JP4021985B2 - 直列に接続されたターン・オフ型の電力用半導体デバイスに対する短絡回路現象の検出および処理のための方法とデバイス - Google Patents

直列に接続されたターン・オフ型の電力用半導体デバイスに対する短絡回路現象の検出および処理のための方法とデバイス Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はその第1の状況では、直列に接続されたターン・オフ型の複数個の電力用半導体デバイスを有する回路の中に生ずる短絡回路状態をその検出の後に処理するための方法と、このような状況を処理するためのデバイスとに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
直列に接続された電力用半導体デバイスを有するこのような回路は、例えば、高電圧直流 (HVDC、High Voltage Direct Current)により電力を送るために、または直流電圧を交流電圧に変換するおよびその逆に変換するための無効電力補償器 (RPC、reactive power compensation)のために、工場設備の中の大きな耐電圧性を有する変換器に用いることができる。これらの変換器はこのような工場設備の中では、他の電圧範囲も考えることができるけれども、典型的には10kV〜 500kVの範囲の電圧を保持しなければならない。電力用半導体デバイスのおのおのは通常 1kV〜 5kVだけを保持することができるから、電力用半導体デバイスの間で電圧が分配されるように、比較的多数個のこのような電力用半導体デバイスを直列に接続することが行われる。けれども、本発明はこのようないわゆる高電圧変換器回路に決して限定されるのでないことを強調しておく。しかし、本発明が基づいている問題点を示すためにこの特別の応用の場合が下記で説明されるであろう。
【0003】
ターン・オフ型のこのような電力用半導体デバイスの例は、ターン・オフ・サイリスタ(GTO)、MOSFET、およびIGBT (絶縁されたゲート・バイポーラ・トランジスタ、Insulated Gate Bipolar Transistor)である。ここで、IGBTは多くの点で好ましいデバイスである。それはIGBTは、良好な電力処理能力と、変換器の中のいわゆるIGBTバルブの中での直列接続に対して十分に適切である性質と、を組み合わせて有しているからであり、そしてIGBTは高い精度でターン・オンおよびターン・オフを同時に行うことができるからである。
【0004】
短絡回路状態がこれらの回路の中でまれに起こることがある。この場合には、IGBTバルブの全体がブレークダウンしないように、これらの状態を処理できることが必要である。このような短絡回路は、前記の応用の場合において、例えば電力用半導体デバイスの制御を行う制御装置のなんらかの欠陥により生ずることがある。この短絡回路は、前記工場設備の直流電圧の側に通常配置されるいわゆる直流コンデンサが放電することを意味し、したがって短絡回路電流が変換器の位相分肢の1つを通して流れるであろう。位相分肢は、このような変換器が同じ方向に有する2個のIGBTバルブにより形成される。短絡回路に対するまた別の可能性は、位相端子と直流コンデンサの端子の1つとの間で短絡回路が生ずる、または2個の位相端子の間で短絡回路が生ずる、または位相端子の中でアースに欠陥が生ずる、および中点がアースされた2個のコンデンサにより直流コンデンサが形成されることである。
【0005】
もし短絡回路がIGBTバルブを備えた位相分肢の中に生ずるならば、下記のことが起こる。すなわち、正規動作中のIGBTバルブを流れる公称電流よりも短絡回路電流が通常3〜10倍大きい値に限定されるような電圧を、個々のIGBTが受け取る。他のトランジスタと丁度同じように、その電流制限IV特性により、IGBTがこのことを行う。電流制限工程の期間中、電力用半導体デバイスは非常に大きな電力損失を生じ、このために電力用半導体デバイスは非常に限定された時間間隔、典型的には10μs、だけ耐えることができる。
【0006】
