され第2のサーキュレータ4〜4を介して移相器6〜6に出力される。移相器6〜6は、入力した受信信号を所定の位相に制御して、電力分配器9に供給する。電力分配器9は、入植した受信信号を合成して、サーキュレータ10を介して受信機8に出力し、ここに観測データが取得される。この際、移相器6〜6は、その移相量が図示しないビーム制御器を介して制御されて、送受される電磁波をビーム走査に必要な位相に制御する。
【0005】
複数の電力増幅器3〜3の出力端に方向性結合器11〜11をそれぞれ設け、この方向性結合器11〜11で電力増幅器3〜3の出力の一部をモニタ信号として抽出し、このモニタ信号を検波器12〜12で検波して図示しないモニタ装置で出力し複数の電力増幅器3〜3の動作状態を検出する。これにより、各アンテナ素子1〜1から放射される電波の振幅、位相を得て、精度よくアンテナビームを所望の方向に走査できる。
【0006】
図7は、移動体SNG装置に使用する従来の平面アクティブフェーズドアレーアンテナの一例の平面図を示す。同図中、多層基板平面アクティブフェーズドアレーアンテナ20には8×8素子のパッチ22が設けられており、各パッチ22は放射アンテナ素子とモニタ用アンテナ素子が対で形成されている。図中、ハッチングで示すアレーの中心部に位置する1つのパッチのモニタ用アンテナ素子を送信モニタ用アンテナ素子として用いる。
【0007】
図8(A),(B)は、各パッチの断面図,平面図を示す。多層基板は、基板31から基板34までの4枚からなり、基板32上に送信用の放射アンテナ素子35が形成されており、放射アンテナ素子35の送信ポートはスルーホール36によって基板33,34間に形成された送信用給電線37に接続され、送信用給電線37を介して送信用コネクタに接続される。
【0008】
基板31には同じくエッチングで形成された無給電の共振パッチで構成されるモニタ用アンテナ素子38が設けてある。送信モニタ用アンテナ素子として用いるモニタ用アンテナ素子38については、同じ平面上に作成された給電線を介してモニタ用出力コネクタに接続されている。
【0009】
この構造では、モニタ用アンテナ素子を放射用素子に積層することにより小型、薄型な構成にすることができる。また、送信電波の振幅、位相を直接モニタでき、アンテナまでをループに含むフィードバック系が構成されるため、アンテナ部の特性の変化までを補償した高精度の振幅、位相の制御が可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
図6の従来技術では、モニタ装置はアンテナ素子1〜1と電力増幅器3〜3の間に取り付けられた方向性結合器11〜11により送信信号の抽出を行っているので、アンテナ系を含まないフィードバックループとなっており、アンテナの放射素子の影響やインピーダンス不整合による多重反射等の影響により、空間に放射された送信電波の振幅、位相を正確にモニタすることはできない。また、アンテナ素子1〜1と電力増幅器3〜3が一体化したアクティブフェーズドアレーアンテナに適用する場合、方向性結合器11〜11は比較的大きいため、小型のアクティブフェーズドアレーアンテナを構成することが困難となる。さらに、この方向性結合器11〜11をアンテナ素子1〜1と電力増幅器3〜3の間に挿入した場合、アクティブフェーズドアレーアンテナの特性が影響を受け、送信電波を正確にモニタすることができないという問題がある。
【0011】
図7,図8の従来技術では、モニタ用アンテナ素子38を放射アンテナ素子35の上部に積層する構造になっているため、アンテナ系を含めたモニタが行えるが、放射アンテナ素子35の上部にモニタ用アンテナ素子38が積層して形成されているため放射特性に直接影響を与えたり、隣接するアンテナ素子あるいはサブアレーからの結合により正確なモニタができないという問題がある。
【0012】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、アンテナ系を含めたフィードバックループを構成でき、また、隣接するアンテナ素子あるいはサブアレーからの相互結合による影響がなく高精度なモニタが可能なアクティブフェーズドアレーアンテナを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、電力増幅器の出力線路で励振される励振用スロットアンテナ素子を形成した下層金属板と、
前記下層金属板の上部に、複数の放射用スロットアンテナ素子をアレー状に構成した上層金属板と、
前記下層金属板と前記上層金属板との中間層に形成され前記励振用スロットアンテナ素子の上部からずらして配置されたモニタ用スロットアンテナ素子とを有し、