したがって、このような短絡回路が生ずる時、電力用半導体デバイスのいずれかがブレークダウンすることを防止するために、異なる電力用半導体デバイスをできるだけ速やかにターン・オフできることが要請される。けれども、個々の電力用半導体デバイスのおのおのを制御する駆動装置の変動のために、1つの問題点が存在する。この問題点は、異なる速さでターン・オフすることである。異なる電力用半導体デバイスの間で個々の変動のために、したがって電流制限工程の期間中に電力用半導体デバイスは非常に異なる電圧を受け取り、そして異なる速さでターン・オフしおよびそれらの間で他の個別の変動も起こる。その結果、短絡回路が生ずる時、ターン・オフの時にもそうであるが電流制限工程の期間中にもかなりの問題点が生ずる。電流制限工程とターン・オフ工程の期間中との両方の間、電力用半導体デバイスの直列接続体の全体が一定の電圧を受け取らなければならなく、一定の1個の電力用半導体デバイスにより受け取られるべき電圧が前記の変動により非常に大きいことがあり、一方他の電力用半導体デバイスにはかなり小さな電圧が加わるそして完全に受入れ可能な電圧が加わることがある。このことは、いずれかの電力用半導体デバイスが故障する危険が高いことを意味する。例えばこのことが生ずることが可能であるのは、電力用半導体デバイスに加わる電圧が非常に大きく、そこに発生する大きな電界強度のために「なだれ現象」が起こる時であり、この時にはほぼすべての電力が特定の点に集中することを意味する。この大きな電圧は大きな短絡回路電流と組み合わされ、その結果として電力用半導体デバイスの非常にホットなブレークダウンを生ずることがまた可能である。
【0007】
本発明はその第2の状況では、直列に接続されたターン・オフ型の複数個の電力用半導体デバイスを有する回路の中で短絡回路を検出する方法に関する。この場合、個々の電力用半導体デバイスのおのおのの2個の電極に加わる電圧が測定され、そしてこの電圧が電力用半導体デバイスの正規動作における与えられた瞬間において電極に加わる最大電圧レベルよりも高い基準電圧値と比較される。ここで、着目する電力用半導体デバイスの電圧が基準電圧値を越える時、短絡回路が検出される。そして本発明は、このような検出を可能にするデバイスにも関する。
【0008】
先行技術によるこのような方法では、電力用半導体デバイスに加わるオン状態電圧は、電力用半導体デバイスがオンになる時、ダイオードを通して電流が流れるのを検出することにより間接的に検出される。この場合、ダイオードの陽極は低電圧(典型的には+15V)に接続され、そしてダイオードの陰極は電力用半導体デバイスのコレクタに接続される。電力用半導体デバイスの電極に加わる電圧が前記低電圧以下に降下する時、ダイオードを流れる電流はオンになると期待され、そしてこの期待された電流が生じない時、短絡回路の検出が行われる。けれどもこのことは、短絡回路は場合によっては非常に長い遅延でもって検出されることを意味する。したがって、ターン・オフ工程が開始する前に、それを流れる電流が非常に高いレベルになるのに時間を要するのと同じ時間で、着目する電力用半導体デバイスに加わる電圧が非常に大きくなるのに時間を要する。したがって、「なだれ現象」の結果またはその中で非常に大きな電力が発生する結果として、電力用半導体デバイスが破壊する危険がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の目的は、前記で説明した本発明の第1の状況の問題点を大幅に減少させる方法およびデバイスを得ることである。
【0010】
この目的は本発明に従い、個々の電力用半導体デバイスのおのおのの2個の電極に加わる電圧を測定され、そして加えられた前記電圧に応じて電力用半導体デバイスのおのおのに対しそれにより達成されるターン・オフ工程の個別の制御のために、前記電圧の大きさに応じて個々の電力用半導体デバイスのゲートに電流が供給されるまたはゲートから電流が取り出されることにより得られる。そしてまた本発明により、個々の電力用半導体デバイスのおのおのの2個の電極に加わる電圧を測定するのに適合した部品と、その導電状態を個別に制御するために個々の電力用半導体デバイスのおのおののゲートに電流が独立に供給されるまたはゲートから電流が独立に取り出されるのに適合した装置と、前記電圧に関する情報を受け取るのに適合しそして短絡回路の検出の後電力用半導体デバイスのおのおのに対しそれにより生ずるターン・オフ工程を個別に制御するために前記装置を制御するのに適合した部品と、を有するデバイスが得られる。
【0011】
短絡回路状態がこのように起こる時、個々の電力用半導体デバイスのおのおののターン・オフ工程が個別に完全に制御されるという事実により、一方その電力用半導体デバイスに正確に加わっている電圧を考えるならば、電力用半導体デバイスが電流制限モードにある時、与えられたゲート電圧に対する短絡回路安全動作領域を越えて電力用半導体デバイスが到達する高レベルを、個々の電力用半導体デバイスに加わる電圧が取得することが防止される。このようにして、直列接続された異なる電力用半導体デバイスの間の電圧の分布の平滑化が得られ、そして異なる電力用半導体デバイスの前記で説明した特性の大きな広がりまたは小さな広がりとは無関係に、良好な電圧の分割が達成される。この時、低い電流制限レベルを有する電力用半導体デバイスが前記の短絡回路安全動作領域を限定する電圧値を越える電極間電圧を受け取ることが回避される。したがって、電力用半導体デバイスの電極に加わる電圧に応じて電力用半導体デバイスのゲートに電流を確実に供給するおよびゲートから電流を確実に取り出すことにより、それぞれの電力用半導体デバイスのターン・オフが分離して制御される。ここでこの電流の供給は、電流源または電圧源のいずれかを通して達成することができる。
【0012】
本発明の好ましい実施例により、ターン・オフ工程の期間中のターン・オフ速度は、測定されたそれに加わる電圧が増大する時、個々の電力用半導体デバイスのおのおのに対して減少する。電圧の増大の遅延が最大である1個または複数個の電力用半導体デバイスの電圧の増大のこの遅延が、このようにして得られる。その結果、良好な電圧の分割が得られ、そしてターン・オフ工程における瞬間の過大電圧が減少し、そしてそれにより電力用半導体デバイスを前記の短絡回路安全動作領域 (SCSOA、short-circuit safe operation area)の範囲内に保持することができる。
【0013】
本発明のまた別の好ましい実施例により、個々の電力用半導体デバイスの2個の電極の間に測定される電圧が予め定められた値を越える時、この電力用半導体デバイスのゲートに対する前記電流源の方向をターン・オフ期間中の方向に対して反転することにより、電力用半導体デバイスをオンにするように変えられる。電力用半導体デバイスをこのように再びオンにすることにより、その電極に加わる電圧が個々の電力用半導体デバイスの最大許容レベルを越えて増大することを回避することができる。
【0014】
本発明のさらに別の好ましい実施例により、個々の電力用半導体デバイスのターン・オン工程の期間中に前記短絡回路状態が検出される時、そしてそれにより電力用半導体デバイスが電流制限モードにある時、電力用半導体デバイスの短絡回路安全動作領域に対する上限よりも低い前記予め定められた値を電圧が越える時に前記検出により生ずるターン・オフ工程の期間中に電力用半導体デバイスがオンに変えられる。その利点は前記説明から明らかである。
【0015】
本発明のまた別の好ましい実施例により、個々の電力用半導体デバイスのおのおのに対し、電力用半導体デバイスの2個の電極の間に測定された電圧が予め定められた値よりも低い限り実質的に一定の強度を有する漏洩電流がゲートから供給され、そして電圧のこの値が越えられる時、漏洩電流の強度が減少して電力用半導体デバイスのターン・オフの速度がさらに遅くなる。個々の電力用半導体デバイスのおのおのの電圧が許容されないレベルにまで増大しないことが、このことにより得られる。
【0016】
すぐ前で説明された実施例をさらに発展させた本発明の2つの好ましい実施例により、電力用半導体デバイスの電極に加わる電圧が増大する時、前記減少が、漏洩電流の強度の階段的減少または線形的減少により達成される。
【0017】
本発明のまた別の好ましい実施例により、電力用半導体デバイスの中の1つ電力用半導体デバイスの短絡回路状態が検出される時、この個々の電力用半導体デバイスの前記ターン・オフ工程が直ちに開始し、そして前記検出を知らせる信号が電力用半導体デバイスに共通である装置に送られる。するとこの装置は、直列に接続された他のすべての電力用半導体デバイスに信号を送り、個別に制御されるそのターン・オフ工程を開始する。短絡回路が最初に検出される電力用半導体デバイスに対しターン・オフ工程をこのように直ちに開始することにより、可能な限り最短の反応時間が得られ、それによりバルブの中の電力用半導体デバイスに及ぼすストレスを減少させる。