前記励振用スロットアンテナ素子から放射した電磁波を空間的に分配して前記複数の放射用スロットアンテナ素子及び前記モニタ用スロットアンテナ素子に電磁結合させてなるため、
アクティブフェーズドアレーアンテナに電力増幅器を一体化した構成であってもアンテナ系を含めたフィードバックループが構成でき高精度な送信電波のモニタが可能となる。また、モニタ用スロットアンテナ素子が励振用スロットアンテナ素子を形成した下層金属板と放射用スロットアンテナ素子を構成した上層金属板の間に形成されているので、隣接するアクティブフェーズドアレーアンテナまたはサブアレーからの相互結合による直接の影響がないので、高精度なモニタが可能となり、かつアクティブフェーズドアレーアンテナの放射パターンに影響を与えることもない。また、モニタ用スロットアンテナ素子は、下層金属板と上層金属板の間であれば自由に配置できるので、電磁的な結合度自由に調節してモニタすることができる。さらに、電磁結合によりモニタするため、高い周波数においても効率よく高精度な送信電波のモニタが可能となる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載のアクティブフェーズドアレーアンテナにおいて、
前記モニタ用スロットアンテナ素子を形成した中間層に、前記モニタ用スロットアンテナ素子でモニタした信号の振幅、位相を検出する回路を構成してなるため、
送信電波の振幅、位相を検出する回路をアクティブアンテナ内部に構成してなるため、送信電波の振幅、位相を検出する回路を含めたアクティブフェーズドアレーアンテナを低コストで製造することができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載のアクティブフェーズドアレーアンテナをサブアレーとして2次元平面にアレー状に配列してなるため、
各サブアレーから放射される電波の振幅、位相を検出することができ、高精度にアンテナのビーム制御を行うことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1,図2,図3は、本発明のアクティブフェーズドアレーアンテナの第1実施例の分解斜視図、透視斜視図、断面図を示す。同図中、金属製の放射用スロットアレー板41には、複数の放射用スロット42がx方向に一定間隔で偏波方向が一致するように一線上に配列されて形成されている。即ち、各放射用スロット42はy方向に長く、x方向に短い矩形状穴である。
【0017】
また、金属ベース43には、ストリップ導体44と電力増幅器45とストリップ導体46を収納する金属溝47が設けられている。ストリップ導体44には入力信号が供給され、電力増幅器45はストリップ導体44から供給される入力信号を増幅してストリップ導体46に供給し、ストリップ導体46から励振用スロット49に給電する。金属ベース43の上面は金属製の励振用スロット板48で覆われ、この励振用スロット板48に放射用スロット42を励振するための励振用スロット49が形成されている。励振用スロット49はy方向に長く、x方向に短い矩形状穴である。
【0018】
放射用スロットアレー板41と金属ベース43の間には、誘電体基板51が配置され、誘電体基板51の上面には矩形状の金属膜によってモニタ用アンテナ素子52が形成されており、誘電体基板51とこれに支持されるモニタ用アンテナ素子52とで送信電波モニタ用素子53を構成している。ここで、モニタ用アンテナ素子52は励振用スロット49の上部に積層するのではなく、例えばy方向にずらして配置されている。
【0019】
ストリップ導体44と金属ベース43と励振用スロット板48により入力用トリプレート線路54が構成され、ストリップ導体46と金属ベース43と励振用スロット板48により出力用トリプレート線路55が構成されている。そして、入力用トリプレート線路54と、出力用トリプレート線路55と、電力増幅器45と、金属ベース43と、励振用スロット49が形成されている励振用スロット板48とにより、1素子の励振用アクティブフェーズドアレーアンテナが構成されている。
【0020】
ここで、信号の流れを説明する。入力端子T1からストリップ導体44に入力された高周波信号は入力用トリプレート線路54を伝送されて電力増幅器45に入力される。電力増幅器45で電力増幅されて出力される信号は出力用トリプレート線路55を伝送されて励振用スロット板48上に形成されている励振用スロット49に電磁結合する。電磁結合した高周波信号は励振用スロット49から放射され、放射用スロットアレー板41上に形成されている複数の放射用スロット42に電磁結合して空間的に分配され、複数の放射用スロット42から空間に放射される。