【0018】
本発明によるデバイスの好ましい実施例により、本発明による方法に従って前記で説明した好ましい実施例を実現することができる。
【0019】
本発明のまた別の目的は、前記で説明した本発明の前記の第2の状況に従う方法およびデバイスを得ることである。この方法およびデバイスにより、短絡回路が検出された時の先行技術によるこのような方法およびデバイスにおける前記で説明した不便を軽減することが分かった。
【0020】
この目的は本発明に従い、個々の電力用半導体デバイスのおのおのに対し、その電極に加わる電圧が分割され、そしてその小さな比例部分の大きさが測定され、そして電力用半導体デバイスにターン・オン命令を送るための時点から少なくともその導電工程の期間中に基準電圧と比較される、という方法により、そしてこのような方法を可能にするように設計されたそして別の請求項に記載されたデバイスを備えることにより得られる。
【0021】
電力用半導体デバイスにターン・オン命令を提供する時点からすでに、すなわち電極に加わる高い電圧において、その小さな比例部分を測定することにより、個々の電力用半導体デバイスのおのおのの電極に加わる電圧をこのように測定することが可能であることにより、電力用半導体デバイスがいつ短絡回路にターン・オンするかを従来可能であったよりは大幅に速く検出することが可能であるであろう。したがって、着目する電力用半導体デバイスを流れる短絡回路電流が、ターン・オフ工程を開始する前に、その高い値に到達する時間的余裕を有しないであろう。このことにより、電力用半導体デバイスが損傷を受ける危険が大幅に減少する。また着目する電力用半導体デバイスがオン状態にありそして短絡回路が生ずる時、このことを非常に急速に検出することができる。
【0022】
本発明の好ましい実施例により、個々の電力用半導体デバイスのおのおのに対して前記電圧が測定され、そして前記基準電圧値と実質的に常時比較される、すなわち電力用半導体デバイスがオフになる時にも比較される。このことは、回路の過大電圧に対して永久的な保護が得られることを意味し、そしてこの過大電圧を高速に検出する可能性を意味する。
【0023】
第2状況に従う本発明によるデバイスのまた別の好ましい実施例により、前記電圧分割器はゼロHzから電力用半導体デバイスの典型的なスイッチング周波数に対して高い周波数領域まで広がる広帯域幅を有する。したがって、この電圧分割器は静電圧を測定することができ、そしてそれにより基準として絶対レベルを有することができる。個々の電力用半導体デバイスのおのおのに加わる実際の電圧を同時に小さな遅延をもって測定することができる。それは、高速の遷移をこのように検出できるからである。
【0024】
本発明のこの他の利点および有利な特徴は、下記説明および他の請求項から容易に理解されるであろう。
【0025】
【発明の実施の形態】
例として挙げられた本発明の好ましい実施例が、添付図面を参照しながら下記で説明される。
【0026】
図1は、本発明が応用される高電圧変換器回路の位相分肢の概要図である。通常、3相交流電圧回路網に接続された工場設備に共通である直流コンデンサ3を有する3個の位相分肢が存在する。これは、ここではIGBTの形式である直列に接続された複数個の電力用半導体デバイス1と、このようなデバイスのおのおのと反平行に接続されたいわゆるフリー・ホイーリング・ダイオード2とを、従来の方式で有する。直列に接続された電力用半導体デバイスの総数は、図1に示されたよりも実際には多分大幅に多いであろう。電力用半導体デバイスの直列接続体は直流コンデンサ3に接続され、一方、電力用半導体デバイスの間の位相端子4は交流電圧回路網の例えば1つの位相に対する位相リアクトル5に接続される。図1の位相端子4の上に配置されたダイオードを有する電力用半導体デバイスは1つのIGBTバルブをこのように形成し、そしてその下に配置された電力用半導体デバイスはまた別のIGBTバルブを形成する。ここで、1つのIGBTバルブの中のすべての電力用半導体デバイスは、概略的に示されている駆動装置6からの信号により、同時にオンになる。したがって、第1IGBTバルブの中の電力用半導体デバイスは、正電位が位相端子4に要求される時に導電状態になり、そして第2IGBTバルブの中の電力用半導体デバイスは負電位が位相端子4に要求される時に導電状態になる。定められたパルス幅変調(PWM、pulse width modulation)パターンにより電力用半導体デバイスを制御することにより、直流コンデンサ3NI加わる直流電圧は位相端子4に電圧を発生するために用いることができる。位相端子4に発生する電圧の基本成分は、要求された振幅と周波数と位相位置とを有する交流電圧である。このような制御は、制御パルスを制御装置7から異なる駆動装置に送ることにより行われ、そして通常このことは光導電体を通して行われる。前記で説明したいずれかの欠陥状態の結果として、この形式の変換器回路の中に短絡回路が生ずることがある。そしてここで、このような短絡回路が例えば制御装置7の制御の欠陥により行われることがあり、したがって直流コンデンサ3は放電を開始し、そしてすべてのIGBT1を通して電流が同じ方向に流れる、ことが繰り返されることがある。本発明の目的は、このような状況で生ずる問題点を、すべての電力用半導体デバイスに損傷を与えない満足な方法で解決することである。
【0027】
図2は、個別の電力用半導体デバイスのための駆動装置6が、電力用半導体デバイスをオンにするために、電圧制限電流源8を通して電力用半導体デバイスのゲート9に正電流がどのように接続されるか、または、電力用半導体デバイスをオフにするために、第2電圧制限電流源10を通してゲートに負電流がどのように接続されるか、を示した図である。またはそれとは異なって、電流源8および電流源10は、それぞれオンにするおよびオフにすることにより電流をそのために適切である値に制限する、おのおのが抵抗器と直列に接続された2個の制御された電圧源であることができる。IGBTのコレクタ11とそのエミッタ12との間に電圧分割器回路13が接続されることが、本発明の特徴である。前記回路は、抵抗性電圧分割器と容量性電圧分割器との並列接続体である。したがってこの電圧分割器回路は、0Hzから数MHzであることが好ましい電力用半導体デバイスの典型的なスイッチング周波数に関して高い周波数領域にまで広がる広い帯域幅を有するように設計される。それによりこの電圧分割器回路は、急速な遷移を高速に検出することができる。接続点14にタップ点を設けることにより、コレクタ11とエミッタ12との間の電圧の小さな比例部分が測定され、そしてこの電圧の小さな比例部分が駆動装置6に送られる。電力用半導体デバイスに加えられる全電圧に対するこの小さな比例部分の比率を知ることにより、前記で説明した電圧をこのようにして決定することができる。
【0028】
短絡回路状態が生ずる時に起こることを検出しおよび処理することを、図3〜図5を参照して次に説明する。
【0029】
図3は、本発明の方法により短絡回路がどのようにして検出されるかを示した図である。個々の電力用半導体デバイスの2個の主要な電極に加わる電圧UCEが、制御装置7から電力用半導体デバイスの駆動装置6にターン・オン命令を送るために、そして駆動装置6をゲート9に接続するために電流源8および電流源10にそれからさらにターン・オン命令を送るために、時点15からの時間の関数として示されている。ターン・オン工程の開始プロセスの期間中、着目している電力用半導体デバイスは電流制限モードにあり、そしてそれに加えられる電圧が電力用半導体デバイスの安全動作領域に対する上限を越える値にまでは増大しないことが重要である。与えられた瞬間における電力用半導体デバイスの正規動作における電極間の最大電圧レベル17よりも大きくそして時間と共に変化する基準電圧値16が、電圧分割器回路13により決定された電力用半導体デバイスの電極に加えられる電圧と、部品31の中で比較される。電力用半導体デバイスが短絡回路にターン・オンする時、そのように測定された電圧は、通常よくあるように、電力用半導体デバイスの低いオン状態電圧にまで低下しなく、ほぼ鎖線にしたがって継続し、そして時点19で基準電圧値を越えるであろう。