【0021】
また、励振用スロット49から放射された高周波信号の一部は放射用スロットアレー板41と金属ベース43の間に配置された送信電波モニタ用素子53のモニタ用アンテナ素子52を電磁結合により励振し、モニタ用アンテナ素子52に接続されたモニタ出力端子R1から出力される。
【0022】
本実施例では、電力増幅器45の出力線路であるストリップ導体46で励振される励振用スロット49を形成した励振用スロット板48の上部に、複数の放射用スロット42をアレー状に構成した放射用スロットアレー板41を配置した構造において、下層側の励振用スロット49から放射した電磁波を空間的に分配して上層側の放射用スロット42に適当な結合度で電磁結合させ、上層側と下層側の中間層に励振用スロット49の上部からずらした位置にモニタ用アンテナ素子52を形成することにより、アクティブフェーズドアレーアンテナと電力増幅器45を一体化した構成であってもアンテナ系を含めたフィードバックループが構成できるので高精度な送信電波のモニタが可能となる。
【0023】
また、モニタ用アンテナ素子52は、放射用スロット42が形成されている放射用スロットアレー板41と励振用スロット49が形成されている励振用スロット板48の間に励振用スロット49の上部からずらして配置されているので、隣接するアクティブアンテナまたはサブアレーからの相互結合による直接の影響がないので、高精度なモニタが可能となり、かつアレーアンテナの放射パターンに影響を与えることもない。
【0024】
また、モニタ用アンテナ素子52及び送信電波の振幅、位相を検出する送信電波モニタ回路をアクティブアンテナ内部に簡単に構成できるため、送信電波モニタ回路を含めたアクティブフェーズドアレーアンテナを低コストで製造することができる。
【0025】
また、モニタ用アンテナ素子52は、放射用スロット42が形成されている放射用スロットアレー板41と励振用スロット49が形成されている励振用スロット板48の間であれば自由に配置できるので、電磁的な結合度自由に調節してモニタすることができる。さらに、電磁結合によりモニタするため、高い周波数においても効率よく高精度な送信電波のモニタが可能となる。
【0026】
図4,図5は、本発明のアクティブフェーズドアレーアンテナの第2実施例の透視斜視図、断面図を示す。このアクティブフェーズドアレーアンテナの構造は、図1〜図3に示すアクティブフェーズドアレーアンテナをサブアレーとし、4個のサブアレー60,61,62,63を2次元平面にアレー状に配列しアクティブフェーズドアレーアンテナを構成したものである。なお、上記サブアレーは4個配列したものに限らず、例えば縦横それぞれ数10から数100個をアレー状に配列する構成であっても良い。
【0027】
図4,図5において、4個のサブアレー60,61,62,63それぞれは、入力端子T1,T2,T3,T4から各サブアレーのストリップ導体44に高周波信号を入力され、この高周波信号は入力用トリプレート線路54を伝送されて電力増幅器45に入力される。電力増幅器45で電力増幅されて出力される信号は出力用トリプレート線路55を伝送されて励振用スロット板48上に形成されている励振用スロット49に電磁結合する。電磁結合した高周波信号は励振用スロット49から放射され、放射用スロットアレー板41上に形成されている複数の放射用スロット42に電磁結合して空間的に分配され、各サブアレーの複数の放射用スロット42から空間に放射される。
【0028】
また、各サブアレーの励振用スロット49から放射された高周波信号の一部は放射用スロットアレー板41と金属ベース43の間に配置された送信電波モニタ用素子53のモニタ用アンテナ素子52を電磁結合により励振し、モニタ用アンテナ素子52に接続された各サブアレーのモニタ出力端子R1,R2,R3,R4から出力される。従って、モニタ出力端子R1,R2,R3,R4にて各サブアレーから放射される電波の振幅、位相を検出することができ、高精度にアンテナのビーム制御を行うことができる。
【0029】
なお、上記実施例ではモニタ用アンテナ素子52の形状を平面構造としているが、同軸線路などの立体回路で構成しても良い。また、モニタ用アンテナ素子52が形成された誘電体基板51上に送信電波の振幅、位相を検出する送信電波モニタ回路を集積化することもできるので、送信電波モニタ回路を内蔵したアクティブフェーズドアレーアンテナの構造をさらに小型、薄型化することができ、移動体SNG装置や衛星搭載用などに使用されるアクティブフェーズドアレーアンテナで高精度なビーム形成を行うことが可能となる。