このことが起こる時、短絡回路が駆動装置6により検出され、そして電流源10をゲート9に接続することにより着目している電力用半導体デバイスに対しこのことはターン・オフ工程を直ちに開始させ、そして負ターン・オフ電流をゲートに供給する。矢印20で示されているように、前記検出を知らせる信号が制御装置7に同時に送られ、ここで、直列に接続されたすべての電力用半導体デバイスをオフにするように個別に制御されたターン・オフ工程を開始するために、制御装置7が2個の電流バルブのすべての他の電力用半導体デバイスに信号を送る。線路20および線路33が駆動装置と制御装置との間の光ファイバ通信路を形成することが好ましく、そして異なるコードを用いて例えば「短絡回路ターン・オフ」、「ターン・オン」、などを指示することができる。32は、前記で説明した先行技術による短絡回路検出デバイスが短絡回路の存在を検出する時点を示す。
【0030】
図4は、着目している電力用半導体デバイスを流れる電流21が時間と共にどのように発展するかを示した図であり、そして電流がどのように最大値に到達し、そしてその後、ターン・オフ工程が開始する時点19に関してどのように減少するかを示した図である。グラフ22は、電力用半導体デバイスの正規のターン・オンにおける電流の発展を示し、一方グラフ23は、もし前記で説明した先行技術の方法が短絡回路の検出のために用いられそして短絡回路が時点32で検出されるならば、電力用半導体デバイスを流れる電流がどのように発展するかを示している。ここで、電力用半導体デバイスが短絡回路工程の期間中に発揮する典型的な電流の積分値は、本発明により、グラフ23に従い先行技術の方法による場合の一部分である。電力用半導体デバイスの電流制限レベルがまた、点線34で示されている。
【0031】
電力用半導体デバイスがオンになる時に起こる短絡回路が、24において電力用半導体デバイスの電極に加わる電圧の増大によりどのように検出されるかが、図3にまた示されている。25は、その正規動作にある電力用半導体デバイスに対しターン・オフ命令を送る時点を示す。
【0032】
図5は、本発明によるターン・オフ工程が、個別の電力用半導体デバイスのおのおのに対し残りの他の電力用半導体デバイスとは無関係にどのように実行されるかを示した図である。その正規ターン・オフにおける電力用半導体デバイスのゲート9に送られる負ターン・オフ電流が、点線26により示されている。この電流は比較的に大きな強度を有することが好ましく、したがって低いターン・オフ損失を得るためにこのターン・オフは速いであろう。けれどもその結果、電力用半導体デバイスを流れる比較的小さな電流により比較的に大きいが劇的ではない電圧のオーバシュートを生ずる。けれども短絡回路がおこる時、丁度に高速であるターン・オフを実行することは可能ではないであろうが、電力用半導体デバイスのゲートに供給される負ターン・オフ電流27は小さな強度を有しなければならない。それは、電力用半導体デバイスを流れる比較的大きな短絡回路電流の結果として、大きな電圧オーバシュートを受け入れることができないからである。個別の電力用半導体デバイスの電極に加わる電圧が、まさにこのターン・オフ工程の期間中、電圧分割器回路13により常時測定される。そしてもしこの電圧が一定のレベル28を越えるならば、電力用半導体デバイスのゲートに送られる負電流の強度を減少させることにより、ターン・オフ速度が減少するであろう。ターン・オフ電流の強度を減少させるこれとは異なる2つの可能な方式が、図5に示されている。すなわち、階段的方式と線形的方式である。もし電力用半導体デバイスの2つの電極に加わる電圧が電力用半導体デバイスの短絡回路安全動作領域の上限30より低い予め定められた値29を越えるならば、電力用半導体デバイスのゲートに供給される電流の方向が反転されるであろう。そしてその電極に加わる電圧が受け入れ可能な値に減少するように再びオンにされ、それによりターン・オフを持続することができる。直列に接続された電力用半導体デバイスのおのおののターン・オフ工程のこのような個別の制御により、それらに加えられている電圧の差が平滑化され、そしてターン・オフ工程の全期間中それらの間に良好な電圧分布が得られる。したがって、いずれかの電力用半導体デバイスが「なだれ現象」の結果としてブレーク・ダウンすること、およびそれらの中に過大な熱が発生すること、が回避される。着目する電力用半導体デバイスに加わる電圧が直列に接続された電力用半導体デバイスに加わる平均電圧を一定の余裕量だけ越えるという事実にこのことが対応するように、電圧レベル28が選定されるべきであることが指摘される。それにより、着目する電力用半導体デバイスに加わる電圧が前記の平均電圧を明らかに越える前に、ターン・オフ工程の速度を遅くすることができる。階段的方式を簡単化することができ、そしてそれは28において電圧を直接にゼロ電圧に変えられることを意味する。
【0033】
もちろん本発明は前記で説明された実施例に限定されるわけでは決してなく、請求項に記載されている本発明の基本的概念の範囲内において、前記で既に説明した実施例以外の多くの変更実施例が可能であることは当業者には容易に理解されるであろう。
【0034】
図1に示されている高電圧変換器回路は、本発明の考えられる1つの応用例にすぎない。直列に接続された電力用半導体デバイスを備えた他の多くの回路は、短絡回路状態を処理するために本発明から利点を得ることができるであろう。
【0035】
「短絡回路状態」という用語は、短絡回路がどこで生じてもそれには関係なくすべての短絡回路の結果として、直列に接続された電力用半導体デバイスに生ずる諸問題に本発明が関係していることを示すために選定されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う問題点が応用可能である、直列に接続された複数個の電力用半導体デバイスを備えた可能な回路の概要図。
【図2】個別の電力用半導体デバイスの電極に加えられた電圧がどのようにして測定することができるか、および電力用半導体デバイスが駆動装置によりどのように制御できるか、を示した図。
【図3】本発明の方法により短絡回路がどのように検出できるかを示した図。
【図4】先行技術によりおよび本発明の方法により短絡回路を検出することに関し、短絡回路の後に電力用半導体デバイスを流れる電流の発展を比較したグラフ。
【図5】短絡回路の検出の後の個別の電力用半導体デバイスのターン・オフ工程が、本発明の方法による電力用半導体デバイスの電極に加えられた電圧に応じてどのようにして制御できるかを示したグラフ。
【符号の説明】
1 電力用半導体デバイス
6 制御部品
8、1 電流源
9 ゲート
11、12 電極
13 電圧分割器
31 比較部品

Claims (12)

  1. 個々の電力用半導体デバイスのおのおのの両方の電極11、12に加わる電圧が測定されることと、および加わる前記電圧に応じて電力用半導体デバイスのおのおのに対してそれにより達成されるターン・オフ工程の個別の制御のために前記電圧の大きさに応じて個別の電力用半導体デバイスのゲート9に電流が供給されまたはゲート9から電流が取り出され、前記電圧に関する情報を受け取り短絡回路の検出の後、電力用半導体デバイスに加わる測定された電圧が増大する時、ターン・オフ工程の期間中に個々の電力用半導体デバイスのおのおのに対するターン・オフ速度を減少させることを特徴とする、短絡回路状態の検出の後において直列に接続されたターン・オフ型の複数個の電力用半導体デバイス1を有する回路の中に起こる短絡回路状態を処理する方法。
  2. 請求項1に記載された方法において、個々の電力用半導体デバイスの2個の電極の間の測定された電圧が予め定められた値29を越える時、ターン・オフの期間中方向に関してこの電力用半導体デバイスのゲート9への前記電流供給の方向を反転することにより前記電力用半導体デバイスをオンにするように変えられることを特徴とする、前記方法。
  3. 請求項2に記載の方法において、個々の電力用半導体デバイスのターン・オン工程の期間中に前記短絡回路状態が検出される時およびそれにより電力用半導体デバイスが電流制限モードにある時、前記電力用半導体デバイスの短絡回路安全動作領域 (SCSOA、short-circuit safe operating area)に対する上限30よりも低い前記予め定められた値29を電圧が越える時に前記電力用半導体デバイスをオンにするように変えられることが前記検出により生ずるターン・オフ工程の期間中に行われることを特徴とする、前記方法。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載された方法において、個々の電力用半導体デバイス1のおのおのに対し、前記電力用半導体デバイスの2個の電極の間の測定された電圧が予め定められた値28以下である間は実質的に一定の電流強度を有する電流がターン・オフ電流としてゲートから供給され、そして電圧のこの値が越えられる時、ターン・オフ電流の強度が減少されて前記電力用半導体デバイスのターン・オフがさらに遅い速度で行われることを特徴とする、前記方法。