【0030】
なお、励振用スロット49が請求項記載の励振用スロットアンテナ素子に対応し、励振用スロット板48が下層金属板に対応し、放射用スロット42が放射用スロットアンテナ素子に対応し、放射用スロットアレー板41が上層金属板に対応し、モニタ用アンテナ素子52がモニタ用スロットアンテナ素子に対応する。
【0031】
【発明の効果】
上述の如く、求項1に記載の発明は、アクティブフェーズドアレーアンテナに電力増幅器を一体化した構成であってもアンテナ系を含めたフィードバックループが構成でき高精度な送信電波のモニタが可能となる。また、モニタ用スロットアンテナ素子が励振用スロットアンテナ素子を形成した下層金属板と放射用スロットアンテナ素子を構成した上層金属板の間に形成されているので、隣接するアクティブフェーズドアレーアンテナまたはサブアレーからの相互結合による直接の影響がないので、高精度なモニタが可能となり、かつアクティブフェーズドアレーアンテナの放射パターンに影響を与えることもない。また、モニタ用スロットアンテナ素子は、下層金属板と上層金属板の間であれば自由に配置できるので、電磁的な結合度自由に調節してモニタすることができる。さらに、電磁結合によりモニタするため、高い周波数においても効率よく高精度な送信電波のモニタが可能となる。
【0032】
請求項2に記載の発明は、送信電波の振幅、位相を検出する回路をアクティブアンテナ内部に構成してなるため、送信電波の振幅、位相を検出する回路を含めたアクティブフェーズドアレーアンテナを低コストで製造することができる。
【0033】
請求項3に記載の発明は、各サブアレーから放射される電波の振幅、位相を検出することができ、高精度にアンテナのビーム制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアクティブフェーズドアレーアンテナの第1実施例の分解斜視図である。
【図2】本発明のアクティブフェーズドアレーアンテナの第1実施例の透視斜視図である。
【図3】本発明のアクティブフェーズドアレーアンテナの第1実施例の断面図である。
【図4】本発明のアクティブフェーズドアレーアンテナの第2実施例の透視斜視図である。
【図5】本発明のアクティブフェーズドアレーアンテナの第2実施例の断面図である。
【図6】従来のアクティブフェーズドアレーアンテナの一例の回路構成図である。
【図7】従来の平面アクティブフェーズドアレーアンテナの一例の平面図である。
【図8】パッチの断面図,平面図である。
【符号の説明】
41 放射用スロットアレー板
42 放射用スロット
43 金属ベース
44 ストリップ導体
45 電力増幅器
46 ストリップ導体
47 金属溝
48 励振用スロット板
49 励振用スロット
51 誘電体基板
52 モニタ用アンテナ素子
53 送信電波モニタ用素子
54 入力用トリプレート線路
55 出力用トリプレート線路
60,61,62,63 サブアレー

Claims (4)

  1. 電力増幅器を一体化したアクティブフェーズドアレーアンテナにおいて、
    電力増幅器の出力線路で励振される励振用スロットアンテナ素子を形成した下層金属板と、
    前記下層金属板の上部に、複数の放射用スロットアンテナ素子をアレー状に構成した上層金属板と、
    前記下層金属板と前記上層金属板との中間層に形成され前記励振用スロットアンテナ素子の上部からずらして配置されたモニタ用スロットアンテナ素子とを有し、
    前記励振用スロットアンテナ素子から放射した電磁波を空間的に分配して前記複数の放射用スロットアンテナ素子及び前記モニタ用スロットアンテナ素子に電磁結合させてなることを特徴とするアクティブフェーズドアレーアンテナ。
  2. 請求項1記載のアクティブフェーズドアレーアンテナにおいて、
    前記モニタ用スロットアンテナ素子を形成した中間層に、前記モニタ用スロットアンテナ素子でモニタした信号の振幅、位相を検出する回路を構成してなることを特徴とするアクティブフェーズドアレーアンテナ。
  3. 請求項1または2記載のアクティブフェーズドアレーアンテナをサブアレーとして2次元平面にアレー状に配列してなることを特徴とするアクティブフェーズドアレーアンテナ。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のアクティブフェーズドアレーアンテナを使用したことを特徴とする送信装置。
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