  5. 請求項4に記載の方法において、ターン・オフ電流の強度の減少が開始されることに関する前記予め定められた電圧値28が越えられる時、定められたさらに高い電圧値が通過される時にこのターン・オフ電流の強度が階段的に減少されることを特徴とする、前記方法。
  6. 請求項4に記載の方法において、ターン・オフ電流の強度の減少が開始されることに関する前記予め定められた電圧値28が越えられる時、前記電力用半導体デバイスの電極に加えられる電圧の立上がりに対しターン・オフ電流の強度が実質的に線形的に減少されることを特徴とする、前記方法。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載された方法において、前記電力用半導体デバイスの中の1つに短絡回路状態が検出される時、この個別の電力用半導体デバイスに対する前記ターン・オフ工程が直ちに開始され、そして前記電力用半導体デバイスに共通の装置7に前記検出を知らせる信号が送られ、その後、個別に制御されるそのターン・オフ工程を開始するために直列に接続された他のすべての電力用半導体デバイスにこの装置7が信号を送ることを特徴とする、前記方法。
  8. 個々の電力用半導体デバイスのおのおのの2個の電極11、12に加わる電圧を測定する部品13と、その導電を個別に制御するために個々の電力用半導体デバイスのおのおののゲート9に独立に電流を供給するまたはゲート9から独立に電流を供給する供給装置8、10と、前記電圧に関する情報を受け取および短絡回路の検出の後電力用半導体デバイスのおのおのに対しそれにより生ずるターン・オフ工程を個別に制御するために前記装置を制御する制御部品6と、を有し、電力用半導体デバイスに加わる測定された電圧が増大する時、ターン・オフ工程の期間中に個々の電力用半導体デバイスのおのおのに対するターン・オフ速度を減少させるために前記制御部品6が前記供給装置を制御することを特徴とする、短絡回路状態の検出の後において直列に接続されたターン・オフ型の複数個の電力用半導体デバイス1を有する回路の中に生ずる前記短絡回路状態を処理するためのデバイス。
  9. 請求項8に記載のデバイスにおいて、個々の電力用半導体デバイスのおのおのに加わる測定された電圧と前記電力用半導体デバイスに付随する基準電圧値とを比較し、および電力用半導体デバイスのおのおののターン・オフ工程を個別に制御するために前記制御部品6にこの比較に関する情報を送る、部品31を有することを特徴とする、前記デバイス。
  10. 請求項9に記載のデバイスにおいて、個々の電力用半導体デバイスの2個の電極11、12に加わる電圧が予め定められた基準値29を越える時、ターン・オフにおける方向に関してこの電力用半導体デバイスのゲート9に供給される電流の方向を反転することにより電力用半導体デバイスのオンへの遷移を引き起こさせるように前記制御部品6が前記供給装置を制御することを特徴とする、前記デバイス。
  11. 請求項8〜請求項10のいずれかに記載されたデバイスにおいて、個々の電力用半導体デバイスのおのおのの2個の電極に加わる電圧を測定するための前記部品が、それぞれの電力用半導体デバイスと並列に接続されおよび実際の電圧を決定するために前記電圧の一定の比例部分を測定する電圧分割器13を有することを特徴とする、前記デバイス。
  12. 請求項11に記載のデバイスにおいて、前記電圧分割器13がゼロHzから電力用半導体デバイスの典型的なスイッチング周波数に対して高い周波数領域にまで広がった大きな帯域幅を有することを特徴とする、前記デバイス。
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